JP2016151869A - バックアップ管理システムおよびバックアップ管理方法 - Google Patents

バックアップ管理システムおよびバックアップ管理方法 Download PDF

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誠司 竹中
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Abstract

【課題】ファイルが更新された際に、最適なストレージへのファイルのバックアップ処理を自動的に実行し、ストレージ内のバックアップファイルを最新状態に維持する。【解決手段】操作端末と、該端末にネットワークを介して接続された複数のストレージと、を備えたバックアップ管理システムであって、操作端末は、ファイルを記憶する端末ストレージ部と、ファイルの保存イベントを検出する保存イベント検出部と、ファイルの保存先となるストレージに係る保存先評価条件を記憶する保存先評価条件記憶部と、複数のストレージの中から保存先評価条件を満たす保存先ストレージを決定する保存先ストレージ決定部と、保存先ストレージにファイルを保存するファイル保存処理部と、非保存先ストレージから同一ファイル名の既存ファイルを削除するファイル削除処理部と、を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、バックアップ管理システムおよびバックアップ管理方法に関する。
近年、個人または共有で使用する重要なファイルについて、ストレージの破損等によりデータ復旧が出来なくなる事態を回避するために、操作端末が接続されているネットワーク上に大容量のストレージを準備し、ファイルの定期的なバックアップを行うシステムが知られている。また、データの消失や保存ストレージの破損等の事態が生じてしまった場合でも他のストレージのバックアップを利用してファイルを確実に復旧するために、ファイルをネットワーク上の複数のストレージにそれぞれ保存することも多い。
特開2004−078437号公報
しかしながら、上記従来技術におけるバックアップ管理システムには以下の(1)〜(3)のような課題があった。
(1)使用ファイルを更新するたびに、バックアップの作業を行うケースが少ないことにより、ストレージに保存されているバックアップファイルが常に最新版とは限らず、バックアップファイルから復旧した後に差分データを反映させる作業が必要となってしまう。
(2)バックアップする際に規則性を持たずに作業員が手動で作業した場合には、保存場所を忘れてしまうケースや、バックアップ先のストレージ上でファイルを探す必要が生じるケースなどがあり、復元作業に時間がかかってしまう。
(3)老朽化したストレージが保存先に指定された場合、時間経過によってストレージが故障・破損し、バックアップファイルが消失してしまう。
本発明の一実施形態に係るバックアップ管理システムは、操作端末と、前記操作端末にネットワークを介してそれぞれ接続された複数のストレージと、を備える。前記操作端末は、ファイルを記憶する端末ストレージ部と、前記端末ストレージ部への前記ファイルの保存イベントを検出する保存イベント検出部と、前記複数のストレージのうち、前記ファイルの保存先となるストレージに係る所定の保存先評価条件を記憶する保存先評価条件記憶部と、前記複数のストレージの中から前記保存先評価条件を満たす保存先ストレージを決定する保存先ストレージ決定部と、前記保存先ストレージ決定部で決定された前記保存先ストレージに前記ファイルを保存するファイル保存処理部と、前記保存先ストレージに含まれていない非保存先ストレージ内に前記ファイルと同一ファイル名の既存ファイルが存在する場合に、前記非保存先ストレージから前記既存ファイルを削除するファイル削除処理部と、を有する。
本発明によれば、ファイルが操作端末内で保存された際に、ネットワーク上の最適なストレージへファイルを自動的にバックアップするとともに、ストレージ内のバックアップファイルを常に最新状態に維持することができる。
本発明の一実施形態に係るバックアップ管理システムの全体構成例を示すブロック図。 図1に示すバックアップ数記憶部が記憶するバックアップ数の具体例を示す図。 図1に示す対象ファイル条件記憶部が記憶する対象ファイル条件の具体例を示す図。 図1に示す保存先ストレージ条件記憶部が記憶する保存先ストレージ条件の具体例を示す図。 図1に示す保存履歴情報記憶部が記憶する保存履歴情報の具体例を示す図。 本実施形態に係るバックアップ管理システムにおける保存操作時の自動バックアップ処理の具体例を示すフローチャート。 図6に示す保存操作時の自動バックアップ処理の具体例を示す図。
以下、本実施形態に係るバックアップ管理システムについて図面を参照ながら詳細に説明する。図1は、本実施形態に係るバックアップ管理システムの全体構成例を示すブロック図である。同図に示されるように、バックアップ管理システムは、操作端末100がネットワークNWを介してデータファイルのバックアップ先である複数のストレージBKS−1〜BKS−n(n≧2)にそれぞれ接続されたシステム構成である。ネットワークNWは、LANやインターネットなどであり、複数のストレージBKS−1〜BKS−nは、例えば大容量のファイルサーバである。なお、本実施形態では、説明の便宜上、操作端末100を一台のみの場合を例示しているが、設置台数は任意である。
操作端末100は、CPUなどの演算装置、RAMなどの主記憶装置、バックアップ処理に係るプログラムやデータなどを記憶するHDDなどの大容量の補助記憶装置、マウスやキーボードなどの入力装置、液晶パネルなどの表示装置および通信装置等を内蔵し、ユーザがファイルの編集・保存等を行うパーソナルコンピュータ等の端末である。図1に示すように、操作端末100は、ファイル編集部101、端末ストレージ部102、保存イベント検出部103、クロック部104、保存先評価条件記憶部105、保存先評価条件設定部106、保存先ストレージ決定部107、ファイル保存処理部108、保存履歴情報記憶部109、ファイル削除処理部110、および表示部111から構成されている。
ファイル編集部101は、ユーザがファイルを編集する。端末ストレージ部102は、ファイル編集部101で編集されたファイルを記憶する。
保存イベント検出部103は、端末ストレージ部102へのファイルの保存イベントを検出し、その検出結果を保存先ストレージ決定部107へ出力する。例えば、ファイル編集部101によって表示部111に表示されたファイル編集画面(図示省略する)における保存ボタンの押下動作を検知した場合や端末ストレージ部102へ新たなファイルが格納されたことを検知した場合などに保存イベントを検知する。
クロック部104は、システム日付およびシステム時刻を出力する。システム日付およびシステム時刻はバックアップ管理システムを構成する操作端末100およびストレージBKS−1〜BKS−n間で同期しているものとする。
保存先評価条件記憶部105は、ファイルの保存先となるストレージBKS−1〜BKS−nに係る所定の保存先評価条件を記憶する。本実施形態では、保存先評価条件をバックアップ数、対象ファイル条件および保存先ストレージ条件の三つに分類している。これらの分類された条件にそれぞれに対応し、本実施形態における保存先評価条件記憶部105は、バックアップ数記憶部105a、対象ファイル条件記憶部105bおよび保存先ストレージ条件記憶部105cを備えている。尚、本実施形態における保存先評価条件はあくまで一例であって、ファイル編集時に取得できる各種の情報(ファイル情報、システム情報、ユーザ情報等)に基づいてバックアップ先を自動で決定することが可能であればよく、システム管理ユーザは予め保存先評価条件を任意に設定可能とする。
バックアップ数記憶部105aは、ネットワークNW上に接続されている複数のストレージBKS−1〜BKS−nのうち、ファイルの保存先となるストレージの台数を示すバックアップ数(保存数)を記憶する。図2は、図1に示すバックアップ数記憶部105aが記憶するバックアップ数の具体例を示す図である。バックアップ数の設定値“n”は後述する対象ファイル条件および保存先ストレージ条件の両方を満たすn個のストレージにファイルを保存させることを示している。これに対し、バックアップ数の設定値が“0”の場合には、操作端末100の端末ストレージ部102内にのみファイルを保存し、ネットワークNW上の複数のストレージBKS−1〜BKS−nにはバックアップを行わないことを示す。なお、本実施形態ではバックアップ数の設定値は“0”または“n”とするが、ファイルのバックアップ数として任意の数を設定してもよい。更に、バックアップ数の設定値を例えば“4”として、保存先のストレージを最大で4つに制限することも可能である。保存先評価条件を満たすストレージ数がバックアップ数の設定値を超える場合には、例えばストレージ間で予め決定された優先度等により保存先を決めればよい。更に、バックアップ数をユーザ別、部署別、ファイル共有の有無等に基づいて更に詳細に定義することもできる。
対象ファイル条件記憶部105bは、ファイルの属性情報に対応して保存先ストレージ候補を定義した対象ファイル条件を記憶する。図3は、図1に示す対象ファイル条件記憶部105bが記憶する対象ファイル条件の具体例を示す図である。ここでは、データファイルの属性情報の具体例としてファイルの機密度とファイルサイズが挙げられている。例えば、ファイルの機密度が“5”の場合における保存ストレージ候補は“{BKS−1,…}”であることが示されている。また、ファイルサイズ(上限値)が“Smax1”の場合の保存先ストレージ候補は“{BKS−1,BKS−2,…}”であることも示されている。なお、ファイルの属性情報は、ファイルの機密度とサイズだけでなく、他のデータ項目を用いてもよい。更に、上記の例では保存ストレージ候補をファイルの機密度、ファイルサイズの一方に関連付けて定義しているが、ファイルの機密度とファイルサイズの組合せに対して関連付けてもよい。
保存先ストレージ条件記憶部105cは、ストレージ毎に属性情報とファイルの保存先となる上での制限情報(保存制限情報)を定義した保存先ストレージ条件を記憶する。図4は、図1に示す保存先ストレージ条件記憶部105cが記憶する保存先ストレージ条件の具体例を示す図である。ここでは、ストレージIDごとに、最大容量、残容量、稼働時間、ストレージ機密度等のストレージ情報と、最大稼働時間および交換日限等の保存制限情報が具体例として示されている。例えば、ストレージIDが“BKS−1”のストレージでは、(A)稼働時間“T1”が最大稼働時間“Tmax1”以下であること、(B)システム日付が交換日限“2014/3/15”に達していない、あるいは交換日限よりも所定日数以前であること、を満たすことが保存先ストレージ条件となる。
保存先評価条件設定部106は、ユーザが入力装置(図示省略する)を介して入力した情報に基づいて保存先評価条件(バックアップ数、対象ファイル条件、保存先ストレージ条件)をそれぞれ任意に設定する。
保存先ストレージ決定部107は、複数のストレージBKS−1〜BKS−nの中から保存先評価条件記憶部105に記憶されている保存先評価条件(バックアップ数/対象ファイル条件/保存先ストレージ条件)を全て満たす保存先ストレージを決定する。ファイル保存処理部108は、保存先ストレージ決定部107で決定された保存先ストレージ内にファイルを保存する。
保存履歴情報記憶部109は、ファイル保存処理部108において実行された保存処理の履歴情報を記憶する。図5は、図1に示す保存履歴情報記憶部109が記憶する保存履歴情報の具体例を示す図である。ここでは、データ項目の具体例としてファイル名、バックアップ元ストレージID、バックアップ元パス、バックアップ先ストレージID、バックアップ先パスが挙げられている。例えば、ファイル名“File−001”のファイルについては、バックアップ元ストレージIDが“TM−001”、バックアップ先ストレージIDが“BKS−4”と“BKS−8”であることが示されている。
ファイル削除処理部110は、保存先ストレージに含まれていないストレージ(以下、「非保存先ストレージ」という。)内にファイルと同一ファイル名の既存ファイルが存在する場合に、非保存先ストレージから既存ファイルを削除するプログラムである。例えば、保存先ストレージ決定部107が決定した保存先ストレージが“{BKS−3,BKS−4,BKS−9}”であり、同ファイルについて保存履歴情報記憶部109から取得した直近の保存履歴情報に含まれる保存先が“{BKS−4,BKS−8}”の場合、ファイル削除処理部110は、“BKS−8”から既存ファイルの削除を行う。この際、ファイル保存処理部108は、同ファイルについてストレージ“BKS−4”には上書き保存、ストレージ“BKS−3”には新規登録を行う。
以下、上記のように構成されたバックアップ管理システムの動作について説明する。図6は、本実施形態に係るバックアップ管理システムにおける保存操作時の自動バックアップ処理の具体例を示すフローチャートである。この処理は、ファイル編集部101が表示部111にファイル編集画面(図示省略する)を表示させた際に開始される。
先ず、保存イベント検出部103は、ユーザが表示部111に表示されているファイル編集画面(図示省略する)上で編集ファイルの保存操作を行ったか否かを判定する(S101)。ここで、ユーザが保存操作を行ったと判定した場合(S101:Yes)には、ファイル編集部101は編集ファイルを端末ストレージ部102へ保存し(S102)、S103へ進む。これに対し、ユーザが保存操作を行っていないと判定した場合(S101:No)には、ファイル編集画面の表示中に保存操作が行われるまで待機状態が維持される。
次に、保存先ストレージ決定部107は、保存イベント検出部103で保存イベントが検出されると、バックアップ数記憶部105aから所定のバックアップ数を取得し(S103)、この取得したバックアップ数が“n”か否かを判定する(S104)。ここで、バックアップ数が“n”であると判定した場合(S104:Yes)は、保存先評価条件を満たすn個のストレージを抽出するためにS105へ進む。これに対し、バックアップ数が“n”ではなく、“0”であると判定した場合(S104:No)は、ネットワークNW上のストレージBKS−1〜BKS−nのいずれにも編集ファイルのバックアップを行わない設定のため、処理を終了する。
S105において、保存先ストレージ決定部107は、端末ストレージ部102に保存されたデータファイルのファイル名に基づいて保存履歴情報記憶部109を参照し、データファイルの現時点における保存先ストレージを取得する。
次に、保存先ストレージ決定部107は、データファイルの属性情報に基づいて対象ファイル条件記憶部105bを参照し、属性情報を対象ファイル条件とする保存先ストレージ候補を取得する(S106)。
次に、保存先ストレージ決定部107は、保存先ストレージ候補に含まれるストレージIDをキーとしてストレージ毎に保存先ストレージ条件を取得する(S107)。
次に、保存先ストレージ決定部107は、S107で取得した保存先ストレージ条件(交換日限や最大稼働時間)とシステム日付および稼働時間をストレージIDごとに比較し、保存先ストレージ条件を満たすストレージを新たな保存先ストレージに決定する(S108)。
次に、保存先ストレージ決定部107は、S108で決定された保存先ストレージが前回の保存先と完全に一致するか否かを判定する(S109)。ここで、前回の保存先と完全一致であると判定した場合(S109:Yes)には、端末側で保存済みのデータファイルを前回と同じストレージにそれぞれ上書き保存し(S110)、処理を終了する。これに対し、前回の保存先と完全一致ではないと判定した場合(S109:No)には、決定された全ての保存先ストレージにデータファイルを保存し(S111)、S112へ進む。
S112において、保存先ストレージ決定部107は、保存先ストレージ以外にデータファイルが存在しているか否かを判定する。ここで、保存先ストレージ以外に同一のファイル名のデータファイルが存在すると判定した場合(S112:Yes)には、S113へ進む。これに対し、保存先ストレージ以外にデータファイルは存在していないと判定した場合(S112:No)には、処理を終了する。
S113において、ファイル削除処理部110は、保存先ストレージ決定部107における判定結果に基づいて非保存先ストレージ内に存在している同一ファイル名の既存ファイルを削除し、処理を終了する。
図7は、図6に示す保存操作時の自動バックアップ処理の具体例を示す図である。ここでは、保存先ストレージ決定部107は、クロック部104、保存履歴情報記憶部109、バックアップ数記憶部105a、対象ファイル条件記憶部105bおよび保存先ストレージ条件記憶部105cにそれぞれ接続され、保存先ストレージを決定するための各種情報を取得していることが示されている。
先ず、保存先ストレージ決定部107は、バックアップ数記憶部107aからバックアップ数として“n”を取得している(図6のS103)。
次に、保存先ストレージ決定部107は、バックアップ数が“n”のため(図6:S104:Yes)、保存履歴情報記憶部109からファイル名“File−010”の前回の保存履歴情報として現時点の保存先ストレージのID“BKS−4”、“BKS−8”を取得している(図6のS105)。
次に、保存先ストレージ決定部107は、ファイルの属性情報に含まれているファイル機密度“3”をキーとして対象ファイル条件記憶部105bからファイル“File−010”を保存対象ファイルとしている保存先ストレージ候補“{BKS−3,BKS−4,BKS−8,BKS−9}”を取得している(図6のS106)。
次に、保存先ストレージ決定部107は、保存先ストレージ候補に含まれる各ストレージIDをキーとして保存先ストレージ条件記憶部105cから保存先ストレージ条件として各ストレージにおける交換日限を取得している(図6のS107)。
次に、保存先ストレージ決定部107は、クロック部104から現時点のシステム日付“2014/10/31”を取得すると、各ストレージにおける交換日限とシステム日付を比較し、保存先ストレージ候補の中から交換日限が現時点の一か月以内に迫っているストレージ“BKS−8”を除外して、保存先ストレージを“{BKS−3,BKS−4,BKS−9}”に決定している(図6のS108)。
次に、保存先ストレージ決定部107は、新たに決定した保存先ストレージと前回の保存先ストレージとを比較し(図6のS109)、“BKS−3”と“BKS−9”について異なるため、完全一致ではないと判定し(図6のS109:No)。保存先ストレージ決定部107は、ファイル“File−010”について、ファイル保存処理部108に保存先ストレージ“{BKS−3,BKS−4,BKS−9}”の情報を出力する。
次に、ファイル保存処理部108は、保存先ストレージ“{BKS−3,BKS−4,BKS−9}”にデータファイル“File−010”をそれぞれ保存する(図6のS111)。ストレージ“BKS−4”には既存ファイルが存在するため、上書き保存となる。ストレージ“BKS−3”、“BKS−9”には既存ファイルが存在しないため、新規保存となる。
次に、保存先ストレージ決定部107は、新たに決定された保存先ストレージ以外にデータファイルが存在するか否かを判定する(図6のS112)。ここで、保存先ストレージ以外にデータファイルが存在すると判定すると(図6のS112:Yes)と、ファイル削除処理部110に非保存先ストレージ“{BKS−8}”の情報を出力する。
そして、ファイル削除処理部110は、非保存先ストレージ“{BKS−8}”から旧バージョンのデータファイル“File−010”を削除し(図6のS113)、処理を終了する。
このように、上記実施形態に係るバックアップ管理システムによれば、以下の(1)〜(3)のような顕著な効果を奏する。
(1)ユーザがファイルを登録・更新するたびに所定の保存先評価条件に基づいて最適なストレージへのバックアップ処理を自動的に実行するとともに、保存先評価条件を満たさないストレージ内の既存ファイルの削除処理も併せて実行されるため、複数のストレージに保存されているバックアップファイルを常に最新版に維持することができる。このため、従来のようにバックアップファイルから復旧した後に最新版との差分データを反映させる作業は不要となり、作業負担を軽減できる。
(2)バックアップ作業が所定の保存先評価条件に基づいて自動的に実行されるため、保存場所を忘れてしまうケースや、バックアップ先のストレージ上でファイルを探す作業が生じるケースを無くすことができる。
(3)老朽化したストレージが保存先に指定されることを無くすことができるため、ストレージの老朽化に起因するファイルの消失を防止することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。本実施形態およびその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…操作端末
101…ファイル編集部
102…端末ストレージ部
103…保存イベント検出部
104…クロック部
105…保存先評価条件記憶部
105a…バックアップ数記憶部
105b…対象ファイル条件記憶部
105c…保存先ストレージ条件記憶部
106…保存先評価条件設定部
107…保存先ストレージ決定部
108…ファイル保存処理部
109…保存履歴情報記憶部
110…ファイル削除処理部
NW…ネットワーク
BKS−1〜BKS−n…ストレージ(バックアップ用ストレージ)

Claims (8)

  1. 操作端末と、
    前記操作端末にネットワークを介してそれぞれ接続された複数のストレージと、
    を備えたバックアップ管理システムであって、
    前記操作端末は、
    ファイルを記憶する端末ストレージ部と、
    前記端末ストレージ部への前記ファイルの保存イベントを検出する保存イベント検出部と、
    前記複数のストレージのうち、前記ファイルの保存先となるストレージに係る所定の保存先評価条件を記憶する保存先評価条件記憶部と、
    前記複数のストレージの中から前記保存先評価条件を満たす保存先ストレージを決定する保存先ストレージ決定部と、
    前記保存先ストレージ決定部で決定された前記保存先ストレージに前記ファイルを保存するファイル保存処理部と、
    前記保存先ストレージに含まれていない非保存先ストレージ内に前記ファイルと同一ファイル名の既存ファイルが存在する場合に、前記非保存先ストレージから前記既存ファイルを削除するファイル削除処理部と、
    を有するバックアップ管理システム。
  2. 前記保存先評価条件記憶部は、前記保存先評価条件として、前記複数のストレージのうち、前記端末ストレージ部以外で前記ファイルの保存先となるストレージ数を示すバックアップ数、前記ファイルの属性情報に対応して保存先ストレージ候補を定義した対象ファイル条件、および前記ストレージ毎に前記ファイルの保存制限情報を定義した保存先ストレージ条件を記憶しており、
    前記保存先ストレージ決定部は、前記バックアップ数が0でない場合に、前記複数のストレージの中から前記対象ファイル条件および前記保存先ストレージ条件を満たす前記保存先ストレージを決定する請求項1記載のバックアップ管理システム。
  3. 前記保存先評価条件記憶部は、前記対象ファイル条件として、前記ファイルの機密度またはファイルサイズと前記保存先ストレージ候補との対応関係を定義している請求項2記載のバックアップ管理システム。
  4. 前記保存先評価条件記憶部は、前記保存先ストレージ条件として、前記ストレージIDと前記ストレージの最大稼働時間または交換期限の対応関係が定義している請求項2または請求項3記載のバックアップ管理システム。
  5. 操作端末がネットワークを介して複数のストレージにそれぞれ接続されたシステムにおいて前記操作端末が実行するバックアップ管理方法であって、
    ファイルを前記操作端末内の端末ストレージへ保存する保存イベントを検出する保存イベント検出ステップと、
    前記複数のストレージの中から、前記ファイルの保存先となるストレージに係る所定の保存先評価条件を満たす保存先ストレージを決定する保存先ストレージ決定ステップと、
    前記保存先ストレージ決定ステップで決定された前記保存先ストレージに前記ファイルを保存するファイル保存ステップと、
    前記保存先ストレージに含まれていない非保存先ストレージ内に前記ファイルと同一ファイル名の既存ファイルが存在する場合に、前記非保存先ストレージから前記既存ファイルを削除するファイル削除ステップと、
    を有するバックアップ管理方法。
  6. 前記保存先評価条件が、前記複数のストレージのうち、前記端末ストレージ以外で前記ファイルの保存先となるストレージ数を示すバックアップ数と、前記ファイルの属性情報に対応して保存先ストレージ候補を定義した対象ファイル条件と、および前記ストレージ毎に前記ファイルの保存制限情報を定義した保存先ストレージ条件とを含む場合に、
    前記保存先ストレージ決定ステップにおいて、前記バックアップ数が0でない場合に、前記複数のストレージの中から前記対象ファイル条件および前記保存先ストレージ条件を満たす前記保存先ストレージを決定する請求項5記載のバックアップ管理方法。
  7. 前記対象ファイル条件は、前記ファイルの機密度またはファイルサイズと前記保存先ストレージ候補との対応関係を定義している請求項6記載のバックアップ管理方法。
  8. 前記保存先ストレージ条件は、ストレージIDと前記ストレージの最大稼働時間または交換期限の対応関係を定義している請求項6または請求項7記載のバックアップ管理方法。
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