JP2016134658A - 押釦スイッチ装置、電波発信器及び照明制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性の向上を図る本発明の押釦スイッチ装置、電波発信器及び照明制御システムを提供する。【解決手段】押釦スイッチ装置1は、ハンドル11と、弾性体12と、押釦スイッチ21とを備える。ハンドル11は、板状の主部111と、主部111の一面における中央から突出する突出部112とを備える。弾性体12は、電気絶縁性を有する弾性材料によって、押釦スイッチ21の押釦211よりも大きい板状に形成され、押釦スイッチ21の押釦211と突出部112との間に配置される。電波発信器8は、押釦スイッチ装置1と、無線発信ユニット83と、押釦スイッチ装置1と無線発信ユニット83とを収納するハウジング30とを備える。照明制御システムは、電波発信器8と、制御装置9とを備える。【選択図】図3
Description
本発明は、押釦スイッチ装置、当該押釦スイッチ装置を備える電波発信器、及び当該電波発信器を用いる照明制御システムに関する。
従来、複数のスイッチを備え、前記スイッチの押下などの状態の変化により、その情報を操作データとして伝送する操作用端末器が提供されている(特許文献1参照)。
特許文献1記載の操作用端末器は、プリント基板と、このプリント基板が収納される矩形箱状の合成樹脂成形体のハウジングを備える。
プリント基板の表面には、押釦スイッチからなる4個のスイッチが実装されている。ハウジングは、カバーと、ボディとを備える。カバーは、裏面が開口された略箱形に形成されており、前方に突設された突出部と、各スイッチに対応し、突出部に一体に形成されたハンドルとを備える。突出部の前面には、切溝によって、ヒンジ部とハンドルがカバーと一体に形成されている。ハンドルは、ヒンジ部を支点として前後方向に揺動自在に形成され、プリント基板に実装された複数のスイッチにそれぞれ略対向して配置される。
カバーに設けられたハンドルの後面略中央部には、操作用リブが突設され、さらにハンドルの後面側長手方向の両端部には、押込み防止用リブが形成されている。押込み防止用リブは、ハンドルの後面からカバーの縁近くまで略垂直に突出し、ハンドルとともに一体に形成された略三角形の補強用リブによって補強されている。
ハンドルの操作用リブは、プリント基板に実装されたスイッチの操作部の先端部に当接する。このとき、ハンドルは、プリント基板に略平行に配置される。そして、押込み防止用リブの先端部は、プリント基板の近傍において略対向して配置される。
押釦スイッチのハンドルはヒンジ部を支点として前後方向に揺動自在に形成されており、ユーザがハンドルを押し込むと、スイッチ操作部がハンドル操作用リブに押圧されて、押釦スイッチがオンされる。そして、ハンドルがさらに押し込まれたとき、押込み防止用リブの先端部がプリント基板に当接することで、ハンドルの必要以上の押込みが規制される。
また、特許文献1記載の操作用端末器は、遠隔監視システムに用いられる。遠隔監視システムでは、スイッチの操作状態を監視する複数個の操作用端末器、負荷を制御する複数個の制御用端末器が2線式の信号線を介して接続されている。操作用端末器、制御用端末器には、それぞれ個別のアドレスが設定され、このアドレスを用いて個別に認識される。
ところで、特許文献1記載のスイッチにおいて、ハンドルは、操作用リブが押釦スイッチの押釦に当接されていることで保持されている。ハンドルの押される位置によっては、ハンドルが操作用リブを支点に傾き、押込み防止用リブの一部がプリント基板に当接するので、ハンドルのがたつきが生じ易くなる。
本発明は上記事由に鑑みてなされており、操作性の向上を図ることが可能な押釦スイッチ装置、電波発信器、及び照明制御システムを提供することを目的とする。
本発明の押釦スイッチ装置は、ハンドルと、弾性体と、押釦スイッチとを備え、前記ハンドルは、板状の主部と、前記主部の一面における中央から突出する突出部とを備え、前記弾性体は、電気絶縁性を有する弾性材料によって、押釦スイッチの押釦よりも大きい板状に形成され、前記押釦スイッチの押釦と前記突出部との間に配置されることを特徴とする。
本発明の電波発信器は、押釦スイッチ装置と、無線発信ユニットと、前記押釦スイッチと前記無線発信ユニットとを収納するハウジングとを備え、前記ハウジングは、前記ハンドルを外部から押し操作可能なように構成され、前記無線発信ユニットは、前記押釦スイッチ装置が操作されることで、電波を媒体とする操作信号を発信するように構成されることを特徴とする。
本発明の照明制御システムは、電波発信器と、制御装置とを備え、前記制御装置は、前記電波発信器から発信された操作信号を受信し、当該操作信号に応じて照明負荷を点灯及び消灯させるように構成されることを特徴とする。
本発明の押釦スイッチ装置、電波発信器及び照明制御システムは、操作性の向上を図ることができるという効果がある。
本発明に係る押釦スイッチ装置1を備える電波発信器8、及び電波発信器8を用いた照明制御システムの実施形態について図を参照して詳細に説明する。以下の説明において、特に断りのない限り、図3において上下左右前後の各方向を規定する。
(実施形態1)
まず、本実施形態の押釦スイッチ装置1について、図1から図3を参照して説明する。
(実施形態1)
まず、本実施形態の押釦スイッチ装置1について、図1から図3を参照して説明する。
押釦スイッチ装置1は、図1及び図2に示すように、弾性体12と、ハンドル11と、押釦スイッチ21とを備える。
弾性体12は、電気絶縁性を有する弾性材料、例えばシリコーン樹脂によって形成されていることが好ましい。弾性体12は、図2に示すように、押釦スイッチ21の押釦211よりも大きい円形板状に形成され、一面(後面)を押釦スイッチ21の押釦211に当てるように配設されていることが好ましい。
ハンドル11は、図1に示すように、主部111と、突出部112と、4個の係止爪113と、4個の保持片114とを備えることが好ましい。主部111は、略矩形板状に形成されている。突出部112は、主部111の後面における中央から後方に突出する円柱型に形成されている。4個の係止爪113は、主部111の後面から突出する前後方向から見た形状が扇型である柱状に形成されて、先端には内側に突出する爪部1131を備える。4個の係止爪113は、内周縁が弾性体12の外周より少し大きく、かつ互いの間隔が均等に形成されている。4個の係止爪113の爪部1131は、弾性体12の押釦211と接する面(後面)を外側から引っ掛けて弾性体12を係止する。4個の保持片114は、主部111の後面から突出する前後方向から見た形状が扇型である柱状に形成されて、弾性体12の前面かつ周縁近くに接している。なお、保持片114は、突出部112よりも長くかつ係止爪113よりも短く形成されている(図2参照)。つまり、弾性体12は、4個の係止爪113と4個の保持片114との間に挟み込まれて保持されている。
また、ハンドル11は、図1及び図2に示すように、6個の引掛爪115と、6個の支持片116と、突部117とを備えている。6個の引掛爪115は、直方体に形成されて、先端に爪部1151が形成されており、主部111の後面に設けられている。4個の引掛爪115は、主部111の上端及び下端においてそれぞれ左右に間隔を空けて2箇所ずつ設けられている。また、残りの2個の引掛爪115は、主部111の左端及び右端においてそれぞれ上下方向の中央付近に設けられている。6個の支持片116は、ハンドル11の補強及びカバー3に配置される際のガイドとして、主部111の後面の周縁付近に設けられている。4個の支持片116は、主部111の4隅にL字型に形成されている。また、残りの支持片116は、主部111の上端及び下端において2個の引掛爪115の間に形成されている。突部117は、後に説明するスイッチカバー4を保持するために主部111の前方の周縁付近に突出するように形成されている。
本実施形態の押釦スイッチ装置1の動作について図1及び図2を参照して説明する。
ハンドル11の主部111が前方から押されると、弾性体12には、前面に接している保持片114から力が加えられる。そして、力が加えられた弾性体12の周縁部分は、後方に撓む。主部111がさらに押されることで、突出部112が弾性体12に当たる。そして、押釦スイッチ21は、弾性体12を介して押釦211がハンドル11に押されることによってオンする。また、ハンドル11は、押操作されなくなると、押釦211の復帰力及び弾性体12の復帰力によって、元の位置に戻る。
本実施形態の押釦スイッチ装置1では、弾性体12が無い場合に比べて、ハンドル11の押された場所に関係なく、ハンドル11のがたつきを抑制することが可能である。
なお、ハンドル11は、主部111を前方から見たとき左右が長手方向となる長方形に形成されているがこれに限らない。また、ハンドル11の引掛爪115の数及び形成場所、支持片116の数、形状、及び形成場所が本実施形態と異なっていても構わない。例えば、主部111が正方形に形成され、4個の引掛爪115と4個の支持片116を備えていてもよい。
本実施形態の押釦スイッチ装置1は、ハンドル11と、弾性体12と、押釦スイッチ21とを備える。ハンドル11は、板状の主部111と、主部111の一面における中央から突出する突出部112とを備える。弾性体12は、電気絶縁性を有する弾性材料によって、押釦スイッチ21の押釦211よりも大きい板状に形成され、押釦スイッチ21の押釦211と突出部112との間に配置される。
本実施形態の押釦スイッチ装置1は上述のように構成されるので、ハンドル11が押されたときのハンドル11のがたつきを抑制することが可能である。したがって、本実施形態の押釦スイッチ装置1では、操作性の向上を図ることが可能である。
本実施形態の押釦スイッチ装置1において、弾性体12は、ハンドル11に取り付けられることが好ましい。
本実施形態の押釦スイッチ装置1が上述のように構成されれば、ハンドル11が押されたときのハンドル11のがたつきをより抑制することが可能である。
また、本実施形態の押釦スイッチ装置1において、弾性体12は、シリコーン樹脂製であることが好ましい。
さらに、本実施形態の押釦スイッチ装置1において、弾性体12は、円形状に形成されることが好ましい。
本実施形態の押釦スイッチ装置1が上述のように構成されれば、弾性体12に掛かる力を均一化することが可能である。
次に、本実施形態の押釦スイッチ装置1を備える電波発信器8の構造について図3及び図4を参照して説明する。
電波発信器8は、図3に示すように、6個の押釦スイッチ装置1と、プリント配線板2と、ハウジング30と、6個のスイッチカバー4と、化粧カバー5とを備える。
電波発信器8には、6個の押釦スイッチ装置1が使用されている。なお、6個の押釦スイッチ装置1は、ハンドル11の形状などの一部の構成を除いて全て共通の構成を有している。
プリント配線板2の前面には、6個の押釦スイッチ21が実装されている。
ハウジング30は、合成樹脂によって形成され、カバー3と、ボディ6とを備える。ボディ6は、前面が開口する矩形の箱型に形成されている。カバー3は、ボディ6の前面を塞ぐように矩形の板状に形成されている。ハウジング30は、カバー3とボディ6が組み立てられた状態において、内部に押釦スイッチ装置1とプリント配線板2とを収納する。
カバー3は、図4に示すように、押釦スイッチ装置1に対応する6個の開口部31を備えている。6個の開口部31は、押釦スイッチ装置1のハンドル11が前面に臨むように、主部111の形状に対応する矩形に形成されている。さらに、各開口部31の周縁には、突部311が内側に突出するように形成されている(図3参照)。突部311には、複数の係止溝312が内縁側に開口するように形成されている。
ところで、ハンドル11は、前方から開口部31内に挿通される。ハンドル11の引掛爪115は、前方から係止溝312を通って爪部1151をカバー3の後面に引っ掛かる。引掛爪115の爪部1151がカバー3の後面に引掛かることで、ハンドル11は、前方向に対する移動範囲が規制される。また、ハンドル11の主部111が後方に押されると、主部111の周縁の後面がカバー3の突部311の前面に当たって、ハンドル11は、後方向に対する移動範囲が規制される。
例えば、主部111の周縁近くの右側で押された場合、ハンドル11の右側は、ハンドル11の右側周縁の後面がカバー3の突部311に当たることで押込みが規制される。ハンドル11の左側は、引掛爪115が突部311に引っ掛かっていることによって前方への移動が規制される。ハンドル11は、主部111の前後方向への傾きが制限されている。
カバー3は、図4に示すように、プリント配線板2を前面から支持する2対のリブ片341,342と、ボディ6と着脱可能に引っ掛かる6個の第1引掛爪32と2個の第2引掛爪35と、ボディ6にねじ止めするための2個のねじ挿通孔33とを備えている。1対の支持片341は、カバー3の後面の上側にT字型に形成されている。もう1対の支持片342は、カバー3の後面の下側にL字型に形成されている。6個の第1引掛爪32は、後面の左右両端に3個ずつ形成されている。2個の第2引掛爪35は、後面の上端付近に形成されている。
ボディ6は、図3に示すように、底壁61と、周壁62とを備えている。ボディ6の周壁62には、6対の第1リブ631と1対の第2リブ632とが設けられている。第1リブ631は、周壁62の左右両端に設けられ、底壁61付近がL字型に形成されている。つまり、プリント配線板2は、底壁61との間に隙間が設けられて第1リブ631に保持される。第2リブ632は、周壁62の上側に設けられ、プリント配線板2を保持するために略L字型に形成されている。ボディ6の底壁61の前面には、カバー3のねじ挿通孔33に対応するボス65が形成されている。ボス65には、前方からねじ止め可能な孔651が設けられている。カバー3の前方から挿通されたタッピングねじは、ボス65の孔651にねじ込まれることで、カバー3とボディ6がねじ止めされる。ボディ6の周壁62には、上下方向に沿って、カバー3の第1引掛爪32が引掛けられる3対の第1係止片66が設けられている。また、ボディ6の周壁62の上端には、カバー3の第2引掛爪35が引掛けられる1対の第2係止片67が設けられている。ボディ6の底壁61の前面には、電池641を周壁62の下部から取り換え可能な状態に保持する電池ホルダー64を備える。電池641は、プリント配線板2に電気的に接続されている。
スイッチカバー4は、合成樹脂によって矩形板状に形成され、ハンドル11の主部111の前面の周縁付近に設けられている突部117に引っ掛かって主部111の各々の前面に配設されている。
化粧カバー5は、合成樹脂によって矩形板状に形成され、各押釦スイッチ装置1に対応する開口部51を備え、カバー3の前面に取り付けられている。
なお、電波発信器8は、取付部7を備えることが好ましい。取付部7は、合成樹脂材料により形成され、壁などにねじ止めされて取り付けるための2個のねじ挿通孔71と、ハウジング30を保持するための3個の保持片72を備えていることが好ましい。
本実施形態の電波発信器8の回路構成について、図5を参照して説明する。
電波発信器8は、図5に示すように、制御部81と、電源部82と、無線発信ユニット83と、操作入力部84とを備えている。なお、制御部81と電源部82と無線発信ユニット83と操作入力部84とを構成する回路素子は、プリント配線板2に実装されている。
電源部82は、電池641を電源として、制御部81、無線発信ユニット83及び操作入力部84に給電する。
操作入力部84は、各押釦スイッチ21のオン/オフを検出する回路が設けられている。
制御部81は、操作入力部84から各押釦スイッチ21のオン/オフの状態を取得して操作信号を生成する。
無線発信ユニット83は、制御部81が生成する操作信号を、電波を媒体とする無線信号として送信する。
なお、電波発信器8において、押釦スイッチ装置1の数は6個に限定されない。
電波発信器8は、押釦スイッチ装置1と、無線発信ユニット83と、押釦スイッチ装置1と無線発信ユニット83とを収納するハウジング30とを備える。ハウジング30は、ハンドル11を外部から押し操作可能なように構成されている。無線発信ユニット83は、押釦スイッチ装置1が操作されることで、電波を媒体とする操作信号を発信するように構成される。
本実施形態の電波発信器8が上述のように構成されるので、電波発信器8は、押釦スイッチ装置1を備えることで、操作性の向上を図ることができる。
本実施形態の照明制御システムについて、図5及び図6を参照して説明する。
照明制御システムは、図5に示すように、電波発信器8と、1乃至複数の制御装置9とを備える。制御装置9の各々は各照明負荷96を制御するように構成されている。
制御装置9は、図6に示すように、制御部91と、受信部92と、電源回路93と、電源入力端子901と、制御端子902とを備える。
電源回路93は、整流回路、降圧回路などを備える。整流回路は、例えばダイオードブリッジなどで構成され、電源入力端子901から入力される交流電圧・交流電流を脈流電圧・脈流電流に整流する。降圧回路は、例えばDCDCコンバータなどで構成されており、整流回路から入力される脈流電圧を所定(例えば、5V)の直流電圧に降圧する。電源回路93は、降圧回路で降圧した直流電圧を制御部91や受信部92などに給電する。
制御部91は、一方の制御端子902と、一方の電源入力端子901との導通を入切するように構成されている。例えば、制御部91は、スイッチ素子910を備えている。制御部91は、受信部92が電波発信器8から受信した操作信号に応じて、スイッチ素子910をオン(又はオフ)することで、制御端子902と電源入力端子901を導通(又は遮断)させるように構成されることが好ましい。
また、照明制御システムは、図6に示すように、制御装置9に電気的に接続されるリモコントランス94と、リモコンリレー95とを備える。
リモコントランス94は、1組の1次側端子941と、1組の2次側端子942とを備える。リモコントランス94は、1次側端子941に電気的に接続される商用交流電源900から供給される電圧、例えば100Vの交流電圧を24Vの交流電圧に降圧して2次側端子942から出力する。なお、このようなリモコントランス94は従来周知であるから、詳細な構造についての説明は省略する。
リモコンリレー95は、1組の主回路側端子951と、1組の操作側端子952とを備える。リモコンリレー95は、商用交流電源900から照明負荷96への給電路97を入切するように構成されている。さらに、リモコンリレー95は、リモコントランス94から駆動電力が供給されるように構成されている。
リモコンリレー95の主回路側端子951は、商用交流電源900から照明負荷96への給電路97に電気的に接続されている。つまり、照明負荷96は、リモコンリレー95の主回路側端子951を介して商用交流電源900から電力が供給されるように構成されている。リモコンリレー95の操作側端子952は、制御装置9の制御部91に電気的に接続されている。また、操作側端子952は、リモコントランス94の2次側端子942と電気的に接続されている。
リモコンリレー95は、リレー巻線L1と、主接点S1と、補助接点S2と、1対のダイオードD1,D2とを備える。リモコンリレー95は、リレー巻線L1への通電方向を切り換えることによって商用交流電源900と照明負荷96との間に設けられている主接点S1をオン・オフする。そして、リモコンリレー95は、主接点S1に連動する補助接点S2によりリレー巻線L1に接続されているダイオードD1,D2を切り換えて通電方向を規制するように構成されている。ゆえに、制御部91から送信される制御信号(励磁電流)でリレー巻線L1が励磁されて主接点S1を開閉させて給電路97を入切する。なお、このようなリモコンリレー95は従来周知であるから、詳細な構造についての説明は省略する。
本実施形態の照明制御システムの動作について、図6を参照して説明する。
電波発信器8の押釦スイッチ装置1の何れか一個が操作されると、電波発信器8の制御部81は、操作された押釦スイッチ装置1に対応したアドレスデータが含まれる操作信号を無線発信ユニット83を介して、1乃至複数の制御装置9へ送信する。
制御装置9の受信部92は、電波発信器8から操作信号を受信する。制御部91は、操作信号のアドレスデータが一致すると電源電圧の半周期より短い時間、スイッチ素子910をオンする。スイッチ素子910がオンすることで、リモコントランス94からリモコンリレー95の操作側端子952間に励磁電流(制御信号)が供給される。リモコンリレー95の主接点S1は、励磁電流がリレー巻線L1に流れる向きに応じてオン又はオフする。例えば、照明負荷96が消灯(主接点S1がオフ)している場合、制御部91が電波発信器8から操作信号を受信すると、制御部91は、スイッチ素子910をオンにする。そして、制御部91は、リモコンリレー95のリレー巻線L1にリレー巻線L1からダイオードD1の向きに励磁電流が流れるように制御する。リレー巻線L1に流れる励磁電流によって主接点S1がオンし、給電路97に電流が通電されて照明負荷96が点灯する。また、例えば、照明負荷96が点灯(主接点S1がオン)している場合、制御部91は、スイッチ素子910をオンにして、リレー巻線L1にダイオードD2からリレー巻線L1の向きに励磁電流が流れるように制御する。そして、リレー巻線L1に流れる励磁電流によって主接点S1がオフして給電路97が切断されて照明負荷96が消灯する。スイッチ素子910は、主接点S1のオン・オフ動作が完了すると、制御部91によってオフされる。補助接点S2は、主接点S1と連動し、主接点S1のオン・オフ動作が完了すると、切り換わる。
なお、制御装置9は、タッチスイッチ部99を備えることが好ましい。タッチスイッチ部99がタッチ操作されると、制御部91がリモコンリレー95を駆動して照明負荷96を制御することが好ましい。
本実施形態の照明制御システムは、電波発信器8と、制御装置9とを備える。制御装置9は、電波発信器8から発信された操作信号を受信し、当該操作信号に応じて照明負荷96を点灯及び消灯させるように構成される。
(実施形態2)
本実施形態の照明制御システムについて、図7を参照して説明する。本実施形態の照明制御システムは、照明負荷96を調光点灯するように構成されている点が実施形態1と相違する。なお、照明負荷96を調光点灯するように構成されている以外は、実施形態1と同様の構成及び機能を有する。実施形態1と重複する構成については、同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
(実施形態2)
本実施形態の照明制御システムについて、図7を参照して説明する。本実施形態の照明制御システムは、照明負荷96を調光点灯するように構成されている点が実施形態1と相違する。なお、照明負荷96を調光点灯するように構成されている以外は、実施形態1と同様の構成及び機能を有する。実施形態1と重複する構成については、同じ符号を付し、詳しい説明は省略する。
本実施形態の照明制御システムは、照明負荷96を調光レベルに対応して点灯させるための調光点灯装置98を備える。また、制御装置9は、調光点灯装置98に制御部91から調光信号を送信させる調光端子903を備える。
本実施形態の照明制御システムは、電波発信器8から送信される操作信号(無線信号)に対応して、照明負荷96の調光レベルを変更できるように構成されている。例えば、制御部81が生成した操作信号によって、制御部91が現状の調光レベルよりも高い調光レベルに応じた調光点灯信号を調光点灯装置98に送信するように構成される。また、反対に、制御部81が生成した操作信号によって、現状の調光レベルよりも低い調光レベルに応じた調光点灯信号を調光点灯装置98に送信し、照明負荷96がより暗く点灯するように構成される。
調光点灯装置98は、入力端子981と、出力端子982と、接続端子983と、トライアックと、制御部とを備える。調光点灯装置98の入力端子981は、制御装置9の調光端子903と電気的に接続されて調光点灯信号(直流電圧)を受信する。出力端子982は、照明負荷96と電気的に接続されている。接続端子983は、リモコンリレー95の一方の主回路側端子951と電気的に接続されていることで、照明負荷96への電源電圧が給電されている。調光点灯装置98の制御部は、トライアックを駆動して位相制御を行うことで、照明負荷96に給電される電源電圧の導通角を制御部91からの調光点灯信号(直流電圧)に応じて変化させる。
例えば、制御装置9の制御部91から、現状の調光レベルよりも低い調光レベルに応じた調光点灯信号(直流電圧)を受信した場合、調光点灯装置98の制御部は、トライアックを駆動させる。そして、調光点灯装置98は、照明負荷96に供給される交流電圧の導通角を調光レベルに対応した導通角とする。
本実施形態の照明制御システムにおいて、制御装置9は、電波発信器8から発信された操作信号(無線信号)を受信し、当該操作信号に応じて照明負荷96を調光点灯させるように構成されている。
1 押釦スイッチ装置
11 ハンドル
111 主部
112 突出部
12 弾性体
21 押釦スイッチ
211 押釦
30 ハウジング
8 電波発信器
83 無線発信ユニット
9 制御装置
96 照明負荷
11 ハンドル
111 主部
112 突出部
12 弾性体
21 押釦スイッチ
211 押釦
30 ハウジング
8 電波発信器
83 無線発信ユニット
9 制御装置
96 照明負荷
Claims (7)
- ハンドルと、弾性体と、押釦スイッチとを備え、
前記ハンドルは、板状の主部と、前記主部の一面における中央から突出する突出部とを備え、
前記弾性体は、電気絶縁性を有する弾性材料によって、押釦スイッチの押釦よりも大きい板状に形成され、前記押釦スイッチの押釦と前記突出部との間に配置される
ことを特徴とする押釦スイッチ装置。 - 前記弾性体は、前記ハンドルに取り付けられることを特徴とする請求項1記載の押釦スイッチ装置。
- 前記弾性体は、シリコーン樹脂製であることを特徴とする請求項1又は2記載の押釦スイッチ装置。
- 前記弾性体は、円形状に形成されることを特徴とする請求項1乃至3何れか一項に記載の押釦スイッチ装置。
- 請求項1乃至4の何れか一項に記載の押釦スイッチ装置と、無線発信ユニットと、前記押釦スイッチ装置と前記無線発信ユニットとを収納するハウジングとを備え、
前記ハウジングは、前記ハンドルを外部から押し操作可能なように構成され、
前記無線発信ユニットは、前記押釦スイッチ装置が操作されることで、電波を媒体とする操作信号を発信するように構成される
ことを特徴とする電波発信器。 - 請求項5記載の電波発信器と、制御装置とを備え、
前記制御装置は、前記電波発信器から発信された操作信号を受信し、当該操作信号に応じて照明負荷を点灯及び消灯させるように構成される
ことを特徴とする照明制御システム。 - 前記制御装置は、前記電波発信器から発信された操作信号を受信し、当該操作信号に応じて照明負荷を調光点灯させるように構成される
ことを特徴とする請求項6記載の照明制御システム。
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