JP2016125573A - ベルトクランプ及びベルトクランプ方法、並びに、ベルトクランプを取り付けた歯付ベルト - Google Patents
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Abstract
Description
また、歯付ベルトの端部と噛み合わせた楔状の第1部材を、第2部材の楔状の貫通孔の入口から出口に向かう方向に力を加える(例えば、歯付ベルトに張力をかける)ことにより、第1部材と第2部材とによる歯付ベルトの締め付けが増し、ベルトクランプで歯付ベルトを強固に固定することができる。
更に、歯付ベルトの端部と噛み合わせた楔状の第1部材を、第2部材の楔状の貫通孔の出口から入口に向かう方向に力を加える(例えば、歯付ベルトを引っ張る方向と逆の方向に動かす)ことで、楔状の第1部材を第2部材の楔状の貫通孔から引き抜くことにより、容易にベルトクランプから歯付ベルトを取り外すことができる。そのため、ベルトクランプを繰り返し使用することができる。また、ベルトクランプにおける歯付ベルトの端部の固定位置を容易に変更して、ベルトクランプに取り付けられる歯付ベルトの長さを調整することができる。
以上から、本発明のベルトクランプは、簡単に歯付ベルトの端部に取り付けることができるとともに、汎用性が高い。
第2部材の貫通孔から歯付ベルトと噛み合わせた第1部材がすり抜けてしまうことを防止するためである。
ベルトクランプから歯付ベルトが抜けてしまうことを防止しつつ、第1部材及び第2部材とで歯付ベルトをより強固に固定することができる。尚、3〜10個程度がより好ましい。第1部材の大きさを大きくすることなく、且つ、ベルトクランプで歯付ベルトをより強固に固定することができるからである。
摩擦係数が高い材料で歯付ベルトを形成することにより、第1部材と噛み合わされる歯付ベルトの滑りを防止して、歯付ベルトを挟持した第1部材と第2部材とでより強固に固定することができる。
第2部材の楔状の貫通孔に挿入された楔状の第1部材の他端が、第2部材の貫通孔から突出するため、第1部材の突出した他端を貫通孔の出口22方向から入口21方向に押し出すことにより、第1部材を第2部材の貫通孔から容易に引き抜くことができる。
本発明のベルトクランプによれば、ベルトクランプを利用して、オープンエンドベルトである歯付ベルトを強固に固定することができる。
連結部材により、2つのベルトクランプを歯付ベルトの連結に用いる連結具として利用することができる。また、2つのベルトクランプが、貫通孔の入口同士が対向するように配置されて連結されることから、歯付ベルトの端部と噛み合わせた楔状の第1部材が、歯付ベルトに引っ張られて第2部材の楔状の貫通孔の入口から出口に向かう方向に力が加えられ、第1部材と第2部材とによる歯付ベルトの締め付けが増し、2つのベルトクランプでベルトを強固に連結することができる。
本発明のベルトクランプによれば、ベルトクランプを連結具として利用して、歯付ベルトを強固に連結することができる。
また、歯付ベルトの端部と噛み合わせた楔状の第1部材と共に、歯付ベルトを、第2部材の楔状の貫通孔の入口から出口に向かう方向に引っ張ることにより、第1部材と第2部材とによる歯付ベルトの締め付けが増し、ベルトクランプで歯付ベルトを強固に固定することができる。また、歯付ベルトのベルト厚さのバラつきに影響を受けることなく、様々なベルト厚さの歯付ベルトに適用することができる。
更に、歯付ベルトの端部と噛み合わせた楔状の第1部材を、第2部材の楔状の貫通孔の出口から入口に向かう方向に力を加える(例えば、歯付ベルトを引っ張る方向と逆の方向に動かす)ことで、歯付ベルトの端部と噛み合わせた楔状の第1部材と共に、歯付ベルトを、第2部材の楔状の貫通孔の入口から出口に向かう方向とは逆に押し出すことにより、楔状の第1部材を第2部材の楔状の貫通孔から引き抜くことができ、容易にベルトクランプから歯付ベルトを取り外すことができる。そのため、ベルトクランプを繰り返し使用することができる。また、ベルトクランプにおける歯付ベルトの端部の固定位置を容易に変更して、ベルトクランプに取り付けられる歯付ベルトの長さを調整することができる。
以上から、本発明のベルトクランプは、簡単にベルト端部に取り付けることができるとともに、汎用性が高い。
本実施形態に係るベルトクランプは、歯付ベルトの端部に取り付けられ、歯付ベルトの連結に用いる連結具や、歯付ベルトの端部を係止固定する固定治具、歯付ベルトの端部に他の部品を接続する接続治具等として用いられる。
まず、本実施形態に係るベルトクランプについて説明する。
第1部材10は、図2A及び図2Cに示すように、金属製又は樹脂製の板で形成されており、一端11が厚く、他端12に至るにしたがって薄くなるような楔状に形成されている。即ち、図2Cに示す紙面の左右方向を第1部材10の長手方向、紙面の奥行き方向を第1部材10の幅方向とすると、図2Cに示すように、第1部材10の幅方向に直交する断面が、略三角形になるように形成される。尚、楔状の第1部材10の表面10の傾斜角は、小さい方が好ましく、例えば、5〜10°程度であることが好ましい。後述する第1部材10の凸部15と噛み合わされて、後述する第2部材20の貫通孔24に差し込まれた歯付ベルト30が、貫通孔24の出口22において、屈曲することにより局部的に負荷がかかることを防止することができるからである。
第2部材20は、図3A〜図3Cに示すように、金属製又は樹脂製の四角いブロック状に形成されている。第2部材20が四角いブロック状に形成されていることにより、ベルトクランプ1を後述する連結具や固定治具、接続治具として用いる際に、簡単な構成で連結や固定、接続を行うことができる。
歯付ベルト30は、図1A〜図1Dに示すように、両端部があるオープンエンドベルトであり、長尺・薄厚のベルト本体部と、ベルト本体部の内面に設けられた複数の歯31とを有している。歯31は、歯付ベルト30の幅方向に所定ピッチで、ベルト本体部の内面側(図1Aで示す下面側)に設けられている。
ベルトクランプ1は、図1A〜図1Dに示すように、歯付ベルト30の歯31と凸部15を噛み合わせた第1部材10を、第2部材20の入口21から出口22方向に差し込んで、楔状の第1部材10と楔状の第2部材20の貫通孔24とを係合させ、歯付ベルト30を固定させている。
次に、図4A及び図4Bに基づいて、上述の本実施形態に係るベルトクランプ1を用いて、歯付ベルト30をクランプするベルトクランプ方法について説明する。
以下、上述の本実施形態に係るベルトクランプ1を取り付けた歯付ベルトについて、説明する。
次に、図5A、図5B及び図6に基づいて、上述の本実施形態に係るベルトクランプ1を歯付ベルト30の連結に用いる連結具(連結部材)40として用いた歯付ベルト30の一例について説明する。
図7に基づいて、上述の本実施形態に係るベルトクランプ1を歯付ベルト30の端部を係止固定する固定治具として用いた歯付ベルト30の一例について説明する。
次に、図8及び図9基づいて、上述の本実施形態に係るベルトクランプ1を歯付ベルト30と他部品とを接続する接続治具として用いた歯付ベルト30の一例について説明する。
10 第1部材
11 一端
12 他端
13 表面
15 凸部
20 第2部材
21 入口
22 出口
24 貫通孔
30 歯付ベルト
40 連結具(連結部材)
Claims (9)
- 歯付ベルトの端部に取り付けられるベルトクランプであって、
一端が厚く他端に至るにしたがって薄くなるように形成され、一端から他端に至るまでの片方の表面に前記歯付ベルトの歯と噛み合う凸部を有する楔状の第1部材と、
入口が厚く出口に至るにしたがって薄くなり、前記第1部材を挿入可能に形成された楔状の貫通孔を有する第2部材と、を備え、
前記第2部材の前記出口から挿入された前記歯付ベルトの端部と噛み合わせた前記第1部材を、前記第2部材の前記入口から前記出口に向けて差し込んで前記第2部材の前記貫通孔に係合させ、前記歯付ベルトを固定させるベルトクランプ。 - 前記第2部材の前記出口の厚みが、前記第1部材の前記一端における前記第1部材及び前記第1部材と噛み合わされた前記歯付ベルトを合わせた厚みよりも薄くなるように形成される請求項1に記載のベルトクランプ。
- 前記第1部材の凸部と噛み合わせる前記歯付ベルトの歯の数は、2個以上である請求項1または2に記載のベルトクランプ。
- 前記歯付ベルトは、ポリウレタンまたはゴムから形成される請求項1〜3のいずれか一項に記載のベルトクランプ。
- 前記第2部材の前記出口の厚みが、前記第1部材の前記他端における前記第1部材及び前記第1部材と噛み合わされた前記歯付ベルトを合わせた厚みよりも厚くなるように形成された請求項1〜4のいずれか一項に記載のベルトクランプ。
- 前記第2部材は、連結部材により、前記貫通孔の前記入口同士が対向するように配置されて、他の第2部材と連結可能に構成された請求項1〜5のいずれか一項に記載のベルトクランプ。
- 前記端部に、請求項1〜5のいずれか一項に記載のベルトクランプを取り付けた歯付ベルト。
- 前記端部に、請求項6に記載のベルトクランプを取り付けた歯付ベルトであって、
前記ベルトクランプ同士を前記連結部材により連結し、前記端部同士を連結した歯付ベルト。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載のベルトクランプを用い、前記第2部材の前記貫通孔の前記出口から挿入された前記歯付ベルトを、前記第1部材の歯に噛み合わせて、前記第1部材と共に前記第2部材の前記貫通孔の前記入口から前記出口に向かう方向に引っ張ることにより、前記歯付ベルトをクランプするベルトクランプ方法。
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JPS6059844U (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-25 | 株式会社椿本チエイン | 有端歯付きベルト端末連結金具の固定装置 |
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