JP2016157327A - システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】マルチランゲージ対応ドライバー環境であっても、スタンプ印刷の識別容易性を維持した運用を維持促進することを目的とする。【解決手段】文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するシステムであって、管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する第1の表示手段と、設定画面を介して選択された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存手段と、一般ユーザーからの要求に応じて、言語設定情報に基づき一般ユーザーのスタンプ言語を決定し、決定したスタンプ言語のスタンプを選択可能なスタンプ編集画面を表示する第2の表示手段と、を有することによって課題を解決する。【選択図】図14
Description
本発明は、スタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するシステム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
プリンタードライバーはマルチランゲージ環境での利用を想定した、マルチランゲージ対応行われ、様々な言語でのユーザーインターフェイスを提供している。
特に、原稿文書に特定に文字を付加するスタンプ印刷機能では、言語の選択結果が印刷結果にも影響を与える。このため、ユーザーインターフェイスの表示言語とは別にスタンプの言語を別途選択させる技術「特許文献1」の様な先行例がある。
特に、原稿文書に特定に文字を付加するスタンプ印刷機能では、言語の選択結果が印刷結果にも影響を与える。このため、ユーザーインターフェイスの表示言語とは別にスタンプの言語を別途選択させる技術「特許文献1」の様な先行例がある。
プリンタードライバーでは、ユーザーの使い勝手を考慮し、ドライバーのUI表示言語を切り替えと連動し、ユーザーの選択した表示言語のスタンプを利用可能としている。もちろん、先行技術例で挙げたように、表示言語とは別に、スタンプ言語を設定するケースもあるが、スタンプ印刷で利用するスタンプの言語はユーザーが選択した言語で行われる。
一方、スタンプ印刷は、「極秘」、「緊急」、「コピー」、「ドラフト」等の短い文言を、文書の中央に大きく印刷したり、目立つ文字の色を利用したりして、容易に識別が可能な文書になっている。これは、スタンプを誰が見ても簡単に理解できる内容にすることで、該当する文書の取り扱いを周知徹底するための、マークとして扱われることを目的としているためである。つまり、スタンプ印刷のスタンプ文字列は単なる文字情報では無く、印刷物に付与される記号や目印としての役割を果たさなくてはならない。
一方、スタンプ印刷は、「極秘」、「緊急」、「コピー」、「ドラフト」等の短い文言を、文書の中央に大きく印刷したり、目立つ文字の色を利用したりして、容易に識別が可能な文書になっている。これは、スタンプを誰が見ても簡単に理解できる内容にすることで、該当する文書の取り扱いを周知徹底するための、マークとして扱われることを目的としているためである。つまり、スタンプ印刷のスタンプ文字列は単なる文字情報では無く、印刷物に付与される記号や目印としての役割を果たさなくてはならない。
様々な言語を利用する人々が働くオフィスで印刷を行う場合、このオフィスで働く人の多くが理解できない言語のスタンプを文書に付加すると、多くの人がスタンプの意味を理解できないため、上述したスタンプの目的を果たせないことになる。如いては、文書のセキュリティや情報共有等の様々な面で問題が生じることになる。例えば、「機密」のスタンプのある文書が放置されたり、「ドラフト」のスタンプのついた文書の内容を最終決定として扱ったり、「コピー」のスタンプのある文書が原本として扱われたり等の問題の発生が懸念される。
様々な言語を利用する環境で、ユーザー各々が独自に設定したスタンプ言語を利用すると、セキュリティや情報共有等の様々な面で問題が生じ、スタンプ本来の記号や目印としての目的が充分果たせなくなり、スタンプの効果が薄れてしまうという課題がある。
本発明は、マルチランゲージ対応ドライバー環境であっても、スタンプ印刷の識別容易性を維持した運用を維持促進することを目的とする。
様々な言語を利用する環境で、ユーザー各々が独自に設定したスタンプ言語を利用すると、セキュリティや情報共有等の様々な面で問題が生じ、スタンプ本来の記号や目印としての目的が充分果たせなくなり、スタンプの効果が薄れてしまうという課題がある。
本発明は、マルチランゲージ対応ドライバー環境であっても、スタンプ印刷の識別容易性を維持した運用を維持促進することを目的とする。
そこで、本発明の情報処理装置は、文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御する情報処理装置であって、管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する表示手段と、前記設定画面を介して選択された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存手段と、を有し、前記表示手段は、前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき前記一般ユーザーのスタンプ言語を決定し、決定したスタンプ言語のスタンプを選択可能なスタンプ編集画面を表示する。
本発明によれば、マルチランゲージ対応ドライバー環境であっても、スタンプ印刷の識別容易性を維持した運用を維持促進することができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
<第一の実施形態>
[システム構成]
図1は、印刷システムのシステム構成を示す図である。図1を用いて印刷システムのシステム構成について説明する。印刷システムは、クライアント情報機器100、プリンターサーバー情報機器102、印刷装置101で構成される。クライアント情報機器100は、パーソナルコンピューター等であり、以下、単にクライアントと記載する。プリンターサーバー情報機器102は、サーバー等であり、以下、単にプリンターサーバーと記載する。印刷装置101は、プリンター等であり、以下、単にプリンターと記載する。クライアント100、プリンターサーバー102、プリンター101は有線或いは無線通信等を利用する通信媒体103で直接或いは他の機器を介して間接的に接続されている。クライアント100、プリンターサーバー102は、情報処理装置の一例である。
[システム構成]
図1は、印刷システムのシステム構成を示す図である。図1を用いて印刷システムのシステム構成について説明する。印刷システムは、クライアント情報機器100、プリンターサーバー情報機器102、印刷装置101で構成される。クライアント情報機器100は、パーソナルコンピューター等であり、以下、単にクライアントと記載する。プリンターサーバー情報機器102は、サーバー等であり、以下、単にプリンターサーバーと記載する。印刷装置101は、プリンター等であり、以下、単にプリンターと記載する。クライアント100、プリンターサーバー102、プリンター101は有線或いは無線通信等を利用する通信媒体103で直接或いは他の機器を介して間接的に接続されている。クライアント100、プリンターサーバー102は、情報処理装置の一例である。
[ハードウェア構成]
次に、図2、図3を用いて、クライアント100、プリンターサーバー102、プリンター101のハードウェア構成について説明する。
図2は、クライアント100、プリンターサーバー102のハードウェア構成を示す図である。クライアント100とプリンターサーバー102とはハードウェア構成としては同じ構成で実現可能であるため、ここでは一緒に説明を行う。
図2を用いて、クライアント100、プリンターサーバー102のハードウェア構成について説明する。クライアント100、プリンターサーバー102はCPU1により制御される。CPU1はROM3に記憶された基本入出力システム(BIOS制御プログラム)や外部メモリ11に記憶されたオペレーティングシステムのプログラム、各種アプリケーションプログラム等をRAM2にロードし、実行することが可能である。クライアント100、プリンターサーバー102にはユーザーからの入力を受けるキーボード9や処理の結果を画像としてユーザーに表示するためのディスプレイ10等が接続可能である。更に、クライアント100、プリンターサーバー102は、他の情報機器と通信を行うためのUSBやメモリーカード、有線・無線ネットワーク等の外部機器I/F8を備える。尚、本実施形態で説明するクライアント100、又はプリンターサーバー102のソフトウェア構成やフローチャートの処理等はプログラムROM3に格納されたプログラムをRAM2上にロードし、CPU1が実行することにより実現される。
次に、図2、図3を用いて、クライアント100、プリンターサーバー102、プリンター101のハードウェア構成について説明する。
図2は、クライアント100、プリンターサーバー102のハードウェア構成を示す図である。クライアント100とプリンターサーバー102とはハードウェア構成としては同じ構成で実現可能であるため、ここでは一緒に説明を行う。
図2を用いて、クライアント100、プリンターサーバー102のハードウェア構成について説明する。クライアント100、プリンターサーバー102はCPU1により制御される。CPU1はROM3に記憶された基本入出力システム(BIOS制御プログラム)や外部メモリ11に記憶されたオペレーティングシステムのプログラム、各種アプリケーションプログラム等をRAM2にロードし、実行することが可能である。クライアント100、プリンターサーバー102にはユーザーからの入力を受けるキーボード9や処理の結果を画像としてユーザーに表示するためのディスプレイ10等が接続可能である。更に、クライアント100、プリンターサーバー102は、他の情報機器と通信を行うためのUSBやメモリーカード、有線・無線ネットワーク等の外部機器I/F8を備える。尚、本実施形態で説明するクライアント100、又はプリンターサーバー102のソフトウェア構成やフローチャートの処理等はプログラムROM3に格納されたプログラムをRAM2上にロードし、CPU1が実行することにより実現される。
図3は、プリンター101のハードウェア構成を示す図である。図3を用いて、プリンター101のハードウェア構成について説明する。プリンター101はCPU12により制御される。CPU12は、ROM14に記憶された制御プログラムや外部メモリ22に格納された各種プログラムをRAM13にロードし、実行することが可能である。CPU12は制御プログラムの動作に基づいて入出力部16を介して入力された印刷データ等を画像信号に変換し印刷部20に出力することで印刷を行う。また、CPU12は、制御プログラムの動作に基づいて入出力部16を介して入力された各種応答要求に対して処理した結果を入出力部16から出力する。尚、プリンター101に操作部21を接続することで、ユーザーからの直接の入力を受け付けることも可能になる。尚、本実施形態で説明するプリンター101のソフトウェア構成や処理等はプログラムROM14に格納されたプログラムをRAM13上にロードしCPU12が実行することにより実現される。
[ソフトウェア構成]
次に図4を用いてクライアント100、プリンターサーバー102のソフトウェア構成及び印刷・印刷設定動作に係る動作について説明を行う。
図4は、クライアント100、プリンターサーバー102のソフトウェア構成を示す図である。クライアント100とプリンターサーバー102とはソフトウェア構成としては同じ構成で実現可能であるため、ここでは一緒に説明を行う。
クライアント100、プリンターサーバー102は、オペレーティングシステム210、アプリケーション220、プリンタードライバー230のコンポーネント等で構成される。オペレーティングシステム210は、印刷や印刷設定も含めて機器全体の制御を行うオペレーティングシステムであり、以下、単にOSと記載する。アプリケーション220は、ユーザーの指示に応じて印刷を指示する。プリンタードライバー230は、OS210やアプリケーション220から直接或いは間接的に呼び出され、印刷に関する設定情報やデータの作成を行う。また、プリンタードライバー230は、印刷データを作成するグラフィック処理部231と、印刷を行うための印刷設定情報を作成するUI処理部232と、で構成される。
スタンプ印刷に関する設定情報は、UI処理部232で作成した印刷設定情報の一部として作成され、これを呼び出したアプリケーション220に渡される。この印刷設定情報はアプリケーション220からOS210を介してグラフィック処理部231に渡り、グラフィック処理部231で解釈され、プリンター101が理解可能なプリンターコマンドに変換される。
次に図4を用いてクライアント100、プリンターサーバー102のソフトウェア構成及び印刷・印刷設定動作に係る動作について説明を行う。
図4は、クライアント100、プリンターサーバー102のソフトウェア構成を示す図である。クライアント100とプリンターサーバー102とはソフトウェア構成としては同じ構成で実現可能であるため、ここでは一緒に説明を行う。
クライアント100、プリンターサーバー102は、オペレーティングシステム210、アプリケーション220、プリンタードライバー230のコンポーネント等で構成される。オペレーティングシステム210は、印刷や印刷設定も含めて機器全体の制御を行うオペレーティングシステムであり、以下、単にOSと記載する。アプリケーション220は、ユーザーの指示に応じて印刷を指示する。プリンタードライバー230は、OS210やアプリケーション220から直接或いは間接的に呼び出され、印刷に関する設定情報やデータの作成を行う。また、プリンタードライバー230は、印刷データを作成するグラフィック処理部231と、印刷を行うための印刷設定情報を作成するUI処理部232と、で構成される。
スタンプ印刷に関する設定情報は、UI処理部232で作成した印刷設定情報の一部として作成され、これを呼び出したアプリケーション220に渡される。この印刷設定情報はアプリケーション220からOS210を介してグラフィック処理部231に渡り、グラフィック処理部231で解釈され、プリンター101が理解可能なプリンターコマンドに変換される。
次に図5を用いてプリンター101のソフトウェア構成及び印刷動作に係る動作について説明を行う。
プリンター101は、ジョブ受信部250、ジョブ制御部260、印刷処理部270のコンポーネント等で構成される。ジョブ受信部250は、クライアント100やプリンターサーバー102から印刷データを受信する。ジョブ制御部260は、受信した印刷ジョブを印刷するために各種制御を行う。印刷処理部270は、実際に印刷処理を実行する。尚、プリンター101は公知の技術を使ってスタンプを含む印刷処理を実施するものであるため、以降、プリンター101の動作に関する説明は割愛する。
プリンター101は、ジョブ受信部250、ジョブ制御部260、印刷処理部270のコンポーネント等で構成される。ジョブ受信部250は、クライアント100やプリンターサーバー102から印刷データを受信する。ジョブ制御部260は、受信した印刷ジョブを印刷するために各種制御を行う。印刷処理部270は、実際に印刷処理を実行する。尚、プリンター101は公知の技術を使ってスタンプを含む印刷処理を実施するものであるため、以降、プリンター101の動作に関する説明は割愛する。
[UI処理部]
次に、プリンタードライバー230のUI処理部232について、説明を行う。図6はUI処理部232を更に詳細に説明した図である。UI処理部232は、文書印刷設定部310と、プリンター設定部320と、で構成される。文書印刷設定部310は、印刷ジョブ毎にスタンプ設定情報を含む印刷設定情報を作成し、アプリケーション220に応答する。プリンター設定部320は、プリンター101の機器構成や管理者の設定情報を管理する。プリンター設定部320が作成、管理する情報はプリンターサーバー102内の外部メモリ(HD)11等の適切な記憶領域に格納される。そして、前記情報は、クライアント100からは参照可能な状態でOS210が管理する。
印刷情報記憶部330には、各国の言語に応じたスタンプ情報が格納されており、クライアント100のUI処理部232から参照可能な外部メモリ(HD)11内に適切な形式で格納されているものとする。例えば、この印刷情報記憶部330はプリンタードライバー230と同時にインストールされる各国言語に応じたリソースファイル内の情報として、外部メモリ(HD)11に格納されている。
以下では、説明の簡略化のため、管理者権限を有するユーザーは、プリンターサーバー102に管理者権限でログインしてプリンターサーバー102のディスプレイ10等に画面を表示し、設定等を行うものとする。また、一般ユーザーは、クライアント100に一般ユーザー権限でログインしてクライアント100のディスプレイ10等に画面を表示し、設定等を行うものとする。但し、このことは以下に示す実施形態の処理を限定するものではなく、例えば、管理者権限を有するユーザーがクライアント100に管理者権限でログインしてクライアント100のディスプレイ10等に画面を表示し、設定等を行ってもよい。そして、一般ユーザーは、クライアント100に一般ユーザー権限でログインしてクライアント100のディスプレイ10等に画面を表示し、設定等を行ってもよい。
次に、プリンタードライバー230のUI処理部232について、説明を行う。図6はUI処理部232を更に詳細に説明した図である。UI処理部232は、文書印刷設定部310と、プリンター設定部320と、で構成される。文書印刷設定部310は、印刷ジョブ毎にスタンプ設定情報を含む印刷設定情報を作成し、アプリケーション220に応答する。プリンター設定部320は、プリンター101の機器構成や管理者の設定情報を管理する。プリンター設定部320が作成、管理する情報はプリンターサーバー102内の外部メモリ(HD)11等の適切な記憶領域に格納される。そして、前記情報は、クライアント100からは参照可能な状態でOS210が管理する。
印刷情報記憶部330には、各国の言語に応じたスタンプ情報が格納されており、クライアント100のUI処理部232から参照可能な外部メモリ(HD)11内に適切な形式で格納されているものとする。例えば、この印刷情報記憶部330はプリンタードライバー230と同時にインストールされる各国言語に応じたリソースファイル内の情報として、外部メモリ(HD)11に格納されている。
以下では、説明の簡略化のため、管理者権限を有するユーザーは、プリンターサーバー102に管理者権限でログインしてプリンターサーバー102のディスプレイ10等に画面を表示し、設定等を行うものとする。また、一般ユーザーは、クライアント100に一般ユーザー権限でログインしてクライアント100のディスプレイ10等に画面を表示し、設定等を行うものとする。但し、このことは以下に示す実施形態の処理を限定するものではなく、例えば、管理者権限を有するユーザーがクライアント100に管理者権限でログインしてクライアント100のディスプレイ10等に画面を表示し、設定等を行ってもよい。そして、一般ユーザーは、クライアント100に一般ユーザー権限でログインしてクライアント100のディスプレイ10等に画面を表示し、設定等を行ってもよい。
[文書印刷設定部]
文書印刷設定部310のUI及び動作について説明を行う。図7は文書印刷設定部310のUI表示例を示す図である。文書印刷設定部310は、図7で示すような印刷設定画面400を表示する。一般ユーザーは、印刷設定画面400を介して、印刷設定を行うことができる。
図7では、スタンプチェックボックス401がチェック・オンになっており、スタンプ印刷の設定が行われていることを示している。また、スタンプ編集ボタン402が選択されると、UI処理部232は、スタンプ印刷に用いるスタンプの詳細な属性を設定・編集するスタンプ編集画面(図8の410)の表示を行う。
スタンプ編集画面410では、スタンプ一覧411に現在のスタンプ言語に応じた、プリセットのスタンプが列挙される。一般ユーザーはスタンプ一覧411に列挙されているスタンプの中から文書に付加するスタンプを一つ選択することができる。スタンプ編集画面では、現在選択されているスタンプがプレビュー領域412に表示されている。また、スタンプ編集画面では、詳細なスタンプ印刷の各種属性を表示・編集するためのタブ413等が含まれている。
文書印刷設定部310のUI及び動作について説明を行う。図7は文書印刷設定部310のUI表示例を示す図である。文書印刷設定部310は、図7で示すような印刷設定画面400を表示する。一般ユーザーは、印刷設定画面400を介して、印刷設定を行うことができる。
図7では、スタンプチェックボックス401がチェック・オンになっており、スタンプ印刷の設定が行われていることを示している。また、スタンプ編集ボタン402が選択されると、UI処理部232は、スタンプ印刷に用いるスタンプの詳細な属性を設定・編集するスタンプ編集画面(図8の410)の表示を行う。
スタンプ編集画面410では、スタンプ一覧411に現在のスタンプ言語に応じた、プリセットのスタンプが列挙される。一般ユーザーはスタンプ一覧411に列挙されているスタンプの中から文書に付加するスタンプを一つ選択することができる。スタンプ編集画面では、現在選択されているスタンプがプレビュー領域412に表示されている。また、スタンプ編集画面では、詳細なスタンプ印刷の各種属性を表示・編集するためのタブ413等が含まれている。
[ユーザーのスタンプ言語設定]
図7に戻り、一般ユーザーのスタンプ言語の設定について述べる。本実施形態では、図7の印刷設定画面400に言語設定ボタン403を配置し、一般ユーザーがプリンタードライバー230の表示言語やスタンプ言語を自由に設定できるようにしてある。言語設定ボタン403が押下されると、UI処理部232は、図9に示す一般ユーザーの言語設定画面440を表示する。
言語設定画面440の例では、プリンタードライバー全体の表示言語を設定する表示言語441のコントロールと、スタンプ一覧411に表示するプリセットのスタンプの言語を設定する、スタンプ言語443のコントロールと、が配置されている。本実施形態では、表示言語441のコントロールでは候補442に示す選択肢が列挙される。候補442では、「OSの言語に従う」のような選択肢を用意することで、一般ユーザーが表示言語441で特定の言語を選択しなくても、OSの言語に合わせてドライバーのUI表示言語を設定することができるようになっている。また、スタンプ言語443でも候補444に示すような選択肢を列挙される。こちらでも、「表示言語に従う」の選択肢を用意することで、一般ユーザーが意図的にスタンプ言語443の選択を行わなくても、UIの表示言語に応じたスタンプ言語を設定できるようなっている。
図8のスタンプ編集画面420はスタンプ編集画面のマルチランゲージ対応の一つの例を示している。一般ユーザーが言語設定画面440の表示言語441で「英語」を、スタンプ言語443に「表示言語に従う」又は「英語」を選択すると、スタンプ編集画面420のような英語でのUI表示となり、スタンプ一覧421には英語のプリセットスタンプが表示される。この例は、一般ユーザーが表示言語441を切り替えることで、スタンプ一覧411に表示されていたスタンプの言語も変更されることを示している。
図7に戻り、一般ユーザーのスタンプ言語の設定について述べる。本実施形態では、図7の印刷設定画面400に言語設定ボタン403を配置し、一般ユーザーがプリンタードライバー230の表示言語やスタンプ言語を自由に設定できるようにしてある。言語設定ボタン403が押下されると、UI処理部232は、図9に示す一般ユーザーの言語設定画面440を表示する。
言語設定画面440の例では、プリンタードライバー全体の表示言語を設定する表示言語441のコントロールと、スタンプ一覧411に表示するプリセットのスタンプの言語を設定する、スタンプ言語443のコントロールと、が配置されている。本実施形態では、表示言語441のコントロールでは候補442に示す選択肢が列挙される。候補442では、「OSの言語に従う」のような選択肢を用意することで、一般ユーザーが表示言語441で特定の言語を選択しなくても、OSの言語に合わせてドライバーのUI表示言語を設定することができるようになっている。また、スタンプ言語443でも候補444に示すような選択肢を列挙される。こちらでも、「表示言語に従う」の選択肢を用意することで、一般ユーザーが意図的にスタンプ言語443の選択を行わなくても、UIの表示言語に応じたスタンプ言語を設定できるようなっている。
図8のスタンプ編集画面420はスタンプ編集画面のマルチランゲージ対応の一つの例を示している。一般ユーザーが言語設定画面440の表示言語441で「英語」を、スタンプ言語443に「表示言語に従う」又は「英語」を選択すると、スタンプ編集画面420のような英語でのUI表示となり、スタンプ一覧421には英語のプリセットスタンプが表示される。この例は、一般ユーザーが表示言語441を切り替えることで、スタンプ一覧411に表示されていたスタンプの言語も変更されることを示している。
[プリンター設定部]
プリンター設定部320のUI及び動作について説明を行う。図10はプリンター設定部320のプロパティ画面を示す図である。プリンター設定部320は、OS210からの要求に応じて、この例で示すようなプリンターの「デバイスの設定」タブ500の表示を行う。尚、一般ユーザー権限でこの「デバイスの設定」タブ500を開くと、各設定の確認を行うことはできるが、変更することはできないようにOS210が制御を行う。一方、管理者権限を有するユーザーが「デバイスの設定」タブ500を開くと、各種設定変更可能なようにOS210が制御を行っている。このため、この「デバイスの設定」タブ500は、管理者権限を有するユーザー用の設定のタブとなっている。
プリンター設定部320のUI及び動作について説明を行う。図10はプリンター設定部320のプロパティ画面を示す図である。プリンター設定部320は、OS210からの要求に応じて、この例で示すようなプリンターの「デバイスの設定」タブ500の表示を行う。尚、一般ユーザー権限でこの「デバイスの設定」タブ500を開くと、各設定の確認を行うことはできるが、変更することはできないようにOS210が制御を行う。一方、管理者権限を有するユーザーが「デバイスの設定」タブ500を開くと、各種設定変更可能なようにOS210が制御を行っている。このため、この「デバイスの設定」タブ500は、管理者権限を有するユーザー用の設定のタブとなっている。
[管理者の言語設定]
管理者向けにスタンプの言語の設定を行う処理について説明する。
本実施形態では、「デバイスの設定」タブ500に、管理者権限を有するユーザー向けのスタンプ言語設定を行うためでの画面を呼び出す管理者言語設定ボタン501が配置されている。管理者言語設定ボタン501を、管理者権限を有するユーザーが押下したことを検知すると、UI処理部232は、図11の管理者言語設定画面510を開くように制御する。この管理者言語設定画面510には、「ユーザーのスタンプ言語」511のコントロールが配置され、選択肢として候補512のような候補が列挙される。
管理者権限を有するユーザーがこの「ユーザーのスタンプ言語」511に、特定の言語を設定し、OKボタンを選択すると、プリンター設定部320は、言語設定情報を外部メモリ11等に保存する。そして、言語設定情報に基づき、一般ユーザーのスタンプ編集画面410のスタンプ一覧411には、管理者が指定した言語のスタンプがプリセットとして表示される。また、ユーザー向けの言語設定画面440のスタンプ言語443のコントロールは、管理者権限を有するユーザーが「ユーザーのスタンプ言語」511で設定した言語に、編集不可な状態で表示されるようにしても良い。
このようにすることで、一般ユーザーが利用可能なプリセットスタンプは管理者権限を有するユーザーが指定した特定の言語に限定されることになり、スタンプ印刷の識別容易性を維持した運用を維持促進する効果を発揮することができる。管理者言語設定ボタン501は、管理者権限を有するユーザーによる一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面の表示を要求するオブジェクトの一例である。
管理者向けにスタンプの言語の設定を行う処理について説明する。
本実施形態では、「デバイスの設定」タブ500に、管理者権限を有するユーザー向けのスタンプ言語設定を行うためでの画面を呼び出す管理者言語設定ボタン501が配置されている。管理者言語設定ボタン501を、管理者権限を有するユーザーが押下したことを検知すると、UI処理部232は、図11の管理者言語設定画面510を開くように制御する。この管理者言語設定画面510には、「ユーザーのスタンプ言語」511のコントロールが配置され、選択肢として候補512のような候補が列挙される。
管理者権限を有するユーザーがこの「ユーザーのスタンプ言語」511に、特定の言語を設定し、OKボタンを選択すると、プリンター設定部320は、言語設定情報を外部メモリ11等に保存する。そして、言語設定情報に基づき、一般ユーザーのスタンプ編集画面410のスタンプ一覧411には、管理者が指定した言語のスタンプがプリセットとして表示される。また、ユーザー向けの言語設定画面440のスタンプ言語443のコントロールは、管理者権限を有するユーザーが「ユーザーのスタンプ言語」511で設定した言語に、編集不可な状態で表示されるようにしても良い。
このようにすることで、一般ユーザーが利用可能なプリセットスタンプは管理者権限を有するユーザーが指定した特定の言語に限定されることになり、スタンプ印刷の識別容易性を維持した運用を維持促進する効果を発揮することができる。管理者言語設定ボタン501は、管理者権限を有するユーザーによる一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面の表示を要求するオブジェクトの一例である。
[スタンプ編集画面の処理]
次に、スタンプ編集画面410の表示処理について説明する。
図12はスタンプ編集画面410の表示処理を説明するフローチャートである。図12を用いてスタンプ編集画面の表示処理について説明を行う。
一般ユーザーがプリンターの印刷設定画面400のスタンプ編集ボタン402を押下したことを検知すると、文書印刷設定部310は、適切な初期化処理を行った後、表示言語の決定を行う(S1210)。文書印刷設定部310は、一般ユーザーの言語設定画面440の表示言語441の設定に応じ表示言語を決定する。表示言語441の候補442の中で「OSの言語に従う」が設定されている場合、文書印刷設定部310は、更にOSの言語を参照し、OSの言語を表示言語とする。
次に、文書印刷設定部310は、スタンプ言語を決定する処理を行う(S1220)。スタンプ言語の決定処理の詳細を図13に示す。スタンプ言語の決定処理では、まず、文書印刷設定部310は、管理者権限を有するユーザーによる設定された言語設定情報を取得し、参照する(S1310)。管理者権限を有するユーザーの言語設定情報は管理者言語設定画面510の「ユーザーのスタンプ言語」511の設定項目である。次に、文書印刷設定部310は、「ユーザーのスタンプ言語」511の設定内容がユーザーの設定に従うことを意図しているかどうかを判定する(S1320)。「ユーザーのスタンプ言語」511が候補512の「ユーザー設定に従う」の場合、文書印刷設定部310は、S1330へと進む。そして、文書印刷設定部310は、スタンプ言語を、一般ユーザーの言語設定画面440のスタンプ言語443に設定されてる言語、即ち、一般ユーザー指定の言語、とする(S1330)。尚、ユーザーのスタンプ言語443に候補444内の「表示言語に従う」が選択されている場合、文書印刷設定部310は、表示言語441に設定されている言語を、スタンプ言語として採用する。一方、S1320の判定にて、「ユーザーのスタンプ言語」511が候補512の「ユーザー設定に従う」以外の場合、文書印刷設定部310は、S1340へ進む。そして、文書印刷設定部310は、「ユーザーのスタンプ言語」511にて設定されている、管理者権限を有するユーザー指定の言語をスタンプ言語として採用する(S1340)。
次に、スタンプ編集画面410の表示処理について説明する。
図12はスタンプ編集画面410の表示処理を説明するフローチャートである。図12を用いてスタンプ編集画面の表示処理について説明を行う。
一般ユーザーがプリンターの印刷設定画面400のスタンプ編集ボタン402を押下したことを検知すると、文書印刷設定部310は、適切な初期化処理を行った後、表示言語の決定を行う(S1210)。文書印刷設定部310は、一般ユーザーの言語設定画面440の表示言語441の設定に応じ表示言語を決定する。表示言語441の候補442の中で「OSの言語に従う」が設定されている場合、文書印刷設定部310は、更にOSの言語を参照し、OSの言語を表示言語とする。
次に、文書印刷設定部310は、スタンプ言語を決定する処理を行う(S1220)。スタンプ言語の決定処理の詳細を図13に示す。スタンプ言語の決定処理では、まず、文書印刷設定部310は、管理者権限を有するユーザーによる設定された言語設定情報を取得し、参照する(S1310)。管理者権限を有するユーザーの言語設定情報は管理者言語設定画面510の「ユーザーのスタンプ言語」511の設定項目である。次に、文書印刷設定部310は、「ユーザーのスタンプ言語」511の設定内容がユーザーの設定に従うことを意図しているかどうかを判定する(S1320)。「ユーザーのスタンプ言語」511が候補512の「ユーザー設定に従う」の場合、文書印刷設定部310は、S1330へと進む。そして、文書印刷設定部310は、スタンプ言語を、一般ユーザーの言語設定画面440のスタンプ言語443に設定されてる言語、即ち、一般ユーザー指定の言語、とする(S1330)。尚、ユーザーのスタンプ言語443に候補444内の「表示言語に従う」が選択されている場合、文書印刷設定部310は、表示言語441に設定されている言語を、スタンプ言語として採用する。一方、S1320の判定にて、「ユーザーのスタンプ言語」511が候補512の「ユーザー設定に従う」以外の場合、文書印刷設定部310は、S1340へ進む。そして、文書印刷設定部310は、「ユーザーのスタンプ言語」511にて設定されている、管理者権限を有するユーザー指定の言語をスタンプ言語として採用する(S1340)。
図12の説明に戻る。スタンプ言語を決定した後、文書印刷設定部310は、S1230へと進み、スタンプ一覧411に表示するプリセットスタンプを決定する処理を行う。文書印刷設定部310は、言語に応じたスタンプ情報が格納されている印刷情報記憶部330を参照し、この中から、先に決定したスタンプ言語のスタンプをピックアップする(S1230)。
最後に、文書印刷設定部310は、スタンプ編集画面410の表示を行う(S1240)。ここでは、文書印刷設定部310は、S1210で決定した表示言語で各ダイアログの要素を表示すると共に、S1230で決定したスタンプ一覧411に列挙するスタンプの表示を行う。
以上の様にして、スタンプ編集画面410は表示される。図14はスタンプ編集画面の表示結果を示す図であり、表示言語は日本語、スタンプ言語は英語の場合の例を示している。日本語OSで、ユーザーが言語設定画面の表示言語を「OS言語に従う」、スタンプ言語を「表示言語に従う」とし、管理者権限を有するユーザーが管理者言語設定画面の「ユーザーのスタンプ言語」を「英語」としたとする。すると、この例のように日本語UIで英語のスタンプの表示となる。つまり、管理者権限を有するユーザーが「ユーザーのスタンプ言語」511に特定の言語を設定する。このことで、一般ユーザーに表示されるスタンプ編集画面460のスタンプ一覧461には、管理者権限を有するユーザーが指定した言語のプリセットスタンプが表示される。したがって、一般ユーザーは、スタンプ一覧461から管理者権限を有するユーザーが指定した言語のスタンプを選択することができる。スタンプ編集画面460は、管理者権限を有するユーザーが指定した言語のスタンプを選択可能なスタンプ編集画面の一例である。
最後に、文書印刷設定部310は、スタンプ編集画面410の表示を行う(S1240)。ここでは、文書印刷設定部310は、S1210で決定した表示言語で各ダイアログの要素を表示すると共に、S1230で決定したスタンプ一覧411に列挙するスタンプの表示を行う。
以上の様にして、スタンプ編集画面410は表示される。図14はスタンプ編集画面の表示結果を示す図であり、表示言語は日本語、スタンプ言語は英語の場合の例を示している。日本語OSで、ユーザーが言語設定画面の表示言語を「OS言語に従う」、スタンプ言語を「表示言語に従う」とし、管理者権限を有するユーザーが管理者言語設定画面の「ユーザーのスタンプ言語」を「英語」としたとする。すると、この例のように日本語UIで英語のスタンプの表示となる。つまり、管理者権限を有するユーザーが「ユーザーのスタンプ言語」511に特定の言語を設定する。このことで、一般ユーザーに表示されるスタンプ編集画面460のスタンプ一覧461には、管理者権限を有するユーザーが指定した言語のプリセットスタンプが表示される。したがって、一般ユーザーは、スタンプ一覧461から管理者権限を有するユーザーが指定した言語のスタンプを選択することができる。スタンプ編集画面460は、管理者権限を有するユーザーが指定した言語のスタンプを選択可能なスタンプ編集画面の一例である。
<第二の実施形態>
第一の実施形態では、管理者権限を有するユーザーが設定した言語のスタンプが、ユーザーのスタンプ編集画面にプリセットされたスタンプとして表示される実施形態を示した。ここでは、他の実施形態として、ユーザーが選択したスタンプ言語に加えて管理者権限を有するユーザーが設定したスタンプ言語のプリセットされたスタンプをユーザーのスタンプ編集画面に表示する実施形態をする。尚、先の実施形態と重複する説明は省略する。
[管理者の言語設定(言語追加処理)]
図15は本実施形態の管理者言語設定の画面例を示す図である。本実施形態では、「追加スタンプ言語」521として、管理者権限を有するユーザーが任意にスタンプ言語を追加するための機能を提供する。「追加スタンプ言語」521の選択肢は候補522で示すように、追加言語「なし」か、特定の言語を追加言語として設定可能となっている。
[ユーザーのスタンプ言語設定(言語追加処理)]
図16では本実施形態における、一般ユーザーの言語設定画面450を示す。先の実施形態に対して、管理者権限を有するユーザーが設定している「追加スタンプ言語」521の設定内容を示すコントロール455が追加されている。一般ユーザーはこのコントロール455を参照することで、管理者権限を有するユーザーの設定によりスタンプ言語が追加されたかどうか、追加されている場合、どんな言語のスタンプが追加されているのかを知ることができる。
第一の実施形態では、管理者権限を有するユーザーが設定した言語のスタンプが、ユーザーのスタンプ編集画面にプリセットされたスタンプとして表示される実施形態を示した。ここでは、他の実施形態として、ユーザーが選択したスタンプ言語に加えて管理者権限を有するユーザーが設定したスタンプ言語のプリセットされたスタンプをユーザーのスタンプ編集画面に表示する実施形態をする。尚、先の実施形態と重複する説明は省略する。
[管理者の言語設定(言語追加処理)]
図15は本実施形態の管理者言語設定の画面例を示す図である。本実施形態では、「追加スタンプ言語」521として、管理者権限を有するユーザーが任意にスタンプ言語を追加するための機能を提供する。「追加スタンプ言語」521の選択肢は候補522で示すように、追加言語「なし」か、特定の言語を追加言語として設定可能となっている。
[ユーザーのスタンプ言語設定(言語追加処理)]
図16では本実施形態における、一般ユーザーの言語設定画面450を示す。先の実施形態に対して、管理者権限を有するユーザーが設定している「追加スタンプ言語」521の設定内容を示すコントロール455が追加されている。一般ユーザーはこのコントロール455を参照することで、管理者権限を有するユーザーの設定によりスタンプ言語が追加されたかどうか、追加されている場合、どんな言語のスタンプが追加されているのかを知ることができる。
[スタンプ編集画面の処理(言語追加処理)]
次にスタンプ言語の決定処理の差分について説明する。
本実施形態のスタンプ言語の決定処理(図12のS1220)について、スタンプ言語の決定処理を図17にフローチャートを記載する。まず、文書印刷設定部310は、一般ユーザーが指定しているスタンプ言語をスタンプ言語として設定する(S1710)。一般ユーザーが設定しているスタンプ言語は一般ユーザーの言語設定画面450のスタンプ言語453の設定である。尚、ユーザーのスタンプ言語453に「表示言語に従う」が選択されている場合、文書印刷設定部310は、表示言語451に設定されている言語を、スタンプ言語として採用する。
次に、文書印刷設定部310は、管理者言語設定画面520の「追加スタンプ言語」521の設定を参照し、設定値を取得する(S1720)。そして、文書印刷設定部310は、取得した設定値に基づき、「追加スタンプ言語」521にて追加スタンプ言語が指定されているかどかを判定する(S1730)。追加スタンプ言語が指定されている場合、文書印刷設定部310は、先のユーザーが指定したスタンプ言語と管理者権限を有するユーザーが指定したスタンプ言語との2つを追加スタンプ言語として決定する(S1740)。尚、ユーザーが指定するスタンプ言語453と管理者権限を有するユーザーが設定する「追加スタンプ言語」521とが同じ場合、文書印刷設定部310は、スタンプ言語は一つとして以降の処理で扱う。「追加スタンプ言語」521が「なし」の場合、文書印刷設定部310は、ユーザーが設定しているスタンプ言語453のみをスタンプ言語として決定する。
次にスタンプ言語の決定処理の差分について説明する。
本実施形態のスタンプ言語の決定処理(図12のS1220)について、スタンプ言語の決定処理を図17にフローチャートを記載する。まず、文書印刷設定部310は、一般ユーザーが指定しているスタンプ言語をスタンプ言語として設定する(S1710)。一般ユーザーが設定しているスタンプ言語は一般ユーザーの言語設定画面450のスタンプ言語453の設定である。尚、ユーザーのスタンプ言語453に「表示言語に従う」が選択されている場合、文書印刷設定部310は、表示言語451に設定されている言語を、スタンプ言語として採用する。
次に、文書印刷設定部310は、管理者言語設定画面520の「追加スタンプ言語」521の設定を参照し、設定値を取得する(S1720)。そして、文書印刷設定部310は、取得した設定値に基づき、「追加スタンプ言語」521にて追加スタンプ言語が指定されているかどかを判定する(S1730)。追加スタンプ言語が指定されている場合、文書印刷設定部310は、先のユーザーが指定したスタンプ言語と管理者権限を有するユーザーが指定したスタンプ言語との2つを追加スタンプ言語として決定する(S1740)。尚、ユーザーが指定するスタンプ言語453と管理者権限を有するユーザーが設定する「追加スタンプ言語」521とが同じ場合、文書印刷設定部310は、スタンプ言語は一つとして以降の処理で扱う。「追加スタンプ言語」521が「なし」の場合、文書印刷設定部310は、ユーザーが設定しているスタンプ言語453のみをスタンプ言語として決定する。
上記のようにして、スタンプ言語を決定した場合、スタンプ言語が2つになるケースがある。スタンプ言語が複数になっても、図12のS123のスタンプ一覧にリストするスタンプを決定する処理では、文書印刷設定部310は、それぞれの言語に応じたプリセットのスタンプをリストアップする。このことで、複数の言語のプリセットスタンプを列挙することが可能である。
図18は、本実施形態でのスタンプ編集画面470の表示例を示す図である。スタンプ編集画面470のスタンプ一覧471には複数の言語、ここでは日本語と英語、のプリセットスタンプが表示されている。このようにユーザーが利用可能なプリセットスタンプに管理者権限を有するユーザーが指定した特定の言語のスタンプを追加することで、スタンプ印刷の識別容易性を維持した運用を維持促進する効果を発揮することができる。
図18は、本実施形態でのスタンプ編集画面470の表示例を示す図である。スタンプ編集画面470のスタンプ一覧471には複数の言語、ここでは日本語と英語、のプリセットスタンプが表示されている。このようにユーザーが利用可能なプリセットスタンプに管理者権限を有するユーザーが指定した特定の言語のスタンプを追加することで、スタンプ印刷の識別容易性を維持した運用を維持促進する効果を発揮することができる。
<その他の実施形態>
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読み出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
以上、上述した各実施形態の処理によれば、管理者権限を有するユーザーは、一般ユーザーが利用するスタンプ言語を固定又は追加できるようになる。したがって、マルチランゲージ対応ドライバー環境であっても、スタンプ印刷の識別容易性を維持した運用を維持促進する効果を発揮することができる。更に、スタンプの意味を理解できないために生じる文書情報の情報取り扱いに関するリスクを軽減することができる。
1 CPU、2 RAM、11 外部メモリ、100 クライアント、101 プリンター、102 プリンターサーバー
Claims (20)
- 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するシステムであって、
管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する第1の表示手段と、
前記設定画面を介して選択された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存手段と、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき前記一般ユーザーのスタンプ言語を決定し、決定したスタンプ言語のスタンプを選択可能なスタンプ編集画面を表示する第2の表示手段と、
を有するシステム。 - 前記第2の表示手段は、前記言語設定情報に管理者権限を有するユーザー指定のスタンプ言語が設定されているか否かを判定し、前記言語設定情報に管理者権限を有するユーザー指定のスタンプ言語の情報が含まれている場合、前記管理者権限を有するユーザー指定のスタンプ言語を前記一般ユーザーのスタンプ言語に決定し、決定したスタンプ言語のスタンプを選択可能な前記スタンプ編集画面を表示する請求項1記載のシステム。
- 前記第2の表示手段は、前記言語設定情報に管理者権限を有するユーザー指定のスタンプ言語の情報が含まれておらずユーザー設定に従う旨の情報が含まれている場合、一般ユーザー指定のスタンプ言語を前記一般ユーザーのスタンプ言語に決定し、決定したスタンプ言語のスタンプを選択可能な前記スタンプ編集画面を表示する請求項2記載のシステム。
- 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するシステムであって、
管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する第1の表示手段と、
前記設定画面を介して追加された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存手段と、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき追加するスタンプ言語を決定し、決定した追加するスタンプ言語のスタンプと前記一般ユーザーにより指定されたスタンプ言語のスタンプとを選択可能なスタンプ編集画面を表示する第2の表示手段と、
を有するシステム。 - 前記第2の表示手段は、前記決定した追加するスタンプ言語の情報を含む一般ユーザーの言語設定画面を表示し、前記決定した追加するスタンプ言語のスタンプと前記言語設定画面を介して前記一般ユーザーにより指定されたスタンプ言語のスタンプとを選択可能な前記スタンプ編集画面を表示する請求項4記載のシステム。
- 前記第1の表示手段は、前記管理者権限を有するユーザーの前記印刷装置のプロパティ画面において管理者権限を有するユーザーによる一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面の表示を要求するオブジェクトを表示し、前記オブジェクトが選択された場合、前記管理者権限を有するユーザーから要求が有ったとして前記設定画面を表示する請求項1乃至5何れか1項記載のシステム。
- 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御する情報処理装置であって、
管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する表示手段と、
前記設定画面を介して選択された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存手段と、
を有する情報処理装置。 - 前記表示手段は、前記管理者権限を有するユーザーの前記印刷装置のプロパティ画面において管理者権限を有するユーザーによる一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面の表示を要求するオブジェクトを表示し、前記オブジェクトが選択された場合、前記管理者権限を有するユーザーから要求が有ったとして前記設定画面を表示する請求項7記載の情報処理装置。
- 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御する情報処理装置であって、
一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を取得する取得手段と、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき前記一般ユーザーのスタンプ言語を決定し、決定したスタンプ言語のスタンプを選択可能なスタンプ編集画面を表示する表示手段と、
を有する情報処理装置。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御する情報処理装置であって、
一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を取得する取得手段と、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき追加するスタンプ言語を決定し、決定した追加するスタンプ言語のスタンプと前記一般ユーザーにより指定されたスタンプ言語のスタンプとを選択可能なスタンプ編集画面を表示する表示手段と、
を有する情報処理装置。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するシステムが実行する情報処理方法であって、
管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する第1の表示ステップと、
前記設定画面を介して選択された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存ステップと、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき前記一般ユーザーのスタンプ言語を決定し、決定したスタンプ言語のスタンプを選択可能なスタンプ編集画面を表示する第2の表示ステップと、
を含む情報処理方法。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するシステムが実行する情報処理方法であって、
管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する第1の表示ステップと、
前記設定画面を介して追加された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存ステップと、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき追加するスタンプ言語を決定し、決定した追加するスタンプ言語のスタンプと前記一般ユーザーにより指定されたスタンプ言語のスタンプとを選択可能なスタンプ編集画面を表示する第2の表示ステップと、
を含む情報処理方法。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する表示ステップと、
前記設定画面を介して選択された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存ステップと、
を含む情報処理方法。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を取得する取得ステップと、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき前記一般ユーザーのスタンプ言語を決定し、決定したスタンプ言語のスタンプを選択可能なスタンプ編集画面を表示する表示ステップと、
を含む情報処理方法。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御する情報処理装置が実行する情報処理方法であって、
一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を取得する取得ステップと、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき追加するスタンプ言語を決定し、決定した追加するスタンプ言語のスタンプと前記一般ユーザーにより指定されたスタンプ言語のスタンプとを選択可能なスタンプ編集画面を表示する表示ステップと、
を含む情報処理方法。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するコンピュータに、
管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する第1の表示ステップと、
前記設定画面を介して選択された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存ステップと、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき前記一般ユーザーのスタンプ言語を決定し、決定したスタンプ言語のスタンプを選択可能なスタンプ編集画面を表示する第2の表示ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するコンピュータに、
管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する第1の表示ステップと、
前記設定画面を介して追加された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存ステップと、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき追加するスタンプ言語を決定し、決定した追加するスタンプ言語のスタンプと前記一般ユーザーにより指定されたスタンプ言語のスタンプとを選択可能なスタンプ編集画面を表示する第2の表示ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するコンピュータに、
管理者権限を有するユーザーからの要求に応じて一般ユーザーのスタンプ言語の設定画面を表示する表示ステップと、
前記設定画面を介して選択された一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を保存する保存ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するコンピュータに、
一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を取得する取得ステップと、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき前記一般ユーザーのスタンプ言語を決定し、決定したスタンプ言語のスタンプを選択可能なスタンプ編集画面を表示する表示ステップと、
を実行させるためのプログラム。 - 文書にスタンプを付加して印刷を行う印刷装置を制御するコンピュータに、
一般ユーザーのスタンプ言語に関する言語設定情報を取得する取得ステップと、
前記一般ユーザーからの要求に応じて、前記言語設定情報に基づき追加するスタンプ言語を決定し、決定した追加するスタンプ言語のスタンプと前記一般ユーザーにより指定されたスタンプ言語のスタンプとを選択可能なスタンプ編集画面を表示する表示ステップと、
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015035647A JP2016157327A (ja) | 2015-02-25 | 2015-02-25 | システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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JP2015035647A Pending JP2016157327A (ja) | 2015-02-25 | 2015-02-25 | システム、情報処理装置、情報処理方法及びプログラム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020004092A (ja) * | 2018-06-28 | 2020-01-09 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム |
JP2020126352A (ja) * | 2019-02-01 | 2020-08-20 | キヤノン株式会社 | プログラム、および情報処理装置 |
-
2015
- 2015-02-25 JP JP2015035647A patent/JP2016157327A/ja active Pending
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JP7073945B2 (ja) | 2018-06-28 | 2022-05-24 | 株式会社リコー | 情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム |
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