JP2016147714A - パッケージ - Google Patents

パッケージ Download PDF

Info

Publication number
JP2016147714A
JP2016147714A JP2016102116A JP2016102116A JP2016147714A JP 2016147714 A JP2016147714 A JP 2016147714A JP 2016102116 A JP2016102116 A JP 2016102116A JP 2016102116 A JP2016102116 A JP 2016102116A JP 2016147714 A JP2016147714 A JP 2016147714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
package
film sheet
bag
contents
filled
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016102116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6377670B2 (ja
Inventor
圭佑 西田
Keisuke Nishida
圭佑 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2016102116A priority Critical patent/JP6377670B2/ja
Publication of JP2016147714A publication Critical patent/JP2016147714A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6377670B2 publication Critical patent/JP6377670B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Packages (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Abstract

【課題】本発明は、粘度の高い内容物を容易に取り出すことができるパッケージの提供を目的とする。【解決手段】本発明は、味噌、餡類、佃煮等の比較的粘度の高い内容物が充填されるパッケージであって、主に合成樹脂製フィルムにより形成される合掌袋又は三方袋と、一端が上記合掌袋又は三方袋の内側に接着固定される帯状の合成樹脂製フィルムシートとを備え、上記合成樹脂製フィルムシートが、他端を長手方向に引くことで、上記合掌袋又は三方袋内から内部に充填された内容物を引き出し可能となるよう構成されることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、食品もしくは非食品に供する、さまざまな材質から成る合成樹脂製フィルムを重ね、加熱することにより接した部分の樹脂を溶融接着させ製袋加工された各種形状をなす合成樹脂製パッケージに挿入して、内容物とパッケージ内側との間で作用するための仕切りならびにその形成方法に関するものである。
食品、非食品にかかわらず、日常生活において一般的に使用される各種材質の合成樹脂製フィルムから製袋加工されるパッケージの種類には、二方袋、三方袋、チャック付三方袋、合掌袋、ガゼット袋、スタンド袋、チャック付スタンド袋等がある。
これらのパッケージは、保存性、気密性、保管性において非常に便利で優れており、現代社会において必要不可欠なものとなっている。
三方袋、合掌袋の利用例のうち、パッケージ内部に充填される内容物が食品のうち、比較的粘度の高い製品(味噌、餡)類の場合、パッケージ内部から内容物を取り出すためには、物理的に必ず絞り出し作業を伴う。これらの製品類の場合、パッケージ内部の容量が減ってくると、更に絞り出し時に力を要する。
二方袋、三方袋の利用例のうち、パッケージ内部に充填される内容物が同じく食品のうち、昆布等の佃煮類の場合、パッケージ開封直後から内容物の量が多いうちは取出しが比較的容易であるが、内容物の量が減ってきて、パッケージ底部になると、各方向にバラバラに付着した状態となり、非常に取り出しにくくなる。
前記不便さを解消するため、パッケージ中間地点にも更に開け口を設けて、内容物の量が減った時点で、切り口よりパッケージを半分の長さに切断して、全体の長さを短くすることで、内容物を取り出しやすくしているパッケージも存在する。
本発明は、前述のような問題点を解決すべく、パッケージ内部から容易に内容物を取り出せるよう、簡単な構造で立方体形状やカップ形状のプラスチック製容器等に迫る利便性の向上を図るようにしたものである。
本発明を実施するにあたり、在来の合成樹脂製フィルムより形成された各種形状パッケージ内側と、パッケージ内部に充填される内容物との間に、一枚の薄いプラスチック製フィルムシートを挿入することとした。すなわち、パッケージ内側とパッケージ内部に充填される内容物との中間で作用するための仕切りを設けた。
パッケージ内部に充填する製品に適合した採用するパッケージに対して、当該パッケージ内側の縦幅や横幅よりも短めにカットされた本発明に係る一枚の薄いプラスチック製フィルムシートを準備し、パッケージ内部へ内容物を充填する直前に、ヒートシールで密封前のパッケージ開口上部に、外れて脱落することのないようある程度たわませた状態で置き、その上から直接パッケージ内部に充填する内容物を落下させ、フィルムシートと一緒に落とし込むように挿入する。最終工程において、内容物の充填が完了したパッケージ開口部分をヒートシールで密封すれば製品として完成となる。
パッケージ内部に充填する製品の種類によっては、本発明に係るフィルムシート装填時にズレが生じる可能性がある。それを防止するため、製袋時にあらかじめフィルムシートの片側をパッケージ本体にインパルスシールで接着固定したものを使用する。
本発明に係るフィルムシートは、内容物充填後にパッケージ内部の内容物とパッケージ内側との間に入り、付着防止のための仕切りとして、ぴったりとパッケージ内部に挿入されることになる。
本発明に係るフィルムシートを使用することにより、パッケージ内部に充填された内容物をU字型もしくはV字型に挟み込む形でパッケージ内側と内容物とを遮断して区分することができる。
例えば、パッケージ内部に充填される内容物が味噌や餡類の場合、二方袋、三方袋、合掌袋を使用した際の取り出し時の動作は、絞り出し作業から引き出し作業へと変化することになる。
本発明に係るフィルムシートを製品パッケージ開封後、開封口より上方へ使用する分量のところまで引き上げれば、パッケージ内部から瞬時に内容物を取り出すことが可能となる。
大量の料理を作る時など、一度に内容物を全部取り出して使い切る時は、本発明に係るフィルムシートをパッケージ開封口より上方へすべて抜き取りもしくは最大限に引き上げれば、パッケージ内部から内容物の取り出しは瞬時に完了する。この点は、プラスチック製容器以上の作業時間の短縮となる。
本発明に係るフィルムシートを使用の際は、切り口より横幅方向に沿ってパッケージを全開封する必要があるが、分かれた作用面のそれぞれの面のフィルムシートを、パッケージ内部に充填された内容物側に折り込むことにより、内袋としての機能も併せ持ち、製品を乾燥から守る効果もある。
本発明は、在来の各種形状パッケージにおいて、パッケージ内部の内容物を取り出し(絞り出し)の際、パッケージ内側へ内容物が密着ならびに付着することにより、完全剥離しにくい状態から開放して、力を使わなくても内容物を簡単に取り出すことを可能とすることである。したがって、パッケージ内部で内容物を単に仕切ることが目的ではなく、取り出しに係る作用変換を目的としたものである。
本発明は、在来の各種形状パッケージに挿入および製袋加工時に追加加工することで、立方体形状やカップ形状のプラスチック製容器並みの取り出し易さ、扱い易さ等の機能向上を図るようにするためのものである。
本発明に係るフィルムシートSを、合成樹脂製フィルムからパッケージに製袋加工された三方袋形状パッケージAへ挿入した状態で、パッケージ上部をヒートシールhで密封前または開封直後の状態を表す斜視図である。 本発明に係るフィルムシートSをパッケージ本体にあらかじめインパルスシールiで接着固定する際、フィルムシートSを三方袋形状パッケージAへ製袋加工する順序と位置を示す展開図である。 本発明に係るフィルムシートSを三方袋形状パッケージAに装着して、内容物vを充填前の待機状態もしくはフィルムシートSを使用して、内容物vを取り出した後の状態を表す斜視図である。本図では、フィルムシートSを三方袋形状パッケージAにインパルスシールiで片側ならびに片面を接着固定しないで、パッケージより引き抜きならびに取り出し可能なタイプを表したものである。 本発明に係るフィルムシートSを三方袋形状パッケージAに装着して、内容物vを充填前の待機状態もしくはフィルムシートSを使用して、内容物vを取り出した後の状態を表す斜視図である。本図では、フィルムシートSを三方袋形状パッケージAにインパルスシールiで片側ならびに片面を接着固定して内容物vを充填の際、フィルムシートSがズレたり埋没するのを防ぐタイプを表す斜視図である。 本発明に係るフィルムシートSを、合成樹脂製フィルムからパッケージに製袋加工された合掌袋形状パッケージBへ挿入した状態で、パッケージ上部をヒートシールhで密封前または開封直後の状態を表す斜視図である。 本発明に係るフィルムシートSをパッケージ本体にあらかじめインパルスシールiで接着固定する際、フィルムシートSを合掌袋形状パッケージBへ製袋加工する順序と位置を示す展開図である。 本発明に係るフィルムシートSを合掌袋形状パッケージB本体にあらかじめインパルスシールiで接着固定して、内容物vを充填の際にフィルムシートSがズレたり埋没するのを防ぐタイプの合掌袋形状パッケージBの形成直前の状態を表す斜視図である。 本発明に係るフィルムシートSを合掌袋形状パッケージBに装着して、内容物vを充填前の待機状態もしくはフィルムシートSを使用して、内容物vを取り出した後の状態を表す斜視図である。本図では、フィルムシートSを合掌袋形状パッケージBにインパルスシールiで片側ならびに片面を接着固定しないで、パッケージより引き抜きならびに取り出し可能なタイプを表したものである。 本発明に係るフィルムシートSを合掌袋形状パッケージBに装着して、内容物vを充填前の待機状態もしくはフィルムシートSを使用して、内容物vを取り出した後の状態を表す斜視図である。本図では、フィルムシートSを合掌袋形状パッケージBにインパルスシールiで片側ならびに片面を接着固定して内容物vを充填の際、フィルムシートSがズレたり埋没するのを防ぐタイプを表す斜視図である。 本発明に係るフィルムシートSを、合成樹脂フィルム製のパッケージに製袋加工された二方袋形状パッケージCへ挿入した状態で、パッケージ上部をヒートシールhで密封前または開封直後の状態を表す斜視図である。 本発明に係るフィルムシートSをパッケージ本体にあらかじめインパルスシールiで接着固定する際のフィルムシートSを二方袋形状パッケージCへ製袋加工する順序と位置を示す展開図である。 本発明に係るフィルムシートSを二方袋形状パッケージCに装着して、内容物vを充填前の待機状態もしくはフィルムシートSを使用して、内容物vを取り出した後の状態を表す斜視図である。本図では、フィルムシートSを二方袋形状パッケージCにインパルスシールiで片側ならびに片面を接着固定しないで、パッケージより引き抜きならびに取り出し可能なタイプを表したものである。 本発明に係るフィルムシートSを二方袋形状パッケージCに装着して、内容物vを充填前の待機状態もしくはフィルムシートSを使用して、内容物vを取り出した後の状態を表す斜視図である。本図では、フィルムシートSを二方袋形状パッケージCにインパルスシールiで片側ならびに片面を接着固定して、内容物vを充填の際、フィルムシートSがズレたり埋没するのを防ぐタイプを表す斜視図である。 本発明に係るフィルムシートSを、合成樹脂製フィルムからパッケージに製袋加工されたガゼット袋形状パッケージDへ挿入した状態で、パッケージ上部をヒートシールhで密封前または開封直後の状態を表す斜視図である。 本発明に係るフィルムシートSをパッケージ本体にあらかじめインパルスシールiで接着固定する際、フィルムシートSをガゼット袋形状パッケージDへ製袋加工する順序と位置を示す展開図である。 本発明に係るフィルムシートSをガゼット袋形状パッケージDに装着して、内容物vを充填前の待機状態もしくはフィルムシートSを使用して、内容物vを取り出した後の状態を表す斜視図である。本図では、フィルムシートSをガゼット袋形状パッケージDにインパルスシールiで片側ならびに片面を接着固定しないで、パッケージより引き抜きならびに取り出し可能なタイプを表したものである。 本発明に係るフィルムシートSをガゼット袋形状パッケージDに装着して、内容物vを充填前の待機状態もしくはフィルムシートSを使用して、内容物vを取り出した後の状態を表す斜視図である。本図では、フィルムシートSをガゼット袋形状パッケージDにインパルスシールiで片側ならびに片面を接着固定して内容物vを充填の際、フィルムシートSがズレたり埋没するのを防ぐタイプを表す斜視図である。 本発明に係るフィルムシートS本体と各種形状パッケージへ挿入する際の折り曲げ位置を示したものである。Sa面とSb面に分けているのは、挿入時に内容物vを挟み込む際、作用面が分かれるからである。三方袋形状パッケージA、合掌袋形状パッケージB、二方袋形状パッケージC、ガゼット袋形状パッケージDへ挿入する際は、フィルムシートSを5の位置で折り曲げる。ガゼット袋形状パッケージDにおいては、パッケージ本体を開いて内容物vを充填する際には、6と7の二箇所の位置でそれぞれ折り曲げる。101は横幅、102は縦幅を表し、挿入するパッケージ形状やサイズに応じての可変部分である。 本発明に係るフィルムシートS本体を各種形状パッケージ内へ挿入時に内容物vを挟み込む際の作用面をSa面とSb面に分けて表した斜視図である。 本発明に係るフィルムシートSを三方袋形状パッケージAまたは二方袋形状パッケージCへ挿入時の作用を表す断面図である。フィルムシートSを挿入した際に内容物vを挟み込むように作用する時、作用面はSa面とSb面に分かれ、三方袋では、パッケージ本体は二枚の別々の合成樹脂製フィルムにより形成されるため、片側のフィルムをA、もう片側のフィルムをA′として区分した。二方袋では、パッケージ本体形成時、一枚の合成樹脂製フィルムを折りたたんで対称に貼り合わせるため、片側のフィルムをC、もう片側のフィルムをC′として区分した。パッケージ内部へ充填する内容物vの容量の増減による可変部分の体積幅を103で表す。 本発明に係るフィルムシートSを合掌袋形状パッケージBへ挿入時の作用を表す断面図である。フィルムシートSを挿入した際に内容物vを挟み込むように作用する時、作用面はSa面とSb面に分かれる。パッケージ内部へ充填する内容物vの容量の増減による可変部分の体積幅を103で表す。 本発明に係るフィルムシートSをガゼット袋形状パッケージDへ挿入時の作用を表す断面図である。フィルムシートSを挿入した際に内容物vを挟み込むように作用する時、作用面はSa面とSb面に分かれる。パッケージ内部へ充填する内容物vの容量の増減による可変部分の体積幅を103で表す。
以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳細に説明する。
図1に示すのは、本発明に係るフィルムシートSを三方袋形状パッケージAへ挿入時の実施例を示す斜視図である。また、具体的な実施要領を図示したのが図3、図4である。パッケージ内部に挿入後の装填時、内容物vが充填された状態での作用時における断面図を図20に示す。
図5に示すのは、本発明に係るフィルムシートSを合掌袋形状パッケージBへ挿入時の実施例を示す斜視図である。また、具体的な実施要領を図示したのが図8、図9である。パッケージ内部に挿入後の装填時、内容物vが充填された状態での作用時における断面図を図21に示す。
図10に示すのは、本発明に係るフィルムシートSを二方袋形状パッケージCへ挿入時の実施例を示す斜視図である。また、具体的な実施要領を図示したのが図12、図13である。パッケージ内部に挿入後の装填時、内容物vが充填された状態での作用時における断面図を図20に示す。
図14に示すのは、本発明に係るフィルムシートSをガゼット袋形状パッケージDへ挿入時の実施例を示す斜視図である。また、具体的な実施要領を図示したのが図16、図17である。パッケージ内部に挿入後の装填時、内容物vが充填された状態での作用時における断面図を図22に示す。
本発明に係るフィルムシートS単体本体は、図18に示す一枚の薄い無色透明のプラスチック製フィルムシートである。フィルムシートSは、パッケージ内部に挿入して内容物vが充填された状態では、一枚のフィルムシートを図19に示すように折り曲げた状態で使用する。パッケージ内部で内容物vを挟み込む際、作用面はSa面とSb面に分かれて作用する。そのため、フィルムシートS一枚をパッケージ内部に挿入した時の作用面を区別するためSa面とSb面に分けて表示している。
パッケージ内部へ充填される内容物vの性質、容量によりパッケージの形状とサイズが決められるため、図18に示す本発明に係るフィルムシートSの横幅101、縦幅102は、使用するパッケージに応じて変動する部分である。フィルムシートSは、使用するパッケージの形状とサイズに応じて、横幅101部分、縦幅102部分のサイズを適宜調整してカットして使用する。
本発明に係るフィルムシートSは、当該パッケージ内側の横幅や縦幅よりも常に短めにカットされて、面積を若干狭く小さくして、内部での可動に余裕を持たせた幅にする必要がある。これは、パッケージ開封後、フィルムシートS使用時に、途中で引っかかることなく、パッケージ内部で円滑に動作ならびに作用させるためである。
各種形状パッケージ内部へ充填する内容物vを増加させれば、図20、図21、図22に示す体積幅103も増加する。それに反比例して、図18に示す本発明に係るフィルムシートSの横幅101を減少ならびに狭くする必要がある。体積幅103が増加すると、パッケージ本体全体の体積が膨らむことで、フィルムシートSと接するパッケージ部分の面積が、内容物vに押し出されて、狭くなっていくからである。
本発明に係るフィルムシートSは、パッケージ内部に充填する比較的粘度の高い内容物vに対して有効であり、大小にかかわらず乾燥した単体ならびに乾燥した複数からなる固形物、粉末、液体においては機能しない。
本発明に係るフィルムシートSは、在来の各種形状パッケージにおいて、パッケージ内側とパッケージ内部の内容物vが相互に密着、吸着し合うことにより、取り出し(絞り出し)時において、付着して完全剥離しにくい状態から開放し、力を使わなくても内容物vを簡単に取り出すことが可能となる。
本発明に係るフィルムシートSは、在来の各種形状パッケージに挿入および製袋加工時に追加加工する事で、立方体形状やカップ形状のプラスチック製容器並みの取り出し易さ、扱い易さ等の向上を図るためのものである。
本発明に係るフィルムシートSが最も効力を発揮できるのは、味噌、餡等の粘度の高い食品や、昆布の佃煮等の細く細かい粘度のある内容物vに対してである。
特に、パッケージ内部に充填される内容物vが前記の味噌、餡等に対しては、本発明に係るフィルムシートSを使用することで、内容物vの取り出す方法を、絞り出し作業から引き出しおよび引き抜き作業へと変化させることを可能とする。
パッケージ内部へ味噌、餡等の内容物vの充填には、合掌袋形状パッケージBや、ガゼット袋形状パッケージDの使用頻度が比較的高い。
本発明に係るフィルムシートSの合掌袋形状パッケージBへの装填は、図5に示すような形となる。図5に示す状態は、合掌袋形状パッケージBへ挿入完了した状態で、パッケージ上部をヒートシールhで密封前もしくは開封直後の状態を表したものである。
本発明に係るフィルムシートSのガゼット袋形状パッケージDへの装填は、図14に示すような形となる。図14に示す状態は、ガゼット袋形状パッケージDへ挿入完了した状態で、パッケージ上部をヒートシールhで密封前もしくは開封直後の状態を表したものである。
本発明に係るフィルムシートSを合掌袋形状パッケージBへの装着ならびに挿入は、図8に示すようにパッケージ内部へ充填する内容物v挿入と同時に行い、フィルムシートSとの間に挟みこむように充填する。内容物vの自重による自然落下により、フィルムシートSと共にパッケージ内部へと挿入される。図18に示す合掌袋形状パッケージBに装着する際のフィルムシートSの折り曲げ位置は、5の一箇所となり、アルファベットV字型のような形で作用する。
パッケージ内部に充填する製品や使用するパッケージの種類によっては、本発明に係るフィルムシートSにズレ、しわ等が発生して、閉じたままの状態となり、フィルムシートSとの間に確実に内容物vを挟み込むことができなくなる可能性がある。それを防止するため、図6に示すように製袋時にあらかじめフィルムシートSの片側ならびに片面をインパルスシールiで合掌袋形状パッケージB本体へ接着固定したものを使用する。図9に示すように、フィルムシートSの片側Sa面は、直接パッケージ本体に固定されているので、内容物vを充填する際には、フィルムシートSの片側Sb面のみが落下して内容物vを挟み込むことになる。
図6には、合掌袋形状パッケージB本体へ本発明に係るフィルムシートSの片側および片面を接着固定して製袋した後に、内容物vを充填する際に使用するパッケージの展開図を示し、数字は形成手順の順番を表し、同じ数字は、同時進行ならびに同時期に折り曲げることを表わしている。
図7には、図6の展開図の形成直前におけるヒートシールh前の合掌袋形状パッケージBの状態を、立体的に斜視図により表したものである。
本発明に係るフィルムシートSをガゼット袋形状パッケージDへの装着ならびに挿入は、図16に示すようにパッケージ内部へ充填する内容物v挿入と同時に行い、フィルムシートSとの間に挟みこむように充填する。内容物vの自重による自然落下により、フィルムシートSと共にパッケージ内部へと挿入される。図18に示すガゼット袋形状パッケージDに装着する際のフィルムシートSの折り曲げ位置は、6と7の二箇所となり、アルファベットU字型のような形で作用する。
パッケージ内部に充填する製品や使用するパッケージの種類によっては、本発明に係るフィルムシートSにズレ、しわ等が発生して、閉じたままの状態となり、フィルムシートSとの間に確実に内容物vを挟み込むことができなくなる可能性がある。それを防止するため、図15に示すように製袋時にあらかじめフィルムシートSの片側ならびに片面をインパルスシールiでガゼット袋形状パッケージD本体へ接着固定したものを使用する。図17に示すように、フィルムシートSの片側Sa面は、直接パッケージ本体に固定されているので、内容物vを充填する際には、フィルムシートSの片側Sb面のみが落下して内容物vを挟み込むことになる。
図15には、ガゼット袋形状パッケージD本体へ本発明に係るフィルムシートSの片側および片面を接着固定して製袋した後に、内容物vを充填する際に使用するパッケージの展開図を示し、数字は形成手順の順番を表し、同じ数字は、同時進行ならびに同時期に折り曲げることを表わしている。ガゼット袋形状パッケージDへの製袋加工時の際の折り曲げ位置は5の位置となるが、内容物vが充填される際にガゼット袋形状パッケージD本体を広げての使用状態では、6と7の二箇所の位置で折り曲げることになる。
パッケージ内部へ昆布の佃煮等の内容物vの充填には、三方袋形状パッケージAまたは二方袋形状パッケージCの使用頻度が比較的高い。
本発明に係るフィルムシートSの三方袋形状パッケージAへの装填は、図1に示すような形となる。図1に示す状態は、三方袋形状パッケージAへ挿入完了した状態で、パッケージ上部をヒートシールhで密封前もしくは開封直後の状態を表したものである。
本発明に係るフィルムシートSを三方袋形状パッケージAへの装着ならびに挿入は、図3に示すようにパッケージ内部へ充填する内容物v挿入と同時に行い、フィルムシートSとの間に挟みこむように充填する。内容物vの自重による自然落下により、フィルムシートSと共にパッケージ内部へと挿入される。図18に示す三方袋形状パッケージAに装着する際のフィルムシートSの折り曲げ位置は、5の一箇所となり、アルファベットV字型のような形で作用する。
パッケージ内部に充填する製品や使用するパッケージの種類によっては、本発明に係るフィルムシートSにズレ、しわ等が発生して、閉じたままの状態となり、フィルムシートSとの間に確実に内容物vを挟み込むことができなくなる可能性が生じる。それを防止するため、図2に示すように製袋時にあらかじめフィルムシートSの片側ならびに片面をインパルスシールiで三方袋形状パッケージA本体へ接着固定したものを使用する。図4に示すように、フィルムシートSの片側Sa面は、直接パッケージ本体に固定されているので、内容物vを充填する際には、フィルムシートSの片側Sb面のみが落下して内容物vを挟み込むことになる。
図2には、三方袋形状パッケージA本体へ本発明に係るフィルムシートSの片側および片面を接着固定して製袋した後に、内容物vを充填する際に使用するパッケージの展開図を示し、数字は形成手順の順番を表し、同じ数字は、同時進行ならびに同時期に折り曲げることを表わしている。
本発明に係るフィルムシートSの二方袋形状パッケージCへの装填は、図10に示すような形となる。図10に示す状態は、二方袋形状パッケージCへ挿入完了した状態で、パッケージ上部をヒートシールhで密封前もしくは開封直後の状態を表したものである。
本発明に係るフィルムシートSを二方袋形状パッケージCへの装着ならびに挿入は、図12に示すようにパッケージ内部へ充填する内容物v挿入と同時に行い、フィルムシートSとの間に挟みこむように充填する。内容物vの自重による自然落下により、フィルムシートSと共にパッケージ内部へと挿入される。図18に示す二方袋形状パッケージCに装着する際のフィルムシートSの折り曲げ位置は、5の一箇所となり、アルファベットV字型のような形で作用する。
パッケージ内部に充填する製品や使用するパッケージの種類によっては、本発明に係るフィルムシートSにズレ、しわ等が発生して、閉じたままの状態となり、フィルムシートSとの間に確実に内容物vを挟み込むことができなくなる可能性がある。それを防止するため、図11に示すように製袋時にあらかじめフィルムシートSの片側をインパルスシールiで二方袋形状パッケージC本体へ接着固定したものを使用する。図13に示すように、フィルムシートSの片側Sa面は、直接パッケージ本体に固定されているので、内容物vを充填する際には、フィルムシートSの片側Sb面のみが落下して内容物vを挟み込むことになる。
図11には、二方袋形状パッケージC本体へ本発明に係るフィルムシートSの片側および片面を接着固定して製袋した後に、内容物vを充填する際に使用するパッケージの展開図を示し、数字は形成手順の順番を表し、同じ数字は、同時進行ならびに同時期に折り曲げることを表わしている。
最終工程において、各種形状パッケージ内部へ内容物vの充填が完了したパッケージの開口部分を、ヒートシールhで密封すれば、製品として完成となる。
本発明に係るフィルムシートSが装填された製品のパッケージを開封して内容物vを取り出す際には、切り口より横幅方向に沿ってパッケージを全開封する必要があるが、フィルムシートSは、内容物v充填時に分かれた作用面のSa面、Sb面をパッケージ内部に充填された内容物v側に折り込むことにより、内袋としても機能し、製品を乾燥から防ぐ効果も併せ持つ。
S 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシート本体
Sa 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシートのうち、内容物vを挟み込む二面のうちの片側部分のフィルムシート面
Sb 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシートのうち、内容物vを挟み込む二面のうちの片側Sa面と対称となる片側部分のフィルムシート面
i インパルスシール部分
v パッケージ内部に充填する内容物
h ヒートシール部分
A 三方袋形状パッケージ
A’三方袋形状パッケージ形成時において、二枚の別々の合成樹脂製フィルムを対称に貼り合わせるため、片側部分の面をA’として区分
B 合掌袋形状パッケージ
C 二方袋形状パッケージ
C’二方袋形状パッケージ形成時において、一枚の合成樹脂製フィルムを折りたたんで対称に貼り合わせるため、片側部分の面をC’として区分
D ガゼット袋形状パッケージ
1 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシートを、各種形状パッケージ本体にあらかじめインパルスシールで片側ならびに片面を接着固定したものを形成する場合、合成樹脂製フィルムを製袋加工する際の折り曲げる順番を表し、一番目に折り曲げることを表す。
2 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシートを、各種形状パッケージ本体にあらかじめインパルスシールで片側ならびに片面を接着固定したものを形成する場合、合成樹脂製フィルムを製袋加工する際の折り曲げる順番を表し、二番目に折り曲げることを表す。同じ数字は、同時進行ならびに同時期に折り曲げることを表す。
3 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシートを、各種形状パッケージ本体にあらかじめインパルスシールで片側ならびに片面を接着固定したものを形成する場合、合成樹脂製フィルムを製袋加工する際の折り曲げる順番を表し、三番目に折り曲げることを表す。同じ数字は、同時進行ならびに同時期に折り曲げることを表す。
4 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシートを、各種形状パッケージ本体にあらかじめインパルスシールで片側ならびに片面を接着固定したものを形成する場合、合成樹脂製フィルムを製袋加工する際の折り曲げる順番を表し、四番目に折り曲げることを表す。同じ数字は、同時進行ならびに同時期に折り曲げることを表す。
5 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシート折り曲げ位置(三方袋・合掌袋・二方袋)
6 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシート折り曲げ位置(ガゼット袋へ内容物充填時の一箇所目)
7 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシート折り曲げ位置(ガゼット袋へ内容物充填時の二箇所目)
10 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシートの挿入方向
11 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシートの取り出し方向
101 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシートの横幅
102 本発明に係るパッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシートの縦幅
103 各種形状パッケージ内部へ充填する内容物vの容量の増減による可変部分の体積幅

Claims (1)

  1. 味噌、餡類、佃煮等の比較的粘度の高い内容物が充填されるパッケージであって、
    主に合成樹脂製フィルムにより形成される合掌袋又は三方袋と、
    一端が上記合掌袋又は三方袋の内側に接着固定される帯状の合成樹脂製フィルムシートと
    を備え、
    上記合成樹脂製フィルムシートが、他端を長手方向に引くことで、上記合掌袋又は三方袋内から内部に充填された内容物を引き出し可能となるよう構成されることを特徴とするパッケージ。
JP2016102116A 2016-05-23 2016-05-23 パッケージ Active JP6377670B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016102116A JP6377670B2 (ja) 2016-05-23 2016-05-23 パッケージ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016102116A JP6377670B2 (ja) 2016-05-23 2016-05-23 パッケージ

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013139238A Division JP2015000764A (ja) 2013-06-14 2013-06-14 パッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016147714A true JP2016147714A (ja) 2016-08-18
JP6377670B2 JP6377670B2 (ja) 2018-08-22

Family

ID=56687643

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016102116A Active JP6377670B2 (ja) 2016-05-23 2016-05-23 パッケージ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6377670B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6169061U (ja) * 1984-10-09 1986-05-12
JPH0421473U (ja) * 1990-06-13 1992-02-24
JPH0958762A (ja) * 1995-08-24 1997-03-04 Fujimori Kogyo Kk 内容物押出可能容器
DE29813168U1 (de) * 1998-07-24 1998-11-26 Schmitt, Kurt, 67373 Dudenhofen Speiseaufnahme mit Transport- oder Zuglasche

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6169061U (ja) * 1984-10-09 1986-05-12
JPH0421473U (ja) * 1990-06-13 1992-02-24
JPH0958762A (ja) * 1995-08-24 1997-03-04 Fujimori Kogyo Kk 内容物押出可能容器
DE29813168U1 (de) * 1998-07-24 1998-11-26 Schmitt, Kurt, 67373 Dudenhofen Speiseaufnahme mit Transport- oder Zuglasche

Also Published As

Publication number Publication date
JP6377670B2 (ja) 2018-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6935783B2 (en) Single-use container
US5529394A (en) Packing bag and fill-seal process
US8517609B2 (en) Resizable food container
US7967510B2 (en) Flexible container for pourable product
EP0844971B1 (en) Improvements in or relating to packs for articles of merchandise
EP1367005A1 (en) Flexible reclosable container with easy opening
CN101372276B (zh) 易于开合的挠性材料直立包装件
US2325921A (en) Composite package
JP2006511400A (ja) ガゼットを伴う平底の再閉止自在なパッケージ
CN106573697B (zh) 零食食品容器
US3659775A (en) Upstanding pouch of flexible material
JPH03226401A (ja) 包袋にばら荷を詰める方法および装置
JP6377670B2 (ja) パッケージ
WO2017154485A1 (ja) 包装袋および包装袋の使用方法
JP2015000764A (ja) パッケージ・内容物相互密着防止取り出し区分フィルムシート
JP6565150B2 (ja) チャック付き包装袋
CN100551785C (zh) 包装袋以及用于制造这种包装袋的方法
KR101231908B1 (ko) 파우치
CN110436011A (zh) 包装
JP2006096388A (ja) スタンディングパウチ
JP2003535778A (ja) ストリップ閉鎖システムを有する包装材料と、その製造方法
JP7449687B2 (ja) 連結袋および連結袋を収納してなる包装体
US20230036614A1 (en) Flexible, Plastic Bag Having a Resizable Storage Space
CN207565990U (zh) 隔断式一体折叠型包装容器
JP2009248988A (ja) 補助袋体付包装体及び同補助袋

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160601

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161227

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20170213

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170704

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170904

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20170904

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20170904

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171121

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20180111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20180111

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180320

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20180320

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180626

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6377670

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250