JP2016126313A - 三脚座着脱機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の三脚座ユニットの第2の三脚座ユニットからの脱落を防止しつつ、素早い操作で第1の三脚座ユニットを第2の三脚座ユニットに着脱可能な三脚座着脱機構を提供する。【解決手段】三脚座着脱機構を、第1の三脚座ユニットと、第1の三脚座ユニットが着脱可能に装着される第2の三脚座ユニットと、第1の三脚座ユニットと第2の三脚座ユニットのうちの一方に設けられ、第2の三脚座ユニットに装着された第1の三脚座ユニットを固定する第1の固定部材と、第1の固定部材が第1の三脚座ユニットを第2の三脚座ユニットに固定していない状態において、第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットから脱落することを防止する脱落防止機構とから構成する。この構成において、脱落防止機構は、第1の固定部材が操作されることにより、第1の三脚座ユニットの脱落の防止を解除するように構成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、撮影装置やレンズ鏡筒に対して着脱可能に装着される三脚座着脱機構に関する。
デジタルカメラなどの撮影装置には、撮影レンズを取替え可能なものが知られている。撮影レンズは、レンズ鏡筒と、レンズ鏡筒内に配置されたレンズとを備えている。レンズ鏡筒の大きさや重量はレンズの画角や焦点距離などに応じて異なる。一般的に、焦点距離の長いレンズを備えるレンズ鏡筒には三脚座が取り付け可能であり、三脚座を介して三脚に取り付けられる。
特許文献1には、第1の三脚座ユニットと、第1の三脚座ユニットに着脱可能に取り付けられる第2の三脚座ユニットを備えるレンズ鏡筒が開示されている。特許文献1に記載のレンズ鏡筒において、第1の三脚座ユニットと第2の三脚座ユニットとは、着脱自在に嵌合する三脚座嵌合部を有する。第2の三脚座ユニットは、スリット部と、スリット部の幅を変更して三脚座嵌合部の嵌合している部分の隙間量を変更する固定ネジとを有している。固定ネジによってスリット部の幅を変更することにより、第1の三脚座ユニットと第2の三脚座ユニットとを固定、又は固定解除する。
また、特許文献1に記載のレンズ鏡筒では、意図せずに第2の三脚座ユニットが第1の三脚座ユニットから外れてしまうことを防止するための脱落防止部材を備えている。詳しくは、第1の三脚座ユニットは穴部を有し、第2の三脚座ユニット内には穴部に挿入されるロック板が設けられている。第1の三脚座ユニットと第2の三脚座ユニットとが嵌合しているとき、ロック板は穴部に挿入される。これにより、固定ネジによる三脚座嵌合部の固定が解除されている場合においても、ロック板と穴部とが当接することにより、第2の三脚座ユニットが第1の三脚座ユニットから脱落してしまうことを防止できる。
特開2003−337275号公報
上述の通り、特許文献1のレンズ鏡筒では固定ネジによる三脚座嵌合部の固定が解除された状態においても、第1の三脚座ユニットが脱落することを防止することができる。しかし、特許文献1のレンズ鏡筒では、第1の三脚座ユニットを第2の三脚座ユニットから取り外すために、ユーザは、固定ネジを緩めて嵌合部の固定を解除した後、ロック板を穴部から抜取る必要がある。すなわち、ユーザは、固定ネジとは異なる部材を別途操作する必要がある。そのため、第1の三脚座ユニットを第2の三脚座ユニットから取り外す操作が煩雑であった。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、第1の三脚座ユニットの第2の三脚座ユニットからの脱落を防止しつつ、素早い操作で第1の三脚座ユニットを第2の三脚座ユニットに着脱可能な三脚座着脱機構を提供することである。
上記の課題を解決する本発明の実施形態の三脚座着脱機構は、第1の三脚座ユニットと、第1の三脚座ユニットが着脱可能に装着される第2の三脚座ユニットと、第1の三脚座ユニットと第2の三脚座ユニットのうちの一方に設けられ、第2の三脚座ユニットに装着された第1の三脚座ユニットを固定する第1の固定部材と、第1の固定部材が第1の三脚座ユニットを第2の三脚座ユニットに固定していない状態において、第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットから脱落することを防止する脱落防止機構と、を備る。この構成において、脱落防止機構は、第1の固定部材が操作されることにより、第1の三脚座ユニットの脱落の防止を解除するように構成されている。
このような構成によれば、第1の固定部材の操作により、第1の三脚座ユニットの第2の三脚座ユニットへの固定及び固定の解除と、第1の三脚座ユニットの脱落防止の解除を行うことができる。そのため、第1の三脚座ユニットの第2の三脚座ユニットからの脱落を防止しつつ、素早い操作で第1の三脚座ユニットを第2の三脚座ユニットに着脱可能となる。
また、第1の固定部材は、ネジ部を有する固定ネジであってもよい。この場合、固定ネジが締めこまれることによって第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットに固定され、固定ネジがネジ軸方向に移動されることにより、脱落防止機構による脱落の防止が解除され、第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットから取り外し可能となる。
また、第1の三脚座ユニットと第2の三脚座ユニットのうちの一方は、固定ネジが螺合される第2の固定部材を有し、第1の三脚座ユニットと第2の三脚座ユニットのうちの他方は、固定ネジが第2の固定部材に締めこまれることによって第2の固定部材に圧接される取付部を有してもよい。この場合、取付部が第2の固定部材に圧接されることにより、第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットに固定保持される。
また、取付部は雄アリ溝を有してもよい。この場合、第1の三脚座ユニットと第2の三脚座ユニットのうちの一方と第2の固定部材とが、雄アリ溝が嵌め込まれる雌アリ溝を形成する。
また、脱落防止機構は、第2の固定部材に設けられた係合突起と、取付部に形成され、係合突起が進退可能であって係合溝が形成された溝部と、を含んでもよい。この場合、溝部は、第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットに装着される際に、溝部内において係合突起をガイドし、係合突起は、溝部の係合溝までガイドされると係合溝と係合して、第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットから取り外されることを防止する。
上記の課題を解決する本発明の実施形態の三脚座着脱機構は、第1の三脚座ユニットと、第1の三脚座ユニットが着脱可能に装着される第2の三脚座ユニットと、第2の三脚座ユニットに装着された第1の三脚座ユニットを固定する固定手段と、第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットに装着され且つ固定手段が第1の三脚座ユニットを固定していない状態において、第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットから脱落することを防止する脱落防止機構と、を備える。この構成において、脱落防止機構は、第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットに装着される際に、固定手段の操作を要することなく第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットから脱落することを防止する。
上記の課題を解決する本発明の実施形態の三脚座着脱機構は、第1の三脚座ユニットと、第1の三脚座ユニットが着脱可能に装着される第2の三脚座ユニットと、第2の三脚座ユニットに装着された第1の三脚座ユニットを固定する固定部材と、固定部材が第1の三脚座ユニットを第2の三脚座ユニットに固定していない状態において、第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットから脱落することを防止する脱落防止機構と、を備える。この構成において、固定部材に対して第1の操作が行われることにより、固定部材による第1の三脚座ユニットの固定が解除され、固定部材に対して第1の操作とは異なる第2の操作が行われることにより、脱落防止機構による脱落の防止が解除される。
三脚座着脱機構。
また、固定部材は、ネジ部を有する固定ネジであってもよい。この場合、固定ネジが締めこまれることによって第1の三脚座ユニットが第2の三脚座ユニットに固定される。また、第1の操作は、締めこまれている固定ネジを緩める操作であり、第2の操作は、固定ネジを固定ネジのネジ軸方向に移動させる操作である。
本発明の実施形態の構成によれば、第1の三脚座ユニットの第2の三脚座ユニットからの脱落を防止しつつ、素早い操作で第1の三脚座ユニットを第2の三脚座ユニットに着脱可能な三脚座着脱機構が提供される。
本発明の実施形態の三脚座着脱機構を有するレンズ鏡筒の側面図である。 本発明の実施形態の三脚座着脱機構を有するレンズ鏡筒の背面図である。 本発明の実施形態の第1の三脚座ユニットの斜視図である。 本発明の実施形態の第2の三脚座ユニットの分解斜視図である。 本発明の実施形態の第2の三脚座ユニットの断面図である。 本発明の実施形態の第1の三脚座ユニット及び第2の三脚座ユニットの背面図である。 本発明の実施形態の第1の三脚座ユニット及び第2の三脚座ユニットの背面図である。 本発明の実施形態の第1の三脚座ユニット及び第2の三脚座ユニットの背面図及び第1の三脚座ユニットの下面図である。 本発明の実施形態の第1の三脚座ユニット及び第2の三脚座ユニットの断面図である。 本発明の実施形態の第1の変形例における第1の三脚座ユニット及び第2の三脚座ユニットの背面図及び第1の三脚座ユニットの下面図である。 本発明の実施形態の第2の変形例における第1の三脚座ユニット及び第2の三脚座ユニットの背面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1(a)、図1(b)は、本発明の実施形態に係る三脚座着脱機構を有するレンズ鏡筒1の側面図である。三脚座着脱機構は、第1の三脚座ユニット2と第2の三脚座ユニット10を備えている。第1の三脚座ユニット2及び第2の三脚座ユニット10の材質にはアルミニウムが用いられるが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、第1の三脚座ユニット2及び第2の三脚座ユニット10は、アルミ合金やマグネシウム合金等の軽金属材料が用いられてもよい。第1の三脚座ユニット2は、第2の三脚座ユニット10に着脱可能に装着される。図1(a)は、第1の三脚座ユニット2が第2の三脚座ユニット10に固定保持されている状態を示す。図1(b)は、第1の三脚座ユニット2が第2の三脚座ユニット10から取り外された状態を示す。また、図2は、本実施形態に係る三脚座着脱機構を有するレンズ鏡筒1の背面図である。
レンズ鏡筒1は円筒形状を有しており、内部に複数のレンズを有している。レンズ鏡筒1は、光軸方向における一端に接続部1aを有している。接続部1aは、撮影装置本体(不図示)と着脱可能に接続される。被写体からの物体光は、レンズ鏡筒1の他端から入射し、複数のレンズを通って、レンズ鏡筒1の一端から射出される。レンズ鏡筒1から射出された物体光は撮影装置で撮像され、画像信号に変換される。
以下の説明において、図1におけるレンズ鏡筒1の光軸方向を前後方向と定義し、前後方向においてレンズ鏡筒1の接続部1aの側を後方と定義する。また、図1におけるレンズ鏡筒1の第1の三脚座ユニット2が装着されている側を下方と定義し、その反対側を上方と定義する。また、前後方向及び上下方向と直交する方向を左右方向と定義し、左右方向における固定ネジ12(後述)の把持部12dが設けられている側を右方と定義する。
図3(a)、図3(b)は、本発明の実施形態に係る第1の三脚座ユニット2の斜視図である。第1の三脚座ユニット2は、レンズ鏡筒1にネジ止めするための複数の穴部2aを有している。第1の三脚座ユニット2は、装着面2bがレンズ鏡筒部1の外周部の一部と接触した状態で、レンズ鏡筒部1にネジ止めにより固定される。第1の三脚座ユニット2の装着面2bとは反対側(下面側)には、第2の三脚座ユニット10が取り付けられる取付部2cが形成されている。取付部2cは前後方向に伸びる雄アリ溝形状(アリほぞ)を有している。取付部2cの下面には溝2gが形成されている。溝2g内は、第2の三脚座ユニット10の係合突起15(後述)が前後方向に進退可能である。溝2g内の右側面には、係合突起15をガイドするためのガイド斜面2d及びガイド面2eが形成されている。また、溝2gには、ガイド面2eを右側に凹ませることによって係合溝2fが形成されている。
図4は、本発明の実施形態に係る第2の三脚座ユニット10の分解斜視図である。第2の三脚座ユニット10は、左右方向から見たときにL字形状を有する台座11を有している。台座11は、三脚(不図示)にネジ止めにより固定保持される三脚接続部11aと、第1の三脚座ユニット2を固定保持するユニット接続部11bとを有している。三脚接続部11aには、2つのネジ穴11c(1つのネジ穴11cは不図示)が形成されている。これらのネジ穴11cは、第2の三脚座ユニット10をネジ(不図示)によって三脚に接続するために使用される。ユニット接続部11bは、肉抜き部11dを有している。肉抜き部11dの左右の側面には、同軸上に貫通穴11e、11fが形成されている。
ユニット接続部11bの肉抜き部11dには、固定キー13及び圧縮バネ14が収容される。固定キー13には左右方向に貫通する貫通孔が設けられ、当該貫通孔には雌ネジ部13bが形成されている。
固定キー13は、肉抜き部11dに収容された状態で固定ネジ12と螺合される。固定ネジ12は、円筒部12a、12bと、その間に設けられた雄ネジ部12cを有している。雄ネジ部12cのネジ軸方向は左右方向と平行である。また、固定ネジ12の円筒部12aと雄ネジ部12cとの間には、円板形状の規制壁12eが形成されている。固定ネジ12は、把持部12dを有しており、ユーザは把持部12dを操作して固定ネジ12を回転させる。固定ネジ12は、右側から貫通穴11eに挿入され、雄ネジ部12cに固定キー13の雌ネジ部13bが螺合される。円筒部12a、12bはそれぞれ、貫通穴11e、11fに軸支される。
固定キー13が固定ネジ12に螺合された後、固定キー13に留めピン16が差し込まれる。固定キー13に差し込まれた留めピン16の先端部は、雌ネジ部13bが形成されている固定キー13の貫通孔内に達する。留めピン16は、固定ネジ12が緩められると(固定ネジ12が固定キー13との螺合を解除するように回転されると)、固定キー13の貫通孔内において規制壁12eに右側から当接し、固定ネジ12の固定キー13に対する移動量を規制する。また、留めピン16が規制壁12eに当接することにより、固定ネジ12と固定キー13との螺合が解除されて固定ネジ12が台座11から外れてしまうことが防止される。
カバー17は、台座11の肉抜き部11dを後方から覆うように背面から4つのビス18で台座11に固定される。
ユニット接続部11bの上方及び固定キー13の上方にはそれぞれ、前後方向に沿って段差11g及び段差13aが形成されている。固定キー13が肉抜き部11dに収容されることにより、段差11gと段差13aによって雌アリ溝(アリ穴)20が形成される(図6参照)。固定キー13の上方の、段差11gと段差13aによって挟まれた領域(雌アリ溝20)には係合突起15が設けられている。係合突起15は、前方の側面15aが平面状に形成されたカマボコ形状を有している。
第2の三脚座ユニット10に形成された雌アリ溝20と第1の三脚座ユニット2の雄アリ溝形状を有する取付部2cとが係合(アリ継ぎ)されることにより、第1の三脚座ユニット2が第2の三脚座ユニット10に装着される。
図5(a)〜図5(e)は、第2の三脚座ユニット10の図2中の線B−Bにおける断面図である。図5(a)〜図5(e)では、説明の便宜上、第1の三脚座ユニット2及び係合突起15が破線で示されている。
図5(a)には、第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニット10に取り付け始める状態が示されている。この状態では、固定ネジ12は緩められており、規制壁12eが留めピン16に当接している。第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニット10に取り付けるためには、雌アリ部20を第1の三脚座ユニット2の前方から雄アリ溝形状を有する取付部2cに係合させる。このとき、固定キー13は圧縮バネ14によって右側に向かって付勢されているため、固定キー13は肉抜き部11dの右側の壁11hに当接している。第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニット10に取り付ける場合、係合突起15は溝2g内に配置され、ガイド斜面2dに当接する。
図5(a)に示される状態から第1の三脚座ユニット2を前方に移動させると、第2の三脚座ユニット10は図5(b)に示される状態となる。第1の三脚座ユニット2の移動に伴って係合突起15がガイド斜面2dからガイド面2eへ当接しながら移動することにより、固定キー13は圧縮バネ14の付勢力に抗しながら壁11hから離れて、左側へ移動する。
このときの第1の三脚座ユニット2及び第2の三脚座ユニット10の背面図を図6に示す。図6では、説明の便宜上、カバー17の図示を省略している。図6に示されるように、第2の三脚座ユニット10には、段差11gと段差13aとにより雌アリ溝(アリ穴)20が形成されている。係合突起15がガイド斜面2dからガイド面2eへ当接しながら移動するのに伴い、固定キー13は左側に向かって移動し、雌アリ溝20の左右方向の幅が広がる。そのため、第2の三脚座ユニット10に取付部2cを容易に取り付けることができる。
図5(b)に示される状態から第1の三脚座ユニット2を更に前方に移動させると、第2の三脚座ユニット10は図5(c)に示される状態となる。図5(c)に示される状態では、圧縮バネ14が固定キー13を右側に付勢することにより、係合突起15が係合溝2fに入り込んでいる。このとき、固定キー13は、図5(b)に示される状態よりも壁11hに近づいている。
このときの第1の三脚座ユニット2及び第2の三脚座ユニット10の背面図を図7に示す。図7では、説明の便宜上、カバー17の図示を省略している。図7に示されるように、係合突起15が係合溝2fに入り込んでいる状態では、固定キー13は圧縮バネ14により付勢されているため、取付部2cは段差11g及び段差13aによって挟持される。このとき、取付部2は圧縮バネ14の付勢力によって挟持されているのみであり、第1の三脚座ユニット2は第2の三脚座ユニット10に対して固定保持されていない。
しかし、図5(c)に示される状態では、係合突起15が係合溝2f内に入り込んでおり、係合突起15の前後方向の移動は係合溝2fの前後の側面によって規制されている。そのため、第1の三脚座ユニット2が前後方向に動かされたとしても係合突起15が係合溝2fの前後の側面に当接することにより第1の三脚座ユニット2の移動が規制される。これにより、係合突起15と係合溝2fは第1の三脚座ユニット2の脱落防止機構として動作し、第1の三脚座ユニット2が意図せずに第2の三脚座ユニット10から取り外されて脱落してしまうことを防止できる。
また、図5(c)に示される状態では、第1の三脚座ユニット2は第2の三脚座ユニット10に対して固定保持されていないため、ユーザの意図しない外力によって、固定キー13が左方向に移動する可能性がある。例えば、台座10に対して、台座10を左右方向に振動させるような外力が加わった場合や、第2の三脚座ユニット10を上下方向に平行な軸の周りで回転させるような力が加わった場合に、第1の三脚座ユニット2の取付部2cによって固定キー13が左方向に押され、係合突起15と係合溝2fの係合が瞬間的に解除されてしまう可能性がある。係合突起15と係合溝2fの係合が解除されたときに、第1の三脚座ユニット2を後方に移動させる力が働くと、第1の三脚座ユニット2が第2の三脚座ユニット10から取り外されてしまう。そのため、本実施形態では、カバー17によって、意図しない外力によって係合突起15と係合溝2fの係合が瞬間的に解除されてしまうことを防止している。
図8(a)、図8(b)はそれぞれ、第2の三脚座ユニット10が図5(c)に示される状態となっているときの、第1の三脚座ユニット2及び第2の三脚座ユニット10の背面図及び第1の三脚座ユニット2の下面図を示している。図8(a)では、説明の便宜上、固定キー13が破線で示されている。また、図8(b)では、説明の便宜上、カバー17が破線で示されている。
図8(a)に示されるように、カバー17の側面17aは、前後方向において、段差13aと部分的に重なっている。また、図8(b)に示されるように、取付部2cの後方端部は、前後方向において、カバー17の側面17aと同じ位置に配置されている。そのため、図8(a)、図8(b)(図5(c))に示される状態で、台座11に対して右方向に外力が加わると、取付部2cが相対的に左側に移動し、取付部2c左端がカバー17の側面17aに当接する。カバー17は台座11に対してビス18で固定されているため、取付部2cが側面17aと当接している状態から更に左側に移動することが防止される。これにより、固定キー13が取付部2cによって押されて左側に移動することが防止され、台座11に加えられた外力により係合突起15と係合溝2fの係合が解除されてしまうことを防止できる。
図5(c)に示される状態から固定ネジ12が締めこまれると、第2の三脚座ユニット10は図5(d)に示される状態となる。固定ネジ12が締めこまれると、固定キー13は段差13aが取付部2aに当接しているために移動せず、固定ネジ12が固定キー13に引き込まれる。固定ネジ12は、当接面12fが台座11の右側の壁11iと当接したところで止まる。
このときの第1の三脚座ユニット2及び第2の三脚座ユニット10の断面図を図9に示す。図9は、第1の三脚座ユニット2及び第2の三脚座ユニット10の、図1(a)中の線A−Aにおける断面図である。図9に示されている状態から固定ネジ12が更に締めこまれると、固定ネジ12の左方向への移動は壁11iによって規制されているため、固定キー13が壁11hの側(右側)に引き込まれる。これにより、固定キー13の段差部13aは、固定ネジ12の締めこみに応じて取付部2cに圧接される。これにより、取付部2cは、段差11g及び段差13aによって強固に挟持され、第1の三脚座ユニット2が第2の三脚座ユニット10に固定保持される。第1の三脚座ユニット2が第2の三脚座ユニット10に固定保持されている状態では、第1の三脚座ユニット2に対して前後方向に力が加えられたとしても、第1の三脚座ユニット2の移動は、取付部2cと、段差11g及び段差13aとの間の摩擦力によって規制される。
ここで、第1の三脚座ユニット2は、図5(c)に示される状態から固定ネジ12を約2回転締めこむだけで、図5(d)に示される状態を経て、第2の三脚座ユニット10に確実に固定保持された状態となる。そのため、大きな力を要さず、且つ簡易な操作で、第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニット10に固定保持することができる。また、操作が簡易であるため、第1の三脚座ユニット2を第1の三脚座ユニット10に素早く固定保持することができる。
次に、第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニット10から取り外す操作について説明する。第1の三脚座ユニット2を取り外すためには、図5(d)に示されている状態から、まず固定ネジ12の規制壁12eが留めピン16に当接するまで固定ネジ12が緩められる。これにより、第2の三脚座ユニット10は、図5(d)に示される状態から図5(c)に示される状態となる。このとき、固定ネジ12の当接面12fは、壁11iから離れた状態となる。
図5(c)に示される状態で、固定ネジ12が圧縮バネ14の付勢力に抗して左側に向かって押されると、当接面12fが台座11の壁11iに当接して止まる。このとき、第2の三脚座ユニット10は、図5(e)に示される状態となる。図5(e)に示される状態では、係合突起15と係合溝2fの係合は解除されているため、第1の三脚座ユニット2の後方への移動は規制されていない。そのため、固定ネジ12を押したまま第1の三脚座ユニット2を後方に移動させることにより、第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニット10から取り外すことができる。
このように、本実施形態の三脚座着脱機構では、取付部2cと雌アリ部20を係合させ、第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニットに装着する際に、係合突起15が係合溝2fに入り込むことによって第1の三脚座ユニット2の脱落が防止される。係合突起15と係合溝2fを第1の三脚座ユニット2の脱落防止機構として動作させるためには、取付部2cと雌アリ部20が係合した状態で第1の三脚座ユニット2を移動させるだけでよく、固定ネジ12等を操作する必要はない。そのため、第1の三脚座ユニット2の脱落を防止させるためのユーザの操作負担が小さく、使い勝手が良い。
また、本実施形態の三脚座着脱機構では、固定ネジ12が締緩されることにより、第1の三脚座ユニット2の第2の三脚座ユニット10への固定保持及び固定の解除を行うことができる。また、固定ネジ12を緩めて三脚ユニット10を解除した状態で、固定ネジ12をネジ軸方向に移動させることにより、脱落防止機構である係合突起15と係合溝2fの係合を解除することができる。固定ネジ12を操作することにより、固定解除と脱落防止の解除の両方を行うことができるため、第1の三脚座ユニット2の脱落を防止しつつ、第1の三脚座ユニット2の第2の三脚座ユニット10への取り付け及び取り外しを素早く行うことができる。また、第1の三脚座ユニット2の固定保持と固定の解除は、固定ネジ12の締緩のみで行われるため、ユーザにとっての操作負担が小さく、使い勝手が良い。
以上が本発明の例示的な実施形態の説明である。本発明の実施形態は、上記に説明したものに限定されず、本発明の技術的思想の範囲において様々な変形が可能である。例えば明細書中に例示的に明示される実施形態等又は自明な実施形態等を適宜組み合わせた内容も本発明の実施形態に含まれる。
また、図8(a)に示される構成では、カバー17の側面17aは、段差13aの一部13aaよりも右側に配置されるが、本実施形態はこれに限定されない。側面17aは、係合突起15と係合溝2fの係合の解除を防止できる位置にあればよく、段差13aの一部13aaよりも左側に配置されていてもよい。
図10(a)は、本実施形態の第1の変形例における第1の三脚座ユニット2及び第2の三脚座ユニット10の背面図である。また、図10(b)は、第1の変形例における第1の三脚座ユニット2の下面図である。図10(a)では、説明の便宜上、固定キー13が破線で示されている。また、図10(b)では、説明の便宜上、カバー17が破線で示されている。また、図10(b)には、係合突起15と係合溝2fが係合しているとき(図5(c)に示される状態となっているとき)の係合突起15を実線で示している。また、図10(b)には、係合突起15と係合溝2fの係合が解除されたとき(図5(e)に示される状態となっているとき)の係合突起15を破線で示している。
係合突起15と係合溝2fが係合しているときに第1の三脚座ユニット2が後方に動かされると、係合突起15の平面部15aが係合溝2fの前方の面2hと当接する。これにより、係合突起15と係合溝2fの係合が解除されることが防止される。また、固定ネジ12が左側に押されると、図10(b)に破線で示されるように、係合突起15は第1の三脚座ユニット2に対して左側に距離L1だけ移動し、係合突起15と係合溝2fの係合が解除される。この状態では、第1の三脚座ユニット2が後方に動かされると、係合突起15の平面部15aが係合溝2fの前方の面2hと当接しないため、第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニット10から取り外すことができる。
従って、台座11に意図しない外力が加えられたときに、係合突起15と係合溝2fの係合が解除されることを防止するためには、外力によって係合突起15が図10(b)の破線で示される位置まで移動しないようにすればよい。図10(a)に示される第1の変形例では、側面17aは、段差13aの一部13aaよりも所定距離L2だけ左側に配置されている。この距離L2は、係合突起15が係合溝2fとの係合している状態から係合が解除された状態に変化するための移動量L1よりも小さく設定されている。そのため、台座11に対して右方向に外力が加わり、固定キー13の段差13aが取付部2cによって左方向に押されたとしても、係合突起15の左方向への移動量はL2以下に抑えられる。そのため、外力によって係合突起15と係合溝2fの係合が解除されることが防止される。また、第1の変形例では、カバー17の側面17aと側面17bの間の間隔が、図8(a)に示される構成よりも広い。そのため、第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニット10に比較的取り付け易くなる。
また、本実施形態のカバー17の形状は、図8(a)や図10(a)に示される形状に限定されない。図11は、本実施形態の第2の変形例における第1の三脚座ユニット2及び第2の三脚座ユニット10の背面図である。第2の変形例では、図11に示されるように、前後方向から見たときの、カバー17の側面17aが、段差13aの右側の斜面13abに沿った形状に形成されている。このような構成によれば、台座11に右方向に意図しない外力が加わった場合だけでなく、下方向や右下方向に外力が加わった場合においても、取付部2cが側面17aに当接する。これにより、段差13aが取付部2cに押されて左側に移動することを、より確実に防止することができる。
また、本実施形態の係合突起15の形状は、カマボコ形状に限定されない。例えば、係合突起15は、円柱形上や四角柱形状であってもよい。ただし、係合突起15は、係合溝2fと係合しているときに、係合溝2fの前方の面2hと当接することによって、第1の三脚座ユニット2が第2の三脚座ユニット10から脱落することを防止している。そのため、係合突起15の面2hと当接する部分(前方部分)は、平面状に形成されていることが望ましい。
また、図3に示される第1の三脚座ユニット2は、装着面2bを有し、レンズ鏡筒1にネジ留めされる構成であるが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、第1の三脚座ユニット2は、リング状の締結部材を有していてもよい。この場合、リング状の締結部材がレンズ鏡筒1に嵌合することにより、第1の三脚座ユニット2がレンズ鏡筒1に着脱可能に装着され、固定保持される。また、第1の三脚座ユニット2は、レンズ鏡筒1ではなく、撮影装置の筐体に着脱可能に装着され、固定可能であっても良い。
また、図5(a)〜(e)では第1の三脚座ユニット2と第2の三脚座ユニット10のみが示されているが、本実施形態では、第1の三脚座ユニット2がレンズ鏡筒1に固定保持され、且つ第2の三脚座ユニット10が三脚に固定保持されている状態で、第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニット10に固定保持することが可能である。
また、図1では、第1の三脚座ユニット2がレンズ鏡筒1に着脱可能に装着され、固定保持されているが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、第1の三脚座ユニット2が三脚に着脱可能に装着されて固定保持されてもよい。この場合、第2の三脚座ユニット10は、レンズ鏡筒1又は撮影装置の筐体に着脱可能に装着され固定保持される。
また、本実施形態では、固定ネジ12が固定キー13に締めこまれることによって、取付部2cが段差11g及び段差13aによって強固に挟持され、第1の三脚座ユニット2が第2の三脚座ユニット10に固定保持されるが、本実施形態はこれに限定されない。例えば、本実施形態では、第2の三脚座ユニット10が図5(c)に示される状態において、固定ネジ12が右方向に引っ張られることによって、第1の三脚座ユニット2が第2の三脚座ユニット10に固定保持されてもよい。固定ネジ12が右方向に引っ張られると、段差11g及び段差13aが取付部2cに圧接され、取付部2cを強固に挟持する。これにより、第1の三脚座ユニット2が第2の三脚座ユニット10に固定保持される。この場合、固定ネジ12は、右方向に引っ張られた状態が維持されるように、不図示の固定機構により引っ張られた状態で固定される。
また、固定ネジ12が右方向に引っ張られることによって第1の三脚座ユニット2を第2の三脚座ユニット10に固定保持する場合、固定ネジ12を締緩する必要は無い。そのため、この場合、固定ネジ12と固定キー13は左右方向に一体的に動くように構成されていればよく、ネジによって螺合されている必要は無い。
1 レンズ鏡筒
1a 接続部
2 第1の三脚座ユニット
2a 穴部
2b 装着面
2c 取付部
2d ガイド斜面
2e ガイド面
2f 係合溝
2g 溝
2h 面
10 第2の三脚座ユニット
11 台座
11a 三脚接続部
11b ユニット接続部
11c ネジ穴
11d 肉抜き部
11e 貫通穴
11f 貫通穴
11g 段差
11h 壁
11i 壁
12 固定ネジ
12a 円筒部
12b 円筒部
12c 雄ネジ部
12d 把持部
12e 規制壁
12f 当接面
13 固定キー
13a 段差
13aa 段差の一部
13ab 斜面
14 圧縮バネ
15 係合突起
16 留めピン
17 カバー
17a、17b 側面
18 ビス
20 雌アリ溝

Claims (8)

  1. 第1の三脚座ユニットと、
    前記第1の三脚座ユニットが着脱可能に装着される第2の三脚座ユニットと、
    前記第1の三脚座ユニットと前記第2の三脚座ユニットのうちの一方に設けられ、該第2の三脚座ユニットに装着された該第1の三脚座ユニットを固定する第1の固定部材と、
    前記第1の固定部材が前記第1の三脚座ユニットを前記第2の三脚座ユニットに固定していない状態において、該第1の三脚座ユニットが該第2の三脚座ユニットから脱落することを防止する脱落防止機構と、を備え、
    前記脱落防止機構は、前記第1の固定部材が操作されることにより、前記第1の三脚座ユニットの脱落の防止を解除するように構成されている、
    三脚座着脱機構。
  2. 前記第1の固定部材は、ネジ部を有する固定ネジであり、
    前記固定ネジが締めこまれることによって前記第1の三脚座ユニットが前記第2の三脚座ユニットに固定され、
    前記固定ネジがネジ軸方向に移動されることにより、前記脱落防止機構による前記脱落の防止が解除され、前記第1の三脚座ユニットが前記第2の三脚座ユニットから取り外し可能となる、
    請求項1に記載の三脚座着脱機構。
  3. 前記第1の三脚座ユニットと前記第2の三脚座ユニットのうちの前記一方は、前記固定ネジが螺合される第2の固定部材を有し、
    前記第1の三脚座ユニットと前記第2の三脚座ユニットのうちの他方は、前記固定ネジが前記第2の固定部材に締めこまれることによって該第2の固定部材に圧接される取付部を有し、
    前記取付部が前記第2の固定部材に圧接されることにより、前記第1の三脚座ユニットが前記第2の三脚座ユニットに固定保持される、
    請求項2に記載の三脚座着脱機構。
  4. 前記取付部は雄アリ溝を有し、
    前記第1の三脚座ユニットと前記第2の三脚座ユニットのうちの前記一方と前記第2の固定部材とが、前記雄アリ溝が嵌め込まれる雌アリ溝を形成する、
    請求項3に記載の三脚座着脱機構。
  5. 前記脱落防止機構は、
    前記第2の固定部材に設けられた係合突起と、
    前記取付部に形成され、前記係合突起が進退可能であって係合溝が形成された溝部と、を含み、
    前記溝部は、前記第1の三脚座ユニットが前記第2の三脚座ユニットに装着される際に、該溝部内において前記係合突起をガイドし、
    前記係合突起は、前記溝部の前記係合溝までガイドされると該係合溝と係合して、前記第1の三脚座ユニットが前記第2の三脚座ユニットから取り外されることを防止する、
    請求項3又は請求項4に記載の三脚座着脱機構。
  6. 第1の三脚座ユニットと、
    前記第1の三脚座ユニットが着脱可能に装着される第2の三脚座ユニットと、
    前記第2の三脚座ユニットに装着された前記第1の三脚座ユニットを固定する固定手段と、
    前記第1の三脚座ユニットが前記第2の三脚座ユニットに装着され且つ前記固定手段が該第1の三脚座ユニットを固定していない状態において、該第1の三脚座ユニットが該第2の三脚座ユニットから脱落することを防止する脱落防止機構と、を備え、
    前記脱落防止機構は、前記第1の三脚座ユニットが前記第2の三脚座ユニットに装着される際に、前記固定手段の操作を要することなく該第1の三脚座ユニットが該第2の三脚座ユニットから脱落することを防止する、
    三脚座着脱機構。
  7. 第1の三脚座ユニットと、
    前記第1の三脚座ユニットが着脱可能に装着される第2の三脚座ユニットと、
    前記第2の三脚座ユニットに装着された前記第1の三脚座ユニットを固定する固定部材と、
    前記固定部材が前記第1の三脚座ユニットを前記第2の三脚座ユニットに固定していない状態において、該第1の三脚座ユニットが該第2の三脚座ユニットから脱落することを防止する脱落防止機構と、を備え、
    前記固定部材に対して第1の操作が行われることにより、前記該固定部材による前記第1の三脚座ユニットの固定が解除され、
    前記固定部材に対して前記第1の操作とは異なる第2の操作が行われることにより、前記脱落防止機構による前記脱落の防止が解除される、
    三脚座着脱機構。
  8. 前記固定部材は、ネジ部を有する固定ネジであり、
    前記固定ネジが締めこまれることによって前記第1の三脚座ユニットが前記第2の三脚座ユニットに固定され、
    前記第1の操作は、締めこまれている前記固定ネジを緩める操作であり、
    前記第2の操作は、前記固定ネジを該固定ネジのネジ軸方向に移動させる操作である、
    請求項7に記載の三脚座着脱機構。
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