JP2016129888A - 液滴形成装置および液滴形成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
[2]前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作時に、前記磁界発生機構に通電し磁界を発生させることを特徴とする[1]の液滴形成装置。
[3]前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作開始時からプランジャロッドの進出動作停止時までを含む時間帯に、前記通電を行うことを特徴とする[2]の液滴形成装置。
[4]前記コントローラが、プランジャロッドの後退動作時に前記通電を停止することを特徴とする[2]または[3]の液滴形成装置。
[5]前記磁界発生機構が、磁性部材と、磁性部材と対向して設けられたソレノイドとから構成されることを特徴とする[2]ないし[4]のいずれかの液滴形成装置。
[6]前記磁界発生機構が、前記プランジャロッドのブレを小さくするガイドとして作用する凹部を有することを特徴とする[2]ないし[4]のいずれかの液滴形成装置。
[7]前記磁界発生機構が、磁性部材と、磁性部材と対向して設けられ、前記凹部を構成するソレノイドとを備え、前記磁性部材が前記ソレノイドへ進入することにより前記凹部のガイド作用を受けることを特徴とする[6]の液滴形成装置。
[8]前記プランジャロッドの最進出位置を前記プランジャロッドが弁座に接触しない状態に規定する調整機構を備えることを特徴とする[1]ないし[4]のいずれかの液滴形成装置。
[9]前記磁界発生機構が、磁性部材と、磁性部材と対向して設けられたソレノイドとから構成され、前記調整機構が、前記磁性部材と前記ソレノイドとを当接させることにより前記プランジャロッドの最進出位置を規定することを特徴とする[8]に液滴形成装置。
[10]前記調整機構が、前記磁性部材または前記ソレノイドの固定位置を調整する機構を備えることを特徴とする[9]に液滴形成装置。
[11]前記プランジャロッドが、非磁性材料からなることを特徴とする[1]ないし[10]のいずれかの液適形成装置。
[12]吐出口と連通し、液体材料が供給される液室と、先端部が液室内を進退動するプランジャロッドと、プランジャロッドを進退動するプランジャロッド駆動部と、コントローラと、を備え、吐出口から液滴を飛翔吐出する液滴形成装置を用いた液滴形成方法において、プランジャロッドが最進出位置に近づいた際に、進出方向へ吸引力を作用させる磁界発生機構を設け、プランジャロッドを後退させ、液室に液体材料を流入させる充填工程、プランジャロッドを進出させると共に、磁界発生機構によりプランジャロッドに進出方向へ吸引力を作用させ、液室内の液体材料を吐出する吐出工程、を有することを特徴とする液滴形成方法。
[13]前記吐出工程において、前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作時に、前記磁界発生機構に通電し磁界を発生させることを特徴とする[12]の液滴形成方法。
[14]前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作開始時からプランジャロッドの進出動作停止時までを含む時間帯に、前記通電を行うことを特徴とする[13]の液適形成方法。
[15]前記コントローラが、プランジャロッドの後退動作時に前記通電を停止することを特徴とする[13]または[14]の液滴形成方法。
[16]前記磁界発生機構が、磁性部材と磁性部材と対向して設けられたソレノイドとから構成されることを特徴とする[13]ないし[15]のいずれかの液滴形成方法。
[17]前記磁界発生機構が、前記プランジャロッドのブレを小さくするガイドとして作用する凹部を有し、前記吐出工程において、前記凹部のガイド作用を受けることを特徴とする[13]ないし[15]のいずれかの液滴形成方法。
[18]前記磁界発生機構が、磁性部材と、磁性部材と対向して設けられ、前記凹部を構成するソレノイドとを備え、前記磁性部材が前記ソレノイドへ進入することにより前記凹部のガイド作用を受けることを特徴とする[17]の液適形成方法。
[19]前記吐出工程において、前記プランジャロッドの最進出位置を前記プランジャロッドが弁座に接触しない状態に規定することを特徴とする[12]ないし[15]のいずれかの液滴形成方法。
[20]前記磁界発生機構が、磁性部材と、磁性部材と対向して設けられたソレノイドから構成され、前記吐出工程において、前記磁性部材と前記ソレノイドとを当接させることにより、前記プランジャロッドの最進出位置を前記プランジャロッドが弁座に接触しない状態に規定することを特徴とする[19]の液滴形成方法。
[21]前記吐出工程において、前記磁性部材または前記ソレノイドの固定位置を調整することにより、前記プランジャロッドの最進出位置を前記プランジャロッドが弁座に接触しない状態に規定するを特徴とする[20]の液滴形成方法。
[22]前記プランジャロッドが、非磁性材料からなることを特徴とする[12]ないし[21]のいずれかの液滴形成方法。
第2の発明は、第1の発明において、前記磁界発生機構が、プランジャロッドに設けられた磁性部材と、磁性部材と対向して設けられたソレノイドとから構成され、前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作時に、ソレノイドに通電し磁界を発生させることを特徴とする。
第3の発明は、第2の発明において、前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作開始時からプランジャロッドの進出動作停止時までを含む時間帯に、ソレノイドへの通電を行うことを特徴とする。
第4の発明は、第2または3の発明において、前記ソレノイドが、前記磁性部材が進入することによりガイドとして作用する凹部を有することを特徴とする。
第5の発明は、第2ないし4のいずれかの発明において、前記磁性部材または前記ソレノイドの固定位置を調整する調整機構を備え、前記磁性部材と前記ソレノイドが当接することにより、前記プランジャロッドの最進出位置を規定することを特徴とする。
第6の発明は、第1ないし5のいずれかの発明において、前記加圧室に流入する加圧気体の流量および前記加圧室から流出する加圧気体の流量を制御する切換弁を備えることを特徴とする。
第7の発明は、ノズルと連通し、液体材料が供給される液室と、先端部が液室内を進退動するプランジャロッドと、プランジャロッドに付勢力を与えるスプリングと、プランジャロッドを後退させるよう作用する加圧気体が供給される加圧室と、加圧室に加圧気体を供給する加圧源と、コントローラと、を備え、ノズルから液滴を飛翔吐出する液滴形成装置を用いた液滴形成方法において、プランジャロッドが最進出位置に近づいた際に、進出方向への吸引力を作用させる磁界発生機構を設け、加圧気体を加圧室に流入させることによりプランジャロッドを後退させ、液室に液体材料を流入させる充填工程、加圧室内の加圧気体を開放することによりプランジャロッドを進出させると共に、磁界発生機構によりプランジャロッドに進出方向への吸引力を作用させ、液室内の液体材料を吐出する吐出工程、を有することを特徴とする液滴形成方法である。
第8の発明は、第7の発明において、前記磁界発生機構が、プランジャロッドに設けられた磁性部材と、磁性部材と対向して設けられたソレノイドとから構成され、前記吐出工程において、前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作時に、ソレノイドに通電し磁界を発生させることを特徴とする。
第9の発明は、第8の発明において、前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作開始時からプランジャロッドの進出動作停止時までを含む時間帯に、ソレノイドへの通電を行うことを特徴とする。
第10の発明は、第8または9の発明において、前記ソレノイドが、前記磁性部材が進入することによりガイドとして作用する凹部を有し、前記吐出工程において、前記磁性部材が前記ソレノイドに進入しガイド作用を受けることを特徴とする。
第11の発明は、第8ないし10のいずれかの発明において、前記磁性部材または前記ソレノイドの固定位置を調整する調整機構を設け、前記吐出工程において、前記磁性部材と前記ソレノイドが当接することにより、前記プランジャロッドの最進出位置を規定することを特徴とする。
第12の発明は、第7ないし11のいずれかの発明において、前記加圧室に流入する加圧気体の流量および前記加圧室から流出する加圧気体の流量を制御する切換弁を設け、前記充填工程において、前記切換弁を加圧室に加圧気体を流入する第1の位置とし、前記吐出工程において、前記切換弁を加圧室から加圧気体を流出する第2の位置とすることを特徴とする。
第一に、スプリングによる付勢力と磁界発生機構の推進力を併用することで、弁体(プランジャロッド)に短時間で強い進出力を作用させることができる。これにより、装置を大型化させることなく、液体材料の滴を精密に制御することが可能となる。また、従来は滴状吐出が困難であった高粘度の液体材料についても飛翔吐出が可能となる。
図1および2に本発明に係る液滴形成装置の概略図を示す。図1は、弁体が上昇しているときを説明する図で、図2は、弁体が下降しているときを説明する図である。
本発明に係る液滴形成装置1は、弁体(プランジャロッド)6を上下方向に駆動させるための駆動室等が設けられた本体2と、本体2内に配設されたプランジャロッド6と、駆動されたプランジャロッド6の作用により液体材料37を吐出する吐出部3とを主要な構成要素とする。
第一駆動室4は、その内部にプランジャロッド6に固設されたピストン7が上下方向に摺動自在に配設された空間であり、ピストン7により分断されたバネ室9および空気室11を有する。ピストン7の上側にはプランジャロッド6を下降駆動させるためのスプリング8を収容するバネ室9が形成され、ピストン7の下側にはプランジャロッド6を上昇駆動させるための圧縮空気10を流入させる空気室(加圧室)11が形成されている。上記スプリング8には圧縮コイルばねを用いている。また、バネ室9上部にはプランジャロッド6の移動を規制し、移動距離であるストロークを調整するためのストローク調整ネジ12が設けられている。プランジャロッド6のストロークの調整は、調整ネジ12の外部に露出しているつまみ部13を回し、調整ネジの先端14を上下方向に移動させて、プランジャロッド6上端と衝突するまでの距離を変えることで行う。
別の実施形態として、ツバ状部24がソレノイド上面25と接触し、および/または、コア部材下面26とソレノイド凹部底面27が接触し、設定ストローク以上にプランジャロッド6が下降することを防ぐ役割を果たすようにしてもよい。この形態では、ロッド先端34がバルブシート31に当接しない状態で吐出が行われる。
次に、本発明に係る液滴形成装置の動作について、従来装置の動作と比較しながら説明する。まず、(1)、(2)で従来装置の動作について説明し、続いて(3)で本発明の動作を説明する。なお、以下で説明する各図において、横軸は時間(t)を表し、縦軸は、信号の場合は電圧(V)、弁体先端の場合は弁座からの位置(St)を表す。
図6は、従来のエア・スプリング方式装置(特許文献1など)の動作タイミングと弁体先端位置との関係を表した線図で、(a)は切換弁への信号、(b)は弁体先端の位置をそれぞれ表す。
従来のエア・スプリング方式の装置は、切換弁へ動作開始信号が送信されると(ONになると)、弁が切り換わって圧縮空気が空気室へ流入し、スプリングを圧縮しながら、ピストンを持ち上げ(後退させ)、それに伴いプランジャロッド6が吐出口を開放する(符号50)。スプリングは縮まるほど大きな力が必要となるため、符号50のように、後退動作終わり付近でストローク変化が緩やかになる曲線となっている。設定時間経過後(符号51)、切換弁への動作信号が切られると(OFFになると)、弁が切り換わって空気室内の圧縮空気を大気中へ放出し始め、スプリングの反発力によってピストンが下がり、そしてプランジャロッド6が吐出口を閉鎖する(符号52)。このように閉鎖することで液体材料が滴状になって吐出される。ピストン下降時(進出時)において、符号52のような曲線となっているのは、ピストンが下降し始めたときはスプリングの反発力が強く、下降速度も速いが、下降し終わる頃にはスプリングが伸びてきて反発力が弱く、下降速度も遅くなってきているためである。以上が、従来のエア・スプリング方式による一回の吐出における一連の動作の流れである。
なお、より強い付勢力を得るためにスプリングを強化した場合には、符号50の曲線はより緩やかなものとなる。
次いで、図7は、DCソレノイドを用いた従来の液滴形成装置の動作タイミングと弁体先端位置との関係を表した線図で、(a)は第一のソレノイドへの信号、(b)は第二のソレノイドへの信号、(c)は弁体先端の位置をそれぞれ表す。
従来のソレノイド方式の装置は、第一のソレノイドへ動作開始信号が送信されると(ONになると)、ソレノイドが磁化されて芯棒を移動させ、それに伴い噴射用部材がノズルを開放する(符号53)。設定時間経過後(符号54)、第一のソレノイドへの動作信号が切られ(OFFになり)、第二のソレノイドへ動作開始信号が送信されると(ONになると)、第二のソレノイドが芯棒を移動させ、そして噴射用部材がノズルを閉鎖する(符号55)。このように閉鎖することで液体材料(例えば、接着剤)が滴状になって吐出される。以上が、従来のソレノイド方式による一回の吐出における一連の動作の流れである。
上記二つの従来方式装置の説明を踏まえ、本発明に係る液滴形成装置の動作について説明する。図3は、本発明に係る液滴形成装置の動作タイミングと弁体先端の位置を示した線図であり、(a)は切換弁への信号、(b)はソレノイドへの信号、(c)は弁体先端の位置をそれぞれ表す。
まず、空気室11へ圧縮空気10を流入し、プランジャロッド6を後退させる。より詳細には、切換弁16へ動作開始信号が送信されると(ONになると)、弁が切り換わって圧縮空気10が空気室11へ流入し、スプリング8を圧縮しながら、ピストン7を持ち上げ、それに伴いプランジャロッド6がバルブシート連通孔35とそれに通ずるノズル32を開放する(符号56、併せて図1も参照)。この際、ソレノイド21への電力供給は停止されており、コア部材22に吸引力(吸着力)は作用していない。
また、弁体の上昇動作において、スプリング自体は強化することなく圧縮空気10の力のみでピストン7を持ち上げるので、短時間で弁体を上昇させることができ、連続吐出時のタクトタイム短縮につながる。本発明は、連続高速吐出(例えば1秒間に100ショット以上)に好適である。
本発明に係る液滴形成装置1を駆動機構64へと搭載して塗布装置63を構成することができる。図4にその一例を示す。
まず、準備として、(1)液滴形成装置1をZ駆動機構67の保持部73へ設置、固定し、配線(46、47)、配管(48、49)を接続する。加えて、(2)XYZ移動動作や吐出動作タイミングなどをルーチン化した塗布プログラムを作成し、ロボットコントローラ71に記憶させる。準備を終えたら、(3)塗布対象物74をワークテーブル75に載置し、固定する。そして、(4)記憶させた塗布プログラムを実行し、塗布を行う。ここで、続けて複数の塗布対象物74に塗布を行う場合は、上記(3)および(4)を繰り返せばよい。また、所望とする塗布形態に応じて(2)の塗布プログラムを変更することで、簡単に作業内容の変更を行うことができる。
Claims (22)
- 吐出口と連通し、液体材料が供給される液室と、先端部が液室内を進退動するプランジャロッドと、プランジャロッドを進退動するプランジャロッド駆動部と、コントローラと、を備え、吐出口から液滴を飛翔吐出する液滴形成装置において、
前記プランジャロッドが最進出位置に近づいた際に、進出方向への吸引力を作用させる磁界発生機構を有することを特徴とする液滴形成装置。 - 前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作時に、前記磁界発生機構に通電し磁界を発生させることを特徴とする請求項1の液滴形成装置。
- 前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作開始時からプランジャロッドの進出動作停止時までを含む時間帯に、前記通電を行うことを特徴とする請求項2の液滴形成装置。
- 前記コントローラが、プランジャロッドの後退動作時に前記通電を停止することを特徴とする請求項2または3の液滴形成装置。
- 前記磁界発生機構が、磁性部材と、磁性部材と対向して設けられたソレノイドとから構成されることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかの液滴形成装置。
- 前記磁界発生機構が、前記プランジャロッドのブレを小さくするガイドとして作用する凹部を有することを特徴とする請求項2ないし4のいずれかの液滴形成装置。
- 前記磁界発生機構が、磁性部材と、磁性部材と対向して設けられ、前記凹部を構成するソレノイドとを備え、前記磁性部材が前記ソレノイドへ進入することにより前記凹部のガイド作用を受けることを特徴とする請求項6の液滴形成装置。
- 前記プランジャロッドの最進出位置を前記プランジャロッドが弁座に接触しない状態に規定する調整機構を備えることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかの液滴形成装置。
- 前記磁界発生機構が、磁性部材と、磁性部材と対向して設けられたソレノイドとから構成され、
前記調整機構が、前記磁性部材と前記ソレノイドとを当接させることにより前記プランジャロッドの最進出位置を規定することを特徴とする請求項8に液滴形成装置。 - 前記調整機構が、前記磁性部材または前記ソレノイドの固定位置を調整する機構を備えることを特徴とする請求項9に液滴形成装置。
- 前記プランジャロッドが、非磁性材料からなることを特徴とする請求項1ないし10のいずれかの液適形成装置。
- 吐出口と連通し、液体材料が供給される液室と、先端部が液室内を進退動するプランジャロッドと、プランジャロッドを進退動するプランジャロッド駆動部と、コントローラと、を備え、吐出口から液滴を飛翔吐出する液滴形成装置を用いた液滴形成方法において、
プランジャロッドが最進出位置に近づいた際に、進出方向へ吸引力を作用させる磁界発生機構を設け、プランジャロッドを後退させ、液室に液体材料を流入させる充填工程、
プランジャロッドを進出させると共に、磁界発生機構によりプランジャロッドに進出方向へ吸引力を作用させ、液室内の液体材料を吐出する吐出工程、を有することを特徴とする液滴形成方法。 - 前記吐出工程において、前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作時に、前記磁界発生機構に通電し磁界を発生させることを特徴とする請求項12の液滴形成方法。
- 前記コントローラが、プランジャロッドの進出動作開始時からプランジャロッドの進出動作停止時までを含む時間帯に、前記通電を行うことを特徴とする請求項13の液適形成方法。
- 前記コントローラが、プランジャロッドの後退動作時に前記通電を停止することを特徴とする請求項13または14の液滴形成方法。
- 前記磁界発生機構が、磁性部材と磁性部材と対向して設けられたソレノイドとから構成されることを特徴とする請求項13ないし15のいずれかの液滴形成方法。
- 前記磁界発生機構が、前記プランジャロッドのブレを小さくするガイドとして作用する凹部を有し、前記吐出工程において、前記凹部のガイド作用を受けることを特徴とする請求項13ないし15のいずれかの液滴形成方法。
- 前記磁界発生機構が、磁性部材と、磁性部材と対向して設けられ、前記凹部を構成するソレノイドとを備え、前記磁性部材が前記ソレノイドへ進入することにより前記凹部のガイド作用を受けることを特徴とする請求項17の液適形成方法。
- 前記吐出工程において、前記プランジャロッドの最進出位置を前記プランジャロッドが弁座に接触しない状態に規定することを特徴とする請求項12ないし15のいずれかの液滴形成方法。
- 前記磁界発生機構が、磁性部材と、磁性部材と対向して設けられたソレノイドから構成され、
前記吐出工程において、前記磁性部材と前記ソレノイドとを当接させることにより、前記プランジャロッドの最進出位置を前記プランジャロッドが弁座に接触しない状態に規定することを特徴とする請求項19の液滴形成方法。 - 前記吐出工程において、前記磁性部材または前記ソレノイドの固定位置を調整することにより、前記プランジャロッドの最進出位置を前記プランジャロッドが弁座に接触しない状態に規定するを特徴とする請求項20の液滴形成方法。
- 前記プランジャロッドが、非磁性材料からなることを特徴とする請求項12ないし21のいずれかの液滴形成方法。
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