JP2016144629A - ビル火災救命システムおよびビル火災救命システムの使用方法 - Google Patents

ビル火災救命システムおよびビル火災救命システムの使用方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高層ビルにおける火災で、人々が効果的に避難でき、負傷者および死者の発生を抑えることができるビル火災救命システムを提供する。【解決手段】システムは、少なくとも1つの強制換気デバイス13、11と、少なくとも1つの区画室6と連通する少なくとも1つの主給気管2と、前記主給気管2から分離するように配置される少なくとも1つの主排気管9とを備え、各主給気管2に少なくとも1つの分岐給気管3が備え付けられ、各主排気管9に少なくとも1つの分岐排気管7が備え付けられ、前記少なくとも1つの強制換気デバイス13,11が、主排気管9の主排気開口12および/または主給気管2の主給気開口10に設置される。【選択図】図4

Description

本発明は、ビル火災の危険における救助の分野に関し、具体的には救助デバイスおよび救助方法に関し、より具体的には、ビル火災で使用される救命システムおよび救命システムの使用方法、つまり、ビル火災救命システムおよびビル火災救命システムの使用方法に関する。
中国の国家経済の進展に伴って、より多くのビルが、高さが益々と高くされながら、都心および郊外で建築されている。高層ビルは、高い土地の利用率や優れた視野など、の多くの利点を有している。しかしながら、高層ビルは、その特有の致命的な欠点も有しており、その中でも最も重大な欠点は、高層ビルにおける火災の場合、ビル内部の人々、特に、より高い階にいる人々を、効率的に避難させることが難しく、それらの人々は外部からの救助を待つことしかできないことである。さらに、高層ビルは、非常に高くするために多くの階があり、同時に、救助設備(放水銃、消防はしごなど)の効果的な高さが限定されるため、救助設備が火災の起こっている階の高さに到達できないことがあり、これが外部からの救助を非常に困難にしている。これらの困難のため、救助時間が長くさせられる傾向があり、火災の危険による負傷者および死者を増加させている。
また、過去の経験によれば、火災の危険における負傷者および死者に関するほとんどの重大な原因は、火傷ではなく煙により引き起こされた窒息である。火災の場合、人々は、ビルから外へと避難しようとしばしば試みる。外へと逃避するとき、窒息による負傷者および死者が、しばしば、火災により生成される煙によっておそらく生じるか、または、人々は、外へと逃避する途中で、意識を失って焼かれて死んでしまう可能性がある。
そのため、火災(特に、高層ビルにおける火災)の場合に、人々が効果的に避難でき、負傷者および死者の発生を抑えることができるように、システム(つまり、火災に捕まった人々の安全を効果的に保証できるビル火災救命システム)または方法を設計することへの要望が存在する。
先行技術に存在する問題を解決するために、本発明が提案されている。
本発明の一態様によれば、少なくとも1つの強制換気デバイスと、少なくとも1つの区画室と連通する少なくとも1つの主給気管と、前記主給気管から分離して設けられる少なくとも1つの主排気管とを備え、各主給気管に少なくとも1つの分岐給気管が備え付けられ、各主排気管に少なくとも1つの分岐排気管が備え付けられ、前記少なくとも1つの強制換気デバイスが、主排気管の主排気開口および/または主給気管の主給気開口に設置されるビル火災救命システムが提供される。
さらに、本発明によるビル火災救命システムでは、少なくとも1つの区画室が複数の区画室を備え、主給気管の少なくとも1つの分岐給気管および主排気管の少なくとも1つの分岐排気管が各区画室に設置される。
さらに、本発明によるビル火災救命システムでは、分岐給気管に、主給気管の外部に配置される給気ポートと、主給気管の内部に配置される空気入口とが設けられ、分岐給気管の給気ポートが分岐給気管の空気入口より高くに配置され、分岐排気管に、主排気管の外部に配置される排気ポートと、主排気管の内部に配置される空気出口とが設けられ、分岐排気管の排気ポートが分岐排気管の空気出口より高くに配置される。
さらに、本発明によるビル火災救命システムでは、強制換気デバイスが、主給気開口に配置されて主給気管と連通される送風機、および/または、主排気開口に配置されて主排気管と連通される排気ファンである。
さらに、本発明によるビル火災救命システムでは、各区画室において、分岐給気管および分岐排気管が、できるだけ遠くに互いから分離するように配置され、分岐排気管の排気ポートの位置と分岐給気管の給気ポートの位置との間に高さの差がある。
さらに、本発明によるビル火災救命システムでは、各区画室に、密閉耐火扉が設けられる、または、密閉耐火扉と密閉防火窓の両方が設けられる。
さらに、本発明によるビル火災救命システムでは、主給気開口および/または主排気開口に保護カバーが備え付けられる。
さらに、本発明によるビル火災救命システムでは、一方向制御弁が分岐給気管および分岐排気管の各々の内部に備え付けられる。
さらに、本発明によるビル火災救命システムでは、分岐給気管の数が分岐排気管の数に等しい。
本発明の別の態様によれば、
1)火災が起きたとき、区画室に隠れることと、
2)外部の火および煙が区画室に拡散できないように、区画室のすべての扉および窓を閉じることと、
3)強制換気デバイスを始動することと
を含む、上記のビル火災救命システムの使用方法が提供される。
上記の目的を達成するために、本発明は、以下の技術的解決策、つまり、ビル火災救命システムが、1つの主給気管と、1つの主排気管と、強制換気デバイスとを備え、主給気管には分岐給気管が備え付けられ、分岐給気管が、主給気管の外部に配置される給気ポートと、主給気管の内部に配置される空気入口とを有し、主排気管には分岐排気管が備え付けられ、分岐排気管が、主排気管の外部に配置される排気ポートと、主排気管の内部に配置される空気出口とを有する技術的解決策を用いる。
好ましくは、強制換気デバイスは、主給気管に連結される送風機であり、保護カバーが給気開口に設置される。
好ましくは、強制換気デバイスは、主排気管に連結される排気ファンであり、保護カバーが排気開口に設置される。
好ましくは、強制換気デバイスは送風機と排気ファンとを備え、送風機は主給気管に連結され、保護カバーが給気開口に設置され、排気ファンは主排気管に連結され、保護カバーが排気開口に設置される。
好ましくは、一方向制御弁が、分岐給気管と分岐排気管との各々の内部に備え付けられる。
好ましくは、分岐給気管の数が分岐排気管の数に等しい。
好ましくは、システムは区画室をさらに備え、区画室の各々には密閉耐火扉と密閉防火窓とが設けられ、区画室の内部に、分岐給気管の給気ポートと分岐排気管の排気ポートとが設けられ、分岐排気管の排気ポートの位置と分岐給気管の給気ポートの位置との間に高さの差がある。
人々があらゆる種類の活動に従事する高層ビルで火災が起こるとき、人々は、本発明によるビル火災救命システムが設置されている浴室、手洗所、または収納室などの区画室へと素早く入ることができ、同時に、扉および窓(もしあれば)を閉じることができる。区画室への十分な酸素供給を確保するために、分岐給気管の給気ポートと分岐排気管の排気ポートとは開かれる必要がある。このとき、浴室の密閉した扉と窓とが、煙および火が入ってくるのを防止する一方、分岐給気管が新鮮な空気を区画室へと連続的に供給し、分岐排気管が汚染された空気を排出し、区画室における人々の生命の安全が確保され、人々が毒性の煙の吸込みによって窒息させられる危険性が回避できる。
また、本発明による火災救命システムは、避難の新しい原則(これは、「最寄り避難」と名付けられる)を提案する。つまり、火災の場合に、人々は最も短い時間で最寄りの避難の方法を用いて安全な場所に避難でき、毒性の煙の危険を最大限回避でき、人々の生命の安全を最大限に保護できる。世界中の先行技術では、人々は、通常、ビルにおける火災に対処するために「最も遠くに避難」の原則を用いている。つまり、人々は、通常、火災から遠くの場所に向かって移動するが、火災から遠くに移動する過程の間、人々は毒性の煙によって危害を加えられ、長い距離の移動のため(特に、高層ビルのより高い階のとき)、意識を失ったり命が脅かされたりすらする。本発明の発明者は、「最寄り避難」の原則を策定すると共に、この原則を創造的な仕事を通じて革新的な方法で実現する火災のための救命システムと、そのシステムを使用する方法とを設計している。
本発明の実施形態1の構造概略図。 本発明の実施形態2の構造概略図。 本発明の実施形態3の構造概略図。 本発明の好ましい実施形態の構造概略図。
以下において、本発明の例示の実施形態が、図を参照して詳細に記載されている。これらの例示の実施形態は、当業者に本発明を明確に理解させ、本明細書の記載に従って実施させる目的のために提供されている。図および例示の実施形態と共に好ましい実施形態は、本発明を限定するように意図されておらず、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定められている。
図1〜図4を参照すると、本発明はビル火災救命システムを提供しており、そのビル火災救命システムは少なくとも1つの強制換気デバイスを備えることができ、2つの強制換気デバイス13、11が図に示されている。ビル火災救命システムは、1つまたは複数の区画室6と連通している少なくとも1つの主給気管と、主給気管から分離して設けられている少なくとも1つの主排気管とをさらに備えている。ここでは、1つの主給気管2と1つの主排気管9とが、例として示されている。図に示しているように、各々の主給気管2には少なくとも1つの分岐給気管3が備え付けられており、対応するように、各々の主排気管には少なくとも1つの分岐排気管7が備え付けられる。例として、2つの強制換気デバイスは、主排気管の主排気開口12、および/または、主給気管の主給気開口10にそれぞれ設置されている。
好ましくは、主給気管および主排気管と共に、分岐給気管および分岐排気管は、耐火および/または断熱の材料で製作または被覆され得る。
概して、図1〜図4を参照すると、複数の区画室を設けることができ、各区画室には、主給気管の少なくとも1つの分岐給気管と、主排気管の少なくとも1つの分岐排気管とが設置され、したがって、各々の区画室は通気および換気に曝され得る。区画室は、ビルにおける元々の建築構造を変更することなく、ビル火災救命システムが火災の間に人々のための避難所を提供できるように、浴室、収納室など、ビルの内部の元々の空間であり得る。
好ましくは、本発明のビル火災救命システムにおいて、各分岐給気管には、主給気管の外部に配置されている給気ポート5と、主給気管の内部に配置されている空気入口とが設けられている。
一方、好ましくは、各分岐排気管には、主排気管の外部に配置されている排気ポート8と、主排気管の内部に配置されている空気出口とが設けられている。
好ましくは、本発明によるビル火災救命システムでは、強制換気デバイスは、主給気開口10に配置されて主給気管2と連通される送風機11であり得る(図2を参照)、および/または、強制換気デバイスは、主排気開口12に配置されて主排気管9と連通される排気ファン13であり得る(図3を参照)。さらに、強制換気デバイスは、主給気開口10に配置されて主給気管2と連通される送風機11と、主排気開口12に配置されて主排気管9と連通される排気ファン13の両方を備え得る(図1および図4を参照)。
好ましくは、本発明のビル火災救命システムでは、各区画室には、各区画室に最良の換気効果を提供するために、分岐給気管3と分岐排気管7とが設けられており、分岐吸気管および分岐排気管は、できるだけ遠くに互いから分離するように配置され(図4で最良に示されている)、各区画室の換気効果が向上され得るように、分岐排気管の排気ポートの位置と分岐給気管の給気ポートの位置との間に高さの差がある(図1〜図4を参照)。
好ましくは、本発明のビル火災救命システムでは、区画室は、火災の場合に、火および煙が扉または窓を通って区画室へと拡散せず、区画室へと避難した人々の生命の安全を確保するように、密閉耐火扉(図示せず)を有すること、または、密閉耐火扉と密閉防火窓の両方(図示せず)を有することが必要とされる。
好ましくは、本発明のビル火災救命システムでは、図1〜図4を参照すると、外部の埃または異物が主給気開口および/または主排気開口に落ちるのを防止するために、主給気開口および/または主排気開口には、保護カバー1、16が備え付けでき、主排気管および主吸気管の内部をきれいに保ち、それによって優れた換気効果を確保する。
好ましくは、本発明のビル火災救命システムでは、図1〜図4を参照すると、分岐給気管3には一方向制御弁15が備え付けでき、一方向制御弁15は、ガスを一方向に制御弁を通して確実に流し、それによって、浴室にいる人の通常の酸素の必要性を満たすために浴室にある空気の品質を確保するように、分岐給気管におけるガスを浴室へと確実に流すが、浴室のガスが主給気管へと流れるのを妨げるために使用される。
好ましくは、本発明のビル火災救命システムでは、分岐給気管の数は、分岐排気管の数に等しいように設定され得るが(図1〜図4を参照)、これは必ずしも必要ではない。分岐給気管および分岐排気管は各区画室に対応して備え付けられ、分岐給気管の数と分岐排気管の数とは異なるように設定されてもよく、これもまた本発明の技術的な効果を達成できる。
選択的に、温度を下げることと火を消すこととの目的のために、火災の場合に区画室に水供給源を提供するために、区画室における元々の水供給源が用いられてもよいし、または、ビルの最上部における水タンク、もしくは、他の位置における別の水供給源が、追加の管(または、元々の排気管)によって区画室へと導入されてもよい。
本発明の技術的な効果をよりよく達成するために、本発明の好ましい実施形態が、以下において、発明の保護範囲を制限するのではなく、本発明を明確に説明する目的のために提供される。
実施形態1:
図1に示しているビル火災救命システムは、1つの主給気管2と、1つの主排気管9と、強制換気デバイスとを備えており、主給気管2には分岐給気管3が備え付けられており、分岐給気管3の給気ポート5は、主給気管2の外部に配置されており、分岐給気管3の空気入口は主給気管2の内部に配置されており、分岐給気管3の各々には一方向制御弁15が備え付けられている。主排気管9には分岐排気管7が備え付けられており、分岐排気管7の排気ポート8が主排気管9の外部に配置されており、分岐排気管7の空気出口が主排気管9の内部に配置されている。
強制換気デバイスは送風機および排気ファンである。送風機11は、空気および酸素などのガスを主給気管へと供給するために、主給気管2の給気開口10に配置されており、保護カバー1が設けられている。排気ファン13は主排気管9の排気開口12に配置されており、排気開口12には保護カバー16が備え付けられている。
分岐給気管および分岐排気管は、数および位置に関して、互いと等しく、互いと対応している。分岐給気管および分岐排気管の機能は、浴室内部の空気交換を作り出すことである。
救命システムは、密閉耐火扉および密閉防火窓のある区画室6をさらに備えている。主給気管2および主排気管9は、分岐給気管3および分岐排気管7をそれぞれ通って区画室と連通されており、分岐排気管の排気ポート8の位置と分岐給気管の給気ポート5の位置との間に高さの差がある。各分岐給気管の給気ポート5には、シールキャップ4が備え付けられており、各分岐排気管の排気ポート8にもシールキャップが備え付けられている。
主給気管の直径と主排気管の直径とは、ビルの高さに応じて適切に選択され得る。主給気管、分岐給気管、主排気管、および分岐排気管は、プラスチック、金属、ガラス鋼、繊維、木材、および竹材など、様々な毒性がなくて匂いのない材料からすべて作られている。
本発明の使用の間、好ましくは、ビルにおけるトイレ、浴室、または収納室が区画室として使用される。扉および窓は、密閉のために耐火材料で処理されている。主給気管の給気開口は、空気が新鮮であるビルの周囲の芝生、植栽、および木立に、または、ビルの妻壁もしくは地下室など、火災から離れた位置に、配置されている。分岐給気管の排気ポートは、浴室の内部に配置されている。主排気管の排気開口は、ビルの最上部にある妻壁に、または、ビルの最上部に配置されており、分岐ガス排気管の排気ポートは浴室の内部に配置されている。
空気の性能に基づいて、火災が起こったとき、強制換気デバイスは、ビルの外部において地上にいる救急隊員によってすぐに始動される。つまり、主給気管の給気開口に配置された空気または酸素のための多機能送風機または換気装置が始動され、空気が、主給気管および分岐吸気管から成る配管網を通じてビルのすべての浴室へと送られ、これが、時間内に浴室において改善して新鮮な空気を満たす。同時に、主排気管の排気開口に配置された多機能排気ファンまたは吸込みファンが、浴室の汚れた空気が浴室の分岐排気管のポートを通って強制的に排除されるように、始動される。そのため、途切れない空気交換が、浴室における給気管と排気管とによって支えられている。代替で、自動温度感知制御装置が、ビル火災救命システムが設けられた床に設置され、強制空気交換デバイスの始動システムと接続されてもよい。通常の状況下において、自動温度感知制御装置は、休止状態にあり、エネルギーをほとんど消費しない。ビルで火災が起きた場合、ビル内の温度が自動温度感知制御装置の設定温度値に到達したとき、自動温度感知制御装置は強制換気デバイスを自動的に始動する。ビルの温度が通常に戻ると、自動温度感知制御装置は休止状態へと自動的に戻される。分岐給気管における一方向制御弁は、主給気管の空気を浴室へと確実に流し、浴室にいる人の通常の酸素の必要性を満たすために浴室にある空気の品質を確保するように、浴室の空気が主給気管へと流れるのを妨げる。
火災が起きたとき、人々は浴室へと素早く移動し、扉と窓とを閉め、分岐給気管の給気ポートと分岐排気管の排気ポートとを開ける。浴室の扉および窓は煙および火を妨げ、分岐給気管は新鮮な空気を供給し、分岐排気管は汚れた空気を排出し、そのため、浴室に入る人々の生命の安全が確保され得る。
実施形態2:
本実施形態は、強制換気デバイスが、主給気管2の給気開口10に配置されている送風機11だけであることを除いて、実施形態1と同じである。
実施形態3:
本実施形態は、強制換気デバイスが、主排気管9の主排気開口12に配置されている排気ファン13だけであることを除いて、実施形態1と同じである。
実施形態4:
本実施形態では、各区画室6に分岐給気管3と分岐排気管7とが設けられているとき、各区画室に最良の換気効果を提供するために、各区画室における分岐吸気管3および分岐排気管7は、できるだけ遠くに互いから分離するように配置され(図4で最良に示されている)、各区画室の換気効果が向上され得るように、分岐排気管の排気ポートの位置と分岐給気管の給気ポートの位置との間に高さの差があることを除いて、本実施形態は本質的に実施形態1と同じである。
本発明は、ビル火災救命システムとビル火災救命システムの使用方法とを開示している。ビル火災救命システムは、1つの主給気管と、1つの主排気管と、強制換気デバイスとを備え、主給気管には分岐給気管が備え付けられ、分岐給気管には、主給気管の外部に配置される給気ポートと、主給気管の内部に配置される空気入口とが設けられ、主排気管には分岐排気管が備え付けられ、分岐排気管には、主排気管の外部に配置される排気ポートと、主排気管の内部に配置される空気出口とが設けられる。ビル火災救命システムは、人々が居住し、仕事をし、すべての種類の活動に従事する高層ビルにおける浴室、手洗所、または他の区画室に配置される。火災が起きたとき、人々は浴室へと素早く移動し、扉と窓とを閉め、分岐給気管の給気ポートと分岐排気管の排気ポートとを開ける。浴室の扉および窓は煙および火を妨げ、分岐給気管は新鮮な空気を供給し、分岐排気管は汚れた空気を排出し、そのため、浴室に入る人々の生命の安全が確保でき、人々が毒性の煙の吸込みによって窒息に苦しむことが回避できる。
本発明によるビル火災救命システムおよびビル火災救命システムの使用方法は、火災の場合、人々が燃えるビルから離れてできるだけ遠くへと逃げる「逃避」の元々の原則を変え、新しい火災避難の戦略、つまり、「最寄り避難」の新規の原則を提案する。ビル火災救命システムはビルの施設に設置され、人々をできるだけ速やかに安全な場所に入らせることができ、窒息の危険を回避し、嵩によって引き起こされる有毒ガスによる危険の範囲を低減し、火災の場合に人々の生命の安全を大幅に向上する。
本発明の好ましい実施形態が図示および記載されてきたが、様々な変更および変形が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく行われ得る。したがって、本発明は、限定ではなく、例を用いて説明されていることは、理解されるべきである。

Claims (10)

  1. 少なくとも1つの強制換気デバイス(13、11)と、少なくとも1つの区画室(6)と連通する少なくとも1つの主給気管(2)と、前記主給気管から分離するように配置される少なくとも1つの主排気管(9)とを備え、各主給気管に少なくとも1つの分岐給気管(3)が備え付けられ、各主排気管に少なくとも1つの分岐排気管(7)が備え付けられ、前記少なくとも1つの強制換気デバイスが、前記主排気管の主排気開口(12)および/または前記主給気管の主給気開口(10)に設置されるビル火災救命システム。
  2. 前記少なくとも1つの区画室が複数の区画室を備え、前記主給気管の前記少なくとも1つの分岐給気管および前記主排気管の前記少なくとも1つの分岐排気管が各区画室に設置される、請求項1に記載のビル火災救命システム。
  3. 前記分岐給気管に、前記主給気管の外部に配置される給気ポート(5)と、前記主給気管の内部に配置される空気入口とが設けられ、前記分岐給気管の前記給気ポートが前記分岐給気管の前記空気入口より高くに配置され、前記分岐排気管に、前記主排気管の外部に配置される排気ポート(8)と、前記主排気管の内部に配置される空気出口とが設けられ、前記分岐排気管の前記排気ポートが前記分岐排気管の前記空気出口より高くに配置される、請求項1に記載のビル火災救命システム。
  4. 前記強制換気デバイスが、前記主給気開口に配置されて前記主給気管と連通される送風機、および/または、前記主排気開口に配置されて前記主排気管と連通される排気ファンである、請求項1に記載のビル火災救命システム。
  5. 各区画室において、前記分岐給気管および前記分岐排気管が、できるだけ遠くに互いから分離するように配置される、請求項1に記載のビル火災救命システム。
  6. 各区画室に、密閉耐火扉、または、密閉耐火扉と密閉防火窓の両方が設けられる、請求項1に記載のビル火災救命システム。
  7. 前記主給気開口および/または前記主排気開口に保護カバーが備え付けられる、請求項
    1に記載のビル火災救命システム。
  8. 前記分岐給気管の各々に一方向制御弁が備え付けられる、請求項1から7のいずれか一項に記載のビル火災救命システム。
  9. 前記分岐給気管の数が前記分岐排気管の数に等しい、請求項1から7のいずれか一項に記載のビル火災救命システム。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の前記ビル火災救命システムの使用方法であって、
    1)火災の場合、時間内に前記区画室に隠れることと、
    2)外部の火および煙が前記区画室に拡散できないように、前記区画室のすべての扉および窓を閉じることと、
    3)前記強制換気デバイスを始動することと
    を含む使用方法。
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