JP2016127889A - 粘着クリーナーとその取り替え構造体。 - Google Patents
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Abstract
Description
1従来の粘着クリーナー1の構造(参考図:図1)
粘着層を外側にして適当な間隔でミシン目10が設けられた粘着テープ11が筒状の両端に開口部40を有する巻芯14に巻回されており、巻回された粘着テープ11と巻芯14を一体として巻回粘着テープ25といい、その巻回粘着テープ25は回転自在の巻芯受け部4に装着され、巻芯受け部4と巻回粘着テープ25とで粘着クリーナー1の回転自在なロール部46を構成している。
なお、巻芯受け部4と巻回粘着テープ25はロール部46を構成するパーツ(部品)であり、このパーツ(部品)のことを粘着クリーナー1の取り替え構造体という。
2従来の粘着クリーナー1の使い方(掃除の仕方)(参考図:図2)
(1)粘着クリーナー1で掃除をする場合は、シャフト3のグリップ2を持ち、ロール部46を回転させ、巻回粘着テープ25の粘着テープ11にごみ等を付着させる。以後、ごみ等の付着した粘着テープ11を使用後粘着テープ19という。
(2)掃除が終わり使用後粘着テープ19を剥がす際には、例えば左手20で汚れた使用後粘着テープ19を握ってロール部46の回転を止め、右手21の爪等でミシン目10から剥がしていた。
上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
1汚れて不衛生な部分に触ることなくロール部の回転を止める「回転止め手段」である「握り部」を有する巻芯受け部と、
2 使用後粘着テープの「剥離手段」である、剥離紐、または剥離テープを有する「巻芯受け部」もしくは「巻回粘着テープ」
を提供する。
なお、巻芯を用いない無巻芯回粘着テープの場合においては一番内側の筒状になった部分に巻芯が存在するとみなして論を進める。
また、粘着クリーナーで掃除するときは使用後粘着テープを剥がしやすくするために図2(A)等に
示すように使用前に粘着テープ(=使用後粘着テープ)のミシン目の一端を剥がして山折りにした山折り部を設けておくことが行われるケースがある。本稿では山折り部を設けることを前提に論を進める。
さらに、筒状の巻芯受け部を横置きにして正面図を描いたとして、その図のひだり端側を「シャフト口」、または「左側」または「左端」」、図のみぎ端側を「受け口」、または「右側」または「右端」とする。
同様に筒状の巻芯または巻回粘着テープを横置きにして正面図を描いたとして、そのひだり端側を「挿入口」、または「左側」または「左端」とし、みぎ端側を「引出し口」、または「右側」または「右端」とする。
握り輪握り部付巻芯受け部と剥離紐付巻回粘着テープの形成
握り輪を巻芯受け部に装着し、その握り輪を握り部とする握り輪握り部付巻芯受け部に、使用後粘着テープを剥離する剥離紐を有する、剥離紐付巻回粘着テ―プを装着して粘着クリ―ナ―のロール部を構成する。
D11 握り輪握り部付巻芯受け部の形成
D11−(1)握り輪の形成(参考図:図3(A))
適当な素材からなり、巻芯受け部に装着可能で、その外径は前記巻回粘着テープの巻芯と同一で、一端を握り輪シャフト口、他端を握り輪受け口とする両端に開口部を有する筒状物を形成して握り輪とする。
なお、握り輪は、筒状もしくは略筒状のものを上記の様に形成してもよく、板状のものを筒状もしくは略筒状に形成してもよい。
また、上記で握り輪の外径を巻芯と同一としたが、同一「以下」に形成してもよい。ただし、本稿では同一として論を進める。
なお、以後においては、握り輪シャフト口を「左端」もしくは「左側」、握り輪受け口を「右端」もしくは「右側」という。
D11−(2)握り輪握り部付巻芯受け部の形成(参考図:図3(B))
巻芯受け部の左側であるシャフト口と握り輪シャフト口が一致するように握り輪を巻芯受け部に着脱自在に装着し、もしくは固着させて、握り輪を握り部とする握り輪握り部付巻芯受け部を形成する。
以後において、握り部に装着した握り輪の左端部分を握り部左端もしくは握り部左側といい、また握り輪の右端部分を握り部右端もしくは握り部右側という。
D11−(3)目安線の設定(参考図」図3)
握り輪この外縁上の適当な位置に、外周縁に直角に適当な幅で目安線(32)を設けておく。この目安線(39)は線ではなく「マーク」となるものであれば「線」でも「点」でもよい。
なお、目安線は後述する各握り部にも設けるため以後においてはこの記述は省略する。
D11−(4)握り輪の外径を巻芯(14)の外径と同一もしくは外径以下にする理由
ア 握り輪の外径と巻芯の外径を同一にしておけば、巻回粘着テープの残量が少なくなっても巻回粘着テープに未使用部分が生じるおそれはなくなるからである。
イ また外径を同一にすることによって、巻回粘テープは握り部右端を越えて挿入されることはない。すなわち巻回粘テープは握り部右端でストップする。以後このことを握り部で挿入はストップするという。
ウ なお、厳密には握り輪の外径を巻芯の外径「以下」で形成しておけば上記アやイの問題はクリアーできるが、本項では以下の各手段を含め「同一」として論を進める。
次に剥離紐付巻回粘着テープの形成について述べる。
D12 以下の方法により剥離紐付巻回粘着テープを形成する。(参考図:図4)
D12−(1)剥離紐の形成(参考図:図4)
ア 素材は特定しないが、シリコンまたはポリエステル等粘着しづらい素材が望ましい。
イ 剥離紐は一端を固着端、他端を可動端とし、
ウ 形状は直径が数ミリメートル以下の円形もしくは略円形の紐、または幅が30数ミリメートル以下の扁平な帯状のテープよりなり、
エ 固着端から可動端までの長さは装着する巻回粘着テープの粘着テープより若干長く形成しておく。
なお、可動端には剥離紐を掴み易くするため適当な形のタグを設けておいてもよい。
本稿では以後、タグを設けたことを前提に論を進める。
D12−(2)剥離紐付巻回粘着テープの形成(参考図:図4)
ア 上記D12−(1)で形成した剥離紐の固着端を巻回粘着テープの挿入口側に固着させ、可動端は可動自在としておく。
イ なお、固着させる位置は特定しないが、
(ア)巻回粘着テープの巻芯の内縁部で、
(イ)巻回粘着テープの挿入口側を正面にしてみた場合において、巻回粘着テープに設けられたミシン目の位置を時計の文字盤の12(時)の位置とすると12(時)と3(時)の間の適当な位置に設ける(以後単に「略3時の位置」という)。(参考図:図4(C))
以上により剥離紐を有する剥離紐付巻回粘着テープの形成が完了した。
D12−(3) 剥離紐のセット(参考図:図5)
ア 剥離紐付巻回粘着テープの剥離紐を使用するに当たっては、ミシン目から粘着テープを少々剥がし、剥離紐をミシン目と平行もしくは略平行に引出し口側へ差し渡し、粘着テープを再粘着さてセットしておく。
イ なお、上記D12−(2)−イ−(イ)で剥離紐を「略3時」の位置に設けるようにしたのは、差し渡しした剥離紐とミシン目の位置が近いと粘着テープが再粘着しにくくなる。剥離紐とミシン目との間にはある程度の距離(幅)があった方が再粘着し易いためである。
D13 ロール部の構成(参考図:図6)
(1)上記D11−(1)からD11−(4)で形成した握り輪握り部付巻芯受け部に、上記D12−(1)からD12−(3)で形成しセットした剥離紐付巻回粘テープを装着して、握り輪握り部付巻芯受け部と剥離紐付巻回粘テープを取り替え構造体として、粘着クリーナーのロール部を構成する。
(2 )なお、剥離紐付巻回粘テープ(33)は左側である挿入口(12)側から握り輪握り部付巻芯受け部(41)に装着されるものとする。
以後各種の巻回粘着テープ(25)が各種の巻芯受け部(4に装着されるケースについて述べるが、装着方法は上記と同じ方法でなされるものとする。
(3) 握り部である握り輪に設けた目安線(以後「握り部に設けた目安線という)のラインと剥離
紐付巻回粘着テープの前記ミシン目のラインを一致させて装着する。
なお、上記の方法は今後述べる各手段においても同様であるため、今後はこの操作の記述を省略する場合がある。
ボルト型握り部付巻芯受け部の形成。
巻芯受け部をヘッド部を有するボルト状に形成し、ヘッド部を巻芯受け部の露出部である巻芯受け露出部とし、その巻芯受け露出部を握り部とするボルト型握り部付巻芯受け部に、手段1のD12−(1)からD12−(3)で形成した剥離紐付巻回粘着テープを装着して粘着クリーナー(1)のロール部を構成する。
D21 ボルト型握り部付巻芯受け部の形成(参考図:図8)
(1)シャフト口側に巻芯の内径と外径の差つまり厚さと同じ嵩高で幅が5センチメートル以下の嵩高部を有する細長のボルト状に巻芯受け部を形成し、その嵩高部を巻芯受け部が露出した巻芯受け露出部とする外形がボルト状のボルト型巻芯受け部を形成し、その巻芯受け露出部を握り部とする。
なお、上記で嵩高を巻芯の内径と外径の差つまり厚さと同じとしたが、嵩高は巻芯の厚さ以下に形成してもよい。ただし本稿では同一として論を進める。
(2)また、嵩高部の高さを巻芯の内径と外径の差つまり厚さと同一にするのは上記D11−(4)で述べたのと同じ理由からである。
D22 ロール部の構成(参考図:図9)
(1)このボルト型握り部付巻芯受け部に上記D12−(1)からD12−(3)で形成した剥離紐付巻回粘テープを装着して、ボルト型握り部付巻芯受け部と剥離紐付巻回粘テープを取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
(2)ボルト型握り部付巻芯受け部の握り部の嵩高は剥離紐付巻回粘着テープの巻芯の外径と同じ高さになっているので、剥離紐付巻回粘着テープは握り部右端で挿入はストップするのは記述のとおりである。
突起部型握り部付巻芯受け部の形成。
巻芯受け部が露出した巻芯受け露出部に突起を設けた突起型握り部付巻芯受け部に、手段1のD12−(1)からD12−(3)で形成した剥離紐付巻回粘着テープを装着して粘着クリーナーのロール部を構成する。
D31 突起型握り部付巻芯受け部の形成(参考図:図10)
(1)巻芯受け部のシャフト口側を起点に受け口側にかけて測った幅が5センチメートル以下の位置で、突起の嵩高が巻芯の内径と外径の差つまり厚さと同一の突起を巻芯受け部の外縁部に一個もしくは複数個設け、シャフト口から突起までを巻芯受け部が露出した部分である巻芯受け露出部とし、その巻芯受け露出部を握り部とする、突起型握り部付巻芯受け部を形成する。
なお、上記で嵩高を巻芯の内径と外径の差つまり厚さと同じとしたが、嵩高は巻芯の厚さ以下に形成してもよい。ただし本稿では同一として論を進める。
(2)なお、嵩高部の高さを巻芯の内径と外径の差つまり厚さと同一にするのは上記D11−(4)で述べたのと同じ理由からである。
D32 ロール部の構成(参考図:図9)
(1)この突起型握り部付巻芯受け部に上記D12−(1)からD12−(3)で形成した剥離紐付巻回粘テープを装着して、突起型握り部付巻芯受け部と剥離紐付巻回粘テープとを取り替え構造体として、粘着クリーナーのロール部を構成する。なお、ロール部の形状を斜視図で示すとボルト型握り部付巻芯受け部と同様で、図9のような形状になる。
(2)突起型握り部付巻芯受け部の握り部の嵩高は剥離紐付巻回粘着テープの巻芯と同じ高さになっているので、剥離紐付巻回粘着テープは握り部右端で挿入はストップするのは記述のとおりである。
リング部型握り部付巻芯受け部の形成。
巻芯受け部が露出した巻芯受け露出部にリングを設けたリング部型握り部付巻新受け部に、手段1のD12−(1)からD12−(3)で形成した剥離紐付巻回粘着テープを装着して粘着クリーナーのロール部とする。
D41 リング型握り部付巻芯受け部の形成(参考図:図10)
(1)巻芯受け部のシャフト口側を起点に受け口側にかけて測った幅が5センチメートル以下の位置に、リングの嵩高が巻芯の内径と外径の差つまり厚さと同一のリングを芯受け部(4)の外縁部の外周に沿ってリング状に設け、シャフト口からリングまでを巻芯受け部が露出した部分である巻芯受け露出部とし、その巻芯受け露出部を握り部とする、リング型握り部付巻芯受け部を形成する。
なお、上記で嵩高を巻芯(14)の内径と外径の差つまり厚さと同じとしたが、嵩高は巻芯(14)の厚さ以下に形成してもよい。ただし本稿では同一として論を進める。
(2)なお、嵩高部の高さを巻芯の内径と外径の差つまり厚さと同一にするのは上記D11−(4)で述べたのと同じ理由からである。
D42 ロール部の構成(参考図:図9)
(1)このリング型握り部付巻芯受け部に、手段1のD12−(1)からD12−(3)で形成した剥
離紐付巻回粘テープを装着して、リング型握り部付巻芯受け部と剥離紐付巻回粘テープを取り替え構造体として、粘着クリーナーのロール部を構成する。なお、ロール部の形状としてはボルト型握り部付巻芯受け部と同様で、図9のような形状になる。
(2)リング型握り部付巻芯受け部の握り部の嵩高は剥離紐付巻回粘着テープの巻芯と同じ高さになっているので、剥離紐付巻回粘着テープは握り部右端で挿入はストップするのは記述のとおりであ
剥離紐握り輪付巻芯受け部の形成。
手段1のD11−(1)で形成した握り輪の握り輪右端側に手段1のD12−(1)で形成した剥離紐を装着して剥離紐付握り輪を形成し、剥離紐付握り輪を握り部とし、この握り輪の握り輪左端シャフト口に一致するように巻芯受け部に装着し、剥離紐握り輪付巻芯受け部を形成する。
この剥離紐握り輪付巻芯受け部に巻回粘着テープを装着して粘着クリーナーのロール部を構成する。
D51 剥離紐付握り輪の形成(参考図:図11)
上記手段1のD11−(1)で形成した握り輪に上記手段1のD12−(1)で形成した剥離紐を以下のように固着させる。
(1)剥離紐の固着端を握り輪(26)の右側に固着させ、可動端は可動自在としておく。
(2)なお、固着させる位置は特定しないが、
(ア)握り輪の内縁部で、
(イ)握り輪受け口を手前に置いた正面図を描いた場合において、握り輪に設けられた目安線の位置を時計の文字盤の12(時)の位置とすると12(時)と9(時)の間の適当な位置に設ける((以後単に「12(時)」、(9(時)」という)。
その理由については手段1のD12−(3)−イで述べたとおりである。
以上により剥離紐を有する剥離紐付握り輪の形成が完了した。
D52 剥離紐握り輪付巻芯受け部の形成(参考図:図11(B))
上記手段1のD11−(3)で述べたと同様の方法で、この剥離紐付握り輪を巻芯受け部に装着し、剥離紐付握り輪を握り部(16)とする剥離紐握り輪付巻芯受け部を形成する。
D53 ロール部の構成(参考図:図12)
上記手段1のD13の(2)と同様に、剥離紐握り輪付巻芯受け部の握り部に設けた目安線のラインに巻回粘着テープのミシン目を一致させながら、剥離紐握り輪付巻芯受け部に巻回粘着テープを装着して、剥離紐握り輪付巻芯受け部と巻回粘着テープとを取り替え構造体として、粘着クリーナーのロール部を構成する。
D54 剥離紐26のセット(参考図:図5)
剥離紐握り輪付巻芯受け部に巻回粘着テープを装着した後で、以下の要領で剥離紐のセットを行う。
ア 巻回粘着テープのミシン目から粘着テープを少々剥がし、剥離紐をミシン目と平行もしくは略平行に引出し口側へ差し渡し、巻回粘着テープの粘着テープを再度粘着させる。
以上でセットは完了である。
イ なお、上記D51−(2)−イで剥離紐を「9時」近辺の位置に設けるようにしたのは、差し渡しした剥離紐とミシン目の位置が近いと再粘着しにくくなり、剥離紐とミシン目との間にはある程度の距離(幅)があった方が剥離テープが再粘着し易いためである。
剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部の形成。
手段2のD21で形成したで形成したボルト型握り部付巻芯受け部の握り部の握り部右端に手段1のD12−(1)で形成した剥離紐を装着し、剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部を形成し、この剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部に巻回粘着テープを装着して粘着テープのロール部とする。
D61 剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部の形成とロール部の構成
(参考図:図13(A))
(1)上記手段2のD21で形成したボルト型握り部付巻芯受け部の握り部の握り部右端に手段1のD12−(1)で形成した剥離紐を以下のように固着させる。
ア 剥離紐の固着端を握り部右端に固着させ、可動端は可動自在としておく。
イ なお、固着させる位置は特定しないが、ボルト型握り部付巻芯受け部の受け口側を手前に置いた正面図を描いた場合において、握り部に設けられた目安線の位置を時計の文字盤の12(時)の位置とすると、12(時)と9(時)の間の適当な位置に設ける((以後単に「12(時)」、(9(時)」という)。
その理由については手段1のD12−(3)−イで述べたとおりである。
以上により剥離紐を有する剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部の形成が完了した。
(2)握り部の目安線のラインに巻芯受け部のミシン目のラインを合わせて、巻回粘着テープを剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部に装着して、剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部と巻回粘着テープとを取り替え構造体として、粘着テープのロール部を構成する。なお、ロール部の形状としては
上記D53で述べた剥離紐握り輪付巻芯受け部と同様に、図12のような形状になる。
D62 剥離紐26のセット(参考図:図5)
剥離紐26のセットについては上記手段5のD54に記載のとおりであるため省略する。
D64 突起型握り部付巻芯受け部やリング部型握り部付巻芯受け部への剥離紐の装着
手段3で形成した突起型握り部付巻芯受け部の握り部や、手段4形成したリング部型握り部付巻芯受け部のそれぞれの握り部右端に剥離紐を設けて、剥離紐突起型握り部付巻芯受け部や剥離紐リング型握り部付巻芯受け部を形成する。その方法は上記D61からD62と同様であるため詳細については記述を省略する。
剥離テープを装着した剥離テープ付巻芯受け部の形成。
剥離テープを形成し、巻芯受け部4に剥離テープ兼握り部としてこの剥離テープを装着した剥離テープ付巻芯受け部に巻回粘着テープを装着して、粘着テープのロール部を構成する。
D71 剥離テープの形成(参考図:図14)
剥離テープは以下のように形成する。
(1)巻芯(14)を幅が3センチメートル以下の両端に開口部を有する筒状に形成し、粘着テープの粘着力以上の粘着力を有する粘着層を内側にして粘着テープを巻芯に巻回して剥離テープを形成する。
(2)巻芯以外の素材で巻芯を形成して巻回する場合は、幅は3センチメートル以下で、巻芯受け部に装着可能で、外径は巻芯の外径と同一とする筒状物に上記の要領でテープを巻回する。
なお、上記で剥離テープの外径を巻芯と同一としたが、同一「以下」に形成してもよい。ただし、本稿では同一として論を進める。
(3)長手方向の間隔は巻回粘着テープのミシン目の間隔より短く、また短手方向には一端から他端へ長手方向に対して直角な剥離テープミシン目を設ける、もしくは剥離テープミシン目を設けず自在の長さにカット可能とする。
(4)なお、剥離テープミシン目を設ける場合は、巻回粘着テープをミシン目でカットして最後まで使用する使用可能な回数(以後「カット枚数」という)と同じ枚数になるように、剥離テープの剥離テープミシン目を設けておく。
(5)上記の様に同じ枚数にしておいても、剥離テープミシン目と剥離テープミシン目の間 隔は粘着テープのミシン目の間隔より短くしてあるので、巻回粘着テープを使用するに際して剥離テープが支障をきたすことはない。
(6)なお、剥離テープ(44)の開口部の一方を剥離テープ左端、他方を剥離テープ右端と呼ぶことにする。
(7)なお、この剥離テープのテープは、粘着クリーナーに使用する粘着テープの仕様を変えて形成してもよく、別途形成してもよい。素材は特定しない。
D72 剥離テープの装着とロール部の構成(参考図:図14)
(1)巻芯受け部のシャフト口に剥離テープの剥離テープ左端が一致する(接する)ようにして巻芯受け部に剥離テープを装着して剥離テープ付巻芯受け部を形成し、
(2)この剥離テープ付巻芯受け部に巻回粘着テープを装着して、剥離テープ付巻芯受け部と巻回粘着テープを、もしくは巻芯受け部と剥離テープと巻回粘着テープとを取り替え構造体として、粘着クリーナーのロール部を構成する。
握り輪握り部付巻芯受け部に剥離テープを装着。
手段1の握り輪握り部付巻芯受け部または手段2のボルト型握り部付巻芯受け部、または手段3の突起型握り部付巻芯受け部や、手段4のリング型握り部付巻芯受け部のそれぞれの握り部に、上記手段7のD71で形成した剥離テープと巻回粘着テープを装着して粘着クリーナーのロール部とする。
なお、いずれの場合においても形成方法や使い方、作用・効果は同一となるため、手段1の握り輪握り部付巻芯受け部を用いて論を進め、他は省略する。
D81 握り輪握り部付巻芯受け部に剥離テープと巻回粘着テープを装着
(参考図:図16)
(1)手段1で形成した握り輪握り部付巻芯受け部に上記手段7のD71で形成した剥離テープを剥離テープ左端が握り部右端に接するように装着して剥離テープ握り輪握り部付巻芯受け部を形成する。
なおここではこの剥離テープは粘着面を外側にして巻回しておく。
(2)この剥離テープ握り輪握り部付巻芯受け部に巻回粘着テープを装着して、剥離テープ握り輪握り部付巻芯受け部と巻回粘着テープ、もしくは剥離テープと握り輪握り部付巻芯受け部と巻回粘着テープとを取り替え構造体として、粘着クリーナーのロール部を構成する。ロール部を斜視図で示すと図16の(B)のようになる。
巻芯受け部に剥離テープ付巻回粘着テープを装着
巻芯受け部に上記D12で形成した剥離テープ付巻回粘着テープを装着して、粘着テープのロール部を構成する。
D91 巻芯受け部に剥離テープ付巻回粘着テープを装着とロール部の構成(参考図:図18)
上記D12−(1)からD12−(3)で形成しセットした剥離紐付巻回粘テープを巻芯受け部に
装着して、巻芯受け部と剥離紐付巻回粘テープを取り替え構造体として、粘着クリーナーのロール
部を構成する。
D92 回転止め手段について
実施例9においては回転止め手段は特別に設けない。図18(B)に示すように巻芯受け部の筒の中に指を差し入れてロール部の回転を止める。
発明を実施する具体的方法を以下に述べる。
なお、粘着クリーナー(1)で掃除するときは使用後粘着テープ(19)を剥がしやすくするために
図2(A)等に示すように使用前に粘着テープ(11)(=使用後粘着テープ(19))のミシン目(1
0)の一端を剥がして山折りにした山折り部(18)を設けておくことが行われるケースがある。本
稿では山折り部(18)を設けることを前提に論を進める。
また、筒状の巻芯受け部(4)を横置きにして正面図を描いたとして、その図のひだり端側を「シャフト口(5)」、または「左側」または「左端」」、図のみぎ端側を「受け口(6)」、または「右側」または「右端」とする。
同様に筒状の巻芯(14)または巻回粘着テープ(25)を横置きにして正面図を描いたとして、そのひだり端側を「挿入口(12)」、または「左側」または「左端」とし、みぎ端側を「引出し口(13)」、または「右側」または「右端」とする。
握り輪握り部付巻芯受け部(41)と剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成
握り輪(39)を巻芯受け部(4)に装着し、その握り輪(39)を握り部(16)とする握り輪握り部付巻芯受け部(41)に、使用後粘着テープ(19)を剥離する剥離紐(26)を有する、剥離紐付巻回粘着テ―プ(33)を装着して粘着クリ―ナ―(1)のロール部(46)構成する。
J11 握り輪握り部付巻芯受け部(41)の形成
J11−(1)握り輪(39)の形成(参考図:図3(A))
適当な素材からなり、巻芯受け部(4)に装着可能で、その外径は前記巻回粘着テープ(25)の巻芯(14)と同一で、一端を握り輪シャフト口(50)、他端を握り輪受け口(51)とする両端に開口部(40)を有する筒状物を形成して握り輪(39)とする。
なお、握り輪(39)は、筒状もしくは略筒状のものを上記の様に形成してもよく、板状のものを筒状もしくは略筒状に形成してもよい。
また、上記で握り輪(39)の外径を巻芯(14)と同一としたが、同一「以下」に形成してもよい。ただし、本稿では同一として論を進める。
また、以後においては、握り輪シャフト口(50)を「左端」もしくは「左側」、握り輪受け口(51)を「右端」もしくは「右側」という。
J11−(2)握り輪握り部付巻芯受け部(41)の形成(参考図:図3(B))
巻芯受け部(4)の左側であるシャフト口(5)と握り輪シャフト口(50)が一致するように握り輪(39)を巻芯受け部(4)に着脱自在に装着し、もしくは固着させて、握り輪(39)を握り部(16)とする握り輪握り部付巻芯受け部(41)を形成する。
以後において、握り部(16)に装着した握り輪(39)の左端部分を握り部左端(52)もしくは握り部左側といい、また握り輪(39)の右端部分を握り部右端(28)もしくは握り部右側という。
J11−(3)目安線(32)の設定(参考図」図3)
握り輪(39)この外縁上の適当な位置に、外周縁に直角に適当な幅で目安線(32)を設けておく。この目安線(39)は線ではなく「マーク」となるものであれば「線」でも「点」でもよい。
なお、目安線(32)は後述する各握り部(16)にも設けるため以後においてはこの記述は省略
する。
J11−(4)握り輪(39)の外径を巻芯(14)の外径と同一もしくは外径以下にする理由
ア 握り輪(39)の外径と巻芯(14)の外径を同一にしておけば、巻回粘着テープ(25)の残量が少なくなっても巻回粘着テープ(25)に未使用部分が生じるおそれはなくなるからである。
イ また外径を同一にすることによって、巻回粘テープ(25)は握り部右端(28)を越えて挿入されることはない。すなわち巻回粘テープ(25)は握り部右端(28)でストップする。以後このことを握り部(16)で挿入はストップするという。
ウ なお、厳密には握り輪(39)の外径を巻芯(14)の外径「以下」で形成しておけば上記アやイの問題はクリアーできるが、本項では以下の各実施例を含め「同一」として論を進める。
次に剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成について述べる。
J12 以下の方法により剥離紐付巻回粘着テープ(33)を形成する。(参考図:図4)
J12−(1)剥離紐(26)の形成(参考図:図4)
ア 素材は特定しないが、シリコンまたはポリエステル等粘着しづらい素材が望ましい。
イ 剥離紐(26)は一端を固着端、他端を可動端とし、
ウ 形状は直径が数ミリメートル以下の円形もしくは略円形の紐、または幅が30数ミリメートル以下の扁平な帯状のテープよりなり、
エ 固着端から可動端までの長さは装着する巻回粘着テープ(25)の粘着テープ(11)より若干長く形成しておく。
なお、可動端には剥離紐(26)を掴み易くするため適当な形のタグ(27)を設けておいてもよい。
本稿では以後、タグ(27)を設けたことを前提に論を進める。
J12−(2)剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成(参考図:図4)
ア 上記D12−(1)で形成した剥離紐(26)の固着端を巻回粘着テープ(25)の挿入口(12)側に固着させ、可動端は可動自在としておく。
イ なお、固着させる位置は特定しないが、
(ア)巻回粘着テープ(25)の巻芯(14)の内縁部で、
(イ)巻回粘着テープ(25)の挿入口(12)側を正面にしてみた場合において、巻回粘着テープ(25)に設けられたミシン目(10)の位置を時計の文字盤の12(時)の位置とすると12(時)と3(時)の間の適当な位置に設ける(以後単に「略3時の位置」という)。(参考図:図4(C))
以上により剥離紐(26)を有する剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成が完了した。
J12−(3) 剥離紐(26)のセット(参考図:図5)
ア 剥離紐付巻回粘着テープ(33)の剥離紐(26)を使用するに当たっては、ミシン目(10)から粘着テープ(11)を少々剥がし、剥離紐(26)をミシン目(10)と平行もしくは略平行に引出し口(13)側へ差し渡し、粘着テープ(11)を再粘着さてセットしておく。
イ なお、上記J12−(2)−イ−(イ)で剥離紐(26)を「略3時」の位置に設けるようにしたのは、差し渡しした剥離紐(26)とミシン目(10)の位置が近いと粘着テープ(11)が再粘着しにくくなる。剥離紐(26)とミシン目(10)との間にはある程度の距離(幅)があった方が再粘着し易いためである。
J13 ロール部(46)の構成(参考図:図6)
(1)上記J11−(1)からJ11−(4)で形成した握り輪握り部付巻芯受け部(41)に、上記J12−(1)からJ12−(3)で形成しセットした剥離紐付巻回粘テープ(33)を装着して、握り輪握り部付巻芯受け部(41)と剥離紐付巻回粘テープ(33)を取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
(2 )なお、剥離紐付巻回粘テープ(33)は左側である挿入口(12)側から握り輪握り部付巻芯受け部(41)に装着されるものとする。
以後各種の巻回粘着テープ(25)が各種の巻芯受け部(4)に装着されるケースについて述べるが、装着方法は上記と同じ方法でなされるものとする。
(3) 握り部(16)である握り輪(39)に設けた目安線(32)(以後「握り部(16)に設けた目安線(32)という)のラインと剥離紐付巻回粘着テープ(33)の前記ミシン目(10)のラインを一致させて装着する。
なお、上記の方法は今後述べる各実施例においても同様であるため、今後はこの操作の記述を省略する場合がある。
J14 剥離紐付巻回粘着テープ(33)の使い方(使用後粘着テープ19の剥がし方)
(参考図:図7)
(1) グリップ(2)を握り、握り輪握り部付巻芯受け部(41)と剥離紐付巻回粘着テープ(33)で構成されるロール部(46)を回転させてゴミ等を粘着テープ(11)に付着させる。ゴミ等が付着した粘着テープ(11)を使用後粘着テープ(19)という。
(2) 左手(20)で握り部(16)を持って剥離紐付巻回粘着テープ(33)の回転を止め、
(3) 右手(21)でタッグ(27)を持ち、下方へおさえながら剥離紐(26)を山折り部(1
8)の方へ移動させる。
(4)タグ(27)近辺の剥離紐(26)が山折り部(18)を超えてミシン目(10)と剥離紐(2
6)が交差するようになったら、タグ(27)を上方へ持ち上げ剥離紐(26)で使用後粘着
テープ(19)を剥がす。
(5)ある程度剥がれたら使用後粘着テープ(19)を谷折りし、使用後粘着テープ(19)の汚れた面どうしを接着させ、ごみ等の付着していない面を持って次のミシン目(10)まで剥がし、ミシン目(10)に沿ってカットする。
(6)なおこの時、剥離紐(26)をカットしようとするミシン目(10)上に置くと、きれいに(容易に)ミシン目(10)に沿ってカットできる。(この操作は必須事項ではない。)
J15 作用と効果(参考図:図7)
以上のことにより、握り部(16)を握れば剥離紐付巻回粘着テープ(33)の回転を止めることができ、また剥離紐(26)で使用後粘着テープ(19)を剥離することができるという作用により、汚れた部分に一切触らずに使用後粘着テープ(19)を剥がすという効果が得られ、本発明の課題を解決している。
ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の形成。
巻芯受け部(4)を、ヘッド部を有するボルト状に形成し、ヘッド部を巻芯受け部(4)の露出部である巻芯受け露出部(15)とし、その巻芯受け露出部(15)を握り部(16)とするボルト型握り部付巻芯受け部(23)に、実施例1のJ12−(1)からJ12−(3)で形成した剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
J21 ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の形成(参考図:図8)
(1)シャフト口(5)側に巻芯(14)の内径と外径の差つまり厚さと同じ嵩高で幅が5センチメー
トル以下の嵩高部(22)を有する細長のボルト状に巻芯受け部(4)を形成し、その嵩高部(2
2)を巻芯受け部(4)が露出した巻芯受け露出部(15)とする外形がボルト状のボルト型巻
芯受け部(23)を形成し、その巻芯受け露出部(15)を握り部(16)とする。
なお、上記で嵩高を巻芯(14)の内径と外径の差つまり厚さと同じとしたが、嵩高は巻芯(1
4)の厚さ以下に形成してもよい。ただし本稿では同一として論を進める。
(2)なお、嵩高部(22)の高さを巻芯(14)の内径と外径の差つまり厚さと同一にするのは上記J11−(4)で述べたのと同じ理由からである。
J22 ロール部(46)の構成(参考図:図9)
(1)このボルト型握り部付巻芯受け部(23)に上記D12−(1)からD12−(3)で形成した
剥離紐付巻回粘テープ(33)を装着して、ボルト型握り部付巻芯受け部(23)と剥離紐付巻
回粘テープ(33)を取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成
する。
(2)ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)の嵩高は剥離紐付巻回粘着テープ(33)
の巻芯(14)の外径と同じ高さになっているので、剥離紐付巻回粘着テープ(33)は握り部
右端(28)で挿入はストップするのは記述のとおりである。
J23 ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の使い方や作用・効果
ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の使い方や作用・効果は、上記実施例1のJ14とJ15と
同様であるため記述は省略する。
突起部型握り部付巻芯受け部(34)の形成。
巻芯受け部(4)が露出した巻芯受け露出部(15)に突起(30)を設けた突起型握り部付巻芯受け部(34)に、実施例1のJ12−(1)からJ12−(3)で形成した剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
J31 突起型握り部付巻芯受け部(34)の形成(参考図:図10)
(1)巻芯受け部(4)のシャフト口(5)側を起点に受け口(6)側にかけて測った幅が5センチメートル以下の位置で、突起の嵩高は巻芯(14)の内径と外径の差つまり厚さと同一の突起(30)を巻芯受け部(4)の外縁部に一個もしくは複数個設け、シャフト口(5)から突起(30)までを巻芯受け部(4)が露出した部分である巻芯受け露出部(15)とし、その巻芯受け露出部(15)を握り部(16)とする、突起型握り部付巻芯受け部(34)を形成する。
なお、上記で嵩高を巻芯(14)の内径と外径の差つまり厚さと同じとしたが、嵩高は巻芯(14)の厚さ以下に形成してもよい。ただし本稿では同一として論を進める。
(2)なお、突起の嵩高を巻芯(14)の内径と外径の差つまり厚さと同一にするのは上記J11−(4)
で述べたのと同じ理由からである。
J32 ロール部(46)の構成(参考図:図9)
(1)この突起型握り部付巻芯受け部(34)に上記J12−(1)からJ12−(3)で形成した剥
離紐付巻回粘テープ(33)を装着して、突起型握り部付巻芯受け部(34)と剥離紐付巻回粘
テープ(33)を取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
なお、ロール部(46)の形状を斜視図で示すとボルト型握り部付巻芯受け部(23)と同様で、
図9のような形状になる。
(2)突起型握り部付巻芯受け部(34)の握り部(16)の嵩高は剥離紐付巻回粘着テープ(33)
の巻芯(14)の外径と同じ高さになっているので、剥離紐付巻回粘着テープ(33)は握り部右端(2
8)で挿入はストップするのは記述のとおりである。
J33 突起型握り部付巻芯受け部(34)の使い方や作用・効果
突起型握り部付巻芯受け部(34)の使い方や作用・効果は、上記実施例1のJ14とJ15と同様であるため記述は省略する。
巻芯受け部(4)が露出した巻芯受け露出部(15)にリングを設けたリング部型握り部付巻芯受け部(35)に、実施例1のJ12−(1)からJ12−(3)で形成した剥離
紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部46とする。
J41 リング型握り部付巻芯受け部(35)の形成(参考図:図10)
(1)巻芯受け部(4)のシャフト口(5)側を起点に受け口(6)側にかけて測った幅が5センチメートル以下の位置に、リング(31)の嵩高が巻芯(14)の内径と外径の差つまり厚さと同一のリング(31)を芯受け部(4)の外縁部の外周に沿ってリング状に設け、シャフト口(5)からリング(31)までを巻芯受け部(4)が露出した部分である巻芯受け露出部(15)とし、その巻芯受け露出部(15)を握り部(16)とする、リング型握り部付巻芯受け部(35)を形成する。
なお、上記で嵩高を巻芯(14)の内径と外径の差つまり厚さと同じとしたが、嵩高は巻芯(14)の厚さ以下に形成してもよい。ただし本稿では同一として論を進める。
(2)なお、突起の嵩高を巻芯(14)の内径と外径の差つまり厚さと同一にするのは上記J11−(4)
で述べたのと同じ理由からである。
J42 ロール部(46)の構成(参考図:図9)
(1)このリング型握り部付巻芯受け部(35)に、実施例1のJ12−(1)からJ12−(3)で
形成した剥離紐付巻回粘テープ(33)を装着して、リング型握り部付巻芯受け部(35)と剥
離紐付巻回粘テープ(33)を取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)
を構成する。なお、ロール部(46)の形状としてはボルト型握り部付巻芯受け部(23)と同
様で、図9のような形状になる。
(2)リング型握り部付巻芯受け部(35)の握り部(16)の嵩高は剥離紐付巻回粘着テープ(33)
の巻芯14と同じ高さになっているので、剥離紐付巻回粘着テープ(33)は握り部右端(28)
で挿入はストップするのは記述のとおりである。
J43 リング型握り部付巻芯受け部(35)の使い方や作用・効果
リング型握り部付巻芯受け部(35)の使い方や作用・効果は、上記実施例1のJ14とJ15と
同様であるため記述は省略する。
剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)の形成。
実施例1のJ11−(1)で形成した握り輪(39)の握り輪右端(28)側に実施例1のJ12−(1)で形成した剥離紐(26)を装着して剥離紐付握り輪(42)を形成し、剥離紐付握り輪(42)を握り部(16)とし、この握り輪(39)の握り輪左端(51)シャフト口(5)に一致するように巻芯受け部(4)に装着し、剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)を形成する。
この剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)に巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
J51 剥離紐付握り輪(42)の形成(参考図:図11)
上記実施例1のJ11−(1)で形成した握り輪(39)に上記実施例1のJ12−(1)で形成
した剥離紐(26)を以下のように固着させる。
(1)剥離紐(26)の固着端を握り輪(26)の右側に固着させ、可動端は可動自在としておく。
(2)なお、固着させる位置は特定しないが、
(ア)握り輪の内縁部で、
(イ)握り輪受け口(51)を手前に置いた正面図を描いた場合において、握り輪(26)に設けられた目安線(32)の位置を時計の文字盤の12(時)の位置とすると12(時)と9(時)の間の適当な位置に設ける((以後単に「12(時)」、(9(時)」という)。
その理由については実施例1のJ12−(3)−イで述べたとおりである。
以上により剥離紐(26)を有する剥離紐付握り輪(42)の形成が完了した。
J52 剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)の形成(参考図:図11(B))
上記実施例1のJ11−(3)で述べたと同様の方法で、この剥離紐付握り輪(42)を巻芯受け部(4)に装着し、剥離紐付握り輪(42)を握り部(16)とする剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)を形成する。
J53 ロール部(46)の構成(参考図:図12)
上記実施例1のJ13の(2)と同様に、剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)の握り部(16)に設けた目安線(32)のラインに巻回粘着テープ(25)のミシン目(10)を一致させながら、剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)に巻回粘着テープ(25)を装着して、剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)と巻回粘着テープ(25)とを取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
J54 剥離紐26のセット(参考図:図5)
剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)に巻回粘着テープ(25)を装着した後で、以下の要領で剥離紐(26)のセットを行う。
ア 巻回粘着テープ(25)のミシン目(10)から粘着テープ(11)を少々剥がし、剥離紐(26)をミシン目(10)と平行もしくは略平行に引出し口(13)側へ差し渡し、巻回粘着テープ(25)の粘着テープ(11)を再度粘着させる。
以上でセットは完了である。
イ なお、上記J51−(2)−イで剥離紐(26)を「9時」近辺の位置に設けるようにしたのは、差し渡しした剥離紐(26)とミシン目(10)の位置が近いと再粘着しにくくなり、剥離紐(26)とミシン目(10)との間にはある程度の距離(幅)があった方が剥離テープ(11)が再粘着し易いためである。
J55 剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)の使い方や作用・効果(参考図:図7)
剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)の使い方や作用・効果については、実施例1のJ14とJ1
5と同様であるため記述は省略する。
剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部36の形成。
実施例2のJ21で形成したで形成したボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)の握り部右端(28)に実施例1のJ12−(1)で形成した剥離紐(26)を装着し、剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部(36)を形成し、この剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)に巻回粘着テープ(25)を装着して粘着テープ(1)のロール部(46)とする。
J61 剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部(36)の形成とロール部(46)の構成
(参考図:図13(A))
(1)上記実施例2のJ21で形成したボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)の握り部右端(28)に実施例1のJ12−(1)で形成した剥離紐(26)を以下のように固着させる。
ア 剥離紐(26)の固着端を握り部右端(28)に固着させ、可動端は可動自在としておく。
イ なお、固着させる位置は特定しないが、ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の受け口(6)
側を手前に置いた正面図を描いた場合において、握り部(16)に設けられた目安線(32)
の位置を時計の文字盤の12(時)の位置とすると、12(時)と9(時)の間の適当な位置
に設ける((以後単に「12(時)」、(9(時)」という)。
その理由については実施例1のJ12−(3)−イで述べたとおりである。
以上により剥離紐(26)を有する剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部(36)の形成が完了した。
(2)握り部(16)の目安線(32)のラインに巻芯受け部(14)のミシン目(10)のラインを
合わせて、巻回粘着テープ(25)を剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部(36)に装着して、
剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部(36)と巻回粘着テープ(25)とを取り替え構造体とし
て、粘着テープ(1)のロール部(46)を構成する。なお、ロール部(46)の形状としては
上記J53で述べた剥離紐握り輪付巻芯受け部(43)と同様に、図12のような形状になる。
J62 剥離紐26のセット(参考図:図5)
剥離紐26のセットについては上記実施例5のJ54に記載のとおりであるため省略する。
J63 剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部(36)の使い方や作用・効果(参考図:図7)
剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部(36)の使い方や作用・効果については、実施例1のJ14
とJ15と同様となるため記述は省略する。
J64 突起型握り部付巻芯受け部(34)やリング部型握り部付巻芯受け部(35)への剥離紐(2
6)の装着
実施例3で形成した突起型握り部付巻芯受け部(34)の握り部(16)や実施例4形成したリング部型握り部付巻芯受け部(35)のそれぞれの握り部右端(28)に剥離紐(26)を設けて、剥離紐突起型握り部付巻芯受け部(37)や剥離紐リング型握り部付巻芯受け部(38)を形成する。その方法は上記J61からJ62と同様であるため詳細については
記述を省略する。
また、使い方・作用・効果等に関しては、上記J63(0077)と同様であるため省略する。な
お参考図は図13(B)および図13(C)である。
剥離テープ(44)を装着した剥離テープ付巻芯受け部(47)の形成。
剥離テープ(44)を形成し、巻芯受け部4に剥離テープ(44)兼握り部(16)としてこの剥離テープ(44)を装着した剥離テープ付巻芯受け部(47)に巻回粘着テープ(25)を装着して、粘着テープ(1)のロール部(46)を構成する。
J71 剥離テープ(44)の形成(参考図:図14)
剥離テープ(44)は以下のように形成する。
(1)巻芯(14)を幅が3センチメートル以下の両端に開口部(40)を有する筒状に形成し、粘着テープ(11)の粘着力以上の粘着力を有する粘着層を内側にして粘着テープを巻芯(14)に巻回して剥離テープ(44)を形成する。
(2)巻芯(14)以外の素材で巻芯を形成して巻回する場合は、幅は3センチメートル以下で、巻芯受け部(4)に装着可能で、外径は巻芯(14)の外径と同一とする筒状物に上記(1)の要領でテープを巻回する。
なお、上記で剥離テープ(44)の外径を巻芯(14)と同一としたが、同一「以下」に形成してもよい。ただし、本稿では同一として論を進める。
(3)長手方向の間隔は巻回粘着テープ(25)のミシン目(10)の間隔より短く、また短手方向には一端から他端へ長手方向に対して直角な剥離テープミシン目(45)を設ける、もしくは剥離テープミシン目(45)を設けず自在の長さにカット可能とする。
(4)なお、剥離テープミシン目(45)を設ける場合は、巻回粘着テープ(25)をミシン目(10)でカットして最後まで使用する使用可能な回数(以後「カット枚数」という)と同じ枚数になるように、剥離テープ(44)の剥離テープミシン目(45)を設けておく。
(5)上記の様に同じ枚数にしておいても、剥離テープミシン目(45)と剥離テープミシン目(45)の間 隔は粘着テープ(11)のミシン目(10)の間隔より短くしてあるので、巻回粘着テープ(25)を使用するに際して剥離テープ(44)が支障をきたすことはない。
(6)なお、剥離テープ(44)の開口部(40)の一方を剥離テープ左端、他方を剥離テープ右端と呼ぶことにする。
(7)また、この剥離テープ(44)のテープは、粘着クリーナー(1)に使用する粘着テープ(11)の仕様を変えて形成してもよく、別途形成してもよい。素材は特定しない。
J72 剥離テープ(44)の装着とロール部(46)の構成(参考図:図14)
(1)巻芯受け部(4)のシャフト口(5)に剥離テープ(44)の剥離テープ左端が一致する(接す
る)ようにして巻芯受け部(4)に剥離テープ(44)を装着して剥離テープ付巻芯受け部(4
7)を形成し、
(2)この剥離テープ付巻芯受け部(47)に巻回粘着テープ(25)を装着して、剥離テープ付巻芯受け部(47)と巻回粘着テープ(25)を、もしくは巻芯受け部(4)と剥離テープ(44)と巻回粘着テープ(25)とを取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
J73 剥離テープ付巻芯受け部(47)の使い方(参考図:図15)
(1) グリップ(2)を握り、剥離テープ付巻芯受け部(47)と回粘着テープ(25)で構成される
ロール部(46)を回転させてゴミ等を粘着テープ(11)に付着させる。ゴミ等が付着した粘
着テープ(11)を使用後粘着テープ(19)という。
(2) 剥離テープ(44)のテープをあらかじめ剥離テープミシン目(45)からカットし、左手(2
0)等に仮留めしておく。
(3)左手で剥離テープ(44)を握って(持って)巻回粘着テープ(25)の回転を止め、
(4)右手で剥離テープ(44)を使用後粘着テープ(19)の山折り部(18)近辺のミシン目(10)に沿って貼る。この時貼る剥離テープ(44)の一端を巻回粘着テープ(25)の右端である引出し口(13)からはみ出させておく。
(5)はみ出した剥離テープ(44)を上方向に持ち上げ、使用後粘着テープ(19)を剥がす。
(6)ある程度剥がれたら使用後粘着テープ(19)を谷折りし、使用後粘着テープ(19)の汚れた面どうしを接着させ、ごみ等の付着していない面を持って次のミシン目(10)まで剥がし、ミシン目(10)に沿ってカットする。
J74 作用と効果
剥離テープ(44)を握り部(16)兼用としているので、剥離テープ(44)を握ると巻回粘着
テープ(25)の回転を止める、剥離テープ(44)で使用後粘着テープ(19)を剥がすので、汚れた部分に一切触らずに使用後粘着テープk 19)を剥がすという効果が得られ、本発明の課題を解決している。
握り輪握り部付巻芯受け部(41)に剥離テープ(44)を装着。
実施例1の握り輪握り部付巻芯受け部(41)または実施例2のボルト型握り部付巻芯受け部(23)または実施例3の突起型握り部付巻芯受け部(34)や実施例4のリング型握り部付巻芯受け部(35)のそれぞれの握り部(16)に、上記実施例7のJ71で形成した剥離テープ(44)と巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(46)とする。
なお、いずれの場合においても形成方法や使い方、作用・効果は同一となるため、実施例1の握り輪握り部付巻芯受け部(41)を用いて論を進め、他は省略する。
J81 握り輪握り部付巻芯受け部(41)に剥離テープ(44)と巻回粘着テープ(25)を装着
(参考図:図16)
(1)実施例1で形成した握り輪握り部付巻芯受け部(41)に上記実施例7のJ71で形成した剥離テープ(44)を剥離テープ左端(55)が握り部右端(28)に接するように装着して剥離テープ握り輪握り部付巻芯受け部(48)を形成する。
なおここではこの剥離テープ(44)は粘着面を外側にして巻回しておく。
(2)この剥離テープ握り輪握り部付巻芯受け部(48)に巻回粘着テープ(25)を装着して、剥離テープ握り輪握り部付巻芯受け部(48)と巻回粘着テープ(25)、もしくは剥離テープ(44)と握り輪握り部付巻芯受け部(41)と巻回粘着テープ(25)とを取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。ロール部(46)を斜視図で示すと図16の(B)のようになる。
J82 使い方(参考図:図17)
(1) グリップ(2)を握り、剥離テープ握り輪握り部付巻芯受け部(48)と剥離テープ(44)で構成されるロール部(46)を回転させてゴミ等を粘着テープ(11)に付着させる。ゴミ等が付着した粘着テープ(11)を使用後粘着テープ(19)という。
(2) 剥離テープ(44)のテープをあらかじめ剥離テープミシン目(45)からカットし、左手(2
0)等に仮留めしておく。
(3)左手で握り部(16)を握って(持って)巻回粘着テープ(25)の回転を止め、
(4)右手で剥離テープ(44)を使用後粘着テープ(19)の山折り部(18)近辺のミシン目(10)沿って貼る。この時貼る剥離テープ(44)の一端を巻回粘着テープ(25)の右端である引出し口(13)からはみ出させておく。
(5)はみ出した剥離テープ(44)を上方向に持ち上げ、使用後粘着テープ(19)を剥がす。
(6)ある程度剥がれたら使用後粘着テープ(19)を谷折りし、使用後粘着テープ(19)の汚れた面どうしを接着させ、ごみ等の付着していない面を持って次のミシン目(10)まで剥がし、ミシン目(10)に沿ってカットする。
J84 作用・効果
握り部(16)を握って回粘着テープ(25)の回転を止める、剥離テープ(44)で使用後粘着
テープ(19)を剥がすので、汚れた部分に一切触らずに使用後粘着テープ(19)を剥がすとい
う効果が得られ、本発明の課題を解決している。
巻芯受け部(4)に剥離テープ付巻回粘着テープ(33)を装着
巻芯受け部(4)に上記J12で形成した剥離テープ付巻回粘着テープ(33)を装着して、粘着テープ(1)のロール部(46)を構成する。
J91 巻芯受け部(4)に剥離テープ付巻回粘着テープ(33)を装着とロール部(46)の構成
(参考図:図18)
上記J12−(1)からJ12−(3)で形成しセットした剥離紐付巻回粘テープ(33)を巻芯
受け部(4)に装着して、巻芯受け部(4)と剥離紐付巻回粘テープ(33)を取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
J92 回転止め手段について
実施例9においては回転止め手段は特別に設けない。図18(B)に示すように巻芯受け部(4)の筒の中に指を差し入れてロール部(46)の回転を止める。
J93 使い方
使い方については上記J14と同様であるため省略する。ただし「握り部(16)を掴んで」ロール部の回転を止めるという点を、「巻芯受け部(4)の筒の中に指を差し入れて」ロール部の回転を止める、と読みかえるものとする。
J94 作用・効果
巻芯受け部(4)の筒の中に指を差し入れれば、剥離紐付巻回粘着テープ(33)の回転を止めことができ、また剥離紐(26)で使用後粘着テープ(19)を剥離することができるという作用により、汚れた部分に一切触らずに使用後粘着テープ(19)を剥がすという効果が得られ、本発明の課題を解決している。
符号の説明
2 グリップ
3 シャフト
4 巻芯受け部
5 シャフト口
6 受け口
7 シャフト受け具
8 シャフト通し穴
9 シャフト止め
10 ミシン目
11 粘着テープ
12 挿入口
13 引出し口
14 巻芯
15 巻芯受け露出部
16 握り部
17 握り部付巻芯受け部
18 山折り部
19 使用後粘着テープ
20 左手
21 右手
22 嵩高部
23 ボルト型握り部付巻芯受け部
24 剥離紐握り部付巻芯受け部
25 巻回粘着テープ
26 剥離紐
27 タグ
28 握り部右端
29 ストッパー
30 突起
31 リング
32 目安線
33 剥離紐付巻回粘着テープ
34 突起型握り部付巻芯受け部
35 リング型握り部付巻芯受け部
36 剥離紐ボルト型握り部付巻芯受け部
37 剥離紐突起型握り部付巻芯受け部
38 剥離紐リング型握り部付巻芯受け部
39 握り輪
40 開口部
41 握り輪握り部付巻芯受け部
42 剥離紐付握り輪
43 剥離紐握り輪付巻芯受け部
44 剥離テープ
45 剥離テープミシン目
46 ロール部
47 剥離テープ付巻芯受け部
48 剥離テープ握り輪付巻芯受け部
49 剥離テープボルト型握り部付巻芯受け部
50 握り輪シャフト口
51 握り輪受け口
52 握り部左端
53 剥離テープ突起型握り部付巻芯受け部
54 剥離テープリング型握り部付巻芯受け部
55 剥離テープ左端
56 剥離テープ右端
57 剥離紐固着ポイント
1 従来の粘着クリーナー(1)の構造(参考図:図1)
(1)粘着層を外側にして長手方向に対して適当な間隔でミシン目(10)が設けられた筒状での両端に開口部を有する粘着テープ(11)が筒状の両端に開口部(40)を有する巻芯(14)に巻回されている。ない、以後この巻回された粘着テープ(11)と巻芯(14)を一体として巻回粘着テープ(25)という。
(2)筒状で両端に開口部(40)を有し、筒の左端もしくは右端もしくは筒上の適当なところには装着する巻回粘着テープの空回転を防止するストッパー(29)が設けられた筒状の巻芯受け部(4)の筒中にはシャフト(3)の太さより大きいシャフト通し穴(8)を有する複数のシャフト受け具(7)が固着されており、シャフト(3)を筒の一端からシャフト通し穴(8)に通しながら巻芯受け部(4)の筒部に挿入することにより、巻芯受け部4はシャフト(3)にシャフト受け具(7)を経由して懸架された状態になり、そのため回転自在となっている。
(3)その巻芯受け部(4)には巻回粘着テープ(25)が嵌挿されており、巻芯受け部(4)が回転すると巻回粘着テープ(25)も回転自在となる。なお、以後巻芯受け部(4)と巻芯受け部(4)に装着された巻回粘着テープ(25)を一体としてロール部(41)ともいう。
2 従来の粘着クリーナー(1)の使い方(掃除の仕方)(参考図:図2)
(1)粘着クリーナー(1)で掃除をする場合は、シャフト(3)のグリップ(2)を持ち、ロール部(41)を回転させ、巻回粘着テープ(25)の粘着テープ(11)にごみ等を付着させる。以後、ごみ等の付着した粘着テープ(11)を使用後粘着テープ(19)という。
(2)掃除が終わり使用後粘着テープ(19)を剥がす際には、例えば左手(20)で汚れた使用後粘着テープ(19)を握ってロール部(41)の回転を止め、右手(21)の爪等でミシン目(10)から剥がしていた。
3 なお、シャフト(3)と巻芯受け部4と巻回粘着テープ(25)は粘着クリーナー(1)を構成するは部品(パーツ)であり、このうちの巻芯受け部(4)と巻回粘着テープ(25)を取り換え構造体という。
また、巻芯受け部(4)の両端のうち、シャフト(3)を挿入する側をシャフト口(5)、反対側を受け口(6)といい、本稿の図では巻芯受け部(4)に設けられたストッパー(29)は図示することを省略している。
上記課題を解決するため、以下の手段を提供する。
イ ロール部(41)の回転を止めるためのいくつかの回転止め手段とこの回転止め手段を有するいくつかの巻芯受け部(4)、および、
ロ 巻回粘着テープ(25)を剥離するためのいくつかの剥離手段とこの剥離手段を有する巻回粘着テープ(25)もしくは巻芯受け部(4)、および、
ハ 上記イまたはロを組み合わせてロール部(41)を構成した粘着クリーナー(1)。
まず本稿においては、理解を深めるためいくつかの文言について以下のように定義する。
T1:両端に開口部(40)を有する筒状の前記巻芯受け部(4)において、前記シャフト(3)を挿入した側を左にして横置きした前記巻芯受け部(4)の正面図を描いた場合、図の左端をシャフト口(5)または左側、または左端といい、右端を受け口(6)または右側または右端という。
T2:両端に開口部(40)を有する筒状の前記巻回粘着テープ(25)の開口部(40)が左右になるように横置きにして正面図を描いた場合、図の左端を挿入口(12)または左側または左端、右端を引き出し口(13)または右側または右端という。
T3:粘着テープ11を巻回する両端に開口部(40)を有する筒状の前記巻芯(14)の開口部(40)が左右になるように横置きして正面図を描いた場合、左端を挿入口(12)または左側または左端、右端を出し口(13)または右側または右端という。
T4:両端に開口部(40)を有する筒状の握り輪(39)の開口部(40)が左右になるように横置きにして正面図を描いた場合、図の左端を握り輪シャフト口(51)もしくは左端、また右端を握り輪受け口(52)もしくは右端という。
なお、巻芯(14)を用いない無巻芯回粘着テープの場合においては一番内側の筒状になった部分に巻芯(14)が存在するとみなして論を進める。
また、粘着クリーナー(1)で掃除するときは使用後粘着テープ(19)を剥がしやすくするために
使用前に粘着テープ(11)(=使用後粘着テープ(19))のミシン目(10)の一端を剥がし小三角形状に山折りにしておくことが行われる場合がある。この三角形状の部分を山折り部(18)という(参考図:図1(B)。
本稿では山折り部(18)を設けることを前提に論を進める。
概要:
握り輪型握り部付巻芯受け部(17)と剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成
回転止め手段である握り輪(39)を巻芯受け部(4)に装着し、その握り輪(39)を握り部(16)とする取り換え構造体である握り輪型握り部付巻芯受け部(17)に、使用後粘着テープ(19)の剥離手段である剥離紐(26)を有する取り換え構造体である 剥離紐付巻回粘着テ―プ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のール部(41)を構成する。
S11:握り輪型握り部付巻芯受け部(17)の形成
S11(1):握り輪(39)の形成(参考図:図3(A))
適当な素材と幅からなり、巻芯受け部(4)に装着可能で、その外径は巻回粘着テープ(25)の巻芯(14)の外径以下もしくは同一外径で、両端に開口部(40)を有する筒状物を形成して握り輪(39)とする。なお、巻芯14と握り輪(39)の外径は同一として論を進める。
また、握り輪(39)は、筒状もしくは略筒状のものを上記の様に形成してもよく、板状のものを筒状もしくは略筒状に形成してもよく、その形成方法を特定するものではない。
さらに、握り輪(39)の開口部(40)を左右においた正面図を描いた場合、左側の開口部分を握り輪シャフト口(53)、もしくは左端もしくは左側、また右側の開港部分を握り輪受け口(54)、もしくは右側もしくは右側という。
S11(2):目安線(32)の設定(参考図」図3(A))
握り輪(39)の外周上の適当な位置に、外周縁に直角に適当な幅で目安線(32)を設ける。この目安線(39)は線ではなく「しるし(マーク)」となるものであれば「線」でも「点」でもよい。
S11(3):握り輪型握り部付巻芯受け部(17)の形成(参考図:図3)
巻芯受け部(4)の左側であるシャフト口(5)と握り輪シャフト口(53)が一致するように上記S11(1)からS11(2)で形成した握り輪(39)を回転止め手段として図3(A)に示すように、巻芯受け部(4)に装着しもしくは固着させて、握り輪型握り部付巻芯受け部(17)を形成する。図3(B)はその斜視図であり、図3(C)は左側面図である。
なお、装着もしくは固着した握り輪(39)を以後握り部(16)もしくは握り輪型握り部(48)という。
次に取り換え構造体である剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成について述べる。(参考図:図4)
S12:取り換え構造体である剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成(参考図:図4)
S12(1):剥離紐(25)の形成。
ア 素材は特定しないが、シリコンまたはポリエステル等粘着しづらい素材が望ましい。
イ 剥離紐(26)は一端を固着端、他端を可動端とし、
ウ 形状は直径が10ミリメートル以下の円形もしくは略円形の紐、または幅が30ミリメートル以下の扁平な帯状のテープよりなり、
エ 固着端から可動端までの長さは装着する巻回粘着テープ(25)の粘着テープ(11)の短手方向の横幅より若干長く形成しておく。
なお、可動端には剥離紐(26)をつかみ易くするため適当な形のタグ(27)等を設けておいてもよい。本稿では以後、タグ(27)を設けたことを前提に論を進める。
S12(2):剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成(参考図:図4)
ア 上記S12(1)で形成した剥離紐(26)の固着端を巻回粘着テープ(25)の左側である挿入口(12)側の巻芯(14)に固着させ、可動端は可動自在としておく。
イ なお、固着させる位置は以下のようにする。
(ア)巻回粘着テープ(25)の巻芯(14)の内縁部もしくは外縁部で、
(イ)巻回粘着テープ(25)の挿入口(12)側を正面にしてみた正面図を描いた場合において、巻回粘着テープ(25)に設けられたミシン目(10)の位置を時計の文字盤の12(時)の位置とすると12(時)と3(時)の間の適当な位置に設ける(以後単に「略3時の位置」という)。(参考図:図4(A))
以上により剥離紐(26)を有する剥離紐付巻回粘着テープ(33)が形成された。
S12(3):剥離紐(26)のセット(参考図:図5)
ア 剥離紐付巻回粘着テープ(33)の剥離紐(26)を使用するに当たっては、剥離紐付巻回粘着テープ(33)(以後単に粘着テープ(11)という)のミシン目(10)から粘着テープ(11)の左側で剥離紐(26)が粘着テープ(11)に接する点まで粘着テープ(11)を剥し、次に剥離紐(26)を引出し口(13)側へ差し渡し、最後に粘着テープ(11)を再粘着させる。
イ なお、上記S12(2)―イ―(イ)で剥離紐(26)を「略3時」の位置に設けるようにしたのは、差し渡す剥離紐26とミシン目(10)の位置が近いと粘着テープ(11)が再粘着しにくくなる。剥離紐(26)とミシン目(10)との間にはある程度の距離(幅)があった方が再粘着し易いためである。
S13: ロール部(41)の構成(参考図:図6)
(1)上記S11で形成した握り輪型握り部付巻芯受け部(17)に、上記S12で形成しセットした剥離紐付巻回粘テープ(33)を装着して、回転止め手段を有する握り輪型握り部付巻芯受け部(17)と剥離手段を有する剥離紐付巻回粘テープ(33)とを取り替え構造体として、握り輪型握り部付巻芯受け部(17)と剥離紐付巻回粘テープ(33)とで粘着クリーナー1のロール部(41)を構成する。
(2)ロール部(41)の構成は図6(B)斜視図や図6(C)の側面断面図で見るとおり、左側から、シャフト(3)、握り輪(39)すなわち、握り部(16)、巻芯受け部(4)、剥離紐付き巻回粘着テープ(33)と剥離紐(26)となる。
(3 )なお、剥離紐付巻回粘テープ(33)は左側である挿入口(12)側から握り輪型握り部付巻芯受け部(17)に装着されるものとする。
以後後述する各種の巻回粘着テープ(25)が各種の巻芯受け部(4)に装着されるケースについて述べるが、装着方法は上記と同じ方法でなされるものとする。
(4) また、握り部(16)である握り輪(39)に設けた目安線(32)(以後「握り部(16)に設けた目安線(32)という)と剥離紐付巻回粘着テープ(33)のミシン目(10)のラインを一致させて装着する。
なお、上記の方法は今後述べる各手段においても同様であるため、今後はこの操作の記述を省略する場合がある。
概要
1 取り換え構造体である回転止め手段付巻芯受け部の形成に関し、巻芯受け部(4)の左端に適当な幅で巻芯受け部(4)の外径より嵩高のヘッド部を設け、ヘッド部と軸部からなるボルト状の巻芯受け部(4)を形成し、そのヘッド部を回転止め手段としての握り部(16)とするボルト型握り部付巻芯受け部(23)を形成し(参考図:図8)、さらに、
2 このボルト型握り部付巻芯受け部(23)に、上記(0006)の手段1のS12で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する取り換え構造体としての剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
S21 : 取り換え構造体としてのボルト型握り部付巻芯受け部(23)の形成(参考図:図8)
巻芯受け部(4)のシャフト口(5)側に、その嵩高が巻回粘着テープ(23)の巻芯(14)の厚さと同一または以下(以後同一として論を進める)に形成され、シャフト口(5)から受け口(6)への幅を50ミリメートル以下とするヘッド部すなわち嵩高部を有する、外形が細長のボルト状でその嵩高部を回転止め手段としての握り部(16)とするボルト型握り部付巻芯受け部(23)を形成する。
S22: ロール部(41)の構成(参考図:図9)
(1)このボルト型握り部付巻芯受け部(23)に上記(0006)の手段1のS12で形成した剥離紐付巻回粘テープ(33)を装着して、ボルト型握り部付巻芯受け部(23)と剥離紐付巻回粘テープ(33)を取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
(2)ロール部(41)の構成は図9(A)の斜視図や図9(B)の側面断面図で見るとおり、左側から、シャフト(3)、ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)部分、巻芯受け部(4)部分、剥離紐付き巻回粘着テープ(33)と剥離紐(26)となる。
(3)ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)の嵩高は剥離紐付巻回粘着テープ(33)の巻芯(14)の外径と同じ高さになっているので、剥離紐付巻回粘着テープ(33)は握り部右端(28)で挿入はストップするのは既述のとおりである。
S23:剥離紐(26)のセット
上記(0006)の手段1のS12(3)と同様である。
概要
1 取り換え構造体である回転止め手段付巻芯受け部の形成に関し、巻芯受け部(4)の外周上で、左端からシャフト口(5)にかけての適当な位置に突起(30)を設けてシャフト口(5)から突起(30)までを回転止め手段である握り部(16)とする突起型握り部付巻芯受け部(34)を形成し、(参考図:図10)さらに
2 この突起型握り部付巻芯受け部(34)に上記(0006)の手段1のS12で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する、取り換え構造体としての剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
S31:取り換え構造体である突起型握り部付巻芯受け部(34)の形成(参考図:図10)
巻芯受け部(4)の左端を起点に受け口(6)側にかけて測った幅が50ミリメートル以下の位置で、突起(30)の嵩高が巻回粘着テープ(25)の巻芯(14)の厚さと同一または以下(以後同一として論を進める)の突起(30)を巻芯受け部(4)の外周上に一個もしくは複数個設け、巻芯受け部(4)の左端から突起(30)までを回転止め手段である握り部(16)とする突起型握り部付巻芯受け部(34)を形成する。この握り部(16)は巻芯受け部(4)が露出した状態からなる。
S32:ロール部の構成(参考図:図10)
(1)この突起型握り部付巻芯受け部(34)に上記(0006)の手段1のS12で形成した剥離紐付巻回粘テープ(33)を装着して、突起型握り部付巻芯受け部(34)と剥離紐付巻回粘テープ(33)とを取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
(2)ロール部(41)の構成は図10(C)の側面断面図で見るとおり、左側から、シャフト(3)、突起型握り部付巻芯受け部(34)の巻芯(4)が露出した状態からなる握り部(16)部分、巻芯受け部(4)部分、剥離紐付き巻回粘着テープ(33)と剥離紐(26)となる。
(3)突起型握り部付巻芯受け部(34)の握り部(16)の嵩高は剥離紐付巻回粘着テープ(25)の巻芯(14)と同一になっているので、剥離紐付巻回粘着テープ(33)は握り部右端(28)で挿入はストップするのは既述のとおりである。
S33:剥離紐(26)のセット
上記(0006)の手段1のS12(3)と同様である。
概要
1 取り換え構造体である回転止め手段付巻芯受け部の形成に関し、巻芯受け部(4)の外周上で、左端からシャフト口(5)にかけての適当な位置に外周上に突起したリング(31)を設けてシャフト口(5)からリング(31)までを回転止め手段である握り部(16)とするリング型握り部付巻芯受け部(35))を形成し、(参考図:図11)
2 このリング型握り部付巻芯受け部(35)に、上記(0006)の手段1のS12で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する取り換え構造体としての剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
S41:本手段4は上記(0008)の手段3のS31からS34において述べた突起型握り部付巻芯受け部(34)における「突起」を「リング」に置き換えると、その形成方法、剥離紐(26)のセット等は同一であるので、詳述するのを省略する。なお参考図は図11である。
概要
上記(0006)の手段1のS11(1)からS11(2)で形成した回転止め手段である握り輪(39)の握り輪右端(28)側に上記(0006)の手段1のS12(1)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を装着して回転止め手段と剥離手段の両手段を有する剥離紐付握り輪(52)を形成し、その剥離紐付握り輪(52)の握り輪左端(42)が巻芯受け部(4)のシャフト口(5)に一致するように装着し、取り換え構造体である剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)を形成する。
次にこの剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)に巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
S51:取り換え構造体である剥離紐付握り輪(52)の形成(参考図:図12)
上記(0006)の手段1のS11(1)からS11(2)で形成した握り輪(39)に上記(0006)の手段1のS12(1)で形成した剥離紐(26)を以下のように固着させる。
(1)剥離紐(26)の固着端を握り輪(26)の右側に固着させ、可動端は可動自在としておく。
(2)なお、固着させる位置は以下のようにする。(参考図;図12)
(ア)握り輪(26)の内縁部もしくは外縁部で、
(イ)握り輪(26)の右端である握り輪受け口(54)を手前に置いた正面図を描いた場合において、握り輪(39)に設けられた目安線(32)の位置を時計の文字盤の12(時)の位置とすると12(時)と9(時)の間の適当な位置に設ける((以後単に「略9時の位置」という)。
以上により剥離紐(26)を有する剥離紐付握り輪(52)の形成が完了した。
S52:取り換え構造体である剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)の形成(参考図:図13)
巻芯受け部(4)の左端と握り輪(39)の左端が一致するように剥離紐付握り輪(52)を巻芯受け部(4)に着脱自在に装着し、もしくは固着する方法で装着し、剥離紐付握り輪(52)を握り部(16)とする剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)を形成する。
S53:ロール部の構成(参考図:図14)
剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)の握り部(16)に設けた目安線(32)のラインに巻回粘着テープ(25)のミシン目(10)を一致させながら、剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)に巻回粘着テープ(25)を装着して、剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)と巻回粘着テープ(25)とを取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
S54:剥離紐26のセット(参考図:図5)
剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)に巻回粘着テープ(25)を装着した後で、以下の要領で剥離紐(26)のセットを行う。
ア 巻回粘着テープ(25)(以後単に粘着テープ(11)という)のミシン目(10)から粘着テープ(11)の左側で剥離紐(26)が粘着テープ(11)に接する点まで粘着テープ(11)を剥し、次に剥離紐(26)を引出し口(13)側へ差し渡し、最後に粘着テープ(11)を再粘着させる。
イ なお、上記S51(2)−イで剥離紐(26)を「略9時」の位置に設けるようにしたのは、差し渡す剥離紐(26)とミシン目(10)の位置が近いと粘着テープ(11)が再粘着しにくくなるので、剥離紐(26)とミシン目(10)との間にはある程度の距離(幅)があった方が再粘着し易いためである。
概要
上記(0007)の手段2のS21で形成したで形成したボルト型握り部付巻芯受け部(23)の回転止め手段である握り部(16)の握り部右端(28)に上記(0006)の手段1のS12(1)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を装着し、回転止め手段と剥離手段の両手段を有する剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)を形成し取り替え構造体とし、この剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)に巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
S61:取り換え構造体である剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)の形成とロール部(41)の構成(参考図:図15)
(1)上記(0007)の手段2のS21で形成したボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)の握り部右端(28)に上記(0006)の手段1のS12(1)で形成した剥離紐(26)を固着させるのであるが、その方法は上記(0010)の手段5のS51における「握り輪(39)」を「ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)」と読みかえればよいので、詳述は省略する。
以上により剥離紐(26)を有する剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)の形成が完了するのであるが、図15(A)はその斜視図である。外見上は上記S52で述べた剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)の図14(A)と同じようになる。
(2)ロール部(41)の構成
握り部(16)の目安線(32)のラインと巻回粘着テープ(25)のミシン目(10)のラインとを一致させて、巻回粘着テープ(25)を剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)に装着して、剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)と巻回粘着テープ(25)とを取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
図15(B)はロール部(41)の斜視図である。外見上は上記(0010)の手段5のS53で述べた剥離紐・握り輪付巻芯受け部(24)の図14(B)と同様になる。
S62:剥離紐(26)のセット(参考図:図5)
剥離紐(26)のセットについては上記(0010)の手段5のS54に記載のと同一になるため省略する。
概要
上記(0008)の手段3のS31で形成した突起型握り部付巻芯受け部(34)の回転止め手段である握り部(16)の握り部右端(28)に上記(0006)の手段1のS12(1)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を装着し、回転止め手段と剥離手段の両手段を有する剥離紐・突起型握り部付巻芯受け部(37)を形成しこれを取り替え構造体とし、この剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(37)に巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
S71:本手段の詳細について
剥離紐・突起型握り部付巻芯受け部(37)の形成等本手段の詳細は上記(0011)の手段6における「ボルト」を「突起」に置き換えればよいので、詳細は省略する。
S72:剥離紐(26)のセット
剥離紐(26)のセットについては上記(0010)の手段5のS54に記載のとおりであるため省略する。
概要
上記(0009)の手段4で形成したリング型握り部付巻芯受け部(35)の回転止め手段である握り部(16)の握り部右端(28)に上記(0006)手段1のS12(1)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を装着し、回転止め手段と剥離手段の両手段を有する剥離紐・リング型握り部付巻芯受け部(38)を形成し取り替え構造体とし、この剥離紐・リング型握り部付巻芯受け部(38)に巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
S81:本手段の詳細について
剥離紐・リング型握り部付巻芯受け部(38)の形成等の詳細は上記(0011)の手段6の「ボルト」を「リング」に置き換えればよいので、詳細は省略する。
S82:剥離紐(26)のセット
剥離紐(26)のセットについては上記(0010)の手段5のS54に記載のとおりであるため省略する。
概要
巻芯受け部(4)に、上記(0006)の手段1のS12(1)からS12(3)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する取替え構造体である剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
S91:巻芯受け部(4)に剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着してロール部の構成
(参考図:図19)
巻芯受け部(4)に、上記(0006)の手段1のS12(1)からS12(3)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する取替え構造体である剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着しロール部(41)を構成する。
S92:回転止め手段について
手段9においては回転止め手段は特別に設けない。図17(B)に示すように巻芯受け部(4)の筒の中に指を差し入れてロール部(41)の回転を止める。このことで使用済みの粘着テープ(19)に触れないようにもしくは極力触れないようにして回転を止めることが出来る。
S93:剥離紐(26)のセット
剥離紐(26)のセットについては上記(0006)の手段1のS12(3)に記載と同じであるためここでは記述を省略する。
概要
上記(0006)の手段1のS12(1)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する取替え構造体である剥離紐付き巻芯受け部(47)に、巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
S101:巻芯受け部(4)に剥離紐(26)を装着(参考図:図20)
巻芯受け部(4)のシャフト口(5)を手前に置いた正面図において、巻芯受け部(4)の外縁の適当な位置にリードライン(44)を描き、このリードライン(44)を時計の文字盤の12時とすると12時と3時の位置の間だの適当な位置に剥離紐(26)を設けて剥離紐付巻芯受け部(47)を形成する。(以後「略3時の位置」という)
S102:巻回粘着テープ(25)の装着(参考図:図21)
剥離紐付巻芯受け部(47)のリードライン(44)に巻回粘着テープ(25)のミシン目(10)を合わせて、剥離紐付巻芯受け部(47)に巻回粘着テープ(25)を装着する。
装着が完了した状態は図21(B)のようになる。なお、外見上は上記(00xx−9)の手段9の巻芯受け部(4)に剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着したケースと同じようになる。
S103:回転止め手段について
回転止め手段については上記(00xx−9)の手段9のS92と同じである。
S104:剥離紐(26)のセット
剥離紐(26)のセットについては上記(0006)の手段1のS12(3)に記載とほぼ同一であるためここでは記述を省略する。
手段2から手段8までは基本的に手段1をベースにした解決手段である。従って本発明の効果は手段1における発明の効果を述べる。手段2から手段8までの効果は手段1の効果と同様である。
本発明の作用と使い方および効果
(1)図6(A)に示すように剥離紐付巻回粘着テープ(33)を握り輪型握り部付巻芯受け部(1
7)の右側である受け口(5)から挿入すると握り部(16)の右側は剥離紐付巻回粘着テープ(33)の巻芯(14)の外径と同じ高さで嵩高になっているので、剥離紐付巻回粘着テープ(33)は握り部(16)の右端以上に挿入されることはない。
(2)以上のことから図7に示すように握り部(16)を握るとロール部(41)の回転を止めるこ
とができる。
(3)回転を止めたら同じく図7に見るように、剥離紐(26)のタグ(27)を持ち、剥離紐(26)の先端(タグ(27)に近い部分)を下方に抑えながらミシン目(10)の方向に徐々にずらしていく。
(4)剥離紐(26)の先端がミシン目(10)をこえて上にきたら剥離紐(26)を持ち上げて、使用後粘着テープ(19)を徐々にはがす。
(5)使用後粘着テープ(19)の汚れた部分どうしがくっつく程までに剥がしたら、テープを折り曲げて汚れていない裏面を持って次のミシン目(10)まではがし、カットする。
(6)次回に備えて、剥離紐(26)を上記S12(3)の要領でセットしておく。
(7)以上により使用後粘着テープ(19)の汚れた部分に触らずにロール部(41)の回転を止め、使用後粘着テープ(19)をはがすことができる。
なお、手段9と10においては、回転止め手段である「握り部(16)」を設けていない。ロール部(41)の回転を止めるには、図17(A)および(B)に示すように、巻芯受け部(4)の筒の中に指を差し込んでロール部(41)の回転を止めることとする。こうして回転を止めた後は上記(3)以降と同じである。なお、実際に剥離している状況は図18のようになる。
いずれの手段にしても汚れた使用後粘着テープ(19)、特に髪の毛などがミシン目(10)を挟んで絡みついた使用後粘着テープ(19)を剥離する際には、しっかりとロール部(41)の回転を止め手段が必要であり、汚れた部分に触らないでかつ絡みついた髪の毛などもさっとカットし剥離する剥離手段を設けた本発明の効果は大なるものがある。また、本発明を実施するに際しては、構造は簡単でありコストを大きくするものではない。
概要:握り輪型握り部付巻芯受け部(17)と剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成
回転止め手段である握り輪(39)を巻芯受け部(4)に装着し、その握り輪(39)を握り部(16)とする取り換え構造体である握り輪型握り部付巻芯受け部(17)に、使用後粘着テープ(19)の剥離手段である剥離紐(26)を有する取り換え構造体である 剥離紐付巻回粘着テ―プ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のール部(41)を構成する。
J11:握り輪型握り部付巻芯受け部(17)の形成
J11(1):握り輪(39)の形成(参考図:図3(A))
適当な素材と幅からなり、巻芯受け部(4)に装着可能で、その外径は巻回粘着テープ(25)の巻芯(14)の外径以下もしくは同一外径で、両端に開口部(40)を有する筒状物を形成して握り輪(39)とする。なお、巻芯14と握り輪(39)の外径は同一として論を進める。
また、握り輪(39)は、筒状もしくは略筒状のものを上記の様に形成してもよく、板状のものを筒状もしくは略筒状に形成してもよく、その形成方法を特定するものではない。
さらに、握り輪(39)の開口部(40)を左右においた正面図を描いた場合、左側の開口部分を握り輪シャフト口(53)、もしくは左端もしくは左側、また右側の開港部分を握り輪受け口(54)、もしくは右側もしくは右側という。
J11(2):目安線(32)の設定(参考図」図3(A))
握り輪(39)の外周上の適当な位置に、外周縁に直角に適当な幅で目安線(32)を設ける。この目安線(39)は線ではなく「しるし(マーク)」となるものであれば「線」でも「点」でもよい。
J11(3):握り輪型握り部付巻芯受け部(17)の形成(参考図:図3)
巻芯受け部(4)の左側であるシャフト口(5)と握り輪シャフト口(53)が一致するように上記J11(1)からJ11(2)で形成した握り輪(39)を回転止め手段として図3(A)に示すように、巻芯受け部(4)に装着しもしくは固着させて、握り輪型握り部付巻芯受け部(17)を形成する。図3(B)はその斜視図であり、図3(C)は左側面図である。
なお、装着もしくは固着した握り輪(39)を以後握り部(16)もしくは握り輪型握り部(48)という。
次に取り換え構造体である剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成について述べる。(参考図:図4)
J12:取り換え構造体である剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成(参考図:図4)
J12(1):剥離紐(25)の形成。
ア 素材は特定しないが、シリコンまたはポリエステル等粘着しづらい素材が望ましい。
イ 剥離紐(26)は一端を固着端、他端を可動端とし、
ウ 形状は直径が10ミリメートル以下の円形もしくは略円形の紐、または幅が30ミリメートル以下の扁平な帯状のテープよりなり、
エ 固着端から可動端までの長さは装着する巻回粘着テープ(25)の粘着テープ(11)の短手方向の横幅より若干長く形成しておく。
なお、可動端には剥離紐(26)をつかみ易くするため適当な形のタグ(27)等を設けておいてもよい。本稿では以後、タグ(27)を設けたことを前提に論を進める。
J12(2):剥離紐付巻回粘着テープ(33)の形成(参考図:図4)
ア 上記J12(1)で形成した剥離紐(26)の固着端を巻回粘着テープ(25)の左側である挿入口(12)側の巻芯(14)に固着させ、可動端は可動自在としておく。
イ なお、固着させる位置は以下のようにする。
(ア)巻回粘着テープ(25)の巻芯(14)の内縁部もしくは外縁部で、
(イ)巻回粘着テープ(25)の挿入口(12)側を正面にしてみた正面図を描いた場合において、巻回粘着テープ(25)に設けられたミシン目(10)の位置を時計の文字盤の12(時)の位置とすると12(時)と3(時)の間の適当な位置に設ける(以後単に「略3時の位置」という)。(参考図:図4(A))
以上により剥離紐(26)を有する剥離紐付巻回粘着テープ(33)が形成された。
J12(3):剥離紐(26)のセット(参考図:図5)
ア 剥離紐付巻回粘着テープ(33)の剥離紐(26)を使用するに当たっては、剥離紐付巻回粘着テープ(33)(以後単に粘着テープ(11)という)のミシン目(10)から粘着テープ(11)の左側で剥離紐(26)が粘着テープ(11)に接する点まで粘着テープ(11)を剥し、次に剥離紐(26)を引出し口(13)側へ差し渡し、最後に粘着テープ(11)を再粘着させる。
イ なお、上記J12(2)―イ―(イ)で剥離紐(26)を「略3時」の位置に設けるようにしたのは、差し渡す剥離紐26とミシン目(10)の位置が近いと粘着テープ(11)が再粘着しにくくなる。剥離紐(26)とミシン目(10)との間にはある程度の距離(幅)があった方が再粘着し易いためである。
J13: ロール部(41)の構成(参考図:図6)
(1)上記J11で形成した握り輪型握り部付巻芯受け部(17)に、上記J12で形成しセットした剥離紐付巻回粘テープ(33)を装着して、回転止め手段を有する握り輪型握り部付巻芯受け部(17)と剥離手段を有する剥離紐付巻回粘テープ(33)とを取り替え構造体として、握り輪型握り部付巻芯受け部(17)と剥離紐付巻回粘テープ(33)とで粘着クリーナー1のロール部(41)を構成する。
(2)ロール部(41)の構成は図6(B)斜視図や図6(C)の側面断面図で見るとおり、左側から、シャフト(3)、握り輪(39)すなわち、握り部(16)、巻芯受け部(4)、剥離紐付き巻回粘着テープ(33)と剥離紐(26)となる。
(3 )なお、剥離紐付巻回粘テープ(33)は左側である挿入口(12)側から握り輪型握り部付巻芯受け部(17)に装着されるものとする。
以後後述する各種の巻回粘着テープ(25)が各種の巻芯受け部(4)に装着されるケースについて述べるが、装着方法は上記と同じ方法でなされるものとする。
(4) また、握り部(16)である握り輪(39)に設けた目安線(32)(以後「握り部(16)に設けた目安線(32)という)と剥離紐付巻回粘着テープ(33)のミシン目(10)のラインを一致させて装着する。
なお、上記の方法は今後述べる各実施例においても同様であるため、今後はこの操作の記述を省略する場合がある。
J14:作用と使い方および効果
(1)図6(A)に示すように剥離紐付巻回粘着テープ(33)を握り輪型握り部付巻芯受け部(17)の右側である受け口(5)から挿入すると握り部(16)の右側は剥離紐付巻回粘着テープ(33)の巻芯(14)の外径と同じ高さで嵩高になっているので、剥離紐付巻回粘着テープ(33)は握り部(16)の右端以上に挿入されることはない。すなわちロール部(41)の構成は図6(C)の側面断面図のようになり、握り部(16)はいわば露出した状態になる。
(2)以上のことから図7に示すように握り部(16)を握るとロール部(41)の回転を止めることができる。
(3)回転を止めたら同じく図7に見るように、剥離紐(26)のタグ(27)を持ち、剥離紐(26)の先端(タグ(27)に近い部分)を下方に抑えながらミシン目(10)の方向に徐々にずらしていく。
(4)剥離紐(26)の先端がミシン目(10)をこえて上にきたら剥離紐(26)を持ち上げて、使用後粘着テープ(19)を徐々にはがす。
(5)使用後粘着テープ(19)の汚れた部分どうしがくっつく程までに剥がしたら、テープを折り曲げて汚れていない裏面を持って次のミシン目(10)まではがし、カットする。
(6)次回に備えて、剥離紐(26)を上記J12(3)の要領でセットしておく。
(7)以上により使用後粘着テープ(19)の汚れた部分に触らずにロール部(41)の回転を止め、使用後粘着テープ(19)をはがすことができる。
概要
1 取り換え構造体である回転止め手段付巻芯受け部の形成に関し、巻芯受け部(4)の左端に適当な幅で巻芯受け部(4)の外径より嵩高のヘッド部を設け、ヘッド部と軸部からなるボルト状の巻芯受け部(4)を形成し、そのヘッド部を回転止め手段としての握り部(16)とするボルト型握り部付巻芯受け部(23)を形成し(参考図:図8)、さらに、
2 このボルト型握り部付巻芯受け部(23)に、上記(0018)の実施例1のJ12で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する取り換え構造体としての剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
J21 : 取り換え構造体としてのボルト型握り部付巻芯受け部(23)の形成(参考図:図8)
巻芯受け部(4)のシャフト口(5)側に、その嵩高が巻回粘着テープ(23)の巻芯(14)の厚さと同一または以下(以後同一として論を進める)に形成され、シャフト口(5)から受け口(6)への幅を50ミリメートル以下とするヘッド部すなわち嵩高部を有する、外形が細長のボルト状でその嵩高部を回転止め手段としての握り部(16)とするボルト型握り部付巻芯受け部(23)を形成する。
J22: ロール部(41)の構成(参考図:図9)
(1)このボルト型握り部付巻芯受け部(23)に上記(0018)の実施例1のJ12で形成した剥離紐付巻回粘テープ(33)を装着して、ボルト型握り部付巻芯受け部(23)と剥離紐付巻回粘テープ(33)を取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(46)を構成する。
(2)ロール部(41)の構成は図9(A)の斜視図や図9(B)の側面断面図で見るとおり、左側から、シャフト(3)、ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)部分、巻芯受け部(4)部分、剥離紐付き巻回粘着テープ(33)と剥離紐(26)となる。
(3)ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)の嵩高は剥離紐付巻回粘着テープ(33)の巻芯(14)の外径と同じ高さになっているので、剥離紐付巻回粘着テープ(33)は握り部右端(28)で挿入はストップするのは既述のとおりである。
J23:剥離紐(26)のセット
上記(0018)の実施例1のJ12(3)と同様である。
J24:作用と使い方および効果
作用や使い方等は上記(0018)の実施例1のJ14に記載したことと同じであるため省略する。
概要
1 取り換え構造体である回転止め手段付巻芯受け部の形成に関し、巻芯受け部(4)の外周上で、左端からシャフト口(5)にかけての適当な位置に突起(30)を設けてシャフト口(5)から突起(30)までを回転止め手段である握り部(16)とする突起型握り部付巻芯受け部(34)を形成し、(参考図:図10)さらに
2 この突起型握り部付巻芯受け部(34)に上記(0018)の実施例1のJ12で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する、取り換え構造体としての剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
J31:取り換え構造体である突起型握り部付巻芯受け部(34)の形成(参考図:図10)
巻芯受け部(4)の左端を起点に受け口(6)側にかけて測った幅が50ミリメートル以下の位置で、突起(30)の嵩高が巻回粘着テープ(25)の巻芯(14)の厚さと同一または以下(以後同一として論を進める)の突起(30)を巻芯受け部(4)の外周上に一個もしくは複数個設け、巻芯受け部(4)の左端から突起(30)までを回転止め手段である握り部(16)とする突起型握り部付巻芯受け部(34)を形成する。この握り部(16)は巻芯受け部(4)が露出した状態からなる。
J32:ロール部の構成(参考図:図10)
(1)この突起型握り部付巻芯受け部(34)に上記(0018)の実施例1のJ12で形成した剥離紐付巻回粘テープ(33)を装着して、突起型握り部付巻芯受け部(34)と剥離紐付巻回粘テープ(33)とを取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
(2)ロール部(41)の構成は図10(C)の側面断面図で見るとおり、左側から、シャフト(3)、突起型握り部付巻芯受け部(34)の巻芯(4)が露出した状態からなる握り部(16)部分、巻芯受け部(4)部分、剥離紐付き巻回粘着テープ(33)と剥離紐(26)となる。
(3)突起型握り部付巻芯受け部(34)の握り部(16)の嵩高は剥離紐付巻回粘着テープ(25)の巻芯(14)と同一になっているので、剥離紐付巻回粘着テープ(33)は握り部右端(28)で挿入はストップするのは既述のとおりである。
J33:剥離紐(26)のセット
上記(0018)の実施例1のJ12(3)と同様である。
J34:作用と使い方および効果
作用や使い方等は上記(0018)の実施例1のJ14に記載したことと同じであるため省略する。
概要
1 取り換え構造体である回転止め手段付巻芯受け部の形成に関し、巻芯受け部(4)の外周上で、左端からシャフト口(5)にかけての適当な位置に外周上に突起したリング(31)を設けてシャフト口(5)からリング(31)までを回転止め手段である握り部(16)とするリング型握り部付巻芯受け部(35))を形成し、(参考図:図11)
2 このリング型握り部付巻芯受け部(35)に、上記(0018)の実施例1のJ12で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する取り換え構造体としての剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
J41:本実施例4は上記(0020)の実施例3のJ31からJ34において述べた突起型握り部付巻芯受け部(34)における「突起」を「リング」に置き換えると、その形成方法、剥離紐(26)のセット、使い方・作用等は同一であるので、詳述するのを省略する。なお参考図は図11である。
概要
上記(0018)の実施例1のJ11(1)からJ11(2)で形成した回転止め手段である握り輪(39)の握り輪右端(28)側に上記(0018)の実施例1のJ12(1)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を装着して回転止め手段と剥離手段の両手段を有する剥離紐付握り輪(52)を形成し、その剥離紐付握り輪(52)の握り輪左端(42)が巻芯受け部(4)のシャフト口(5)に一致するように装着し、取り換え構造体である剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)を形成する。
次にこの剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)に巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
J51:取り換え構造体である剥離紐付握り輪(52)の形成(参考図:図12)
上記(0018)の実施例1のJ11(1)からJ11(2)で形成した握り輪(39)に上記(0018)の実施例1のJ12(1)で形成した剥離紐(26)を以下のように固着させる。
(1)剥離紐(26)の固着端を握り輪(26)の右側に固着させ、可動端は可動自在としておく。
(2)なお、固着させる位置は以下のようにする。(参考図;図12)
(ア)握り輪(26)の内縁部もしくは外縁部で、
(イ)握り輪(26)の右端である握り輪受け口(54)を手前に置いた正面図を描いた場合において、握り輪(39)に設けられた目安線(32)の位置を時計の文字盤の12(時)の位置とすると12(時)と9(時)の間の適当な位置に設ける((以後単に「略9時の位置」という)。
以上により剥離紐(26)を有する剥離紐付握り輪(52)の形成が完了した。
J52:取り換え構造体である剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)の形成(参考図:図13)
巻芯受け部(4)の左端と握り輪(39)の左端が一致するように剥離紐付握り輪(52)を巻芯受け部(4)に着脱自在に装着し、もしくは固着する方法で装着し、剥離紐付握り輪(52)を握り部(16)とする剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)を形成する。
J53:ロール部の構成(参考図:図14)
剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)の握り部(16)に設けた目安線(32)のラインに巻回粘着テープ(25)のミシン目(10)を一致させながら、剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)に巻回粘着テープ(25)を装着して、剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)と巻回粘着テープ(25)とを取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
J54:剥離紐26のセット(参考図:図5)
剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)に巻回粘着テープ(25)を装着した後で、以下の要領で剥離紐(26)のセットを行う。
ア 巻回粘着テープ(25)(以後単に粘着テープ(11)という)のミシン目(10)から粘着テープ(11)の左側で剥離紐(26)が粘着テープ(11)に接する点まで粘着テープ(11)を剥し、次に剥離紐(26)を引出し口(13)側へ差し渡し、最後に粘着テープ(11)を再粘着させる。
イ なお、上記J51(2)−イで剥離紐(26)を「略9時」の位置に設けるようにしたのは、差し渡す剥離紐(26)とミシン目(10)の位置が近いと粘着テープ(11)が再粘着しにくくなるので、剥離紐(26)とミシン目(10)との間にはある程度の距離(幅)があった方が再粘着し易いためである。
J55:作用と使い方および効果
作用や使い方及び効果は基本的に(0018)の実施例1のJ14に記載したこととほぼ同一であるため省略する。
概要
上記(0019)の実施例2のJ21で形成したで形成したボルト型握り部付巻芯受け部(23)の回転止め手段である握り部(16)の握り部右端(28)に上記(0018)の実施例1のJ12(1)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を装着し、回転止め手段と剥離手段の両手段を有する剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)を形成し取り替え構造体とし、この剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)に巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
J61:取り換え構造体である剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)の形成とロール部(41)の構成(参考図:図15)
(1)上記(0019)の実施例2のJ21で形成したボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)の握り部右端(28)に上記(0018)の実施例1のJ12(1)で形成した剥離紐(26)を固着させるのであるが、その方法は上記(0022)の実施例5のJ51における「握り輪(39)」を「ボルト型握り部付巻芯受け部(23)の握り部(16)」と読みかえればよいので、詳述は省略する。
以上により剥離紐(26)を有する剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)の形成が完了するのであるが、図15(A)はその斜視図である。外見上は上記J52で述べた剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部(24)の図14(A)と同じようになる。
(2)ロール部(41)の構成
握り部(16)の目安線(32)のラインと巻回粘着テープ(25)のミシン目(10)のラインとを一致させて、巻回粘着テープ(25)を剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)に装着して、剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(36)と巻回粘着テープ(25)とを取り替え構造体として、粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
図15(B)はロール部(41)の斜視図である。外見上は上記(0022)の実施例5のJ53で述べた剥離紐・握り輪付巻芯受け部(24)の図14(B)と同様になる。
J62:剥離紐(26)のセット(参考図:図5)
剥離紐(26)のセットについては上記(0022)の実施例5のJ54に記載のと同一になるため省略する。
J63:作用と使い方および効果
作用や使い方及び効果は基本的に上記(0018)の実施例1のJ14に記載したこととほぼ同一であるため省略する。
概要
上記(0020)の実施例3のJ31で形成した突起型握り部付巻芯受け部(34)の回転止め手段である握り部(16)の握り部右端(28)に上記(0018)の実施例1のJ12(1)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を装着し、回転止め手段と剥離手段の両手段を有する剥離紐・突起型握り部付巻芯受け部(37)を形成しこれを取り替え構造体とし、この剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部(37)に巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
J71:本実施例の詳細について
剥離紐・突起型握り部付巻芯受け部(37)の形成等本実施例の詳細は上記(0023)の実施例6における「ボルト」を「突起」に置き換えればよいので、詳細は省略する。
J72:剥離紐(26)のセット
剥離紐(26)のセットについては上記(0022)の実施例5のJ54に記載のとおりであるため省略する。
J73:作用と使い方および効果
作用や使い方及び効果は基本的に上記(0018)の実施例1のJ14に記載したこととほぼ同一であるため省略する。
概要
上記(0021)の実施例4で形成したリング型握り部付巻芯受け部(35)の回転止め手段である握り部(16)の握り部右端(28)に上記(0018)実施例1のJ12(1)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を装着し、回転止め手段と剥離手段の両手段を有する剥離紐・リング型握り部付巻芯受け部(38)を形成し取り替え構造体とし、この剥離紐・リング型握り部付巻芯受け部(38)に巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
J81:本実施例の詳細について
剥離紐・リング型握り部付巻芯受け部(38)の形成等の詳細は上記(0023)の実施例6の「ボルト」を「リング」に置き換えればよいので、詳細は省略する。
J82:剥離紐(26)のセット
剥離紐(26)のセットについては上記(0022)の実施例5のJ54に記載のとおりであるため省略する。
J83:作用と使い方および効果
作用や使い方及び効果は基本的に上記(0018)の実施例1のJ14に記載したこととほぼ同一であるため省略する。
概要
巻芯受け部(4)に、上記(0018)の実施例1のJ12(1)からJ12(3)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する取替え構造体である剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
J91:巻芯受け部(4)に剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着してロール部の構成
(参考図:図19)
巻芯受け部(4)に、上記(0018)の実施例1のJ12(1)からJ12(3)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する取替え構造体である剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着しロール部(41)を構成する。
J92:回転止め手段について
実施例9においては回転止め手段は特別に設けない。図17(B)に示すように巻芯受け部(4)の筒の中に指を差し入れてロール部(41)の回転を止める。このことで使用済みの粘着テープ(19)に触れないようにもしくは極力触れないようにして回転を止めることが出来る。
J93:剥離紐(26)のセット
剥離紐(26)のセットについては上記(0018)の実施例1のJ12(3)に記載と同じであるためここでは記述を省略する。
J94: 作用・使い方および効果
ロール部(41)の回転を止めの方法は上記J92に記載した方法であるが、作用等については上記(0018)の実施例1のJ14に記載したことと同じであるため省略する。
概要
上記(0018)の実施例1のJ12(1)で形成した剥離手段である剥離紐(26)を有する取替え構造体である剥離紐付き巻芯受け部(47)に、巻回粘着テープ(25)を装着して粘着クリーナー(1)のロール部(41)を構成する。
J101:巻芯受け部(4)に剥離紐(26)を装着(参考図:図20)
巻芯受け部(4)のシャフト口(5)を手前に置いた正面図において、巻芯受け部(4)の外縁の適当な位置にリードライン(44)を描き、このリードライン(44)を時計の文字盤の12時とすると12時と3時の位置の間だの適当な位置に剥離紐(26)を設けて剥離紐付巻芯受け部(47)を形成する。(以後「略3時の位置」という)
J102:巻回粘着テープ(25)の装着(参考図:図21)
剥離紐付巻芯受け部(47)のリードライン(44)に巻回粘着テープ(25)のミシン目(10)を合わせて、剥離紐付巻芯受け部(47)に巻回粘着テープ(25)を装着する。
装着が完了した状態は図21(B)のようになる。なお、外見上は上記(0026)の実施例9の巻芯受け部(4)に剥離紐付巻回粘着テープ(33)を装着したケースと同じようになる。
J103:回転止め手段について
回転止め手段については上記(0026)の実施例9のJ92と同じである。
J104:剥離紐(26)のセット
剥離紐(26)のセットについては上記(0018)の実施例1のJ12(3)に記載とほぼ同一であるためここでは記述を省略する。
J104: 作用・使い方および効果
作用等については上記(0018)の実施例1のJ14に記載したこととほぼ同一であるため省略する。
符号の説明
2 グリップ
3 シャフト
4 巻芯受け部
5 シャフト口
6 受け口
7 シャフト受け具
8 シャフト通し穴
9 シャフト止め
10 ミシン目
11 粘着テープ
12 挿入口
13 引出し口
14 巻芯
15 巻芯受け露出部
16 握り部
17 握り輪型握り部付巻芯受け部
18 山折り部
19 使用後粘着テープ
20 左手
21 右手
22 嵩高部
23 ボルト型握り部付巻芯受け部
24 剥離紐・握り輪型握り部付巻芯受け部
25 巻回粘着テープ
26 剥離紐
27 タグ
28 握り部右端
29 ストッパー
30 突起
31 リング
32 目安線
33 剥離紐付巻回粘着テープ
34 突起型握り部付巻芯受け部
35 リング型握り部付巻芯受け部
36 剥離紐・ボルト型握り部付巻芯受け部
37 剥離紐・突起型握り部付巻芯受け部
38 剥離紐・リング型握り部付巻芯受け部
39 握り輪
40 開口部
41 ロール部(旧46)
42 握り部左端(旧52)
43 剥離紐固着ポイント(旧57)
44 リードライン(旧58)
45 剥離紐取付位置マーク(旧59)
46 巻芯受け部内縁(旧60)
47 剥離紐付巻芯受け部(旧61)
48 握り輪型握り部
49 ボルト型握り部
50 突起型握り部
51 リング型握り部
52 剥離紐付握り輪
53 握り輪シャフト口
54 握り輪受け口
Claims (1)
- 巻芯に粘着テープを巻回した巻回粘着テープとその巻回粘着テープを嵌挿する巻芯受け部を取り替え構造体とし、巻回粘着テープと巻芯受け部とで粘着クリーナーのロール部が構成され、ロール部を回転させて巻回粘着テープの粘着テープにごみ等を粘着させて使用する粘着クリーナーにおいて、粘着テープの剥離手段を有する巻回粘着テープとロール部の回転止め手段を有する巻芯受け部とからロール部が構成されている、または粘着テープの剥離手段とロール部の回転止め手段の両手段を有する巻芯受け部と巻回粘着テープとからロール部が構成されている、または巻芯受け部と剥離手段を有する巻回粘着テープとからロール部が構成されていることを特徴とする、粘着クリーナーとその取り替え構造体。
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- 2015-01-09 JP JP2015003167A patent/JP2016127889A/ja active Pending
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