JP2016158525A - がんの悪性度、予後及び/又は抗がん剤治療の有効性を判定するためのバイオマーカー、抗がん剤を選択するためのコンパニオン診断薬並びに抗がん剤 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】血液中のIL−6発現量が高いがん患者において特徴的な発現パターンを示す1種以上のマイクロRNAであるバイオマーカーであってがんの悪性度、予後及び/又は抗がん剤治療の有効性を、患者の免疫状況も考慮した形で判定することができるバイオマーカーの使用方法。更には、特定されるmiR、これに対する阻害性核酸又はそれらの機能的等価物は、がん細胞内に導入されることでがん細胞の増殖を抑制することができ、いずれも抗がん剤として利用することができるバイオマーカー。
【選択図】図1
Description
(1)表1及び表2に示されるID及びアクセッション番号で特定されるmiRよりなる群から選択される1種以上のmiRである、がんの悪性度、予後及び/又は抗がん剤治療の有効性を判定するためのバイオマーカー。
(3)がん患者におけるがんの悪性度及び/又は予後を判定する方法であって、
1)判定対象のがん患者から採取された血液における、表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上のmiRの発現量を測定する工程、
2)前記miRの発現量から表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上の相対的発現量を算出する工程、
3)2)で算出されたmiRの相対的発現量を、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量と比較する工程、並びに
4)判定対象のがん患者における表1に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して2倍以上である場合、及び/又は判定対象のがん患者における表2に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して1/2以下である場合に、判定対象のがん患者におけるがんの悪性度が高い及び/又は予後が不良であると判定する工程
を含む、前記判定方法。
(4)相対的発現量がグローバルノーマライゼーション法によって算出される、(3)に記載の判定方法。
(5)がんが大腸がんである、(3)又は(4)に記載の判定方法。
(6)がん患者における抗がん剤治療の有効性を判定する方法であって、
1)抗がん剤治療を受けたがん患者から採取された血液における、表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上のmiRの発現量を測定する工程、
2)前記miRの発現量から表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上の相対的発現量を算出する工程、
3)2)で算出されたmiRの相対的発現量を、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量と比較する工程、並びに
4)抗がん剤治療を受けたがん患者における表1に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して2倍以上である場合、及び/又は抗がん剤治療を受けたがん患者における表2に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して1/2以下である場合に、抗がん剤治療が有効でないと判定する工程
を含む、前記判定方法。
(7)表1に示されるmiRに対する阻害性核酸、その機能的等価物、表2に示されるmiR及びその機能的等価物よりなる群から選択される少なくとも一種以上の核酸を有効成分とする、抗がん剤。
(8)がんが大腸がんである、(7)に記載の抗がん剤。
(9)(7)又は(8)に記載の抗がん剤を含有する医薬。
(10)表1及び表2に示されるID及びアクセッション番号で特定されるmiRよりなる群から選択される1種以上のmiRを含む、がん治療のためのコンパニオン診断薬。
(11)(7)又は(8)に記載の抗がん剤の投与対象となる患者を選定するための、(10)に記載のコンパニオン診断薬。
本明細書を通じ、miRのID及びアクセション番号は、miRの配列情報等を集めたデータベースであるmiRBase(http://www.mirbase.org/)に定められたものが使用される。各miRの塩基配列は、前記データベースに登録されているとおりである。
1)判定対象のがん患者から採取された血液における、表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上のmiRの発現量を測定する工程、
2)前記miRの発現量から表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上の相対的発現量を算出する工程、
3)2)で算出されたmiRの相対的発現量を、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量と比較する工程、並びに
4)判定対象のがん患者における表1に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して2倍以上である場合、及び/又は判定対象のがん患者における表2に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して1/2以下である場合に、判定対象のがん患者におけるがんの悪性度が高い及び/又は予後が不良であると判定する工程を含む、前記判定方法に関する。
1)抗がん剤治療を受けたがん患者から採取された血液における、表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上のmiRの発現量を測定する工程、
2)前記miRの発現量から表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上の相対的発現量を算出する工程、
3)2)で算出されたmiRの相対的発現量を、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量と比較する工程、並びに
4)抗がん剤治療を受けたがん患者における表1に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して2倍以上である場合、及び/又は抗がん剤治療を受けたがん患者における表2に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して1/2以下である場合に、抗がん剤治療が有効でないと判定する工程を含む、前記判定方法に関する。
a)miRsの各塩基配列と少なくとも70%以上、好ましくは80%以上、より好ましくは90%以上、さらに好ましくは95%以上の同一性を示す塩基配列からなり、かつ抗腫瘍効果を有するRNA、
b)生体内においてmiRs又はa)のRNAを産生することができる核酸、
c)miRs、a)又はb)のRNAの塩基配列において一部の塩基がデオキシリボヌクレオチドに置き換えられたキメラ核酸であって、かつ抗腫瘍効果を有する核酸、
d)miRs又はa)〜c)のRNA若しくは核酸とこれに相補するDNA鎖又はRNA鎖とのハイブリッド核酸であって、かつ抗腫瘍効果を有する核酸、又は
e)miRs又はa)〜d)のRNA若しくは核酸の塩基配列の一部が修飾された又は非天然塩基によって置換された塩基配列からなり、かつ抗腫瘍効果を有する核酸。
1)血液の調製
69名の大腸がん患者から採取した血液から常法に従って調製した血清について、BD OptEIATM Human IL−6 ELISA Set(BD Bioscience社)を用いてIL−6の発現量を測定した。この測定によってIL−6の発現量が約15pg/mL血清以上と測定された患者(IL−6高値患者)5名及びIL−6の発現が上記測定では検出限界以下であった患者(IL−6低値患者)5名を選択した。各患者の血清の一部を別々に保存した残りを、IL−6高値患者、IL−6低値患者それぞれで一つに纏めて混合した。
1)で調製した2種類の混合血清に対して、東レ株式会社に委託して「miRNA Oligo chip」を用いたマイクロアレイ解析を行い、検出されたmiRごとの相対的発現量をグローバルノーマライゼーション法によって算出した。
混合血清についてのマイクロアレイ解析結果から、IL−6高値患者の血清における相対的発現量がIL−6低値患者の血清における相対的発現量に対して2倍以上であるmiRを選択し、それらのID、アクセッション番号及び測定された相対的発現量を前記表3に示した。同様に、IL−6高値患者の血清における相対的発現量がIL−6低値患者の血清における相対的発現量に対して1/2倍以下であるmiRを選択した。それらのID、アクセッション番号及び測定された相対的発現量を前記表4に示した。なお、表3及び表4は、表1及び表2に対して、各miRのIL−6高値患者の混合血清及びIL−6低値患者の混合血清におけるそれぞれの相対的発現量を追記したものである。
表1に示されるmiRの一つであるhsa−miR−4708−3pに対する阻害性核酸(DNA)を、SIGMA−ALDRICHに依頼して化学合成した。
Claims (11)
- がんが大腸がんである、請求項1に記載のバイオマーカー。
- がん患者におけるがんの悪性度及び/又は予後を判定する方法であって、
1)判定対象のがん患者から採取された血液における、請求項1に記載の表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上のmiRの発現量を測定する工程、
2)前記miRの発現量から前記表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上の相対的発現量を算出する工程、
3)2)で算出されたmiRの相対的発現量を、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量と比較する工程、並びに
4)判定対象のがん患者における前記表1に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して2倍以上である場合、及び/又は判定対象のがん患者における前記表2に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して1/2以下である場合に、判定対象のがん患者におけるがんの悪性度が高い及び/又は予後が不良であると判定する工程
を含む、前記判定方法。 - 相対的発現量がグローバルノーマライゼーション法によって算出される、請求項3に記載の判定方法。
- がんが大腸がんである、請求項3又は4に記載の判定方法。
- がん患者における抗がん剤治療の有効性を判定する方法であって、
1)抗がん剤治療を受けたがん患者から採取された血液における、請求項1に記載の表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上のmiRの発現量を測定する工程、
2)前記miRの発現量から前記表1及び/又は表2に示されるmiRの少なくとも一種以上の相対的発現量を算出する工程、
3)2)で算出されたmiRの相対的発現量を、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量と比較する工程、並びに
4)抗がん剤治療を受けたがん患者における前記表1に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して2倍以上である場合、及び/又は抗がん剤治療を受けたがん患者における前記表2に示されるmiRの相対的発現量が、血液中のIL−6の発現レベルが検出限界以下であるがん患者における相対的発現量に対して1/2以下である場合に、抗がん剤治療が有効でないと判定する工程
を含む、前記判定方法。 - 請求項1に記載の表1に示されるmiRに対する阻害性核酸、その機能的等価物、請求項1に記載の表2に示されるmiR及びその機能的等価物よりなる群から選択される少なくとも一種以上の核酸を有効成分とする、抗がん剤。
- がんが大腸がんである、請求項7に記載の抗がん剤。
- 請求項7又は8に記載の抗がん剤を含有する医薬。
- 請求項1に記載の表1及び表2に示されるID及びアクセッション番号で特定されるmiRよりなる群から選択される1種以上のmiRを含む、がん治療のためのコンパニオン診断薬。
- 請求項7又は8に記載の抗がん剤の投与対象となる患者を選定するための、請求項10に記載のコンパニオン診断薬。
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