JP2005078170A - 電力取引オークションシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】 送電線の空き容量の有効利用が可能で、かつ、オークションの公平性を保証することが可能な、送電混雑を考慮した電力取引オークションシステムを得る。
【解決手段】 電力の受渡しを行う地点を示す供給エリアとこの供給エリア間を結ぶ送電線の空き容量を登録するシステム情報登録機構4と、入札を受け付ける電力入札受付機構7と、送電線混雑を考慮したオークションを行うオークション機構9と、オークションの決済機構10と、オークション結果開示機構11とを有し、送電混雑を考慮したオークション機構9は、送電混雑を考慮しないオークションを行った結果、潮流値が空き容量を超える送電線がある場合には、市場を分割して各市場毎に取引を成立させるようにする。
【選択図】図9

Description

この発明は、ネットワークを介して電力取引のオークションを行う電力取引オークションシステムに関するものである。
従来の電力取引のオークション方法としては、オークション前に新たな送電混雑が発生しないように各市場参加者の入札量を所定のルールに基づき変更し、この変更した入札量に基づきオークションを実行することにより送電混雑を考慮している(例えば、特許文献1参照)。
また、一般的には、送電混雑を考慮した電力オークション問題を以下に示すように定式化し、この問題を最適化手法である線形計画法で解くことにより、送電混雑を考慮している。
目的関数
Max (ΣPBj・QBj−ΣPSi・QSi)・・・社会的便益の最大化
制約条件
[H]・[P(Q)]<=[ATC] ・・・送電混雑に関する制約
ΣQj−ΣQi=0 ・・・需給バランスに関する制約
ただし、
PBj :買い入札価格
QBj :買い入札量
PSi :売り入札価格
QSi :売り入札量
H :送電線伝達マトリクス
P :エリア毎の電力量ベクトル
ATC :送電線の空き容量ベクトル
特開2003−122956号公報(第4−5頁、第3図)
従来の電力取引のオークション方法においては、新たな送電混雑が発生しないように入札量を修正した後にオークションを行う場合では、オークションの過程で送電混雑を考慮していないため、送電線の空き容量の有効利用ができないという問題があった。
また、最適化計算によりオークション結果を求める場合では、オークションの過程が確認できないため、送電混雑とオークション結果の関係を明確に把握することができず、オークション結果の公平性を判断することが困難であるという問題点があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、送電線の空き容量の有効利用が可能で、かつ、オークションの公平性を保証することが可能な、送電混雑を考慮した電力取引オークションシステムを得ることを目的とする。
この発明に係わる電力取引オークションシステムにおいては、インターネットを介して電力取引のオークションを行う電力取引オークションシステムにおいて、電力の受渡しを行う地点を示す供給エリア及び供給エリア間を結ぶ送電線の情報を登録するシステム情報登録手段、送電線の空き容量を登録する送電線空き容量登録手段、電力の販売側及び購入側の市場参加者からの入札情報をインターネットを介して受け付ける電力入札受付手段、及び送電線の空き容量を考慮して市場参加者からの入札情報に基づきオークションを実行する第一のオークション手段を備えたものである。
この発明は、以上説明したように、インターネットを介して電力取引のオークションを行う電力取引オークションシステムにおいて、電力の受渡しを行う地点を示す供給エリア及び供給エリア間を結ぶ送電線の情報を登録するシステム情報登録手段、送電線の空き容量を登録する送電線空き容量登録手段、電力の販売側及び購入側の市場参加者からの入札情報をインターネットを介して受け付ける電力入札受付手段、及び送電線の空き容量を考慮して市場参加者からの入札情報に基づきオークションを実行する第一のオークション手段を備えたので、送電線の空き容量を考慮したオークションを行うことができ、送電線の空き容量を有効活用することができる。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1を図1に基づいて説明する。
図1は、この発明の実施の形態1による電力取引オークションシステムを示す構成図である。
図1において、電力取引オークションシステム1は、インターネット2を介して、市場参加者3の間の電力商品のオークションを実施し、電力取引の仲介を行うシステムであり、次の4〜11により構成される。
システム情報登録機構4(システム情報登録手段)は、電力の受渡しを行う地点を示す供給エリア、供給エリアと供給エリアを結ぶ送電線等の電力取引市場全体の情報をデータ格納機構8へ登録する。市場参加者情報登録機構5は、市場参加者の会社名、登録供給エリア等の市場参加者の情報をデータ格納機構8へ登録する。送電線空き容量登録機構6(送電線空き容量登録手段)は、送電線の空き容量をデータ格納機構8へ登録する。
電力入札受付機構7(電力入札受付手段)は、インターネット2を介して、市場参加者3からの入札データを受け付け、入札データをデータ格納機構8へ登録する。データ格納機構8は、電力取引オークションに関係するすべての入力データ、および、すべての出力データを格納する。送電混雑を考慮したオークション機構9(第一のオークション手段)は、データ格納機構8に格納されているデータから、送電線の空き容量を考慮したオークションを実施する。
決済機構10は、送電混雑を考慮したオークション機構9からのオークション結果から各市場参加者(プレーヤー)毎の決済を実施し、データ格納機構8へオークション結果ならびに決済結果を登録する。オークション結果開示機構11は、オークション結果および決済結果を、インターネット2を介して、市場参加者3へ開示する。
図2は、この発明の実施の形態1による電力取引オークションを示すフローチャートである。
次に、動作について図2を用いて説明する。
処理ステップS2−1では、システム情報登録機構4により、電力市場全体に関するシステムデータをデータ格納機構8へ登録する。処理ステップS2−2では、市場参加者情報登録機構5により、市場参加者3に関する情報をデータ格納機構8へ登録する。処理ステップS2−3では、送電線空き容量登録機構6により、送電線の空き容量をデータ格納機構8へ登録する。処理ステップS2−4では、電力入札受付機構7により、インターネット2を介して市場参加者3からの入札データを受け付け、データ格納機構8へ登録する。処理ステップS2−5では、オークション機構9により、データ格納機構8に登録されているデータを読込み、送電線の空き容量を考慮したオークションを実施する。
処理ステップS2−6では、決済機構10により、オークション結果から各市場参加者毎の決済を実施し、データ格納機構8へオークション結果と決済結果を登録する。処理ステップS2−7では、オークション結果開示機構11により、インターネット2を介して市場参加者3へオークション結果および決済結果を開示する。
実施の形態1によれば、送電混雑を考慮したオークションを行うので、送電線の空き容量の有効活用することができる。
実施の形態2.
以下、この発明の実施の形態2を図3に基づいて説明する。
図3は、この発明の実施の形態2による電力取引オークションシステムの送電混雑を考慮したオークションを示すフローチャートである。
実施の形態2は、実施の形態1の図2の処理ステップS2−5でオークション機構9によって行われるオークションで、送電線の空き容量を考慮しないオークションの結果、潮流値が空き容量を超過している送電線が存在する場合に市場分割を行い、それぞれの市場毎にオークションを行うことにより、送電線の空き容量を考慮したオークションとするものである。この実施の形態2の送電混雑を考慮したオークションについて、図3を用いて説明する。
処理ステップS3−1では、データ格納機構8に格納されているオークションに必要なすべてのデータを読込む。処理ステップS3−2では、供給エリア間の送電線の空き容量を考慮しないオークションを実施する。処理ステップS3−3では、オークション結果から供給エリアの送電線の潮流値を算出する。処理ステップS3−4では、潮流値が空き容量を超過している送電線が存在しているかを判定する。潮流値が空き容量を超過している送電線が存在する場合は、処理ステップ3−5に処理を移し、存在しない場合は、処理ステップS3−2で求めたオークション結果を最終的なオークション結果としてオークションを終了する。
処理ステップS3−5では、潮流値が空き容量を超過している送電線の中から所定の条件に基づき市場分割点を求め、市場分割を実施する。処理ステップS3−6では、処理ステップS3−5での市場分割に際に、市場全体の需給バランスを守るために、分割された市場に対して仮想入札を設定する。
図4は、この発明の実施の形態2による電力取引オークションシステムの送電混雑を考慮したオークションの例を示す図であり、図4(a)は、オークション条件を示す図、図4(b)は、送電線の空き容量を考慮しないオークションを示す図、図4(c)は、市場分割後のオークションを示す図である。
次に、図4に用いて、さらに詳細に実施の形態2について説明する。
図4では、図4(a)に示されるように、供給エリアが2つあり、2つの供給エリア間の送電線空き容量が50MWである電力取引市場におけるオークションを想定する。
供給エリア1には、100MWを10円/kWhで購入希望の受電A、100MWを9円/kWhで購入希望の受電B、100MWを6円/kWhで購入希望の受電E、100MWを5円/kWhで購入希望の受電F、100MWを8円/kWhで販売希望の送電D、および、100MWを7円/kWhで販売希望の送電Cの入札があり、供給エリア2には、100MWを8円/kWhで購入希望の受電C、100MWを7円/kWhで購入希望の受電D、100MWを4円/kWhで販売希望の送電A、100MWを5円/kWhで販売希望の送電B、100MWを6円/kWhで販売希望の送電Eの入札があるものとする。
上記オークション条件において、2つの供給エリア間の送電線の空き容量を考慮しないオークションを行った結果を図4(b)に示す。オークションは図4(b)のグラフに示すように、販売入札に関して販売価格が安い入札から順番に電力量を積み上げ、購入入札に関しては購入価格が高い入札から順番に電力量を積み上げ、販売と購入がクロスする点で取引量と取引価格を決定する。
図4(b)の送電線の空き容量を考慮しないオークション結果は、総取引量が400MWで、決済価格が7円/kWhとなる。また、各入札のオークション結果は、供給エリア1では、受電Aは100MW購入、受電Bは100MW購入、送電Cは100MWとなり、供給エリア2では受電Cは100MW購入、受電Dは100MW購入、送電Aは100MW販売、送電Bは100MW販売、送電Eは100MW販売となっている。
また、このオークション結果に基づき、送電線の潮流値を算定すると供給エリア2から供給エリア1に向かって100MWとなり、送電線の空き容量50MWを超過しており、このオークション結果では実際に取引することが出来ない。
つぎに、供給エリア間の送電線にて市場分割を行い、分割した各市場にてオークションを実施した結果を図4(c)に示す。市場分割を行うにあたり、市場全体としての需給バランスを保つように市場分割後の各市場に対して仮想入札を設定する。送電線の空き容量と潮流方向に基づき、受電側の市場である供給エリア1に対して、50MWを0円/kWhで販売の入札を設定し、送電側の市場である供給エリア2に対して、50MWを999円/kWhで購入の入札を設定する。これにより、送電線の空き容量50MWを必ず守った上で、各市場毎のオークションが可能となる。
図4(c)の市場分割後のオークション結果は、供給エリア1では総取引量が200MWで、取引価格が8円/kWhとなり、供給エリア2では総取引量が250MWで、取引価格が6円/kWhとなる。また、各入札のオークション結果は、供給エリア1では、受電Aは100MW購入、受電Bは100MW購入、送電Cは100MW販売となり、送電Dは50MW販売となり、供給エリア2では受電Cは100MW購入、受電Dは100MW購入、送電Aは100MW販売、送電Bは100MW販売、送電Eは50MW販売となっている。
以上より、送電線の空き容量50MWを守るため、供給エリア1の送電Dの50MWの販売が増加し、供給エリア2の送電Eの50MWの販売が減少していることが把握できる。
実施の形態2によれば、送電線の空き容量を考慮しないオークションの結果、潮流値が空き容量を超過している送電線が存在する場合は、市場分割を行い、それぞれの市場毎に取引を成立させることにより、送電線の空き容量を考慮したオークションとするので、送電線の空き容量を有効活用することができる。
また、送電線の空き容量を考慮しないオークション実施後に、送電線混雑を考慮したオークションを実行するため、送電混雑によるオークション結果の変化を明確に把握することができ、送電混雑を考慮したオークション結果の公平性を保証することができる。
実施の形態3.
次に、この発明の実施の形態3を図5に基づいて説明する。
図5は、この発明の実施の形態3による電力取引オークションシステムの市場分割処理を示すフローチャートである。
実施の形態3は、送電線の両側の供給エリアの縮約と、その送電線の削除を伴う市場分割処理の詳細についてのものである。図5の手順により行われる。
処理ステップS5−1では、潮流値が空き容量を超過していないすべての送電線に対して、送電線の両端の供給エリアを一つの供給エリアに縮約し、当該送電線を削除する。処理ステップS5−2では、処理ステップS5−1における縮約処理後の各供給エリアの潮流バランスを算定する。処理ステップS5−3では、処理ステップS5−5から処理ステップS5−7の処理を行う潮流値が空き容量を超過する一つの送電線に着目する。
処理ステップS5−4では、潮流値が空き容量を超過するすべての送電線に着目済みであるか判定する。上記送電線すべて着目済みである場合は、処理ステップS5−10に処理を移し、着目済みでない場合は、処理ステップS5−5へ処理を移す。処理ステップS5−5では、潮流値が空き容量を超過する送電線について、両端の供給エリアの潮流バランスが平衡状態であるかを判定する。両端の供給エリアの潮流バランスが平衡状態である場合は、処理ステップS5−8に処理を移し、片端あるいは両端の潮流バランスが平衡状態でない場合は、処理ステップS5−6に処理を移す。
処理ステップS5−6では、潮流値が空き容量を超過する送電線について、両端の供給エリアの潮流バランスが流出あるいは流入であるかを判定する。両端の供給エリアの潮流バランスが流出あるいは流入である場合は、処理ステップS5−8に処理を移し、両端の供給エリアの潮流バランスが異なる場合は、処理ステップS5−7に処理を移す。
処理ステップS5−7では、潮流値が空き容量を超過する送電線について、片端の供給エリアの潮流バランスが流出で片端の供給エリアの潮流バランスが流入であり、かつ、潮流バランスが流出の供給エリアから流入の供給エリアに向かって潮流が流れているかを判定する。上記条件を満たしている場合は、処理ステップS5−8に処理を移し、上記条件を満たしていない場合は、処理ステップS2−3に処理を移す。
処理ステップS5−8では、処理ステップS5−5から処理ステップS5−7までの判定条件を満たす潮流値が空き容量を超過する送電線について、両端の供給エリアを1つの供給エリアに縮約し、当該送電線を削除する。処理ステップS5−9では、処理ステップS5−8における縮約処理後の各供給エリアの潮流バランスを算定する。処理ステップS5−10では、処理ステップS5−8の処理にて削除されずに残った送電線を市場分割点とし、市場分割処理を実行する。
図6は、この発明の実施の形態3による電力取引オークションシステムの供給エリアの潮流バランス算定の例を示す図であり、図6(a)は、潮流バランスが流出の場合を示す図、図6(b)は、潮流バランスが流入の場合を示す図、図6(c)は、潮流バランスが平衡の場合を示す図である。
次に、供給エリアの潮流バランス算定機構について、図6に用いて詳細に説明する。
供給エリアの潮流バランスは、以下の式により定義され、すべての送電線の潮流値が空き容量を超過しない場合の供給エリアに接続する送電線からの潮流値も含めた供給エリアの需給バランスを意味する。
潮流バランス=需給バランス量+Σsign(FLOWk)×min(|FLOWk|,ATCk)
k∈A
ここで、
A :供給エリアに接続する送電線
FLOWk :オークション結果における送電線kの潮流値
Sign(FLOWk):オークション結果における送電線kの潮流方向
(供給エリアへの流入は正、流出は負)
ATCk :送電線kの空き容量
図6(a)の例は、潮流バランスが流出の場合であり、供給エリアの需給バランス量が110MWの供給不足、空き容量60MWの送電線から80MWの流入、空き容量90MWの送電線から70MWの流入、空き容量10MWの送電線へ40MWの流出があり、潮流バランスは10MWの流出となる。
図6(b)の例は、潮流バランスが流入の場合であり、供給エリアの需給バランス量が40MWの供給不足、空き容量30MWの二つの送電線から80MWの流入、40MWの流出があり、潮流バランスは30MWの流入となる。
図6(c)の例は、潮流バランスが平衡の場合であり、供給エリアの需給バランス量が30MWの供給不足、空き容量50MWの送電線から30MWの流入があり、潮流バランスは0MWの平衡となる。
図7は、この発明の実施の形態3による電力取引オークションシステムの送電混雑が発生していない送電線の削除方法の例を示す図であり、図7(a)は、送電混雑が発生していない送電線の削除を示す図、図7(b)は、潮流バランスの算定を示す図である。
次に、潮流値が空き容量を超過していない送電線について、両端の供給エリアを一つの供給エリアに縮約して当該送電線を削除する基本供給エリア縮約機構について、図7を用いて詳細に説明する。
図7では、4つの供給エリア、6つの送電線がある電力市場に対する例を示す。 図7(a)は、送電線の空き容量を考慮しないオークション結果である。供給エリア3と供給エリア6の間の送電線は、空き容量150MWで潮流値は100MWであり、潮流値が空き容量を超過していない。また、供給エリア4と供給エリア7の間の送電線は、空き容量150MWで潮流値100MWであり、潮流値が空き容量を超過していない。このためこの2つの送電線は市場分割点となり得ないため、供給エリア3と供給エリア6、供給エリア4と供給エリア7を縮約し、これら供給エリア間の送電線を削除する。
図7(b)は、基本供給エリア縮約機構にて縮約を行った各供給エリアに対して、潮流バランスを算定した結果を示す。供給エリア3と供給エリア6は縮約され、供給エリア3‘となり、需給バランス量は20MWの供給過剰となっている。また、供給エリア4と供給エリア7は縮約され、供給エリア4’となり、需給バランス量は80MWの供給不足となっている。
図8は、この発明の実施の形態3による電力取引オークションシステムの送電混雑が発生している送電線の削除方法の例を示す図であり、図8(a)は、送電混雑が発生している送電線の削除を示す図、図8(b)は、潮流バランスの算定を示す図、図8(c)は、送電混雑が発生している送電線の削除を示す図、図8(d)は、潮流バランスの算定を示す図である。
次に、潮流値が空き容量を超過している送電線について、両端の供給エリアを潮流バランスに基づく所定の条件により、両端の供給エリアを一つの供給エリアに縮約して当該送電線を削除する条件付き供給エリア縮約機構について、図8を用いて詳細に説明する。
図8では、図7で説明した基本供給エリア縮約機構による結果に対する条件付き供給エリア縮約機構の動作を示す。
図8(a)では、供給エリア2と供給エリア3‘の間の送電線に着目し、供給エリア2の潮流バランスが平衡状態となっているため、供給エリア2と供給エリア3’を縮約し、当該送電線を削除する。
図8(b)は、供給エリア2と供給エリア3を縮約後、潮流バランスを計算した結果を示しており、供給エリア2と供給エリア3‘を縮約した供給エリア3’の需給バランスは、200MWの供給不足、潮流バランスは流入となっている。
次に、供給エリア3‘と供給エリア4’の間の送電線に着目し、供給エリア3‘の潮流バランスが流入、供給エリア4‘の潮流バランスが流出、かつ、潮流方向が供給エリア3’から供給エリア4’に向かっているため、供給エリア3‘と供給エリア4’を縮約し、当該送電線を削除する。
図8(c)は、供給エリア3‘と供給エリア4’を縮約後、潮流バランスを計算した結果を示しており、供給エリア3‘と供給エリア4’を縮約した供給エリア3’の需給バランスは280MWの供給不足、潮流バランスは流入となっている。
次に、供給エリア3‘と供給エリア5の間の送電線に着目し、供給エリア3’の潮流バランスが流入、供給エリア5の潮流バランスが流入となっているため、供給エリア3‘と供給エリア5を縮約し、当該送電線を削除する。
図8(d)は、供給エリア3‘と供給エリア5を縮約後、潮流バランスを計算した結果を示しており、供給エリア3‘と供給エリア5を縮約した供給エリア3’の需給バランスは、400MWの供給不足、潮流バランスは流入となっている。
次に、供給エリア3‘と供給エリア1の間の送電線に着目し、供給エリア3’の潮流バランスが流入、供給エリア1の潮流バランスが流出、かつ、潮流方向が供給エリア1から供給エリア3‘に向かっているため、供給エリア3’と供給エリア5を縮約せず、当該送電線を市場分割点とする。
実施の形態3によれば、市場分割を行い、送電線の空き容量を考慮したオークションを行うので、送電線の空き容量の有効活用することができる。
また、送電線の空き容量を考慮しないオークション実施後に、送電線混雑によるオークションを実行するため、送電混雑により結果の変化を明確に把握することができ、送電混雑を考慮したオークション結果の公平性を保証することができる。
さらに、潮流バランスに基づく所定の条件により市場分割を行い、送電線の空き容量を考慮したオークションを行うので、オークションの最適性を保証することができる。
実施の形態4.
次に、この発明の実施の形態4を図9に基づいて説明する。実施の形態4は、4つの供給エリアにより、実施の形態2及び実施の形態3を総合的に説明するものである。
図9は、この発明の実施の形態4による電力取引オークションシステムを示す構成図である。
図9において、電力取引オークションシステム1は、インターネット2を介して、市場参加者3の間の電力商品のオークションを実施し、電力取引の仲介を行うシステムであり、次の4〜11により構成される。
システム情報登録機構4は、電力の受渡しを行う地点を示す供給エリア、供給エリアと供給エリアを結ぶ送電線等の電力取引市場全体の情報をデータ格納機構8へ登録する。市場参加者情報登録機構5は、市場参加者3の会社名、登録供給エリア等の市場参加者3の情報をデータ格納機構8へ登録する。送電線空き容量登録機能6は、送電線の空き容量をデータ格納機構8へ登録する。
電力入札受付機構7は、インターネット2を介して、市場参加者3からの入札データを受け付け、入札データをデータ格納機能8へ登録する。データ格納機構8は、電力取引オークションに関係するすべての入力データ、および、すべての出力データを格納する。送電混雑を考慮したオークション機構9は、データ格納機能8に格納されているデータから、送電線の空き容量を考慮したオークションを実施する。決済機構10は、送電混雑を考慮したオークション機構9からのオークション結果から各プレーヤー毎の決済を実施し、データ格納機構8へオークション結果ならびに決済結果を登録する。オークション結果開示機構11は、オークション結果および決済結果を、インターネット2を介して、市場参加者3へ開示する。
送電混雑を考慮したオークション機構9(第一のオークション手段)は、次の12〜14、18により構成されている。
オークション機構12(第二のオークション手段)は、送電線の空き容量を考慮しないオークションを実施する。送電線潮流値算定機構13(送電線潮流値算定手段)は、オークション機構12の結果に基づき、送電線の潮流値を算定する。市場分割機構14(市場分割手段)は、送電線潮流値算定機構13で求めた送電線の潮流状態から、市場分割点を抽出し、市場分割を実施する。仮想入札設定機構18(仮想入札設定手段)は、市場全体の需給バランスを守るために市場分割機構13にて分割された各市場に対して仮想入札を設定する。
市場分割機構14は、次の15〜17により構成されている。
基本供給エリア縮約機構15(基本供給エリア縮約手段)は、市場分割において、送電線の潮流値が空き容量を超過していない送電線の両端の供給エリアを一つの供給エリアに縮約し、当該送電線を削除する。条件付き供給エリア縮約機構16(条件付き供給エリア縮約手段)は、市場分割において、送電線の潮流値が空き容量を超過している送電線について、当該送電線の両端の供給エリアの潮流バランスに基づく所定の条件を満たす場合、両端の供給エリアを一つの供給エリアに縮約し、当該送電線を削除する。潮流バランス算定機構17(潮流バランス算定手段)は、基本供給エリア縮約機構15の実行後及び条件付き供給エリア縮約機構16の実行後の各供給エリアの潮流バランスを算定する。
図10は、この発明の実施の形態4による電力取引オークションシステムの送電混雑を考慮したオークション条件を示す図である。
図11は、この発明の実施の形態4による電力取引オークションシステムの送電混雑を考慮したオークション過程を示す図であり、図11(a)は、送電線の空き容量を考慮しないオークションを示す図、図11(b)は、送電混雑が発生していない送電線の削除を示す図、図11(c)は、送電混雑が発生している送電線の削除を示す図、図11(d)は、市場分割と仮想入札設定を示す図である。
図12は、この発明の実施の形態4による電力取引オークションシステムの送電混雑を考慮したオークション結果を示す図である。
次に、図10〜図12を用いてさらに詳細に説明する。
図10は供給エリアが4つあり、4つの送電線がある電力市場におけるオークションの条件を示している。
供給エリア1では4名の市場参加者(Player)が入札しており、供給エリア2では3名の市場参加者が入札しており、供給エリア3では2名の市場参加者が入札しており、供給エリア4では2名の市場参加者が入札している。
図11、図12は、送電混雑を考慮したオークションの過程を示している。上
上記オークション条件において、4つの送電線の空き容量を考慮しないオークションを行った結果を図11(a)に示す。
送電線の空き容量を考慮しないオークション結果は、総取引量が430MWで、取引価格が7円/kWhとなる。また、各入札のオークション結果は、図11(a)の表に示すとおりとなっている。このオークション結果に基づき、送電線の潮流値を算定すると4つの送電線の内、供給エリア3と供給エリア4を結ぶ送電線を除く3つの送電線の潮流値が空き容量を超過しており、このオークション結果では実際に取引することが出来ない。
次に、潮流値が空き容量を超過していない送電線の縮約について図11(b)に示す。供給エリア3と供給エリア4の間の送電線は、空き容量が200MWで潮流値が130MWであるので、潮流値が空き容量を超過していないため、市場分割点となり得ない。このため、供給エリア3と供給エリア4を縮約し、供給エリア3‘を作成し、当該送電線を削除する。縮約された各供給エリア3’の潮流バランスを算定すると流出となる。
次に、市場分割点を決定するための潮流値が空き容量を超過している送電線の縮約について図11(c)に示す。初めに、供給エリア1と供給エリア2の間の送電線に着目し、供給エリア1は潮流バランスが流入で、供給エリア2の潮流バランスは流入であり、縮約条件を満たすため、供給エリアを縮約し供給エリア2‘を作成し、当該送電線を削除する。図11(c)の左図は、縮約後の供給エリア2’の潮流バランスを算定した結果を示す。次に、供給エリア2‘と供給エリア3’の間の送電線に着目し、供給エリア2‘の潮流バランスは流入、供給エリア3’の潮流バランスは流出であり、かつ、潮流方向が供給エリア3‘から供給エリア2’へ向かっており、縮約条件を満たさないため、当該送電線を削除せずに、市場分割点とする。
次に、市場分割点における市場分割と仮想入札の設定について図11(d)に示す。上記で決定した供給エリア2と供給エリア3の間の送電線にて市場分割を行い、供給エリア1と供給エリア2からなる市場と、供給エリア3と供給エリア4からなる市場を作る。また、市場分割を行うにあたり、市場全体としての需給バランスを保つように市場分割後の各市場に対して仮想入札を設定する。市場分割点となる送電線の空き容量と潮流方向に基づき、受電側の市場である供給エリア2に対して、300MWを0円/kWhで販売の入札を設定し、送電側の市場である供給エリア3に対して、300MWを999円/kWhで購入の入札を設定する。これにより、送電線の潮流を空き容量300MWを必ず守った上で、各市場後とのオークションが可能となる。
市場分割後の各市場に対して送電線の空き容量を考慮しないオークションを行った結果を図12に示す。供給エリア1と供給エリア2からなる市場では、総取引量が430MWで、取引価格が7.6円/kWhとなり、供給エリア3と供給エリア4からなる市場では、総取引量が300MWで、取引価格が6.8円/kWhとなる。
以上より、最終的にこのオークションでは、供給エリア2と供給エリア3の間の送電線に混雑が残り、この送電線の空き容量300MWを守るため、各市場参加者のオークション結果が変更されていることが把握できる。
実施の形態4によれば、、市場分割を行い送電線の空き容量を考慮したオークションを行うので、送電線の空き容量の有効活用することができる。
また、送電線の空き容量を考慮しないオークション実施後に、送電線混雑によるオークションを実行するため、送電混雑により結果の変化を明確に把握することができ、送電混雑を考慮したオークション結果の公平性を保証することができる。
さらに、潮流バランスに基づく所定の条件により市場分割を行い送電線の空き容量を考慮したオークションを行うので、オークションの最適性を保証することができる。
この発明の実施の形態1による電力取引オークションシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態1による電力取引オークションを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による電力取引オークションシステムの送電混雑を考慮したオークションを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態2による電力取引オークションシステムの送電混雑を考慮したオークションの例を示す図である。 この発明の実施の形態3による電力取引オークションシステムの市場分割処理を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態3による電力取引オークションシステムの供給エリアの潮流バランス算定の例を示す図である。 この発明の実施の形態3による電力取引オークションシステムの送電混雑が発生していない送電線の削除方法の例を示す図である。 この発明の実施の形態3による電力取引オークションシステムの送電混雑が発生している送電線の削除方法の例を示す図である。 この発明の実施の形態4による電力取引オークションシステムを示す構成図である。 この発明の実施の形態4による電力取引オークションシステムの送電混雑を考慮したオークション条件を示す図である。 この発明の実施の形態4による電力取引オークションシステムの送電混雑を考慮したオークション過程を示す図である。 この発明の実施の形態4による電力取引オークションシステムの送電混雑を考慮したオークション結果を示す図である。
符号の説明
1 電力取引オークションシステム
2 インターネット
3 市場参加者
4 システム情報登録機構
5 市場参加者情報登録機構
6 送電線空き容量登録機能
7 電力入札受付機構
8 データ格納機能
9 送電混雑を考慮したオークション機構
10 決済機構
11 オークション結果開示機構
12 オークション機構
13 送電線潮流値算定機構
14 市場分割機構
15 基本供給エリア縮約機構
16 条件付き供給エリア縮約機構
17 潮流バランス算定機構
18 仮想入札設定機構

Claims (4)

  1. インターネットを介して電力取引のオークションを行う電力取引オークションシステムにおいて、電力の受渡しを行う地点を示す供給エリア及び上記供給エリア間を結ぶ送電線の情報を登録するシステム情報登録手段、上記送電線の空き容量を登録する送電線空き容量登録手段、電力の販売側及び購入側の市場参加者からの入札情報を上記インターネットを介して受け付ける電力入札受付手段、及び上記送電線の空き容量を考慮して上記市場参加者からの入札情報に基づきオークションを実行する第一のオークション手段を備えたことを特徴とする電力取引オークションシステム。
  2. 上記第一のオークション手段は、上記送電線の空き容量を考慮しないオークションを実行する第二のオークション手段、この第二のオークション手段によるオークション結果から上記送電線の潮流値を算定する送電線潮流値算定手段、この送電線潮流値算定手段によって算定された送電線の潮流状態から市場分割点を求め、この市場分割点に基づき、それぞれ上記供給エリアを含むように市場を分割する市場分割手段、及びこの市場分割手段によって分割された各市場に対して、市場全体の需給バランスを守るための仮想入札を設定する仮想入札設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の電力取引オークションシステム。
  3. 上記市場分割手段は、上記送電線潮流値算定手段によって算定された潮流値が空き容量を超過していない送電線の両端の供給エリアを一つの供給エリアに縮約して上記送電線を削除する基本供給エリア縮約手段、上記送電線潮流値算定手段によって算定された潮流値が空き容量を超過する送電線の中で、潮流バランスに基づく所定の条件を満たす送電線の両端の供給エリアを一つの供給エリアに縮約して上記送電線を削除する条件付き供給エリア縮約手段、及び上記基本供給エリア縮約手段または上記条件付き供給エリア縮約手段の実行後の各供給エリアの潮流バランスを算定する潮流バランス算定手段を有することを特徴とする請求項2記載の電力取引オークションシステム。
  4. 上記条件付き供給エリア縮約手段の所定の条件は、上記送電線潮流値算定手段によって算定された潮流値が空き容量を超過している送電線の少なくとも一端の供給エリアの潮流バランスが均衡状態である場合、上記送電線潮流値算定手段によって算定された潮流値が空き容量を超過している送電線の両端の供給エリアの潮流バランスが流出または流入の場合、及び上記送電線潮流値算定手段によって算定された潮流値が空き容量を超過している送電線の一端の供給エリアの潮流バランスが流出で上記送電線の他端の供給エリアの潮流バランスが流入で、かつ上記流入端の供給エリアから流出端の供給エリアに向かって潮流が流れている場合のいずれかの場合であることを特徴とする請求項3記載の電力取引オークションシステム。
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