JP2016146264A - 照明装置およびダウンライト - Google Patents

照明装置およびダウンライト Download PDF

Info

Publication number
JP2016146264A
JP2016146264A JP2015022413A JP2015022413A JP2016146264A JP 2016146264 A JP2016146264 A JP 2016146264A JP 2015022413 A JP2015022413 A JP 2015022413A JP 2015022413 A JP2015022413 A JP 2015022413A JP 2016146264 A JP2016146264 A JP 2016146264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
led
substrate
heat
heat transfer
power supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2015022413A
Other languages
English (en)
Inventor
士郎 田中
Shiro Tanaka
士郎 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokubu Denki Co Ltd
Original Assignee
Kokubu Denki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokubu Denki Co Ltd filed Critical Kokubu Denki Co Ltd
Priority to JP2015022413A priority Critical patent/JP2016146264A/ja
Publication of JP2016146264A publication Critical patent/JP2016146264A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

【課題】COB型のLEDが高温になっても、高い信頼性を維持することができる照明装置およびダウンライトを提供する。
【解決手段】照明装置10は、SMD型のLEDとした第1LED11および第1LEDが搭載された配線基板12により形成されたLED基板13と、LED基板13の裏面側に位置して、LED基板13に形成された貫通孔121から発光部142が露出するCOB型の第2LED14と、LED基板13の給電用端子122から、第2LED14の受電用端子141aに配線された給電電線15と、第2LED14をLED基板13と共に挟み込み、第2LED14を保持する放熱部材16とを備えている。第2LED14への給電は、LED基板13から給電電線15によるため、第2LED14が熱膨張しても給電電線15が追従して接続を維持するため、第2LED14への給電が遮断されることを防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、COB型のLEDと、COB型でない非COB型のLEDとを組み合わせて搭載した照明装置およびダウンライトに関するものである。
COB型のLEDは、耐熱温度が高く、小型である。また、COB型のLEDは、発光部が円盤状に形成されているため、レンズや反射板と相性がよい。このようなCOB型のLEDは、高輝度な照明装置の光源として採用されている。しかし、COB型のLEDは、メーカーが提供するものを選定して購入するだけであるため、照明装置の細かな設計条件に合致しない場合がある。
そこで、COB型のLEDに、非COB型のLED、例えばSMD型のLEDを組み合わせた光源を採用することで、照明装置の細かな設計条件に合致させることができる。
このようなCOB型のLEDと非COB型のLEDを組み合わせて搭載した照明装置として、特許文献1に記載されたものが知られている。また、LEDをおもて面に搭載した基板の裏面に、更にLEDを配置した照明装置ものとして、特許文献2に記載されたものが知られている。
特許文献1に記載の光源装置および光源装置を用い照明装置は、LEDモジュール基板に、SMDによるLEDと、COBによるLEDとが実装されている。
特許文献2に記載のLED電球におけるLEDの配置構造は、複数のLEDと、LEDの外形と同等の寸法の貫通孔を有する基板を有し、LEDは基板上に固定される第1のLEDと、基板の貫通孔に収納され天面位置が基板の表面から突出しない位置に固定される第2のLEDを有するものである。
特開2012−84408号公報 特開2006−196316号公報
しかし、特許文献1に記載の光源装置および光源装置を用いた照明装置では、LEDモジュール基板上に、数多くのSMDによるLEDを搭載し、その中央に、高温を発生するCOBによるLEDが配置されているため、COBによるLEDからの熱がLEDモジュール基板を介して伝わりSMDによるLEDに悪影響を及ぼす。従って、SMDによるLEDの輝度が低下したり、寿命が短くなったりして、照明装置としての信頼性が低下する。
また、特許文献2に記載のLED電球におけるLEDの配置構造では、この第2のLEDをCOB型のLEDとすると、第2のLEDが高温になることで、第2のLEDの基板(以下、第2基板と称す。)が、第1のLEDが固定された基板(以下、第1基板と称す。)より大きく熱膨張するおそれがある。第2のLEDは、第1基板の貫通孔に収納され、固定されているため、第2基板が、第1基板より大きく熱膨張すると、第2のLEDが第1基板から剥離するおそれがある。
そうなると、第2のLEDは点灯しなくなるおそれがあり、照明装置としての信頼性が低下する。
そこで本発明は、COB型のLEDが高温になっても、高い信頼性を維持することができる照明装置およびダウンライトを提供することを目的とする。
本発明の照明装置は、第1LEDおよび前記第1LEDが搭載面に搭載された配線基板により形成されたLED基板と、前記LED基板の前記搭載面とは反対の裏面側に位置して、前記LED基板に形成された欠損部から発光部が露出するCOB型の第2LEDと、前記LED基板の給電用端子から、前記第2LEDの受電用端子に配線された給電電線と、前記第2LEDを前記LED基板と共に挟み込み、前記第2LEDを保持する放熱部材とを備えたことを特徴とする。
本発明の照明装置によれば、LED基板と放熱部材とにより第2LEDが挟み込まれて保持されており、LED基板に強固に固定されていないため、第2LEDは、LED基板に、規制されることなく熱膨張することができる。また、第2LEDへの給電は、LED基板から給電電線によるため、第2LEDが熱膨張しても給電電線が追従して接続を維持するため、第2LEDへの給電が遮断されることを防止することができる。
前記放熱部材には、前記第2LEDを収容する凹部が形成されていることが望ましい。
LED基板の裏側に位置する第2LEDは、放熱部材の凹部に収納されるため、放熱部材は、伝熱面が第2LEDに接触するだけでなく、LED基板にも接触させることができる。従って、熱源となる第1LEDおよび第2LEDからの熱を、効率よく放熱部材により放熱させることができる。
前記LED基板は、前記第1LEDが搭載された配線基板の裏側に、前記COB型のLEDを収容する欠損部が形成された伝熱板を備え、前記第2LEDを挟み込む前記放熱部材の伝熱面は、平坦面に形成されていることが望ましい。第2LEDが伝熱板の欠損部に収納されると、第2LEDの裏面が放熱部材の伝熱面に接触する。従って、第2LEDを放熱部材の伝熱面に接触させることができると共に、伝熱面の他の範囲はLED基板の伝熱板に接触した状態とすることができる。
前記配線基板は、前記伝熱板と共に、前記第2LEDを収容する欠損部が形成され、前記LED基板は、前記配線基板の欠損部に配置され、前記第2LEDを前記放熱部材と共に挟み込む蓋部を備えていることが望ましい。
LED基板が、薄い配線基板を伝熱板に貼り付けられたものであっても、第2LEDを蓋部20により挟み込むことで、しっかりと、第2LEDを、LED基板と放熱部材との間で保持させることができる。
前記伝熱板は、前記第2LEDと前記放熱部材との間に挟まれた伝熱部と、前記伝熱部の縁部から光の出射方向に向かう傾斜面が形成された放熱部とを備えたものとすることが望ましい。
伝熱板は、LED基板からの熱や、放熱部材を介して伝熱した第2LEDからの熱を、反射板の伝熱部から放熱部へ伝熱させ、放熱部から雰囲気に放熱することができる。
前記第2LEDの基板部と、前記放熱部材とが、同じ材質により形成されていると、熱膨張係数が同じであるため、常に同程度の熱膨張となるので、第2LEDに対する負担を軽減することができる。
本発明のダウンライトは、本発明の照明装置を、天井に開設した設置孔に埋め込むことを特徴とすることができる。
本発明は、第2LEDは、LED基板に固定されておらず、規制されることなく熱膨張することができ、給電が遮断されることが防止できるので、COB型のLEDが高温になっても、高い信頼性を維持することができる。
本発明の実施の形態1に係る照明装置を示す分解斜視図である。 図1に示す照明装置のLED基板を説明するための図であり、(A)は第1LEDが配線基板に搭載された搭載面側の図、(B)は(A)のA−A’線断面図、(C)は(A)のB−B’線断面図はである。 図1に示す照明装置の配線基板の配線パターンを説明するための図である。 本発明の実施の形態2に係る照明装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る照明装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態4に係る照明装置を示す図であり、(A)は照明装置全体の端面図、(B)は(A)の一部拡大端面図である。 本発明の実施の形態5に係る照明装置を示す端面図である。 本発明の実施の形態6に係る照明装置のLED基板の配線パターンを説明するための図である。 図7に示すLED基板の変形例の配線パターンを説明するための図である。
(実施の形態1)
本発明の実施の形態1に係る照明装置について、図面に基づいて説明する。
図1に示すように、照明装置10は、第1LED11が配線基板12の搭載面に搭載されたLED基板13と、LED基板13の搭載面とは反対の裏面側に配置された第2LED14と、給電電線15と、放熱部材16と、第1光拡散部17と、第2光拡散部18とを備えている。
第1LED11は、SMD(Surface Mount Device)型のLEDである。第1LED11は、配線基板12に、放射状に配置されている。
配線基板12は、角部が円弧状に形成された四角形状に形成されている。配線基板12は、ガラスエポキシ樹脂などによる樹脂製の絶縁性板材に配線パターンが形成されたものとすることができる。配線パターンは、銅箔などの金属薄膜により形成されている。
配線基板12の中央部には、貫通孔121が形成されている。貫通孔121は、第2LED14の発光部を露出する発光部分露出部として機能する円形空間121aと、第2LED14の受電用端子を露出する端子部分露出部として機能する2本の細長空間121bとから形成されている。貫通孔121は、円形空間121aから2本の細長空間121bが互いに反対の方向に延びるように形成されている。
配線基板12には、貫通孔121に隣接して、一対の給電用端子122が形成されている。また、配線基板12には、外部から第1LED11および第2LED14に給電するために、給電用電線が接続される一対の受電用パッド123が形成されている。
第2LED14が配線基板12の中央部に位置しているため、欠損部が貫通孔121により形成されているが、第2LED14が配線基板12の中央部から縁部に片寄って位置に配置されている場合では、欠損部は切り欠き部として形成することができる。
第2LED14は、COB(Chip On Board)型のLEDである。第2LED14は、四角形状の基板部141の中央に円盤状の発光部142が形成されている。図2に示すように、この発光部142は、貫通孔121の円形空間121aから露出している。第2LED14の対向する角部には、一対の受電用端子141aが形成されている。この受電用端子141aは、貫通孔121の細長空間121bから露出している。
給電電線15は、一方の端部がLED基板13の給電用端子122に半田付けにより接続され、他方の端部がLED基板13の貫通孔121の細長空間121bから露出した受電用端子141aに接続されていることで、LED基板13の給電用端子122から、第2LED14の受電用端子141aに配線されたビニルコードである。
給電電線15は、余裕を持って端子間(給電用端子122,受電用端子141a)を接続している。
この給電電線15は、給電用端子122と受電用端子141aとを接続して、第2LED14へ十分に電流が流せるのであれば、様々な種類の電線部材が使用できる。
図1に示すように、放熱部材16は、LED基板13からの熱や、第2LED14からの熱を放熱する金属製のヒートシンクである。
放熱部材16は、立方体状に形成されている。放熱部材16は、LED基板13が取り付けられる伝熱面161と反対側に平行したスリットが並べて形成されていることでフィン部162が構成される。
また、放熱部材16の伝熱面161には、第2LED14が収容される矩形状の凹部163が形成されている。
図2(B)および同部(C)に示すように、この凹部163の深さは、第2LED14をLED基板13の裏側に配置したときに、LED基板13の裏面から出っ張った第2LED14の厚みに形成されている。
つまり、第2LED14が凹部163に収納されると、第2LED14の裏面が凹部163の底面163aに接触する。従って、放熱部材16の伝熱面161は、凹部163の底面163aが第2LED14に接触した状態となり、凹部163の周囲の伝熱面161は、LED基板13に接触した状態となる。
放熱部材16の伝熱面161には、第2LED14の基板部141およびLED基板13とからの伝熱を良好とするグリスが塗布されている。
図1に示すように、第1光拡散部17は、半球状に形成されたドーム部171と、ドーム部171の下端から互いが反対方向に延びるように突出した一対の突出片172とを備えている。ドーム部171は、LED基板13の貫通孔121から露出した第2LED14の発光部142を覆うように形成されている。第1光拡散部17は、突出片172を挿通する2個のねじにより放熱部材16にねじ止めされ、LED基板13と共に固定される。
第2光拡散部18は、半球状に形成されたドーム部181と、ドーム部181の下端の周縁から全周に渡って突出した鍔部182とを備えている。ドーム部181は、第2LED14を中心に位置させる第1LED11全体を覆うように形成されている。第2光拡散部18は、鍔部182を挿通する2個のねじにより放熱部材16にねじ止めされ、LED基板13と共に固定される。
ここで、LED基板13の配線基板12の配線パターンについて、図面に基づいて説明する。
図3に示すように、LED基板13(配線基板12)に形成された配線パターンP1は、放射状に搭載された複数の第1LED11を12ブロックに分割して、ブロックB11〜B112内のそれぞれの第1LED11を直列接続すると共に、ブロックB11〜B16間、およびB17〜B112間をそれぞれ並列接続するように配線されている。
また、配線パターンP1は、一方の6つのブロックB11〜B16と、他方の6つのブロックB17〜B112との間に、1個の第2LED14を直列接続するように配線されている。この配線は、一方の6つのブロックB11〜B16と他方の6つのブロックB17〜B112とから、給電電線15が接続される給電用端子122まで、それぞれ接続している。
そして、配線パターンP1のブロックB11〜B16の一方の端部と、配線パターンP1のブロックB17〜B112の他方の端部とが、受電用パッド123に接続されている。
以上のように構成された本発明の実施の形態1に係る照明装置の動作および使用状態について図面に基づいて説明する。
外部からの配線により受電用パッド123に給電されると、図3に示す配線パターンP1を介して、電流が第1LED11および第2LED14に流れる。
電流が第1LED11および第2LED14に流れることで発光すると、第2LED14からの光は、第1光拡散部17を透過して、第2光拡散部18へ到達する。また、円形状に配置された第1LED11からの光は、直接、第2光拡散部18へ到達する。そして、第2光拡散部18へ到達した光は、第2光拡散部18を透過することで、光軸を中心とした円錐状に拡がるようにして、外部に配光される。
第1LED11と第2LED14とが発光することで、それぞれが発熱する。
第1LED11からの熱は、配線基板12に伝熱し、放熱部材16に形成された凹部163の周囲の伝熱面161に伝熱して、更に、放熱部材16内に伝熱する。
第2LED14からの熱は、第2LED14の基板部141から凹部163の底面163aに伝熱して、放熱部材16内に伝熱する。
放熱部材16へ伝熱すると、放熱部材16の側面および、特に表面積が大きいフィン部162から放熱する。
第1LED11は配線基板12に数多く搭載されているため発熱量も大きく、第2LED14は1個でも発熱量が大きいが、LED基板13の配線基板12と、第2LED14の基板部141は別基板としているため、互いに熱の影響を受けにくくすることができる。
また、発熱の大きい第2LED14は、第1LED11が搭載された配線基板12と比較して、基板部141が大きく熱膨張することがある。
そうなったとしても、LED基板13と放熱部材16とにより第2LED14が挟み込まれて保持されており、LED基板13や放熱部材16に強固に固定されていないため、第2LED14の基板部141は、LED基板13と放熱部材16との間で、規制されることなく熱膨張することができる。
また、第2LED14への給電は、LED基板13から給電電線15によるため、基板部141が熱膨張しても給電電線15が追従して接続を維持するため、遮断されることを防止することができる。
従って、第2LED14が剥がれ落ちたり、第2LED14への電源供給が止まったりしたりすることが防止できるので、照明装置10は、第2LED14(COB型のLED)が高温になっても、高い信頼性を維持することができる。
また、LED基板13の裏側に位置する第2LED14は、放熱部材16の凹部163に収納されるため、放熱部材16は、伝熱面161が第2LED14に接触するだけでなく、LED基板13にも接触させることができる。従って、熱源となる第1LED11および第2LED14からの熱を、効率よく放熱部材16により放熱させることができる。
なお、第2LED14の基板部141と、放熱部材16とが、同じ材質により形成されているのが望ましい。同じ材質のものとすると、熱膨張係数が同じである。そのため、同程度の熱膨張となるので、第2LED14に対する負担を軽減することができる。例えば、放熱部材16がアルミ製であれば、第2LED14の基板部141をアルミ基板とすることができる。
本実施の形態1に係る照明装置10では、LED基板13と放熱部材16により第2LED14を挟み込んでいるが、信頼性を向上させるために、第2LED14を放熱部材16に接着材により貼り付けるようにしてもよい。第2LED14と放熱部材16とを接着材により貼り付けても、第2LED14はLED基板13に強固に固定されていないため、LED基板13に規制されることなく熱膨張することができる。
第2LED14を放熱部材16に接着材により貼り付ける場合でも、基板部141と、放熱部材16とは、同じ材質のものとすると、第2LED14に対する負担を軽減することができる。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2に係る照明装置を図面に基づいて説明する。なお、図4においては図1と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図4に示すように、本実施の形態2に係る照明装置10sのLED基板13sは、配線基板12の裏面に伝熱板19を備えている。また、放熱部材16sの伝熱面161sは平坦面に形成されている。
伝熱板19は、熱伝導率が良好なアルミ板としたり、密着力を高めるやわらかいシリコーンやアクリル製の伝熱シート等としたりすることができる。伝熱板19は、配線基板12と同じ輪郭形状に形成されている。伝熱板19をアルミ板とした場合には、配線基板12に伝熱性が良好な接着材やグリスにより貼り付けることができる。伝熱板19を、粘弾性を有するシリコーンやアクリル製の伝熱シートとした場合には、自身の粘着力により配線基板12に貼り付けることができる。
伝熱板19の中央部には、LED基板13の裏側に配置された第2LED14を収容する貫通孔191が形成されている。貫通孔191は、第2LED14が収容できるように、第2LED14より大きい輪郭形状に形成されている。
伝熱板19の厚みは、第2LED14をLED基板13の裏側に配置すると、LED基板13の裏面から出っ張った第2LED14の厚みに形成されている。
つまり、第2LED14が貫通孔191に収納されると、第2LED14の裏面が放熱部材16sの伝熱面161sに接触する。従って、第2LED14を放熱部材16sの伝熱面161sに接触させることができると共に、伝熱面161sの他の範囲をLED基板13sの伝熱板19に接触させることができる。
このように照明装置10sが構成されていても、実施の形態1の照明装置10と同様の効果が得られる。また、放熱部材16sの伝熱面161sを平坦面とすることで、凹部を切削する加工が不要となるため、伝熱板19が必要となるものの、伝熱板19として廉価なものを使用すれば、放熱部材16sのコストを抑制することができる。また、伝熱板19を、やわらかく密着力の高いシリコーンやアクリル製の伝熱シートにより形成した場合には、自身の粘着力で、伝熱面161sと配線基板12にしっかりと貼り付き、密着する。従って、LED基板13の放熱のために、放熱部材16sまたはLED基板13にグリスを使用する必要がないため、グリスを塗布する作業が不要であり、コストを下げることができる。
(実施の形態3)
本発明の実施の形態3に係る照明装置を図面に基づいて説明する。なお、図5においては、図1および図4と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図5に示すように、本実施の形態3に係る照明装置10tのLED基板13tは、欠損部である貫通孔121tが、伝熱板19の貫通孔191と同様の四角形状に形成された配線基板12tと、この貫通孔121tに配置された蓋部20とを備えている。
第2LED14は、配線基板12tの貫通孔121tと、伝熱板19の貫通孔191とに収容される。蓋部20は、貫通孔121tに配置されたときに、第2LED14の発光部142と受電用端子141aを露出させる欠損部である貫通孔201が形成されている。
貫通孔201は、第2LED14の発光部を露出する発光部分露出部として機能する円形空間201aと、第2LED14の受電用端子を露出する端子部分露出部として機能する2本の細長空間201bとから形成されている。
蓋部20は、第1光拡散部17と、配線基板12tと共に、放熱部材16sにねじ止めされる。
LED基板13tが、例えば、薄い配線基板12tが、アルミ板により形成された伝熱板19に貼り付けられたアルミ基板としても、第2LED14を配線基板12tにより放熱部材16sに挟み込むのでは無く、蓋部20により挟み込むことで、しっかりと、第2LED14を、LED基板13t(蓋部20)と放熱部材16sとの間で保持させることができる。
(実施の形態4)
本発明の実施の形態4に係る照明装置を図面に基づいて説明する。なお、図6においては、図4と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図6に示す本実施の形態4に係る照明装置10uは、伝熱板として反射板21を配置したものである。
反射板21は良好な熱伝熱性を有する金属により形成されている。例えば、反射板21はアルミ板を加工して形成することができる。
反射板21は、配線基板12と放熱部材16sとの間に、図4に示す伝熱板19の代わり挟まれ、第2LED14が収納される貫通孔211aが形成された伝熱部211と、伝熱部211からの熱を周囲に放熱する放熱部212と備えている。
伝熱部211は、平板状に形成されている。放熱部212は、伝熱部211の周縁から光の出射方向に向かうに従って円形状の開口面積が徐々に広くなるように延びた傾斜面に形成されていることで、第1LED11および第2LED14からの光を反射する。
このように反射板21が形成されていることで、LED基板13sからの熱や、放熱部材16sを介して伝熱した第2LED14からの熱を、反射板21の伝熱部211から放熱部212へ伝熱させ、放熱部212から周囲の空間に放熱することができる。
従って、反射板21は、第1LED11と第2LED14とからの光を反射させ、所望とする配光としつつ、第1LED11が発生する熱を効率よく放熱させることができる。よって、照明装置10uは、反射板21が伝熱板19を兼ねるため、新たに反射板を用意する必要がないため、コストダウンを図ることができる。
なお、本実施の形態4では、配線基板12により第2LED14を放熱部材16へ押さえ付けているが、図5に示すように、配線基板12tに配置した蓋部20により第2LED14を放熱部材16へ押さえ付けるようにしてもよい。
(実施の形態5)
本発明の実施の形態5に係る照明装置を図面に基づいて説明する。なお、図7においては、図4と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図7に示す本実施の形態5に係る照明装置10vは、天井Cに開設した設置孔に埋め込み設置されるダウンライトである。
照明装置10vは、伝熱板19(図4参照)が天板221となって、LED基板13sより一回り大きく形成されている。
天板221には、放熱部材16を取り付けるためのL字状の固定用金具222が設けられている。また、天板221には、スライド式固定金具223を備えたアーム部224が設けられている。アーム部224の下端は、天井Cに開けられた孔より大きな鍔部225が形成されている。鍔部225内には、椀状に形成された反射板226が配置されている。
反射板226は、上面に、第2光拡散部18に嵌め込む開口部が形成されている。また、反射板226は、光の出射方向に向かうに従って円形状の開口面積が徐々に広くなる傾斜面が形成されている。
この照明装置10vは、反射板226が配置される前の状態で、天井Cの孔に挿入した後、アーム部224に設置されたスライド式固定金具223と、アーム部224の先の鍔部225で天井Cを挟み込んで固定される。そして、反射板226を鍔部225内に固定する。
このように構成された照明装置10vは、LED基板13sからの熱を天板221へ伝熱させて天井C内へ放熱させることができる。
なお、本実施の形態5では、配線基板12により第2LED14を放熱部材16へ押さえ付けているが、図5に示すように、配線基板12tに配置した蓋部20により第2LED14を放熱部材16へ押さえ付けるようにしてもよい。
(実施の形態6)
本発明の実施の形態6に係る照明装置を図面に基づいて説明する。なお、図8においては、図3と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
図8に示すLED基板13wは、図3に示すLED基板13から、第1LED11の半径方向の列数を減らして2列とし、第1LED11の数を減らすことにより拡がった中央部のスペースに、第2LED14の数を増やして4個を配線基板12wに配置したものである。
LED基板13w(配線基板12w)に形成された配線パターンP2は、放射状に搭載された複数の12ブロックに分割して、ブロックB21〜B212内のそれぞれの第1LED11を直列接続すると共に、ブロックB21〜B26間、およびブロックB27〜B212間を並列接続するように配線されている。
また、配線パターンP2は、一方の6つのブロックB21〜B26と、他方の6つのブロックB27〜B212との間に、4個の第2LED14を直列接続するように配線されている。この配線は、第2LED14に割り当てた給電用端子122のうち、隣接する給電用端子122同士を接続するように配線されていると共に、一方の6つのブロックB21〜B26と他方の6つのブロックB27〜B212とから、両端に位置する給電用端子122まで、それぞれ接続されている。
そして、配線パターンP2のブロックB21〜B26の一方の端部と、配線パターンP2のブロックB27〜B212の他方の端部とが、受電用パッド123に接続されている。
このように、複数個の第2LED14を配線基板12wに配置することで、中央部の発光光束を増加させることができる。
複数個の第2LED14がLED基板13wに配置されているときには、図1に示す照明装置10の放熱部材16のように、凹部163を複数個の第2LED14に対応させて形成すればよい。また、図4に示す照明装置10sのように、伝熱板19に形成された貫通孔191を複数個の第2LED14に対応させて形成することもできる。
次に、本発明の実施の形態6に係る照明装置のLED基板の変形例について、図面に基づいて説明する。なお、図9においては、図8と同じ構成のものは同符号を付して説明を省略する。
本実施の形態6に係るLED基板の変形例では、第1LEDと第2LEDとの組み合わせを2グループとし、この2グループのそれぞれに、外部から給電するための受電用パッドを設けて接続したものである。
図9に示すLED基板13x(配線基板12x)では、配線パターンP3は、放射状に搭載された複数の第1LED11を24ブロックに分割して、それぞれのブロックB31〜B324内を直列接続している。また、配線パターンP3は、ブロックB31〜B36間と、ブロックB37〜B312間と、ブロックB313〜B318間と、ブロックB319〜B324間とを並列接続するように配線されている。
また、配線パターンP3は、ブロックB31〜B36と、ブロックB37〜B312との間に、2個の第2LED14を直列接続するように配線されている。また、配線パターンP3は、ブロックB313〜B318と、ブロックB319〜B324との間に、2個の第2LED14を直列接続するように配線されている。
これらの配線は、第2LED14に割り当てた給電用端子122のうち、隣接する給電用端子122同士を接続するように配線されていると共に、一方の6つのブロックB31〜B36,B313〜B318と、他方の6つのブロックB37〜B312,B319〜B324とから、両端に位置する給電用端子122まで、それぞれ接続されている。
そして、配線パターンP3のブロックB31〜B36の一方の端部と、配線パターンP3のブロックB37〜B312の他方の端部とが、角部に形成された受電用パッド123に接続されている。また、配線パターンP3のブロックB313〜B318の一方の端部と、配線パターンP3のブロックB319〜B324の他方の端部とが、一方の角部と対向する角部に形成された受電用パッド123に接続されている。
このように、ブロックB31〜B312の第1LED11と、2個の第2LED14と、ブロックB313〜B324の第1LED11と、2個の第2LED14との独立した2グループに分け、それぞれのグループに受電用パッド123が接続されている。このように2グループにわけることで、LEDに給電する電源を2個用意する必要があるが、電源を小型で廉価なものとすることができ、全部を1つのグループに纏め、1個の大型電源を用意するより、電源のコストを下げることができる。
以上、本発明の実施の形態1〜6に係る照明装置を説明した。実施の形態1〜6では、第1LED11がSMD型のLEDであったが、他のタイプのLEDでもよい。
本発明は、スポットライトやフロアスタンド、その他の各種の照明装置に好適であり、特に、ダウンライトにおいては最適である。
10,10s,10t,10u,10v 照明装置
11 第1LED
12,12t,12w,12x 配線基板
121,121t 貫通孔
121a 円形空間
121b 細長空間
122 給電用端子
123 受電用パッド
13,13s,13t,13w,13x LED基板
14 第2LED
141 基板部
141a 受電用端子
142 発光部
15 給電電線
16,16s 放熱部材
161,161s 伝熱面
162 フィン部
163 凹部
163a 底面
17 第1光拡散部
171 ドーム部
172 突出片
18 第2光拡散部
181 ドーム部
182 鍔部
19 伝熱板
191 貫通孔
20 蓋部
201 貫通孔
201a 円形空間
201b 細長空間
21 反射板
211 伝熱部
211a 貫通孔
212 放熱部
221 天板
222 固定用金具
223 スライド式固定金具
224 アーム部
225 鍔部
226 反射板
P1,P2,P3 配線パターン
C 天井

Claims (7)

  1. 第1LEDおよび前記第1LEDが搭載面に搭載された配線基板により形成されたLED基板と、
    前記LED基板の前記搭載面とは反対の裏面側に位置して、前記LED基板に形成された欠損部から発光部が露出するCOB型の第2LEDと、
    前記LED基板の給電用端子から、前記第2LEDの受電用端子に配線された給電電線と、
    前記第2LEDを前記LED基板と共に挟み込み、前記第2LEDを保持する放熱部材とを備えた照明装置。
  2. 前記放熱部材には、前記第2LEDを収容する凹部が形成された請求項1記載の照明装置。
  3. 前記LED基板は、前記第1LEDが搭載された配線基板の裏側に、前記COB型のLEDを収容する欠損部が形成された伝熱板を備え、
    前記第2LEDを挟み込む前記放熱部材の伝熱面は、平坦面に形成された請求項1記載の照明装置。
  4. 前記配線基板は、前記伝熱板と共に、前記第2LEDを収容する欠損部が形成され、
    前記LED基板は、前記配線基板の欠損部に配置され、前記第2LEDを前記放熱部材と共に挟み込む蓋部を備えた請求項3記載の照明装置。
  5. 前記伝熱板は、前記第2LEDと前記放熱部材との間に挟まれた伝熱部と、前記伝熱部の縁部から光の出射方向に向かう傾斜面が形成された放熱部とを備えた請求項3または4記載の照明装置。
  6. 前記第2LEDの基板部と、前記放熱部材とは、同じ材質のものから形成された請求項1から5のいずれかの項に記載の照明装置。
  7. 前記請求項1から6のいずれかの項に記載された照明装置を、天井に開設した設置孔に埋め込んだダウンライト。
JP2015022413A 2015-02-06 2015-02-06 照明装置およびダウンライト Pending JP2016146264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015022413A JP2016146264A (ja) 2015-02-06 2015-02-06 照明装置およびダウンライト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015022413A JP2016146264A (ja) 2015-02-06 2015-02-06 照明装置およびダウンライト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016146264A true JP2016146264A (ja) 2016-08-12

Family

ID=56686426

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015022413A Pending JP2016146264A (ja) 2015-02-06 2015-02-06 照明装置およびダウンライト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016146264A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019220359A (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019220359A (ja) * 2018-06-20 2019-12-26 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置
JP7042442B2 (ja) 2018-06-20 2022-03-28 パナソニックIpマネジメント株式会社 照明装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5582305B2 (ja) ランプ装置および照明器具
JP5320609B2 (ja) ランプ装置および照明器具
JP5534219B2 (ja) ランプ装置および照明器具
JP4807631B2 (ja) 照明器具
JP5320554B2 (ja) ランプ装置および照明器具
JP5360402B2 (ja) 電球形ランプおよび照明器具
JP2010055993A (ja) 照明装置および照明器具
JP4671064B2 (ja) 照明器具
US8803409B1 (en) Lamp device, light-emitting device and luminaire
JP2010225570A (ja) 照明装置および照明器具
JP5704005B2 (ja) 電球形ledランプ
JP5655950B2 (ja) ランプ及び照明器具
JP2009129809A (ja) 照明装置
JP2013048039A (ja) 電球型照明装置
JP2007179906A (ja) 照明器具
JP5802497B2 (ja) 電球型照明装置
JP2011065795A (ja) 放熱アダプタ、ランプ装置および照明器具
JP4636342B2 (ja) 照明器具
JP5505623B2 (ja) 照明器具
JP2013093158A (ja) 電球及び照明器具
JP2011216313A (ja) 照明器具
JP2016146264A (ja) 照明装置およびダウンライト
JP5800164B2 (ja) 照明器具
JP5751456B2 (ja) 照明器具
JP2014112568A (ja) 照明器具