JP2016154336A - ユーザ装置および無線基地局 - Google Patents

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Abstract

【課題】3D-MIMO(Three Dimensional Multiple Input Multiple Output)方式の無線通信システムにおいて参照信号及びフィードバック情報の送信オーバーヘッドを低減可能な装置を提供する。【解決手段】ユーザ装置20は参照信号をアンテナ21−1〜21−M、Duplexer(デュプレクサ)22−1〜22−M、RF受信回路24−1〜24−Mを介して受信し、チャネル推定部25、プリコーディングウエイト選択部27、チャネル品質測定部26にてプリコーディングを行うための水平及び垂直方向の位相回転量の候補を抽出する。フィードバック制御信号生成部28は水平及び垂直方向の位相回転量の候補に基き少なくとも一方が所定の割合で限定的に設定された値を有するフィードバック情報を生成し、MUX(多重部)132、RF送信回路23−1〜23−Mを介して無線基地局へ通知する。【選択図】図9

Description

本発明は、無線通信技術の分野に関し、特に、3D-MIMO(Three Dimensional Multiple Input Multiple Output)方式のユーザ装置と無線基地局に関する。
3GPP(Third Generation Partnership Project)におけるLTE(Long Term Evolution)標準規格のリリース8〜11では、基地局のアンテナ素子を横方向に複数配置し、水平方向のビームフォーミングを行う技術が採用されている。
リリース12標準化においては、縦方向と横方向に2次元配置した多数のアンテナ素子を基地局に搭載し、水平方向に加えて垂直方向にビームを形成する三次元MIMO(3D−MIMO)が検討されつつある(たとえば、非特許文献1および2参照)。垂直方向(仰角方向)と水平方向(方位角方向)にビームを形成することによって、システム特性の改善が期待される。
リリース11までは、水平方向と偏波素子間の伝搬路状態情報(CSI:Channel State Information)をMIMO基地局にフィードバックすることにより、閉ループ型のプリコーディングを実現している。CSIオーバーヘッドを抑制するために、基地局とユーザ装置の間で、複数のプリコーディング行列(線形フィルタ)が記載されたコードブックをあらかじめ共有しておき、ユーザ装置が所望のプリコーディング行列をコードブックから選択して、選択した行列番号をCQIとともに基地局装置に通知する。基地局装置はフィードバック情報に基づいて、送信データにプリコーディングを行ってMIMO伝送を行う。
下りリンクのMIMO伝送用に送信8アンテナ用のコードブックが合意されている(たとえば、非特許文献3参照)。
3GPP TSG RAN#58, RP-121994, "Study on Downlink Enhancement for Elevation Beamforming for LTE" 3GPP TSG RAN#58, RP-122015, "New SID Proposal: Study on Full Dimension for LTE" 3GPP TSG RAN WG1 Meeting #62, R1-105011, "Way Forward on 8Tx Codebook for Rel. 10 DL MIMO"
3D−MIMOでは、水平方向および偏波素子間の伝搬路情報に加え、垂直方向の伝搬路情報が送信側で必要になる。このとき、いかにしてRS(Reference Signal:参照信号)のオーバーヘッドや、FB(フィードバック)情報のオーバーヘッドを削減するかが重要な課題となる。
アンテナ数が8より多いFD−MIMO(Full Dimension-MIMO)では、アンテナ素子数が数十から百以上となることが予想され、ビーム形成のための効率的な情報の送受信がいっそう求められる。
そこで、本発明は、3D−MIMO方式の無線通信システムにおいて、参照信号の送信オーバーヘッドとフィードバック情報の送信オーバーヘッドの少なくとも一方を低減することを課題とする。
上記課題を実現するために、
(a)送信側で、参照信号の送信に用いるアンテナ素子の選択や、送信タイミング等のコンフィギュレーションを制御してRSオーバーヘッドを減らす方法と、
(b)垂直情報を効率的に付加したフィードバック情報を生成する方法、
が考えられる。ここで言うコンフィギュレーションとは、当該参照信号の時間・周波数的な多重位置、送信周期、アンテナ素子、送信系列等を指定する制御情報を示す。
本発明の一つの態様では、ユーザ装置は、
複数のアンテナポートの一部または全部を用いて、プリコーディングを行うための水平方向の位相回転量の候補と、垂直方向の位相回転量の候補を受信する受信部と、
前記水平方向の位相回転量の候補と前記垂直方向の位相回転量の候補に基づいて、水平方向の位相回転量と垂直方向の位相回転量を含むフィードバック情報を無線基地局に報告するフィードバック情報通知部と、
を有し、
前記水平方向の位相回転量の候補と、前記垂直方向の位相回転量の候補の少なくとも一方は所定の割合で限定的に設定された値を有する。
3D−MIMO方式の通信システムで参照信号の送信オーバーヘッドと、フィードバック情報の送信オーバーヘッドの少なくとも一方を低減することができる。
実施形態の無線通信システムの概略図である。 2次元配置されるアンテナ素子間の関係性を説明するための図である。 RS送信時のアンテナ素子の選択例を示す図である。 RS信号の送信例を示す図である。 RS信号の送信例を示す図である。 RS信号の送信例を示す図である。 ユーザ装置から無線基地局へのフィードバック方法を説明する図である。 無線基地局装置の構成例を示す図である。 ユーザ装置の構成例を示す図である。
図1は、実施形態の無線通信システム1の概略図である。無線通信システム1は、無線基地局10と、ユーザ装置20−1、20−2を含む。この例では、無線基地局10から各ユーザ装置20−1、20−2への送信信号を空間多重するマルチユーザMIMO(MU−MIMO)が採用されている。
無線基地局10は、複数のアンテナが縦横に2次元配列されたアンテナアレイ11を有する。無線基地局10は、アンテナアレイ11に含まれるアンテナの一部または全部を用いて、ユーザ装置20−1、20−2で伝搬路情報の推定に用いる参照信号(RS)を送信する(矢印(1))。この参照信号の送信方法については後述する。
各ユーザ装置20−1、20−2は、受信した参照信号から推定した伝搬路状態情報(CSI)を無線基地局10にフィードバックする(矢印(2))。
無線基地局10は、フィードバック情報を用いて、ユーザ装置20−1、20−2の間の相互干渉を抑制する送信プリコーディングウエイトを生成し、各ユーザ装置20−1、20−2宛のデータ信号とチャネル推定用の参照信号のための送信ビームフォーミングを行って、データ信号を送信する(矢印(3))。
ビームフォーミングのためのプリコーディングベクトルは、各ユーザ装置20−1,20−2からフィードバックされるCSIに基づいて無線基地局10で計算してユーザ装置20−1、20−2に通知してもよい。あるいは、ユーザ装置20−1、20−2が、推定した伝搬路情報(チャネル行列)からプリコーディングベクトルを計算して無線基地局10にフィードバックしてもよい。あるいは、無線基地局10と各ユーザ装置20−1、20−2の間でコードブック(プリコーディング行列群)を共通に保持し、各ユーザ装置20−1、20−2が推定したチャネル行列に基づいて所望のプリコーディングベクトルを選択する構成としてもよい。
図1(B)に示すように、2次元配列のアンテナアレイ11を有する無線基地局10は水平方向のビームフォーミングに加えて、垂直方向にもビームを形成することができる。
図2は、無線基地局10のアンテナ構成例を示す。図2(A)は、水平方向に4つ、縦方向に2つの合計8つのアンテナが配置されている。アンテナ0−7の各々を個別のアンテナ素子として機能させてもよいし、隣接する2つのアンテナ(たとえばアンテナ0とアンテナ1)に直交する偏波のそれぞれを割当て、2つで1つの素子として機能させてもよい。
図2(B)では縦横に4つの素子が配置され、各素子は直交する偏波に対応する2つのアンテナで構成される。図2(C)では、縦横に4つのアンテナが配置されている。図2(D)では、縦方向に2つの素子が配置され、各素子が直交する偏波に対応する2つのアンテナで構成される。
二次元配列のアンテナアレイ11で垂直方向のビームフォーミングを行う場合、水平方向および偏波間の伝搬路情報に加えて、垂直方向の伝搬路情報が必要になる。参照信号の送信に用いるアンテナ数が多くなるほど、無線基地局10から送信される参照信号のオーバーヘッドが問題となる。
そこで一つの方法として、無線基地局10は参照信号を送信する際に、参照信号の送信に用いるアンテナポートの数を実際のアンテナポート数よりも少なくして、送信オーバーヘッドを低減する。ビームフォーミングを行う際に二次元配列されたすべてのアンテナ間の関係性を把握する必要はなく、必要とされる部分は限定されるからである。アンテナ間の関係性で重要なものは、水平方向の伝搬路情報、垂直方向の伝搬路情報、偏波間の伝搬路情報。伝搬路情報は、たとえば、位相回転量、振幅変動などの絶対値または相対値を含む。
たとえば、図2(B)のアンテナ配列の場合、重要度の高いアンテナの組み合わせは、{0,1}、{2,3}、{4,5}、{6,7}(以上、水平方向)、{0,4}、{1,5}、{2,6}、{3,7}(以上、垂直方向)、{0,2}、{1,3}、{4,6}、{5,7}(以上、偏波間)の関係である。これ以外のアンテナの組み合わせの重要度はそれほど高くない。そこで、実施形態では、二次元配列されたアンテナ群の一部を用いて参照信号を送信する。
図2の例は、アンテナ数が8以下の場合を示すが、アンテナ数が8を超える場合にも同様のことが当てはまる。アンテナ数が8よりも大きいFD(Full Dimension)−MIMOでは多数のアンテナを用いて鋭いビームを形成して周波数利得を向上することができるが、参照信号送信の際には、重要度の高いアンテナ間の組み合わせだけを用いてオーバーヘッドを低減することができる。
図3は、参照信号の送信に用いるアンテナの選択例を示す。図3(A)〜図3(C)では、4×4のアンテナ配列で、一部のアンテナが参照信号の送信に用いられる。図3(A)の場合、配列の中央部分のアンテナ0〜4が用いられる。アンテナ0を基準とすると、水平方向に隣接するアンテナ1との間で、水平方向のアンテナ間の伝播路における位相差あるいは振幅差を推定することができる。アンテナ0と垂直方向に隣接するアンテナ2との間で、垂直方向のアンテナ間の伝播路における位相差あるいは振幅差を推定することができる。基準アンテナ0と、アンテナ0〜4の外側に位置するアンテナとの間の伝搬路における位相差あるいは振幅差は、アンテナ0〜4間の関係から外挿法によって求めることができる。
図3(B)の場合、アンテナ配列のコーナーに位置するアンテナ0〜4を用いて参照信号を送信する。基準アンテナ0と、基準アンテナ0に対して水平方向のコーナーに位置するアンテナ1との間で、水平方向のアンテナ間の伝播路における位相差あるいは振幅差を推定することができる。基準アンテナ0と、基準アンテナ0に対して垂直方向のコーナーに位置するアンテナ2との間で、垂直方向のアンテナ間の伝播路における位相差あるいは振幅差を推定できる。基準アンテナ0と、アンテナ0〜4の内側に位置するアンテナとの間の位相差あるいは振幅差は、内挿法によって求めることができる。
図3(C)の場合、水平方向の1つの行と、垂直方向の1つの列が選択される。行と列の交点に位置するアンテナ0を基準とする。選択された行のアンテナ1、0、2、3の相互関係により、水平方向のアンテナ間の伝播路の位相差あるいは振幅差を推定できる。選択された列のアンテナ4,0,5,6の相互関係により、垂直方向のアンテナ間の伝播路の位相差あるいは振幅差を推定できる。
図3(D)は、偏波素子を構成する8アンテナの配列例を示す。アンテナ0を基準として、アンテナ1との関係で水平方向に隣接するアンテナ間の伝播路の位相差(振幅差)を推定することができる。アンテナ0とアンテナ2との間で、偏波間の位相差(振幅差)を推定することができる。アンテナ0とアンテナ3の間で、垂直方向に隣接するアンテナ間の伝播路の位相差(振幅差)を推定することができる。
無線基地局10は、一部のアンテナからのみ参照信号を送信することで、下りリンクのリソース消費を低減することができる。ユーザ装置20−1、20−2は、基準とするアンテナ0からの相対的な伝搬路情報をフィードバックすることにより、FBオーバーヘッドを削減することができる。基準となるアンテナ0は、あらかじめ所定のアンテナに決定しておいてもよいし、上位レイヤで準静的に設定(configure)してもよい。
なお、参照信号としては、CSI−RSの他、CRS(Cell-specific Reference Signal)、DM−RS(Demodulation Reference Signal)、新たに規定されるRSなど、特に限定されない。
図4〜図7は、参照信号の送信例を示す図である。図4は、複数のRS系列を用いて、水平、垂直、偏波間のチャネルを推定する方法を示す。たとえば、上位レイヤから通知される複数のCSI−RS構成(configuration)を用いて、水平、垂直、偏波間の伝搬路を推定する。
水平方向の伝播路推定用に、水平コンフィギュレーションC1で参照信号を送信し、偏波間の伝搬路推定用に、偏波コンフィギュレーションC2で参照信号を送信し、垂直方向の伝搬路推定用に、垂直コンフィギュレーションC3で参照信号を送信する。
セル内の状況を考えると、一般に、垂直方向の伝搬路の変動は、水平方向の伝搬路の変動に比べて緩やかである。そこで、水平コンフィギュレーションC1でRSを送信するリソースの割り当て比率を大きくし、偏波コンフィギュレーションC2で送信するリソースの割り当て比率を2番目に大きくし、垂直コンフィギュレーションC3で送信するリソースの割り当て比率を小さくする。
RS送信に用いるコンフィギュレーショングループ(C1,C2,C3)は、たとえば上位レイヤで通知される。図4では、3種類のコンフィギュレーションを用いたが、図3(D)のアンテナ0、1,2を用いるパターンを水平および偏波用のコンフィギュレーションC1として送信し、図4の垂直コンフィギュレーションC3を2つ目のコンフィギュレーションとして、2種類のコンフィギュレーションを用いてもよい。
複数種類のコンフィギュレーションで参照信号を受信したユーザ装置20−1、20−2は、コンフィギュレーションごとに異なるフィードバック法を実施してもよい。たとえば、水平方向と偏波間の伝搬路推定値またはこれに基づいて選択されるプリコーディングベクトルは4Txコードブックでフィードバックし、垂直方向の伝搬路推定値またはこれに基づいて選択されるプリコーディングベクトルは別のコードブックやプリコードされた参照信号(Precoded CSI-RS)のインデックスでフィードバックする。この場合、無線基地局10は、用いるフィードバック方法についてユーザ装置20−1、20−2に通知する構成としてもよい。
無線基地局10は、複数種類のコンフィギュレーションで参照信号を送信する際に、参照信号を多重するアンテナを動的に切り替える。
図5および図6は、CSI−RSをマッピングするアンテナを時間的に切り替える例を示す。図4では、複数のアンテナ素子の一部を用いた複数種類のRSコンフィギュレーションで参照信号を送信することにより、RSオーバーヘッドを低減したが、参照信号を多重するアンテナ素子を動的に切り換えることによっても、オーバーヘッドを低減することができる。図5において、水平コンフィギュレーションC1でCSI−RSを10msごとに送信し、偏波コンフィギュレーションC2と垂直コンフィギュレーションC3で、CSI―RSをそれぞれ20msごとに送信する。
用いるコンフィギュレーションとその送信周期は、無線基地局10がユーザ装置20−1、20−2に通知してもよい。移動局20−1、20−2は、各コンフィギュレーションに対して独立のフィードバックを行なってもよい。
図6は、RSコンフィギュレーション切り替えの別の例を示す。図6では、5msごとに水平方向および偏波間のコンフィギュレーションC5で参照信号が送信され、20msごとにコンフィギュレーションC5が別のコンフィギュレーションC6にオーバーライドされる。コンフィギュレーションC6で送信される参照信号は、垂直方向および偏波間の伝搬路の推定に用いられる。オーバーライドされる周期(この例ではこの例では20ms)は、無線基地局10がユーザ装置20−1、20−2に通知してもよい。
図6のように、複数のコンフィギュレーションが衝突する場合の対応として、
(1)高頻度のRS(コンフィギュレーションC5)が低頻度のRS(コンフィギュレーションC6)に優先(オーバーライド)される;
(2)あらかじめコンフィギュレーション・インデックスを定めておき、インデックスにしたがって送信順序が判断される;
(3)優先順を通知する;
などが考えられる。
図6の例では、20msごとに、垂直方向および偏波間の伝搬路測定用のコンフィギュレーションC6で参照信号が送信されている。C6に替えて、水平方向、垂直方向および偏波間の伝搬路測定のためのコンフィギュレーションを20msごとに設定してもよい。この場合、たとえば、水平方向および偏波間の伝搬路推定値は4Txコードブックでフィードバックし、水平方向、垂直方向および偏波間の伝搬路推定値は、8Txコードブックでフィードバックしてもよい。
図5および図6では、参照信号を送信するためのコンフィギュレーションを時間的に切り替える方法を示したが、周波数的に多重してもよい。多重粒度は、サブバンドごとでもサブキャリアごとでも、その他の周波数単位でもよい。
次に、オーバーヘッドを削減可能なフィードバック方法について説明する。
図7は、実施形態で用いられるフィードバック方法を説明するための図である。たとえば、図7(A)のように、24アンテナポートが2次元配置されている。水平方向に隣接するアンテナ0とアンテナ1の間の伝搬路の位相回転量をθ1、偏波素子を構成するアンテナ3とアンテナ4の間の伝播路の位相回転量をθ2、垂直方向に隣接するアンテナ0とアンテナ2の間の伝播路の位相回転量をθ3とする。
図7(B)に示すように、無線基地局10にフィードバックするプリコーディングベクトルWに垂直方向の伝搬路情報を組み込む。
まず、水平方向に隣接するアンテナ間の位相回転量(位相差)θ1を含む行列Xを式(1)で生成する。
Figure 2016154336
ここで、mは水平方向のアンテナ数、Tは転置行列を示す。
次に、偏波間の位相回転量(位相差)θ2を含む行列Yを式(2)で生成する。
Figure 2016154336
この行列Yには、水平方向の伝搬路情報を表わす行列Xが組み込まれている。
次に、垂直方向に隣接するアンテナ間の位相回転量(位相差)θ3を含む行列Wを式(3)で生成する。
Figure 2016154336
ここで、nは垂直方向のアンテナの数、Tは転置行列を表わす。行列Wには、行列Xを組み込んだ行列Yが組み込まれている。
行列Wのみを無線基地局10に通知することで、水平方向のアンテナ間の伝搬路情報、偏波間の伝搬路情報、垂直方向のアンテナ間の伝搬路情報を基地局にフィードバックすることができる。これにより、フィードバック情報のオーバーヘッドを削減することができる。
図7(B)はランク1の場合のコードブックの例であるが、Wに直交する行列を用いることによりランク2以上に拡張することができる。なお、伝搬路情報として、位相回転量の相対値θを用いているが、位相回転量の絶対値、振幅変動の相対値または絶対値、長期または短期の変動特性などを用いてもよい。
図7(B)の方法に替えて、既存の2D−MIMO用のコードブックを拡張する方法を採用してもよい。この場合の拡張行列Wは、式(4)で表わされる。
Figure 2016154336
ここで、nは垂直方向のアンテナ素子数、θ3は垂直方向に隣接するアンテナ間の位相回転量(位相差)、Xは2D−MIMOを実現するコードブックである。2D−MIMOを実現するコードブックとして、たとえば既存の2Txコードブック、4Txコードブック、8Txコードブック、リリース12のDL−MIMOで検討されているコードブック、上りリンクで用いられているコードブックなどを用いることができる。
式(4)はランク1の場合を示すが、Wに直交する行列を用いることで、ランク2以上に拡張することができる。
さらに別の方法として、2D−MIMOを実現するコードブックをそのまま使用してもよい。2D−MIMO用のコードブックは、水平、垂直、偏波の3つの要素を含めることを前提としていないので、若干精度が劣るが、垂直方向の伝搬路の変動は緩やかであること、仕様へのインパクトが少ないことから有用な方法である。
垂直方向、水平方向、偏波間で時間および周波数の選択性が異なることが想定されるので、時間的なフィードバックの頻度や、フィードバック情報を送信する帯域幅を適切に組み合わせてもよい。
たとえば、垂直方向のビームフォーミングでは変動が緩やかであることや、セル間干渉を避けるため垂直ビームフォーミングの頻繁な変更は行わないであろうことを考えると、低頻度かつ広帯域でフィードバックすることがオーバーヘッド低減に有効である。
フィードバックは下位レイヤでダイナミックに行なってもよいし、上位レイヤや準静的に行なってもよいし、これらを組み合わせてもよい。フィードバックビット数は、水平方向、垂直方向、偏波間で異なっていても同一であってもよい。
水平方向、垂直方向、偏波間の位相差(位相回転量)に関して、すべての値が許容可能であるとは限らない。特に、垂直方向の位相回転量θ3に関しては、図1(B)に示すように物理的にチルド角に相当するため、選択できる値を限定的に設定することが効果的である。無線基地局10ごとにθ3の候補を複数設定し、候補値を上位レイヤで通知し、下位レイヤで動的に選択し、切り替える構成としてもよい。
図8は、図1の無線通信システムで用いられる無線基地局10の概略構成図である。無線基地局10は、2次元配置された複数のアンテナ11−1〜11−Nを有し、アンテナ数に応じた無線(RF)送信回路16−1〜16−Nおよび無線(RF)受信回路17−1〜17−Nを有する。
参照信号生成部13は、伝搬路測定用の参照信号を生成する。プリコーディングウエイト生成部19は、アンテナ11−1〜11−NおよびRF受信回路17−1〜17−Nを介して受信されたフィードバック情報に基づきプリコーディングウエイトを生成する。プリコーディング部14は、生成されたプリコーディングウエイトで、参照信号とデータ信号をプリコーディングする。プリコーディング部14に入力されるデータ信号には、シリアル/パラレル変換、チャネル符合化、変調等が施されているが、発明と直接関係しないので、図示を省略する。
多重部(MUX)15は、プリコードされた参照信号とデータ信号を多重する。RSコンフィギュレーション制御部18は、伝搬路の推定に用いる参照信号の送信コンフィギュレーション(RSコンフィギュレーション)の設定・切り替えを制御する。RSコンフィギュレーション制御部18は、図4に示すように複数の異なるRSコンフィギュレーションのリソースへの対応付けを制御する。あるいは、図5および図6に示すように、RFコンフィギュレーションの設定タイミングやオーバーライドのタイミングを制御する。この制御により、参照信号は使用されるRSコンフィギュレーションに対応する系列に多重される。多重信号は、RF送信回路16−1〜16−N,デュプレクサ12−1〜12−Nを介し、アンテナ11−1〜11−Nから送信される。
ユーザ装置20からのフィードバック信号はアンテナ11−1〜11−N、デュプレクサ12−1〜12−N、およびRF受信回路17−1〜17−Nを介して受信され、フィードバック制御情報復調部31で復調される。復調結果はプリコーディングウエイト生成部19に供給され、プリコーディングウエイト生成部19でフィードバック情報に応じたプリコーディングウエイトが生成される。なお、チャネル推定用の参照信号に基づくチャネル推定(チャネル推定部32の動作)や、データ信号の復調(データチャネル信号復調部33の動作)や復号については、発明と直接関連しないので、説明を省略する。
図9は、ユーザ装置20の概略構成図である。ユーザ装置20は、無線基地局10からの参照信号を、アンテナ21−1〜21−M、デュプレクサ22−1〜22−MおよびRF受信回路24−1〜24−Mを介して受信する。チャネル推定部25は、受信された参照信号に基づいて伝搬路を推定する。プリコーディングウエイト選択部27は、伝搬路推定値に基づいてプリコーディングウエイトを選択する。チャネル品質測定部26は、受信した参照信号に基づいてチャネル品質を測定する。
チャネル品質測定結果と、プリコーディングウエイトの選択結果は、フィードバック制御信号生成部28に入力される。フィードバック制御信号生成部28は、無線基地局10に通知するフィードバック信号を生成する。フィードバック信号は、たとえば、式(3)で表わされる水平方向、垂直方向、および偏波間の伝搬路情報を含むプリコーディング行列Wを含んでもよいし、式(4)で表わされる既存の2D−MIMO用のコードブックを垂直方向に拡張した行列Wを含んでもよい。あるいは既存の2D−MIMO用のコードブックだけを含んでもよい。
ユーザ参照信号とユーザデータ信号は、プリコーディング部131でプリコーディングされ、多重部(MUX)132に入力される。多重部132は、ユーザ参照信号、ユーザデータ信号、およびフィードバック信号を多重する。多重された信号は、RF送信回路23−1〜23−M、デュプレクサ22−1〜22−Mを介してアンテナ21−1〜21−Mから送信される。
上述した方法と構成によれば、垂直方向のビームフォーミングを含む3D−MIMO方式の通信システムで、伝搬路測定用の参照信号の送信オーバーヘッドを低減することができる。また、伝搬路特性をフィードバックする際のオーバーヘッドを低減することができる。
実施形態では、下りリンクにおける3D−MIMO伝送について説明したが、上りリンクに適用することも可能である。たとえば、移動局端末(ユーザ装置)において2次元配置されるアンテナを具備する場合は、同様の参照信号構成やフィードバック信号を適用することが可能である。また、特に時分割多重(TDD:Time Division Duplex)を用いるシステムでは、当該下りリンク参照信号の受信結果を元に、3次元チャネルの推定が可能であり、双対性を用いた上りリンクビーム形成が可能である。
また、位相回転に関して、相関アンテナを想定したDFT(離散フーリエ変換)コードブックを用いてもよいし、無相関アンテナを想定したHouseholderコードブックを用いてもよい。
1 無線通信システム
10 無線基地局
13 参照信号生成部
14 プリコーディング部
15 多重部
18 RSコンフィギュレーション制御部
19 プリコーディングウエイト生成部
20、20−1、20−2 ユーザ装置
26 チャネル品質測定部
27 プリコーディングウエイト選択部
28 フィードバック制御信号生成部
131 プリコーディング部(ユーザ装置側)
132 多重部(ユーザ装置側)

Claims (4)

  1. 複数のアンテナポートの一部または全部を用いて、プリコーディングを行うための水平方向の位相回転量の候補と、垂直方向の位相回転量の候補を受信する受信部と、
    前記水平方向の位相回転量の候補と前記垂直方向の位相回転量の候補に基づいて、水平方向の位相回転量と垂直方向の位相回転量を含むフィードバック情報を無線基地局に報告するフィードバック情報通知部と、
    を有し、
    前記水平方向の位相回転量の候補と、前記垂直方向の位相回転量の候補の少なくとも一方は所定の割合で限定的に設定された値を有する
    ことを特徴とするユーザ装置。
  2. 前記水平方向の位相回転量の候補と、前記垂直方向の位相回転量の候補は、上位レイヤで通知されることを特徴とする請求項1に記載のユーザ装置。
  3. 複数のアンテナポートの一部または全部を用いて、プリコーディングを行うための水平方向の位相回転量の候補と垂直方向の位相回転量の候補をユーザ装置に通知する通知部と、
    前記ユーザ装置から水平方向の位相回転量と垂直方向の位相回転量を含むフィードバック情報を受信する受信部と、
    を有し、前記水平方向の位相回転量の候補と、前記垂直方向の位相回転量の候補の少なくとも一方は所定の割合で限定的に設定された値を有することを特徴とする無線基地局。
  4. 前記水平方向の位相回転量の候補と、前記垂直方向の位相回転量の候補は上位レイヤで通知されることを特徴とする請求項3に記載の無線基地局。
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