JP2016140583A - 消火栓装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、消火栓装置に於いて、両側に開口した箱枠形の装置本体と、ノズル付きのホースと、ノズル付きのホースを両側の開口から取出し自在に装置本体に収納するホース収納部と、装置本体の両側の開口の各々に設けられ、下側を固定したスクリーンを上方に展開して保持することにより開口を閉鎖し、スクリーン上端の保持を解除することによりスクリーンを下部に折り畳んで開口を開放する開閉自在なスクリーン扉とを設けたことを特徴とする。
スクリーン扉は、スクリーン上端の保持を解除することによりスクリーンを下部内側に折り畳んで開口を開放する。
スクリーン扉は、
装置本体の開口に取付け固定する扉枠と、
スクリーンの裏面の上下両端及びその間に所定間隔で配置した複数本のガイドバー部材と、
スクリーンの裏面に配置したガイドバー部材の間に配置した複数本のウェイトバー部材と、
扉枠の左右両側の開口枠の内側に配置され、スクリーンの左右両側を開口枠の内側に位置させた状態で、ガイドバー部材の左右両端をガイド溝に沿って上下方向に案内移動させる第1ガイドレールと、
第1ガイドレールの内側に配置され、ウェイトバーの両端を摺接して奥行方向への動きを規制すると共に上下方向に案内移動させる第2ガイドレールと、
スクリーンの上端のガイドバー部材を保持することでスクリーンを展開した閉鎖状態に保持し、所定の操作により上端のガイドバー部材の保持を解除してスクリーンを折り畳んだ開放状態とするスクリーン開閉機構と、
を備えたことを特徴とする。
スクリーン開閉機構は、スクリーンの上端のガイドバー部材に上向きにバックル金具(尾錠金具)を設ける共に扉枠の上部の開口枠にバックル装置(尾錠装置)を設け、バックル金具をバックル装置に挿入して保持することでスクリーンを開いた閉鎖状態に保持し、バックル装置の所定の操作によりバックル金具の保持を解除してスクリーンを折り畳んだ開放状態とする。
スクリーンの裏面に配置したウェイトバー部材とその上側に隣接して配置したガイドバー部材との間隔に対し、ウェイトバー部材とその下側に隣接して配置したガイドバー部材との間隔を短くする。
スクリーンの裏面に配置した複数のガイドバー部材は矩形断面をもつ板状のバー部材であり、
複数のガイドバー部材の内の上下端に配置したガイドバー部材は両端に設けたローラを第1ガイドレールのガイド溝に収納して回転自在に支持し、
上下端の間に配置したガイドバー部材は両端を第1ガイドレールのガイド溝に回転しないように収納する。
第2ガイドレールは、スクリーンを開いて扉開口を閉鎖した状態で、下から1本目のウェイトバー部材と下から2本目のガイドバー部材との間となる所定位置をガイドレール終端とすると共に、ガイドレール終端から内側に湾曲して延在する湾曲ガイドレールを一体に形成し、
スクリーンを開いた状態でガイドレール終端を外れた下側に位置するウェイトバーの両端の奥行方向への動きを規制する張出片を扉枠の内側両端に設ける。
スクリーンを不燃性又は難燃性とする。
スクリーン扉は、扉枠の上部に、非常表示灯、発信機、音響装置又は非常電話扉の少なくとも何れか1つを備えた通報装置扉を設ける。
ホース収納部は、円環状に内巻するホースの左右両端側及び又は上下両端側を外側から保持する矩形フレームを装置本体内に配置する。
装置本体内に、両側に配置したスクリーン扉を開放した状態で、両側から操作可能な消火栓弁を設ける。
ホース収納部は、装置本体の両側の各々から取出し自在に2組のノズル付きのホースを収納する。
本発明は、消火栓装置に於いて、
両側に開口した箱枠形の装置本体と、
ノズル付きのホースと、
ノズル付きのホースを両側の開口から取出し自在に装置本体に収納するホース収納部と、
装置本体の両側の開口の各々に設けられ、スクリーンを展開することにより開口を覆って閉鎖し、スクリーンを折り畳むことにより開口を開放する開閉自在なスクリーン扉と、
を設けたことを特徴とする。
本発明は、消火栓装置に於いて、両側に開口した箱枠形の装置本体と、ノズル付きのホースと、ノズル付きのホースを両側の開口から取出し自在に装置本体に収納するホース収納部と、装置本体の両側の開口の各々に設けられ、下側を固定したスクリーンを上方に展開して保持することにより開口を閉鎖し、スクリーン上端の保持を解除することによりスクリーンを下部に折り畳んで開口を開放する開閉自在なスクリーン扉とを設けるようにしたため、消火栓装置は両側にスクリーン扉を設けたことで裏表が無くなり、両面を操作側として例えば上り線と下り線に挟まれた地下鉄ホーム等に設置することで、1台の消火栓装置であっても、上りホーム側からも下り線側からも各々1台の消火栓装置が設置されていると実質的に見做すことができ、消火器本体の両側に設けたスクリーン扉の内、必要に応じて何れか一方のスクリーン扉を開放してノズル付きのホースを取り出して消火作業を行うことを可能し、地下鉄ホームに一台の消火栓装置を設置することで、見掛け上2台の消火栓装置を設置したと同等の取扱いを可能とする。
また、スクリーン扉は、スクリーン上端の保持を解除することによりスクリーンを下部内側に折り畳んで開口を開放するようにしたため、スクリーンの保持を解除して扉を開放した場合、スクリーンは下側に落下して内側に折り畳まれた状態となり、消火栓装置の外側に従来の横開きの消火栓扉のように飛び出すことがなく、消火活動や避難を妨げることがない。
また、スクリーン扉は、装置本体の開口に取付け固定する扉枠と、スクリーンの裏面の上下両端及びその間に所定間隔で配置した複数本のガイドバー部材と、スクリーンの裏面に配置したガイドバー部材の間に配置した複数本のウェイトバー部材と、扉枠の左右両側の開口枠の内側に配置され、スクリーンの左右両側を開口枠の内側に位置させた状態で、ガイドバー部材の左右両端をガイド溝に沿って上下方向に案内移動させる第1ガイドレールと、第1ガイドレールの内側に配置され、ウェイトバーの両端を摺接して奥行方向への動きを規制すると共に上下方向に案内移動させる第2ガイドレールと、スクリーンの上端のガイドバー部材を保持することでスクリーンを展開した閉鎖状態に保持し、所定の操作により上端のガイドバー部材の保持を解除してスクリーンを折り畳んだ開放状態とするスクリーン開閉機構とを設けるようにしたため、スクリーンの展開状態でスクリーン上端のガイドバー部材の保持を解除して第1ガイドレールに沿ってガイドバー部材を落下させると、スクリーンの両端側は開口枠の内側に位置していることから、ガイドバー部材はその間のスクリーン部分を内側に湾曲しながら落下するようになり、これによりスクリーンを開口下部の内側に折り畳んで開放した状態とし、スクリーン折畳み部分が全く外側に飛び出さないことから、ホース引出し等の消火操作がスクリーンの折畳み部分により妨げられることがなく、容易に行うことを可能とする。
また、スクリーン開閉機構は、スクリーンの上端のガイドバー部材に上向きにバックル金具(尾錠金具)を設ける共に扉枠の上部の開口枠にバックル装置(尾錠装置)を設け、バックル金具をバックル装置に挿入して保持することでスクリーンを開いた閉鎖状態に保持し、バックル装置の所定の操作によりバックル金具の保持を解除してスクリーンを折り畳んだ開放状態とするようにしたため、バックル装置の例えば操作レバーを手前に引く操作により、バックル金具の保持を解除して展開したスクリーンを落下させ、簡単且つ確実にスクリーンを開放して消火活動を行うことを可能とする。
また、スクリーンの裏面に配置したウェイトバー部材とその上側に隣接して配置したガイドバー部材との間隔(L1)に対し、ウェイトバー部材とその下側に隣接して配置したガイドバー部材との間隔(L2)を短くするようにしたため(L1>L2)、ウェイトバー部材がガイドバー部材の間の中央ではなく、若干下側にオフセットした位置に配置され、ガイドバー部材の落下に伴いその間のスクリーン部分が内側への湾曲を始めると、ウェイトバー部材は中央より若干下側に配置していることで、その重みによりスクリーンの湾曲を更に強く付勢し、スクリーンの畳み込みを更に円滑に行うことを可能とする。
また、スクリーンの裏面に配置した複数のガイドバー部材は矩形断面をもつ板状のバー部材であり、複数のガイドバー部材の内の上下端に配置したガイドバー部材は両端に設けたローラを第1ガイドレールのガイド溝に収納して回転自在に支持し、上下端の間に配置したガイドバー部材は両端を第1ガイドレールのガイド溝に回転しないように収納するようにしたため、下端のガイドバーはスクリーンの落下に伴い内側に回転し、スクリーンを扉内側に確実に折り畳み可能とする。
また、第2ガイドレールは、スクリーンを開いて扉開口を閉鎖した状態で、下から1本目のウェイトバー部材と下から2本目のガイドバー部材との間となる所定位置をガイドレール終端とすると共に、ガイドレール終端から内側に湾曲して延在する湾曲ガイドレールを一体に形成し、スクリーンを開いた状態でガイドレール終端を外れた下側に位置する下から1番目のウェイトバーの両端の奥行方向への動きを規制する張出片を扉枠の内側両端に設けるようにしたため、ウェイトバーの上下方向の動きを案内する第2ガイドバーの下側が途中で終端していることで、落下したスクリーンの内側への畳み込みを滑らかに行うことを可能とする。
また、スクリーン扉は、扉枠の上部に、非常表示灯、発信機、音響装置又は非常電話扉の少なくとも何れか1つを備えた通報装置扉を設けるようにしたため、例えば上り線と下り線に挟まれた地下鉄ホームに設置した場合、上り線ホーム側からも下り線ホーム側からも、それぞれの側に配置している通報装置扉を見て必要な操作を行うことを可能とし、地下鉄ホーム等に1台の消火栓装置を設置することで、通報装置扉を含めて見掛け上、2台の消火栓装置を設置したと同等の取扱いを可能とする。
また、ホース収納部は、円環状に内巻するホースの左右両端側または上下両端側を外側から保持する矩形フレームを装置本体内に配置するようにしたため、装置本体の両側に配置したスクリーン扉の何れか一方を開いてノズル付きのホースを引き出すことを可能とし、地下鉄ホーム等に1台の消火栓装置を設置することで、2台の消火栓装置を設置したと同等の消火作業を可能とする。
また、装置本体内に、両側に配置したスクリーン扉を開放した状態で、両側から操作可能な消火栓弁を設けるようにしたため、装置本体の両側に配置したスクリーン扉の何れか一方を開いてノズル付きのホースを引き出した状態で消火栓弁を開操作して消火作業を行うことができ、消火栓弁を両側から操作可能としたことで、1個の消火栓弁を設置するだけで、見掛け上、2台の消火栓装置を設置したと同等の消火作業を可能とする。
また、ホース収納部に、装置本体の両側の各々から取出し自在に2組のノズル付きのホースを収納するようにしたため、1台の消火栓装置でありながら、2台の消火栓装置を背中合せに配置した場合と同等の取扱意を可能とする。
(消火栓装置の概要)
図1は両面開閉構造を備えた消火栓装置の外観を示した説明図であり、図1(A)に左側から見た正面を示し、図1(B)に側面から見た断面を示し、図1(C)に右側から見た正面を示す。図2は消火栓装置のスクリーン扉を開放した状態を示した説明図であり、図2(A)に左側から見た正面を示し、図2(B)に側面から見た断面を示し、図2(C)に右側から見た正面を示す。
図3はスクリーン扉を取り出して示した説明図であり、図3(A)に裏面を示し、図3(B)にX−X断面を示す。図4はスクリーン扉をスクリーン開放状態として裏側から示した斜視図である。なお、以下の説明は、装置本体12の一方の開口に配置するスクリーン扉14aを例にとっているが、他方の開口に配置するスクリーン扉14bも同様となる。
図3に示すスクリーン扉14aは、図1及び図2に示した装置本体12の一方の開口に着脱自在に配置するものであり、装置本体12から独立して製造組立てを行うようにしており、スクリーン扉14aが完成した後に装置本体12の開口に取付けてねじ止め固定する。また、図1及び図2に示した装置本体12の反対側の開口に配置するスクリーン扉14bは、スクリーン扉14aと全く同じものであり、装置本体12の取付け開口が相違するだけである。
図5はスクリーンを取り出して裏面側から示した説明図である。図5に示すように、スクリーン16aは不燃性又は難燃性のシートを使用しており、シートの表面の色は、装置本体12と同じ所定の指定色とし、また、図1に示したように、表側に「消火栓」の文字と所定の消防章を印刷している。
L1>L2
となるように配置している。なお、以下の説明では、「中心間の間隔」を単に「間隔」という。
図6はスクリーン扉上部のガイド構造を部分的に取り出して示した説明図である。図6に示すように、スクリーン扉に設けた扉枠40の裏側には、ガイド溝66を上下方向に開口した鞘状の第1ガイドレール50を配置しており、ガイド溝66の中にスクリーン16aの上端裏面に配置したガイドバー46の両端に軸支したローラ62を嵌め入れている。
図8は開放操作によりスクリーンが下降して開放するまでの動きを取り出して模式的に示した説明図である。なお、図8(A)はガイド部を想像線で示しているが、図8(B)〜(E)はガイド部を省略している。
(装置本体)
図9はホースを収納した装置本体を示した説明図である。図9に示すように、図9(A)に左側から見た正面を示し、図9(B)に側面から見た断面を示し、図9(C)に右側から見た正面を示す。
図9に示すホース収納空間72には、矩形に形成した一対のホースフレーム30を左右に配置し、支持ポール76により上下に支持した構造のホース収納部を設置している。
図10はホースフレームを横に並べて平行配置したホース収納部を模式的に示した説明図であり、図10(A)〜(D)の実施形態に分けて示している。ここで、図10(A)は、前述したように、図9に示したホース収納部を模式的に示しており、残りの図10(B)〜(D)がホース収納部の他の実施形態となる。
図11はホースフレームを縦に並べて平行配置したホース収納部を模式的に示した説明図であり、図11(A)〜(D)の実施形態に分けて示している。
図12はホースフレームを縦及び横に並べて平行配置したホース収納部を模式的に示した説明図であり、図12(A)〜(D)の実施形態に分けて示している。
(装置本体)
図13は2組のホースを収納した消火栓装置の装置本体を示した説明図であり、図13(A)に左側から見た正面を示し、図13(B)に側面から見た断面を示し、図13(C)に右側から見た正面を示す。
図13に示すホース収納空間72には、左右に配置した矩形のホースフレーム30の間に仕切板80を固定して幅方向に仕切り、ホースフレーム30を支持ポール76により支持した構造のホース収納部を設置し、円環状に内巻きした2組のホース32a,32bを収納している。
図13図に示すように、装置本体12に2組のホース32a,32bを収納した消火栓装置にあっては、上り線と下り線に挟まれた地下鉄ホーム等に設置した場合、図1に示したと同様に、消火栓装置10の両側にスクリーン扉14a,14b及び通報装置扉20a,20bを設け、更に、スクリーン扉14a,14bに対応して装置本体12内に2組のホース32a,32bを収納していることから、1台の消火栓装置10であっても、上り線ホーム側からも下り線ホーム側からも各々1台の消火栓装置が独立に設置されていると実質的に見做すことができ、装置本体12の両側に設けたスクリーン扉14a,14bの内、必要に応じて何れか一方のスクリーン扉を開放してノズル付きのホースを取り出して消火作業を行うことを可能し、地下鉄ホームに一台の消火栓装置10を設置することで、ホースを含めて2台の消火栓装置を設置したと同じ取扱いを可能とする。
図14は2組のホースを収納するホースフレームを横に並べて平行配置したホース収納部を模式的に示した説明図であり、図14(A)〜(D)の実施形態に分けて示している。ここで、図14(A)は、前述したように、図13に示したホース収納部を模式的に示していることから、残りの図14(B)〜(D)がホース収納部の他の実施形態となる。
図15は2組のホースを収納するホースフレームを縦に並べて平行配置したホース収納部を模式的に示した説明図であり、図11(A)〜(D)の実施形態に分けて示している。
上記の実施形態は、地下鉄ホーム等に設置する消火栓装置を例にとるものであったが、これ以外の屋内設置の消火栓装置についても、装置本体の両側の開口に、上記の実施形態と同様に、スクリーン扉を設けた構造としても良い。
12:装置本体
14a,14b:スクリーン扉
15a,15b:扉開口
16a,16b:スクリーン
18a,18b:バックル装置
20a,20b:通報装置扉
22a,22b:発信機
24a,24b:赤色表示灯
26a,26b:音響孔
28a,28b:非常電話扉
30:ホースフレーム
32,32a,32b:ホース
34,34a,34b:ノズル
36,36a,36b:消火栓弁
38,38a,38b:ハンドル
40:扉枠
42:ガイド部
46:ガイドバー
48:ウェイトバー
50:第1ガイドレール
52:第2ガイドレール
54:湾曲ガイドレール
56:張出片
60:バックル金具
62:ローラ
64:ガイド端部
66,68:ガイド溝
70:ガイドレール終端
72:ホース収納空間
74:パネル機器収納空間
75:棚板部材
76:支持ポール
80:仕切板
Claims (13)
- 両側に開口した箱枠形の装置本体と、
ノズル付きのホースと、
前記ノズル付きのホースを前記両側から取出し自在に前記装置本体に収納するホース収納部と、
前記装置本体の両側の開口の各々に設けられ、下側を固定したスクリーンを上方に展開して保持することにより前記開口を閉鎖し、前記スクリーン上端の保持を解除することにより前記スクリーンを下部に折り畳んで前記開口を開放する開閉自在なスクリーン扉と、
を設けたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項1記載の消火栓装置に於いて、
前記スクリーン扉は、前記スクリーン上端の保持を解除することにより前記スクリーンを下部内側に折り畳んで前記開口を開放することを特徴とする消火栓装置。
- 請求項1記載の消火栓装置に於いて、
前記スクリーン扉は、
前記装置本体の開口に取付け固定する扉枠と、
前記スクリーンの裏面の上下両端及びその間に所定間隔で配置した複数本のガイドバー部材と、
前記スクリーンの裏面に配置した前記ガイドバー部材の間に配置した複数本のウェイトバー部材と、
前記扉枠の左右両側の開口枠の内側に配置され、前記スクリーンの左右両側を前記開口枠の内側に位置させた状態で、前記ガイドバー部材の左右両端をガイド溝に摺接して上下方向に案内移動させる第1ガイドレールと、
前記第1ガイドレールの内側に配置され、前記ウェイトバーの両端を摺接して奥行方向への動きを規制すると共に上下方向に案内移動させる第2ガイドレールと、
前記スクリーンの上端のガイドバー部材を保持することで前記スクリーンを展開した閉鎖状態に保持し、所定の操作により前記上端のガイドバー部材の保持を解除して前記スクリーンを折り畳んだ開放状態とするスクリーン開閉機構と、
を備えたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項3記載の消火栓装置に於いて、前記スクリーン開閉機構は、前記スクリーンの上端のガイドバー部材に上向きにバックル金具を設ける共に前記扉枠の上部の開口枠にバックル装置を設け、前記バックル金具を前記バックル装置に挿入して保持することで前記スクリーンを展開した閉鎖状態に保持し、前記バックル装置の所定の操作により前記バックル金具の保持を解除して前記スクリーンを折り畳んだ開放状態とすることを特徴とする消火栓装置。
- 請求項3記載の消火栓装置に於いて、前記スクリーンの裏面に配置したウェイトバー部材とその上側に隣接して配置した前記ガイドバーとの間隔に対し、前記ウェイトバー部材とその下側に隣接して配置した前記ガイドバーとの間隔を短くしたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項3記載の消火栓装置に於いて、
前記スクリーンの裏面に配置した複数のガイドバー部材は矩形断面をもつ板状のバー部材であり、
前記複数のガイドバー部材の内の上下端に配置したガイドバー部材は両端に設けた前記ローラを前記第1ガイドレールのガイド溝に収納して回転自在に支持し、
前記上下端の間に配置したガイドバー部材は両端を前記第1ガイドレールのガイド溝に回転しないように収納したことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項3記載の消火栓装置に於いて、
前記第2ガイドレールは、前記スクリーンを開いて扉開口を閉鎖した状態で、下から1本目のウェイトバー部材と下から2本目のガイドバー部材との間となる所定位置をガイドレール終端とすると共に、前記ガイドレール終端から内側に湾曲して延在する湾曲ガイドレールを一体に形成し、
前記スクリーンを開いた状態で前記ガイドレール終端を外れた下側に位置するウェイトバー部材の両端の奥行方向への動きを規制する張出片を前記扉枠の内側両端に設けたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記スクリーンを不燃性又は難燃性としたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記スクリーン扉は、前記扉枠の上部に、非常表示灯、発信機、音響装置又は非常電話扉の少なくとも何れか1つを備えた通報装置扉設けたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記ホース収納部は、
円環状に内巻する前記ホースの左右両端側及び又は上下両端側を外側から保持する矩形フレームを前記装置本体内に配置したことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記装置本体内に両側に配置した前記スクリーン扉を開放した状態で、両側から操作可能な消火栓弁を設けたことを特徴とする消火栓装置。
- 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記ホース収納部は、前記装置本体の両側の各々から取出し自在に2組のノズル付きのホースを収納したことを特徴とする消火栓装置。
- 両側に開口した箱枠形の装置本体と、
ノズル付きのホースと、
前記ノズル付きのホースを前記両側の開口から取出し自在に前記装置本体に収納するホース収納部と、
前記装置本体の両側の開口の各々に設けられ、スクリーンを展開することにより前記開口を覆って閉鎖し、前記スクリーンを折り畳むことにより前記開口を開放する開閉自在なスクリーン扉と、
を設けたことを特徴とする消火栓装置。
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