JP2016127323A - 仮想ネットワーク制御システム及び仮想ネットワーク制御方法 - Google Patents

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陽平 片山
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一久 山田
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勝弘 島野
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Teruhiro Nakao
彰宏 中尾
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Abstract

【課題】本発明は、通信品質保証されたネットワークリソースの予約量を必要最低限とすることを目的とする。【解決手段】本発明の仮想ネットワーク制御システムは、制御サーバと、物理ノード装置と、物理リンク装置を備え、物理ノード装置が要求する仮想ノード容量及び仮想ノードデータレートを制御サーバ経由で物理ノード装置及び物理リンク装置に割当てる。物理リンク装置での仮想ノードデータレートが変化した場合には、仮想ノードデータレートの再割り当てを行う。【選択図】図1

Description

本発明は、仮想ネットワーク制御システム及び仮想ネットワーク制御方法に関する。
本願発明に関連する非特許文献1、2の技術は、スライスのリンクリソースであるリンクスリバに帯域等のネットワークリソースを静的に予約することで通信品質を保証することができる。ここで、スライスとは、ネットワーク装置のリソースの部分集合であり、ノードスリバとリンクスリバの結合によって仮想ネットワークを形成するものである。ノードスリバとは、演算装置と記憶装置を仮想化して構築されたノードリソースである。リンクスリバとは、物理リンクを含む通信線を仮想化して構築されたリンクリソースである。
一般的に静的にネットワークリソースを予約するシステムでは、通信品質劣化を生じないためにピークレートでネットワークリソースを予約する。課金は予約されたネットワークリソース量で行われるが、大半の時間において実際に流れるデータ量は予約されたネットワークリソース量よりかなり少なく、過剰投資となる。
また、ネットワークリソースが余剰に予約されることは、他の通信品質保証を受ける通信トラフィックの新規予約を妨げることになるか、あるいは、それを防止するためにインフラ提供者が予約可能なネットワークリソースを増やすためにインフラ増強が必要になるかの、いずれかの事象が生じうる。
本願発明に関連する非特許文献3の技術は、仮想リンクであるリンクスリバのネットワークリソース量を動的に変更することが可能であるが、アプリケーションプログラムがデータレートを変更することを検知する機構を持たないため、適切にネットワークリソース量を設定する事ができない。また、非特許文献3の技術では、仮想ノードであるノードスリバのネットワークリソース量を動的に変更することは可能であるが、アプリケーションプログラムがノードスリバの容量変更を検知する機構を持たないため、適切にノードスリバの容量を設定することができない。ここで、アプリケーションプログラムとは、本明細書ではスライスの管理者によって開発もしくは配備されるプログラムの総称をいう。アプリケーションプログラム33は、実現されたノードスリバ(仮想マシン)上で動作する。
例えば、本願発明の関連技術ではアプリケーションプログラムがリンク帯域を検出してデータレートを自律的に制御することで使用可能なリンク帯域を最大限に活用する方式が一般的であり、この方式とアプリケーションプログラムの使用量に応じたリンクスリバのリソース量変更を単純に組み合わせてしまうと、リンクスリバのリソース量を増やす事象が発生しないため、アプリケーションプログラムのデータレートが減少することを契機としてリンクスリバのリソース量が減少し続けてしまい、適切なリソース量の割当がなされない。
山本猛仁、 滝澤允、 高橋紀之、 中尾 彰宏、「スライス提供を考慮した仮想化ネットワークの管理モデル」、電子情報通信学会通信ソサイエティ大会、2011年9月。 中尾彰宏、「新世代ネットワーク構想におけるネットワーク仮想化」、電子情報通信学会誌、Vol.94、No.5、pp.385―390、2011年5月。 片山陽平、南勇貴、山田一久、島野勝弘、「仮想化ノードにおける仮想リンク容量の動的変更に関する制御方式設計」、電子情報通信学会総合大会、2014年。
前記課題を解決するために、本発明は、通信品質保証されたネットワークリソースの予約量を必要最低限とすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明の仮想ネットワーク制御システムは、物理ノード装置と、物理リンク装置と、物理ノード制御部と、物理リンク制御部と、制御サーバとを備える。物理ノード装置は、仮想ノードの機能を実現するために使用する容量である仮想ノード容量に従って仮想ノードを実現する。仮想ノードは、仮想ノードが送受信するデータのデータレートである仮想ノードデータレートを制御サーバに通知する機能を具備する。物理リンク装置は、仮想リンクを実現するために使用する容量である仮想リンク容量にて仮想リンクを実現する。物理ノード制御部は、制御サーバから通知された仮想ノード容量に従って、物理ノード装置に仮想ノードを実現させる。物理リンク制御部は、制御サーバから通知された仮想ノードデータレートに相当する仮想リンク容量にて、物理リンク装置に仮想リンクを実現する。制御サーバは、仮想ノードから仮想ノードデータレートの通知を受け、物理ノード制御部に仮想ノード容量を通知し、物理リンク制御部に仮想リンク容量を通知する。
具体的には、本願発明に係る仮想ネットワーク制御システムは、仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想ノードとして機能し、前記仮想ノードの実現時に送受信するデータのデータレートである仮想ノードデータレートを通知する物理ノード装置と、前記仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想リンクとして機能し、前記仮想ノードの実現時に送受信するデータを転送する物理リンク装置と、前記物理ノード装置の有する容量のなかから、通知された前記仮想ノード容量を前記仮想ノードに割り当てて前記物理ノード装置を前記仮想ノードとして機能させる物理ノード制御部と、通知された仮想リンク容量を前記物理リンク装置に割り当てて前記物理リンク装置を前記仮想リンクとして機能させる物理リンク制御部と、前記物理ノード装置から通知された前記仮想ノードデータレートを受信し、前記物理ノード制御部に前記物理ノード装置の使用する前記仮想ノード容量を通知するとともに、前記仮想ノードデータレートに相当する仮想リンク容量を前記物理リンク制御部に通知する制御サーバを備える。
本願発明に係る仮想ネットワーク制御システムでは、前記物理ノード装置における前記仮想ノードの送受信するデータレートが変化したことを検知し、変化後のデータレートを前記仮想ノードデータレートとして前記制御サーバへ通知するデータレート制御部をさらに備え、前記制御サーバは、変化後の前記仮想ノードデータレートを前記データレート制御部から受信すると、前記物理リンク制御部に変化後の前記仮想リンク容量を通知し、前記物理リンク制御部は、前記物理リンク装置に割り当てている前記仮想リンク容量を、前記制御サーバから通知された変化後の前記仮想リンク容量に変更してもよい。
本発明は、データレート制御部をさらに備えるので、仮想ノードの送受信するデータレートが変化すると仮想リンクに割り当てている仮想リンク容量を、変化後の仮想ノードが送受信するデータレートに変更することができる。したがって、本願発明に係る仮想ネットワーク制御システムは、通信品質保証されたネットワークリソースの予約量を必要最低限とすることができる。
具体的には、本願発明に係る仮想ネットワーク制御方法は、仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想ノードとして機能する物理ノード装置が、前記仮想ノードの実現時に送受信するデータのデータレートである仮想ノードデータレートを制御サーバに通知し、前記制御サーバが、前記物理ノード装置から通知された前記仮想ノードデータレートから生成した仮想リンク容量を前記仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想リンクとして機能する物理リンク装置を制御する物理リンク制御部に通知する容量通知手順と、前記物理ノード制御部が、前記物理ノード装置の有する容量のなかから前記容量通知手順で通知された前記仮想ノード容量を前記仮想ノードに割り当てて前記物理ノード装置を前記仮想ノードとして機能させ、前記物理リンク制御部が、前記物理リンク装置の有するデータレートのなかから前記容量通知手順で通知された前記仮想リンク容量を前記物理リンク装置に割り当てて前記物理リンク装置を前記仮想リンクとして機能させる仮想ネットワーク構築手順とを順に有する。
本願発明に係る仮想ネットワーク制御方法では、データレート制御部が、前記物理ノード装置における前記仮想ノードの送受信するデータのデータレートが変化したことを検知し、変化後のデータレートを変化後の前記仮想ノードデータレートとして前記制御サーバへ通知し、前記制御サーバが、変化後の前記仮想リンク容量を前記物理リンク制御部に通知し、前記物理リンク制御部が、前記物理リンク装置に割り当てている前記仮想リンク容量を変化後の前記仮想リンク容量に変更するデータレート変更手順を、前記仮想ネットワーク構築手順の後にさらに有してもよい。
本発明によれば、通信品質保証されたネットワークリソースの予約量を必要最低限とすることができる。
本発明の実施形態に係る仮想ネットワーク制御システムの一例の模式図を示す。 本発明の実施形態に係る仮想ネットワーク制御方法の一例の模式図を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下に示す実施形態に限定されるものではない。これらの実施の例は例示に過ぎず、本発明は当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した形態で実施することができる。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
図1に本発明の実施形態に係る仮想ネットワーク制御システムを示す。本実施形態に係る仮想ネットワーク制御システムは、制御サーバ10と、物理ノード装置30と、物理リンク装置40とを備える。図1では、物理ノード装置30の数は2つであり、物理リンク装置40の数が1つである場合の例を示すが、物理ノード装置30及び物理リンク装置40の数は任意である。
物理ノード装置30及び物理リンク装置40は、仮想ネットワークを割当てることのできるスライスを提供する。物理ノード装置30は、仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想ノードとして機能する。物理リンク装置40は、仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想リンクとして機能する。物理ノード装置30及び物理リンク装置40を接続することで、仮想ネットワークを構成する。制御サーバ10は、物理ノード装置30及び物理リンク装置40のネットワーク構成を管理するとともに、動作を制御する。
物理ノード装置30は、スライス制御部31と、ノードスリバ32を備える。スライス制御部31は、物理ノード制御部として機能する。ノードスリバ32はスライス制御部31によって実現(構築)され、実現されたノードスリバ32(仮想マシン)上でアプリケーションプログラム33が動作する。スライス制御部31は、物理ノード装置30の有する容量のなかから、通知された仮想ノード容量を仮想ノードに割り当ててノードスリバ32を仮想ノードとして機能させる。仮想ノード容量はメモリ量、CPU数、ポート数、ポートのリンク容量などを含み、特に制御サーバ10からスライス制御部31に通知される仮想ノード容量は、仮想ノードのポートのリンク容量を変更するための値が含まれる。また、仮想ノード容量は、サーバ10からスライス制御部31等に通知される任意の情報をさらに含んでもよい。アプリケーションプログラム33は、データレート制御部34を備える。データレート制御部34は、アプリケーションプログラム33が送受信するデータのデータレートを制御する。
物理ノード装置30は、コンピュータを、スライス制御部31と、ノードスリバ32として機能させることで実現してもよい。この場合、物理ノード装置30のCPU(Central Processing Unit)が記憶部(不図示)に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで、各構成を実現する。また、物理ノード装置30を実現する際のコンピュータ及びプログラムは、コンピュータによって制御される任意の機器をさらに備えてもよい。
物理リンク装置40は、仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想リンクとして機能し、仮想ノードの実現時に送受信するデータを転送する。また、物理リンク装置40は、スライス制御部41と、リンクスリバ42とを備える。リンクスリバ42は、仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想リンクとして機能し、仮想ノードの送受信するデータを転送する。スライス制御部41は、物理リンク制御部として機能し、制御サーバ10から通知された仮想リンク容量をリンクスリバ42に割り当て、リンクスリバ42を仮想リンクとして機能させる。
物理リンク装置40は、コンピュータを、スライス制御部41と、リンクスリバ42として機能させることで実現してもよい。この場合、物理リンク装置40のCPU(Central Processing Unit)が記憶部(不図示)に記憶されたコンピュータプログラムを実行することで、各構成を実現する。また、物理リンク装置40を実現する際のコンピュータ及びプログラムは、コンピュータによって制御される任意の機器をさらに備えてもよい。
制御サーバ10は、物理ノード装置30及び物理リンク装置40のネットワーク構成を保持し、データレート制御部34から通知された仮想ノードデータレートから仮想リンク容量を生成する。例えば、仮想リンク容量は、仮想ノードデータレートと同じ値である。また、一般的に仮想リンク容量は離散値で設定されるため、仮想ノードデータレートがこの離散値と一致しない場合には、例えば、仮想リンク容量は仮想ノードデータレートより大きく、かつ、設定可能な最小の、離散値となる。また、アプリケーションプログラム33のデータレートの値が、仮想リンク容量を変更するのにかかる時間に対して同程度以下の時間間隔で増減する場合に対応するために、データレート制御部34から通知された仮想ノードデータレートは、アプリケーションプログラムのデータレートの増減の最大値とすることもある。ここで、仮想リンク容量は、制御サーバ10が物理リンク装置30等に通知する任意の情報をさらに有してもよい。制御サーバ10は、物理リンク装置30に仮想リンク容量を通知する。制御サーバ10は、仮想リンク容量を割り当て可能な複数の物理リンク装置30がある場合、データレートの空きの多い物理リンク装置40の物理リンク制御部に対し、仮想リンク容量を通知する。制御サーバ10は、物理ノード装置30及び物理リンク装置40のネットワーク構成を保持し、物理ノード装置30及び、物理リンク装置40を管理する。例えば、制御プログラム11は、仮想リンク容量を割り当て可能な複数の物理リンク装置40がある場合、データレートの空きの多い物理リンク装置40の物理リンク制御部に対し、仮想リンク容量を通知する。
制御サーバ10は、制御プログラム11を備える。制御プログラム11は、物理ノード装置30から通知された仮想ノードデータレートを受信し、スライス制御部31に物理ノード装置30の使用する仮想ノード容量を通知するとともに、スライス制御部41に物理リンク装置40の使用する仮想リンク容量を通知する。また、制御サーバ10は、変化後の仮想ノードデータレートをデータレート制御部34から受信すると、スライス制御部41に変化後の仮想リンク容量を通知する。
本実施形態に係る発明は、スライスのリンクリソースであるリンクスリバ42に流すべきデータレートの指定値を制御サーバ10がアプリケーションプログラム33から受信するステップと、制御サーバ10が受信した指定値をアプリケーションプログラム33のデータレート制御部34に通知するステップと、制御サーバ10が受信した指定値をスライス制御部41に通知するステップとによって、通信品質保証されたネットワークリソースの予約量を必要最小限にする。
図2を用いて、本実施形態に係る仮想ネットワーク制御方法を説明する。本実施形態に係る仮想ネットワーク制御方法は、容量通知手順と、仮想ネットワーク構築手順とを順に有する。容量通知手順ではステップS1、S2−2、S2−4を実行し、仮想ネットワーク構築手順ではステップS2−3、S2−5、S3を実行する。
容量通知手順では、アプリケーションプログラム33が、仮想ノードデータレートを制御サーバ10に通知する(S1)。仮想ノードデータレートは、仮想ノードの実現時にアプリケーションプログラム33が送受信するデータのデータレートである。制御サーバ10は、アプリケーションプログラム33からリンクスリバ42に流すデータレート指定値を受信する(S1)。
容量通知手順では、制御サーバ10は、物理ノード装置30に仮想ノード容量を通知するとともに物理リンク装置40に仮想リンク容量を通知する。具体的には、制御プログラム11は、スライス制御部31にリソース変更要求を行う(S2−2)。ここで、制御プログラム11が変更要求するリソースとは、ノードスリバ32が仮想ノードの機能を実現するために使用する仮想ノード容量である。次に、制御プログラム11はスライス制御部41にリソース変更要求を行う(S2−4)。ここで、制御プログラム11が変更要求するリソースとは、リンクスリバ42が仮想リンクの機能を実現するために使用する仮想リンク容量である。ここで、仮想リンク容量は、制御サーバ10が、データレート制御部34から通知された仮想ノードデータレートを用いて生成する。また、ステップS2−4で、制御プログラム11がスライス制御部41にリソース変更要求を行う際には、仮想リンク容量を割り当て可能な複数の物理リンク装置40がある場合、データレートの空きの多い物理リンク装置40のスライス制御部41に対し、仮想リンク容量を通知する。
制御サーバ10は、アプリケーションプログラム33のデータレート制御部34へアプリケーションプログラム33のデータレートを変更する命令を発行する(S3)。この命令には、アプリケーションプログラム33が、リンクスリバ42に流すデータのデータレート指定値を含む。
仮想ネットワーク構築手順では、スライス制御部31が、物理ノード装置30の有する容量のなかから制御サーバ10から通知された仮想ノード容量を仮想ノードに割り当てて物理ノード装置30を仮想ノードとして機能させる。例えば、スライス制御部31は、ステップS2−2でなされたリソース変更要求に対応したノードスリバ32のリソース変更処理を行う(S2−3)。
また仮想ネットワーク構築手順では、スライス制御部41が、物理リンク装置40の有するデータレートのなかから制御サーバ10から通知された仮想リンク容量を物理リンク装置40に割り当てて物理リンク装置40を仮想リンクとして機能させる。例えば、スライス制御部41は、ステップS2−4でなされたリソース変更要求に対応したリンクスリバ42のリソース変更処理を行う(S2−5)。
本実施形態に係る仮想ネットワーク制御方法は、仮想ネットワーク構築手順の後に、データレート変更手順をさらに有してもよい。データレート変更手順では、ステップS4−1、S4−2、S5−1、S5−2、S6−2、S6−3、S6−4、S6−5を実行する。以下、データレート変更手順の詳細を説明する。
制御サーバ10が、スライス制御部41に変化後の仮想リンク容量を通知する。スライス制御部41は、物理リンク装置40に割り当てている仮想リンク容量を変化後の仮想リンク容量に変更する。
データレート制御部34が、物理ノード装置30における仮想ノードの送受信するデータレートが変化したことを検知する。例えば、データレート制御部34は、アプリケーションプログラム33からデータレート変更の契機となるイベントを受信する(S4−1)。イベントにはデータレート変更後にリンクスリバ42に流すべきデータレートの指定値が含まれる。なお、アプリケーションプログラム33がデータレート変更の契機となるイベントを生成する契機としては、例えば、アプリケーションプログラム33が配信するコンテンツの変更がある。
次に、データレート制御部34は、変化後のデータレートを仮想ノードデータレートとして制御サーバ10へ通知する。例えば、データレート制御部34は、制御サーバ10へ、アプリケーションプログラム33がリンクスリバ42に流すべきデータレート指定値を送信する(S4−2)。
ステップS4−2で変化後の仮想ノードデータレートが通知されると、制御サーバ10は、変化後の仮想ノードデータレートと現在の仮想ノードデータレートを比較し、どちらが大きいかを判定する(S4−2)。ここでは、変化後の仮想ノードデータレートが現在の仮想ノードデータレートよりも小さかった場合について説明する。
制御サーバ10の制御プログラム11は、データレート制御部34にデータレートの指定値を通知する(S5−1)。次に、データレート制御部34は、アプリケーションプログラム33へデータレートの変更命令を発行する(S5−2)。これにより、アプリケーションプログラム33がリンクスリバ42に流すデータレートを変更する。
制御サーバ10は、スライス制御部41にリソース変更要求を行う(S6−4)。スライス制御部41は、制御サーバ10から通知された変化後の仮想リンク容量が通知されると、物理リンク装置40のリンクスリバ42に割当てられている仮想リンク容量を変更後の仮想リンク容量に変更する(S6−5)。これにより、リンクスリバ42のネットワークリソースを効率よく利用することができる。
制御サーバ10は、スライス制御部31にリソース変更要求を行ってもよい(S6−2)。この場合、スライス制御部31はノードスリバ32のリソース変更処理を行う(S6−3)。これにより、ノードスリバ32のネットワークリソースを効率よく利用することができる。
ステップS4−2で変化後の仮想ノードデータレートが現在の仮想ノードデータレートよりも大きかった場合について説明する。ステップS4−2の後、先ず、ステップ、S6−4、S6−5の順で実行し、物理リンク装置40のリンクスリバ42に割当てられている仮想リンク容量を変更後の仮想リンク容量に変更する(S6−5)。次に、ステップS5−1、S5−2、S6−2、S6−3の順で実行し、アプリケーションプログラム33へのデータレートの変更命令の発行(S5−2)及びスライス制御部31によるノードスリバ32のリソース変更処理(S6−3)を行う。
仮想ノードデータレートを変更する際には、設定変更の中間状態で転送するデータのロスが生じないようにする必要がある。そのため、仮想リンク容量を減少させる場合には、先にアプリケーションプログラム33のデータレートの変更を行う。そして、仮想ノードデータレートを増加させる場合には、先に物理リンク装置40のリンクスリバ42に割当てられている仮想リンク容量の変更を行う。
本発明は、情報通信産業に適用することができる。
10:制御サーバ
11:制御プログラム
30:物理ノード装置
31:スライス制御部
32:ノードスリバ
33:アプリケーションプログラム
34:データレート制御部
40:物理リンク装置
41:スライス制御部
42:リンクスリバ

Claims (4)

  1. 仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想ノードとして機能し、前記仮想ノードの実現時に送受信するデータのデータレートである仮想ノードデータレートを通知する物理ノード装置と、
    前記仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想リンクとして機能し、前記仮想ノードの実現時に送受信するデータを転送する物理リンク装置と、
    前記物理ノード装置の有する容量のなかから、通知された前記仮想ノード容量を前記仮想ノードに割り当てて前記物理ノード装置を前記仮想ノードとして機能させる物理ノード制御部と、
    通知された仮想リンク容量を前記物理リンク装置に割り当てて前記物理リンク装置を前記仮想リンクとして機能させる物理リンク制御部と、
    前記物理ノード装置から通知された前記仮想ノードデータレートを受信し、前記物理ノード制御部に前記物理ノード装置の使用する前記仮想ノード容量を通知するとともに、前記仮想ノードデータレートに相当する仮想リンク容量を前記物理リンク制御部に通知する制御サーバと、
    を備える仮想ネットワーク制御システム。
  2. 前記物理ノード装置における前記仮想ノードの送受信するデータレートが変化したことを検知し、変化後のデータレートを前記仮想ノードデータレートとして前記制御サーバへ通知するデータレート制御部をさらに備え、
    前記制御サーバは、変化後の前記仮想ノードデータレートを前記データレート制御部から受信すると、前記物理リンク制御部に変化後の前記仮想リンク容量を通知し、
    前記物理リンク制御部は、前記物理リンク装置に割り当てている前記仮想リンク容量を、前記制御サーバから通知された変化後の前記仮想リンク容量に変更する、
    請求項1に記載の仮想ネットワーク制御システム。
  3. 仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想ノードとして機能する物理ノード装置が、前記仮想ノードの実現時に送受信するデータのデータレートである仮想ノードデータレートを制御サーバに通知し、前記制御サーバが、前記物理ノード装置から通知された前記仮想ノードデータレートから生成した仮想リンク容量を前記仮想ネットワークの少なくとも一部を構成する仮想リンクとして機能する物理リンク装置を制御する物理リンク制御部に通知する容量通知手順と、
    前記物理ノード制御部が、前記物理ノード装置の有する容量のなかから前記容量通知手順で通知された前記仮想ノード容量を前記仮想ノードに割り当てて前記物理ノード装置を前記仮想ノードとして機能させ、前記物理リンク制御部が、前記物理リンク装置の有するデータレートのなかから前記容量通知手順で通知された前記仮想リンク容量を前記物理リンク装置に割り当てて前記物理リンク装置を前記仮想リンクとして機能させる仮想ネットワーク構築手順と、
    を順に有する仮想ネットワーク制御方法。
  4. 前記データレート制御部が、前記物理ノード装置における前記仮想ノードの送受信するデータのデータレートが変化したことを検知し、変化後のデータレートを変化後の前記仮想ノードデータレートとして前記制御サーバへ通知し、前記制御サーバが、変化後の前記仮想リンク容量を前記物理リンク制御部に通知し、前記物理リンク制御部が、前記物理リンク装置に割り当てている前記仮想リンク容量を変化後の前記仮想リンク容量に変更するデータレート変更手順を、前記仮想ネットワーク構築手順の後にさらに有する、
    請求項3に記載の仮想ネットワーク制御方法。
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