JP2016126509A - 報知制御装置、報知制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】撮像装置1は、補助線設定処理部51と、スイング判定部54と、報知制御部55と、を備える。補助線設定処理部51は、物体の一連の動作が撮像された複数の画像データを取得する。スイング判定部54は、補助線設定処理部51により取得された複数の画像データ中の物体の位置を算出する。スイング判定部54は、算出手段により算出された位置と、物体の動作を評価するための基準点の位置との位置関係を判定する。報知制御部55は、スイング判定部54による判定結果に応じた物体の動作の評価に関する報知処理を行う。
【選択図】図4
Description
物体の一連の動作が撮像された複数の画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像データ中の物体の位置を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された位置と、前記物体の動作を評価するための基準点の位置との位置関係を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じた前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う報知制御手段と、
を備えたことを特徴とする。
撮像装置1は、例えばデジタルカメラとして構成される。
フォーカスレンズは、イメージセンサの受光面に被写体像を結像させるレンズである。ズームレンズは、焦点距離を一定の範囲で自在に変化させるレンズである。
光学レンズ部にはまた、必要に応じて、焦点、露出、ホワイトバランス等の設定パラメータを調整する周辺回路が設けられる。
光電変換素子は、例えばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)型の光電変換素子等から構成される。光電変換素子には、光学レンズ部から被写体像が入射される。そこで、光電変換素子は、被写体像を光電変換(撮像)して画像信号を一定時間蓄積し、蓄積した画像信号をアナログ信号としてAFEに順次供給する。
AFEは、このアナログの画像信号に対して、A/D(Analog/Digital)変換処理等の各種信号処理を実行する。各種信号処理によって、ディジタル信号が生成され、撮像部16の出力信号として出力される。
このような撮像部16の出力信号を、以下、「撮像画像のデータ」と呼ぶ。撮像画像のデータは、CPU11や図示しない画像処理部等に適宜供給される。
出力部18は、ディスプレイやスピーカ等で構成され、画像や音声を出力する。
記憶部19は、ハードディスク或いはDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種画像のデータを記憶する。
通信部20は、インターネットを含むネットワークを介して他の装置(図示せず)との間で行う通信を制御する。
本実施形態において設定される補助線は、アドレス時のクラブヘッドの位置からスイングを行っている者(以下、単に「被写体」という。)の肩へ向かって設定されるシャフトラインとなる第1補助線L1と、腰に向かって設定されるスイングプレーンとなる第2補助線L2とで構成される。
このように、人型グリッドHGに基づいて撮影した被写体から、補助線の始点を含む領域SRを決定し、人型グリッドHGに基づいて、補助線を設定することで、自動的に補助線を設定することができ、ユーザの利便性を向上させることができる。また、人型グリッドHGに基づいて、補助線を設定することで、グリッド基準の正確な補助線を設定することができる。
図3は、本実施形態におけるスイングの評価手法を説明するための模式図である。
「スイング評価結果報知処理」とは、補助線を動画像に設定し、設定した補助線に基づいて、動画像内のスイングを評価し、当該評価結果を報知する一連の処理をいう。
「スイング評価結果報知処理」は、「補助線設定処理」を含む。「補助線設定処理」とは、動画像の被写体上に補助線を設定する一連の処理である。「補助線設定処理」は、「スイングポイント検出処理」を含む。「スイングポイント検出処理」とは、テイクバックスターとのタイミングと、インパクトのタイミングのスイングポイントの検出を行う一連の処理である。
詳細には、スイングポイント検出処理部52は、人型グリッドHGの位置からクラブが通過するインパクト付近に検出エリアを設定する。そして、スイングポイント検出処理部52は、動画像フレームを順次比較して変化を検出する。さらに、スイングポイント検出処理部52は、検出の回数に応じて、スイングポイント(1回目:テイクバックのスタート、2回目:インパクトのタイミング)のフレームが検出される。
また、スイング判定部54は、トップとされて、テイクバックスタート後でないときにおいて、変化点であるクラブのヘッドが人型グリッドHGよりも補助線L1,L2の始点SR寄りか否かを判定し、人型グリッドHGよりも補助線始点寄りである場合には、インパクト(本実施形態においては、インパクト直前)であり、人型グリッドHGよりも補助線L1,L2の始点SR寄りでない人型グリッドHGよりも先にある場合には、フォローとする。
また、スイング判定部54は、算出された各スイングポイントでの補助線からの距離を判定情報記憶部72に記憶させる。
また、補助線からの距離の程度から、正常/異常の中に程度を設けた場合には、報知制御部55は、正常/異常の程度に対応して、報知/警告の頻度、大きさ、音質を変えて、報知/警告を行うように出力部18を制御する。
また、報知制御部55は、各スイングポイントにおいて個別に正常/異常の可否を判定している場合には、各スイングポイントの別、正常/異常の別、正常/異常の程度の別で、報知/警告の頻度、大きさ、音質を変えて、報知/警告を行うように出力部18を制御する。
また、報知制御部55は、各スイングポイントでの評価を総合的な結果として出力する場合には、単純に正常/異常の別で報知/警告する他に、総合的な評価がどの程度の要素で構成されているかの割合で、報知/警告の頻度、大きさ、音質を変えて、報知/警告を行うように出力部18を制御する。
その結果、出力部18では、正常である旨の報知や警告が出力される。
その結果、出力部18では、図3(h)に示すように、スイングの軌道をイメージした絵柄として表示出力される。なお、この際、報知制御部55は、スイングの軌道の評価結果の報知/警告を、単なる音、アナウンス音、スイングの軌道をイメージしたサウンド、文字情報等で行うように出力部18を制御することができる。
スイング評価結果報知処理は、ユーザによる入力部17へのスイング評価結果報知処理開始の操作により開始される。また、本実施形態においては、ライブビュー画像に重畳的に表示した図2(a)に示すような人型グリッドHGのガイドに合うように後方からゴルフのスイングをしている被写体を撮影した動画像が画像記憶部71に記憶され、当該動画像を処理対象の動画像として用いる。
補助線設定処理の流れについては後述する。
テイクバックスタート後でない場合には、ステップS13においてNOと判定されて、処理はステップS17に進む。ステップS17以降の処理は後述する。
テイクバックスタート後である場合には、ステップS13においてYESと判定されて、処理はステップS14に進む。
変化点が人型グリッドHGより補助線の始点寄りである場合には、ステップS14においてYESと判定されて、処理はステップS15に進む。
変化点が人型グリッドHGより補助線の始点寄りでない場合には、ステップS14においてNOと判定されて、処理はステップS16に進む。
変化点が人型グリッドHGより補助線の始点寄りである場合には、ステップS17においてYESと判定されて、処理はステップS18に進む。
変化点が人型グリッドHGより補助線の始点寄りでない場合には、ステップS17においてNOと判定されて、処理はステップS19に進む。
それぞれの補助線からの距離が所定値以上である場合には、ステップS20においてYESと判定されて、処理はステップS21に進む。
それぞれの補助線からの距離が所定値以上でない場合には、ステップS20においてNOと判定されて、処理はステップS22に進む。
その後、スイング判定処理は終了する。
スイングポイント検出処理の流れについては後述する。
変化を検出しない場合には、ステップS63においてNOと判定されて、処理はステップS62に戻る。
変化を検出した場合には、ステップS63においてYESと判定されて、処理はステップS64に進む。
1回目の場合には、ステップS64においてYESと判定されて、処理はステップS65に進む。
1回目でない場合には、ステップS64においてNOと判定されて、処理はステップS66に進む。
2回目の場合には、ステップS66においてYESと判定されて、処理はステップS67に進む。
また、撮像装置1においては、スイングフェーズ(スタート・インパクト)は特定エリアの画像差分で判断し、補助線を設定したエリア外の画像差分を検出してどの程度補助線から離れているか記録する。この際、補助線から一定以上離れている場合にスイングエラーと判断し警告を発し、該当するフェーズでライン外にスイングがはみ出た場合、警告を発し、スイングポイントごとのズレ量からインサイドアウトやアウトサイドインを判定し、警告を発するように構成する。即ち、撮像装置1は、ゴルフにおいて理想的なスイング軌道から外れた場合に警告する機能を有する。
補助線設定処理部51は、物体の一連の動作が撮像された複数の画像データを取得する。
スイング判定部54は、補助線設定処理部51により取得された複数の画像データ中の物体の位置を算出する。
スイング判定部54は、算出された位置と、物体の動作を評価するための基準点の位置との位置関係を判定する。
報知制御部55は、スイング判定部54による判定結果に応じた物体の動作の評価に関する報知処理を行う。
これにより、撮像装置1においては、物体の動作の評価に関する報知処理を行うため、ユーザが自身の動作に関する基準についての評価を知ることができる。
報知制御部55は、スイング判定部54による基準点の位置との関係の判定結果と物体の一連の動作における特定の時点の判定結果とに基づいて、物体の動作の評価に関する報知処理を行う。
これにより、撮像装置1においては、特定の時点での基準点の位置との関係の程度での報知処理を行うことができ、ユーザが自身の動作に関する詳細な評価を認識することができる。
報知制御部55は、スイング判定部54による基準点の位置との関係の判定結果と物体の一連の動作における特定の時点の判定結果とに基づいて、物体の動作の評価に関する報知処理を行う。
これにより、撮像装置1においては、簡単に評価判定を行うことができる。
また、スイング判定部54は、算出された複数の時点の位置と、物体の動作を評価するための複数の基準点の位置との間の複数の位置関係を判定する。
報知制御部55は、スイング判定部54により判定された複数の位置関係に基づいて、前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う。
これにより、撮像装置1においては、物体の動作の評価を多角的に行うことができる。
これにより、撮像装置1においては、より的確に基準点との位置を判定することができる。
これにより、撮像装置1においては、ユーザが基準点との差異を確認した場合、容易に基準点からの距離を把握することができる。
これにより、撮像装置1においては、ゴルフのスイングの評価に適用することができる。
また、検出エリアからはみ出した時点のスイングの種類によって警告の種類・音量を変えるようにしても良い。
例えば、本発明は、スイング評価結果報知処理機能を有する電子機器一般に適用することができる。具体的には、例えば、本発明は、ノート型のパーソナルコンピュータ、プリンタ、テレビジョン受像機、ビデオカメラ、携帯型ナビゲーション装置、携帯電話機、スマートフォン、ポータブルゲーム機等に適用可能である。
換言すると、図4の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が撮像装置1に備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図4の例に限定されない。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えば汎用のパーソナルコンピュータであってもよい。
[付記1]
物体の一連の動作が撮像された複数の画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像データ中の物体の位置を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された位置と、前記物体の動作を評価するための基準点の位置との位置関係を判定する判定手段と、
前記判定手段による判定結果に応じた前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う報知制御手段と、
を備えたことを特徴とする報知制御装置。
[付記2]
前記物体の一連の動作における特定の時点を判定する第2の判定手段を更に備え、
前記報知制御手段は、前記第1の判定手段による判定結果と前記第2の判定結果とに基づいて、前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う、
ことを特徴とする付記1に記載の報知制御装置。
[付記3]
前記判定手段は、前記算出された位置と、前記基準点の位置との間の距離の程度で、前記算出された位置と、前記基準点の位置との関係を判定する、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の報知制御装置。
[付記4]
前記判定手段による判定結果に応じて、前記物体の動作の評価を行い、
前記物体の所定の動作又は当該物体の一連の動作を前記物体の動作の評価とする評価手段と、を備える、
ことを特徴とする付記1乃至3の何れか1つに記載の報知制御装置。
[付記5]
前記評価手段は、前記物体の一連の動作を構成する個別の動作を評価して、当該評価の結果から当該物体の一連の動作を評価する、
ことを特徴とする付記4に記載の報知制御装置。
[付記6]
前記物体の動作を評価するための基準点は、所定の動作毎に対応した範囲に複数点在する、
ことを特徴とする付記1乃至5の何れか1つに記載の報知制御装置。
[付記7]
前記物体の動作を評価するための基準点は、線形である、
ことを特徴とする付記6に記載の報知制御装置。
[付記8]
前記物体の一連の動作とは、ゴルフのスイングの動作である、
ことを特徴とする付記1乃至6の何れか1つに記載の報知制御装置。
[付記9]
物体の一連の動作が撮像された複数の画像データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された複数の画像データ中の物体の位置を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出された位置と、前記物体の動作を評価するための基準点の位置との位置関係を判定する判定ステップと、
前記判定ステップによる判定結果に応じた前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う報知制御ステップと、
を含むことを特徴とする報知制御方法。
[付記10]
物体の一連の動作が撮像された複数の画像データを取得する取得手段、
前記取得手段により取得された複数の画像データ中の物体の位置を算出する算出手段、
前記算出手段により算出された位置と、前記物体の動作を評価するための基準点の位置との位置関係を判定する判定手段、
前記判定手段による判定結果に応じた前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う報知制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
Claims (9)
- 物体の一連の動作が撮像された複数の画像データを取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された複数の画像データ中の物体の位置を算出する算出手段と、
前記算出手段により算出された位置と、前記物体の動作を評価するための基準点の位置との位置関係を判定する第1の判定手段と、
前記第1の判定手段による判定結果に応じた前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う報知制御手段と、
を備えたことを特徴とする報知制御装置。 - 前記物体の一連の動作における特定の時点の動作の種類を判定する第2の判定手段を更に備え、
前記報知制御手段は、前記第1の判定手段による判定結果と前記第2の判定手段による判定結果とに基づいて、前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う、
ことを特徴とする請求項1に記載の報知制御装置。 - 前記第1の判定手段は、前記位置関係として、前記算出された位置と前記基準点の位置との間の距離を判定し、
前記報知制御手段は、前記第1の判定手段により判定された前記算出された位置と前記基準点の位置との間の距離に応じて前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の報知制御装置。 - 前記算出手段は、前記一連の動作における前記物体の複数の時点の位置を算出し、
前記第1の判定手段は、前記算出手段により算出された複数の時点の位置と、前記物体の動作を評価するための複数の基準点の位置との間の複数の位置関係を判定し、
前記報知制御手段は、前記第1の判定手段により判定された複数の位置関係に基づいて、前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う、
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の報知制御装置。 - 前記物体の動作を評価するための基準点は、所定の動作毎に対応した範囲に複数点在する、
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の報知制御装置。 - 前記物体の動作を評価するための基準点は、線形である、
ことを特徴とする請求項5に記載の報知制御装置。 - 前記物体の一連の動作とは、ゴルフのスイングの動作である、
ことを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の報知制御装置。 - 物体の一連の動作が撮像された複数の画像データを取得する取得ステップと、
前記取得ステップにより取得された複数の画像データ中の物体の位置を算出する算出ステップと、
前記算出ステップにより算出された位置と、前記物体の動作を評価するための基準点の位置との位置関係を判定する判定ステップと、
前記判定ステップによる判定結果に応じた前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う報知制御ステップと、
を含むことを特徴とする報知制御方法。 - 物体の一連の動作が撮像された複数の画像データを取得する取得手段、
前記取得手段により取得された複数の画像データ中の物体の位置を算出する算出手段、
前記算出手段により算出された位置と、前記物体の動作を評価するための基準点の位置との位置関係を判定する判定手段、
前記判定手段による判定結果に応じた前記物体の動作の評価に関する報知処理を行う報知制御手段、
として機能させることを特徴とするプログラム。
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JP2009020897A (ja) * | 2002-09-26 | 2009-01-29 | Toshiba Corp | 画像解析方法、画像解析装置、画像解析プログラム |
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