JP2016143672A - 電子装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体背面に配置されたケーブル接続端子を保護するとともに、筐体背面におけるケーブル結線作業の効率化を図る。【解決手段】本発明に係る電子装置は、ケーブル接続端子と、突起部を筐体背面に有し、ケーブル接続端子は、筐体背面を鉛直方向に区切った結線領域内に配置され、突起部は、筐体背面中、結線領域とは異なる領域に配置され、結線領域を照明する照明部を備えることを特徴とする。【選択図】図2

Description

本発明は、映像信号や音声信号などの各種信号を入出力する端子を有する電子装置に関し、特に、電子装置の筐体背面での結線作業の容易化を図る技術に関する。
従来、カラオケ装置、ビデオ録画装置、テレビ受像器などの各種電子装置では、映像信号や音声信号などの各種信号を入出力するためのケーブル差込口として、複数の端子が設けられている。このような端子は、通常抜き差しする必要が無いため、電子装置の筐体背面に設けられることが多い。近年、電子装置は、ネットへの接続、あるいは、他の電子装置との連携などの事情により、接続する端子は増加する傾向にある。
特許文献1には、このように背面パネルに複数のジャック(端子)を備えた電子装置について、複数のジャックを有する複数のコネクタが基板に実装され、背面パネルに形成されたジャック孔によってジャックが拘束される場合に、複数のコネクタが有する端子を変形させる応力を小さくする技術が開示されている。
特開2008−139395号公報
ところで、電子装置において、ケーブルを接続するための複数の端子は、美観などの観点から筐体背面に設けられることが多く、端子に対するケーブルなどの接続作業は、狭く暗い環境下で強いられ、筐体背面の視認性は悪いものであった。特に、電子装置の一つであるカラオケ装置では、カラオケボックス、あるいは、スナックなどのナイト店のように、薄暗い照明の下で作業を行う必要があり、筐体背面の視認性はさらに悪いことが考えられる。そのため、カラオケ装置のメンテナンス作業を行う場合、作業者は、端子の位置、種類を確認するため、電子装置に接続済みのケーブルを一旦取り外し、電子装置をラックから取り出して確認し、結線作業を行う必要があった。
本発明は、電子装置における結線作業の効率化を図ることを目的とするものであり、特に、端子を照明することで結線作業の視認性向上を図るものである。
そのため、本発明に係る電子装置は以下の構成を採用するものである。
筐体背面にケーブル接続端子と、突起部を有し、
前記ケーブル接続端子は、前記筐体背面を鉛直方向に区切った結線領域内に配置され、
前記突起部は、前記筐体背面中、前記結線領域とは異なる領域に配置され、前記結線領域を照明する照明部を備えることを特徴とする。
さらに本発明に係る電子装置において、
前記突起部の高さは、前記ケーブル接続端子の最大高さよりも高いことを特徴とする。
さらに本発明に係る電子装置において、
前記突起部は、前記筐体背面の上方に位置し、
前記照明部は、前記結線領域を下方に傾斜した角度で照明することを特徴とする。
さらに本発明に係る電子装置において、前記突起部を複数有することを特徴とする。
さらに本発明に係る電子装置において、
前記突起部は、前記結線領域の両側に配置されていることを特徴とする。
さらに本発明に係る電子装置において、
前記結線領域内に配置される前記ケーブル接続端子は、電源端子、もしくは、電源供給用端子を含まないことを特徴とする。
本発明に係る電子装置によれば、突起部に設けた照明部にてケーブル接続端子を照明することで、結線作業時におけるケーブル接続端子の視認性の向上を図り、結線作業の効率化を図ることが可能となる。また、突起部を結線領域とは異なる領域に配置したことで、筐体背面に配置されたケーブル接続端子について上方からの視認性を阻害することがない。
さらに本発明に係る電子装置によれば、突起部の高さをケーブル接続端子の最大高さよりも高く設定することで、突起部がケーブル接続端子を保護する保護部材として機能することが可能となる。具体的には、筐体背面を壁側に押し当てたときに、突起部が先に壁に突き当たることで、ケーブル端子が壁に突き当たり破損することを防ぐことが可能となる。
さらに本発明に係る電子装置によれば、突起部を筐体背面の上方に位置させ、照明部にて下方に傾斜した角度で結線領域を照明することで、上方から視認する作業者の目に照明光が直接入射することを抑制し、良好な視認性を確保することが可能となる。
さらに本発明に係る電子装置によれば、突起部を複数備えたことで、複数箇所から端子領域を照明することが可能となり、視認性の向上を図ることが可能となる。また、突起部によるケーブル接続端子の保護機能もより確実なものとなる。
さらに本発明に係る電子装置によれば、突起部を結線領域の両側に配置したことにより、突起状のケーブル接続端子を両側から照明し、当該ケーブル接続端子が形成する陰影を薄くし、視認性の向上を図ることが可能となる。
さらに本発明に係る電子装置によれば、結線領域内に配置されるケーブル接続端子には、電源端子、もしくは、電源供給端子を含まないこととしている。通常、電子装置に電源を供給するための電源端子、あるいは、他の電子装置に対して電源を供給する電源供給端子は、電子装置の設置当初にケーブルが接続される端子であって、メンテナンス時などにはケーブルの抜き差しを行うことは希である。また、電源端子、電源供給端子が占有する面積は大きく、接続されるケーブルも太いため、電源端子、電源供給端子を他のケーブル接続端子と同じ結線領域内に配置した場合、結線領域の面積が小さくなるとともに、結線領域から延出するケーブルも煩雑となり、結線作業が困難になることが考えられる。このような事情を鑑み、電源端子、もしくは、電源供給端子を結線領域から除外することで、結線作業の効率化を図ることが可能となる。
カラオケシステムの構成を示す図 カラオケ装置の背面の様子を示す図 突起部の構成を示す図 カラオケ装置の背面における照明を説明するための図
本発明の電子装置についてカラオケ装置2に適用した例について説明する。なお、本発明はここで説明するカラオケ装置2に限られるものではなく、筐体背面にてケーブルなどを結線する各種電子装置に適用することが可能である。
図1は、本発明の実施形態に係るカラオケシステムの構成を示す図である。本実施形態におけるカラオケシステムは、カラオケ装置2(コマンダ)と、リモコン装置1を含んで構成されている。なお、図1に示す例では、1台のカラオケ装置2に対して、リモコン装置1aとリモコン装置1b、2台のリモコン装置1が使用されている例である。これらリモコン装置1a、1bの構成は同一であるため、リモコン装置1として説明を行う。カラオケ装置2とリモコン装置1は、LAN100及びアクセスポイント110を利用してネットワークを形成するように接続されている。
カラオケボックスなどの店舗に設置されるカラオケ装置2は、楽曲を再生するための再生部としての音響制御部25を備えている。また、カラオケ装置2は、ユーザからの各種入力を受け付ける操作部21を備える。カラオケ装置2は、操作部21からの入力を解釈してCPU30に伝達する操作処理部22を備える。また、カラオケ装置2は、各種情報を記憶する記憶部としてのハードディスク32を備える。カラオケ装置2は、LAN100に接続してネットワークに加入する通信手段としてのLAN通信部24を備えている。
また、カラオケ装置2は、モニタ41に対して歌詞映像、背景映像を表示させる映像再生手段を備える。この映像再生手段は、映像情報に基づいて映像を再生する映像再生部29、再生する映像を一時的に蓄積するビデオRAM28、再生された映像に対する歌詞テロップの重畳、映像効果を付与する映像制御部31を備えて構成される。
さらに、このカラオケ装置2では、外部に接続されるモニタ41以外に、タッチパネルモニタ33に対して各種情報を表示することを可能としている。タッチパネルモニタ33は映像制御部31から入力された映像情報を表示する表示部35と、タッチ入力された位置を操作処理部22に出力するタッチパネル34が重畳されて構成されている。このタッチパネルモニタ33は、カラオケ装置2の操作部21、あるいは、リモコン装置1のタッチパネルモニタ11等と同様、入力部として機能する。ユーザは、タッチパネルモニタ33にて楽曲を選択することで、直接カラオケ装置2に予約をさせるなど、カラオケ装置2に対する各種操作を行うことが可能である。
さらに、カラオケ装置2は、各構成を統括して制御するためのCPU30、各種プログラムを実行するにあたって必要となる情報を一時記憶するためのメモリ27を備えて構成される。これら、CPU30、メモリ27によって、カラオケ装置2の制御部を構成している。
さらに、本実施形態のカラオケ装置2は、カラオケ装置2の筐体背面を照明するLED72a、72bを有している。このLED72a、72bは、後述する突起部7a、7b内に配置され、背面パネル61中、ケーブル接続端子が配置された結線領域Kを照明する照明部として機能する。LED72a、72bの点灯、消灯に関する制御は、LEDドライバ36を介し、CPU30からの指示により実行される。LED72a、72bの点灯、消灯は、ケーブル接続端子の結線作業を行う際、カラオケ装置2の操作部21、タッチパネルモニタ33、リモコン装置1など各種入力手段から所定の操作を行うことで実行される。LED72a、72bは、カラオケ装置2の筐体背面に配置されるため、消灯し忘れることが考えられる。そのため、点灯開始から所定の点灯継続時間経過後に自動で消灯する構成としてもよい。点灯継続時間は任意に設定できるように構成することとしてもよい。また、ケーブル接続端子における、ケーブル接続の抜き差しが判定できる場合には、ケーブルの抜き差しに基づいてLED72a、72bの点灯、消灯をコントロールしても良い。例えば、ケーブルの抜き差しが行われた場合、LED72a、72bを点灯し、所定点灯継続時間中、ケーブルの抜き差しが無い場合、LED72a、72bを消灯する構成が考えられる。
このような構成にてカラオケ装置2は、各種処理を実行することとなるが、カラオケ装置2の主な機能として、楽曲予約処理、楽曲再生処理などを実行可能としている。楽曲予約処理は、ユーザからの指定に基づいて楽曲を指定、予約するための処理であってリモコン装置1と連携して実行される。ユーザの操作により、リモコン装置1などの入力部で指定された予約情報をメモリ27中の予約テーブルに登録する。楽曲再生処理は、予約された楽曲を再生させる処理であって、楽曲演奏処理と歌詞再生処理とが同期して実行される処理である。
楽曲演奏処理は、楽曲情報に含まれる演奏情報に基づき、音響制御部25に演奏を実行させる処理である。音響制御部25にて演奏された演奏音は、マイクロホン44a、44bから入力される歌唱音声とミキシングされ、アンプ47を介してスピーカ42R、42Lから放音される。本実施形態のカラオケ装置2は、ギターやキーボードなどの外部楽器45a、45bを接続することが可能であり、外部楽器45a、45bからの外部演奏音をスピーカ42R、42Lから放音することも可能である。
歌詞再生処理は、楽曲情報に含まれる歌詞情報をモニタ41に表示させることで歌唱補助を行う処理である。この歌詞再生処理で表示される歌詞に、背景映像を重畳させて表示させる背景映像表示処理を実行することとしてもよい。本実施形態のカラオケ装置2は、カメラ46を接続することが可能であり、カラオケ装置2は、カメラ46からの出力映像を取り込んで録画し、インターネット上への投稿動画作成に使用することが可能である。
一方、リモコン装置1は、歌唱する楽曲を選択する選曲処理を実行可能とし、予約情報などカラオケ装置2に対して各種指示を送信可能としている。また、リモコン装置1は、カラオケ装置2あるいはインターネット上に接続されたホスト装置5から各種情報を受信し、ユーザに対して各種情報を提供することも可能である。本実施形態では、ユーザから各種指示を受け付けるユーザインターフェイスとして、操作部17と、タッチパネルモニタ11を備えている。タッチパネルモニタ11は、表示部11aとタッチパネル11bを有して構成され、表示部11aに各種インターフェイスを表示するとともに、ユーザからのタッチ入力を受付可能としている。
さらにリモコン装置1は、楽曲検索に必要とされるデータベース、各種プログラム、並びに、プログラム実行に伴って発生する各種情報を記憶する記憶部として、メモリ14、そして、これら構成を統括して制御するためのリモコン側制御部を備えて構成される。リモコン側制御部には、CPU15、タッチパネルモニタ11に対して表示する映像を形成する映像制御部13、表示する映像情報を一時的に蓄えるビデオRAM12、タッチパネルモニタ11あるいは操作部17からの入力を解釈してCPU15に伝える操作処理部18が含まれている。
また、リモコン装置1は、無線LAN通信部16によって、アクセスポイント110と無線接続されることで、LAN100によって構成されるネットワークに接続される。なお、各リモコン装置1は、特定のカラオケ装置2に対して事前に対応付けされている。リモコン装置1から出力される各種命令は、対応付けされたカラオケ装置2にて受信されることとなる。
このようなリモコン装置1の構成により、ユーザからの各種入力をタッチパネルモニタ11、あるいは、操作部17から受付けるとともに、映像情報をタッチパネルモニタ11の表示により各種情報を提供することで、カラオケ装置2に対して楽曲予約などの各種指示を行うことが可能とされている。
このように本実施形態のカラオケ装置2は、モニタ41、アンプ47、マイクロホン44a、44bなど、歌唱を行う基本機能のための外部機器を接続するため、ケーブル接続端子を有している。また、カメラ46、外部楽器45a、45bといった拡張機能のためのケーブル接続端子も設けられており、これら多くのケーブル接続端子は、美観的な観点などを理由として、通常、カラオケ装置2の筐体背面に配置されている。
図2は、カラオケ装置2の背面の様子を示す図である。図2(A)は、カラオケ装置2の背面について、その正面図を示した図であり、図2(B)は、カラオケ装置2の背面について、上側から眺めたときの図である。図2(A)、図2(B)には、X軸、Y軸、Z軸で、カラオケ装置2の各方向を示す座標系を設定している。
図1で説明したように、カラオケ装置2には、基本機能、拡張機能を実現するため、各種ケーブルを接続するためのケーブル接続端子が設けられている。筐体6の背面には背面パネル61が設けられており、結線領域K、突起部7a、7b、電源供給端子63、電源端子64が配置されている。結線領域K内には、各種ケーブル接続端子が配置されている。本実施形態では、図1で説明したカメラ46を接続するためのカメラ接続端子、LAN通信部24においてLANケーブルを接続するためのLAN接続端子、モニタ41などを接続し、外部に映像を出力する映像出力端子(ピンジャック端子、及び、HDMI端子(HDMIは登録商標))、アンプ47などを接続し、外部に音声を出力する音声出力端子(ピンジャック端子)、外部楽器45a、45bからの外部演奏信号を取り込むための外部楽器入力端子(ピンジャック端子)、マイクロホン44a、44bから歌唱音声信号を取り込むためのマイク入力端子(標準ジャック端子)を有する。
また、図1では説明しなかった、USB端子、映像入力端子(ピンジャック端子)、BGM入力に用いる音声入力端子(ピンジャック端子)、ライン出力に用いる音声出力端子(ピンジャック端子)を有している。また、背面パネル61には、ケーブル接続端子を囲う枠が印刷されており、枠に対応してケーブル接続端子の説明書きが印刷されている。ユーザはこの説明書きを視認することで、ケーブル接続端子の種別、機能を確認することができる。また、図2(B)に示されるように、映像出力端子などを構成するピンジャック端子66、マイク入力端子を構成する通常ジャック端子は、筐体の背面から突起した状態となっている。
なお、本実施形態では、カラオケ装置2に電源を供給する電源端子64、他の装置に対して電源を供給する電源供給端子63は、結線領域Kの外に配置している。これら電源端子64、電源供給端子63は、電源ケーブルが接続されるケーブル接続端子といえるものであるが、通常、電源端子64、電源供給端子63には、カラオケ装置2の設置当初に電源ケーブルが接続される端子であって、メンテナンス時などには電源ケーブルの抜き差しを行うことは希である。また、電源端子64、電源供給端子63が占有する面積は大きく、接続される電源ケーブルも太いため、電源端子64、電源供給端子63を他のケーブル接続端子と同じ結線領域K内に配置した場合、結線領域Kの面積が小さくなるとともに、結線領域Kから延出するケーブルも煩雑となり、結線作業が困難になることが考えられる。このような事情を鑑み、電源端子64、もしくは、電源供給端子63を結線領域Kから除外することで、結線作業の効率化を図ることとしている。
背面パネル61には、2つの突起部7a、7bが設けられている。本実施形態の突起部7a、7bは、端子保護機能と、結線領域Kの照明機能を兼ね備えた部材である。図3には、突起部7(7aと7bの構成は共通であるため、添え字a、bを取って説明する)の構成を示した図である。図3(A)は、突起部7の斜視図である。ここでは、図に示すようにa軸、b軸、c軸で、突起部7の各方向を示す座標系を設定している。図3(B1)は、突起部7の正面図、図3(B2)は、突起部7の側面図、図3(B3)は、突起部7の上面図である。
本実施形態の突起部7は、強化プラスチックなどで一体成形された筐体71を有する。突起部7は、端子保護機能のため、突起部7の縦方向(cの向き)に強度を有することが好ましく、リブ71a、71bを設けるなどの構成により、必要な強度を確保している。突起部7の高さHは、図2(B)で説明した
ピンジャック端子66、通常ジャック端子67など、筐体6の背面方向(Y軸負の方向)に高さを有するケーブル接続端子よりも高くすることが好ましい。その際、突起部7の高さHは、背面パネル61に配置された複数のケーブル接続端子の最大高さh(図2(B)の場合、通常ジャック端子67の高さが最大高さhとなる。)よりも高くすることが必要となる。ラックなどに設置されたカラオケ装置2は、背面が見えないため、不用意に壁側に移動させた場合、ケーブル接続端子が壁にぶつかることで、カラオケ装置2が破損、故障することが考えられる。本実施形態のように、突起部7の高さHを、ケーブル接続端子の最大高さhよりも高くしておくことで、カラオケ装置2を壁側に移動させた場合、壁に突起部7が突き当たることで、ケーブル接続端子を保護することが可能となる。
突起部7の筐体71内部には、照明機能のためのLED73を配置する空間が設けられている。空間前面には、アクリル板などの透明板72が設けられており、LED73から照射された光を外部に導出する。なお、LED73が配置される空間には、照明効率を向上させるため反射面を設けてもよい。LED73は、筐体71内部において上方(c方向の高い位置)に設けることが好ましい。ケーブル接続端子を照明する光源となるLED73が高い位置に位置することで広い領域を照明することが可能となる。また、高い位置から照明することで、ピンジャック端子66、通常ジャック端子67など、突起しているケーブル接続端子が形成する影を短くし、結線領域Kの視認性を向上することも可能となる。
突起部7には、突起部7を背面パネルに固定するためのネジ穴74が設けられている。図2(A)に示すように、突起部7a、7bは、ネジ穴74に固定ネジ65を通して固定される。本実施形態では、突起部7a、7bは、背面パネル61中、結線領域K以外の領域に、結線領域Kを照明するように配置されている。ここで、結線領域Kは、ケーブル接続端子が配置される領域であり、筐体背面を鉛直方向(Z方向)に区切った領域として規定している。図3で説明したように突起部7は高さHを有する部材である。また、カラオケ装置2において、結線作業を行う場合、ユーザは筐体6の前面側に位置し、筐体6の背面を覗き込むように作業することが多い。したがって、突起部7a、7bを結線領域K内に配置した場合、突起部7a、7bが障害となって、結線領域K中に配置されたケーブル接続端子、あるいは、ケーブル接続端子周辺に記載されている説明書きを視認できない、あるいは、視認し難いことが考えられる。本実施形態では、突起部7a、7bを結線領域K以外の領域に配置することで、突起部7a、7bにより結線領域Kの視認性が妨げられることを抑制している。
また、突起部7a、7bは、内蔵するLED73を使用して結線領域を照明する照明機能を有している。照明機能のための突起部7a、7bの配置について、図4を用いて説明する。図4(A)は、照明の様子を説明するため、図2(A)の背面パネル61中、結線領域K内に位置する音声入力端子、音声出力端子部分と突起部7a、7bを抜き出して記載した図である。音声入力端子、音声出力端子は、どちらも突起したピンジャック端子66で構成されている。また、図4(B)は、図2(A)の結線領域K内に位置する音声入力端子、音声出力端子を上方から照明したときの参考例である。図4(A)、図4(B)ともに、高さを有するケーブル接続端子が形成する影の形成について、音声入力端子中の左上に位置するピンジャック端子66を例にとって説明する。前述したように、図4(A)に示す本実施形態の配置では、高さHを有する突起部7a、7bは、結線領域K以外の領域に配置されることで、上方から結線領域Kを視認する際の障害とならないようになっている。一方、図4(B)の配置では、突起部7がピンジャック端子66の直上に位置するため、筐体6の背面を上方から視認したときに、突起部7の高さHがピンジャック端子66、もしくは、ピンジャック端子66の説明書きを視認する上で障害となる。
また、図3で説明したように突起部7の照明方向は、b軸正方向である。図4(A)、図4(B)には、突起部7a、7bの配置について座標系が併せて示している。図4(A)に示すように、本実施形態の配置によれば、両方の突起部7a、7bは、ともに照明方向(b軸正方向)が、結線領域Kを向くように配置されている。特に、突起部7a、7bを結線領域Kの両側に配置することで、結線領域K内に配置されたケーブル接続端子を両側から照明し、ピンジャック端子66のような高さを有するケーブル接続端子が形成する2つの影Sa、Sbを分散させている。このように2つの影Sa、Sbに分散させることで、各影Sa、Sbは薄くなり、影Sa、Sb内に、他のケーブル接続端子が位置する場合にも、容易に視認することが可能となる。一方、図4(B)に示すように1の突起部7で照明する場合、ピンジャック端子66が形成する影Sは濃くなり、影S内に位置する他のケーブル接続端子、あるいは、説明書きの視認性は悪くなる。
また、図4(A)に示すように、突起部7a、7bは、背面パネル61中、上方に位置しており、傾斜した角度(本実施形態では、45度見下げる角度)で、結線領域Kを照明している。このように結線領域Kを照明することで、上方から視認する作業者の面に、直接LED73の照明光が入射することを抑制し、また、上方から作業を行う作業者に好適に、結線領域K内に配置されたケーブル接続端子、説明書きを照明することが可能となる。
以上、本実施形態の突起部7a、7bは、端子保護機能と、結線領域Kの照明機能を備えた部材であり、特に、結線領域Kに考慮した配置とすることで、筐体6の背面における結線作業の効率化を図るとともに、ケーブル接続端子、さらには、カラオケ装置2(電子装置)を保護することが可能となる。
1a、1b…リモコン装置 33…タッチパネルモニタ
2…カラオケ装置 34…タッチパネル
5…ホスト装置 35…表示部
11…タッチパネルモニタ 36…LEDドライバ
11a…表示部 41…モニタ
11b…タッチパネル 42R、42L…スピーカ
12…ビデオRAM 44a、44b…マイクロホン
13…映像制御部 45a、45b…外部楽器
14…メモリ 46…カメラ
15…CPU 47…アンプ
16…無線LAN通信部 61…背面パネル
17…操作部 63a、63b…電源供給端子
18…操作処理部 64…電源端子
21…操作部 65…固定ネジ
22…操作処理部 66…ピンジャック端子
24…LAN通信部 67…通常ジャック端子
25…音響制御部 71…筐体
27…メモリ 71a、71b…リブ
28…ビデオRAM 72a、72b…透明板
29…映像再生部 73…LED
30…CPU 74…ネジ穴
31…映像制御部 110…アクセスポイント
32…ハードディスク

Claims (6)

  1. ケーブル接続端子と、突起部を筐体背面に有し、
    前記ケーブル接続端子は、前記筐体背面を鉛直方向に区切った結線領域内に配置され、
    前記突起部は、前記筐体背面中、前記結線領域とは異なる領域に配置され、前記結線領域を照明する照明部を備えることを特徴とする
    電子装置。
  2. 前記突起部の高さは、前記ケーブル接続端子の最大高さよりも高いことを特徴とする
    請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記突起部は、前記筐体背面の上方に位置し、
    前記照明部は、前記結線領域を下方に傾斜した角度で照明することを特徴とする
    請求項1または請求項2に記載の電子装置。
  4. 前記突起部を複数有することを特徴とする
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載の電子装置。
  5. 前記突起部は、前記結線領域の両側に配置されていることを特徴とする
    請求項4に記載の電子装置。
  6. 前記結線領域内に配置される前記ケーブル接続端子は、電源端子、もしくは、電源供給端子を含まないことを特徴とする
    請求項1から請求項5の何れか1項に記載の電子装置。
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