JP2016139280A - 計画支援装置及び方法 - Google Patents

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Hideyuki Kobayashi
秀行 小林
延之 太田
Nobuyuki Ota
延之 太田
一男 小浜
Kazuo Obama
一男 小浜
浩太 今井
Kota Imai
浩太 今井
大西 司
Tsukasa Onishi
司 大西
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Abstract

【課題】廃止計画と保守計画を調整した合理的な計画を立案する。
【解決手段】廃止対象候補となる電力設備を所定時期に廃止した場合における潮流計算を実行する潮流計算部と、その場合に対象地域で送電混雑が発生するか否かを判定する送電混雑判定部と、判定の結果、送電混雑が発生しない場合に、当該設備と当該所定時期をそれぞれ廃止対象設備および仮廃止時期とする廃止計画候補情報を作成する廃止計画作成部と、廃止計画候補情報と保守計画情報とに基づき、廃止時期と、保守時期とを決定する計画調整部と、を備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電力設備の廃止および保守の計画を支援する装置及び方法に関する。
近年、主として先進国では高度成長期に建設した設備の老朽化が問題になっている。そのため、限られた予算の中で「いつ、どの設備を、どのように保守・更新・廃止するか」の計画を適切に立案することの重要性が増している。
本分野の背景技術として、特許第5388713号公報(特許文献1)がある。この公報には、「高経年設備の故障率増加にともなう複数設備の同時故障での電力供給支障リスクと、年間の保守費用制約などを考慮して、数十年以上にわたる考察期間で最も経済的となる保守・更新計画を作成する」技術が開示されている。
特許第5388713号公報
特許文献1には、電力の供給支障リスクを考慮して保守と更新の計画を総合して立案する装置及び方法が記載されている。
しかし、設備の廃止については、送電混雑(送電網の制約により、需要計画、発電計画どおりの電力を電力網に流せない状況)を考慮して計画を立案する必要があるため、特許文献1の技術では、設備の廃止による影響を加味した保守計画を立案することができない。
本願発明にかかる計画支援装置は、廃止対象候補となる電力設備を所定時期に廃止した場合における潮流計算を実行する潮流計算部と、その場合に対象地域で送電混雑が発生するか否かを判定する送電混雑判定部と、判定の結果、送電混雑が発生しない場合に、当該設備と当該所定時期をそれぞれ廃止対象設備および仮廃止時期とする廃止計画候補情報を作成する廃止計画作成部と、廃止計画候補情報と保守計画情報とに基づき、廃止時期と、保守時期とを決定する計画調整部と、を備える。
本発明によれば、廃止計画と保守計画を調整した合理的な計画を立案することが可能となる。
廃止・保守計画支援装置1の論理構成図である。 廃止・保守計画支援装置1の物理構成図である。 地域における電力系統構成のモデル図である。 電力網構成135のテーブル構成図である。 需要計画136のテーブル構成図である。 発電計画137のテーブル構成図である。 保守計画138のテーブル構成図である。 設備容量139のテーブル構成図である。 第1の潮流計算結果140のテーブル構成図である。 ユーザ9に対する表示画面である。 廃止計画候補142のテーブル構成図である。 廃止計画作成部17の処理フローである。 送電混雑判定部19の処理フローである。 送電混雑判定処理の概念図である。 廃止計画候補抽出処理の概念図である。 廃止・保守計画調整部20の処理フローである。 廃止・保守計画調整部20の処理の概念図である。 ユーザ9に対する表示画面である。
以下、図面を参照しつつ、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、廃止・保守計画支援装置1の論理構成図である。
廃止・保守計画支援装置1は、第1の潮流計算部16と、廃止計画作成部17と、第2の潮流計算部18と、送電混雑判定部19と、廃止・保守計画調整部20と、第3の潮流計算部21と、から構成される。
廃止・保守計画支援装置1は、電力網構成135と、需要計画136と、発電計画137と、保守計画138と、等を入力情報として、廃止と保守の計画を出力するものである。
電力網の構成135は、発電所、変電所、需要家負荷、等の接続関係及びこれらを接続する線路の情報である。詳細は図4で後述する。
需要計画136は、電力系統の各地点における、時期毎の電力需要予定量の情報である。詳細は図5で後述する。
発電計画137は、電力系統の各地点における、時期毎の発電予定量の情報である。詳細は図6で後述する。
保守計画138は、図3の電力網を構成する各設備の保守計画の管理情報である。詳細は図7で後述する。
第1の潮流計算部16は、電力網構成135と、需要計画136と、発電計画137と、等を入力情報として、各時期の需要予定量及び発電予定量に基づき潮流計算を実施することで、各地点における電気量(電圧、電流、有効電力、無効電力等)を、時期毎に計算する処理部である。以下、当該潮流計算部16の処理結果を、第1の潮流計算結果140とよぶ。第1の潮流計算結果140の詳細は、図9で後述する。
廃止計画作成部17は、第1の潮流計算結果等を入力情報として、設備の廃止計画の候補を作成する処理部である。具体的には、廃止しても将来に渡り送電混雑が発生しない設備の組み合わせの情報を廃止計画候補として抽出する。送電混雑は、保守作業に伴う設備停止によっても影響を受ける。しかし、廃止計画を検討する時期の間隔は数ヶ月単位〜数年単位であり、一方、保守計画を検討する時期の間隔は数日単位であるため、両計画を同時に扱うと送電混雑の判定が必要な組合せ数が膨大となる。そこで、廃止計画作成部17では、保守作業に伴う設備停止による影響を概算で扱い、廃止計画候補を作成する。そして、後述の廃止・保守計画調整部20において、廃止計画候補の廃止計画について、保守作業に伴う設備停止による送電混雑を加味した保守計画を立案する。詳細は、図12で後述する。
第2の潮流計算部18は、電力網構成135と、需要計画136と、発電計画137と、廃止計画作成部17が作成した廃止候補となる設備の組み合わせと、等を入力情報として、廃止設備には電気が流れない条件下の電力網構成135Aに対して各時期の需要予定量及び発電予定量に基づき潮流計算を実施することで、各地点における電気量(電圧、電流、有効電力、無効電力等)を、時期毎に計算する処理部である。以下、当該潮流計算部18の処理結果を、第2の潮流計算結果141とよぶ。
送電混雑判定部19は、第2の潮流計算部18が作成した電力網構成135Aと、第2の潮流計算結果141と、等を入力情報として、送電混雑を判定する処理部である。また、送電混雑判定部19は、第3の潮流計算部21が作成した電力網構成135Bと、第3の潮流計算結果143と、等を入力情報として、送電混雑を判定する処理部である。詳細は、図13で後述する。
廃止・保守計画調整部20は、廃止計画作成部17が抽出した廃止計画候補と、保守計画138と、等を入力情報として、廃止計画と保守計画を調整した案を作成する処理部である。
当該処理部20は、保守作業に伴う設備停止による送電可能量に与える影響を概算で扱うことで算出した廃止計画候補について、保守作業の影響を詳細に扱うことで、廃止計画と保守計画を調整する。具体的には、保守時期の直後に廃止時期がくる設備について、廃止時期を保守時期まで前倒し、それにより発生した送電混雑を、他設備の保守作業停止期間を調整することで解消した案を作成する。これにより、廃止直前の保守作業を削減でき、運営コストを削減できる。詳細は、図16で後述する。
第3の潮流計算部21は、電力網構成135と、需要計画136と、発電計画137と、廃止・保守計画調整部20が作成した設備の廃止時期と各設備の保守期間の組合せと、等を入力情報として、設備の作業保守日には設備に電気が流れない、かつ、設備の廃止時期後には設備に電気が流れない条件下の電力網構成135Bに対して各時期の需要予定量及び発電予定量に基づき潮流計算を実施することで、各地点における電気量(電圧、電流、有効電力、無効電力等)を、時期毎に計算する処理部である。以下、当該潮流計算部21の処理結果を、第3の潮流計算結果143とよぶ。
なお、本実施例では、第1〜第3の潮流計算部が存在するものとして記載したが、同一の潮流計算部が第1〜第3の潮流計算結果を算出する構成としてもよい。
図2は、廃止・保守計画支援装置1の物理構成図である。廃止・保守計画支援装置1は、少なくとも、CPU11と、メモリ12と、記憶装置13と、出力装置14と、入力装置15と、から構成される。
記憶装置13は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリ等であり、プログラムやデータベースを記憶する装置である。
記憶装置13は、プログラムとして、潮流計算プログラム131と、廃止計画作成プログラム132と、送電混雑判定プログラム133と、廃止・保守計画調整プログラム134と、を格納する。更に、データとして、電力網構成135と、需要計画136と、発電計画137と、保守計画138と、設備容量139と、第1の潮流計算結果140と、第2の潮流計算結果141と、廃止計画候補142と、第3の潮流計算結果143と、を格納する。
出力装置14は、例えば、ディスプレイ装置や表示用ライトであり、入力装置15で入力した情報、各プログラムの出力結果、各データベースのデータを表示する。
入力装置15は、例えば、キーボードやマウスであり、電力網構成135、需要計画136、発電計画137、保守計画138、設備容量139、等をユーザが入力する際に用いられる。
潮流計算プログラム131は、CPU11によって、メモリ12に読み込まれて実行されることにより、第1の潮流計算部16、第2の潮流計算部18、第3の潮流計算部21の処理が具現化される。
廃止計画作成プログラム132は、CPU11によって、メモリ12に読み込まれて実行されることにより、廃止計画作成部17の処理が具現化される。
送電混雑判定プログラム133は、CPU11によって、メモリ12に読み込まれて実行されることにより、送電混雑判定部19の処理が具現化される。
廃止・保守計画調整プログラム134は、CPU11によって、メモリ12に読み込まれて実行されることにより、廃止・保守計画調整部20の処理が具現化される。
なお、本実施例では、記憶装置13は廃止・保守計画支援装置1の内部に備える構成としたが、必ずしもこの構成に限定されるものではない。例えば、記憶装置13を廃止・保守計画支援装置1の外部に設置し、ネットワークで接続する構成としてもよい。また、プログラムのみを廃止・保守計画支援装置1内の記憶装置13に格納し、その他のデータは外部の記憶装置に格納する構成としてもよい。
図3は、地域における電力網構成のモデル図である。電力網は、変電所2と、発電所3と、需要家負荷4と、これらを接続する線路5と、から構成される。
図3では、電力網構成をモデル化するにあたり、変電所2、発電所3、需要家負荷4の電力網上の配置位置をノードと定義し、それぞれを識別するためのノード番号♯nを付与している。また、線路5の電力網上の配置位置はブランチと定義し、線路5の両端におけるノード番号により一意に特定する。例えば、「#5−#6」のように、両端のノード番号をハイフンでつなぐ形で管理する。
潮流計算に際しては、電力網のうち解析対象外の部分を無限大母線6と定義し、周波数と電圧の大きさが一定の電源とみなして、計算する。
図4は、電力網構成135のテーブル構成図である。電力網構成135は、電力網の構成を管理するデータベースである。テーブル内の値は、入力装置15を介して、ユーザが格納する。
電力網構成135は、レコードのフィールドとして、少なくとも、時刻135aと、親ノード番号135bと、子ノード番号135cと、線路抵抗135dと、線路インピーダンス135eと、を含んでいる。
時刻135aには、時期情報が格納される。
親ノード番号135bには、時期135aにおけるノード間の接続のうち、無限大母線6の側に存在するノードを一意に特定する番号が格納される。
子ノード番号135cには、時期135aにおけるノード間の接続のうち、無限大母線6と反対側に存在するノードを一意に特定する番号が格納される。
線路抵抗135dには、時期135aにおける、親ノード番号135bと子ノード番号135cの間の線路抵抗の値が格納される。
線路インピーダンス135eには、時期135aにおける、親ノード番号135bと子ノード番号135cの間の線路インピーダンスの値が格納される。
図5は、需要計画136のテーブル構成図である。需要計画136は、図3の電力網に接続する各需要家の負荷量を管理するデータベースである。テーブル内の値は、入力装置15を介して、ユーザが格納する。
需要計画136は、レコードのフィールドとして、少なくとも、時期136aと、ノード番号136bと、有効電力136cと、無効電力136dと、を含んでいる。
時期136aには、時期情報が格納される。
ノード番号136bには、需要家の電力網上の配置位置を一意に特定する番号が格納される。
有効電力136cには、時期136aにおける、ノード番号136bの箇所に存在する需要家負荷のうち、有効電力の値が格納される。
無効電力136dには、時期136aにおける、ノード番号136bの箇所に存在する需要家負荷のうち、無効電力の値が格納される。
図6は、発電計画137のテーブル構成図である。発電計画136は、図3の電力網に接続する、各発電所の発電量を管理するデータベースである。テーブル内の値は、入力装置15を介して、ユーザが格納する。
発電計画137は、レコードのフィールドとして、少なくとも、時期137aと、ノード番号137bと、有効電力137cと、無効電力137dと、を含んでいる。
時期137aには、時期情報が格納される。
ノード番号137bには、発電所の電力網上の配置位置を一意に特定する番号が格納される。
有効電力137cには、時期137aにおける、ノード番号137の箇所に存在する発電所の発電量のうち、有効電力の値が格納される。
無効電力137dには、時期137aにおける、ノード番号137の箇所に存在する発電所の発電量のうち、無効電力の値が格納される。
図7は、保守計画138のテーブル構成図である。保守計画138は、電力網を構成する各設備の保守計画を管理するデータベースである。テーブル内の値は、入力装置15を介して、ユーザが格納する。
保守計画138は、レコードのフィールドとして、少なくとも、ノード・ブランチ番号138aと、保守時期138bと、保守内容138cと、作業日数138dと、保守コスト138eと、を含んでいる。
ノード・ブランチ番号138aには、電力網を構成する設備の配置位置を一意に特定する番号が格納される。
保守時期138bには、ノード番号138aの場所に存在する設備に対して、定期保守が必要な時期が格納される。実際に作業を行う保守作業日は、当該保守時期の期間内から決定される。
保守内容138cには、ノード番号138aに存在する設備に対して、保守時期138bにおいて実施予定の保守内容の情報が格納される。
作業日数138dには、ノード番号138aに存在する設備に対する保守作業にかかる日数であり、保守により設備に電気を流せない期間でもある。
保守コスト138eには、ノード番号138aに存在する設備に対して、保守時期138bにおいて実施予定の保守にかかるコストの情報が格納される。
図8は、設備容量139のテーブル構成図である。設備容量139は、図3の電力網を構成する各設備の設備容量を管理するデータベースである。テーブルの値は、入力装置15を介して、ユーザが格納する。
設備容量139は、レコードのフィールドとして、少なくとも、設備種別139aと、設備容量139bと、ノード・ブランチ番号139cと、を含んでいる。
設備種別139aには、設備の種別を一意に特定する番号が格納される。
設備容量139bには、設備種別139aの設備の容量の値が格納される。
ノード・ブランチ番号139cには、電力網を構成する設備のうち、設備種別139aに該当する設備の配置位置を一意に特定する番号が格納される。
図9は、第1の潮流計算部16の第1の潮流計算結果140を示すテーブル構成図である。ノードに関する潮流計算結果は140Aであり、ブランチに関する潮流計算結果は140Bである。
潮流計算結果(ノード)140Aは、レコードのフィールドとして、少なくとも、時期140Aaと、ノード番号140Abと、有効電力140Acと、無効電力140Adと、を含んでいる。
時期140Aaには、時期情報が格納される。
ノード番号140Abには、ノードを一意に特定する番号が格納される。
有効電力140Acには、時期140Aaにおける、ノード番号140Abの箇所における有効電力の値が格納される。
無効電力140Adには、時期140Aaにおける、ノード番号140Abの箇所における無効電力の値が格納される。
潮流計算結果(ブランチ)140Bは、レコードのフィールドとして、少なくとも、時期140Baと、親ノード番号140Bbと、子ノード番号140Bcと、有効電力140Bdと、無効電力140Beと、を含んでいる。
時期140Baには、時期情報が格納される。
親ノード番号140Bbには、ノード間接続のうち、無限大母線6の側に存在するノードを一意に特定する番号が格納される。
子ノード番号140Bcには、ノード間接続のうち、無限大母線6と反対側に存在するノードを一意に特定する番号が格納される。
有効電力140Bdには、時期140Baにおける、親ノード番号140Bbと子ノード番号140Bcの間に流れる有効電力の値が格納される。
無効電力140Beには、時期140Baにおける、親ノード番号140Bbと子ノード番号140Bcの間に流れる無効電力の値が格納される。
図10は、廃止・保守計画支援装置1が、ユーザ9に提示する、各時期における系統潮流の画面出力の例である。
図11は、廃止計画候補142のテーブル構成図である。廃止計画候補142は、廃止計画作成部17が抽出した廃止計画候補の情報を管理するデータベースである。
廃止計画候補142は、レコードのフィールドとして、少なくとも、候補番号142aと、時期142bと、ノード・ブランチ番号142cと、廃止コスト142dと、を項目として含んでいる。
候補番号142aには、候補番号を一意に特定する番号が格納される。番号の順序は、例えば、時期142bが早い順としてもよいし、廃止コスト142dが小さい順としてもよい。
時期142bには、時期情報が格納される。
ノード・ブランチ番号142cには、時期142bにおいて廃止可能な設備の電力網上の配置位置を一意に特定する番号が格納される。
廃止コスト142dには、当該廃止計画を実施した際に必要となるコストが格納される。
図12は、廃止計画作成部17の処理を示すフローチャートである。
ステップS1700において、廃止計画作成部17が第1の潮流計算部16から第1の潮流計算結果140を受信することをトリガーとして、廃止計画作成処理が開始される。
ステップS1701において、廃止計画作成部17は、ユーザ9に、ステップS1700で受信した第1の潮流計算結果140と、設備容量139と、に基づき作成した各時期における系統潮流を画面表示する(図10)。
ユーザ9は、表示内容から廃止候補とする設備を選択する。例えば、下記の式(1)に基づき算出される皮相電力が、設備容量と比較して非常に小さいノード番号を廃止候補として選択する。なお、式(1)の計算結果に基づき、廃止計画作成部17が、皮相電力が設備容量と比較して小さい順に所定の数だけノード番号を自動選択して廃止候補とする構成としてもよい。

(皮相電力)=√(有効電力)×(有効電力)+(無効電力)×(無効電力) (1)

ステップS1702において、廃止計画作成部17は、ユーザ9から廃止候補となる設備の情報を取得する。
ステップS1703において、廃止計画作成部17は、ステップ1702で取得した廃止候補となる設備の組み合わせ情報を作成し、第2の潮流計算部18に送信する。例えば、ステップS1702で取得した廃止候補となる設備が(♯5、♯10、♯15)である場合は、これらを辞書式に組み合わせ、(♯5、♯10、♯15)、(♯5、♯10)(♯5、♯15)、(♯10、♯15)、(♯5)、(♯10)、(♯15)の7つの組み合わせを作成し、第2の潮流計算部18に送信する。
ステップS1704において、第2の潮流計算部18は、受信した廃止候補となる設備の組合せごとに、廃止設備に電気が流れない条件下で第2の潮流計算を実施する。
まず、各設備が廃止時における電力網の構成(以下、設備廃止後の電力網構成135A)は、電力網構成135の親ノード番号135b、子ノード番号135cから、受信した廃止組合せのノード・ブランチ番号が含まれているレコードを削除した情報である。
設備廃止後の電力網構成135Aと、需要計画136と、発電計画137と、を入力情報として潮流計算を実施することで、各地点における電気量(電圧、電流、有効電力、無効電力等)を、時期毎に計算し、第2の潮流計算結果141を作成する。設備廃止後の電力網構成135Aと、第2の潮流計算結果141は、送電混雑判定部19に送信される。
ステップS1705において、送電混雑判定部19は、受信した設備廃止後の電力網構成135Aと第2の潮流計算結果141に基づいて、前述の組み合わせ毎に、地域における送電混雑の有無を判定し、廃止計画作成部17に送信する。詳細は、図13で後述する。
ステップS1706において、廃止計画作成部17は、ステップS1705で受信した送電混雑有無の判定結果に基づいて、廃止計画候補を抽出する。詳細は、図15で後述する。
ステップS1707において、廃止計画作成部17は、ステップS1706で廃止計画候補を抽出しなかった場合には、ステップS1708に移動する。廃止計画候補を抽出した場合には、ステップS1704に移動し、ステップS1706で廃止対象となった設備を廃止した場合における電力網の構成を対象に、当該設備を廃止した時期以降について、ステップS1704〜ステップS1706を実施する。例えば、ステップS1706で廃止計画候補として「♯10」、「♯15」を抽出した場合は、ステップS1704に移動してステップS1705、ステップS1706の処理を実行する。すなわち、S1704〜S1707のループにより、全ての廃止計画候補を抽出するまで、廃止計画候補抽出処理を繰り返す。詳細は、図15で後述する。
ステップS1708において、廃止計画作成部17は、ステップS1706で抽出した廃止計画候補を、廃止計画候補142に書き出す。
ステップS1709において、廃止計画作成部17は、ステップS1708で書き出した廃止計画候補を、廃止・保守計画調整部20に送信する。
なお、本実施例では、S1701、S1702の処理により、ユーザ9に廃止候補とする設備を選択させる構成としたが、前述の通り、廃止計画作成部17が、自動で廃止候補とする設備を選択する構成としてもよい。例えば、式(1)の計算結果に基づいて、廃止計画作成部17が、皮相電力が設備容量と比較して小さい順に、所定の数だけノード番号を選択して、廃止候補としてもよい。
図13は、送電混雑判定部19におけるステップS1705の詳細な処理フローである。
ステップS1900において、送電混雑判定部19が、第2の潮流計算部18から、設備廃止後の電力網構成135Aと、第2の潮流計算結果141と、を受信することを契機に、送電混雑判定処理が開始される。
ステップS1901において、送電混雑判定部19は、設備廃止後の電力網構成135Aから2地点の組み合わせを作成する。例えば、電力網内のノード数が100個の場合は、最大で100C2=4950通りの組み合わせを作成する。なお、計算量削減のため、各ノードに重要度の情報を付与し、当該重要度が所定値を上回るノードについてのみ組み合わせを作成する構成としてもよい。この場合の重要度は、ユーザが任意で設定してもよいし、ノードに紐付く設備の状態年齢が大きいものほど高い重要度を自動設定する等してもよい。
ステップS1902において、送電混雑判定部19は、ステップS1901で作成した組み合わせのうち任意の1つに着目する。
ステップS1903において、送電混雑判定部19は、ステップS1902で着目した組み合わせに含まれる2地点間において送電可能量を計算する。計算手法は、例えば、Total Transfer Capability (TTC)に基づき、Available Transfer Capability (ATC)を算出する等が考えられるが、託送可能な電力量を算出できれば、他の計算手法でもよい。
ステップS1904において、送電混雑判定部19は、ステップS1900で受信した第2の潮流計算結果141のうち、ステップS1902で着目した組み合わせに含まれる2地点間に流れる電気量(図14の「送電予定量」に相当)と、ステップS1903で算出した送電可能量(図14の「送電可能量」に相当)から余裕量を引いた値と、を時期毎に比較し、送電予定量が(送電可能量−余裕量)を上回る時期が存在する場合はステップS1905に移動し、送電予定量が(送電可能量−余裕量)を上回る時期が存在しない場合はステップS1906に移動する。ここで、余裕量とは、保守作業停止期間は当該設備には電気を流せないため、その分を考慮して送電可能量の数%程度を余裕として、送電可能量から差し引く量である。
ステップS1905において、送電混雑判定部19は、送電予定量が送電可能量を上回る時期を送電混雑「有」の時期、下回る時期を送電混雑「無」の時期として、メモリに保持する。
ステップS1906において、送電混雑判定部19は、全ての時期を送電混雑「無」として、メモリに保持する。
ステップS1907において、送電混雑判定部19は、ステップS1901で作成した全ての組み合わせについて、ステップS1902〜ステップS1906を実施した場合はステップS1908に移動し、未実施の組み合わせが存在する場合はステップS1902に移動する。
ステップS1908において、送電混雑判定部19は、全組合せの間で、各時期における送電混雑「有」のORを取る。具体的には、時期ごとに、送電混雑「有」の組合せが1つでも存在すればその時期については送電混雑「有」と決定する。一方、送電混雑「有」の組合せが1つも存在しなければ、その時期は送電混雑「無」と決定する。
ステップS1909において、送電混雑判定部19は、各時期における送電混雑判定結果を廃止計画作成部17に送信する。
図15は、廃止計画作成部17における廃止計画候補抽出処理の概念図であり、ステップS1706およびステップS1707の説明図である。
図15は、時期毎の送電混雑判定結果を示している。表中の「○」は送電混雑「有」を、表中の「×」は送電混雑「無」を、それぞれ意味する。
図15(a)は、ステップS1703で作成された、廃止候補設備の組み合わせ情報に含まれる設備を各時期に廃止した場合における送電混雑判定結果を示している。
例えば、「♯10」の行を見ると、2015/4/1に「♯10」を廃止すると2016/4/1の時点で送電混雑が発生するが、2017/4/1以降は送電混雑が発生していないことがわかる。この場合、ステップS1706において、「♯10」を2017/4/1に廃止する計画が、廃止計画候補として抽出される。
また、「♯15」の行を見ると、2015/4/1に「♯15」を廃止しても2015/4/1以降に送電混雑が発生していないことがわかる。この場合、ステップS1706において、「♯15」を2015/4/1に廃止する計画が、廃止計画候補として抽出される。
図15(b)は、ステップS1706において2015/4/1に「♯15」を廃止した後にステップS1704、S1705を実施した後における時期毎の送電混雑判定結果を示している。
図15(b)の例では、2015/4/1に「♯15」を廃止した後は、残る設備(「♯5」、「♯10」)をどのような組み合わせでどの時期に廃止しても、送電混雑が発生することを示している。この場合、これ以上廃止計画候補を抽出できないので、S1707において、「Yes」と判定し、S1708に移動する。
図15(c)は、ステップS1706において、2017/4/1に「♯10」を廃止した後にステップS1704、S1705を実施した後における時期毎の送電混雑判定結果を示している。
図15(c)の例では、2017/4/1に「♯10」を廃止した後は、残る設備(「♯5」、「♯15」)をどのような組み合わせでどの時期に廃止しても、送電混雑が発生することを示している。この場合、これ以上廃止計画候補を抽出できないので、S1707において、「Yes」と判定し、S1708に移動する。
図16は、廃止・保守計画調整部20の処理を示すフローチャートである。
ステップS2000において、廃止・保守計画調整部20は、廃止計画作成部17から廃止計画候補を受信することを契機に、廃止・保守計画調整処理が開始される。
ステップS2001において、廃止・保守計画調整部20は、ステップS2000で受信した複数の廃止計画候補のうち、任意の1つに着目する。
ステップS2002において、廃止・保守計画調整部20は、ステップS2001で着目した廃止計画候補に含まれる設備のうち、任意の1つに着目する。
ステップS2003において、廃止・保守計画調整部20は、ステップS1802で着目した廃止設備について、保守計画138から、廃止時期から最も近い保守時期138bを取得し、その時期を廃止時期と仮決めする。
例えば、図17の例では、ステップS2002で着目した「#15」の設備について、ステップS1706で抽出された廃止時期を「2015/4/1」を、「2015/3/20」に変更して仮決めする。
ステップS2004において、廃止・保守計画調整部20は、ステップS2002で着目した廃止設備以外の設備について、保守時期138bの期間内で保守作業日の取り得る組み合わせを作成し、ステップS2003で仮決めした廃止時期とともに、第3の潮流計算部21に送信する。例えば、図17の例では、「#9」の設備については、2015/3/1から2015/5/20のうちで、通しの日にちが作業日数15日となる組合せとして、「2015/3/1〜2015/3/15」、「2015/3/2〜2015/3/16」、・・・、「2015/5/6〜2015/5/20」を作成する。他の設備についても同様に組合せを検討し、設備間の組合せ分だけ、最終的な組合せが作成される。
ステップS2005において、第3の潮流計算部21は、受信した各設備の保守作業日の組合せと、設備の廃止時期と、に基づき、設備の作業保守日には当該設備には電気が流れず、かつ、設備の廃止時期後には当該設備には電気が流れない条件下で第3の潮流計算を実施する。まず、設備の保守作業日と設備の廃止を考慮した電力網の構成(以下、保守作業日の電力網構成135B)は、電力網の構成135から、時期135aが作業保守日で、電力網構成135の親ノード番号135b、子ノード番号135cに、当該作業保守日である設備のノード・ブランチ番号が含まれているレコードを削除し、さらに、時期135aが廃止時期以降で、電力網構成135の親ノード番号135b、子ノード番号135cに、当該廃止時期に廃止予定である設備のノード・ブランチ番号が含まれているレコードを削除した情報である。保守作業日の電力網構成135Bと、需要計画136と、発電計画137と、を入力情報として潮流計算を実施することで、各地点における電気量(電圧、電流、有効電力、無効電力等)を、時期毎に計算し、第3の潮流計算結果143を作成する。保守作業日の電力網構成135Bと、第3の潮流計算結果143は、送電混雑判定部19に送信される。
ステップS2006において、送電混雑判定部19は、受信した保守作業日の電力網構成135Bと第3の潮流計算結果143とに基づいて、前述の組み合わせ毎に、地域における送電混雑の有無を判定し、廃止・保守計画調整部20に送信する。詳細は、ステップS1904以外は図13と同様である。
ステップS1904において、送電混雑判定部19は、ステップS1900で受信した第2の潮流計算結果141のうち、ステップS1902で着目した組み合わせに含まれる2地点間に流れる電気量(図14の「送電予定量」に相当)と、ステップS1903で算出した送電可能量(図14の「送電可能量」に相当)と、を時期毎に比較し、送電予定量が送電可能量を上回る時期が存在する場合はステップS1905に移動し、送電予定量が送電可能量を上回る時期が存在しない場合はステップS1906に移動する。
なお、図12の送電混雑判定部19では、ステップS1904において、保守作業に伴う設備停止による送電可能量に与える影響を余裕量として概算で扱ったが、図16の送電混雑判定部19では、第3の潮流計算部21は保守作業に伴う設備停止を考慮した形で送電予定量、送電可能量を計算しているため、余裕量を考慮する必要はない。
ステップS2007において、廃止・保守計画調整部20は、全ての時期において送電混雑が発生しない組合せが存在する場合はステップS2008に移動し、存在しない場合はステップS2009に移動する。
ステップS2008において、廃止・保守計画調整部20は、ステップS2003で仮決めした廃止時期を本決定し、また、全ての時期において送電混雑が発生しない組合せを保守作業日として決定し、ステップS2010に移動する。
例えば、図17の例では、「#15」を「2015/3/20」に廃棄すると送電混雑が発生するが、「#9」の保守作業日を「2015/3/1〜2015/3/15」、他の設備の保守日も同様に決めることで送電混雑が解消可能であることから、「#15」を「2015/3/20」に廃止、「#9」を「2015/3/1〜2015/3/15」に保守作業とする。
ステップS2009において、廃止・保守計画調整部20は、ステップS2003の仮決めを解消して廃止時期を当初の計画に戻し、ステップS2010に移動する。
ステップS2010において、廃止・保守計画調整部20は、ステップS2001で着目した廃止計画候補に含まれる全ての設備についてステップS2002〜S2009を実施した場合はステップS2011に移動し、未実施の設備が存在する場合はステップS2002に移動する。
ステップS2011において、廃止・保守計画調整部20は、ステップS2000で受信した複数の廃止計画候補全てに対しステップS2001〜S2010を実施した場合はステップS2012に移動し、未実施の廃止計画候補が存在する場合はS2001に移動する。
ステップS2012において、廃止・保守計画調整部20は、作成した廃止計画、保守計画を画面表示する。表示画面の詳細は、図18で後述する。
図18は、廃止・保守計画調整部20が作成する画面表示の例である。ユーザ9は、図18を参考にして、複数の保守計画案を比較することができる。
ユーザ9は、「各計画のコスト内訳」表の「計画案ID」をクリックすることで、廃止計画の詳細として廃止時期と対象設備と廃止コストを、保守計画の詳細として保守作業日と対象設備と保守内容と保守コストを確認できる。
すなわち、本情報を表示することで、廃止・保守計画支援装置1は、電力会社作業員等であるユーザ9の廃止計画、保守計画の立案業務を支援できる。
17・・・廃止計画作成部
18・・・潮流計算部
19・・・送電混雑判定部
20・・・廃止・保守計画調整部

Claims (6)

  1. 廃止計画作成部と、潮流計算部と、送電混雑判定部と、計画調整部と、表示部と、を備える計画支援装置において、
    前記廃止計画作成部は、電力設備を特定する情報を受け付け、当該受け付けた情報に含まれる電力設備の組み合わせを作成し、
    前記潮流計算部は、複数の電力設備間の接続関係を示す電力網構成情報と、地域内の各地点における電力需要量を時期毎に示す需要計画情報と、地域内の各地点における発電量を時期毎に示す発電計画情報と、に基づき、前記組み合わせに含まれる電力設備を所定時期に廃止した場合の潮流計算を実行し、
    前記送電混雑判定部は、前記電力網構成情報と、前記潮流計算結果と、に基づき、地域で送電混雑が発生するか否かを判定し、
    前記廃止計画作成部は、送電混雑が発生しない場合に、前記組み合わせに含まれる電力設備および前記所定時期をそれぞれ廃止対象設備および仮廃止時期とする廃止計画候補情報を作成し、
    前記計画調整部は、保守対象設備と仮保守時期とを示す保守計画情報と、前記廃止計画候補情報と、に基づき、廃止時期および保守時期を決定し、
    前記表示部は、廃止対象設備と、保守対象設備と、決定された廃止時期及び保守時期と、を表示する、ことを特徴とする計画支援装置。
  2. 請求項1に記載の計画支援装置において、
    前記計画調整部は、前記仮保守時期における潮流計算の結果に基づく送電混雑判定の結果、送電混雑が発生しない場合に、前記廃止時期および前記保守時期を決定する、ことを特徴とする計画支援装置。
  3. 請求項2に記載の計画支援装置において、
    前記送電混雑判定部は、地域内の各地点における送電予定量を算出し、当該送電予定量と前記設備容量情報とを時期毎に比較し、前記送電予定量が前記設備容量を上回る時期が存在しない場合に、送電混雑が発生しないと判定する、ことを特徴とする計画支援装置。
  4. 請求項3に記載の計画支援装置において、
    複数の電力設備には、それぞれ重要度が紐付いており、
    前記送電混雑判定部は、当該重要度が所定値を上回る電力設備を含む地点についてのみ、前記送電混雑判定を行うことを特徴とする計画支援装置。
  5. 請求項4に記載の計画支援装置において、
    状態年齢が大きい電力設備ほど高い重要度が設定されていることを特徴とする計画支援装置。
  6. 廃止計画作成部が、電力設備を特定する情報を受け付け、当該受け付けた情報に含まれる電力設備の組み合わせを作成し、
    潮流計算部が、複数の電力設備間の接続関係を示す電力網構成情報と、地域内の各地点における電力需要量を時期毎に示す需要計画情報と、地域内の各地点における発電量を時期毎に示す発電計画情報と、に基づき、前記組み合わせに含まれる電力設備を所定時期に廃止した場合の潮流計算を実行し、
    送電混雑判定部が、前記電力網構成情報と、前記潮流計算結果と、に基づき、地域で送電混雑が発生するか否かを判定し、
    廃止計画作成部が、送電混雑が発生しない場合に、前記組み合わせに含まれる電力設備および前記所定時期をそれぞれ廃止対象設備および仮廃止時期とする廃止計画候補情報を作成し、
    計画調整部が、保守対象設備と仮保守時期とを示す保守計画情報と、前記廃止計画候補情報と、に基づき、廃止時期および保守時期を決定し、
    表示部が、廃止対象設備と、保守対象設備と、決定された廃止時期及び保守時期と、を表示する、ことを特徴とする計画支援方法。
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