JP2016158208A - アンテナ装置、及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】アンテナのQ値の低下を抑制する。
【解決手段】電子機器30に組み込まれ、外部機器40と電磁界信号を介して通信するアンテナ装置1であって、その開口部12bを介して幅方向に対向する導線12aが互いに近接するように巻回して設けられ、外部機器と誘導結合されるアンテナコイル12と、アンテナコイルの外部機器との対向面と反対側に少なくとも該アンテナコイルの一部と重畳するように開口部を貫通して設けられる磁性シート20と、を備え、アンテナコイルは、その長手方向に開口部を縦断する中心線を介して導線が一方向に周回する一方側部12a1と導線が他方向に周回する他方側部12a2に二分され、一方側部が対向面と反対側の面で磁性シートと重畳し、他方側部が対向面で磁性シートと重畳し、かつ、他方側部と重畳する磁性シートの端部がアンテナコイルの他方側部の端部よりも開口部側にずれるように構成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器に組み込まれ、発信器等の外部機器と電磁界信号を介して通信するアンテナ装置、及びこのアンテナ装置が組み込まれた電子機器に関する。
携帯電話機等の電子機器において、近距離非接触通信の機能を搭載するため、RFID(Radio Frequency Identification)用のアンテナモジュールが用いられている。このアンテナモジュールは、リーダライタ等の発信器に搭載されたアンテナコイルと誘導結合を利用して通信を行っている。すなわち、このアンテナモジュールは、リーダライタからの磁界をアンテナコイルが受けることによって、それを電力に変換して通信処理部として機能するICを駆動させることができる。
アンテナモジュールは、確実に通信を行うため、リーダライタからのある値以上の磁束をアンテナコイルで受ける必要がある。そのために、従来例に係るアンテナモジュールでは、携帯電話機の筐体にループコイルを設け、このコイルでリーダライタからの磁束を受けている。携帯電話機等の電子機器に組み込まれたアンテナモジュールは、機器内部の基板やバッテリパック等の金属がリーダライタからの磁界を受けることによって発生する渦電流のために、リーダライタからの磁束が跳ね返されてしまう。例えば、携帯電話機の筐体表面で考えると、リーダライタから来る磁界は、筐体表面の外周部分が強くなり、筐体表面の真ん中付近が弱くなる傾向にある。
通常のループコイルを用いるアンテナの場合では、ループコイルは、その開口部が上述した筐体表面の外周部分を通過する磁界をあまり受けられない携帯電話機の中央部分に位置している。このため、通常のループコイルを用いるアンテナでは、磁界を受ける効率が悪くなっている。そこで、電子機器に内蔵するRFIDアンテナモジュールにおいて、基板等の金属板を利用して通信特性を高める方法や、磁性シートを用いて磁束を増やして性能を高めるようにしたアンテナ装置が提案されている(例えば、特許文献1乃至4参照)。
特開2010−245776号公報 特開2010−252402号公報 特開2011−229133号公報 特開2012−217133号公報
しかしながら、NFCアンテナと金属板が近接した場合、アンテナで発生する磁場によって金属板に誘導される渦電流でアンテナのコイル抵抗が上昇して、アンテナを構成する同調回路が受信する電磁波の周波数における共振のピークの鋭さを示すQ値(Quality factor)が低下する問題があった。磁界が効率よく引き込まれるアンテナコイルの通信感度に係る特性となるQ値が下がると、アンテナの通信性能が低下してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、アンテナのQ値の低下を抑制することの可能な新規かつ改良されたアンテナ装置、及び電子機器を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、電子機器に組み込まれ、外部機器と電磁界信号を介して通信するアンテナ装置であって、その開口部を介して幅方向に対向する導線が互いに近接するように巻回して設けられ、前記外部機器と誘導結合されるアンテナコイルと、磁性体から形成され、前記アンテナコイルの前記外部機器との対向面と反対側に少なくとも該アンテナコイルの一部と重畳するように前記開口部を貫通して設けられる磁性シートと、を備え、前記アンテナコイルは、その長手方向に前記開口部を縦断する中心線を介して前記導線が一方向に周回する一方側部と前記導線が他方向に周回する他方側部に二分され、前記一方側部が前記対向面と反対側の面で前記磁性シートと重畳し、前記他方側部が前記対向面で前記磁性シートと重畳し、かつ、前記他方側部と重畳する前記磁性シートの端部が前記アンテナコイルの前記他方側部の端部よりも前記開口部側にずれるように構成される。
本発明の一態様によれば、磁性シートの端部をアンテナコイルの端部からずらすことによって、金属板による磁気シールド効果を利用したアンテナの抵抗を低減させるので、Q値の低減を抑制できる。
このとき、本発明の一態様では、前記アンテナコイルを前記磁性シートより幅方向に大きい構成、又は前記磁性シートを前記アンテナコイルより幅方向に小さい構成にすることによって、前記磁性シートの前記端部を前記アンテナコイルの前記他方側部の前記端部よりも前記開口部側にずらすこととしてもよい。
このようにすれば、磁性シートの端部をアンテナコイルの端部からずらせるので、金属板による磁気シールド効果を利用したアンテナの抵抗を低減させて、Q値の低減を抑制できるようになる。
また、本発明の一態様では、前記磁性シートの前記端部を前記アンテナコイルの前記他方側部の前記端部よりも該他方側部の幅方向の大きさの半分の距離だけ前記開口部側にずらすこととしてもよい。
このようにすれば、特に高いQ値を確保することができるので、アンテナの通信性能を良好にできる。
また、本発明の一態様では、前記アンテナコイルは、前記一方側部に周回する前記導線のピッチが前記他方側部に周回する前記導線のピッチと異なる大きさとなっていることとしてもよい。
このようにすれば、一方側部と他方側部のインダクタンスの大きさに差をつけられるので、アンテナコイルの一方側部と他方側部の誘起電圧が互いに打ち消し合うことによる通信性能の劣化を低減できる。
また、本発明の一態様では、前記アンテナコイルは、前記導線を略短冊形状に巻回して設けられる構成となっていることとしてもよい。
このようにすれば、特に、アンテナコイルを細長く略短冊形状に導線を巻回した構成とした場合でも、金属板による磁気シールド効果を利用して、アンテナコイルの一方側部と他方側部の誘起電圧が互いに打ち消し合うことによる通信性能の劣化を低減して、良好な通信特性が得られる。
また、本発明の他の態様は、前述した何れかのアンテナ装置が組み込まれ、外部機器と電磁界信号を介して通信可能な電子機器である。
本発明の他の態様によれば、アンテナのQ値の低減を抑制することによって、外部機器に対する電子機器の良好なアンテナ通信特性を確保することができる。
以上説明したように本発明によれば、磁性シートの端部をアンテナコイルの端部からずらすことによって、金属板による磁気シールド効果を利用した小型NFCアンテナの抵抗を低減させて、Q値の低減を抑制するので、アンテナの良好な通信性能を確保できる。
本発明の一実施形態に係るアンテナ装置が適用される無線通信システムの概略構成を示す斜視図である。 (A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置を備える電子機器の一例を示す斜視図であり、(B)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の配置を説明するための断面図である。 (A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す斜視図であり、(B)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す断面図である。 (A)は、本発明の他の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す斜視図であり、(B)は、本発明の他の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す断面図である。 (A)は、本発明の他の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す斜視図であり、(B)は、本発明の他の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す断面図である。 (A)は、本発明の他の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す斜視図であり、(B)は、本発明の他の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す断面図である。 (A)は、本発明の他の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す斜視図であり、(B)は、本発明の他の実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す断面図である。 (A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の比較例となる従来のアンテナ装置の概略構成を示す斜視図であり、(B)は、当該比較例におけるアンテナ装置の磁界強度を示す断面図である。 (A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の実施例の概略構成を示す斜視図であり、(B)は、当該実施例におけるアンテナ装置の磁界強度を示す断面図である。 (A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の他の実施例の概略構成を示す斜視図であり、(B)は、当該他の実施例におけるアンテナ装置の磁界強度を示す断面図である。 (A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための評価試験を説明するための斜視図であり、(B)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための評価試験を説明するための断面図である。 本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための評価試験における評価結果を示すグラフである。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
まず、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の構成について、図面を使用しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置が適用される無線通信システムの概略構成を示す斜視図であり、図2(A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置を備える電子機器の一例を示す斜視図であり、図2(B)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の配置を説明するための断面図である。
本実施形態に係るアンテナ装置1は、電子機器30に組み込まれ、外部機器と電磁界信号を介して通信する装置であって、例えば、図1に示すようなRFID用の無線通信システム100に組み込まれて使用される。
無線通信システム100は、図1に示すように、電子機器30に備わるアンテナ装置1と、アンテナ装置1に対するアクセスを行う外部機器となるリーダライタ40とを含む。ここで、アンテナ装置1とリーダライタ40とは、図1に示す三次元直交座標系XYZのXY平面において互いに対向するように配置されているものとする。
リーダライタ40は、XY平面において互いに対向するアンテナ装置1に対して、Z軸方向に磁界を発信する発信器として機能し、具体的には、アンテナ装置1に向けて磁界を発信するアンテナ41と、アンテナ41を介して誘導結合されたアンテナ装置1と通信を行う制御基板42とを備える。
すなわち、リーダライタ40は、アンテナ41と電気的に接続された制御基板42が配設されている。この制御基板42には、一又は複数の集積回路チップ等の電子部品からなる制御回路43が実装されている。この制御回路43は、アンテナ装置1から受信されたデータに基づいて、各種の処理を実行する。
例えば、制御回路43は、アンテナ装置1に対してデータを送信する場合、データを符号化し、符号化したデータに基づいて、所定の周波数(例えば、13.56MHz)の搬送波を変調し、変調した変調信号を増幅し、増幅した変調信号でアンテナ41を駆動する。また、制御回路43は、アンテナ装置1からデータを読み出す場合、アンテナ41で受信されたデータの変調信号を増幅し、増幅したデータの変調信号を復調し、復調したデータを復号する。
なお、制御回路43では、一般的なリーダライタで用いられる符号化方式及び変調方式が用いられ、例えば、マンチェスタ符号化方式やASK(Amplitude Shift Keying)変調方式が用いられている。また、以下では、非接触通信システムにおけるアンテナ装置等について説明をするが、Qi(チー)等の非接触充電システムについても同様に適用することができるものとする。
アンテナ装置1は、例えば、リーダライタ40とXY平面において対向するように配置される携帯電話機等の電子機器30の筐体32の内部に組み込まれる。本実施形態では、アンテナ装置は、誘導結合されたリーダライタ40との間で通信可能となるアンテナコイル12が実装されたアンテナ基板11(図2(A)参照)を有するアンテナモジュール2と、アンテナコイル12に流れる電流により駆動し、リーダライタ40との間で通信を行う通信処理部13と、金属板3とを備える。
アンテナモジュール2は、電子機器30の筐体32(図2(A)参照)の内部に設けられ、誘導結合されたリーダライタ40との間で通信を行う。本実施形態では、図1に示すように、アンテナモジュール2は、アンテナ基板11と、通信処理部13と、接続部14とを備える。
アンテナ基板11には、例えばフレキシブルフラットケーブルなどの可撓性の導線12aがパターンニング処理などをすることによって形成されるアンテナコイル12と、アンテナコイル12と通信処理部13とを電気的に接続する端子部14とが実装されている。
アンテナコイル12は、リーダライタ40から発信される磁界を受けると、リーダライタ40と誘導結合によって磁気的に結合され、変調された電磁波を受信して、端子部14を介して受信信号を通信処理部13に供給する機能を有する。アンテナコイル12は、図2(A)に示すように略短冊形状をなし、外形に沿ってアンテナコイル12の1本の導線12aが周回されており、その中心側が開口部12bとなっている。すなわち、アンテナコイル12は、その開口部12bを介して幅方向(図2(A)に示すX方向)に対向する導線12aが互いに近接するように巻回して設けられる。また、アンテナコイル12は、導線12aが周回する主面が通信時にリーダライタ40と図1に示すXY平面において対向するように配置される。
通信処理部13は、アンテナコイル12に流れる電流により駆動し、リーダライタ40との間で通信を行う。具体的に、通信処理部13は、受信された変調信号を復調し、復調したデータを復号して、復号したデータを、当該通信処理部13が有する内部メモリに書き込む。また、通信処理部13は、リーダライタ40に送信するデータを内部メモリから読み出し、読み出したデータを符号化し、符号化したデータに基づいて搬送波を変調し、誘導結合によって磁気的に結合されたアンテナコイル12を介して変調された電波をリーダライタ40に送信する。なお、通信処理部13は、アンテナコイル12に流れる電力ではなく、電子機器内に組み込まれたバッテリパックや外部電源などの電力供給手段から供給された電力によって駆動してもよい。
金属板3は、電子機器30の筐体32内に設けられ、外部機器となるリーダライタ40に対向する第1の導電体となる。金属板3は、例えば、携帯電話やスマートフォン、又はタブレットPC等の電子機器の筐体内に設けられ、アンテナモジュール2の通信時にリーダライタ40に対向する第1の導電体を構成するものである。当該第1の導電体として、例えば、スマートフォンの筐体の内面に貼付されたメタルカバーや、スマートフォン内に収納されたバッテリパックの金属筐体、あるいは、タブレットPCの液晶モジュールの裏面に設けられた金属板等が相当する。
バッテリパック等の金属板3は、電気を比較的よく流すので、外部から交流磁界が加わると渦電流が発生し、磁界を跳ね返してしまう。このような外部から交流磁界が加わるときの磁界分布を調べると、リーダライタ40と対向した金属板3の端部3aの磁界が強いという特性を有する。このため、本実施形態では、アンテナモジュール2のアンテナコイル12を携帯電話機30の筐体32内部に設けられたバッテリパック等の金属板3の外縁側に設けている。このように、アンテナコイル12を金属板3の外縁側に設けることによって、携帯電話機等の電子機器30に組み込んだ際に当該電子機器30の小型化を図りつつ、リーダライタ40との間で良好な通信特性が実現される。
本実施形態では、アンテナコイル12は、例えば、図2(A)に示すような三次元直交座標系XYZのXY平面上であって、携帯電話機30の筐体32内部に設けられたバッテリパック等の金属板3と、筐体32の内周壁32aとの間に配置される。なお、アンテナコイル12は、上記のように金属板3と筐体32の内周壁32aとの間だけでなく、例えば、集積回路基板などの筐体内部に配置された導電体と筐体の内周壁との隙間に設けるようにしてもよい。
また、本実施形態では、図2(B)に示すように、アンテナ基板11上に形成されるアンテナコイル12の外部機器40との対向面と反対側の面に、少なくとも当該アンテナコイルの一部と重畳するように、磁性シート20がアンテナコイル12の開口部12bを貫通して設けられる。磁性シート20は、酸化鉄や酸化クロム、コバルト、フェライト等の磁性体から形成され、アンテナモジュール2の通信特性を高めるために、当該アンテナモジュール2の通信時にリーダライタ40から送られる磁束をアンテナコイル12の中心側に向けて誘導する機能を有する。
さらに、本実施形態では、アンテナコイル12は、その長手方向に開口部12bを縦断する中心線L1を介して導線12aが一方向に周回する一方側部12a1と導線12aが他方向に周回する他方側部12a2に二分されている。そして、図2(B)に示すように、一方側部12a1が外部機器40との対向面と反対側の面で磁性シート20と重畳し、他方側部12a2が当該対向面で磁性シート20と重畳し、かつ、他方側部12a2と重畳する磁性シート20の端部20cがアンテナコイル12の他方側部12a2の端部12cよりも開口部12b側にずれるように構成されることを特徴とする。なお、アンテナコイル12の構成の詳細な説明については、後述する。
次に、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の概略構成について、図面を使用しながら説明する。図3(A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す斜視図であり、図3(B)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の概略構成を示す断面図である。なお、図3(A)及び(B)では、図2(B)に示すアンテナ基板11を省略して図示しているものとする。
本実施形態に係るアンテナ装置1は、図3(A)、(B)に示すように、アンテナコイル12が導線12aを略短冊形状に巻回して設けられる構成となっている。すなわち、アンテナコイル12は、その開口部12bを介して幅方向(図3(A)に示すX方向)に対向する導線12aが互いに近接するように巻回して設けられ、長手方向(図3(A)に示すY方向)に展開するように長尺化した形状となっている。また、アンテナコイル12は、その長手方向に開口部12bを縦断する直線である中心線L1を介して導線12aが一方向(図3(A)、(B)に示すY軸正方向)に周回する一方側部12a1と、導線12が他方向(図3(A)、(B)に示すY軸負方向)に周回する他方側部12a2に二分される。
アンテナコイル12のリーダライタ40(図1参照)との対向面と反対側には、少なくともフェライト等の磁性体からなる磁性シート20がアンテナコイル12の一部と重畳するように、アンテナコイル12の開口部12bを貫通して設けられる。本実施形態では、アンテナコイル12を細長く略短冊形状に導線12aを巻回した構成とした場合でも、金属板3による磁気シールド効果を利用して、アンテナコイル12の一方側部12a1と他方側部12a2の誘起電圧が互いに打ち消し合うことによる通信性能の劣化を低減させるために、磁性シート20をアンテナコイル12の開口部12bを貫通して設けることによって、良好なアンテナの通信特性を確保している。
本発明者は、前述した本発明の目的を達成するために鋭意検討を重ねた結果、磁性シート20の端部20cをアンテナコイル12の端部12cからずらすことによって、金属板3による磁気シールド効果を利用したアンテナの抵抗を低減させるので、Q値の低減を抑制できることを見出した。なお、Q値は、アンテナコイル12を流れる電流の角周波数をω(ω=2πf:f=アンテナコイルを流れる電流の周波数)、アンテナコイルのインダクタンスをL、アンテナコイル12の損失を含む抵抗をRとすると、ωL/Rで表される。
本実施形態では、アンテナ装置1は、図3(A)及び(B)に示すように、アンテナコイル12の一方側部12a1がリーダライタ40との対向面と反対側の面で磁性シート20と重畳し、他方側部12a2が当該対向面で磁性シート20と重畳した構成となっている。そして、本実施形態のアンテナ装置1は、他方側部12a2と重畳する磁性シート20の端部20cがアンテナコイル12の他方側部12a2の端部12cよりも開口部12b側にずれるように構成されていることを特徴とする。
具体的には、アンテナコイル12を磁性シート20より幅方向に大きい構成、又は磁性シート20をアンテナコイル12より幅方向に小さい構成にすることによって、磁性シート20の端部20cをアンテナコイル12の他方側部12a2の端部12cよりも開口部12b側にずらした構成となっている。なお、ここで言及する「幅方向」とは、アンテナコイル12の長手方向(図3(A)におけるY軸方向)に対する幅方向(図3(A)におけるX軸方向)を示す。
このように、磁性シート20の端部20cをアンテナコイル12の端部12cからずらすことによって、金属板3による磁気シールド効果を利用したアンテナの抵抗を低減させられるので、アンテナのQ値の低減を抑制できる。このため、良好なアンテナの通信性能を維持することができる。
特に、本実施形態のアンテナ装置1は、金属板3の端部3aに長手方向に細長いアンテナコイル12を置くことによって、アンテナの通信性能を良好にする磁気シールド効果を利用している。このように、アンテナコイル12を金属板3の近くに置くと、アンテナのQ値が低下する問題があったが、本実施形態では、アンテナのQ値の低減を抑制するために、磁性シート20の端部20cをアンテナコイル12の端部12cの内側にずらす構成としている。
すなわち、電子機器30に内蔵し、基板等の金属板3の磁気シールド効果による磁束の集中を利用して特性を上げるアンテナモジュール2において、金属板3と対向する面への磁束の広がりを低減させるために、金属板3と対向する部分の磁性シート20の面積をアンテナコイル12の面積より小さくしている。特に、磁性シート20の端部20cをアンテナコイル12の他方側部12a2の端部12cよりも当該他方側部12a2の幅方向の大きさの半分の距離だけ開口部12b側にずらすことによって、高いQ値を確保することができるので、アンテナの通信性能が良好になる。ここで言及する「他方側部12a2の幅方向の大きさの半分の距離」とは、他方側部12a2の幅方向(図3(B)に示すX軸方向)の大きさの50%前後から60%程度の略半分の大きさの距離を含むものとする。
なお、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置1は、アンテナコイル12の導線12aのピッチが一方側部12a1と他方側部12a2でそれぞれ等間隔であるため、一方側部12a1と他方側部12a2の面積が略同一の大きさとなっている。しなしながら、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置1は、磁性シート20の端部20cをアンテナコイル12の端部12cの内側にずらす構成となっていれば、かかる場合に限定されない。
例えば、図4(A)及び(B)に示すように、開口部112bに磁性シート120を貫通させたアンテナコイル112の導線112aのピッチが一方側部112a1より他方側部112a2の方を小さくして、かつ磁性シート120の他方側部112a2と重畳する部分の面積も小さくしてもよい。このように、一方側部112a1と他方側部112a2の導線112aのピッチ間隔を変えて、他方側部112a2の方が一方側部112a1よりも面積を小さくした場合でも、磁性シート120の端部120cをアンテナコイル112の端部112cの内側にずらす構成となっていれば、アンテナのQ値の低減を抑制できる。
また、図5(A)及び(B)に示すように、開口部212bに磁性シート220を貫通させたアンテナコイル212の導線212aのピッチが一方側部212a1より他方側部212a2の方が大きくしてもよい。このように、一方側部212a1と他方側部212a2の導線212aのピッチ間隔を変えて、他方側部212a2の方が一方側部212a1よりも面積を大きくした場合でも、磁性シート220の端部220cをアンテナコイル212の端部212cの内側にずらす構成となっていれば、アンテナのQ値の低減を抑制できる。
さらに、図6(A)及び(B)に示すように、開口部312bに磁性シート320を貫通させたアンテナコイル312の導線312aのピッチが一方側部312a1より他方側部312a2の方が大きくして、かつ磁性シート320の一方側部312a1と他方側部312a2と重畳する部分の面積をそれぞれ同じにしてもよい。このように、一方側部312a1と他方側部312a2の導線312aのピッチ間隔を変えて、他方側部312a2の方を一方側部312a1よりも面積を大きくした場合でも、磁性シート320の端部320cをアンテナコイル312の端部312cの内側にずらす構成となっていれば、アンテナのQ値の低減を抑制できる。
また、図7(A)及び(B)に示すように、開口部412bに磁性シート420を貫通させたアンテナコイル412の導線412aのピッチが一方側部412a1より他方側部412a2の方が大きくして、かつ磁性シート420と重畳する部分の面積を一方側部412a1よりも他方側部412a2の方を大きくしてもよい。このように、一方側部412a1と他方側部412a2の導線412aのピッチ間隔を変えて、他方側部412a2の方を一方側部412a1よりも面積を大きくして、かつ、磁性シート420と重畳する部分の面積を一方側部412a1よりも他方側部412a2の方を大きくした場合でも、磁性シート420の端部420cをアンテナコイル412の端部412cの内側にずらす構成となっていれば、アンテナのQ値の低減を抑制できる。
これらの本発明の他の実施形態のように、アンテナコイルの一方側部と他方側部の導線のピッチを異なる大きさとして、一方側部と他方側部のインダクタンスの大きさに差をつけられるようにすることによって、アンテナコイルの一方側部と他方側部の誘起電圧が互いに打ち消し合うことによる通信性能の劣化を低減できる。また、その際に、磁性シートの端部をアンテナコイルの端部からずらすことによって、金属板による磁気シールド効果を利用したアンテナの抵抗を低減させるので、Q値の低減を抑制できる。
すなわち、アンテナコイルの中央側の開口部に磁性シートを挿入するNFCアンテナにおいて、アンテナコイルの面積に対して磁性シートの面積を狭めることによって、金属板と対向する面への磁束の広がりを低減させられる。このため、金属板による磁気シールド効果を利用した小型NFCアンテナの抵抗を低減させることによって、Q値の低減を抑制できるので、良好なアンテナの通信性能を確保できる。
次に、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の検討評価の実施例について、図面を使用しながら説明する。なお、本発明は、本実施例に限定されるものではない。
まず、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の磁性シートの大きさの変化に基づく、磁界強度の検証結果を示す実施例について、図面を使用しながら説明する。図8(A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の比較例となる従来のアンテナ装置の概略構成を示す斜視図であり、図8(B)は、当該比較例におけるアンテナ装置の磁界強度を示す断面図である。また、図9(A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の実施例の概略構成を示す斜視図であり、図9(B)は、当該実施例におけるアンテナ装置の磁界強度を示す断面図である。さらに、図10(A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の他の実施例の概略構成を示す斜視図であり、図10(B)は、当該他の実施例におけるアンテナ装置の磁界強度を示す断面図である。
本実施例及び比較例では、NFCアンテナとして、40mm×12mmで導線512aが4ターンのアンテナコイル512の開口部512bに磁性シート520を挿入して、磁性シート520(521、522)の端部520cをアンテナコイル512の端部512cからずらすことによって、磁性シート520の幅(図8に示すX軸方向)を変えた場合の磁界強度分布を観察した。具体的には、アンテナコイル512と磁性シート520の幅がほぼ同等の場合、磁性シートの幅が少し狭い場合(コイル幅12mm、磁性シート幅10mm)、及び磁性シートの幅をさらに狭めた場合(コイル幅12mm、磁性シート幅8mm)におけるNFCアンテナ(40mm×12mm、4ターン)の端子に0.05Wの電力を給電した場合における磁界強度の分布を観察した。
アンテナコイル512と磁性シート520の幅がほぼ同等の場合では、図8(B)に示すように、アンテナ上面と下面にほぼ同等の磁界の広がりが見える。このため、磁界が拡がったものの下に金属板を持ってきた場合には、その金属板を磁気シールドする効果が金属板に働くので、流れた電流がジュール熱を発して、その分、損失してしまい、アンテナコイルの抵抗が高まる。
これに対して、磁性シート521の端部521cをアンテナコイル512の端部512cからずらして磁性シート521の幅を少し狭めた場合では、図9(B)に示すように、アンテナ下面の磁界の広がりが減少して、アンテナコイル512の上側に磁界が集中するようになる。さらに、磁性シート522の端部522cをアンテナコイル512の端部512cからずらして磁性シート522の幅を更に狭めた場合では、図10(B)に示すように、アンテナ下面の磁界の広がりが更に減少して、よりアンテナコイル512の上側に磁界が集中するようになる。
かかる検討結果から、アンテナコイル512の端部512cと磁性シート520(521、522)の端部520c(521c、522c)で磁界の広がりが強まることが分かる。このため、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置1では、その磁界の広がりを分散させるために、アンテナコイル12(図2(B)参照)の端部12cと磁性シート20の端部20cの部分をずらすようにしている。
次に、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための評価試験について、図面を使用しながら説明する。図11(A)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための評価試験を説明するための斜視図であり、図11(B)は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための評価試験を説明するための断面図である。また、図12は、本発明の一実施形態に係るアンテナ装置の作用・効果を確認するための評価試験における評価結果を示すグラフである。
この評価試験では、磁性シート620によるアンテナQ値の改善について検討した。具体的には、金属板603の外縁側に重畳されたアンテナコイル612の開口部612bに貫通させた磁性シート620を端部620cからカットして、Q値の改善効果を評価した。具体的には、アンテナコイル612の大きさを40mm×12mm、第1の金属板となるアルミ板603の大きさを100mm×100mm×0.3mmとした場合に、図11(B)に示すように、磁性シート620を端部620cからカットして、アンテナコイル620の端部620cまでの距離を変更した場合におけるアンテナのQ値の変化を確認した。
前述した評価試験における評価結果を図12に示す。図12に示すように、磁性シート620をカットしない場合、すなわち、アンテナコイル612と磁性シート620の幅がほぼ同等の場合と比べると、磁性シート620を端部620cからカットすると、アンテナのQ値が上昇することが分かる。しかしながら、磁性シート620の端部620cからのカット幅が3mmより大きくなると、Q値が低下し始めることが分かる。このことから、磁性シート620の端部620cをアンテナコイル612の他方側部の端部612cよりも当該他方側部の幅方向の大きさの半分の距離だけ開口部612b側にずらした場合に、最も高いQ値を確保することができるので、アンテナの通信特性を良好に出来ることが分かる。
なお、上記のように本発明の各実施形態及び各実施例について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは、当業者には、容易に理解できるであろう。従って、このような変形例は、全て本発明の範囲に含まれるものとする。
例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また、アンテナ装置及び電子機器の構成、動作も本発明の各実施形態及び各実施例で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
1 アンテナ装置、2 アンテナモジュール、3 金属板(第1の導電体)、3a (金属板の)端部、11 アンテナ基板、12、112、212、312、412、512、612 アンテナコイル、12a、112a、212a、312a、412a、512a、612a 導線、12a1、112a1、212a1、312a1、412a1、512a1、612a1 一方側部、12a2、112a2、212a2、312a2、412a2、512a2、612a2 他方側部、12b、112b、212b、312b、412b、512b、612b 開口部、12c、112c、212c、312c、412c、512c、612c (アンテナコイルの)端部、13 通信処理部、14 端子部、20、120、220、320、420、520、521、522、620 磁性シート、20c、120c、220c、320c、420c、520c、521c、522c、620c (磁性シートの)端部、30 電子機器、32 筐体、32a (筐体の)側壁部、40 リーダライタ(外部機器)、41 アンテナ、42 制御基板、43 制御回路、L1 中心線

Claims (6)

  1. 電子機器に組み込まれ、外部機器と電磁界信号を介して通信するアンテナ装置であって、
    その開口部を介して幅方向に対向する導線が互いに近接するように巻回して設けられ、前記外部機器と誘導結合されるアンテナコイルと、
    磁性体から形成され、前記アンテナコイルの前記外部機器との対向面と反対側に少なくとも該アンテナコイルの一部と重畳するように前記開口部を貫通して設けられる磁性シートと、を備え、
    前記アンテナコイルは、その長手方向に前記開口部を縦断する中心線を介して前記導線が一方向に周回する一方側部と前記導線が他方向に周回する他方側部に二分され、前記一方側部が前記対向面と反対側の面で前記磁性シートと重畳し、前記他方側部が前記対向面で前記磁性シートと重畳し、かつ、前記他方側部と重畳する前記磁性シートの端部が前記アンテナコイルの前記他方側部の端部よりも前記開口部側にずれるように構成されるアンテナ装置。
  2. 前記アンテナコイルを前記磁性シートより幅方向に大きい構成、又は前記磁性シートを前記アンテナコイルより幅方向に小さい構成にすることによって、前記磁性シートの前記端部を前記アンテナコイルの前記他方側部の前記端部よりも前記開口部側にずらす請求項1に記載のアンテナ装置。
  3. 前記磁性シートの前記端部を前記アンテナコイルの前記他方側部の前記端部よりも該他方側部の幅方向の大きさの半分の距離だけ前記開口部側にずらす請求項2に記載のアンテナ装置。
  4. 前記アンテナコイルは、前記一方側部に周回する前記導線のピッチが前記他方側部に周回する前記導線のピッチと異なる大きさとなっている請求項1乃至3の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  5. 前記アンテナコイルは、前記導線を略短冊形状に巻回して設けられる構成となっている請求項1乃至4の何れか1項に記載のアンテナ装置。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載のアンテナ装置が組み込まれ、外部機器と電磁界信号を介して通信可能な電子機器。
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