JP2016138549A - スプリッタブレードを組み込んだ軸流圧縮機ロータ - Google Patents

スプリッタブレードを組み込んだ軸流圧縮機ロータ Download PDF

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Louis Dipietro Anthony Jr
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Abstract

【課題】圧縮機ブレード及びスプリッタブレード翼形部を含むロータブレード列を有する。【解決手段】軸流圧縮機のロータ38は、中心軸線の周りで回転するように取り付けられ、その外周が流路面を定めるディスク40と、流路面から半径方向外方に延びる翼形部形状の軸流圧縮機ブレード52のアレイである。圧縮機ブレードは根元54、先端56、前縁62、及び後縁64を有し、翼弦寸法を有し、円周方向間隔で離間され、翼弦寸法の円周方向間隔に対する比がブレード剛率パラメータを定める。軸流圧縮機ブレードのアレイと交互に並ぶ翼形部形状のスプリッタブレード152アレイは、根元154、先端156、前縁162、及び後縁164を有する。スプリッタブレードの根元における翼弦寸法及びスプリッタブレードの翼長寸法のうちの少なくとも一方は、圧縮機ブレードの対応する寸法を下回る。【選択図】図2

Description

本発明は、一般にターボ機械圧縮機に関し、より具体的には、かかる圧縮機のロータブレード段に関する。
ガスタービンエンジンは、直列に流れ連通した状態で、圧縮機、燃焼器、及びタービンを含む。タービンは、圧縮機に機械的に結合し、これら3つの構成要素がターボ機械コアを定める。コアは、既知の方式で動作可能であり、高温加圧燃焼ガス流を発生させて、エンジンを動作させ、並びに、推進推力を提供するといった有用な仕事又は機械的仕事を行う。1つの一般的な形式の圧縮機は、複数のロータ段を備えた軸流圧縮機であり、ロータ段の各々は圧縮機ブレードと呼ばれる軸流翼形部を備えたディスクを有する。
熱力学的サイクル効率に関する理由で、最高可能圧力比(すなわち、入口圧力の出口圧力に対する比)を有する圧縮機を組み込むことが一般に望ましい。最小数の圧縮機段を含むこともまた望ましい。しかしながら、最大圧力比と所定の圧縮機段を通ることが可能な質量流量に対する相互に関連のある空気力学的限界がよく知られている。
所定のロータブレード列で使用される圧縮機翼形部の総数を最小にすることにより、重量を削減し、ロータ性能を改善し、製造を簡単にすることが知られている。しかしながら、翼形部ブレードの数が少なくなると、それに付随するハブ剛率の低下により、ロータ翼形部のハブ領域における空気流の翼形部表面からの望ましくない分離を生じさせる傾向がある。
非軸対称の「スカロップ」表面プロファイルを有するディスクを構成して、ディスクの機械的応力を小さくすることもまた知られている。この特徴部の空気力学的な悪影響は、流れ領域を通るロータブレード列を増やすこと、及び、空気流分離を促進する空気力学的負荷レベルを増大させることである。
従って、十分な失速範囲で、空気力学的性能と構造的性能との許容可能なバランスで動作可能な圧縮機ロータに対する要求が依然としてある。
米国特許第8529210号明細書
この要求は、圧縮機ブレード及びスプリッタブレード翼形部を含むロータブレード列を有する軸流圧縮機を提供する本発明によって対処される。
本発明の1つの態様によれば、圧縮機装置はロータを含み、該ロータは、中心軸線の周りで回転するように取り付けられ、その外周が流路面を定めるディスクと、流路面から半径方向外方に延びる翼形部形状の軸流圧縮機ブレードのアレイであって、圧縮機ブレードが各々、根元、先端、前縁、及び後縁を有し、圧縮機ブレードは、翼弦寸法を有し、円周方向間隔で離間され、翼弦寸法の円周方向間隔に対する比がブレード剛率パラメータを定める、軸流圧縮機ブレードのアレイと、圧縮機ブレードと交互に並ぶ翼形部形状のスプリッタブレードのアレイであって、スプリッタブレードが各々、根元、先端、前縁、及び後縁を有する、スプリッタブレードのアレイと、を含み、スプリッタブレードの根元における翼弦寸法及びスプリッタブレードの翼長寸法のうちの少なくとも一方は、圧縮機ブレードの対応する寸法を下回る。
本発明の別の態様によれば、剛率パラメータは、正常動作条件下のハブ流分離をもたらすように選択される。
本発明の別の態様によれば、流路面は回転体でない。
本発明の別の態様によれば、流路面は、隣接する圧縮機ブレード間に凹スカロップを含む。
本発明の別の態様によれば、スカロップは、圧縮機ブレードの根元に隣接して最小半径方向深さを有し、隣接する圧縮機ブレードのほぼ中間の位置にて最大半径方向深さを有する。
本発明の別の態様によれば、各スプリッタブレードは、2つの隣接する圧縮機ブレードのほぼ中間に配置される。
本発明の別の態様によれば、スプリッタブレードは、ディスクに対して、スプリッタブレードの後縁が圧縮機ブレードの後縁とほぼ同じ軸方向位置になるように位置決めされる。
本発明の別の態様によれば、スプリッタブレードの前記翼長寸法は、圧縮機ブレードの翼長寸法の50%又はそれを下回る。
本発明の別の態様によれば、スプリッタブレードの前記翼長寸法は、圧縮機ブレードの翼長寸法の30%又はそれを下回る。
本発明の別の態様によれば、スプリッタブレードのその根元における前記翼弦寸法は、圧縮機ブレードのその根元における前記翼弦寸法の50%又はそれを下回る。
本発明の別の態様によれば、スプリッタブレードのその根元における前記翼弦寸法は、圧縮機ブレードのその根元における前記翼弦寸法の50%又はそれを下回る。
本発明の別の態様によれば、圧縮機は、複数の軸流段を含み、少なくとも選択された1つの段は、中心軸線の周りで回転するように取り付けられ、その外周が流路面を定めるディスクと、流路面から半径方向外方に延びる翼形部形状の軸流圧縮機ブレードのアレイであって、圧縮機ブレードが各々、根元、先端、前縁、及び後縁を有し、圧縮機ブレードは、翼弦寸法を有し、円周方向間隔で離間され、前記翼弦寸法の前記円周方向間隔に対する比がブレード剛率パラメータを定める、軸流圧縮機ブレードのアレイと、圧縮機ブレードと交互に並ぶ翼形部形状のスプリッタブレードのアレイであって、スプリッタブレードが各々、根元、先端、前縁、及び後縁を有する、スプリッタブレードのアレイと、を含み、スプリッタブレードの根元における翼弦寸法及びスプリッタブレードの翼長寸法のうちの少なくとも一方は、圧縮機ブレードの対応する寸法を下回る。
本発明の別の態様によれば、剛率パラメータは、正常動作条件下のハブ流分離をもたらすように選択される。
本発明の別の態様によれば、流路面は回転体でない。
本発明の別の態様によれば、流路面は、隣接する圧縮機ブレード間に凹スカロップを含む。
本発明の別の態様によれば、スプリッタブレードの翼長寸法は、圧縮機ブレードの前記翼長寸法の50%又はそれを下回る。
本発明の別の態様によれば、スプリッタブレードの前記翼長寸法は、圧縮機ブレードの翼長寸法の30%又はそれを下回る。
本発明の別の態様によれば、スプリッタブレードのその根元における前記翼弦寸法は、圧縮機ブレードのその根元における前記翼弦寸法の50%又はそれを下回る。
本発明の別の態様によれば、スプリッタブレードのその根元における前記翼弦寸法は、圧縮機ブレードのその根元における前記翼弦寸法の50%又はそれを下回る。
本発明の別の態様によれば、選択された段は、圧縮機の最後方ロータである。
本発明は、添付の図面との組合せで解釈される以下の説明を参照して最も良く理解することができる。
本発明の態様により構築された圧縮機ロータ装置を組み込んだガスタービンエンジンの概略断面図。 圧縮機装置のロータの一部の斜視図。 圧縮機装置のロータの一部の平面図。 圧縮機装置のロータの一部の後方立面図。 図4の線5−5に沿った側面図。 図4の線6−6に沿った側面図。 代替的な圧縮機装置のロータの一部の斜視図。 代替的な圧縮機装置のロータの一部の平面図。 代替的な圧縮機装置のロータの一部の後方立面図。 図9の線10−10沿った側面図。 図9の線11−11に沿った側面図。
種々の図を通じて同一の参照符号が同じ要素を示す図面を参照すると、図1は、全般的に10で示されるガスタービンエンジンを示す。エンジン10は、長手方向中心軸線11を有し、軸流シーケンスにおいて、ファン12、低圧圧縮機又は「ブースタ」14、高圧圧縮機(「HPC」)16、燃焼器18、高圧タービン(「HPT」)20、及び低圧タービン(「LPT」)22を含む。HPC16、燃焼器18、及びHPT20は集合的にエンジン10のコア24を定める。HPT20及びHPC16は、外側シャフト26によって相互接続される。ファン12、ブースタ14、及びLPT22は集合的にエンジン10の低圧システムを定める。ファン12、ブースタ14、及びLPT22は、内側シャフト28によって相互接続される。
動作中、HPC16からの加圧空気は、燃焼器18内で燃料と混合されて燃焼し、燃焼ガスを発生させる。これらのガスからHPT20によって一部の仕事が抽出され、これが外側シャフト26を介して圧縮機16を駆動する。燃焼ガスの残りは、コア24からLPT22へと排出される。LPT22は、燃焼ガスから仕事を抽出し、内側シャフト28を通じてファン12及びブースタ14を駆動する。ファン12が動作して、加圧されたファン空気流を発生させる。ファン流の第1の部分(「コア流」)は、ブースタ14及びコア24に入り、ファン流の第2の部分(「バイパス流」)は、コア24を囲むバイパスダクト30を通じて排出される。図示した例は高バイパス・ターボファンエンジンであるが、本発明の原理は、低バイパス・ターボファン、ターボジェット、及びターボシャフトなど、他の型式のエンジンにも同様に適用可能である。
本明細書で使用される用語「軸方向」及び「長手方向」は、両方とも、中心軸線11に平行な方向を意味し、他方、「半径方向」は、軸方向に対して垂直な方向を意味し、「接線方向」又は「円周方向」は、軸方向及び半径方向に対して相互に垂直な方向を意味する。本明細書で使用される用語「前方」又は「前」は、構成要素を通って又はその周りを通る空気流において相対的に上流の位置を意味し、用語「後方」又は「後」は、構成要素を通って又はその周りを通る空気流において相対的に下流の位置を意味する。この流れの方向は、図1において矢印「F」で示される。これらの方向に関する用語は、単に説明の便宜上用いられるものであり、それによって説明される構造の特定の配向を要求するものではない。
HPC16は、軸方向流体流、すなわち中心軸線11に対して概ね平行に流れる流体に関して構成される。これは、遠心圧縮機又は混流圧縮機とは対照的である。HPC16は、多数の段を含み、その各々が、回転ディスク34に(一般的に)取り付けられた翼形部又はブレード32の列と静止翼形部又はベーン36の列とを備えたロータを含む。ベーン36は、上流のブレード32の列から流出した空気流が下流のブレード32の列に流入する前に、この空気流の向きを変える役割を果たす。
図2〜図6は、本発明の第1の例示的な実施形態により構築された、HPC16に包含するのに適したロータ38の一部を示す。一例として、ロータ38は、HPC16の後ろ半分の段の1つ又はそれ以上、特に、最後の又は最後方の段に組み入れることができる。
ロータ38は、ウェブ42及びリム44を有するディスク40を含む。完全なディスク40は、中心軸線11の周りで回転するように取り付けられた環状構造であることが理解されるであろう。リム44は、前端46及び後端48を有する。環状流路面50が、前端46と後端48との間に延びる。
圧縮機ブレード52のアレイが、流路面50から延びる。各圧縮機ブレードは、流路面50にある根元54から先端56まで延びており、前縁62及び後縁64にて凸面の負圧側面60に接合される凹面の正圧側面58を含む。図5で最も良く分かるように、各圧縮機ブレード52は、根元54から先端56までの半径方向距離として定義される翼長(又は翼長寸法)「S1」と、前縁62と後縁64とを結ぶ仮想直線の長さとして定義される翼弦(又は翼弦寸法)「C1」とを有する。圧縮機ブレード52の特定の設計に応じて、その翼弦C1は、翼長S1に沿った異なる位置において異なっていてもよい。本発明の目的に関して、適切な測定値は、根元54における翼弦C1である。
図4で分かるように、流路面50は、回転体ではない。むしろ、流路面50は、非軸対称表面プロファイルを有する。非軸対称表面プロファイルの一例として、圧縮機ブレード52の各々の隣接対の間の凹曲線又は「スカロップ」66で輪郭を描くことができる。比較目的で、図4の点線は、圧縮機ブレード52の根元54を通る半径を有する仮想的な円柱面を示す。流路面の湾曲は、その最大半径(又はスカロップ66の最少半径方向深さ)を圧縮機ブレード根元54にて有し、その最小半径(又はスカロップ66の最大半径方向深さ「d」)を隣接する圧縮機ブレード52間のほぼ中間の位置にて有する。
定常状態又は過渡的な動作中、このスカロップ形構成は、流路面50に沿ったリム44上の翼形部ハブ交点における機械的及び熱的フープ応力集中の大きさを低減するのに有効である。これは、ディスク40の許容できる長い構成要素寿命を達成するという目標に寄与する。流路面50をスカロップ形にすることの空気力学的な悪影響は、隣接する圧縮機ブレード52間のロータ通路流れ面積を増大させることである。このロータ通路を通る流れ面積の増大は、空気力学的負荷レベルを高め、これが次に、圧縮機ブレード52の負圧側面60上の望ましくない流れ分離を、根元54付近の内側部分にて、及び後方位置、例えば前縁62から翼弦距離C1のおよそ75%の位置にて引き起こす傾向がある。
スプリッタブレード152のアレイが、流路面50から延びる。圧縮機ブレード52の各対の間に1つのスプリッタブレード152が配置される。円周方向において、スプリッタブレード152は、2つの隣接する圧縮機ブレード52の中間に又は円周方向に偏らせて配置することができ、又はスカロップ66の最も深い部分dと円周方向で位置合わせすることができる。別の言い方をすれば、圧縮機ブレード52及びスプリッタブレード152は、流路面50の外周の周りで交互に並ぶ。各スプリッタブレード152は、流路面50にある根元154から先端156まで延び、前縁162及び後縁164にて凸面の負圧側面160に接合される凹面の正圧側面158を含む。図6で最も良く分かるように、各スプリッタブレード152は、根元154から先端156までの半径方向距離として定義される翼長(又は翼長寸法)「S2」と、前縁162と後縁164とを結ぶ仮想直線の長さとして定義される翼弦(又は翼弦寸法)「C2」とを有する。スプリッタブレード152の特定の設計に応じて、その翼弦C2は、翼長S2に沿った異なる位置において異なっていてもよい。本発明の目的に関して、適切な測定値は、根元154における翼弦C2である。
スプリッタブレード152は、ロータ38のハブ剛率を局所的に高め、それにより上述の圧縮機ブレード52からの流れ分離を防止するように機能する。同様の効果は、単に圧縮機ブレード52の数を増やし、従ってブレード間の間隔を短くすることによって得ることもできる。しかしながら、これは、空気力学的効率の低下として現れることになる空気力学的表面積摩擦損失の増大、及びロータ重量の増大という望ましくない副次的影響を有する。従って、スプリッタブレード152の寸法及びそれらの位置は、流れ分離を防止すると同時にその表面積を最小限にするように選択することができる。スプリッタブレード152は、リム44に対して、その後縁164が圧縮機ブレード52の後縁とほぼ同じ軸方向位置になるように位置決めされる。これは図3で見ることができる。スプリッタブレード152の翼長S2及び/又は翼弦C2は、対応する圧縮機ブレード52の翼長S1及び翼弦C1を1として何割か小さくすることができる。これらは、「部分翼長(part−span)」及び/又は「部分翼弦(part−chord)」スプリッタブレードと呼ぶことができる。例えば、翼長S2は、翼長S1と等しいか又はそれより短くすることができる。好ましくは摩擦損失を減らすために、翼長S2は翼長S1の50%又はそれを下回る。より好ましくは最小の摩擦損失のために、翼長S2は翼長S1の30%又はそれを下回る。別の例として、翼弦C2は、翼弦C1と等しいか又はそれより短くすることができる。好ましくは摩擦損失を減らすために、翼弦C2は、翼弦C1の50%又はそれを下回る。
ディスク40、圧縮機ブレード52、及びスプリッタブレード152は、動作中に予期される応力及び環境条件に耐えることができる任意の材料から構築することができる。既知の適切な合金の非限定的な例は、鉄、ニッケル、及びチタン合金を含む。図2〜図6において、ディスク40、圧縮機ブレード52、及びスプリッタブレード152は、一体の、単体の、又はモノリシックな全体として描かれている。このタイプの構造は、「ブレード付きディスク(bladed disk)」または「ブリスク(blisk)」と呼ぶことができる。本発明の原理は、別個の構成要素から構築されたロータ(図示せず)にも同様に適用することができる。
図7〜図11は、本発明の第2の例示的な実施形態により構築された、HPC16に包含するのに適したロータ238の部分を示す。一例として、ロータ238は、HPC16の後ろ半分の段の1つ又はそれ以上、特に最後の又は最後方の段に組み入れることができる。
ロータ238は、ウェブ242及びリム244を有するディスク240を含む。完全なディスク240は、中心軸線11の周りで回転するように取り付けられた環状構造であることが理解されるであろう。リム244は、前端246及び後端248を有する。環状流路面250が、前端246と後端248との間に延びる。
圧縮機ブレード252のアレイが、流路面250から延びる。各圧縮機ブレード252は、流路面250にある根元254から先端256まで延びており、前縁262及び後縁264にて凸面の負圧側面260に接合される凹面の正圧側面258を含む。図10で最も良く分かるように、各圧縮機ブレード252は、根元254から先端256までの半径方向距離として定義される翼長(又は翼長寸法)「S3」と、前縁262と後縁264とを結ぶ仮想直線の長さとして定義される翼弦(又は翼弦寸法)「C3」とを有する。圧縮機ブレード252の特定の設計に応じて、その翼弦C3は、翼長S3に沿った異なる位置において異なっていてもよい。本発明の目的に関して、適切な測定値は、根元254における翼弦C3である。
圧縮機ブレード252は、流路面250の外周の周りで一様に離間される。隣接する圧縮機ブレード252間の平均円周方向間隔「s」(図9参照)は、s=2πr/Zで定義され、ここで「r」はディスク40の指定された半径(例えば根元254における)であり、「Z」は圧縮機ブレード252の数である。「ブレード剛率」と呼ばれる無次元パラメータはc/sとして定義され、ここで「c」は上述のブレード翼弦に等しい。図示した例において、圧縮機ブレード252は、従来技術において予期される間隔よりも有意に大きい間隔を有するものとすることができ、その結果、ブレード剛率は従来技術で予期されるものよりも有意に小さくなる。
図9で分かるように、流路面250は回転体(すなわち軸対称)として描かれている。随意に、流路面250は、流路面50について上述したような非軸対称表面を有することができる。
ブレード剛率の低減は、重量の削減、ロータ性能の改善、及び、所定のロータ段で用いられる圧縮機翼形部の総数を最小化することにより製造が簡単になるという効果を有することになる。ブレード剛率の低減の空気力学的な悪影響は、隣接する圧縮機ブレード252間のロータ通路流れ面積を増大させることである。このロータ通路を通る流れ面積の増大は、空気力学的負荷レベルを高め、これが次に、「ハブ流れ分離」とも呼ばれる、圧縮機ブレード252の負圧側面260上の望ましくない流れ分離を、根元254付近の内側部分にて、及び後方位置、例えば前縁262から翼弦距離C3のおよそ75%の位置にて引き起こす傾向がある。所定のロータ設計に対して、圧縮機ブレードの間隔は、予期される動作条件下のハブ流れ分離をもたらすのに十分な低い剛率を生成するように意図的に選択することができる。
スプリッタブレード352のアレイが、流路面250から延びる。圧縮機ブレード252の各対の間に1つのスプリッタブレード352が配置される。円周方向において、スプリッタブレード352は、2つの隣接する圧縮機ブレード252の中間に又は円周方向に偏らせて配置することができる。別の言い方をすれば、圧縮機ブレード252及びスプリッタブレード352は、流路面250の外周の周りで交互に並ぶ。各スプリッタブレード352は、流路面250にある根元354から先端356まで延び、前縁362及び後縁364にて凸面の負圧側面360に接合される凹面の正圧側面358を含む。図11で最も良く分かるように、各スプリッタブレード352は、根元354から先端356までの半径方向距離として定義される翼長(又は翼長寸法)「S4」と、前縁362と後縁364とを結ぶ仮想直線の長さとして定義される翼弦(又は翼弦寸法)「C4」とを有する。スプリッタブレード352の特定の設計に応じて、その翼弦C4は、翼長S4に沿った異なる位置において異なっていてもよい。本発明の目的に関して、適切な測定値は、根元354における翼弦C4である。
スプリッタブレード352は、ロータ238のハブ剛率を局所的に高め、それにより上述の圧縮機ブレード252からの流れ分離を防止するように機能する。同様の効果は、単に圧縮機ブレード252の数を増やし、従ってブレード間の間隔を短くすることによって得ることもできる。しかしながら、これは、空気力学的効率の低下として現れることになる空気力学的表面積摩擦損失の増大、及びロータ重量の増大という望ましくない副次的影響を有する。従って、スプリッタブレード352の寸法及びそれらの位置は、流れ分離を防止すると同時にその表面積を最小限にするように選択することができる。スプリッタブレード352は、リム244に対して、その後縁364が圧縮機ブレード252の後縁264とほぼ同じ軸方向位置になるように位置決めされる。これは図8で見ることができる。スプリッタブレード352の翼長S4及び/又は翼弦C4は、対応する圧縮機ブレード352の翼長S3及び翼弦C3を1として何割か小さくすることができる。これらは、「部分翼長」及び/又は「部分翼弦」スプリッタブレードと呼ぶことができる。例えば、翼長S4は、翼長S3と等しいか又はそれより短くすることができる。好ましくは摩擦損失を減らすために、翼長S4は翼長S1の50%又はそれを下回る。より好ましくは最小の摩擦損失のために、翼長S4は翼長S3の30%又はそれを下回る。別の例として、翼弦C4は、翼弦C3と等しいか又はそれより短くすることができる。好ましくは摩擦損失を減らすために、翼弦C4は、翼弦C3の50%又はそれを下回る。
ディスク240、圧縮機ブレード252、及びスプリッタブレード352は、上述のディスク40、圧縮機ブレード52、及びスプリッタブレード152と同じ材料及び構造的構成(例えば、モノリシック又は分離可能)を用いる。
本明細書で説明するスプリッタブレードを有するロータ装置は、ロータハブ剛率レベルを局所的に高め、ハブの空気力学的負荷レベルを局所的に低減し、非軸対称輪郭のハブ流路面が存在するとき、又は軸対称流路上の翼形部の数を減らしたロータで、ロータ翼形部ハブが分離しようとする傾向を抑制する。部分翼長及び/又は部分翼弦スプリッタブレードの使用は、ロータの中間又は上部分の剛率を公称値から変更せずに保持し、従って中間及び上部翼形部部分の性能を維持するのに効果的である。
上記で圧縮機ロータ装置を説明した。本明細書(添付の特許請求の範囲、要約及び図面を含む)において開示される特徴の全て及び/又は開示される任意の方法又はプロセスのステップの全ては、そうした特徴及び/又はステップの少なくとも一部が互いに排他的である場合の組合せを除いて、任意の組合せで組み合わせることができる。
本明細書(添付の特許請求の範囲、要約及び図面を含む)において開示される各特徴は、明示の断りのない限り、同じ、均等な、又は類似の目的で働く代替的な特徴によって置き換えることができる。従って、明示の断りのない限り、開示された各特徴は、均等な又は類似の特徴の包括的な系列のうちの1つの例に過ぎない。
本発明は、上記実施形態の詳細に限定されない。本発明は、本明細書(添付の特許請求の範囲、要約及び図面を含む)において開示される特徴の、任意の新規な1つ、又は任意の新規な組合せに、又は開示される任意の方法又はプロセスのステップの、任意の新規な1つ、又は任意の新規な組合せにわたる。
F 流れ方向
C1 翼弦
S1 翼長
d 深さ
S2 翼長
C2 翼弦
s 間隔
C3 翼弦
S3 翼長
r 半径
C4 翼弦
S4 翼長
10 エンジン
11 軸線
12 ファン
14 ブースタ
16 高圧圧縮機
18 燃焼器
20 高圧タービン
22 低圧タービン
24 コア
26 外側シャフト
28 内側シャフト
30 バイパスダクト
32 ブレード
34 回転ディスク
36 ベーン
38 ロータ
40 ディスク
42 ウェブ
44 リム
46 前方端
48 後方端
50 流路面
52 圧縮機ブレード
54 根元
56 先端
58 正圧側面
60 負圧側面
62 前縁
64 後縁
66 スカロップ
152 スプリッタブレード
154 根元
156 先端
158 正圧側面
160 負圧側面
162 前縁
164 後縁
238 ロータ
240 ディスク
242 ウェブ
244 リム
246 前方端
248 後方端
250 流路面
252 圧縮機ブレード
254 根元
256 先端
258 正圧側面
260 負圧側面
262 前縁
264 後縁
352 スプリッタブレード
354 根元
356 先端
358 正圧側面
360 負圧側面
362 前縁
364 後縁

Claims (20)

  1. ロータ(38)を含む圧縮機装置(16)であって、
    前記ロータが、
    中心軸線(11)の周りで回転するように取り付けられ、その外周が流路面(50)を定めるディスク(40)と、
    前記流路面から半径方向外方に延びる翼形部形状の軸流圧縮機ブレード(52)のアレイであって、前記圧縮機ブレードが各々、根元(54)、先端(56)、前縁(62)、及び後縁(64)を有し、前記圧縮機ブレードは、翼弦寸法を有し、円周方向間隔で離間され、前記翼弦寸法の前記円周方向間隔に対する比がブレード剛率パラメータを定める、軸流圧縮機ブレードのアレイと、
    前記圧縮機ブレードと交互に並ぶ翼形部形状のスプリッタブレード(152)のアレイであって、前記スプリッタブレードが各々、根元(154)、先端(156)、前縁(162)、及び後縁(164)を有する、スプリッタブレードのアレイと、
    を含み、前記スプリッタブレードの前記根元における翼弦寸法及び前記スプリッタブレードの翼長寸法のうちの少なくとも一方が、前記圧縮機ブレードの対応する寸法を下回る、圧縮機装置。
  2. 前記剛率パラメータが、正常動作条件下のハブ流分離をもたらすように選択される、請求項1に記載の装置。
  3. 前記流路面が回転体でない、請求項1に記載の装置。
  4. 前記流路面が、隣接する圧縮機ブレード間に凹スカロップを含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記スカロップが、前記圧縮機ブレードの前記根元に隣接して最小半径方向深さを有し、隣接する圧縮機ブレードのほぼ中間の位置にて最大半径方向深さを有する、請求項4に記載の装置。
  6. 各スプリッタブレードが、2つの隣接する圧縮機ブレードのほぼ中間に配置される、請求項1に記載の装置。
  7. 前記スプリッタブレードが、前記ディスクに対して、該スプリッタブレードの後縁が前記圧縮機ブレードの後縁とほぼ同じ軸方向位置になるように位置決めされる、請求項1に記載の装置。
  8. 前記スプリッタブレードの前記翼長寸法が、前記圧縮機ブレードの前記翼長寸法の50%又はそれを下回る、請求項1に記載の装置。
  9. 前記スプリッタブレードの前記翼長寸法が、前記圧縮機ブレードの前記翼長寸法の30%又はそれを下回る、請求項1に記載の装置。
  10. 前記スプリッタブレードの前記根元における前記翼弦寸法が、前記圧縮機ブレードの前記根元における前記翼弦寸法の50%又はそれを下回る、請求項9に記載の装置。
  11. 前記スプリッタブレードの前記根元における前記翼弦寸法が、前記圧縮機ブレードの前記根元における前記翼弦寸法の50%又はそれを下回る、請求項1に記載の装置。
  12. 複数の軸流段を含む圧縮機(16)であって、少なくとも選択された1つの段が、
    中心軸線(11)の周りで回転するように取り付けられ、その外周が流路面(50)を定めるディスク(40)と、
    前記流路面から半径方向外方に延びる翼形部形状の軸流圧縮機ブレード(52)のアレイであって、前記圧縮機ブレードが各々、根元(54)、先端(56)、前縁(62)、及び後縁(64)を有し、前記圧縮機ブレードは、翼弦寸法を有し、円周方向間隔で離間され、前記翼弦寸法の前記円周方向間隔に対する比がブレード剛率パラメータを定める、軸流圧縮機ブレードのアレイと、
    前記圧縮機ブレードと交互に並ぶ翼形部形状のスプリッタブレード(152)のアレイであって、前記スプリッタブレードが各々、根元(154)、先端(156)、前縁(162)、及び後縁(164)を有する、スプリッタブレードのアレイと、
    を含み、前記スプリッタブレードの前記根元における翼弦寸法及び前記スプリッタブレードの翼長寸法のうちの少なくとも一方が、前記圧縮機ブレードの対応する寸法を下回る、圧縮機。
  13. 前記剛率パラメータが、正常動作条件下のハブ流分離をもたらすように選択される、請求項12に記載の圧縮機。
  14. 前記流路面が回転体でない、請求項12に記載の圧縮機。
  15. 前記流路面が、隣接する圧縮機ブレード間に凹スカロップを含む、請求項12に記載の圧縮機。
  16. 前記スプリッタブレードの前記翼長寸法が、前記圧縮機ブレードの前記翼長寸法の50%又はそれを下回る、請求項12に記載の圧縮機。
  17. 前記スプリッタブレードの前記翼長寸法が、前記圧縮機ブレードの前記翼長寸法の30%又はそれを下回る、請求項12に記載の圧縮機。
  18. 前記スプリッタブレードのその根元における前記翼弦寸法が、前記圧縮機ブレードのその根元における前記翼弦寸法の50%又はそれを下回る、請求項17に記載の圧縮機。
  19. 前記スプリッタブレードのその根元における前記翼弦寸法が、前記圧縮機ブレードのその根元における前記翼弦寸法の50%又はそれを下回る、請求項12に記載の圧縮機。
  20. 前記選択された段が、前記圧縮機の最後方ロータである、請求項12に記載の圧縮機。
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