JP2016148989A - 情報システム及びメッセージ登録状況照会方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1にはデータ照会装置の構築コストを削減することにあり、第2にはデータ照会装置におけるデータ受付手段の負荷を軽減することにある。
【解決手段】音声メッセージの登録状況を照会する音声データ照会装置と、テキストメッセージの登録状況を照会するテキストデータ照会装置と、動画メッセージの登録状況を照会する動画データ照会装置と、静止画メッセージの登録状況を照会する静止画データ照会装置を1つの装置に集約し、各メディア種別のメッセージがデータ登録確認装置100に登録されているかを1つのメディア統合データ照会装置230で実行する。また、該メディア統合データ照会装置230は、データ登録確認装置100から転送されたメディア種別の異なる複数のメッセージの各リンク先URL及びキー情報をレプリケーションするタイミングで1つのDBデータとして特別な変換処理を行わずにマージする。
【選択図】図1

Description

本発明は、異種メディアを混合させたデータの照会技術に関する。
近年、IT技術の発展に伴い、メディア種別の異なるメッセージ(音声メッセージ、テキストメッセージ、動画メッセージ、静止画メッセージ等)を登録可能な情報システムがインターネット上に構築されている。ユーザは、自己のユーザ端末を用い、契約しているサービス事業者の通信網を通じてインターネットに接続することにより、あらゆるメディア種別のメッセージを上記情報システムに登録でき、登録されたメッセージを確認・閲覧等できる。
上記情報システムを備えたネットワーク構成を図6に示す。サービス事業者Aは、自己の通信網10Aにユーザ端末20Aを収容し、インターネット網30上で上記情報システム1を運営・管理している。このとき、ユーザ端末20Aは、該サービス事業者Aの通信網10Aを介して様々なメディア種別のメッセージを情報システム1に登録できる。
一方、他のサービス事業者Bの通信網10Bに収容されているユーザ端末20Bが上記情報システム1のメッセージを閲覧する場合、契約しているサービス事業者が異なるため、メッセージの閲覧前に、サービス事業者Aに対して閲覧対象メッセージの有無を確認する必要がある。そのため、サービス事業者Bからサービス事業者Aの情報システム1に対してメッセージの登録状況の照会が求められる。
このようなメッセージの照会、更には閲覧等を実現するため、サービス事業者Bは、自己の通信網10B内に自事業者内サービス用として情報システムを構築している。図6では、該情報システムを情報システム1に対する外部システム1’と呼称している。該外部システム1’は、収容していないユーザ端末20Aの登録メッセージを閲覧するため、インターネット網30内の情報システム1に向けてメッセージの登録状況の照会を要求する。このとき、一般的には、照会対象を判別するために用いるキー情報(ユーザ端末20Aの電話番号等)を含めたメッセージ登録状況照会要求が送信される。他のサービス事業者Cが照会要求を行う場合も同様である。
ここで、上記情報システム1の従来構成を図7に示す。情報システム1は、メッセージ登録・確認処理とメッセージ登録状況照会処理を別々の装置で実行し、各装置のDBサーバ同士を連携させてメッセージの登録状況を2つの装置間で共有する(特許文献1参照)。
これは、上記2つの処理をメッセージが格納されたDBサーバを含めて同一の装置で実行すると、トラヒック量が数百倍程度大きいと想定されるメッセージ登録状況照会処理により、メッセージ登録・確認処理ができなかったり遅延したりしてユーザの利便性が損なわれてしまうからである。
そのため、図7のように、メッセージ登録・確認処理とメッセージ登録状況照会処理を分離して別々の装置で実行することにより、メッセージ登録・確認処理に影響を与えないようにしている。例えば、本情報システム1を安否確認システムに適用する場合、被災者側で行われる安否登録処理のような優先度の高い処理を実現する上で重要となる。
情報システム1は、異なるアドレスを持つデータ登録確認装置100とデータ照会装置200とを備えている。インターネット網30内のスイッチ40により、ユーザ端末20Aからのメッセージ登録・確認要求はデータ登録確認装置100に振り分けられ、外部システム1’からのメッセージ登録状況照会要求はデータ照会装置200に振り分けられる。
メッセージ登録・確認要求は、データ登録確認装置100のWebサーバ110で受け付けられ、メッセージのメディア種別に応じた登録確認装置に振り分けられる。例えば、音声メッセージの場合、音声メッセージを扱う音声登録確認装置120aに振り分けられ、該装置内部のDBサーバ(不図示)に登録される。
データ照会装置200は、メディア種別の異なるメッセージの各データ形式を扱うため、メッセージの照会処理を実行する照会装置をメディア種別毎に備えている。各照会装置は、個々の装置内部にDBサーバ(不図示)をそれぞれ備えており、該DBサーバは、同種別のメディアを扱う登録確認装置から転送された、メッセージを参照・取得するための情報(以下、リンク先URL)と該メッセージのキー情報を受信して格納する。メッセージ登録状況照会要求を受けた場合、個々の照会装置は、自己のDBサーバにそれぞれアクセスし、照会対象メッセージのリンク先URLが該DBサーバに格納されているか否かを判定し、該判定結果に基づくメッセージの有無を照会結果としてWebサーバ210に返信する。
例えば、照会対象メッセージのメディア種別が音声の場合、メッセージ登録状況照会要求は、Webサーバ210で受け付けられた後、音声データ照会装置220aに振り分けられる。そして、該音声データ照会装置220aにおいて、照会対象メッセージのリンク先URLが自装置内部のDBサーバに格納されているか否かに基づく照会処理が実行される。その後、該照会結果はWebサーバ210に返信され、テキストデータ照会装置220b、動画データ照会装置220c、静止画データ照会装置220nで行われた他の照会結果とマージされた後、要求元の外部システム1’に送信される。
特開2014−89539号公報
しかしながら、データ照会装置200において、データの照会処理を実行する照会装置がメディア種別毎に構築されているため、データ照会装置200の構築コストが高いという課題があった。
また、データ照会装置200において、各照会装置でそれぞれ行われた照会結果をWebサーバ210でマージし、一律のシステム処理結果として外部システム1’に返信するため、Webサーバ210に負荷が集中するという課題もあった。このとき、連結する情報システムが増加(地域毎に存在する安否確認システム同士の接続等)すると、上記情報システムの設備規模が肥大化し、連結する全ての照会装置を取りまとめるWebサーバ210の負荷が更に高くなってしまう。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたものであり、データ照会装置の構築コストを削減することを第1の目的とし、データ照会装置におけるデータ受付手段の負荷を軽減することを第2の目的とする。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の情報システムは、メッセージを登録する登録装置と、メッセージの登録状況を照会する照会装置と、を備えた情報システムにおいて、前記照会装置は、前記登録装置から転送された登録済みメッセージの識別情報を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に照会対象メッセージの識別情報が記憶されているか否かに基づき前記照会対象メッセージが前記登録装置に登録されているかを異なる複数のメディア種別のメッセージについてそれぞれ判定する複数のメッセージ登録状況照会処理を1つに統合した照会手段と、を有することを要旨とする。
請求項2に記載の情報システムは、請求項1に記載の情報システムにおいて、前記記憶手段は、前記記憶手段は、前記登録装置から転送されたメディア種別の異なる複数のメッセージの各識別情報をレプリケーションするタイミングでマージし、前記照会手段は、マージされた前記複数の識別情報を用いて前記複数のメッセージ登録状況照会処理をそれぞれ行い、メッセージ登録状況照会要求を受け付けた受付手段に対して全ての照会結果を送信することを要旨とする。
請求項3に記載のメッセージ登録状況照会方法は、登録装置でのメッセージの登録状況を照会する照会装置で行うメッセージ登録状況照会方法において、前記照会装置は、前記登録装置から転送された登録済みメッセージの識別情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、前記記憶手段に照会対象メッセージの識別情報が記憶されているか否かに基づき前記照会対象メッセージが前記登録装置に登録されているかを異なる複数のメディア種別のメッセージについてそれぞれ判定する複数のメッセージ登録状況照会処理を行う照会ステップと、を有することを要旨とする。
請求項4に記載のメッセージ登録状況照会方法は、請求項3に記載のメッセージ登録状況照会方法において、前記記憶ステップでは、前記登録装置から転送されたメディア種別の異なる複数の各識別情報をレプリケーションするタイミングでマージし、前記照会ステップでは、マージされた前記複数の識別情報を用いて前記複数のメッセージ登録状況照会処理をそれぞれ行い、メッセージ登録状況照会要求を受け付けた受付手段に対して全ての照会結果を送信することを要旨とする。
本発明によれば、データ照会装置の構築コストを削減できる。また、データ照会装置におけるデータ受付手段の負荷を軽減できる。
本実施形態に係る情報システムの構成を示す図である。 レプリケーション処理フローを示す図である。 メッセージ登録状況照会処理フローを示す図である。 安否確認システムの従来構成を示す図である。 安否確認システムに対する本実施形態の適用例を示す図である。 情報システムを備えたネットワーク構成例を示す図である。 情報システムの従来構成を示す図である。
本発明は、上述した課題を解決するため、データ照会装置を構成する個々の照会装置を1つに統合することを特徴としている。また、メディア種別の異なる各登録装置から転送されるリンク先URL(及びキー情報)をレプリケーションするタイミングで1つのDBデータとして特別な変換処理を行わずにマージすることを特徴としている。以下、本発明を実施する一実施の形態について図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態に係る情報システム1の機能ブロック構成を示す図である。該情報システム1は、従来と同様に、データ登録確認装置100と、データ照会装置200と、を備えて構成される。
まず、データ登録確認装置100について説明する。データ登録確認装置100は、従来と同様の構成を備えている。すなわち、ユーザ端末20からのメッセージ登録・確認要求を受け付けるWebサーバ110と、音声メッセージを自己のDBサーバに登録・確認する音声登録確認装置120aと、テキストメッセージを自己のDBサーバに登録・確認するテキスト登録確認装置120bと、動画メッセージを自己のDBサーバに登録・確認する動画登録確認装置120cと、静止画メッセージを自己のDBサーバに登録・確認する静止画登録確認装置120nと、を備えて構成される。
なお、登録とは、メッセージ登録・確認要求に基づき登録対象のメッセージをDBサーバに登録する処理をいう。また、確認とは、メッセージ登録・確認要求に基づき登録済のメッセージを返信して確認要求元の画面等に出力させる処理をいう。また、データ登録確認装置100は、音声、テキスト、動画、静止画以外のメディア種別のメッセージを登録・確認する登録確認装置を更に備えてもよい。
引き続き、図1を参照しながら、データ登録確認装置100の処理動作について説明する。該処理動作も従来と同様である。例えば、ユーザ端末20が音声メッセージを登録する場合について説明する。音声メッセージを登録するためのメッセージ登録・確認要求が送信されると、スイッチ40によりデータ登録確認装置100に送信される。その後、Webサーバ110は、送信されたメッセージ登録・確認要求を受け付け、音声メッセージを扱う音声登録確認装置120aに送信する。該音声登録確認装置120aは、送信されたメッセージ登録・確認要求から音声メッセージを取り出して、自己のDBサーバに登録する。
これにより、ユーザ端末20の音声メッセージが該音声メッセージのキー情報と共に音声登録確認装置120aに登録される。なお、キー情報とは、例えば、ユーザ端末20の電話番号等である。ユーザ端末20のユーザが任意に指定した文字列・数字列等を用いてもよいし、情報システム1が適宜割り当てた数値等を用いてもよい。
なお、他のメディア種別のメッセージを登録する場合も同様である。登録対象メッセージのメディア種別に応じて、テキスト登録確認装置120b、動画登録確認装置120c、静止画登録確認装置120nが、同様の登録処理を実行する。
次に、データ照会装置200について説明する。データ照会装置200は、Webサーバ210と、メディア統合データ照会装置230と、を備えて構成される。
Webサーバ210は、外部システム1’から送信されたメッセージ登録状況照会要求を受け付け、受け付けた全てのメッセージ登録状況照会要求をメディア統合データ照会装置230に送信する。また、メディア統合データ照会装置230から送信された照会結果を上記外部システム1’に送信する。
メディア統合データ照会装置230は、従来の音声データ照会装置220aと、テキストデータ照会装置220bと、動画データ照会装置220cと、静止画データ照会装置220nと、が統合(集約)された1つの装置である。本実施の形態では、データ照会処理部230aと、データ記憶部230bと、を備えて構成される。
データ照会処理部230aは、データ記憶部230bに照会対象メッセージのリンク先URLが記憶されているか否かに基づき照会対象メッセージがデータ登録確認装置100に登録されているかを異なる複数のメディア種別(音声、テキスト、動画、静止画等)のメッセージについてそれぞれ判定する複数のメッセージ登録状況照会処理を実行する。また、データ記憶部230bでマージされた複数のリンク先URL(及びキー情報)を用いて上記複数のメッセージ登録状況照会処理を実行した後、全ての照会結果をまとめてWebサーバ210に送信する。
データ記憶部230bは、データ登録確認装置100の各登録確認装置120a〜120nとの間でレプリケーション(データ同期処理)を実行する機能を備える。各登録確認装置120a〜120nからそれぞれ転送されたメディア種別の異なる複数のメッセージの各リンク先URLと該メッセージのキー情報をレプリケーションするタイミングで1つのDBデータとして特別な変換処理を行わずにマージする。リンク先URLが転送された場合はメッセージ有りとして管理し、転送されていないメッセージについてはメッセージ無しとして管理する。
なお、リンク先URLは一例である。データ照会装置200では、データ登録確認装置100に照会対象メッセージが登録されているか否かを判定できればよいため、メッセージの識別情報に相当するものであれば他のものを用いてもよい。
引き続き、データ照会装置200の処理動作について説明する。
最初に、図2を参照しながら、メッセージデータのレプリケーション処理について説明する。
まず、データ記憶部230bは、データ登録確認装置100の各登録確認装置120a〜120nからそれぞれ転送された各メディア種別の複数のメッセージの各リンク先URLと該メッセージのキー情報を受信する(ステップS101)。
その後、データ記憶部230bは、受信した全てのリンク先URLとキー情報を1つのDBデータとして機械的に、すなわち特別な変換処理を行わずにマージしてレプリケーションする(ステップS102)。
以降、データ登録確認装置100にメッセージが登録された直後等のタイミングでステップS101〜S102を繰り返し行うことにより、リンク先URL及びキー情報の上記マージ処理がその都度順次実行される。メッセージ登録直後のタイミングに代えて、一定の時間間隔で実行するようにしてもよい。
次に、図3を参照しながら、メッセージ登録状況照会処理について説明する。ここでは、外部システム1’から音声メッセージとテキストメッセージの各メッセージ登録状況照会要求が送信された場合を説明する。
まず、Webサーバ210は、外部システム1’から送信された各メッセージ登録状況照会要求を受け付け、受け付けた全てのメッセージ登録状況照会要求をメディア統合データ照会装置230に送信する(ステップS201)。
次に、メディア統合データ照会装置230において、データ照会処理部230aは、送信された各メッセージ登録状況照会要求からキー情報をそれぞれ取得し、各キー情報にそれぞれ対応する音声メッセージのリンク先URLとテキストメッセージのリンク先URLがデータ記憶部230bにレプリケーションされているかを判定する(ステップS202)。
そして、データ照会処理部230aは、照会対象である音声メッセージのリンク先URLやテキストメッセージのリンク先URLがデータ記憶部230bにレプリケーションされている場合、登録されている旨の照会結果をWebサーバ210に返信する(ステップS203)。一方、データ記憶部230bにレプリケーションされていない場合には、登録されていない旨の照会結果を該Webサーバ210に返信する(ステップS204)。このとき、データ照会処理部230aは、音声メッセージとテキストメッセージに対する各照会結果をまとめてWebサーバ210に返信する。
その後、Webサーバ210は、メディア統合データ照会装置230から返信された全ての照会結果を外部システム1’に送信する(ステップS205)。
以上より、本実施の形態によれば、従来の音声データ照会装置220aとテキストデータ照会装置220bと動画データ照会装置220cと静止画データ照会装置220nとを1つに統合し、照会対象メッセージのリンク先URLがデータ登録確認装置100に登録されているか否かを1つのメディア統合データ照会装置230で行うため、データ照会装置200の構築コストを削減できる。
また、本実施の形態によれば、データ登録確認装置100から転送されたメディア種別の異なる複数のメッセージの各リンク先URLと該メッセージデータのキー情報をレプリケーションするタイミングで1つのDBデータとして機械的にマージする、つまり、メディア種別の異なる登録装置からのDB情報であっても特別な変換処理を行わずにメディア種別の区別なく同一のDBデータとしてマージするため、複数の照会対象メッセージに対する全てのメッセージ登録状況照会処理を1つのメディア統合データ照会装置230でメディア種別を意識することなく同一のDB処理として実行可能となることから、メッセージ登録状況照会の処理コストを削減でき、Webサーバ210の負荷を軽減できる。
さらに、本実施の形態によれば、メッセージ本体ではなく、メッセージのリンク先URLやキー情報をレプリケーションするため、テキスト、音、動画、画像といったメディア種別に依らず同じDB構造を採用でき、レプリケーション時に同一のDBに格納でき、システムのシンプル化、データ統合によるコストレス化を実現できる。
次に、上述した情報システム1の適用例について説明する。ここでは、安否確認システムに適用した場合を説明する。該安否確認システムは、例えば大規模災害発生時に利用可能であり、音声メッセージとテキストメッセージによる2つの異種メディアの安否メッセージを混在させたシステムである。本実施形態の発明と比較するため、安否確認システムの従来構成を図4に示し、該安否確認システムに対する本実施形態の発明の適用例を図5に示す。
図4に示す安否確認システム3は、データ登録確認装置100のWebサーバ110に相当するサーバとして、電話網50を介して電話端末20aに接続される呼接続サーバ300aと、インターネット網30を介してWeb端末20bに接続されるWebサーバ300bと、を備えている。また、音声登録確認装置120aに相当するサーバとして、呼接続サーバ300aで受け付けた音声メッセージを登録・確認する音声系AP(アプリケーション)サーバ400aと、登録対象の音声メッセージを記憶する音声メッセージデータサーバ400bと、登録対象の音声メッセージのリンク先URLとキー情報を記憶する音声系DBサーバ400cと、を備えている。更に、テキスト登録確認装置120bに相当するサーバとして、Webサーバ300bで受け付けたテキストメッセージを登録・確認するテキスト系APサーバ500aと、登録対象のテキストメッセージを記憶するテキスト系DBサーバ500bと、を備えている。
また、データ照会装置200のWebサーバ210に相当するサーバとして、Webサーバ600を備えている。また、音声データ照会装置220aに相当するサーバとして、照会対象の音声メッセージが安否確認システム3に登録されているかを照会する音声照会用APサーバ700aと、音声系DBサーバ400cに登録されている音声メッセージのリンク先URLとキー情報がレプリケーションされる音声照会用DBサーバ700bと、を備えている。更に、テキストデータ照会装置220bに相当するサーバとして、照会対象のテキストメッセージが安否確認システム3に登録されているかを照会するテキスト照会用APサーバ800aと、テキスト系DBサーバ500bに登録されているテキストメッセージのリンク先URLとキー情報がレプリケーションされるテキスト照会用DBサーバ800bと、を備えている。
引き続き、図4を参照しながら、安否メッセージの登録処理動作について説明する。音声伝言メッセージが電話端末20aに入力されると、電話網50を介して呼接続サーバ300aで受け付けられる。音声系APサーバ400aは、受け付けた音声メッセージを音声メッセージデータサーバ400bに登録し、該音声メッセージのリンク先URLを電話端末20aの電話番号(キー情報)と共に音声系DBサーバ400cに登録する。そして、該登録直後に、該音声系DBサーバ400cの音声メッセージのリンク先URL及び電話端末20aの電話番号を音声照会用DBサーバ700bにレプリケーションする。
一方、テキスト伝言メッセージがWeb端末20bから送信されると、インターネット網30を介してWebサーバ300bで受け付けられる。テキスト系APサーバ500aは、受け付けたテキストメッセージをテキスト系DBサーバ500bに登録する。このとき、Web端末20bのキー情報として紐付くリンク先URLが、該テキスト系DBサーバ500bのテキストメッセージと共に登録される。そして、該登録直後に、該テキスト系DBサーバ500bのテキストメッセージのリンク先URL及びWeb端末20bのキー情報をテキスト照会用DBサーバ800bにレプリケーションする。
続いても図4を参照しながら、安否メッセージの登録状況の照会処理動作について説明する。音声伝言メッセージとテキスト伝言メッセージが登録されているか否かを確認する場合、上述したように、外部システム1’から伝言メッセージの照会要求が送信され、スイッチ40により該照会要求の宛先アドレスを有する照会用のWebサーバ600に送信される。
該Webサーバ600は、送信された照会要求を参照し、音声伝言メッセージとテキスト伝言メッセージの両方を照会するため、音声照会用APサーバ700aとテキスト照会用APサーバ700bに照会要求をそれぞれ送信する。その後、音声照会用APサーバ700aは、音声照会用DBサーバ700bを参照し、照会相手である電話端末20aの電話番号を基に照会対象の音声メッセージのリンク先URLがレプリケーションされているかを判定して、該判定に基づく照会結果をWebサーバ600に送信する。また、テキスト照会用APサーバ800aは、テキスト照会用DBサーバ800bを参照し、同様に照会対象のテキストメッセージのリンク先URLがレプリケーションされているかを判定して、該判定に基づく照会結果をWebサーバ600に送信する。その後、Webサーバ600は、音声照会用APサーバ700aでの照会結果とテキスト照会用APサーバ800aでの照会結果を1つにまとめて外部システム1’に送信する。
しかし、大規模災害が発生した場合、安否確認システム3に対して、災害発生直後から短時間で非被災地の多くのユーザから膨大なメッセージ登録状況照会要求が送信される。そのため、該メッセージ登録状況照会要求のトラヒックが照会用のWebサーバ600で集中することになる。また、該Webサーバ600は、メッセージのメディア種別に応じて各照会要求を音声照会用APサーバ700aとテキスト照会用APサーバ800aに振り分け、各照会結果をまとめて外部システム1’に送信するため、Webサーバ600の負荷が極めて増大する。
一方、上記安否確認システム3に本実施形態の発明を適用すると、音声とテキストのメディア種別毎に設けていた複数の照会用APサーバを1つに集約できる。具体的には、図5に示すように、音声照会用APサーバ700aとテキスト照会用APサーバ800aを統合したデータ照会用APサーバ900aと、音声照会用DBサーバ700bとテキスト照会用DBサーバ800bを統合したデータ照会用DBサーバ900bと、を備えることになる。統合されたデータ照会用APサーバ900aは、Webサーバ600の配下に接続され、データ照会用DBサーバ900bにアクセスして音声メッセージ及びテキストメッセージの有無を確認する。
引き続き、図5を参照しながら、本実施形態の発明を適用した場合における安否メッセージの登録処理動作について説明する。まず、音声系DBサーバ400cとテキスト系DBサーバ500bからそれぞれ転送される音声メッセージのリンク先URL及びキー情報とテキストメッセージのリンク先URL及びキー情報とは、照会装置側にレプリケーションするタイミングで1つのDBデータとして電話番号等のキー情報と共に機械的(=特別な変換処理を行わずに)にマージされ、データ照会用DBサーバ900bに格納される。
そして、音声伝言メッセージとテキスト伝言メッセージが登録されているか否かを確認する場合、Webサーバ600は、外部システム1’から送信された伝言メッセージの照会要求をデータ照会用APサーバ900aに送信する。データ照会用APサーバ900aは、データ照会用DBサーバ900bを参照し、照会相手である電話端末aの電話番号等を基に照会対象の音声メッセージのリンク先URLとテキストメッセージのリンク先URLがレプリケーションされているかをそれぞれ判定して、該判定に基づく各照会結果をまとめてWebサーバ600に送信する。その後、Webサーバ600は、データ照会用APサーバ900aでの照会結果を外部システム1’に送信する。
図4に示した従来の安否確認システムと比べて、複数のメディア種別のメッセージに対する全ての照会処理をデータ照会用APサーバ900aに集約しているため、2つの照会用APサーバ(音声照会用APサーバ700aとテキスト照会用APサーバ800a)を構築しないでよいことから、データ照会用APサーバ900aの構築コストを削減できる。また、データ照会用DBサーバ900bにおいて、音声系DBサーバ400cからの音声メッセージのリンク先URL及びキー情報とテキスト系DBサーバ500bからのテキストメッセージのリンク先URL及びキー情報とをレプリケーションするタイミングで1つのDBデータとしてマージするため、音声及びテキストの各メッセージに対する全ての照会処理を1つのデータ照会用APサーバ900aでメディア種別を意識することなく同一のDB処理として実行可能となり、照会用のWebサーバ600での負荷集中を軽減できる。
最後に、上述したデータ登録確認装置100及びデータ照会装置200は、CPU等の演算機能やメモリ等の記憶機能を備えたコンピュータで実現できる。また、データ登録確認装置100又はデータ照会装置200としてコンピュータを機能させるためのプログラムや該プログラムの記憶媒体を作成することも可能である。
1…情報システム
1’…外部システム
3…安否確認システム
10…通信網
20…ユーザ端末
20a…電話端末
20b…Web端末
30…インターネット網
40…スイッチ
50…電話網
100…データ登録確認装置
110…Webサーバ
120a…音声登録確認装置
120b…テキスト登録確認装置
120c…動画登録確認装置
120n…静止画登録確認装置
200…データ照会装置
210…Webサーバ
220a…音声データ照会装置
220b…テキストデータ照会装置
220c…動画データ照会装置
220n…静止画データ照会装置
230…メディア統合データ照会装置
230a…データ照会処理部
230b…データ記憶部
300a…呼接続サーバ
300b…Webサーバ
400a…音声系APサーバ
400b…音声メッセージデータサーバ
400c…音声系DBサーバ
500a…テキスト系APサーバ
500b…テキスト系DBサーバ
600…Webサーバ
700a…音声照会用APサーバ
700b…音声照会用DBサーバ
800a…テキスト照会用APサーバ
800b…テキスト照会用DBサーバ
900a…データ照会用APサーバ
900b…データ照会用DBサーバ
S101〜S102,S201〜S205…ステップ

Claims (4)

  1. メッセージを登録する登録装置と、メッセージの登録状況を照会する照会装置と、を備えた情報システムにおいて、
    前記照会装置は、
    前記登録装置から転送された登録済みメッセージの識別情報を記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に照会対象メッセージの識別情報が記憶されているか否かに基づき前記照会対象メッセージが前記登録装置に登録されているかを異なる複数のメディア種別のメッセージについてそれぞれ判定する複数のメッセージ登録状況照会処理を1つに統合した照会手段と、
    を有することを特徴とする情報システム。
  2. 前記記憶手段は、前記登録装置から転送されたメディア種別の異なる複数のメッセージの各識別情報をレプリケーションするタイミングでマージし、
    前記照会手段は、
    マージされた前記複数の識別情報を用いて前記複数のメッセージ登録状況照会処理をそれぞれ行い、メッセージ登録状況照会要求を受け付けた受付手段に対して全ての照会結果を送信することを特徴とする請求項1に記載の情報システム。
  3. 登録装置でのメッセージの登録状況を照会する照会装置で行うメッセージ登録状況照会方法において、
    前記照会装置は、
    前記登録装置から転送された登録済みメッセージの識別情報を記憶手段に記憶する記憶ステップと、
    前記記憶手段に照会対象メッセージの識別情報が記憶されているか否かに基づき前記照会対象メッセージが前記登録装置に登録されているかを異なる複数のメディア種別のメッセージについてそれぞれ判定する複数のメッセージ登録状況照会処理を行う照会ステップと、
    を有することを特徴とするメッセージ登録状況照会方法。
  4. 前記記憶ステップでは、前記登録装置から転送されたメディア種別の異なる複数の各識別情報をレプリケーションするタイミングでマージし、
    前記照会ステップでは、
    マージされた前記複数の識別情報を用いて前記複数のメッセージ登録状況照会処理をそれぞれ行い、メッセージ登録状況照会要求を受け付けた受付手段に対して全ての照会結果を送信することを特徴とする請求項3に記載のメッセージ登録状況照会方法。
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