JP2016143233A - 表示制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画面遷移の遅延に起因する、ユーザの操作性の悪化や不快感の増大を低減可能な表示制御装置を提供する。【解決手段】操作受付部が、タッチパネル3を介して受け付けたユーザの操作が、ダミー処理対象操作として予め設定された指示操作である場合、表示処理部は、現在の表示画面から直接その指示操作に対応する遷移先画面に遷移させるのではなく、いったんその遷移先画面で用いられる背景画像を用いたダミー画面を表示する。そして、表示用データ取得部が、操作対象機器から表示用データを取得次第、その表示用データに基づいて描画した遷移先画面を表示する。【選択図】図1
Description
本発明は、ディスプレイの表示画面を制御する表示制御装置に関する。
従来、ナビゲーション装置やオーディオ装置などの所定の装置と連携し、それらの装置に対するユーザ操作を受け付けるとともに、受け付けたユーザ操作に基づいてディスプレイの表示画面を制御する表示制御装置がある。この種の表示制御装置は、ユーザ操作に応じてナビゲーション装置やオーディオ装置などから出力されるデータに基づいた表示画面をディスプレイに表示する。例えば、表示制御装置は、ディスプレイに、ナビゲーション装置の地図画面や、オーディオ装置の操作画面などを表示する。
例えばユーザが、ナビゲーション装置が備える経路案内機能を利用するための目的地を設定しようとしている場合、目的地を検索するための検索条件を入力し、その検索条件を用いた検索をナビゲーション装置に実行させる。表示制御装置は、検索条件の入力が完了したことを示すユーザ操作を受け付けると、次に表示する画面(遷移先画面とする)として、その検索結果を示す画面(検索結果画面)が表示する。
この検索結果画面は、ナビゲーション装置での検索処理の結果に基づいて描画されるため、検索処理に時間がかかった場合には、ユーザが検索の実行を指示してから、その指示操作に対する応答としての検索結果画面が表示されるまでに時間がかかってしまう。つまり、遷移先画面で表示するための情報を取得するために時間がかかる場合もある。なお、以上はあくまでも例示であり、遷移先画面に表示する情報の取得に時間がかかってしまう処理内容は種々想定される。
そして、遷移先画面に表示する情報の取得に時間がかかる場合、ユーザが表示画面を切り替えるための操作を実行してから、実際に表示画面が切り替わるまでの時間も増大する。したがって、遷移先画面に表示する情報の取得に時間がかかる場合には、ユーザからすると表示画面を切り替えるための操作をしたにも関わらず、表示画面に変化が生じないため、表示制御装置がフリーズしているようにユーザに感じさせてしまう恐れが生じる。このような画面遷移の遅れは操作性の悪化を招き、ユーザの不快感を増大させる要因となる。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、画面遷移の遅延に起因する、ユーザの操作性の悪化や不快感の増大を低減可能な表示制御装置を提供することにある。
その目的を達成するための本発明は、車室内においてユーザが利用可能な機能を提供する機器(4、5)に対する、ユーザによる指示操作を受け付ける操作受付部(F2)と、操作受付部が受け付けた指示操作に対する応答として表示する表示画面である遷移先画面を描画してディスプレイ(2)に表示する表示処理部(F1)と、遷移先画面を表示処理部が描画するためのデータである表示用データを取得する表示用データ取得部(F3)と、を備え、表示用データ取得部は、表示用データの一部又は全部を、操作受付部が受け付けた指示操作に対応する機器としての操作対象機器から取得する必要がある場合には、操作対象機器からその表示用データを取得するものであって、さらに、表示用データの一部又は全部を操作対象機器から取得する必要がある複数種類の指示操作のうち、表示用データ取得部が操作対象機器から表示用データを取得するために要する時間が所定の許容時間以上となる指示操作を、ダミー処理対象操作として予め記憶している第1記憶部(M1)と、ダミー処理対象操作として設定されている指示操作を操作受付部が受け付けた場合に、その指示操作に対応する遷移先画面の代わりに一時的に表示される画面であって、その指示操作を受け付けた時点において表示されている表示画面とは異なるダミー画面を描画するためのデータを記憶している第2記憶部(M2)と、を備え、表示処理部は、操作受付部が受け付けた指示操作が、ダミー処理対象操作である場合には、第2記憶部に格納されているデータに基づいて、その指示操作に対応するダミー画面を表示し、その後、表示用データ取得部が操作対象機器から表示用データを取得次第、その表示用データに基づいて描画した遷移先画面を表示することを特徴とする。
上記の構成では、操作受付部が受け付けた指示操作が、ダミー処理対象操作として予め設定された指示操作である場合には、いったんその遷移先画面で用いられる背景画像を用いたダミー画面を表示する。そして、表示用データ取得部が、操作対象機器から表示用データを取得次第、その表示用データに基づいて描画した遷移先画面を表示する。
ここで、ダミー処理操作に対応する遷移先画面を描画するための表示用データを取得するために要する時間が所定の許容時間以上であることに対し、ダミー画面を描画するためのデータは第2記憶部に予め格納されている。このため、表示処理部は、ユーザによる指示操作を受けた時点からダミー画面の描画を開始することができ、ユーザによる指示操作に対して相対的に速やかに表示することができる。
したがって、以上の構成によれば、ユーザが入力した操作が、遷移先画面を描画するためのデータの取得に時間がかかる場合であっても、いったん、その指示操作を受け付けた時の表示画面とは異なる画面(つまりダミー画面)へと切り替わる。そのため、表示制御装置がフリーズしているように感じられる恐れを低減することができる。そして、それに伴い、画面遷移の遅延に起因する、ユーザの操作性の悪化や不快感の増大を低減することができる。
なお、特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
以下、本発明の実施形態の一例について図を用いて説明する。本実施形態が適用された表示制御システム100は、車両に搭載されてあって、図1に示すように、制御部1、ディスプレイ2、タッチパネル3、ナビECU4、及びオーディオECU5を備えている。便宜上、本表示制御システム100が搭載された車両を以降では自車両と称する。
ナビECU4は、周知のナビゲーション装置と同様の機能(ナビゲーション機能とする)を備える電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)である。また、オーディオECU5は、周知の車載オーディオ機器と同様の機能(オーディオ機能とする)を備えるECUである。
制御部1は、表示制御システム100全体の動作を制御するものであって、ディスプレイ2、タッチパネル3、ナビECU4、及びオーディオECU5のそれぞれと、例えばUSBケーブルなどの通信ケーブルを用いて相互通信可能に接続されている。制御部1、ナビECU4、オーディオECU5の詳細については後述する。なお、制御部1と他の装置との通信方法は、有線通信に限らず、周知の近距離無線通信技術を用いた無線通信であっても良い。
ディスプレイ2は、制御部1からの指示に基づいてテキストや画像を表示する。ここでは一例として、制御部1はディスプレイ2に表示するための画像データ(映像信号も含む)をディスプレイ2に入力し、ディスプレイ2は、その画像を表示することとする。ディスプレイ2は、例えば、インストゥルメントパネルの車幅方向中央付近に配置されたディスプレイとすればよい。
ディスプレイ2は、例えばフルカラー表示が可能なものであり、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等を用いて構成することができる。なお、他の態様として、ディスプレイ2はメータユニットに設けられたディスプレイであってもよいし、周知のヘッドアップディスプレイであってもよい。
タッチパネル3は、ディスプレイ2に積層された、周知のタッチパネルである。ユーザからのタッチ操作を検出すると、タッチパネル3においてユーザによってタッチされた位置(タッチ位置とする)を示すタッチ位置信号を制御部1に出力する。制御部1は、タッチパネル3からのタッチ位置信号に基づいて、ユーザからの要求(つまり操作内容)を特定し、その特定した操作内容に応じた処理を実施する。
また、ユーザによって実施された操作が、ナビECU4やオーディオECU5などに対して所定の処理の実行を要求する操作である場合、制御部1はユーザ操作に対応する機器に対し、ユーザ操作に対応する処理を実行するように要求する信号を出力し、実行させる。
したがって、ユーザは、タッチパネル3を操作することで、ナビECU4(又はオーディオECU5)に、所望の処理を実行させることができる。例えば、ユーザは、このタッチパネル3を操作することによって、ナビECU4に対して目的地を設定したり、オーディオECU5に対して楽曲の再生/停止の指示、音量調整等を指示したりすることができる。
つまり、タッチパネル3は、表示制御システム100に対する、ユーザによる指示を受け付けるための入力装置として機能する。なお、ここでは、入力装置としてタッチパネル3を用いる態様とするが、これに限らない。
他の態様として入力装置は、ディスプレイ2の周囲に配置されたメカニカルなスイッチであっても良いし、センターコンソール付近に設けられた、周知のハプティックデバイスであっても良い。また、入力装置はステアリングの把持部に設けられたステアリングスイッチであっても良い。さらに、入力装置は、タッチパネル3や、メカニカルスイッチ、ハプティックデバイス等を適宜組み合わせて実現されても良い。
ナビECU4は、図示しない所定の記憶媒体に格納されている地図データや、自端末の現在位置を検出する位置検出器の検出結果などに基づいて、例えば、目的地検索処理や、経路計算処理、経路案内処理などを実施する。
ここでの目的地検索処理は、地図データが備える種々の施設や地点のうち、ユーザによって入力された検索条件に一致(部分一致を含む)する施設や地点を検索する処理である。目的地検索処理としては、ユーザによって入力された住所に一致する地点についての情報を検索結果として取得する住所検索処理や、ユーザによって入力された文字列に一致する施設のリストを検索結果として取得する施設検索処理等がある。
なお、ここでの施設検索処理は、ユーザによって自由に入力された文字列だけを検索条件として、その文字列と一致する名称の施設を検索する処理とする。他の態様として、施設検索処理は、ユーザによって指定されたジャンルに属する施設の中から、ユーザによって入力された文字列に一致する施設を検索する処理であってもよい。
経路計算処理は、現在位置などの出発地からユーザによって設定された目的地までの推奨経路を公知の探索法を用いて計算する処理である。経路計算処理で算出された推奨経路は、ユーザ操作により、これから走行する経路として確定されることで案内経路となる。経路案内処理は、現在位置と案内経路と地図データに基づき、運転者が運転操作を円滑に実施するため情報を、音声出力や地図の表示などによってユーザに提供する処理である。なお、上述した処理の一部又は全部は、外部に設けられたサーバで実施される態様としても良い。
このナビECU4は、制御部1から入力される信号に基づいて動作する。なお、制御部1から入力される信号とは、ユーザによる指示操作に対応する信号である。つまり、ナビECU4は、制御部1を介して伝達される、ユーザの指示操作に基づいて動作する。
ナビECU4は、ユーザ操作に基づいた処理を実行すると、その処理の結果に応じた画面を表示するためのデータを制御部1に出力する。例えば、施設検索処理では検索結果として得られた施設のリストを制御部1に出力する。すなわち、ユーザ操作に対する応答として、ディスプレイ2に表示するためのデータを制御部1に出力する。
なお、ナビECU4の処理結果に対応して制御部1がディスプレイ2に表示する画面としては、自車両の周辺の地図に自車両の位置を示すマークを重畳して表した周辺地図画面や、周辺地図画面に案内経路を重畳した経路案内画面等がある。例えば制御部1が経路案内画面をディスプレイ2に表示しようとしている場合には、適宜、ナビECU4は、現在位置の周辺の地図データ等の、経路案内画面を描画するためのデータを制御部1に出力する。このナビECU4が請求項に記載のナビゲーション装置の一例に相当する。
オーディオECU5は、CDやHDD等の記録媒体に記憶されている楽曲データを再生する音楽再生機能や、ラジオ放送を受信するラジオチューナー等を備えている。つまり、オーディオECU5は、オーディオソースとして、AMラジオ、FMラジオ、CD、HDD等を備える。
このオーディオECU5もまた、制御部1からの指示、つまり、制御部1を介して伝達されるユーザ操作に基づいて動作する。例えば、オーディオECU5は、制御部1を介して、種々のオーディオソースのうちの何れかを選択する操作を受け付けた場合には、その選択されたオーディオソースに対応するデータを制御部1に出力する。この出力されるオーディオソースに対応するデータとは、その選択されたオーディオソースにおいて、さらなるユーザの指示操作を受け付けるための画面を、制御部1がディスプレイ2に表示するためのデータである。
例えば、ユーザによってオーディオソースとしてのHDDが選択された場合には、HDD内に格納されている楽曲についての情報を、制御部1がディスプレイ2表示するためのデータを出力する。楽曲についての情報とは、楽曲の曲名や、その楽曲が属するアルバムの名称、アーティスト情報、演奏時間などである。
なお、ユーザによって所定のオーディオソースが選択されている状態において、そのオーディオソースが備えるコンテンツを再生する操作を受け付けた場合には、その操作に対応するコンテンツを図示しないスピーカから音声出力する。例えば、オーディオECU5は、ユーザが指定したラジオ放送局から放送されているラジオ番組をスピーカから音声出力する。
なお、ここではオーディオECU5がオーディオソースとして、AMラジオ、FMラジオ、CD、HDDを備える態様を例示したが、これに限らない。これらのうちの一部であってもよいし、他のオーディオソースを含んでいてもよい。例えば、USBメモリをオーディオソースとして備える態様としてもよい。また、オーディオECU5が、ユーザによって車室内に持ち込まれた携帯端末(例えばスマートフォン)と相互通信可能な構成となっている場合には、その携帯端末が備える記憶媒体もまた、オーディオソースとして利用出来る構成としてもよい。このオーディオECU5が請求項に記載のオーディオ装置の一例に相当する。
以降では、ナビECU4が提供するナビゲーション機能や、オーディオECU5が提供するオーディオ機能などの、車室内においてユーザが利用可能な種々の機能を提供する電子機器を機能提供元と称する。また、種々の機能提供元のうち、ユーザの操作の対象となる機能提供元を、操作対象機器と称する。
制御部1は、通常のコンピュータとして構成されており、周知のCPU11、メモリ12、ストレージ13、入出力インターフェース(以降、I/O)14、及びこれらの構成を接続するバスラインなどを備えている。CPU11は、周知の中央処理装置であり、メモリ12を演算領域としても用いることで、種々の演算処理を実行する。メモリ12は、例えばRAMなどの一時記憶媒体によって実現されればよく、CPU11にとっての主記憶装置として機能する。ストレージ13は、ROMやフラッシュメモリなどの不揮発性の記憶媒体によって実現されればよく、CPU11にとっての補助記憶装置として機能する。I/O14は、例えばタッチパネル3やナビECU4等の、制御部1に接続する外部装置と、制御部1との間で行われるデータの送受信を制御する。
ストレージ13には、種々の処理を実行するためのプログラムやパラメータが格納されている。また、ストレージ13は、ユーザがタッチパネル3を介して入力する種々の指示操作のうち、制御部1が、その指示操作に対応する画面を表示するためのデータを、操作対象機器から取得するために要する時間が所定の許容時間以上となる指示操作を、ダミー処理対象操作として記憶している。
許容時間は適宜設計されれば良く、例えばここでは一例として0.5秒とするが、その他、1秒や2秒であってもよい。つまり、ダミー処理対象操作は適宜設定されればよい。このダミー処理対象操作を示すデータを記憶している領域をダミー処理対象記憶部M1と称する。ダミー処理対象記憶部M1が請求項に記載の第1記憶部に相当する。
また、このストレージ13は、後述するように、制御部1がディスプレイ2に表示しうる画面毎の雛形データを記憶している。この雛形データが格納された領域を雛形データ記憶部M2とする。
制御部1は、上述のプログラムを実行することによって実現する機能ブロックとして、図2に示すように、表示処理部F1、操作受付部F2、表示用データ取得部F3、及びダミー要否判定部F4を備える。なお、制御部1が実行する機能の一部又は全部は、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。制御部1が請求項に記載の表示制御装置に相当する。
表示処理部F1は、ディスプレイ2に表示するための画像を描画して、ディスプレイ2に出力し、表示させる。つまり、表示処理部F1は表示画面を描画する。表示画面の種別としては、前述の周辺地図画面や経路案内画面の他、例えば、メインメニュー画面や、ナビ機能選択画面、検索方法選択画面、検索結果画面、オーディオソース選択画面、各種のオーディオソースに対応するオーディオ機能画面などがある。
メインメニュー画面とは、車室内においてユーザが利用可能な機能のうち、ユーザが所望の機能を選択するための画面である。ナビ機能選択画面は、ナビECU4が備える機能のうち、ユーザが所望の機能を選択するための画面であり、検索方法選択画面は、ナビECU4に対して目的地の候補を検索させる際の検索方法を指定するための画面である。検索結果画面は、前述の住所検索処理や施設検索処理の結果をリスト表示した画面である。
オーディオソース選択画面は、オーディオECU5が備えるオーディオソースのうち、所望のオーディオソースをユーザが選択するための画面である。オーディオ機能画面は、各種のオーディオソースに対応する画面であって、そのオーディオソースが備えるコンテンツを再生させたり停止させたりするための画面である。種々の画面には画面毎に固有の画面IDが設定されてあって、各画面は画面IDによって区別される。
また、各表示画面には、ユーザによる指示操作を受け付けるための操作ボタンが含まれている。操作ボタンは、ユーザが所望する処理を特定したり、所定の処理の実行指示を受け付けたりするための選択肢として機能する。例えば、各オーディオ機能画面には、そのオーディオソースについての設定を変更したりするための設定メニュー画面を呼び出すための操作ボタンを備えている。
各操作ボタンには、固有の識別子であるボタンIDが割り当てられており、表示処理部F1は、現在表示している各操作ボタンが、その表示画面において配置されている領域を示すボタン配置情報を逐次、操作受付部F2に提供する。操作受付部F2は、当該ボタンIDから、操作対象機器や、その操作対象機器に実行させるべき処理、制御部1自身が実行すべき処理等を特定することができる。
さらに、表示処理部F1は、後述するように、上述した種々の画面の他、ダミー要否判定部F4の判定結果に応じてダミー画面を表示する。
操作受付部F2は、表示制御システム100に対するユーザの指示操作を受け付ける。より具体的に、操作受付部F2は、タッチパネル3から入力されるタッチ位置信号と、表示画面に表示されている操作ボタンの配置情報に基づいて、ユーザが選択した操作ボタン(つまり、ユーザの操作内容)を特定する。そして、その選択された操作ボタンに対応する処理を実施する。
例えば、操作受付部F2は、特定した操作内容から、次に表示すべき画面(遷移先画面とする)の画面IDを特定し、表示処理部F1や表示用データ取得部F3に通知する。表示処理部F1は、操作受付部F2から遷移先画面の画面IDを取得すると、その画面IDに対応する画面の描画処理を開始する。なお、表示画面を描画するために必要なデータは後述する表示用データ取得部F3から提供されるものとする。
また、特定した操作内容が、その操作内容から定まる操作対象機器に、所定の処理を実施するように指示するものである場合には、その操作対象機器に対してその処理を実行するように指示する。例えば、ユーザから検索条件として用いる文字列が入力された状態において、施設検索処理の実行を指示する操作が為された場合には、ナビECU4に対して当該検索条件を提供し、施設検索処理を実行させる。
表示用データ取得部F3は、遷移先画面を表示処理部F1が描画するためのデータである表示用データを取得し、表示処理部F1に提供する。遷移先画面は、操作受付部F2から提供される画面IDに基づいて特定されればよい。
本実施形態では、ディスプレイ2に表示しうる画面毎の雛形データが、その画面の画面IDと対応付けてストレージ13に保存されており、表示処理部F1は、画面毎の雛形データに基づいて表示画面を描画することとする。つまり、表示用データ取得部F3は、遷移先画面に対応する雛形データを取得して、表示処理部F1に提供し、表示処理部F1は、表示用データ取得部F3から提供される雛形データに基づいて表示画面を描画する。
ここでの画面毎の雛形データは、その画面で用いられる背景画像や、画面に表示させる種々の操作ボタンの位置、それらのボタンのボタンIDなどを含むものとすれば良い。なお、雛形データは、背景画像だけを備えるものであってもよい。
画面毎の雛形データのうち、後述するように、ダミー処理対象操作に対応する遷移先画面の雛形データは、ダミー画面を描画するためのデータとしても用いられる。つまり、画面毎の雛形データを記憶している雛形データ記憶部M2が請求項に記載の第2記憶部に相当する。
また、本実施形態では、種々の表示画面のうち、一部の種別の画面については、その画面を描画するために必要な全ての表示用データを、ストレージ13に格納しておく態様とする。そのように、予めストレージ13に格納されているデータに基づいて描画可能な画面、つまり、操作受付部F2がユーザ操作を受け付けてから表示処理部F1が表示画面を切り替えるまでに、操作対象機器から表示用データを逐次取得する必要のない画面を、以降では準備済み画面と称する。
表示用データ取得部F3は、遷移先画面が準備済み画面である場合には、その遷移先画面に対応する全ての表示用データをストレージ13から取得して表示処理部F1に提供する。一方、遷移先画面が準備済み画面ではない場合、つまり、操作対象機器から表示用データを取得する必要がある場合には、まず、ストレージ13から遷移先画面に対応する雛形データを読み出す。また、遷移先画面の表示用データのうち、雛形データ以外のデータについては、操作対象機器から取得する。
なお、或る画面の表示用データのうち、雛形データ以外のデータとは、例えば画面に表示させる操作ボタン上に重畳表示させることでその操作ボタンの作用をユーザに伝えるテキストデータや、ユーザの操作に対する処理結果を表すテキストデータなどである。操作対象機器は、操作受付部F2からの指示に基づいて実行した処理の結果として、雛形データ以外の表示用データを出力する態様としてもよいし、表示用データ取得部F3からの要求に基づいて、その要求に応じたデータを出力する態様としてもよい。
遷移先画面が準備済み画面であるか否かは、遷移先画面の画面IDや、操作受付部F2が特定したユーザの操作内容、その操作内容に対応して操作対象機器に実行させる処理の種別などから判定すればよい。例えば準備済み画面とする画面の画面IDを予め登録しておき、表示用データ取得部F3は、遷移先画面の画面IDが準備済み画面として登録されている場合に、遷移先画面が準備済み画面であると判定すればよい。
種々の表示画面のうち、準備済み画面とする画面は、適宜設計されればよく、例えば、メインメニュー画面や、ナビ機能選択画面、検索方法選択画面、オーディオソース選択画面などの、表示内容が固定されている画面とすればよい。
以上で述べた構成によれば、準備済み画面を表示させるユーザ操作を受け付けた場合には、その画面の表示用データを操作対象機器から取得するための時間を省略できる。つまり、そのユーザ操作に対して速やかに画面を表示できる。
また、種々の表示画面のうち、準備済み画面に設定しない画面とは、例えば、検索結果画面やオーディオ機能画面などが該当する。検索結果画面はユーザが入力した検索条件によって表示される検索結果が変化する。また、地域によってラジオ番組の放送に用いられている周波数は異なるため、自車両の現在位置によって、例えばAMラジオに対応するオーディオ機能画面に表示される内容(番組放送に用いられている周波数のリスト)も変化しうる。
このような表示内容が動的に変化する画面を描画するためのデータを、全て予めストレージ13に格納しておくことは効率的ではなく(又は不可能であり)、少なくとも動的に変化しうる情報については逐次、操作対象機器から取得した方が好ましい。表示内容が動的に変化する画面とは、ユーザによる指示操作に対応する応答として操作対象機器が出力するデータが示す情報を表示する画面とも言える。
ダミー要否判定部F4は、表示処理部F1がダミー画面を表示する必要があるか否かを判定する。このダミー要否判定部F4の詳細については別途、後述する。
(表示制御処理について)
次に図3に示すフローチャートを用いて、制御部1が、ユーザからの指示操作に基づいて表示画面を遷移させる処理(表示制御処理とする)について説明する。この図3に示すフローチャートは、例えば操作受付部F2が、現在の表示画面に表示されている操作ボタンの何れかを選択するユーザ操作を受け付けた場合に開始されればよい。
次に図3に示すフローチャートを用いて、制御部1が、ユーザからの指示操作に基づいて表示画面を遷移させる処理(表示制御処理とする)について説明する。この図3に示すフローチャートは、例えば操作受付部F2が、現在の表示画面に表示されている操作ボタンの何れかを選択するユーザ操作を受け付けた場合に開始されればよい。
まずステップS1では、操作受付部F2がタッチパネル3から入力されるタッチ位置信号と、表示画面に表示されている操作ボタンの配置情報に基づいて、ユーザの操作内容を特定してステップS2に移る。なお、特定した操作内容が、そのユーザ操作に対応する機能提供元(つまり操作対象機器)に、所定の処理を実施するように指示するものである場合には、その操作対象機器に対してその処理を実行するように指示する。また、操作受付部F2は、特定した操作内容から定まる遷移先画面の画面IDを表示処理部F1や表示用データ取得部F3に提供する。
ステップS2ではダミー要否判定部F4が、ステップS1で特定した操作内容が、ダミー処理対象操作として予め設定されている操作であるか否かに基づいて、表示処理部F1がダミー画面を表示する必要があるか否かを判定する。ダミー画面を表示する必要があると判定する場合とは、操作受付部F2が受け付けた指示操作がダミー処理対象操作である場合である。また、ダミー画面を表示する必要はないと判定する場合とは、操作受付部F2が受け付けた指示操作がダミー処理対象操作ではない場合である。
ここでは一例として、ナビECU4に対して施設検索処理を実施させる操作や、現在選択されていないオーディオソースのオーディオソース機能画面を表示させる操作が、ダミー処理対象操作として登録されているものとする。
なお、ダミー処理対象操作として設定される操作とは、前述の通り、表示用データ取得部F3が操作対象機器から表示用データを取得するために要する時間が一定時間以上となる指示操作である。つまり、少なくともダミー処理操作は、操作対象機器から表示用データを取得する必要がある操作である。
また、指示操作によってダミー画面を表示する必要が有るか否かを判定する態様には、指示操作の代わりに、遷移先画面の種別によって、ダミー画面を表示する必要が有るか否かを判定する態様も含むものとする。操作受付部F2が受け付けた指示操作によって遷移先画面の種別は一意に定まるためである。遷移先画面の種別によってダミー画面を表示する必要が有るか否かを判定する場合には、ストレージ13に、種々の表示画面のうち、表示用データ取得部F3がその表示画面の表示用データを取得するために要する時間が一定時間以上となる画面の種別を、ダミー処理対象画面として登録しておけばよい。
ステップS2においてダミー要否判定部F4が、ダミー画面を表示する必要があると判定した場合にはステップS2がYESとなってステップS3に移る。一方、ステップS2においてダミー要否判定部F4が、ダミー画面を表示する必要はないと判定した場合にはステップS2がNOとなってステップS6に移る。
ステップS3では、表示処理部F1が、遷移先画面に対応するダミー画面を表示してステップS4に移る。ここでのダミー画面とは、本フロー開始時点での表示画面とは異なる画面であって、操作対象機器から取得するはずの表示用データを用いない範囲において、遷移先画面を模した画面である。ダミー画面は、例えば遷移先画面に対応する雛形データに含まれるデータを用いて生成されればよい。
本実施形態におけるダミー画面は、一例として、遷移先画面で用いられる背景画像のみを表示した画面とする。もちろん、他の態様として、背景画像に加えて、雛形データとして記述されている情報のうち、背景画像以外の情報を含む画面としてもよい。
ステップS4では、表示用データ取得部F3が、操作対象機器から遷移先画面の描画に必要なデータを取得したか否かを判定する。表示用データ取得部F3が、操作対象機器から、遷移先画面の描画に必要なデータを取得できていない場合には、ステップS4がNOとなって、そのデータを取得するまで待機する。そして、表示用データ取得部F3が、操作対象機器から遷移先画面の描画に必要なデータを取得した場合にはステップS4がYESとなってステップS5に移る。
ステップS5では、雛形データと、ステップS4で操作対象機器から取得したデータとを用いて、正規の遷移先画面を描画してディスプレイ2に表示する。ここでの正規の遷移先画面とは、操作対象機器から取得したデータが反映された画面を指す。
ステップS6では表示用データ取得部F3が、遷移先画面に対応する表示用データを操作対象機器から取得する必要があるか否かを判定する。遷移先画面に対応する表示用データを操作対象機器から取得する必要があると判定した場合には、ステップS6がYESとなってステップS4に移る。一方、遷移先画面に対応する表示用データを操作対象機器から取得する必要はないと判定した場合には、ステップS6がNOとなってS7に移る。
ステップS7では、表示用データ取得部F3がストレージ13から、遷移先画面に対応する全ての表示用データを取得して表示処理部F1に提供する。そして、表示処理部F1が、そのデータに基づいて遷移先画面を描画して表示する。
以上の構成では、ユーザが入力した操作内容が、ダミー処理対象操作である場合には、ストレージ13に格納されている背景画像を用いて、いったん遷移先の画面に対応するダミー画面を表示する。そして、その後、遷移先画面を描画するためのデータが揃った段階で正規の遷移先画面を描画して表示する。
したがって、以上の構成によれば、ユーザが入力した操作が、遷移先画面を描画するためのデータの取得に時間がかかる場合であっても、いったん、その指示操作を受け付けた時の表示画面とは異なる画面へと切り替わる。そのため、ユーザに表示制御システム100がフリーズしているように感じさせてしまう恐れを低減する事ができる。そして、それに伴い、画面表示の遅れに起因してユーザに不快感を与えてしまう恐れを低減することができる。以下、いくつかの具体例を例示する。
(具体例:検索結果画面の表示)
ここでは、より具体的な例として、操作受付部F2が、ナビECU4に対して目的地検索処理を実行させるための指示操作を受け付けたことをトリガとして、その検索結果を表す画面を表示する際の作動について説明する。ここでは一例として、施設検索処理の実行を指示する操作はダミー処理対象操作として登録されている一方、住所検索処理の実行を指示する操作はダミー処理対象操作として登録されていないものとして、制御部1の作動を説明する。
ここでは、より具体的な例として、操作受付部F2が、ナビECU4に対して目的地検索処理を実行させるための指示操作を受け付けたことをトリガとして、その検索結果を表す画面を表示する際の作動について説明する。ここでは一例として、施設検索処理の実行を指示する操作はダミー処理対象操作として登録されている一方、住所検索処理の実行を指示する操作はダミー処理対象操作として登録されていないものとして、制御部1の作動を説明する。
これは、住所検索処理は、比較的速やかに完了することが期待される一方、施設検索処理は、ユーザによって入力された検索語に一致する施設を検索するため、相対的に検索に要する時間が長くなってしまうことが予想されるためである。なお、住所検索処理が施設検索処理に対して相対的に速やかに完了する理由は、ユーザによって入力される情報量が多かったり、検索範囲が相対的に小さかったりすることなどが挙げられる。
図4に示すフローチャートは、検索条件を入力する画面から検索結果を示す画面へと遷移させる際の処理の一例を示している。この図4に示すフローチャートは、ユーザが検索条件の入力を完了し、所定の検索方法による検索の実行を指示する操作ボタンが選択された時に開始されればよい。
まず、ステップS101では操作受付部F2が、ユーザによって選択された目的地の検索方法、及び、ユーザが入力した検索条件を取得してステップS102に移る。なお、図5は、施設検索処理において検索条件として用いる文字列を入力するための画面の一例である。住所検索処理で用いる検索条件を入力するための画面も同様の背景等を用いた画面とする。
ステップS102では操作受付部F2が、ステップS101で取得した検索条件をナビECU4に提供するとともに、その検索条件を用いた検索を実行するように指示してステップS103に移る。このステップS101〜S102が図3のステップS1に相当する処理である。
ナビECU4は、このステップS102での制御部1からの指示に基づいた検索処理を実施する。例えば、ナビECU4は、ステップS101で取得した検索方法が、施設検索処理である場合には、ユーザが入力した検索条件を用いて施設検索処理を実施する。また、ステップS101で取得した検索方法が、住所検索処理である場合には、ユーザが入力した検索条件を用いて住所検索処理を実施する。
ステップS103ではダミー要否判定部F4が、ユーザによって指示された検索方法に応じて、ダミー画面を表示する必要があるか否かを判定する。つまり、ステップS101で受け付けた指示操作が、施設検索処理の実行を指示する操作である場合にはダミー画面を表示する必要があると判定して(ステップS103 YES)、ステップS104に移る。一方、ステップS101で受け付けた指示操作が、住所検索処理の実行を指示する操作である場合にはダミー画面を表示する必要はないと判定して(ステップS103 NO)、ステップS105に移る。このステップS103は、図3のステップS2に相当する。
ステップS104では、施設検索結果画面に対応するダミー画面を表示して、ステップS105に移る。なお、図6は、施設検索結果画面に対応するダミー画面の一例を、図7は、施設検索結果画面の一例を、それぞれ表している。図6及び図7を比較すれば分かるように、施設検索結果画面に対応するダミー画面(図6)は、施設検索結果画面(図7)と同様の背景画像を表示した画面である。また、図5及び図6を比較すれば分かるように、検索条件を入力するための画面と、施設検索結果画面に対応するダミー画面は、異なる画面である。このステップS104は、図3のステップS3に相当する。
ステップS105では表示用データ取得部F3が、ナビECU4から検索結果が返送されてきたか否かを判定する。ナビECU4から検索結果が返送されてくるまでは、このステップS105がNOとなって待機する。そして、ナビECU4から検索結果を取得した場合には、ステップS105がYESとなってステップS106に移る。このステップS105が図3のステップS4に相当する。
ステップS106では表示処理部F1が、ステップS105で取得した検索結果を用いて、検索結果画面を表示する。例えば、ステップS101以前においてユーザから指示された操作内容が、施設検索処理の実行を指示する操作である場合には、図7に示すような施設検索結果画面を表示する。
以上で例示したように、検索結果の取得に相対的に時間がかかると想定される施設検索処理を実行させる場合には、ダミー画面を表示させてから検索結果画面を表示する一方、検索結果の取得に要する時間が相対的に短いと想定される住所検索処理を実行させる場合には、ダミー画面を表示させない。
すなわち、ナビECU4に目的地の候補を検索させる検索処理を実行させる場合であっても、その検索処理に要する時間の長さの想定値から、ダミー画面を表示させる場合と、表示させない場合とを使い分ける。これは、例えば住所検索処理のように、比較的に短い時間で検索処理が完了し、検索結果が返送されてくることが想定される検索処理を実行させる場合にまで、ダミー画面を表示すると、かえって正規の検索結果画面の表示に時間がかかる恐れが生じるためである。
したがって、以上の構成によれば、検索結果画面の表示が遅延してしまう恐れをさらに抑制することが出来、ユーザの利便性を高めることができる。
なお、以上では、住所検索処理をダミー処理対象操作としない構成を例示したがこれに限らない。他の態様として、住所検索処理をダミー処理対象操作としてもよい。また、その他、検索処理に要する時間が所定の許容時間以上となる可能性がある検索処理の実行を指示する操作を、ダミー処理対象操作として登録しておいてもよい。
例えば、検索対象とする施設のジャンル等が選択された上で、ユーザが入力した文字列に一致する検索を行う場合には、ダミー処理対象操作から外しても良い。また、検索対象とする施設のジャンル等が選択された上で、ユーザが入力した文字列に一致する検索を行う場合であっても、検索対象とする施設ジャンルに属する施設が多数存在する場合には、ダミー処理対象操作として登録してもよい。ダミー処理対象操作とする操作内容は、適宜設計されれば良い。
(具体例:オーディオECU5に対する指示操作に対応する画面制御)
また、他の具体例として、ユーザがオーディオECU5に対して行った操作に対応して、表示画面の切り替える際の制御部1の作動について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。図8は、操作受付部F2が、オーディオECU5に対する指示操作を受け付けた場合に開始されれば良い。
また、他の具体例として、ユーザがオーディオECU5に対して行った操作に対応して、表示画面の切り替える際の制御部1の作動について、図8に示すフローチャートを用いて説明する。図8は、操作受付部F2が、オーディオECU5に対する指示操作を受け付けた場合に開始されれば良い。
ここでは一例として、オーディオECU5に対する種々の指示操作のうち、現在選択されていないオーディオソースに対応するオーディオ機能画面を表示させる指示操作が、ダミー処理対象操作として設定されているものとする。また、その他の操作は、ダミー処理対象操作として設定されていないものとする。
なお、オーディオECU5に対する指示操作のうち、ダミー処理対象操作以外の操作とは、例えば、現在選択中のオーディオソースが備えるコンテンツの中から、音声出力させるコンテンツを変更したり、設定メニュー画面を呼び出したりする操作等が該当する。
まず、ステップS201では操作受付部F2が、ユーザが行った操作内容を特定して、ステップS202に移る。このステップS201は、図3のステップS1に相当する。ステップS202ではダミー要否判定部F4が、ステップS201で特定した操作内容は現在選択されていないオーディオソースのオーディオ機能画面を表示させる操作であるか否かを判定する。つまり、ダミー画面を表示する必要があるか否かを判定する。
ここで、ステップS201で特定した操作内容が、現在選択されていないオーディオソースのオーディオ機能画面を表示させる指示操作である場合には、ステップS202がYESとなってステップS203に移る。例えば、本フロー開始時点での表示画面がAM放送を聴取するためのオーディオ機能画面であって、ステップS201で受け付けた指示操作が、FM放送を聴取するためのオーディオ機能画面への切り替えを要求する操作である場合には、ステップS202がYESとなってステップS203に移る。
一方、現在選択されていないオーディオソースのオーディオ機能画面を表示させる操作ではない場合には、ステップS202がNOとなってステップS206に移る。このステップS202は、図3のステップS2に相当する。
なお、ステップS201で受け付けた指示操作が、現在選択されていないオーディオソースのオーディオ機能画面を表示させる指示操作である場合、操作受付部F2は、そのオーディオ機能画面を描画するための(ソースデータとする)をオーディオECU5に要求する。ソースデータとは、例えば、ユーザによって選択されたオーディオソースがHDDである場合には、HDDに格納されているアルバムのリストや、アーティストのリスト等が該当する。また、FM放送に対応するソースデータとは、現在自車両が位置する地域で番組放送に用いられている周波数のリストなどである。なお、ソースデータの要求は、表示用データ取得部F3が実施してもよい。
ステップS203では、ステップS202で選択されたオーディオソースに対応するオーディオ機能画面に対応するダミー画面を表示してステップS204に移る。このステップS204は、図3のステップS3に相当する。
図9は、FM放送に対応するオーディオ機能画面の一例であり、図10は、図9に示される、FM放送のオーディオ機能画面に対応するダミー画面の一例である。図10に示すように、FM放送のオーディオ機能画面に対応するダミー画面は、FM放送のオーディオ機能画面で用いられる背景画像を用いた画面である。また、図10で例示するように、ダミー画面は、設定メニュー画面を呼び出すための操作ボタンを備えていてもよい。なお、設定メニュー画面を呼び出すための操作ボタンを表示するためのデータは、FM放送のオーディオ機能画面の雛形データとして含まれているものとする。
ステップS204では、表示用データ取得部F3がソースデータを取得できたか否かを判定する。オーディオECU5からソースデータが返送されてくるまで、このステップS204がNOとなって制御部1は待機状態となる。そして、表示用データ取得部F3がオーディオECU5からソースデータを取得した場合には、ステップS204がYESとなってステップS205に移る。このステップS204が図3のステップS4に相当する。
ステップS205では、ストレージ13に格納されているデータと、ステップS204で取得したソースデータに基づいて、ユーザによって新たに選択されたオーディオソースのオーディオ機能画面を描画してディスプレイ2に表示する。
ステップS206では、表示用データ取得部F3が、遷移先画面に対応する表示用データを、ストレージ13を取得する。また、オーディオECU5から表示用データの一部を取得する必要がある場合には、オーディオECU5からも当該データを取得する。そして、表示処理部F1が、表示用データ取得部F3が取得したデータに基づいて遷移先画面を描画して表示する。
一般に、オーディオECU5が、制御部1から要求されたオーディオソースのソースデータを収集して制御部1に返送するためには、所定の許容時間以上かかる可能性が高い。したがって、仮に、ソースデータを取得できるまで、ユーザの指示操作を受け付けた時点での表示画面を表示したままとする場合には、ユーザの操作に対する応答としての表示画面の変化が見られない。その結果、ユーザに表示制御システム100がフリーズしているように感じさせてしまう恐れが生じる。
一方、本実施形態の構成によれば、ユーザが入力した操作が、オーディオECU5に対してソースデータの取得を要求する操作である場合であっても、いったん、その指示操作を受け付けた時の表示画面とは異なる画面へと切り替わる。そのため、ユーザに表示制御システム100がフリーズしているように感じさせてしまう恐れを低減できる。それに伴い、画面表示の遅れに起因してユーザに不快感を与えてしまう恐れを低減することができる。
ところで、比較構成として、制御部1が操作対象機器から表示用データを取得するための時間が許容時間以上となる場合には、データの取得中である旨のメッセージを含むウィンドウを、ポップアップ表示することで、ユーザに表示制御システム100がフリーズしていないことを認識させる方法も考えられる。表示用データを取得中である旨を示すメッセージとは、検索処理中である旨を示すメッセージや、ソースデータを取得中である旨を示すメッセージなどである。
しかしながら、ポップアップ表示は、例えば2秒など、一定時間以上表示を継続させなければならないといった仕様が設定されている場合が多い。これは、ユーザがポップアップ表示されたメッセージを読み、認識するためには、一定時間以上必要となるためである。便宜上、ポップアップ表示を継続しなければならない時間をポップアップ継続時間とする。また、ポップアップ表示を継続している場合には、画面の切り替えが制限される場合もある。
さらに、操作対象機器からの表示用データの取得に要する時間が、所定の許容時間(ここでは0.5秒)以上となることが想定される指示操作の中には、ポップアップ継続時間よりも短い時間で、表示用データを取得できる指示操作も存在しうる。
したがって、比較構成では、ポップアップ継続時間が経過するまでは、操作対象機器からの表示用データの取得できて遷移先画面を表示できる状態となっているにも関わらず、遷移先画面を表示できない場合が生じうる。つまり、ポップアップ表示によって表示用データの取得中であることをユーザに通知する態様とすると、かえってユーザを待たせてしまう場合が生じうる。
一方、本実施形態の構成によれば、かえってユーザを待たせてしまうといった状況が生じにくい。また、ダミー画面は、遷移先画面と同じ背景画像を用いた画像であるため、ダミー画面から正規の遷移先画面に切り替えた場合、ユーザにとっては、背景画像が同じまま、操作対象機器から取得した情報が追加表示されたように見える。したがって、ダミー画面から正規の遷移先画面に切り替わる際に、ユーザに与える違和感を抑制でき、指示操作を入力した時の画面から正規の遷移先画面まで連続的に画面が変化したように見せることができる。
つまり、本実施形態の構成によれば、ユーザに与える違和感を抑制しつつ、かつ、画面表示の遅れに起因してユーザに不快感を与えてしまう恐れを低減することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更したり、種々の変形例を組み合わせたりして実施することができる。
(変形例1)
以上では、表示制御システム100は、車室内においてユーザが利用可能な機能として、ナビゲーション機能やオーディオ機能を例示したが、これに限らない。例えば、表示制御システム100は、HDDに格納されている動画ファイルを再生する動画再生機能や、テレビ局から放送される電波を受信してテレビ番組を表示させるテレビ機能などを備えていても良い。また、電話の発着信を制御する通話機能、電子メールの作成や、受信した電子メールの音声読み上げ等の、送受信処理に関連するメール機能などを備えていても良い。
以上では、表示制御システム100は、車室内においてユーザが利用可能な機能として、ナビゲーション機能やオーディオ機能を例示したが、これに限らない。例えば、表示制御システム100は、HDDに格納されている動画ファイルを再生する動画再生機能や、テレビ局から放送される電波を受信してテレビ番組を表示させるテレビ機能などを備えていても良い。また、電話の発着信を制御する通話機能、電子メールの作成や、受信した電子メールの音声読み上げ等の、送受信処理に関連するメール機能などを備えていても良い。
これらの種々の機能は、自車両に搭載された機器によって実現されても良いし、ユーザによって車室内に持ち込まれた携帯端末によって実現されてもよい。例えば、ナビゲーション機能は、携帯端末が備えていても良い。なお、携帯端末が車室内においてユーザが利用可能な機能を提供する構成とする場合、携帯端末と制御部1とは相互通信可能に接続されて、ユーザは、表示制御システム100が備える入力装置を介して携帯端末に対して各種の指示操作を実行できるものとする。
(変形例2)
以上では、種々の表示画面のうち、準備済み画面とする一部の画面については、その画面を描画するための全ての表示用データを、ストレージ13に格納しておく態様としたが、これに限らない。機能提供元に対してユーザが指示を入力するための画面については、ユーザからその画面を表示するための指示操作を受け付ける度に、逐次、操作対象機器からその画面の表示用データを取得する構成としてもよい。
以上では、種々の表示画面のうち、準備済み画面とする一部の画面については、その画面を描画するための全ての表示用データを、ストレージ13に格納しておく態様としたが、これに限らない。機能提供元に対してユーザが指示を入力するための画面については、ユーザからその画面を表示するための指示操作を受け付ける度に、逐次、操作対象機器からその画面の表示用データを取得する構成としてもよい。
(変形例3)
また、上述した実施形態では、画面毎の雛形データを予めストレージ13に格納しておく態様を例示したが、これに限らない。ストレージ13は、少なくとも各ダミー処理対象操作に対応するダミー画面を描画するためのデータを記憶していればよい。例えば、ダミー画面を遷移先画面で用いられる背景画像のみを表示した画面とする場合には、ストレージ13は各ダミー処理対象操作に対応する遷移先画面で用いられる背景画像を記憶していれば良い。
また、上述した実施形態では、画面毎の雛形データを予めストレージ13に格納しておく態様を例示したが、これに限らない。ストレージ13は、少なくとも各ダミー処理対象操作に対応するダミー画面を描画するためのデータを記憶していればよい。例えば、ダミー画面を遷移先画面で用いられる背景画像のみを表示した画面とする場合には、ストレージ13は各ダミー処理対象操作に対応する遷移先画面で用いられる背景画像を記憶していれば良い。
(変形例4)
以上では、ダミー処理対象記憶部M1や、ダミー画面を描画するためのデータとして用いられる雛形データを記憶する雛形データ記憶部M2をストレージ13に設ける態様を例示したが、これに限らない。表示制御システム100に電力が供給される毎に、制御部1が、各機能提供元からダミー処理対象操作を示すデータ、及びダミー画面を描画するためのデータを取得して、メモリ12に保持する態様としてもよい。つまり、ダミー処理対象記憶部M1や、雛形データ記憶部M2は、メモリ12に設けられる態様としてもよい。
以上では、ダミー処理対象記憶部M1や、ダミー画面を描画するためのデータとして用いられる雛形データを記憶する雛形データ記憶部M2をストレージ13に設ける態様を例示したが、これに限らない。表示制御システム100に電力が供給される毎に、制御部1が、各機能提供元からダミー処理対象操作を示すデータ、及びダミー画面を描画するためのデータを取得して、メモリ12に保持する態様としてもよい。つまり、ダミー処理対象記憶部M1や、雛形データ記憶部M2は、メモリ12に設けられる態様としてもよい。
(変形例5)
以上では、種々の指示操作のうち、制御部1が、その指示操作に対応する画面を表示するためのデータを、操作対象機器から取得するために要する時間が所定の許容時間以上となる指示操作を、ダミー処理対象操作として設定する態様を例示したが、これに限らない。
以上では、種々の指示操作のうち、制御部1が、その指示操作に対応する画面を表示するためのデータを、操作対象機器から取得するために要する時間が所定の許容時間以上となる指示操作を、ダミー処理対象操作として設定する態様を例示したが、これに限らない。
操作対象機器からの表示用データの取得にかかる時間が許容時間以上であって、所定の上限時間未満となると想定される指示操作を、ダミー処理対象としてもよい。ここでの上限時間は、許容時間よりも長い時間であって、前述したポップアップ継続時間とすればよい。このような態様によれば、ダミー画面の表示される場合とは、ポップアップ表示を実施することでかえってユーザを待たせてしまうような場合となる。
そして、遷移先画面の表示用データを操作対象機器から取得するために要する時間が上限時間以上となる指示操作を、操作受付部F2が受け付けた場合には、表示処理部F1は、表示用データを取得中である旨を示すメッセージをポップアップ表示する態様としてもよい。遷移先画面の表示用データを操作対象機器から取得するために要する時間が上限時間以上となる指示操作は、ダミー処理対象操作と同様に、予め設定されていればよい。
なお、さらなる変形例として、遷移先画面の表示用データを操作対象機器から取得するために要する時間が上限時間以上となる指示操作を、操作受付部F2が受け付けた場合には、ダミー画面を表示するとともに、データの取得中である旨のメッセージを含むウィンドウをポップアップ表示してもよい。
100 表示制御システム、1 制御部(表示制御装置)、2 ディスプレイ、3 タッチパネル、4 ナビECU(ナビゲーション装置)、5 オーディオECU(オーディオ装置)、F1 表示処理部、F2 操作受付部、F3 表示用データ取得部、F4 ダミー要否判定部、M1 ダミー処理対象記憶部(第1記憶部)、M2 雛形データ記憶部(第2記憶部)
Claims (7)
- 車室内においてユーザが利用可能な機能を提供する機器(4、5)に対する、ユーザによる指示操作を受け付ける操作受付部(F2)と、
前記操作受付部が受け付けた指示操作に対する応答として表示する表示画面である遷移先画面を描画してディスプレイ(2)に表示する表示処理部(F1)と、
前記遷移先画面を前記表示処理部が描画するためのデータである表示用データを取得する表示用データ取得部(F3)と、を備え、
前記表示用データ取得部は、前記表示用データの一部又は全部を、前記操作受付部が受け付けた指示操作に対応する前記機器としての操作対象機器から取得する必要がある場合には、前記操作対象機器からその表示用データを取得するものであって、さらに、
前記表示用データの一部又は全部を前記操作対象機器から取得する必要がある複数種類の指示操作のうち、前記表示用データ取得部が前記操作対象機器から前記表示用データを取得するために要する時間が所定の許容時間以上となる指示操作を、ダミー処理対象操作として予め記憶している第1記憶部(M1)と、
前記ダミー処理対象操作として設定されている指示操作を前記操作受付部が受け付けた場合に、その指示操作に対応する前記遷移先画面の代わりに一時的に表示される画面であって、その指示操作を受け付けた時点において表示されている表示画面とは異なる画面であるダミー画面を描画するためのデータを記憶している第2記憶部(M2)と、を備え、
前記表示処理部は、
前記操作受付部が受け付けた指示操作が、前記ダミー処理対象操作である場合には、前記第2記憶部に格納されているデータに基づいて、その指示操作に対応する前記ダミー画面を表示し、その後、前記表示用データ取得部が前記操作対象機器から前記表示用データを取得次第、その表示用データに基づいて描画した前記遷移先画面を表示することを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1において、
前記操作受付部は、ナビゲーション機能を提供する前記機器としてのナビゲーション装置に対する指示操作を受け付け、
前記ダミー処理対象操作は少なくとも、前記ナビゲーション装置に対し、前記ユーザが入力した文字列と一致する名称の施設を検索する施設検索処理を実行させるための指示操作を含むことを特徴とする表示制御装置。 - 請求項2において、
前記ダミー処理対象操作は、前記ナビゲーション装置に対し、前記ユーザによって指定された住所に存在する施設を検索する住所検索処理を実行させるための指示操作は含まないことを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から3の何れか1項において、
前記操作受付部は、複数種類のオーディオソースのうち、ユーザが所望するオーディオソースから取得するデータに基づいた音声を出力するオーディオ機能を提供する前記機器としてのオーディオ装置に対する指示操作を受け付け、
前記ダミー処理対象操作は少なくとも、前記オーディオ装置に対し、現在選択されていないオーディオソースに対応する画面を表示させるための指示操作を含むことを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から4の何れか1項において、
前記ダミー画面は、前記遷移先画面で用いられる背景画像を表示した画面であることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から4の何れか1項において、
前記第2記憶部は、表示画面毎に、その画面の前記表示用データのうち、その表示画面において固定された要素を示すデータであって、少なくとも背景画像を含む雛形データを記憶しており、
前記ダミー画面は、前記遷移先画面に対応する前記雛形データに含まれるデータを用いて描画される、前記遷移先画面を模した画面であることを特徴とする表示制御装置。 - 請求項1から6の何れか1項において、
前記ダミー処理対象操作として設定される指示操作とは、前記表示用データの一部又は全部を前記操作対象機器から取得する必要がある複数種類の指示操作のうち、前記表示用データ取得部が前記操作対象機器から前記表示用データを取得するために要する時間が前記許容時間以上であって、所定の上限時間未満となる指示操作であることを特徴とする表示制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015018552A JP2016143233A (ja) | 2015-02-02 | 2015-02-02 | 表示制御装置 |
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JP2015018552A JP2016143233A (ja) | 2015-02-02 | 2015-02-02 | 表示制御装置 |
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---|---|
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JP (1) | JP2016143233A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10979047B2 (en) | 2017-08-09 | 2021-04-13 | Futaba Corporation | Touch panel switch device |
-
2015
- 2015-02-02 JP JP2015018552A patent/JP2016143233A/ja active Pending
Cited By (1)
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