JP2016144840A - 管体防汚治具及び管体切断方法 - Google Patents

管体防汚治具及び管体切断方法 Download PDF

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Abstract

【課題】管体の切断時に発生した切り屑が管体内部に散らばることを抑制する管体防汚治具を提供する。【解決手段】管体防汚治具10は、先端31が管体70の一端部73から挿入される線状部材30と、線状部材30が貫通する第一貫通孔21に線状部材30を貫通させた状態で管体70内を管体70の軸方向に移送可能とされ、外周部22が管体70の内周面71と当接する多孔質体20と、多孔質体20よりも線状部材30の先端31側に取付けられ、多孔質体20の線状部材30の先端31側への移動を抑制する第1止め具40と、多孔質体20よりも線状部材30の先端31側と反対側で管体70の一端部73に取付けられて、一端部73を封止する本体部59と、本体部59に設けられ、線状部材30が貫通する第2貫通孔51と、本体部59に設けられ、多孔質体20と本体部59との間の空間74に気体を供給ための供給孔54と、を備えた封止部材50と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、管体防汚治具及び管体切断方法に関する。
従来、内部にスパイラル構造の補強層が埋設されたホースを切断する際に、刃先の形状に特徴を持たせ、切断面の性状悪化を防止するホース切断方法が開示されている(特許文献1参照)。この技術により、切り屑の発生量を減らすことができる。
特開2014−004649号公報
ところで、ホースなどの管体を切断する際、切り屑が管体内部に散らばって残留し、これを清掃する手間がかかる。特に水や切削油をかけながら切断する場合には切り屑が管体内壁に付着し、清掃が困難になる。特許文献1に開示された技術によれば、切り屑の発生量を減らすことができるが切り屑が散らばるのを抑制できない。このため、管体内の清掃が必要である。
本発明は、上記事実を考慮して、管体の切断時に発生した切り屑が管体内部に散らばることを抑制する管体防汚治具及び管体切断方法を提供することを目的とする。
第一態様の発明は、先端が管体の一端部から挿入される線状部材と、前記線状部材が貫通する第一貫通孔に前記線状部材を貫通させた状態で管体内を前記管体の軸方向に移送可能とされ、外周部が前記管体の内周面と当接する多孔質体と、前記多孔質体よりも前記線状部材の前記先端側に取付けられ、前記多孔質体と当接することで前記多孔質体の前記線状部材の前記先端側への移動を抑制する第1止め具と、前記多孔質体よりも前記線状部材の前記先端側と反対側で前記管体の前記一端部に取付けられて、前記一端部を封止する本体部と、前記本体部に設けられ、前記線状部材が貫通する第2貫通孔と、前記本体部に設けられ、前記多孔質体と前記本体部との間の空間に気体を供給するための供給孔と、を備えた封止部材と、を有する、管体防汚治具である。
第一態様の発明では、封止部材と多孔質体との間の空間に供給孔を通して気体を供給することにより、多孔質体が管体内に移送される。
そして多孔質体は第1止め具に当接すると第1止め具によって多孔質体の線状部材の先端側への移動が抑制される。
ここで、多孔質体が移送された距離がわかるように、管体に挿入される線状部材に予め目盛などの印をつけておくことにより、多孔質体を管体内部の任意の位置に配置することができ、管体を所望の長さに切断することができる。
そして多孔質体が配置された位置で管体と共に多孔質体を切断することにより、発生した切り屑は多孔質体の内部に留まり、発生した切り屑が管体内部に散らばることが抑制される。よって切断後に切り屑は管体内部に残留しない。
第二態様の発明は、第一態様の発明において、前記封止部材よりも前記線状部材の前記先端側と反対側で前記線状部材に取付けられ、前記封止部材と当接することで前記線状部材の前記管体への挿入量を規定する第2止め具を有する、管体防汚治具である。
第二態様の発明では、第2止め具が封止部材に当接することで、線状部材の管体への挿入が制限されて線状部材の挿入量が規定される。また、線状部材の先端側には第1止め具が取り付けられているので、多孔質体の移送距離が規定される。
したがって、予め第2止め具を取付ける位置を決めておけば、多孔質体を管体内部の所定の位置に配置して所望の長さで管体を切断することができる。このとき発生した切り屑は多孔質体の内部に留まり、発生した切り屑が管体内部に散らばることが抑制される。
第三態様の発明は、第二態様の発明において、前記第2止め具は、前記封止部材と当接する第2平板と、前記線状部材を挟んで取付けられ、前記第2平板を介して前記線状部材の挿入量を規定する第2挟み具と、を有する管体防汚治具である。
第三態様の発明では、第2挟み具によって、封止部材と多孔質体との間の空間に気体を供給する際に、簡単な作業で線状部材の挿入量を規定することができるので、多孔質体の移送距離を簡単に規定することができる。また取付け位置を簡単に調整できる。
また、第2平板によって、多孔質体を移送する際に、第2挟み具が第2貫通孔に埋入することを抑制することができる。
第四態様の発明は、第一態様〜第三態様の何れか一態様の発明において、前記第1止め具は、前記多孔質体と当接する第1平板と、前記線状部材を挟んで取付けられ、前記第1平板を介して前記多孔質体が前記線状部材の前記先端側へ移動することを抑制する第1挟み具と、を有する管体防汚治具である。
第四態様の発明では、第1挟み具によって多孔質体が線状部材の先端側へ移動することを容易に抑制することができる。また取付け位置を簡単に調整できる。
また、平板が多孔質体の変形を抑制するので、多孔質体を移送する際に、多孔質体の外周部と管体の内周面との間に隙間が発生して気体が漏れることを抑制し、効率よく多孔質体を移送することができる。
第五態様の発明は、第一態様〜第四態様の何れか一態様の発明において、前記供給孔は前記第2貫通孔に連通し、前記気体を前記第2貫通孔を介して供給する、管体防汚治具である。
第五態様の発明では、第2貫通孔を介して気体を管体内部の空間に供給できるので、供給孔と第2貫通孔をそれぞれ別に設ける場合と比べて、封止部材の構造を簡単なものにすることができる。
第六態様の発明は、第一態様〜第五態様の何れか一態様の発明において、前記供給孔との合流部よりも前記第2貫通孔の前記線状部材の前記先端側と反対側に、前記線状部材と前記第2貫通孔との間を封止するシール部材が設けられている、管体防汚治具である。
第六態様の発明では、第2貫通孔から気体が漏れることを抑制し、効率よく多孔質体を管体内部に移送することができる。
第七態様の発明は、外周部が管体の内周面と当接する大きさとされた多孔質体を前記管体内に移送し、前記多孔質体が移送された位置で前記管体と共に前記多孔質体を切断する、管体切断方法である。
第七態様の発明では、多孔質体が移送された位置で管体と共に多孔質体を切断することにより、発生した切り屑は多孔質体の内部に留まり、発生した切り屑が管体内部に散らばることが抑制される。よって切断後に切り屑は管体内部に残留しない。
第八態様の発明は、第七態様の発明において、第一態様〜第六態様の何れか一態様に記載の管体防汚治具を用い、前記封止部材の前記供給孔から前記気体を供給して前記多孔質体を前記管体の所定位置まで移送し、前記所定位置で前記管体と共に前記多孔質体を切断する、管体切断方法である。
第八態様の発明では、封止部材と多孔質体との間の空間に供給孔を通して気体を供給することにより、多孔質体が管体内に移送される。
また、多孔質体を気体によって移送するので、例えば棒状部材で押し込むよりも容易に管体内部に配置することができる。
第九態様の発明は、第七態様の発明において、第一態様〜第六態様の何れか一態様に記載の管体防汚治具を用い、前記多孔質体の第1貫通孔に前記線状部材を貫通させ、前記封止部材の前記第2貫通孔に前記線状部材を貫通させ、前記線状部材に前記第1止め具を取付けたあと、前記第1止め具及び前記多孔質体を前記管体の前記一端部から挿入し、前記管体の前記一端部に前記封止部材を取付けて前記一端部を封止し、前記封止部材の前記供給孔から前記気体を供給して前記多孔質体を前記管体の所定位置まで移送し、前記所定位置で前記管体と共に前記多孔質体を切断する、管体切断方法である。
第九態様の発明では、封止部材と多孔質体との間の空間に供給孔を通して気体を供給することにより、多孔質体が管体内に移送される。
そして多孔質体は第1止め具に当接すると第1止め具によって多孔質体の線状部材の先端側への移動が抑制される。
ここで、多孔質体が移送された距離がわかるように、管体に挿入される線状部材に予め目盛などの印をつけておくことにより、多孔質体を管体内部の任意の位置に配置することができ、管体を所望の長さに切断することができる。
そして多孔質体が配置された位置で管体と多孔質体を切断することにより、発生した切り屑は多孔質体の内部に留まり、発生した切り屑が管体内部に散らばることが抑制される。よって切断後に切り屑は管体内部に残留しない。
また、多孔質体を気体によって移送するので、例えば棒状部材で押し込むよりも容易に管体内部に配置することができる。
第十態様の発明は、第七態様の発明において、第二態様〜第六態様の何れか一態様に記載の管体防汚治具を用い、前記多孔質体の第1貫通孔に前記線状部材を貫通させ、前記封止部材の前記第2貫通孔に前記線状部材を貫通させ、前記線状部材に前記第1止め具を取付け、前記線状部材に前記第2止め具を取付けたあと、前記第1止め具及び前記多孔質体を前記管体の前記一端部から挿入し、前記管体の前記一端部に前記封止部材を取付けて前記一端部を封止し、前記封止部材の前記供給孔から前記気体を供給して前記多孔質体を前記管体の所定位置まで移送し、前記所定位置で前記管体と共に前記多孔質体を切断する、管体切断方法である。
第十態様の発明では、第2止め具が封止部材に当接することで、線状部材の管体への挿入が規制されて線状部材の挿入量が規定される。また、線状部材の先端側には第1止め具が取り付けられているので、多孔質体の移送距離が規定される。
したがって、予め第2止め具を取付ける位置を決めておけば、多孔質体を管体内部の所定の位置に配置して所望の長さで管体を切断することができる。このとき発生した切り屑は多孔質体の内部に留まり、発生した切り屑が管体内部に散らばることが抑制される。
本発明に係る管体防汚治具及び管体切断方法によれば、管体の切断時に発生した切り屑が管体内部に散らばることを抑制するという優れた効果が得られる。
本発明の第一実施形態における管体防汚治具の断面図である。 本発明の第二実施形態における管体防汚治具の断面図である。 本発明の第一実施形態における管体切断方法の一部を示したフロー図である。(a)は管体防汚治具を組み立てた状態を示し、(b)は線状部材の先端と多孔質体とを管体に挿入した状態を示し、(c)は封止部材を管体の一端部に取付けた状態を示し、(d)は多孔質体が管体内の所定位置に移送された状態を示す。 本発明の第一実施形態における管体切断方法の一部を示したフロー図である。(a)は多孔質体が所定位置に配置され、管体切断装置がセットされた状態を示し、(b)は管体が切断された状態を示し、(c)は切断後において各部材が分離された状態を示す。 本発明の第二実施形態における管体切断方法の一部を示したフロー図である。(a)は管体防汚治具を組み立てた状態を示し、(b)は線状部材の先端と多孔質体とを管体に挿入した状態を示し、(c)は封止部材を管体の一端部に取付けた状態を示し、(d)は多孔質体が管体内の所定位置に移送された状態を示す。 本発明における封止部材のその他の実施形態を示す断面図である。(a)は封止部についてのその他の実施形態、(b)、(c)は供給孔についてのその他の実施形態を示す。
[第一実施形態]
以下、図面を参照しながら、第一実施形態の管体防汚治具10について説明する。
なお、本発明における管体とは、ゴム管、塩ビ管、架橋ポリエチレン管などの樹脂管、金属管、あるいは樹脂管の内部にワイヤー補強層が配置されているものや糸補強管、ホースと称されるものなど、各種の中空長尺部材を含む概念である。
図1に示されるように、本実施形態の管体防汚治具10は、多孔質体20と、線状部材30と、第1止め具40と、を備えている。
(多孔質体)
多孔質体20は、内部に気泡を有する円柱形状の弾性発泡体(例えばスポンジなど)であり、径方向の外周部22が管体70の内周面71に当接するように管体70に挿入される。
多孔質体20の外径は管体70の内周面71の直径よりも大径とされ、多孔質体20を管体70に挿入する際に縮径されて挿入され、多孔質体20の外周部22が管体70の内周面71に密着する。
多孔質体20の径方向の中心部には、軸方向に沿って第1貫通孔21が形成されている。第1貫通孔21は線状部材30が貫通できる大きさとされている。
多孔質体20は、径方向に圧縮した際に縮径するように、連続気泡とされている弾性発泡体が望ましい。また、切り屑を管体内部に散らばらせないために、目が細かいことが望ましい。また、切断時に後述する管体切断装置90の刃が高温となることがあるため、難燃性若しくは不燃性の材料であることが望ましい。
なお、この実施形態では管体70の内径は25mmとされ、多孔質体20の外周部22の直径は30mm、軸方向の長さは35mmとされている。
(線状部材)
線状部材30は、多孔質体20に形成された第1貫通孔21を貫通している鋼製の撚紐(所謂ワイヤ)であり、先端31が管体70に挿入される。
線状部材30には、多孔質体20よりも線状部材30の先端31側、言い換えると線状部材30の先端31からみて多孔質体20よりも手前側(図1では左側)に第1止め具40が取り付けられている。
また、線状部材30は、多孔質体20よりも線状部材30の先端31側と反対側、言い換えると線状部材30の先端31からみて多孔質体20よりも奥側(図1では右側)で、後述する封止部材50に形成された第2貫通孔51を貫通している。
(第1止め具)
第1止め具40は、挟み具41及び平板42を含んで構成されている。
挟み具41は硬鋼線を曲げ加工した洗濯挟み形状のクリップで、多孔質体20よりも線状部材30の先端31側、言い換えると線状部材30の先端31からみて多孔質体20よりも手前側で線状部材30を挟んで取付けられている。
平板42は挟み具41と、多孔質体20との間に配置される円形平板状の樹脂製板で、貫通孔42aを線状部材30が貫通しており、外径は管体70の内周面71の直径よりも小径とされる。更に、多孔質体20の第1貫通孔21よりも大径とされる。
これらの構成により、線状部材30には、先端31側から順に挟み具41、平板42、多孔質体20が配置されている。
多孔質体20に対して、多孔質体20の管体70への挿入方向に沿って外力が加えられた場合、例えば気体圧送装置80から供給された気体(例えば圧縮空気)によって圧力がかけられた場合に、挟み具41が平板42を介して多孔質体20の線状部材30の先端31側への移動を抑制する。また平板42によって多孔質体20が変形することが抑制される。
(封止部材)
封止部材50は、多孔質体20よりも線状部材30の先端31側と反対側、言い換えると線状部材30の先端31からみて多孔質体20よりも奥側で、管体70の外端部である一端部73を封止する樹脂製の円柱形状の部材であり、管体70に挿入された多孔質体20との間に、空間74を構成する。
封止部材50は円柱形状とされ、柱軸方向に沿って縮径する封止部52を封止位置57まで一端部73に挿入することで管体70の一端部73を封止する。
封止部材50の中心部には、軸方向に沿って第2貫通孔51が形成されており、線状部材30が貫通される。
また、封止部材50の外周部53には、管体外部空間と第2貫通孔51とを連通する供給孔54の開口端54aが形成されている。
第2貫通孔51及び供給孔54は、管体70の内部の空間74に圧縮気体を圧送するのに十分な直径を有しており、供給孔54の開口端54aにエアガン、コンプレッサなどの気体圧送装置80(図3(d)参照)を接続する。
第2貫通孔51の、供給孔54よりも端面58側の内周面には、円環状の係止溝55が形成され、Oリング56(シール部材の一例)が挿入され係止されている。
Oリング56には線状部材30が挿入され、線状部材30の外周部とOリング56の内周部とが当接して、第2貫通孔51を封止している。
[管体切断方法]
以下、図面を参照しながら、第一実施形態の管体防汚治具10を用いた管体切断方法について説明する。
(組立工程)
第一実施形態の管体防汚治具10の組立方法について図3を参照しながら説明する。
図3(a)に示すように、まず、封止部材50の第2貫通孔51に、線状部材30を貫通させる。
次いで、線状部材30を、多孔質体20の第1貫通孔21、平板42の貫通孔42aに順次貫通させ、線状部材30の先端31側に、挟み具41を取付ける。
このとき、挟み具41と平板42と多孔質体20とを密着させ、線状部材30の、多孔質体20の端面23が配置された位置から、該端面23から多孔質体20の切断位置24までの長さL1、所望の配管長さL2、封止部材50の封止位置57から封止部材50の端面58までの距離L3を加えた長さL(L1+L2+L3)の位置に、印Mをつけておく。
(挿入工程)
次いで、図3(b)に示すように、多孔質体20を管体70に挿入し、図3(c)に示すように、封止部材50を管体70の一端部73に取付けて、一端部73を封止する。この際に、一端部73と、封止部材50の封止位置57が一致するように接続する。
(移送工程)
次いで、図3(d)に示すように、封止部材50の供給孔54の開口端54aに、気体圧送装置80を接続し、管体70の内部の空間74に気体を供給する。この結果、多孔質体20が管体70の内部に移送される。このとき、線状部材30の印Mが管体70の内部に挿入されるまで気体を供給し、次いで線状部材30を管体外部から引っ張り、封止部材50の端面58と線状部材30の印Mの位置を一致させる。
(切断工程)
次に、管体70の切断手順について図4を参照しながら説明する。なお、図4においては、印Mの表示は省略する。
まず、図4(a)に示すように、多孔質体20が配置された位置に管体切断装置90をセットする。
移送工程において封止部材50の端面58と線状部材30の印Mの位置を一致させたので、管体70の一端部73から長さL2の位置が、多孔質体20の切断位置24となる。
したがって、図4(b)に示したように、管体70を管体切断装置90で切断した場合、多孔質体20も切断位置24で同時に切断される。
このとき管体70から切り屑が発生するが、多孔質体20は内部に空隙を有するので、切り屑Gは該空隙に取り込まれて、切断後の多孔質体20A、20Bの内部に留まる。
したがって、発生した切り屑Gが管体70の内部に散らばることが抑制され、図4(c)に示したように切り屑Gが取り込まれた多孔質体20A、20B及び線状部材30の端材30Aを除去すれば、所望長さL2の管体70Aが得られ、切り屑Gが管体内部に残留することが抑制される。
続けて管体70を切断するためには、線状部材30を、封止部材50と同時に管体70Aから矢印N方向に引き抜き、以降図3及び図4に示した手順を繰り返す。このとき、挟み具41及び平板42からなる第1止め具40は、再利用することができる。
この管体切断方法によれば、切り屑Gは管体70Aの内部に残留しないので、切断後に管体70Aの内部を清掃する必要がない。
また、切り屑Gは多孔質体20A、20Bの内部に留まるので、廃棄物の処理が容易である。
[作用]
次に、第一実施形態の管体防汚治具10及び管体防汚治具10を用いた管体切断方法について、その作用を説明する。
第一実施形態では、管体70を管体切断装置90で切断する際に、多孔質体20が配置された位置で管体70と共に多孔質体20を切断することにより、発生した切り屑Gは多孔質体20の内部に留まるので、発生した切り屑Gが管体内部に散らばることが抑制され、多孔質体20を除去すれば、切り屑は管体70の内部に残留しない。
なお、切り屑Gは管体70を切断する際に管体70から分離する管体材料の破片や微細な粉末などを指し、コンタミ等とも称され、通常廃棄の対象となるものである。
また、気体圧送装置80を用いて多孔質体20を移送するので、容易に多孔質体20を管体70の内部に配置することができる。このとき、多孔質体20が移送された距離がわかるように、線状部材30に予め目盛などの印をつけておくことにより、多孔質体20を管体70内部の任意の位置に配置することができ、管体70を所望の長さに切断することができる。
また、多孔質体20は第1止め具40によって、線状部材30の挿入奥側端部よりも奥側へ移動することが抑制されるので、移送後に線状部材30を引っ張るなどして多孔質体20が配置された位置を調整することで、より精度高く所定の位置に配置することができる。
また、多孔質体20を移送する際に、多孔質体20の外周部22が管体70の内周面71と当接して多孔質体20が移動するので、管体70の内部を清掃することもできる。
[第二実施形態]
以下、図面を参照しながら、第二実施形態の管体防汚治具11について説明する。なお、第一実施形態と同様の構成となる部分については、同一符号を付して説明を省略する。
(第2止め具)
図2に示されるように、第2止め具60は、挟み具61及び平板62を含んで構成される。
挟み具61は硬鋼線を曲げ加工した挟み具で、封止部材50よりも線状部材30の先端31側と反対側、言い換えると線状部材30の先端31からみて封止部材50よりも奥側で、で線状部材30を挟んで線状部材30に取付けられる。
平板62は挟み具61と、封止部材50との間に配置される円形平板状の樹脂製板で、貫通孔62aを線状部材30が貫通している。
この構成により、線状部材30には、線状部材30の先端31からみて順に第1止め具40(挟み具41、平板42)、多孔質体20、封止部材50、第2止め具60(平板62、挟み具61)が配置される。
多孔質体20に対して、多孔質体20の管体70への挿入方向に沿って外力が加えられた場合、例えば気体圧送装置80から供給された気体によって圧力がかけられた場合に、多孔質体20は管体70の内部の奥方向へ移動する。このとき管体70の軸方向の外側で線状部材30に第2止め具60が取付けられているので、多孔質体20が一定距離を移動すると第2止め具60が封止部材50の端面58に当接して(引っ掛かって)、線状部材30の管体70への挿入量が規定される。これにより、多孔質体20の移送距離が抑制される。
[管体切断方法]
以下、図面を参照しながら、第二実施形態の管体防汚治具11を用いた管体切断方法について説明する。
(組立工程)
第二実施形態の管体防汚治具11の組立方法について図5を参照しながら説明する。
図5(a)に示すように、まず、平板62の貫通孔62a、封止部材50の第2貫通孔51に、線状部材30を貫通させる。
次いで、線状部材30を、多孔質体20の第1貫通孔21、平板42の貫通孔42aに順次貫通させ、線状部材30の端部に、挟み具41を取付ける。
また、線状部材30の先端31からみて平板62よりも奥側に、挟み具61を取付ける。
このとき、挟み具41、平板42、多孔質体20を密着させ、また挟み具61、平板62、封止部材50を密着させた際の、多孔質体20の端面23から封止部材50の端面58までの長さLは、所望の配管長さL2に、多孔質体20の切断位置24から端面23までの長さL1と、封止部材50の封止部52における封止位置57から端面58までの距離L3を加えた長さとする(L=L1+L2+L3)。
(挿入工程)
次いで、図5(b)に示すように、多孔質体20を管体70に挿入し、図5(c)に示すように、封止部材50を管体70に接続して、管体70の一端部73を封止する。この際に、一端部73と、封止部材50の封止位置57が一致するように接続する。
このとき、線状部材30は、多孔質体20と封止部材50との間に撓んで詰め込まれる。
(移送工程)
次いで、図5(d)に示すように、封止部材50の供給孔54の開口端54aに、気体圧送装置80を接続し、管体70の内部の空間74に気体を供給する。この結果、多孔質体20が管体0の内部に移送される。このとき、挟み具61、平板62からなる第2止め具60によって多孔質体20の移送距離が抑制されるので、容易に多孔質体20を管体70の内部の所定の位置に配置することができる。
(切断工程)
次に、管体70の切断手順について図4を参照しながら説明する。なお、図4においては第2止め具60(挟み具61、平板62)の表示を省略する。
まず、図4(a)に示すように、管体70の一端部73から、図3(a)で説明した長さL2の位置に管体切断装置90をセットする。
移送工程で第2止め具60によって多孔質体20の移送距離が抑制されたので、管体70の一端部73から長さL2の位置には、多孔質体20の切断位置24が配置されている。
したがって、図4(b)に示したように、管体70を管体切断装置90で切断した場合、多孔質体20も切断位置24で同時に切断される。
このとき管体70から切り屑が発生するが、多孔質体20は内部に空隙を有するので、切り屑Gは該空隙に取り込まれて多孔質体20の内部に留まる。
したがって、発生した切り屑Gが管体70の内部に散らばることが抑制され、図4(c)に示したように切り屑Gが取り込まれた多孔質体20及び線状部材30の端材30Aを除去すれば、所望長さL2の管体70Aが得られ、切り屑Gは管体内部に残留することが抑制される。
続けて管体70を切断するためには、線状部材30を、封止部材50と同時に管体70Aから矢印N方向に引き抜き、以降図5及び図4に示した手順を繰り返す。このとき、挟み具41及び平板42からなる第1止め具40、挟み具61及び平板62からなる第2止め具は、再利用することができる。
この管体切断方法によれば、切り屑Gは管体70Aの内部に残留しないので、切断後に管体70Aの内部を清掃する必要がない。
また、切り屑Gは多孔質体20の内部に留まるので、廃棄物の処理が容易である。
[作用]
次に第二実施形態の管体防汚治具11及び管体防汚治具11を用いた管体切断方法について、その作用を説明する。
第二実施形態では、多孔質体20が管体70の内部に気体圧送装置80から供給された空気によって移送される際に、第2止め具60によって多孔質体20の移送距離が抑制されるので、線状部材30に印をつけたり、気体圧送装置80で多孔質体20を移送した後に、線状部材30を引っ張って調整する作業などを必要とせず、容易に多孔質体20を管体70の内部の所定の位置に配置することができる。
[他の実施形態]
以上、本発明の実施形態の例について説明したが、本発明の実施形態は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
例えば上記の実施形態では、内径25mmの管体70に対して多孔質体20の外周部22の直径を30mm、軸方向の厚さは35mmとしたが、それぞれ30±3mm程度、35±5mm程度であればよい。また、管体70の内径が異なる場合、該内径に応じて、多孔質体20の外周部22の直径、軸方向の厚さも適宜変更可能である。
また多孔質体20は必ずしも円柱形状である必要はなく、切り屑を管体70の内部に散らばらせず、多孔質体20の内部に留めることができるものであれば、どのような形状でもよい。例えば回転楕円形状であれば、管体70に容易に挿入できる。
また、線状部材30は鋼製の撚紐(所謂ワイヤ)としたが、多孔質体20の第1貫通孔21を貫通させ、また管体切断装置90で切断することができるものであれば、例えばナイロン糸のような有機繊維で構成されるものや、針金のような金属材料でもよい。線状部材30を軟質材料とした場合は、管体70の切断時、容易に切断することができる。また、線状部材30を硬質材料とした場合は、多孔質体20の第1貫通孔21を容易に貫通させることができる。更に、封止部材50を管体70に接続した際に、図3(c)に示したように多孔質体20と封止部材50との間に撓んで詰め込まれることはなく、直線形状を保持したまま、管体70の奥まで線状部材30の先端31が挿入される。したがって、多孔質体20の移送距離が長い場合においても、多孔質体20と封止部材50との間に線状部材30が詰め込まれないので、容易に線状部材30及び封止部材50を管体70に挿入することができる。
また、第1止め具40は挟み具41及び平板42で構成され、第2止め具60は、挟み具61及び平板62で構成されるものとしたが、挟み具41、61によって線状部材30を挟んで保持し、多孔質体20の移動を抑制できれば、平板42、62を省略してもよい。
また、挟み具41、61は硬鋼線を曲げ加工したクリップとしたが、線状部材30を挟むことができるものであれば、これに限られない。例えば事務用クリップなどの既製品を用いてもよい。
平板42、62についても、樹脂製板としたがこれに限られず、多孔質体20の変形を防止することができれば、金属製板などでもよい。平板42、62を金属製板とすることで、耐久性が向上する。また形状についても円形平板状としたがこれに限られず、多孔質体20の変形を抑えることができるものであればよい。例えば半球形状であったり立方体形状であれば、さらに耐久性が向上する。
また、封止部材50は樹脂製としたがこれに限られず、管体70の一端部73を封止することができるものであれば、例えば金属製でもよい。封止部材50を金属製とすることで、耐久性が向上する。
また、封止部52は柱軸方向に沿って縮径するものとしたが、管体70の一端部73を封止することができるものであればこれに限られない。例えば図6(a)に示すように段差部59を設けて一端部73を封止するものであってもよい。段差部59で一端部73を封止すれば、段差部59が封止位置57となり、封止位置57から端面58までの距離L3に誤差が生じにくい。したがって、より正確な長さで管体70を切断することができる。
また、管体外部空間と第2貫通孔51とを連通する供給孔54の開口端54aは、封止部材50の外周部53に形成されているものとしたが、例えば図6(b)に示すように、端面58に形成されているものでもよい。この場合、封止部材50の外周部53に気体圧送装置80を接続するスペースが確保できない場合でも、端面58から接続することができる。
また、供給孔54は第2貫通孔51と連通するものとしたが、管体70内部の空間74に気体を送ることができるものであればよい。例えば図6(c)に示すように、第2貫通孔51を介さずに、直接空間74に連通するものであってもよい。
また、平板62の貫通孔62a、封止部材50の第2貫通孔51に、線状部材30を貫通させた後に挟み具61を取付ける構成としたが、挟み具61は貫通前に取付けてもよい。
また、第二実施形態の管体防汚治具11の組立方法において、線状部材30を封止部材50の第2貫通孔51に貫通させた後に多孔質体20の第1貫通孔21に貫通させる構成としたが、線状部材30の他端部までの距離が短い場合は、線状部材30を、線状部材30の先端31側から多孔質体20の第1貫通孔21、平板42の貫通孔42aに順次貫通させた後に、線状部材30の他端側から封止部材50の第2貫通孔51に、線状部材30を貫通させてもよい。
また、管体切断装置90としては、管体70、多孔質体20、線状部材30を切断できるものであれば特に限定されない。例えばスチール丸刃や砥石丸刃などを使用する回転裁断式の装置や、ギロチン式の押付裁断装置であってもよい。
10、11 管体防汚治具、20 多孔質体、30 線状部材、40 第1止め具、41 挟み具、42 平板、50 封止部材、60 第2止め具、61 挟み具、62 平板、70 管体、80 気体圧送装置、90 管体切断装置

Claims (10)

  1. 先端が管体の一端部から挿入される線状部材と、
    前記線状部材が貫通する第一貫通孔に前記線状部材を貫通させた状態で前記管体内を前記管体の軸方向に移送可能とされ、外周部が前記管体の内周面と当接する多孔質体と、
    前記多孔質体よりも前記線状部材の前記先端側に取付けられ、前記多孔質体と当接することで前記多孔質体の前記線状部材の前記先端側への移動を抑制する第1止め具と、
    前記多孔質体よりも前記線状部材の前記先端側と反対側で前記管体の前記一端部に取付けられて、前記一端部を封止する本体部と、前記本体部に設けられ、前記線状部材が貫通する第2貫通孔と、前記本体部に設けられ、前記多孔質体と前記本体部との間の空間に気体を供給するための供給孔と、を備えた封止部材と、
    を有する、管体防汚治具。
  2. 前記封止部材よりも前記線状部材の前記先端側と反対側で前記線状部材に取付けられ、前記封止部材と当接することで前記線状部材の前記管体への挿入量を規定する第2止め具を有する、請求項1に記載の管体防汚治具。
  3. 前記第2止め具は、前記封止部材と当接する第2平板と、
    前記線状部材を挟んで取付けられ、前記第2平板を介して前記線状部材の挿入量を規定する第2挟み具と、
    を有する、請求項2に記載の管体防汚治具。
  4. 前記第1止め具は、前記多孔質体と当接する第1平板と、
    前記線状部材を挟んで取付けられ、前記第1平板を介して前記多孔質体が前記線状部材の前記先端側へ移動することを抑制する第1挟み具と、
    を有する、請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の管体防汚治具。
  5. 前記供給孔は前記第2貫通孔に連通し、前記気体を前記第2貫通孔を介して供給する、請求項1〜請求項4の何れか1項に記載の管体防汚治具。
  6. 前記供給孔との合流部よりも前記第2貫通孔の前記線状部材の前記先端側と反対側に、前記線状部材と前記第2貫通孔との間を封止するシール部材が設けられている、1〜請求項5の何れか1項に記載の管体防汚治具。
  7. 外周部が管体の内周面と当接する大きさとされた多孔質体を前記管体内に移送し、前記多孔質体が移送された位置で前記管体と共に前記多孔質体を切断する、管体切断方法。
  8. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の管体防汚治具を用いた管体切断方法であって、
    前記封止部材の前記供給孔から前記気体を供給して前記多孔質体を前記管体の所定位置まで移送し、
    前記所定位置で前記管体と共に前記多孔質体を切断する、請求項7に記載の管体切断方法。
  9. 請求項1〜請求項6の何れか1項に記載の管体防汚治具を用いた管体切断方法であって、
    前記多孔質体の第1貫通孔に前記線状部材を貫通させ、
    前記封止部材の前記第2貫通孔に前記線状部材を貫通させ、
    前記線状部材に前記第1止め具を取付けたあと、
    前記第1止め具及び前記多孔質体を前記管体の前記一端部から挿入し、
    前記管体の前記一端部に前記封止部材を取付けて前記一端部を封止し、
    前記封止部材の前記供給孔から前記気体を供給して前記多孔質体を前記管体の所定位置まで移送し、
    前記所定位置で前記管体と共に前記多孔質体を切断する、請求項7に記載の管体切断方法。
  10. 請求項2〜請求項6の何れか1項に記載の管体防汚治具を用いた管体切断方法であって、
    前記多孔質体の第1貫通孔に前記線状部材を貫通させ、
    前記封止部材の前記第2貫通孔に前記線状部材を貫通させ、
    前記線状部材に前記第1止め具を取付け、
    前記線状部材に前記第2止め具を取付けたあと、
    前記第1止め具及び前記多孔質体を前記管体の前記一端部から挿入し、
    前記管体の前記一端部に前記封止部材を取付けて前記一端部を封止し、
    前記封止部材の前記供給孔から前記気体を供給して前記多孔質体を前記管体の所定位置まで移送し、
    前記所定位置で前記管体と共に前記多孔質体を切断する、請求項7に記載の管体切断方法。
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