JP2016156671A - 金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置 - Google Patents

金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2016156671A
JP2016156671A JP2015033797A JP2015033797A JP2016156671A JP 2016156671 A JP2016156671 A JP 2016156671A JP 2015033797 A JP2015033797 A JP 2015033797A JP 2015033797 A JP2015033797 A JP 2015033797A JP 2016156671 A JP2016156671 A JP 2016156671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
imaging
image
defect detection
defect
captured
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015033797A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6292145B2 (ja
Inventor
広章 小松原
Hiroaki Komatsubara
広章 小松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JFE Steel Corp
Original Assignee
JFE Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JFE Steel Corp filed Critical JFE Steel Corp
Priority to JP2015033797A priority Critical patent/JP6292145B2/ja
Publication of JP2016156671A publication Critical patent/JP2016156671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6292145B2 publication Critical patent/JP6292145B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Image Analysis (AREA)

Abstract

【課題】確実かつ安価に撮像不良の発生を防止して金属帯のエッジ部を撮像でき、かつ微少な欠陥を検出してエッジ部の品質管理を行うことが可能な金属帯エッジ部の欠陥検出方法および欠陥検出装置を提供する。
【解決手段】金属帯エッジ部の欠陥検出方法は、金属帯の幅方向の変動量を示す変動位置データを取得するデータ取得ステップ(ステップS1)と、変動位置データに基づいて撮像手段の位置を調整する位置調整ステップ(ステップS2)と、所定の間隔で撮像手段によって切断面を撮像する撮像ステップ(ステップS4)と、撮像画像を保存する保存ステップ(ステップS5)と、保存ステップで保存された撮像画像のうち、判定対象とする対象画像を除く複数の撮像画像を平均化した平均画像を作成する平均化ステップ(ステップS6)と、平均画像と対象画像との差分を取ることにより欠陥の有無を判定する欠陥検出ステップ(ステップS7,S8)と、を含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置に関する。
一般に、金属帯の製造において、決められた製品幅にするために、サイドトリマーにて金属帯の幅方向の両サイドのエッジ部を剪断するトリミング処理が施され、必要に応じた板幅調整が行なわれる。トリミング処理は、サイドトリマーにおいて、上下一対の回転式トリマー刃が金属帯のエッジ部を挟み込んで剪断する。トリミング処理後には、耳荒れや割れ、特にトリミング処理後に冷間圧延された場合には、エッジ部の割れといった品質不良が発生する場合がある。そのため、トリミング処理においては、剪断後の板幅調整を正確に行なうことに加え、剪断されたエッジ部に耳割れ等の品質不良(欠陥)が発生しないよう、厳格に品質管理を行う必要がある。
上記のような欠陥の要因には、トリマー刃の状態や、クリアランスやオーバーラップ等のトリミング条件や、トリミング屑の付着等が挙げられる。金属帯の剪断に用いられるトリマー刃は、剪断が繰り返されるにつれコーナー部が摩耗して丸みを帯び、クリアランスやオーバーラップが変化して剪断性能が低下する。そこで、従来、エッジ部に関する情報の測定値に基づいて、トリマー刃のクリアランスやオーバーラップの調整が行われてきた。
例えば、特許文献1には、板幅検出器の検出値及びサイドトリミング設定幅の板幅差からクリアランス及びオーバーラップの設定値を算出して制御する技術が記載されている。
特許文献2には、トリミング時に刃物に加わる剪断荷重から板厚変化を求め、この板厚変化に応じてトリマー上下刃のクリアランス及びオーバーラップを調整する技術が記載されている。特許文献3には、ギャップ量を調整するためにスピンドルを軸方向に動かすべく設けられた軸シフト駆動系の動作量を計測してスピンドル位置を制御する際、軸シフト駆動系に起因する誤差を抑制して、クリアランスを適正値にするための技術が記載されている。特許文献4には、トリマー刃の剪断用コーナー部側面の表面粗さを小さくすることで耳荒れ・耳割れを防止する技術が記載されている。特許文献5には、サイドトリマーのトリミング速度とトリミング屑の排出速度とを同期させることで耳荒れ・割れを防止する技術が記載されている。
一方、切断面(剪断面および破断面)における剪断面の面積比と耳荒れ・耳割れ発生率に相関があることが知られている。しかしながら、上記技術では、素材や振動等の外乱因子により測定値に変動が生じる可能性があり、エッジ部に関する情報がフィードバックされないために、鋼板の剪断面比率の厳密な管理をすることができない。
そこで、CCDカメラを用いてエッジ部を撮像することにより、エッジ部の品質管理を行う技術が開示されている。例えば、特許文献6には、CCDカメラを用いて鋼板端部を撮像してトリミング不良部の検出を行う技術が記載されている。また、特許文献7には、あらかじめ剪断面比率とトリミング後のエッジ部での欠陥発生率との関係を求めておき、エッジ部の端部をCCDカメラで撮像して、あらかじめ求められた適切な剪断面比率となるようにクリアランスを調整する技術が記載されている。この技術によれば、トリマー刃の磨耗を簡便にかつ的確に予測し、耳割れ・耳荒れ等の品質不良の発生を防止することができる。
特開昭62−213916号公報 特開昭62−242411号公報 特開平6−31525号公報 特開2006−116664号公報 特開2000−280115号公報 特開2001−277035号公報 特開2004−268171号公報
しかしながら、特許文献6に記載の技術では、撮像対象のエッジ部を2段階で撮像するための複数台のカメラが必要であり、コストがかかる。また、特許文献7に記載の技術では、剪断面比率から間接的に欠陥発生を予測するものであるため、突発的に発生する微小な欠陥は剪断面比率に表れにくいため見逃される可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、確実かつ安価に撮像不良の発生を防止して金属帯のエッジ部を撮像でき、かつ微少な欠陥を検出してエッジ部の品質管理を行うことが可能な金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置を提供することを目的とする。
本発明の金属帯エッジ部の欠陥検出方法は、金属帯のエッジ部の切断面を撮像する撮像手段により撮像された撮像画像に基づいてエッジ部の欠陥を検出する金属帯エッジ部の欠陥検出方法において、前記金属帯の長手方向への移動に伴う該金属帯の幅方向の変動量を示す変動位置データを取得するデータ取得ステップと、前記変動位置データに基づいて前記撮像手段の位置を調整する位置調整ステップと、前記金属帯の長手方向への移動量または移動時間に基づいて所定の間隔で前記撮像手段によって前記切断面を撮像する撮像ステップと、前記撮像ステップで撮像された撮像画像を保存する保存ステップと、前記保存ステップで保存された撮像画像のうち、判定対象とする対象画像を除く複数の撮像画像を平均化した平均画像を作成する平均化ステップと、前記平均画像と前記対象画像との差分を取ることにより、欠陥の有無を判定する欠陥検出ステップと、を含むことを特徴とする。
上記金属帯エッジ部の欠陥検出方法において、更に、前記位置調整ステップにより位置が調整された後に前記撮像手段により撮像された撮像画像における前記金属帯の板厚を示す画素数と、予め測定された該金属帯の板厚とに基づいて、該撮像手段の位置を調整する位置補正ステップを含むことが好ましい。
本発明の金属帯エッジ部の欠陥検出装置は、金属帯のエッジ部の切断面を撮像して撮像画像を生成する撮像手段と、前記金属帯の長手方向への移動に伴う該金属帯の幅方向の変動量を示す変動位置データを取得するデータ取得手段と、前記変動位置データに基づいて前記撮像手段の位置を調整する位置調整手段と、前記撮像手段によって生成された撮像画像に基づいて前記切断面の欠陥の有無を判定する判定手段と、を備え、前記撮像手段は、前記金属帯の長手方向への移動量または移動時間に基づいて所定の間隔で前記切断面を撮像し、前記判定手段は、前記撮像手段によって生成された複数の撮像画像のうち、判定対象とする対象画像を除く複数の撮像画像を平均化した平均画像を作成し、前記平均画像と前記対象画像との差分を取ることにより、欠陥の有無を判定することを特徴とする。
本発明に係る金属帯エッジ部の欠陥検出方法は、金属帯の長手方向への移動に伴う該金属帯の幅方向の変動量を示す変動位置データを取得するデータ取得ステップと、変動位置データに基づいて撮像手段の位置を調整する位置調整ステップと、金属帯の長手方向への移動量または移動時間に基づいて所定の間隔で撮像手段によって切断面を撮像する撮像ステップと、撮像ステップで撮像された撮像画像を保存する保存ステップと、保存ステップで保存された撮像画像のうち、判定対象とする対象画像を除く複数の撮像画像を平均化した平均画像を作成する平均化ステップと、平均画像と対象画像との差分を取ることにより、欠陥の有無を判定する欠陥検出ステップと、を含む。本発明に係る金属帯エッジ部の欠陥検出方法によれば、確実かつ安価に撮像不良の発生を防止して金属帯のエッジ部を撮像でき、かつ微少な欠陥を検出してエッジ部の品質管理を行うことができるという効果を奏する。
図1は、実施形態のサイドトリマーによる鋼帯のトリミング処理を説明するための図である。 図2は、実施形態に係る撮像装置の概略構成を示す模式図である。 図3は、実施形態のカメラおよび照明の配置を示す斜視図である。 図4は、実施形態のカメラおよび照明の位置を調整する機構を示す模式図である。 図5は、実施形態の欠陥検出方法に係るフローチャートである。 図6は、実施形態の欠陥検出方法の説明図である。
以下に、本発明の実施形態に係る金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるものあるいは実質的に同一のものが含まれる。
[実施形態]
図1から図6を参照して、実施形態について説明する。本実施形態は、金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置に関する。まず、図1を参照して本実施形態の対象とするサイドトリマーにおけるトリミング処理について説明する。図1に示すように、サイドトリマー1において、鋼帯Sは、x軸で示す長手方向に搬送されながら、y軸で示す幅方向の両サイドのエッジ部が剪断され、板幅が調整される。サイドトリマー1の上下一対の回転式のトリマー刃2が鋼帯Sのエッジ部をz軸方向の両側から挟み込んで剪断する。剪断された両サイドのエッジ部はトリミング屑Pとなる。トリミング処理の際、トリマー刃2の上刃21と下刃22とは、クリアランス(上刃21と下刃22とのy軸方向の間隔)Lcとオーバーラップ(上刃21と下刃22とのz軸方向の重なり)Loとが所定の値に保持されるように調整される。
次に、図2〜4を参照して、本実施形態の撮像装置10の概略構成について説明する。本実施形態の撮像装置10は、金属帯エッジ部の欠陥検出装置としての機能を有している。図2に示すように、撮像装置10は、カメラ(エリアCCD)11と、照明(高輝度光源)12と、電動シリンダー13と、サポートロール14と、これらの各構成部を制御する制御装置15とを備える。
カメラ11は、図3に示すように、鋼帯Sの搬送路の外側に設置されている。鋼帯Sの搬送路は、x軸で示す鋼帯Sの長手方向(搬送方向d)に沿って設けられている。カメラ11は、サイドトリマー1より下流にy軸方向に向けて設置されており、トリミング処理後の鋼帯Sのエッジ部の切断面SCを撮像する。カメラ11は、鋼帯Sの切断面SCとy軸方向において対向する位置に配置されており、例えば、カメラ11の光軸と切断面SCとが直交するように配置される。照明12は、カメラ11の撮像対象部位を照らすように配置される。
また、図4に示すように、カメラ11はカメラボックス16内に設置されている。照明12は、カメラボックス16の上面に固定された架台17に配置されている。カメラボックス16および架台17は、電動シリンダー13により位置調整がなされる。電動シリンダー13は、カメラボックス16および架台17を搬送路R上の鋼帯Sの幅方向(y軸方向)a1に前後させるアクチュエータと、板厚方向(z軸方向)a2に上下させるアクチュエータを有する。電動シリンダー13により、カメラ11および照明12の位置が調整される。ケーブルベア(登録商標)18は、各構成部を制御装置15に接続するケーブルを収納し、電動シリンダー13による移動に付随して各ケーブルを移動させる。
図2に示す上下一対のサポートロール14は、カメラ11の撮像可能範囲外の位置に設置されている。サポートロール14は、鋼帯Sがx軸で示す長手方向の下流(搬送方向d)に搬送される際に、z軸で示す板厚方向(上下方向)における鋼帯Sの位置が変動することを抑制する。
制御装置15は、カメラ11とはカメラコントローラーを介して、照明12とは照明回路を介して、また、電動シリンダー13とは電動シリンダーコントローラーを介して接続されている。また、制御装置15は、サイドトリマー1の上流に配置されたCPC(センターポジションコントローラー)3とデータ通信可能に接続されている。
CPC3は、y軸方向に沿って鋼帯Sの幅方向の端部を検出するサイドガイド4に接続され、鋼帯Sの両サイドの端部の位置を検知することができる。これにより、CPC3は、サイドガイド4の設置位置における鋼帯Sの長手方向(x軸方向)への移動に伴う幅方向(y軸方向)の変動量を変動位置データとして算出している。この変動位置データに基づいて、CPC3は、鋼帯Sに形状不良があっても鋼帯Sがx軸方向の下流(搬送方向d)に搬送される際に長手方向(x軸方向)の中心位置が変動しないように、トリミング処理前に鋼帯Sの幅方向(y軸方向)の位置を制御している。
制御装置15は、ワークステーションやパソコン等の汎用コンピュータで実現され、CPU、更新記録可能なフラッシュメモリ等のROMやRAM等の各種メモリ、内蔵あるいはデータ通信端子で接続されたハードディスク、CD−ROM等の記録媒体およびその読み書き装置等の各種記録装置、通信装置、表示装置や印刷装置等の出力装置、入力装置等を備えて構成される。制御装置15は、処理プログラム等を記憶したメモリおよび処理プログラムを実行するCPU等を用いて、撮像装置10の各構成部を制御する。これにより、制御装置15は、カメラ11により撮像された鋼帯Sのエッジ部の切断面SCの撮像画像に基づいて、エッジ部の品質管理を行う。制御装置15は、品質管理として例えば、耳荒れや割れ等の品質不良を検出したり、切断面SCにおける剪断面の面積比が適切な値になるようにクリアランスLcを調整したりする。制御装置15は、本実施形態では、後述する撮像処理を実行することにより、カメラ11の位置を調整して撮像不良の発生を防止する。
ここで、図5のフローチャートを参照して、撮像装置10による金属帯エッジ部の欠陥検出処理手順について説明する。図5のフローチャートは、例えば、操作者により撮像処理開始の指示入力があったタイミングで開始となり、欠陥検出処理はステップS1の処理に進む。
ステップS1の処理において、制御装置15は、CPC3から変動位置データを取得する。この変動位置データは、CPC3によって検出された幅方向における鋼帯Sの位置の変動量である。幅方向における鋼帯Sの位置変動量は、例えば、基準となる位置からの幅方向の移動量や蛇行量である。CPC3からの変動位置データの取得がなされると、ステップS1の処理は完了し、欠陥検出処理はステップS2の処理に進む。
ステップS2の処理において、制御装置15は、ステップS1の処理で取得した変動位置データに基づいて、電動シリンダー13を制御してカメラ11の位置を調整する。制御装置15は、CPC3から取得した鋼帯Sの幅方向(y軸方向)の変動量と、鋼帯Sの搬送速度に基づいて、カメラ11から鋼帯Sの撮像対象部位までの距離の変動量を予測する。制御装置15は、カメラ11と鋼帯Sの撮像対象部位までの距離が最適となるように、電動シリンダー13によってカメラ11を幅方向に移動させる。カメラ11の位置調整が終了するとステップS2の処理は完了し、欠陥検出処理はステップS3の処理に進む。
ステップS3の処理において、制御装置15は、ステップS2の処理後にカメラ11により撮像された撮像画像を取得して、取得した撮像画像における板厚を示す画素数を算出する。制御装置15は、取得した撮像画像における鋼帯Sのエッジを検出する。制御装置15は、撮像画像における鋼帯Sの表面側のエッジラインと裏面側のエッジラインとの間の画像上下方向の画素数を鋼帯Sの板厚に対応する画素数とする。制御装置15は、算出した板厚を示す画素数と、予め測定された撮像対象の鋼帯Sの実際の板厚とに基づいて、撮像した時点におけるカメラ11と鋼帯Sとのy軸方向の距離を算出する。そして、制御装置15は、算出されたカメラ11と鋼帯Sとの距離を適切な値にするように、電動シリンダー13を制御してカメラ11の位置を調整(補正)する。これにより、ステップS3の処理は完了し、欠陥検出処理はステップS4の処理に進む。
ステップS4の処理において、制御装置15は、カメラ11によって撮像された撮像画像を取得する。ステップS4において取得される切断面SCの撮像画像は、ステップS3のカメラ位置補正処理の後でカメラ11により撮像されたものである。ステップS4において取得された撮像画像は、欠陥判定に用いられる。この撮像処理は、鋼帯Sが長手方向に一定量移動するごとに(もしくは一定の時間が経過するごとに)行う。言い換えると、ステップS4における撮像画像の取得は、鋼帯Sの長手方向の移動量または移動時間に基づいて所定の間隔で実行される。所定の間隔は、例えば、鋼帯Sの切断面SCをカメラ11によって切れ目なく撮像できるように定められる。言い換えると、所定の間隔は、1つの撮像画像と、次に撮像される撮像画像とが端部において重なる(切断面SCの同一部分を撮像する)ように定められる。
なお、ステップS1からS3の処理は1回の(欠陥判定用の)撮像画像の取得ごとに行ってもよいし、任意の回数の撮像画像の取得ごとに行ってもよい。すなわち、1回の撮像画像の取得が終了するごとにステップS4の処理が完了するようにされてもよく、撮像画像の取得が複数回実行されてからステップS4の処理が完了するようにされてもよい。ステップS4の処理は完了し、欠陥検出処理はステップS5の処理に進む。
ステップS5の処理において、制御装置15は、ステップS4において取得した撮像画像を保存する。制御装置15は、例えば、制御装置15に付随する記憶手段に撮像画像を保存する。これにより、ステップS5の処理は完了し、欠陥検出処理はステップS6の処理に進む。
ステップS6の処理において、制御装置15は、平均画像を作成する。制御装置15は、保存された撮像画像のうち、欠陥検出の判定対象とする対象画像を除く複数の撮像画像を平均化することにより平均画像を作成する。本実施形態では、保存された撮像画像のうち最後に撮像された画像、言い換えると最新の撮像画像が判定対象とされる。制御装置15は、ステップS5において保存された撮像画像のうち、最新の撮像画像を除く、任意の複数の撮像画像を平均化する。
例えば、図6に示されるように、最新の撮像画像(現在の画像)が最初の撮像画像から数えてk回目(kは整数)に撮像されたものであるとする。この最新の画像を画像IMと称する。最新の撮像画像IMよりも1回前に撮像された撮像画像をIMk−1とし、2回前に撮像された撮像画像をIMk−2とし、以降同様にN回前の撮像画像をIMk−Nとする(Nは任意の整数)。制御装置15は、平均画像IRAvを作成する前に、まず、各撮像画像IMからIMk−Nの画像補正を行う。この画像補正は、撮像画像IMにおける鋼帯Sの画像上下方向における位置合わせを行うものである。本実施形態の制御装置15は、撮像画像IMにおいて鋼帯Sを画像上下方向の中心に位置させるように画素位置の補正を行う。
画像補正の内容について、1回前に撮像された撮像画像IMk−1を例に説明する。制御装置15は、撮像画像IMk−1における鋼帯Sの上側エッジラインLUおよび下側エッジラインLDを検出する。エッジラインLU,LDは、例えば、画像上下方向に沿った輝度値の変化に基づいて検出される。制御装置15は、検出されたエッジラインLU,LDから鋼帯Sの板厚の中心線LCを算出する。制御装置15は、撮像画像IMk−1の各画素の画素位置を画像上下方向に移動させて、鋼帯Sの中心線LCを撮像画像IMk−1の画像上下方向における中間線に一致させる。なお、画素位置の変更により空白となった画素については、鋼帯Sに対応する画素の輝度よりも低い輝度(例えば、輝度0)が設定される。画像補正が実行されることで、各撮像画像IMにおける鋼帯Sの上下位置が揃えられる。
制御装置15は、画像補正が完了すると、補正後の撮像画像IRの各画素位置について、撮像画像IRk−1から撮像画像IRk−Nまでの輝度の値(光の強度)を平均化して平均画像を作成する。作成された平均画像IRAvにおいて、鋼帯Sに対応する各画素の輝度値は、切断面SCに欠陥が存在しない場合の輝度値もしくは欠陥が存在しない場合の輝度値に近い輝度値となる。平均画像IRAvは、判定対象とする対象画像(補正後の最新の撮像画像IR)と比較される比較対象の画像となる。画像補正および平均画像IRAvの作成が終了するとステップS6の処理は完了し、欠陥検出処理はステップS7の処理に進む。
ステップS7の処理において、制御装置15は、差分画像IDFを作成する。差分画像IDFは、ステップS6において作成した平均画像IRAvと、最新の撮像画像(補正後の現在の画像)IRとの差分をとった画像である。制御装置15は、各画素位置について、平均画像IRAvの輝度値と補正後の最新の撮像画像IRの輝度値との差分の絶対値を算出し、この絶対値を差分画像IDFの各画素の輝度値とする。差分画像IDFの作成が終了するとステップS7の処理は完了し、欠陥検出処理はステップS8の処理に進む。
ステップS8において、制御装置15は、欠陥の有無を判定する。制御装置15は、ステップS7において作成した差分画像IDFについて、強度(輝度値)が0(ゼロ)以外の面積(画素数)が、予め設定した閾値を超えるか否かによって、鋼帯Sのエッジにおける欠陥の有無を判定する。制御装置15は、強度が0以外の画素数が閾値を超える場合、鋼帯Sの切断面SCにおいて、最新の撮像画像IRで撮像された部位に欠陥が存在すると判定する。制御装置15は、欠陥が存在すると判定された部位の位置(例えば、長手方向における位置)および強度が0以外であった画素数を記憶手段に保存する。
なお、制御装置15は、ステップS4において複数の撮像画像IMが新たに取得されている場合、それらの撮像画像IM全てについて、順番に欠陥の有無を判定する。欠陥の有無の判定が終了するとステップS8の処理は完了し、一連の欠陥検出処理は終了する。
以上、説明したように、本実施形態の撮像装置10では、制御装置15が、CPC3から変動位置データを取得して、鋼帯Sの形状不良に起因して、鋼帯Sの搬送(長手方向への移動)に伴って生じるy軸方向の横行(鋼帯Sの幅の変動)に対応してカメラ11の位置を調整する。これにより、確実にカメラ11のピントを撮像対象の鋼帯Sに合わせることができ、撮像不良の発生を防止できる。
また、本実施形態に係る金属帯エッジ部の欠陥検出方法は、金属帯(鋼帯S)のエッジ部の切断面SCを撮像する撮像手段(カメラ11)により撮像された撮像画像IMに基づいてエッジ部の欠陥を検出する金属帯エッジ部の欠陥検出方法において、データ取得ステップと、位置調整ステップと、撮像ステップと、保存ステップと、平均化ステップと、欠陥検出ステップとを含む。
データ取得ステップは、図5に示すフローチャートのステップS1に対応し、金属帯(鋼帯S)の長手方向(x軸方向)への移動に伴う該金属帯(鋼帯S)の幅方向(y軸方向)の変動量を示す変動位置データを取得するステップである。位置調整ステップは、図5のステップS2に対応し、取得した変動位置データに基づいて電動シリンダー13によって撮像手段(カメラ11)の位置を調整するステップである。位置調整ステップは、確実かつ安価に撮像不良を防止して金属帯のエッジ部を撮像することを可能とする。
撮像ステップは、図5のステップS4に対応し、金属帯(鋼帯S)の長手方向への移動量または移動時間に基づいて所定の間隔で撮像手段(カメラ11)によって切断面SCを撮像するステップである。保存ステップは、図5のステップS5に対応し、撮像ステップで撮像された撮像画像を保存するステップである。
平均化ステップは、図5のステップS6に対応し、保存ステップで保存された撮像画像のうち、判定対象とする対象画像(補正後の最新の撮像画像IR)を除く複数の撮像画像(補正後の撮像画像IRk−1から撮像画像IRk−N)を平均化した平均画像IRAvを作成するステップである。欠陥検出ステップは、図5のステップS7,S8に対応し、平均画像IRAvと対象画像IRとの差分を取ることにより、欠陥の有無を判定するステップである。
本実施形態の金属帯エッジ部の欠陥検出方法は、最新の撮像画像IRを除いた複数の撮像画像IRの平均画像IRAvを作成し、これを最新の撮像画像IRと比較し、差分をとった差分画像IDFを作成する。差分画像IDFに基づいて欠陥を検出することにより、鋼帯Sのエッジ部に発生する欠陥を迅速かつ確実に検出することができる。
本実施形態の金属帯エッジ部の欠陥検出方法は、更に、位置補正ステップを含む。位置補正ステップは、図5のステップS3に対応し、位置調整ステップにより位置が調整された後に撮像手段(カメラ11)により撮像された撮像画像における金属帯(鋼帯S)の板厚を示す画素数と、予め測定された該金属帯(鋼帯S)の板厚とに基づいて、該撮像手段(カメラ11)の位置を調整するステップである。位置補正ステップによってカメラ11と鋼帯Sとの距離が微調整されることにより、鋼帯Sのエッジ部の切断面SCをより精細に撮像することができる。このように、本実施形態の撮像装置10および金属帯エッジ部の欠陥検出方法によれば、確実かつ安価に撮像不良を防止して金属帯のエッジ部を撮像することができる。
本実施形態の金属帯エッジ部の欠陥検出装置(撮像装置10)は、金属帯(鋼帯S)のエッジ部の切断面SCを撮像して撮像画像IMを生成する撮像手段(カメラ11)と、金属帯の長手方向への移動に伴う該金属帯の幅方向の変動量を示す変動位置データを取得するデータ取得手段(CPC3)と、変動位置データに基づいて撮像手段の位置を調整する位置調整手段(電動シリンダー13)と、撮像手段によって生成された撮像画像に基づいて切断面SCの欠陥の有無を判定する判定手段(制御装置15)と、を備え、撮像手段(カメラ11)は、金属帯の長手方向への移動量または移動時間に基づいて所定の間隔で切断面SCを撮像し、判定手段(制御装置15)は、撮像手段(カメラ11)によって生成された複数の撮像画像のうち、判定対象とする対象画像(補正後の最新の撮像画像IR)を除く複数の撮像画像(補正後の撮像画像IRk−1から撮像画像IRk−N)を平均化した平均画像IRAvを作成し、平均画像IRAvと対象画像IRとの差分を取ることにより、欠陥の有無を判定する。本実施形態の金属帯エッジ部の欠陥検出装置は、確実かつ安価に撮像不良の発生を防止して金属帯のエッジ部を撮像でき、かつ微少な欠陥を検出してエッジ部の品質管理を行うことが可能である。
なお、ステップS8の判定において、差分画像IDFにおける輝度値が閾値以上の画素数に基づいて、欠陥の有無が判定されてもよい。この閾値は、微少な欠陥の存在を適切に判定できるように、実験結果等に基づいて設定されることが好ましい。
上記実施形態は本発明を実施するための例にすぎず、本発明はこれらに限定されるものではなく、仕様等に応じて種々変形することは本発明の範囲内であり、更に本発明の範囲内において、他の様々な実施形態が可能であることは上記記載から自明である。また、上記の実施形態に開示された内容は、適宜組み合わせて実行することができる。
1 サイドトリマー
2 トリマー刃
21 上刃
22 下刃
3 CPC
4 サイドガイド
10 撮像装置(金属帯エッジ部の欠陥検出装置)
11 カメラ
12 照明
13 電動シリンダー
14 サポートロール
15 制御装置
16 カメラボックス
17 架台
18 ケーブルベア(登録商標)
IM 撮像画像
IR 補正後の撮像画像
IRAv 平均画像
IDF 差分画像
Lc クリアランス
Lo オーバーラップ
P トリミング屑
R 搬送路
S 鋼帯
SC 切断面

Claims (3)

  1. 金属帯のエッジ部の切断面を撮像する撮像手段により撮像された撮像画像に基づいてエッジ部の欠陥を検出する金属帯エッジ部の欠陥検出方法において、
    前記金属帯の長手方向への移動に伴う該金属帯の幅方向の変動量を示す変動位置データを取得するデータ取得ステップと、
    前記変動位置データに基づいて前記撮像手段の位置を調整する位置調整ステップと、
    前記金属帯の長手方向への移動量または移動時間に基づいて所定の間隔で前記撮像手段によって前記切断面を撮像する撮像ステップと、
    前記撮像ステップで撮像された撮像画像を保存する保存ステップと、
    前記保存ステップで保存された撮像画像のうち、判定対象とする対象画像を除く複数の撮像画像を平均化した平均画像を作成する平均化ステップと、
    前記平均画像と前記対象画像との差分を取ることにより、欠陥の有無を判定する欠陥検出ステップと、
    を含むことを特徴とする金属帯エッジ部の欠陥検出方法。
  2. 更に、前記位置調整ステップにより位置が調整された後に前記撮像手段により撮像された撮像画像における前記金属帯の板厚を示す画素数と、予め測定された該金属帯の板厚とに基づいて、該撮像手段の位置を調整する位置補正ステップを含むことを特徴とする請求項1に記載の金属帯エッジ部の欠陥検出方法。
  3. 金属帯のエッジ部の切断面を撮像して撮像画像を生成する撮像手段と、
    前記金属帯の長手方向への移動に伴う該金属帯の幅方向の変動量を示す変動位置データを取得するデータ取得手段と、
    前記変動位置データに基づいて前記撮像手段の位置を調整する位置調整手段と、
    前記撮像手段によって生成された撮像画像に基づいて前記切断面の欠陥の有無を判定する判定手段と、
    を備え、
    前記撮像手段は、前記金属帯の長手方向への移動量または移動時間に基づいて所定の間隔で前記切断面を撮像し、
    前記判定手段は、前記撮像手段によって生成された複数の撮像画像のうち、判定対象とする対象画像を除く複数の撮像画像を平均化した平均画像を作成し、前記平均画像と前記対象画像との差分を取ることにより、欠陥の有無を判定する
    ことを特徴とする金属帯エッジ部の欠陥検出装置。
JP2015033797A 2015-02-24 2015-02-24 金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置 Active JP6292145B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015033797A JP6292145B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015033797A JP6292145B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016156671A true JP2016156671A (ja) 2016-09-01
JP6292145B2 JP6292145B2 (ja) 2018-03-14

Family

ID=56825673

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015033797A Active JP6292145B2 (ja) 2015-02-24 2015-02-24 金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6292145B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101942928B1 (ko) * 2017-02-16 2019-01-28 주식회사 포스코 강판의 절단면 검사 시스템 및 그 방법
JP6900561B1 (ja) * 2020-07-07 2021-07-07 Dmg森精機株式会社 工作機械、情報処理方法、および情報処理プログラム
CN113870250A (zh) * 2021-10-19 2021-12-31 浙江泰嘉光电科技有限公司 一种透明平板玻璃切割质量的检测方法
JP2022105581A (ja) * 2018-03-08 2022-07-14 Ubeマシナリー株式会社 成形不良の検出方法
CN114882044A (zh) * 2022-07-12 2022-08-09 山东汇通工业制造有限公司 金属管件表面质量检测方法
WO2024070101A1 (ja) * 2022-09-27 2024-04-04 Jfeスチール株式会社 表面欠陥検出方法及び表面欠陥検出装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6667800B1 (en) * 1997-02-17 2003-12-23 Volvo Car Corporation Method and device for measuring and quantifying surface defects on a test surface
JP2004020356A (ja) * 2002-06-17 2004-01-22 Kita Denshi Corp 印刷物検査方法及び装置
JP2004251878A (ja) * 2002-12-27 2004-09-09 Nippon Sheet Glass Co Ltd 板状体の光学的歪みを評価する装置および方法
JP2008014825A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 測定方法及び測定プログラム
JP2015025741A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 Jfeスチール株式会社 鋼板端面の欠陥検出方法及び欠陥検出装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6667800B1 (en) * 1997-02-17 2003-12-23 Volvo Car Corporation Method and device for measuring and quantifying surface defects on a test surface
JP2004020356A (ja) * 2002-06-17 2004-01-22 Kita Denshi Corp 印刷物検査方法及び装置
JP2004251878A (ja) * 2002-12-27 2004-09-09 Nippon Sheet Glass Co Ltd 板状体の光学的歪みを評価する装置および方法
JP2008014825A (ja) * 2006-07-06 2008-01-24 Sogo Keibi Hosho Co Ltd 測定方法及び測定プログラム
JP2015025741A (ja) * 2013-07-26 2015-02-05 Jfeスチール株式会社 鋼板端面の欠陥検出方法及び欠陥検出装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101942928B1 (ko) * 2017-02-16 2019-01-28 주식회사 포스코 강판의 절단면 검사 시스템 및 그 방법
JP2022105581A (ja) * 2018-03-08 2022-07-14 Ubeマシナリー株式会社 成形不良の検出方法
JP6900561B1 (ja) * 2020-07-07 2021-07-07 Dmg森精機株式会社 工作機械、情報処理方法、および情報処理プログラム
JP2022014559A (ja) * 2020-07-07 2022-01-20 Dmg森精機株式会社 工作機械、情報処理方法、および情報処理プログラム
CN113870250A (zh) * 2021-10-19 2021-12-31 浙江泰嘉光电科技有限公司 一种透明平板玻璃切割质量的检测方法
CN114882044A (zh) * 2022-07-12 2022-08-09 山东汇通工业制造有限公司 金属管件表面质量检测方法
CN114882044B (zh) * 2022-07-12 2022-09-06 山东汇通工业制造有限公司 金属管件表面质量检测方法
WO2024070101A1 (ja) * 2022-09-27 2024-04-04 Jfeスチール株式会社 表面欠陥検出方法及び表面欠陥検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6292145B2 (ja) 2018-03-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6292145B2 (ja) 金属帯エッジ部の欠陥検出方法および金属帯エッジ部の欠陥検出装置
CN106416455B (zh) 品质管理装置、品质管理方法
US20190329489A1 (en) Additive manufacturing quality control systems
KR102281150B1 (ko) 띠상체의 사행량 측정 방법 및 장치 그리고 띠상체의 사행 이상 검출 방법 및 장치
US20190064765A1 (en) Mounting board manufacturing system and mounting board manufacturing method
JP2011237210A (ja) 位置測定システム
KR20010099965A (ko) 대상체의 품질측정방법, 캠버억제방법, 대상체의품질측정장치, 압연장치 및 트림장치
CN105171115A (zh) 基于机器视觉的飞剪控制系统及其控制方法
JP2013075326A (ja) 熱間圧延設備
JP2018144969A (ja) ベルトコンベアの蛇行修正装置および監視システム
JP2016508450A (ja) 所定輪郭を有する板金素材の切断方法
US9682882B2 (en) Methods for producing a glass ribbon
CN115690097A (zh) 极片贴标控制方法、装置、电子设备及存储介质
JP2014078445A (ja) 電池用電極シートの製造方法および製造装置
TWI616293B (zh) 薄膜切斷方法及薄膜切斷系統
JP6156253B2 (ja) 金属帯エッジ部撮像装置
KR100856276B1 (ko) 압연 소재 두께 측정 장치
JP2007130588A (ja) パターン形成方法
JP2012170997A (ja) クロップシャーの駆動制御方法
KR20110124767A (ko) 기준 위치 조정 감시 장치
KR20180104269A (ko) 광택도를 이용한 금속박 품질관리방법
JP2002096214A (ja) 丸刃位置調整方法および装置
JP5857880B2 (ja) スリッタ刃のクリアランス調整方法
JP5464092B2 (ja) 画像検査方法および画像検査装置
JP2017064790A (ja) 圧延機における形状制御方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170628

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170823

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180116

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6292145

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250