JP2016157475A - 情報処理システム、およびサーバ - Google Patents

情報処理システム、およびサーバ Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの意思がより反映されたレコメンドを実現することが可能な、情報処理装置、サーバ、情報処理システム、および情報処理方法を提供する。【解決手段】レコメンド情報を生成するサーバと通信を行う通信部と、レコメンド情報をサーバに生成させるための、複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するデータ生成部と、生成された送信データを、サーバに送信する送信処理部とを備える、情報処理装置が提供される。【選択図】図7

Description

本開示は、情報処理装置、サーバ、情報処理システム、および情報処理方法に関する。
商品やサービスを提供する事業者は、提供する商品やサービスにユーザ(顧客)を誘引するための様々な施策を行っている。上記施策としては、例えば、Web広告やダイレクトメールを介したクーポンのユーザへの提供や、ユーザの商品の購入などに係る履歴やサービスの利用に係る履歴などを解析してユーザが興味がありそうな情報をユーザに提供するレコメンドなどが挙げられる。
また、提供する商品やサービスなどに対するユーザの誘引に係る技術も開発されている。電子バリューの流通状況を電子バリューの発行者が取得することが可能な電子バリュー流通システムに係る技術としては、例えば、特許文献1に記載の技術が挙げられる。
特開2005−301586号公報
例えば特許文献1に記載の技術が用いられる場合には、電子バリューがユーザ間において譲渡されたときにおいても、電子バリューの発行者は、電子バリューの授受の状況を把握することが可能である。つまり、特許文献1に記載の技術が用いられる場合には、電子バリューの授受があったとしても、電子バリューを使用したユーザを把握することができる。よって、特許文献1に記載の技術を用いることによって、ユーザの嗜好により合う電子クーポンをユーザに提供することができる可能性がある。
ここで、特許文献1に記載の技術では、電子バリューの発行者側のサーバが、受信した電子クーポンの譲渡や授受に関する流通情報に基づいてユーザの嗜好情報を更新し、嗜好情報を次回の電子クーポンの発行に用いる。そのため、特許文献1に記載の技術が用いられる場合には、受信した電子クーポンの譲渡や授受に関する流通情報に基づいて、電子バリューの発行者側のサーバがユーザの嗜好情報を更新するので、例えば、ユーザが特に意図せずに使用した電子クーポンによって、ユーザの嗜好情報が更新されてしまうことが起こりうる。
よって、特許文献1に記載の技術を用いたとしても、ユーザが所望する情報をユーザに提供することが可能なレコメンドを実現することができるとは、限らない。
本開示では、ユーザの意思がより反映されたレコメンドを実現することが可能な、新規かつ改良された情報処理装置、サーバ、情報処理システム、および情報処理方法を提案する。
本開示によれば、レコメンド情報を生成するサーバと通信を行う通信部と、レコメンド情報を上記サーバに生成させるための、複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、上記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するデータ生成部と、生成された送信データを、上記サーバに送信する送信処理部と、を備える、情報処理装置が提供される。
また、本開示によれば、外部装置と通信を行う通信部と、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、ログデータとを含む送信データを解析する解析部と、上記通信部に、上記匿名情報が示すユーザに関連する関連情報を、外部装置へと送信させる送信処理部と、を備える、サーバが提供される。
また、本開示によれば、情報処理装置と、上記情報処理装置と通信を行うサーバと、を有し、上記情報処理装置は、上記サーバと通信を行う装置側通信部と、複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、上記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するデータ生成部と、生成された送信データを、上記サーバに送信する装置側送信処理部と、を備え、上記サーバは、上記情報処理装置と通信を行うサーバ側通信部と、上記送信データに含まれるログデータのうちの、上記組合せ情報に対応するログデータを解析して、レコメンド情報を生成する解析部と、上記通信部に、生成されたレコメンド情報を、上記情報処理装置へと送信させるサーバ側送信処理部と、を備える、情報処理システムが提供される。
また、本開示によれば、情報処理装置と、上記情報処理装置と通信を行うサーバと、を有し、上記情報処理装置は、上記サーバと通信を行う通信部と、複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、上記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するデータ生成部と、生成された送信データを、上記サーバに送信する送信処理部と、を備え、上記サーバは、上記情報処理装置から送信された上記送信データに含まれるログデータのうちの、上記組合せ情報に対応するログデータを、上記送信データに含まれる上記匿名情報に基づいて、匿名のユーザごとに管理し、外部装置から送信された送信要求に対応するログデータを、上記匿名情報が示すユーザに関連する関連情報として、上記送信要求を送信した外部装置へと送信する、情報処理システムが提供される。
また、本開示によれば、レコメンド情報を受信するための、複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、上記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するステップと、生成された送信データを、レコメンド情報を生成するサーバに送信するステップと、を有する、情報処理方法が提供される。
また、本開示によれば、複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、上記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを受信するステップと、上記送信データに含まれるログデータのうちの、上記組合せ情報に対応するログデータを解析してレコメンド情報を生成するステップと、生成されたレコメンド情報を、上記送信データを送信した情報処理装置へと送信するステップと、を有する、情報処理方法が提供される。
本開示によれば、ユーザの意思がより反映されたレコメンドを実現することができる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの一例を示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理装置における、ユーザ操作に基づく設定情報の設定方法の一例を示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理装置における、ユーザ操作に基づく設定情報の設定方法の一例を示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理装置が生成する送信データの一例を示す説明図である。 第2の実施形態に係る情報処理システムの一例を示す説明図である。 第2の実施形態に係る情報処理システムにより生まれうるユーザ間のつながりの一例を示す説明図である。 本実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す説明図である。 本実施形態に係るサーバの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態に係るサーバのハードウェア構成の一例を示す説明図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、以下では、下記に示す順序で説明を行う。
1.本実施形態に係る情報処理システム
2、本実施形態に係る情報処理装置、サーバ
3.本実施形態に係るプログラム
(本実施形態に係る情報処理システム)
[1]第1の実施形態に係る情報処理システム
図1は、第1の実施形態に係る情報処理システムの一例を示す説明図である。第1の実施形態に係る情報処理システムは、情報処理装置100と、サーバ200とを有し、情報処理装置100とサーバ200とは、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)無線/有線で接続される。図1では、情報処理装置100とサーバ200とが、ネットワーク300で接続される例を示している。
ここで、ネットワーク300としては、例えば、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)などの有線ネットワーク、無線LAN(WLAN;Wireless Local Area Network)や無線PAN(WPAN;Wireless Personal Area Network)、基地局を介した無線WAN(WWAN;Wireless Wide Area Network)などの無線ネットワーク、あるいは、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などの通信プロトコルを用いたインターネットなどが挙げられる。
なお、図1では、情報処理装置100として、スマートフォンや携帯電話などのような通信装置を示しているが、本実施形態に係る情報処理装置100は、図1に示す例に限られない。また、本実施形態に係るサーバ200が、図1に示す外形の装置に限られないことは、言うまでもない。また、図1では、1つの情報処理装置100を示しているが、第1の実施形態に係る情報処理システムの構成は、上記に限られない。例えば、第1の実施形態に係る情報処理システムは、それぞれがサーバ200と通信を行うことが可能な、複数の情報処理装置を有していてもよい。
第1の実施形態に係る情報処理システムでは、情報処理装置100が、レコメンド情報を受信するための送信データを生成して、生成した送信データをサーバ200へ送信する。また、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、サーバ200が、受信した送信データに含まれるログデータを解析してレコメンド情報を生成し、生成したレコメンド情報を、情報処理装置100へと送信する。
ここで、本実施形態に係るレコメンド情報とは、レコメンドの内容を示すデータである。本実施形態に係るレコメンド情報が示すレコメンドの内容としては、例えば、セールの案内や、お奨めの商品やサービスの案内、クーポンなどが挙げられる。
以下、情報処理装置100、サーバ200それぞれにおける処理について、より具体的に説明する。なお、本実施形態に係る情報処理装置100、サーバ200の構成の一例については、後述する。
〔情報処理装置100〕
情報処理装置100は、例えばユーザが所有する装置であり、ユーザの行動に係るログ(いわゆるライフログ)を、記憶部(後述する)などの記録媒体に記録する。
ここで、本実施形態に係るユーザの行動に係るログとしては、例えば、決済に係るログや、交通機関の利用に係るログ、情報処理装置100の動きを示すログ(ユーザの動きに対応するログ)などが挙げられる。情報処理装置100は、例えば、13.56[MHz]など所定の周波数の搬送波を通信に用いるNFC(Near Field Communication)によって形成される通信路によって外部装置と通信を行うための、無線通信アンテナ回路および搬送波送信回路を備え、決済や交通機関の利用に係る処理を行う。そして、情報処理装置100は、行われた処理に応じて、決済に係るログや、交通機関の利用に係るログを記録する。また、情報処理装置100は、例えば、加速度センサや、角速度センサ、GPS(Global Positioning System)デバイスなどの各種センサを備え、当該各種センサの検出値を示すデータを、情報処理装置100の動きを示すログとして記録する。
情報処理装置100は、レコメンド情報を受信するために、ログデータを含む送信データを生成する(データ生成処理)。そして、情報処理装置100は、生成した送信データをサーバ200へ送信する(送信処理)。情報処理装置100がサーバ200へ送信データを送信することによって、情報処理装置100は、サーバ200において送信データに基づいて生成されたレコメンド情報を受信することが可能となる。
(1)データ生成処理
情報処理装置100は、例えば、ユーザ操作に基づいて設定された設定情報に基づいて、定期的/非定期的に送信データを生成する。
図2、図3は、本実施形態に係る情報処理装置100における、ユーザ操作に基づく設定情報の設定方法の一例を示す説明図である。ここで、図2、図3は、情報処理装置100が表示画面に表示させた設定画面の一例を示しており、図2は設定前の状態、図3は設定後の状態をそれぞれ示している。ここで、情報処理装置100は、表示部(後述する)の表示画面に設定画面を表示させてもよいし、表示部(後述する)を備えているか否かによらず、外部表示装置の表示画面に設定画面を表示させてもよい。
例えば、ユーザが図2のAに示す表示画面に表示されている設定アイコンを選択すると、情報処理装置100は、図2のBに示す画面を表示画面に表示させる。ここで、図2のBに示す設定画面は、送信データに含めるログデータをユーザに選択させるための設定画面である。ユーザは、例えば図3のBに示すように、ログに対応する各項目について、送信データに含めるか(図3のBに示す“up可”)、送信データに含めないか(図3のBに示す“up不可”)を選択する。
図2のBに示す設定画面における選択が行われることによって、情報処理装置100は、送信データに含めるログデータを一意に特定することができる。
図2のBに示す設定画面における選択が完了すると、情報処理装置100は、図2のCに示す画面を表示画面に表示させる。ここで、図2のCに示す設定画面は、送信データを受信するサーバにおいて、送信データに含まれるログデータの使用の可否をユーザに設定させるための設定画面である。ユーザは、例えば図3のCに示すように、ログに対応する各項目について、サーバにおけるログデータの使用を許可するか(図3のCに示す“可”)、サーバにおけるログデータの使用を許可しないか(図3のCに示す“不可”)を選択する。
図2のCに示す設定画面における選択が行われることによって、情報処理装置100は、例えば、個々のログデータに、使用の可否を示すデータ(例えば、後述する公開設定用制御データ)を含めることができる。
図2のCに示す設定画面における選択が完了すると、情報処理装置100は、図2のDに示す画面を表示画面に表示させる。ここで、図2のDに示す設定画面は、(基本的には)ユーザを直接的に特定しない匿名を、ユーザに設定させるための設定画面である。また、図2のDに示す設定画面は、サーバにおいて使用可能なログデータの組合せ(例えば、レコメンドを受ける条件となる。)を、ユーザに設定させるための設定画面である。
例えば図3のDに示すように、ユーザは、性別や、年代などを選択し、また、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service:SNS)などのサービスに係るアカウント(図3のDに示す“他のシステムのアカウント情報”)などを入力する。ここで、図3のDでは、ユーザが、性別として“男性”、年代として“30代”を選択し、アカウントとして“太郎@XX.JP”を設定した例を示している。上記のように図2のDに示す設定画面における選択や入力が行われることによって、情報処理装置100は、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報を、送信データに含めることができる。
また、ユーザは、サーバにおいて使用可能なログデータの組合せの条件(図3のDに示す“レコメンド設定欄”)を入力する。ここで、図3のDでは、ユーザが、“B駅&C店”を条件として設定した例を示している。上記のように図2のDに示す設定画面における条件の入力が行われることによって、情報処理装置100は、組合せ情報を、送信データに含めることができる。ここで、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、送信データを受信したサーバ200が、送信データを解析してレコメンド情報を生成する。よって、例えば図3のDに示すようなサーバにおいて使用可能なログデータの組合せの条件が設定されることによって、ユーザは、例えば、“駅Bで降り立ち、かつ店Cを利用した場合”にレコメンドを受けることが可能となる。
図2のDに示す設定画面における選択が完了すると、情報処理装置100は、図2のEに示す画面を表示画面に表示させる。ここで、図2のEに示す設定画面は、送信データの暗号化に関する設定をユーザに行わせるための設定画面である。ユーザは、例えば図3のEに示すように、送信データの暗号化を行うか(図3のEに示す“暗号設定”の“有”)、信データの暗号化を行わないか(図3のEに示す“暗号設定”の“無”)の選択や、暗号方式(例えば図3のEに示す“RSA”(Rivest Shamir Adleman)、“ECC”(Elliptic Curve Cryptography))の選択を行う。
図2のEに示す設定画面における選択が行われることによって、情報処理装置100は、例えば、送信データの暗号化の有無や、暗号化されている場合における暗号化の方式を示す暗号方式情報を、送信データに含めることができる。
情報処理装置100は、例えば図3に示すように、設定画面に対して行われたユーザ操作に基づいて、ユーザの選択内容や入力内容を示す設定情報を、記憶部(後述する)などの記録媒体に記録する(設定情報の設定に該当する。)。ここで、本実施形態に係る情報処理装置100は、設定画面に対するユーザ操作が行われるごとに設定情報を新規に作成してもよいし、記憶されている設定情報を設定画面に対するユーザ操作が行われるごとに更新してもよい。
なお、本実施形態に係る情報処理装置100が、設定情報を設定させるために表示させる設定画面は、図2、図3に示す例に限られない。例えば、情報処理装置100は、送信データに含める情報に対応する設定画面を表示させる。一例を挙げると、例えば、情報処理装置100は、暗号方式情報を送信データに含めない場合には、図2のEに示す設定画面を表示させなくてもよい。また、本実施形態に係る情報処理装置100が表示させる設定画面のレイアウトや、個々の設定画面の内容は、図2、図3に示す例に限られない。例えば、図2のD、図3のDでは、サーバにおいて使用可能なログデータの組合せの条件(図3のDに示す“レコメンド設定欄”)をユーザに入力させる設定画面の例を示したが、本実施形態に係る情報処理装置100は、ユーザが組合せを選択することが可能な設定画面を表示画面に表示させてもよい。
情報処理装置100は、例えば図2、図3に示す設定画面に対するユーザ操作に応じて設定された設定情報に基づいて、送信データを生成する。図4は、本実施形態に係る情報処理装置100が生成する送信データの一例を示す説明図である。ここで、図4は、情報処理装置100が、図3に示す設定画面に対するユーザ操作に応じて設定された設定情報に基づいて設定される送信データの一例を示している。
図4に示す送信データは、複数のログデータ(図4に示すA)と、匿名情報(図4に示すB)と、組合せ情報(図4に示すC)と、暗号方式情報(図4に示すD)とを有する。また、図4に示すログデータそれぞれは、生データ(図4に示すE)と、生データの種別を示す情報種別(図4に示すF)と、ログデータの使用の可否を示す公開設定用制御データ(図4に示すG)と、ログの積算記録回数を示す利用回数(図4に示すH)とを有する。生データとしては、例えば、日時や、決済金額、決済の種類、場所などを示すデータが挙げられる。情報種別としては、例えば、購入情報や場所情報、動きを示す情報などが挙げられる。
ここで、送信データに含まれるログデータは、図3のBに示す設定画面において送信データに含める旨が選択された項目に対応するログデータである。情報処理装置100が、例えば図3のBに示す設定画面に対するユーザ操作に応じたログデータを含む送信データを生成することによって、ユーザは、例えば、サーバへのログデータの送信を自らの意思で制御することができる。
また、送信データに含まれるログデータには、図3のCに示す設定画面において設定された、ログデータの使用の可否を示す公開設定用制御データが含まれる。よって、送信データに含まれる個々のログデータのサーバにおける使用を、自らの意思で制御することができる。
また、送信データに含まれるログデータに、ログの積算記録回数を示す利用回数(図4に示すE)が含まれることによって、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、例えば、商品の購入回数やサービスの利用回数などに応じてレコメンドの質が変更される、動的なレコメンドが実現される。ここで、本実施形態に係る動的なレコメンドとしては、例えば、ログデータに含まれる利用回数が示す積算記録回数が所定の閾値以上であるか否か(または、所定の閾値より大きいか否か)に応じて、レコメンド情報の内容を変えることが挙げられる。
また、送信データに含まれる組合せ情報は、例えば、図3のDに示す設定画面においてユーザにより入力された条件に対応するログデータを示す。組合せ情報は、例えば、サーバにおけるログデータの使用を許可する旨が選択されたログデータのラベル(例えば、図4に示す各ログデータに付されたA1、・・・、An)を示すが、本実施形態に係る組合せ情報は、上記に限られない。例えば、本実施形態に係る組合せ情報には、図3のDに示す設定画面においてユーザにより入力された条件(文字列)そのものを含んでいてもよい。
情報処理装置100が、例えば図3のDに示す設定画面に対するユーザ操作に応じた組合せ情報を含む送信データを生成することによって、ユーザは、例えば、サーバにおけるログデータの利用を自らの意思で制御することができる。また、情報処理装置100が、例えば図3のCに示す設定画面に対するユーザ操作に応じた組合せ情報を含む送信データを生成して、サーバ200へ送信データを送信することによって、情報処理装置100では、サーバ200において生成された、使用が許可されたログデータに基づくレコメンド情報が受信される。よって、情報処理装置100が、例えば図3のCに示す設定画面に対するユーザ操作に応じた組合せ情報を含む送信データを生成することによって、ユーザは、例えば、自己の嗜好により合致する可能性が高い、所望のレコメンドを受けることができる。
また、送信データに含まれる匿名情報は、図3のDに示す設定画面における選択内容や入力の内容を示す。情報処理装置100が、例えば図3のDに示す設定画面に対するユーザ操作に応じた匿名情報を含む送信データを生成することによって、ユーザは、例えば、ログデータが示すログが自己に関するログであることを、自らの意思で隠す(直接的に特定されないようにする)ことができる。
また、送信データに含まれる暗号方式情報は、例えば、図3のEに示す設定画面において選択された暗号化の有無と、暗号化の方式とを示す。情報処理装置100は、例えば、暗号方式情報が示す暗号化の方式で、生成された送信データを暗号化する。情報処理装置100が、例えば図3のDに示す設定画面に対するユーザ操作に応じた暗号方式情報を含む送信データを生成することによって、ユーザは、例えば、暗号化の有無や暗号化の方式を自らの意思で制御することができる。
情報処理装置100は、例えば、設定情報に基づいて図4に示すような送信データを生成する。なお、本実施形態に係る情報処理装置100が生成する送信データは、図4に示す例に限られない。例えば、情報処理装置100は、図4のDに示す暗号方式情報を含まない送信データを生成することができ、また、図4のEに示す利用回数を含まないログデータを含む送信データを生成することもできる。また、情報処理装置100は、例えば、匿名情報を含まない送信データを生成してもよい。
(2)送信処理
情報処理装置100は、上記(1)の処理(データ生成処理)において生成された送信データを、サーバ200へ送信する。ここで、情報処理装置100は、例えば、レコメンド情報を生成することが可能な外部装置を示す送信先情報に基づいて、送信データを送信する。本実施形態に係る送信先情報としては、例えば、IP(Internet Protocol)アドレスや、MAC(Media Access Control address)アドレスなどの外部装置を示すデータが挙げられる。
情報処理装置100は、例えば、上記(1)の処理(データ生成処理)、および(2)の処理(送信処理)を行うことによって、ユーザの意図が反映された、レコメンド情報を受信するための送信データを生成し、生成した送信データをサーバ200へ送信する。そして、情報処理装置100は、サーバ200において送信データに基づき生成されたレコメンド情報を受信する。
〔サーバ200〕
サーバ200は、情報処理装置100から送信された送信データを受信した場合には、受信した送信データを解析する(解析処理)。そして、サーバ200は、例えば、送信データに含まれる匿名情報が示すユーザに関連する関連情報を、外部装置へと送信する(送信処理)。ここで、送信データに含まれる匿名情報に匿名が設定されている場合には、サーバ200が外部装置へ送信する関連情報は、匿名情報が示す匿名のユーザに関連するものとなる。また、送信データに含まれる匿名情報に匿名が設定されていない場合には、例えば、後述するSNSなどの他のサービスとは連携せずに、レコメンド情報による顧客誘引が実施される。
(I)解析処理
サーバ200は、送信データを受信した場合には、例えば、送信データに含まれる組合せ情報に基づいて、ログデータのうちの組合せ情報に対応するログデータを解析する。受信された送信データが暗号化されている場合には、サーバ200は、送信データを復号化した上で、組合せ情報に対応するログデータを解析する。そして、サーバ200は、解析結果に基づいて、関連情報としてレコメンド情報を生成する。ここで、サーバ200におけるログデータの解析処理としては、例えば、送信データに含まれる匿名情報が示すユーザごとの各種統計処理や、行動分析処理、嗜好分析処理などが挙げられる。なお、サーバ200におけるログデータの解析処理は、上記に限られない。例えば、サーバ200は、ユーザ全体を対象とした各種統計処理を行ってもよい。
ここで、サーバ200は、送信データに含まれるログデータのうちの、組合せ情報に対応するログデータを解析して、レコメンド情報を生成する。つまり、サーバ200は、組合せ情報に対応するログデータを処理対象とする。よって、サーバ200は、ログデータの解析や、レコメンド情報の生成に係る処理の負荷をより軽減することができる。
また、サーバ200は、送信データに含まれるログデータのうちの、組合せ情報に対応するログデータに基づいて、レコメンド情報を生成するので、ユーザの嗜好により合致する可能性が高いレコメンド情報を生成することができる。
なお、サーバ200における解析処理は、送信データに含まれる組合せ情報に基づいて、ログデータのうちの組合せ情報に対応するログデータを解析することに限られない。例えば、サーバ200は、送信データに含まれる個々のログデータを構成する公開設定用制御データを参照し、公開設定用制御データが使用が可能である旨を示す場合には、使用が可能であるログデータを解析し、解析結果に応じたレコメンド情報を生成してもよい。
(II)送信処理
サーバ200は、上記(I)の処理(解析処理)において生成されたレコメンド情報を、送信データを送信した外部装置である情報処理装置100へ送信する。
サーバ200は、例えば、上記(I)の処理(解析処理)、および(II)の処理(送信処理)を行うことによって、ユーザの意思が反映された、ユーザの嗜好により合致する可能性が高いレコメンド情報を生成し、生成したレコメンド情報を情報処理装置100へ送信する。
上記のように、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、情報処理装置100が、ユーザの意図が反映された、レコメンド情報を受信するための送信データを生成して、生成した送信データをサーバ200へ送信する。また、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、サーバ200が、受信した送信データに含まれるログデータを解析してレコメンド情報を生成し、生成したレコメンド情報を、情報処理装置100へと送信する。そして、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、情報処理装置100が、サーバ200から送信されたレコメンド情報を受信する。
ここで、サーバ200は、例えば、送信データに含まれるログデータのうちの、組合せ情報に対応するログデータに基づいて、レコメンド情報を生成する。また、サーバ200は、例えば、送信データに含まれるログデータのうちの、公開設定用制御データが使用が可能である旨を示すログデータに基づいて、レコメンド情報を生成してもよい。よって、情報処理装置100が受信するレコメンド情報が示すレコメンドの内容は、ユーザの意思が反映されたものであり、ユーザの嗜好により合致する可能性が高い。
したがって、例えば図1に示す第1の実施形態に係る情報処理システムによって、ユーザの意思がより反映されたレコメンドが実現される。
また、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、サーバ200が、例えば、送信データに含まれるログデータのうちの組合せ情報に対応するログデータや、送信データに含まれるログデータのうちの公開設定用制御データが使用が可能である旨を示すログデータを処理対象とする。したがって、第1の実施形態に係る情報処理システムでは、サーバ200における、ログデータの解析や、レコメンド情報の生成に係る処理の負荷がより軽減される。
〔第1の実施形態に係る情報処理システムの適用例〕
例えば図1に示す第1の実施形態に係る情報処理システムによって、例えば、下記の(i)、(ii)が実現される。なお、第1の実施形態に係る情報処理システムの適用例が、下記の(i)、(ii)に示す例に限られないことは、言うまでもない。
(i)
サーバ200は、情報処理装置100から送信データを逐次受信する。
サーバ200は、受信した送信データに含まれるログデータを構成する公開制御用データを参照し、使用が許可されていないログは、レコメンドの対象としない。例えば、サーバ200は、決済情報と改札での利用状況とが使用可となっていた場合には、それ以外のログはレコメンドを行う解析対象とはしない。
また、サーバ200は、受信した送信データに含まれる組合せ情報の設定に基づいて、例えば、条件に合致するログデータがそろった時点においてレコメンド情報を生成し、送信データを送信した情報処理装置100へ送信する。例えば組合せ情報が“B駅&C店”を示す場合に、送信データに含まれるログデータの解析によって、ユーザが駅Bで降り立ちかつ店Cを利用したことが判明したときには、サーバ200は、例えば、駅Bに隣接した商店街におけるセールを示す情報と、クーポン情報とを、レコメンド情報として情報処理装置100へ送信する。
また、サーバ200は、さらに、例えば送信データに含まれる利用回数に基づいて、上記組合せにおける利用回数に応じたプレミア性の高いクーポン情報を含むレコメンド情報を生成して、生成したレコメンド情報を情報処理装置100へ送信してもよい。例えば上記のように、サーバ200が送信データに含まれる利用回数に基づいてレコメンド情報を生成することによって、商品やサービスに対する顧客誘引力の向上を図ることが可能となる。
(ii)
情報処理装置100が、NFCによって形成される通信路によって外部装置と通信を行うための、無線通信アンテナ回路および搬送波送信回路を備える場合、情報処理装置100は、例えば、ユーザが、Type−Bに代表される住民基本台帳カード(公共サービスを享受するためのICカードの一例)を利用したときのログ(ユーザの行動に係るログの一例)を含む送信データを、サーバ200へ送信する。また、上記送信データを受信して処理を行うことによって、サーバ200は、例えば、ユーザが住民基本台帳カードを利用して図書館Dで本を借り、かつ店Eを利用した場合に、店Eが所属する商店街限定で利用できるクーポン情報を含むレコメンド情報を生成して、生成したレコメンド情報を情報処理装置100へ送信する。
[2]第2の実施形態に係る情報処理システム
本実施形態に係る情報処理システムは、上記第1の実施形態に係る情報処理システムに限られない。例えば、図3のDに示すように、本実施形態に係る情報処理装置が表示画面に表示させる設定画面には、SNSなどのサービスに係るアカウント情報を入力する欄を設けることが可能である。また、本実施形態に係る情報処理装置は、例えば図3のDに示す設定画面に対するユーザの入力内容を示す匿名情報を含む送信データを生成し、生成した送信データを、本実施形態に係るサーバへ送信する。つまり、本実施形態に係るサーバは、例えば、受信した送信データに含まれる匿名情報を用いることによって、SNSなどの他のサービス(または、当該他のサービスを実現するシステム。)との連携をとることも可能である。そこで、次に、第2の実施形態に係る情報処理システムとして、SNSなどの他のサービスとの連携を図りつつ、ユーザの意思がより反映されたレコメンドを実現することが可能な、情報処理システムについて、説明する。
図5は、第2の実施形態に係る情報処理システムの一例を示す説明図である。第2の実施形態に係る情報処理システムは、情報処理装置100Aと、情報処理装置100Bと、サーバ200とを有し、情報処理装置100A、100Bそれぞれとサーバ200とは、ネットワークを介して(あるいは、直接的に)無線/有線で接続される。図3では、情報処理装置100A、100Bそれぞれとサーバ200とが、ネットワーク300で接続される例を示している。
また、図5では、サーバ200が、サーバ200Aとサーバ200Bとを有するサーバ群である例を示している。なお、第2の実施形態に係る情報処理システムを構成する、本実施形態に係るサーバは、図5に示すサーバ群に限られない。例えば、第2の実施形態に係る情報処理システムを構成する、本実施形態に係るサーバは、後述するサーバ200Aとサーバ200Bとの機能を有する1つのサーバであってもよい。
情報処理装置100Aは、図1に示す第1の情報処理システムを構成する情報処理装置100と同様の機能を有し、送信データをサーバ200へ送信する。
また、情報処理装置100Bは、図1に示す第1の情報処理システムを構成する情報処理装置100と同様の機能を有していてもよいし、有していなくてもよい。
以下では、サーバ200が、情報処理装置100Aから送信される送信データを処理する場合を例に挙げて説明する。つまり、図5は、サーバ200が、送信データを送信する情報処理装置100Aと通信を行うサーバ200A(第1サーバの一例)と、サーバ200Aと通信を行うサーバ200B(第2サーバの一例)とを有するサーバ群である例を示している。
サーバ200は、例えば情報処理装置100Aから送信された送信データを受信した場合には、受信した送信データを解析する(解析処理)。そして、サーバ200は、例えば、送信データに含まれる匿名情報が示すユーザに関連する関連情報を、外部装置へと送信する(送信処理)。
より具体的には、サーバ200は、例えば、情報処理装置100Aから送信された送信データに含まれるログデータのうちの、組合せ情報に対応するログデータを、送信データに含まれる匿名情報に基づいて、ユーザごとに管理する。そして、サーバ200は、外部装置から送信された送信要求に対応するログデータを、匿名情報が示すユーザに関連する関連情報として、送信要求を送信した外部装置へと送信する。ここで、本実施形態に係る送信要求とは、例えば、情報処理装置100Bなどのサーバ200と通信可能な装置から送信される、ログデータの送信をサーバ200に行わせるための一種の命令である。本実施形態に係る送信要求には、例えば、送信を要求するログデータに対応するユーザや場所などを示す識別情報(例えば、アカウント名や、場所を示すIDなど)と、命令を示すデータとが含まれる。
また、サーバ200が、図5に示すように、サーバ200A(第1サーバの一例)とサーバ200B(第2サーバの一例)とを有するサーバ群である場合には、サーバ200Aとサーバ200Bとは、それぞれ下記のような処理を行う。
サーバ200Aは、情報処理装置100Aから送信された送信データを受信した場合には、例えば、送信データに含まれる匿名情報と、送信データに含まれるログデータのうちの、組合せ情報に対応するログデータとを、サーバ200Bへ送信する。また、サーバ200Aは、例えば、送信データに含まれる匿名情報と、送信データに含まれるログデータのうちの、公開設定用制御データが使用が可能である旨を示すログデータとを、サーバ200Bへ送信してもよい。
ここで、サーバ200Aは、例えば、SNSなどのサーバ200Bにおいて提供されている他のサービスに係るアカウントの情報が匿名情報に設定されている場合に、匿名情報とログデータとを、サーバ200Bへ送信する。サーバ200では、例えば上記のように、送信データに含まれる匿名情報に、アカウントの情報などの他のサービスに関する情報が設定されることによって、SNSなどの他のサービスとの連携に係る処理が行われる。なお、サーバ200Aは、例えば、匿名情報の設定内容に関わらずに、匿名情報とログデータとを、連携を行う対象のサーバ200Bへ送信してもよい。
上記のように、サーバ200Aは、例えば、受信された送信データに含まれる匿名情報と、送信データに含まれるログデータのうち、情報処理装置100Aのユーザにより使用が許可されたログに対応するログデータとを、選択的にサーバ200Bへ送信する。
なお、サーバ200Aにおける処理は、上記に限られない。例えば、サーバ200Aは、情報処理装置100Aから送信された送信データを受信した場合において、送信データに含まれる全てのログデータを、サーバ200へ送信することも可能である。また、サーバ200Aは、上述した第1の実施形態に係る情報処理システムに係るサーバ200と同様の機能を有していてもよい。サーバ200Aが、上述した第1の実施形態に係る情報処理システムに係るサーバ200と同様の機能を有する場合には、サーバ200Aは、情報処理装置100Aから受信した送信データに基づくレコメンド情報を生成して、生成したレコメンド情報を、情報処理装置100Aへ送信する。
サーバ200Bは、サーバ200Aから送信された匿名情報とログデータとを受信する。ここで、サーバ200Aから送信される匿名情報とログデータとは、サーバ200Bからみると、サーバ200Aから送信された送信データに相当する。サーバ200Aから送信された匿名情報とログデータとが受信されると、サーバ200Bは、サーバ200Aから受信したログデータを、受信した匿名情報に基づいてユーザごとに管理する。サーバ200Bにおけるログデータの管理方法としては、例えば、ユーザごとに設けられたテーブルに、ログデータが示すログを記録することが挙げられる。
また、サーバ200Bは、情報処理装置100Bなどの外部装置から送信された送信要求を受信した場合には、受信した送信要求に対応するログデータを、送信要求を送信した外部装置へと送信する。ここで、本実施形態に係るサーバ200Bにおける送信要求に対応するログデータの送信としては、例えば、サーバ200Bが、送信要求に対応するログデータそのもののを外部装置へ送信することが挙げられるが、サーバ200Bにおける処理は、上記に限られない。例えば、サーバ200Bは、送信要求に対応するログデータを、表示用データなどに加工し、加工後のログデータを、外部装置へ送信してもよい。
ここで、サーバ200Bが、例えば、SNSサービスの提供に係る処理の一環として、ログデータを送信要求を送信した外部装置へと送信する場合には、ログデータを受信した外部装置のユーザが、ログデータが示すログに対してコメントを行うなど、ログデータが示すログに対するレスポンスが生まれることがありうる。つまり、サーバ200Bが、ユーザに関連する関連情報としてログデータを外部装置へと送信することによって、ログデータに関連するユーザ間のつながりが生まれうる。
図6は、第2の実施形態に係る情報処理システムにより生まれうるユーザ間のつながりの一例を示す説明図である。ここで、図6に示すAは、情報処理装置100Aのユーザを示しており、図6に示すBは、情報処理装置100Bのユーザを示している。
SNSなどにおいては、いわゆる伝道者とよばれる、情報発信力が強いユーザ(例えば、図6のC〜Fに示すユーザ)が存在する。例えば、図6のC〜Fに示すようなユーザが有する外部装置に対して、ユーザに関連する関連情報としてのログデータが送信されることによって、情報処理装置100Aがサーバ200Aに送信した送信データに含まれるログデータが示すログを媒介とする、ユーザ間のより大きなつながりが生まれる。
ここで、例えば、サーバ200Bが外部装置に対して送信したログデータが示すログが、店Cにおける購買に関するログである場合、店Cにおける購買に関するログや、当該ログに対するコメントなどを媒介としてユーザ間がつながることによって、店Cで購買を行いたいというユーザがでてくる可能性がある。つまり、サーバ200Bが、ユーザに関連する関連情報としてのログデータを外部装置へ送信することによって、例えば店Cの顧客誘引力が向上しうる。したがって、サーバ200Bが、外部装置に対して送信する、ユーザに関連する関連情報としてのログデータは、一種のレコメンド情報と捉えることができる。
第2の実施形態に係る情報処理システムでは、例えば上記のように、情報処理装置100Aから送信される送信データに含まれる匿名情報に、SNSなどの他のサービスに係るアカウントの情報などの他のサービスに関する情報が設定されることによって、サーバ200においてSNSなどの他のサービスとの連携が図られる。ここで、図5に示すサーバ200では、サーバ200Aが、情報処理装置100Aのユーザにより使用が許可されたログに対応するログデータをサーバ200Bへ選択的に送信し、サーバ200Bが、ユーザにより使用が許可されたログに対応するログデータを、ユーザに関連する関連情報として外部装置へ送信する。また、サーバ200Bが、外部装置に対して送信するユーザに関連する関連情報としてのログデータは、一種のレコメンド情報として機能しうる。
したがって、例えば図5に示す第2の実施形態に係る情報処理システムでは、SNSなどの他のサービスとの連携を図りつつ、ユーザの意思がより反映されたレコメンドが実現される。
また、図5に示すサーバ200では、上記のように、サーバ200Aが、情報処理装置100Aのユーザにより使用が許可されたログに対応するログデータをサーバ200Bへ選択的に送信する。よって、第2の実施形態に係る情報処理システムでは、サーバ200Bにおける処理負荷の低減を図ることができる。
〔第2の実施形態に係る情報処理システムの適用例〕
例えば図5に示す第2の実施形態に係る情報処理システムによって、例えば、下記の(iii)が実現される。なお、第2の実施形態に係る情報処理システムの適用例は、下記の(iii)に示す例に限られない。例えば、下記の(iii)に示すサーバ200Aとサーバ200Bとは、1つのサーバであってもよい。
(iii)
情報処理装置100Aからサーバ200Aへ、“hanako@XX.jp”を示す匿名情報と、ある時間帯に店Cで買物をしたログを示すログデータが送信される。
送信データを受信したサーバ200Aは、送信データに含まれるログデータを解析する。
サーバ200Aは、匿名情報と、ログデータとを、SNSサービスの提供に係る処理を行うサーバ200Bへ送信する。
匿名情報と、ログデータとを受信したサーバ200Bは、匿名情報が示す“hanako@XX.jp”のログデータを、“hanako@XX.jp”用のテーブルに記録する。そして、サーバ200Bは、“hanako@XX.jp”に係るログデータを、SNSサービスの特定のユーザまたは非特定のユーザ間で共有させる。
SNSサービスのユーザである、情報処理装置100Bのユーザ(“taro@xx.jp”)は、情報処理装置100Bを操作し、情報処理装置100Bに、サーバ200Bへと“hanako@XX.jp”のログデータを送信させるための送信要求を送信させる。
送信要求に応じてサーバ200Bから送信された“hanako@XX.jp”のログデータを受信した、情報処理装置100Bは、例えば、受信したログデータが示すログの内容を表示画面に表示させる。情報処理装置100Bのユーザ(“taro@xx.jp”)は、表示画面に表示された“hanako@XX.jp”のログを閲覧する。情報処理装置100Bのユーザは、“hanako@XX.jp”のログの内容に対するコメントを作成する。そして、情報処理装置100Bのユーザは、情報処理装置100Bに、“hanako@XX.jp”の内容に対するコメントを示すデータをサーバ200Bへと送信させる。
情報処理装置100Bのユーザ(“taro@xx.jp”)が、SNSサービスにおいて影響力のある伝道者の立場である場合には、情報処理装置100Bのユーザが作成した、“hanako@XX.jp”のログの内容に対するコメントは、SNSサービスを利用する他のユーザに影響を与える可能性が高い。よって、“hanako@XX.jp”を匿名として用いているユーザの“ある時間帯に店Cで買物をしたログ”、および当該ログに対するコメントを媒介として、SNSサービスを利用する他のユーザの購買意識が高まることによって、店Cへと顧客が誘引されうる。
(本実施形態に係る情報処理装置、サーバ)
次に、上述した本実施形態に係る情報処理システムを構成することが可能な、本実施形態に係る情報処理装置100、サーバ200それぞれの構成の一例について、説明する。
[本実施形態に係る情報処理装置]
図7は、本実施形態に係る情報処理装置100の構成の一例を示すブロック図である。情報処理装置100は、例えば、通信部102(装置側通信部)と、制御部104とを備える。
また、情報処理装置100は、例えば、ROM(Read Only Memory;図示せず)や、RAM(Random Access Memory;図示せず)、記憶部(図示せず)、ユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス(bus)により上記各構成要素間を接続する。
ここで、ROM(図示せず)は、制御部104が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部104により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部(図示せず)は、情報処理装置100が備える記憶手段であり、例えば、設定情報や、電子マネーなどの電子バリュー、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスク(Hard Disk)などの磁気記録媒体や、EEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)、フラッシュメモリ(flash memory)などの不揮発性メモリ(nonvolatile memory)などが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、例えば、13.56[MHz]など所定の周波数の搬送波を送信するリーダ/ライタ(または、リーダ/ライタ機能を有する装置。)と非接触式に通信可能なICチップ内に設けられた、耐タンパ性を有する記録媒体であってもよい。また、記憶部(図示せず)は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。
操作部(図示せず)としては、例えば、ボタンや、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。また、情報処理装置100は、例えば、情報処理装置100の外部装置としての操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)と接続することもできる。
表示部(図示せず)としては、例えば、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display;LCD)や有機ELディスプレイ(organic ElectroLuminescence display。または、OLEDディスプレイ(Organic Light Emitting Diode display)ともよばれる。)などが挙げられる。なお、表示部(図示せず)は、例えばタッチスクリーンなどのように、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。また、情報処理装置100は、表示部(図示せず)の有無に関わらず、情報処理装置100の外部装置としての表示デバイス(例えば、外部ディスプレイなど)と接続することもできる。
〔情報処理装置100のハードウェア構成例〕
図8は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す説明図である。情報処理装置100は、例えば、MPU150と、ROM152と、RAM154と、記録媒体156と、入出力インタフェース158と、操作入力デバイス160と、表示デバイス162と、通信インタフェース164と、ICチップ166と、通信アンテナ168と、GPS受信回路170と、動きセンサ172とを備える。また、情報処理装置100は、例えば、データの伝送路としてのバス174で各構成要素間を接続する。
MPU150は、例えば、MPU(Micro Processing Unit)や、各種処理回路などで構成され、情報処理装置100全体を制御する制御部104として機能する。また、MPU150は、情報処理装置100において、例えば、後述するデータ生成部110、暗号化処理部112、および送信処理部114の役目を果たす。
ROM152は、MPU150が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。RAM154は、例えば、MPU150により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記録媒体156は、記憶部(図示せず)として機能し、例えば、設定情報や、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記録媒体156としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリが挙げられる。また、記録媒体156は、情報処理装置100から着脱可能であってもよい。
入出力インタフェース158は、例えば、操作入力デバイス160や、表示デバイス162を接続する。操作入力デバイス160は、操作部(図示せず)として機能し、また、表示デバイス162は、表示部(図示せず)として機能する。ここで、入出力インタフェース158としては、例えば、USB(Universal Serial Bus)端子や、DVI(Digital Visual Interface)端子、HDMI(High-Definition Multimedia Interface)端子、各種処理回路などが挙げられる。また、操作入力デバイス160は、例えば、情報処理装置100上に備えられ、情報処理装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。操作入力デバイス160としては、例えば、ボタン、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。また、表示デバイス162は、例えば、情報処理装置100上に備えられ、情報処理装置100の内部で入出力インタフェース158と接続される。表示デバイス162としては、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどが挙げられる。
なお、入出力インタフェース158が、情報処理装置100の外部装置としての操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)や表示デバイスなどの、外部デバイスと接続することもできることは、言うまでもない。また、表示デバイス162は、例えばタッチスクリーンなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。
通信インタフェース164は、情報処理装置100が備える通信手段であり、ネットワーク300を介して(あるいは、直接的に)、例えば、サーバ200などの外部装置と無線/有線で通信を行うための通信部102として機能する。ここで、通信インタフェース164としては、例えば、通信アンテナおよびRF(Radio Frequency)回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11bポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN(Local Area Network)端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。
ICチップ166は、例えばNFCによって形成される通信路による通信に係る様々な機能を集積回路にて実現したものである。ここで、ICチップ166は、例えば、送受信アンテナとしての所定のインダクタンスをもつコイルおよび所定の静電容量をもつキャパシタからなる共振回路で構成された通信アンテナ168と接続され、通信アンテナ168を介して、NFCによって形成される通信路による通信を行う。ICチップ166集積される回路としては、例えば、復調回路やレギュレータ、負荷抵抗とスイッチング回路で構成され選択的に負荷変調を行う負荷変調回路、各種データ処理や負荷変調を制御する処理回路、データを記憶可能なメモリ素子などが挙げられる。また、ICチップ166は、通信アンテナ168が搬送波の受信に応じて電磁誘導により生じさる受信電圧に基づいて、搬送波の受信を検出するための矩形の検出信号を生成するキャリア検出回路をさらに備えてもよい。例えば、上記検出信号が処理回路に伝達されることによって、ICチップ166は、搬送波の受信を検出することができる。
GPS受信回路170は、情報処理装置100が備える情報処理装置100の動きを示すログ(ユーザの動きに対応するログ)を取得する手段の一つであり、例えば、受信されたGPS衛星からの信号を用いて情報処理装置100の位置を検出する。
動きセンサ172は、情報処理装置100が備える情報処理装置100の動きを示すログ(ユーザの動きに対応するログ)を取得する手段の一つである。動きセンサ172としては、加速度センサや、角速度センサなどが挙げられる。
情報処理装置100は、例えば図8に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理((1)の処理(データ生成処理)、および(2)の処理(送信処理))を行う。なお、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成は、図8に示す構成に限られない。
例えば、情報処理装置100は、例えば、操作入力デバイス160や、表示デバイス162、ICチップ166および通信アンテナ168、GPS受信回路170、動きセンサ172のうちの、1または2以上のデバイスを備えない構成をとることも可能である。
再度図7を参照して、情報処理装置100の構成の一例について説明する。通信部102は、情報処理装置100が備える通信手段であり、ネットワーク300を介して(あるいは、直接的に)、サーバ200などの外部装置と無線/有線で通信を行う。通信部102を備えることによって、情報処理装置100は、例えば、送信データを送信し、また、サーバ200から送信されたレコメンド情報を受信することができる。
また、通信部102は、例えば制御部104により通信が制御される。ここで、通信部102としては、例えば、通信アンテナおよびRF回路や、LAN端子および送受信回路などが挙げられるが、通信部102の構成は、上記に限られない。例えば、通信部102は、USB端子および送受信回路など通信を行うことが可能な任意の規格に対応する構成や、ネットワーク300に対応する構成をとることができる。
制御部104は、例えばMPUなどで構成され、情報処理装置100全体を制御する役目を果たす。また、制御部104は、例えば図2、図3に示すような各種設定画面を表示画面に表示させ、操作部(図示せず)から伝達されるユーザ操作に応じた操作信号に基づいて、設定情報を記憶部(図示せず)に記録する。
また、制御部104は、例えば、データ生成部110と、暗号化処理部112と、送信処理部114(装置側送信処理部)とを備え、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理((1)の処理(データ生成処理)、および(2)の処理(送信処理))を主導的に行う役目を果たす。
データ生成部110は、上記(1)の処理(データ生成処理)を主導的に行う役目を果たし、送信データを生成する。ここで、データ生成部110が生成する送信データとしては、例えば、図4に示す構造のデータが挙げられるが、データ生成部110が生成する送信データは、図4に示す例に限られない。
暗号化処理部112は、データ生成部110が生成した送信データに含まれる暗号方式情報が示す暗号化の方式で、生成された送信データを暗号化する。例えば図4に示す構造の送信データが生成された場合、暗号化処理部112は、図4のA〜Cの部分を暗号化する。
送信処理部114は、上記(2)の処理(送信処理)を主導的に行う役目を果たし、データ生成部110によって生成された送信データ(図7に示す例では、暗号化処理部112において暗号化された送信データ)を、サーバへ送信する。
制御部104は、例えばデータ生成部110、暗号化処理部112、および送信処理部114を備えることによって、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理を主導的に行う。
情報処理装置100は、例えば図7に示す構成によって、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理(例えば、(1)の処理(データ生成処理)、および(2)の処理(送信処理))を行う。したがって、情報処理装置100が、例えば図7に示す構成を有することによって、ユーザの意思がより反映されたレコメンドを実現することが可能な、情報処理システムを実現することができる。
なお、本実施形態に係る情報処理装置の構成は、図7に示す構成に限られない。例えば、本実施形態に係る情報処理システムにおいて、送信データの暗号化が行われない場合には、本実施形態に係る情報処理装置は、暗号化処理部112を備えていなくてもよい。また、本実施形態に係る情報処理装置は、暗号化処理部112を、制御部104とは別体の回路で実現することも可能である。
上記では、本実施形態に係る情報処理システムを構成する要素として、情報処理装置100を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、携帯電話やスマートフォンなどの通信装置や、映像/音楽再生装置(または映像/音楽記録再生装置)、ゲーム機、PC(Personal Computer)などのコンピュータなど、様々な機器に適用することができる。
[本実施形態に係るサーバ]
図9は、本実施形態に係るサーバ200の構成の一例を示すブロック図である。サーバ200は、例えば、通信部202(サーバ側通信部)と、制御部204とを備える。
また、サーバ200は、例えば、ROM(図示せず)や、RAM(図示せず)、記憶部(図示せず)、サーバ200の管理者などのユーザが操作可能な操作部(図示せず)、様々な画面を表示画面に表示する表示部(図示せず)などを備えていてもよい。サーバ200は、例えば、データの伝送路としてのバスにより上記各構成要素間を接続する。
ここで、ROM(図示せず)は、制御部204が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データを記憶する。RAM(図示せず)は、制御部104により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記憶部(図示せず)は、サーバ200が備える記憶手段であり、例えば、外部装置から受信したデータや、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。サーバ200が、例えば、図1に示す第1の実施形態に係るサーバ200である場合や、図5に示す第2の実施形態に係るサーバ群を構成するサーバ200A(第1のサーバの一例)である場合、記憶部(図示せず)には、例えば、情報処理装置から送信された送信データなどが記憶される。また、サーバ200が、例えば図5に示す第2の実施形態に係るサーバ群を構成するサーバ200B(第2のサーバの一例)である場合、記憶部(図示せず)には、例えば、ユーザごとに設けられたテーブルなどが記憶される。ここで、記憶部(図示せず)としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリなどが挙げられる。また、記憶部(図示せず)は、サーバ200から着脱可能であってもよい。
操作部(図示せず)としては、例えば、ボタンや、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。また、サーバ200は、例えば、情報処理装置100の外部装置としての操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)と接続することもできる。
表示部(図示せず)としては、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどが挙げられる。なお、表示部(図示せず)は、例えばタッチスクリーンなどのように、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。また、サーバ200は、表示部(図示せず)の有無に関わらず、サーバ200の外部装置としての表示デバイス(例えば、外部ディスプレイなど)と接続することもできる。
〔サーバ200のハードウェア構成例〕
図10は、本実施形態に係るサーバ200のハードウェア構成の一例を示す説明図である。サーバ200は、例えば、MPU250と、ROM252と、RAM254と、記録媒体256と、入出力インタフェース258と、操作入力デバイス260と、表示デバイス262と、通信インタフェース264とを備える。また、サーバ200は、例えば、データの伝送路としてのバス266で各構成要素間を接続する。
MPU250は、例えば、MPUや、各種処理回路などで構成され、サーバ200全体を制御する制御部204として機能する。また、MPU250は、サーバ200において、例えば、後述する解析部210、および送信処理部212の役目を果たす。
ROM252は、MPU250が使用するプログラムや演算パラメータなどの制御用データなどを記憶する。RAM254は、例えば、MPU250により実行されるプログラムなどを一時的に記憶する。
記録媒体256は、記憶部(図示せず)として機能し、例えば、外部装置から受信したデータや、アプリケーションなど様々なデータを記憶する。ここで、記録媒体256としては、例えば、ハードディスクなどの磁気記録媒体や、フラッシュメモリなどの不揮発性メモリが挙げられる。また、記録媒体256は、サーバ200から着脱可能であってもよい。
入出力インタフェース258は、例えば、操作入力デバイス260や、表示デバイス262を接続する。操作入力デバイス260は、操作部(図示せず)として機能し、また、表示デバイス262は、表示部(図示せず)として機能する。ここで、入出力インタフェース158としては、例えば、USB端子や、DVI端子、HDMI端子、各種処理回路などが挙げられる。また、操作入力デバイス260は、例えば、サーバ200上に備えられ、サーバ200の内部で入出力インタフェース258と接続される。操作入力デバイス260としては、例えば、ボタン、方向キー、ジョグダイヤルなどの回転型セレクター、あるいは、これらの組み合わせなどが挙げられる。また、表示デバイス262は、例えば、サーバ200上に備えられ、サーバ200の内部で入出力インタフェース258と接続される。表示デバイス262としては、例えば、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどが挙げられる。なお、入出力インタフェース258が、サーバ200の外部装置としての操作入力デバイス(例えば、キーボードやマウスなど)や表示デバイスなどの、外部デバイスと接続することもできることは、言うまでもない。また、表示デバイス262は、例えばタッチスクリーンなど、表示とユーザ操作とが可能なデバイスであってもよい。
通信インタフェース264は、サーバ200が備える通信手段であり、ネットワーク300を介して(あるいは、直接的に)、例えば、情報処理装置100などの外部装置と無線/有線で通信を行うための通信部202として機能する。ここで、通信インタフェース264としては、例えば、通信アンテナおよびRF回路(無線通信)や、IEEE802.15.1ポートおよび送受信回路(無線通信)、IEEE802.11bポートおよび送受信回路(無線通信)、あるいはLAN端子および送受信回路(有線通信)などが挙げられる。
サーバ200は、例えば図10に示す構成によって、本実施形態に係るサーバにおける情報処理方法に係る処理(例えば、第1の実施形態に係るサーバにおける処理や、第2の実施形態に係るサーバにおける処理)を行う。なお、本実施形態に係るサーバ200のハードウェア構成が、図10に示す構成に限られないことは、言うまでもない。
再度図9を参照して、サーバ200の構成の一例について説明する。通信部202は、サーバ200が備える通信手段であり、ネットワーク300を介して(あるいは、直接的に)、情報処理装置などの外部装置と無線/有線で通信を行う。また、通信部202は、例えば制御部204により通信が制御される。通信部202を備えることによって、サーバ200は、例えば、送信データの受信や、匿名情報およびログデータの受信、ユーザに関連する関連情報の送信を行うことができる。
ここで、通信部202としては、例えば、通信アンテナおよびRF回路や、LAN端子および送受信回路などが挙げられるが、通信部202の構成は、上記に限られない。例えば、通信部102は、USB端子および送受信回路など通信を行うことが可能な任意の規格に対応する構成や、ネットワーク300に対応する構成をとることができる。
制御部204は、例えばMPUなどで構成され、サーバ200全体を制御する役目を果たす。また、制御部204は、例えば、解析部210と、送信処理部212(サーバ側送信処理部)とを備え、本実施形態に係るサーバにおける情報処理方法に係る処理を主導的に行う役目を果たす。
解析部210は、匿名情報と、ログデータとを含む送信データを解析する。
ここで、サーバ200が、例えば図1に示す第1の実施形態に係るサーバ200である場合には、解析部210は、上記(I)の処理(解析処理)を主導的に行う。また、サーバ200が、例えば第2の実施形態に係るサーバ200である場合には、解析部210は、匿名情報に基づいて、ログデータを匿名のユーザごとに管理する(例えば図5に示すサーバ200Bの機能に対応)。なお、サーバ200が、例えば第2の実施形態に係るサーバ200である場合、解析部210は、上記(I)の処理(解析処理)を主導的に行ってもよい(例えば図5に示すサーバ200Aが有する機能の一例に対応)。
送信処理部212は、通信部202に、匿名情報が示すユーザに関連する関連情報を、外部装置へと送信させる。
ここで、サーバ200が、例えば図1に示す第1の実施形態に係るサーバ200である場合には、送信処理部212は、上記(II)の処理(送信処理)を主導的に行う。また、サーバ200が、例えば第2の実施形態に係るサーバ200である場合には、送信処理部212は、通信部202が受信した送信要求に対応するログデータを、関連情報として、送信要求を送信した外部装置へと送信させる(例えば図5に示すサーバ200Bの機能に対応)。なお、サーバ200が、例えば第2の実施形態に係るサーバ200である場合、送信処理部212は、上記(II)の処理(送信処理)を主導的に行ってもよい(例えば図5に示すサーバ200Aが有する機能の一例に対応)。
制御部204は、例えば解析部210、および送信処理部212を備えることによって、本実施形態に係るサーバにおける情報処理方法に係る処理を主導的に行う。
サーバ200は、例えば図9に示す構成によって、本実施形態に係るサーバにおける情報処理方法に係る処理(例えば、例えば、第1の実施形態に係るサーバにおける処理や、第2の実施形態に係るサーバにおける処理)を行う。したがって、サーバ200が、例えば図9に示す構成を有することによって、ユーザの意思がより反映されたレコメンドを実現することが可能な、情報処理システムを実現することができる。
上記では、本実施形態に係る情報処理システムを構成する要素として、サーバ200を挙げて説明したが、本実施形態は、かかる形態に限られない。本実施形態は、例えば、サーバやPCなどのコンピュータなど、様々な機器に適用することができる。
(本実施形態に係るプログラム)
[本実施形態に係る情報処理装置に係るプログラム]
コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置として機能させるためのプログラム(例えば、上記(1)の処理(データ生成処理)、および(2)の処理(送信処理)など、本実施形態に係る情報処理装置における情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)によって、ユーザの意思がより反映されたレコメンドを実現することが可能な、情報処理システムを実現することができる。
[本実施形態に係るサーバに係るプログラム]
コンピュータを、本実施形態に係るサーバとして機能させるためのプログラム(例えば、第1の実施形態に係るサーバにおける処理や、第2の実施形態に係るサーバにおける処理など、本実施形態に係るサーバにおける情報処理方法に係る処理を実行することが可能なプログラム)によって、ユーザの意思がより反映されたレコメンドを実現することが可能な、情報処理システムを実現することができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本開示の技術的範囲はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、本実施形態に係る情報処理装置は、図7に示すデータ生成部110、暗号化処理部112、および送信処理部114を個別に備える(例えば、それぞれを個別の処理回路で実現する)ことができる。また、本実施形態に係る情報処理装置は、図9に示す解析部210、および送信処理部212を個別に備える(例えば、それぞれを個別の処理回路で実現する)ことができる。
また、例えば、上記では、コンピュータを、本実施形態に係る情報処理装置、サーバそれぞれとして機能させるためのプログラム(コンピュータプログラム)が提供されることを示したが、本実施形態は、さらに、上記プログラムをそれぞれ記憶させた記録媒体も併せて提供することができる。
上述した構成は、本実施形態の一例を示すものであり、当然に、本開示の技術的範囲に属するものである。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)
レコメンド情報を生成するサーバと通信を行う通信部と、
レコメンド情報を前記サーバに生成させるための、複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、前記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するデータ生成部と、
生成された送信データを、前記サーバに送信する送信処理部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記データ生成部は、前記送信データの暗号化の方式を示す暗号方式情報をさらに含む送信データを生成し、
前記暗号方式情報が示す暗号化の方式で、生成された送信データを暗号化する暗号化処理部をさらに備え、
前記送信処理部は、暗号化された送信データを、前記サーバに送信する、(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記ログデータには、ログの積算記録回数を示す情報が含まれる、(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記通信部は、前記サーバにおいて生成されたレコメンド情報を受信する、(1)〜(3)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(5)
外部装置と通信を行う通信部と、
サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、ログデータとを含む送信データを解析する解析部と、
前記通信部に、前記匿名情報が示すユーザに関連する関連情報を、外部装置へと送信させる送信処理部と、
を備える、サーバ。
(6)
前記送信データは、複数のログデータと、使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含み、
前記解析部は、前記送信データに含まれるログデータのうちの、前記組合せ情報に対応するログデータを解析して、前記関連情報としてレコメンド情報を生成し、
前記送信処理部は、生成されたレコメンド情報を、前記送信データを送信した外部装置へと送信させる、(5)に記載のサーバ。
(7)
前記解析部は、前記匿名情報に基づいて、ログデータを匿名のユーザごとに管理し、
前記送信処理部は、前記通信部が受信した送信要求に対応するログデータを、前記関連情報として、前記送信要求を送信した外部装置へと送信させる、(5)に記載のサーバ。
(8)
前記送信データは、情報処理装置から送信された複数のログデータを含むデータを、受信して処理する他のサーバから送信された、データである、(7)に記載のサーバ。
(9)
情報処理装置と、
前記情報処理装置と通信を行うサーバと、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記サーバと通信を行う装置側通信部と、
複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、前記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するデータ生成部と、
生成された送信データを、前記サーバに送信する装置側送信処理部と、
を備え、
前記サーバは、
前記情報処理装置と通信を行うサーバ側通信部と、
前記送信データに含まれるログデータのうちの、前記組合せ情報に対応するログデータを解析して、レコメンド情報を生成する解析部と、
前記通信部に、生成されたレコメンド情報を、前記情報処理装置へと送信させるサーバ側送信処理部と、
を備える、情報処理システム。
(10)
情報処理装置と、
前記情報処理装置と通信を行うサーバと、
を有し、
前記情報処理装置は、
前記サーバと通信を行う通信部と、
複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、前記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するデータ生成部と、
生成された送信データを、前記サーバに送信する送信処理部と、
を備え、
前記サーバは、
前記情報処理装置から送信された前記送信データに含まれるログデータのうちの、前記組合せ情報に対応するログデータを、前記送信データに含まれる前記匿名情報に基づいて、匿名のユーザごとに管理し、
外部装置から送信された送信要求に対応するログデータを、前記匿名情報が示すユーザに関連する関連情報として、前記送信要求を送信した外部装置へと送信する、情報処理システム。
(11)
前記サーバは、前記情報処理装置と通信を行う第1サーバと、前記第1サーバと通信を行う第2サーバとを有するサーバ群であり、
前記第1サーバは、
前記情報処理装置から送信された前記送信データに含まれる前記匿名情報と、前記情報処理装置から送信された前記送信データに含まれるログデータのうちの、前記組合せ情報に対応するログデータとを、前記第2サーバへ送信し、
前記第2サーバは、
前記匿名情報に基づいてログデータをユーザごとに管理し、
前記送信要求に対応するログデータを前記送信要求を送信した外部装置へと送信する、(10)に記載の情報処理システム。
(12)
レコメンド情報を受信するための、複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、前記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するステップと、
生成された送信データを、レコメンド情報を生成するサーバに送信するステップと、
を有する、情報処理方法。
(13)
複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、前記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを受信するステップと、
前記送信データに含まれるログデータのうちの、前記組合せ情報に対応するログデータを解析してレコメンド情報を生成するステップと、
生成されたレコメンド情報を、前記送信データを送信した情報処理装置へと送信するステップと、
を有する、情報処理方法。
100、100A、100B 情報処理装置
102、202 通信部
104、204 制御部
110 データ生成部
112 暗号化処理部
114、212 送信処理部
200、200A、200B サーバ
210 解析部

Claims (13)

  1. レコメンド情報を生成するサーバと通信を行う通信部と、
    レコメンド情報を前記サーバに生成させるための、複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、前記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するデータ生成部と、
    生成された送信データを、前記サーバに送信する送信処理部と、
    を備え、
    前記匿名情報は、設定画面においてユーザにより選択された内容とユーザにより入力された内容との一方または双方を示し、
    前記組合せ情報は、設定画面においてユーザにより選択または入力されたサーバが使用可能なログデータの組合せの条件に対応する、ログデータを示す、情報処理装置。
  2. 前記データ生成部は、前記送信データの暗号化の方式を示す暗号方式情報をさらに含む送信データを生成し、
    前記暗号方式情報が示す暗号化の方式で、生成された送信データを暗号化する暗号化処理部をさらに備え、
    前記送信処理部は、暗号化された送信データを、前記サーバに送信する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記ログデータには、ログの積算記録回数を示す情報が含まれる、請求項1、または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記通信部は、前記サーバにおいて生成されたレコメンド情報を受信する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 外部装置と通信を行う通信部と、
    サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、複数のログデータと、使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを解析する解析部と、
    前記通信部に、前記匿名情報が示すユーザに関連する関連情報を、外部装置へと送信させる送信処理部と、
    を備え、
    前記匿名情報は、設定画面においてユーザにより選択された内容とユーザにより入力された内容との一方または双方を示し、
    前記組合せ情報は、設定画面においてユーザにより選択または入力された使用可能なログデータの組合せの条件に対応する、ログデータを示す、サーバ。
  6. 前記解析部は、前記送信データに含まれるログデータのうちの、前記組合せ情報に対応するログデータを解析して、前記関連情報としてレコメンド情報を生成し、
    前記送信処理部は、生成されたレコメンド情報を、前記送信データを送信した外部装置へと送信させる、請求項5に記載のサーバ。
  7. 前記解析部は、前記匿名情報に基づいて、ログデータを匿名のユーザごとに管理し、
    前記送信処理部は、前記通信部が受信した送信要求に対応するログデータを、前記関連情報として、前記送信要求を送信した外部装置へと送信させる、請求項5に記載のサーバ。
  8. 前記送信データは、情報処理装置から送信された複数のログデータを含むデータを、受信して処理する他のサーバから送信された、データである、請求項7に記載のサーバ。
  9. 情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信を行うサーバと、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記サーバと通信を行う装置側通信部と、
    複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、前記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するデータ生成部と、
    生成された送信データを、前記サーバに送信する装置側送信処理部と、
    を備え、
    前記匿名情報は、設定画面においてユーザにより選択された内容とユーザにより入力された内容との一方または双方を示し、
    前記組合せ情報は、設定画面においてユーザにより選択または入力された前記サーバが使用可能なログデータの組合せの条件に対応する、ログデータを示し、
    前記サーバは、
    前記情報処理装置と通信を行うサーバ側通信部と、
    前記送信データに含まれるログデータのうちの、前記組合せ情報に対応するログデータを解析して、レコメンド情報を生成する解析部と、
    前記サーバ側通信部に、生成されたレコメンド情報を、前記情報処理装置へと送信させるサーバ側送信処理部と、
    を備える、情報処理システム。
  10. 情報処理装置と、
    前記情報処理装置と通信を行うサーバと、
    を有し、
    前記情報処理装置は、
    前記サーバと通信を行う通信部と、
    複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、前記サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するデータ生成部と、
    生成された送信データを、前記サーバに送信する送信処理部と、
    を備え、
    前記匿名情報は、設定画面においてユーザにより選択された内容とユーザにより入力された内容との一方または双方を示し、
    前記組合せ情報は、設定画面においてユーザにより選択または入力された前記サーバが使用可能なログデータの組合せの条件に対応する、ログデータを示し、
    前記サーバは、
    前記情報処理装置から送信された前記送信データに含まれるログデータのうちの、前記組合せ情報に対応するログデータを、前記送信データに含まれる前記匿名情報に基づいて、匿名のユーザごとに管理し、
    外部装置から送信された送信要求に対応するログデータを、前記匿名情報が示すユーザに関連する関連情報として、前記送信要求を送信した外部装置へと送信する、情報処理システム。
  11. 前記サーバは、前記情報処理装置と通信を行う第1サーバと、前記第1サーバと通信を行う第2サーバとを有するサーバ群であり、
    前記第1サーバは、
    前記情報処理装置から送信された前記送信データに含まれる前記匿名情報と、前記情報処理装置から送信された前記送信データに含まれるログデータのうちの、前記組合せ情報に対応するログデータとを、前記第2サーバへ送信し、
    前記第2サーバは、
    前記匿名情報に基づいてログデータをユーザごとに管理し、
    前記送信要求に対応するログデータを前記送信要求を送信した外部装置へと送信する、請求項10に記載の情報処理システム。
  12. レコメンド情報を受信するための、複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを生成するステップと、
    生成された送信データを、レコメンド情報を生成するサーバに送信するステップと、
    を有し、
    前記匿名情報は、設定画面においてユーザにより選択された内容とユーザにより入力された内容との一方または双方を示し、
    前記組合せ情報は、設定画面においてユーザにより選択または入力されたサーバが使用可能なログデータの組合せの条件に対応する、ログデータを示す、情報処理装置により実行される情報処理方法。
  13. 複数のログデータと、サービスに対応付けてユーザを管理するための匿名情報と、サーバが使用可能なログデータの組合せを示す組合せ情報とを含む送信データを受信するステップと、
    前記送信データに含まれるログデータのうちの、前記組合せ情報に対応するログデータを解析してレコメンド情報を生成するステップと、
    生成されたレコメンド情報を、前記送信データを送信した情報処理装置へと送信するステップと、
    を有し、
    前記匿名情報は、設定画面においてユーザにより選択された内容とユーザにより入力された内容との一方または双方を示し、
    前記組合せ情報は、設定画面においてユーザにより選択または入力された使用可能なログデータの組合せの条件に対応する、ログデータを示す、サーバにより実行される情報処理方法。
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