JP2016123120A - 改善されたスペクトル共有のためのセル除去リストおよび適応可能な無線リンク失敗トリガ - Google Patents

改善されたスペクトル共有のためのセル除去リストおよび適応可能な無線リンク失敗トリガ Download PDF

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Abstract

【課題】改善されたスペクトル共有のためのセル除去方法を提供する。
【解決手段】セル除去方法は、セルからの干渉を検出する。また、セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、セルからの信号を除去する。改善されたスペクトル共有のための適応可能な無線リンク失敗(RLF)トリガ方法は、セルからの干渉を検出する。また、セルに関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節する。
【選択図】図7

Description

関連出願の相互参照
本願は、R.Prakash他の名義で、2011年12月1日に提出された米国特許仮出願第61/565,619号の利益を権利主張し、この開示は、引用によりその全体が本明細書に明確に組み込まれる。
本開示の態様は、一般的に無線通信システムに関し、より詳細には、改善されたスペクトル共有のためのセル除去および適応可能な無線リンク失敗(RLF:radio link failure)トリガに関する。
無線通信システムが、電話通信、映像、データ、メッセージング、ブロードキャストといったさまざまな電気通信サービスを提供するために、広く展開されている。典型的な無線通信システムは、利用可能なシステムリソース(例えば、帯域幅、送信電力)を共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続技術を用いることができる。このような多元接続技術の例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングルキャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、および時分割同期符号分割多元接続(TD−SCDMA:time division synchronous code division multiple access)システムを含む。
これらの多元接続技術は、種々の無線デバイスが都市、国家、地域、および地球全体までものレベルで通信することを可能にする共通プロトコルを提供するために、様々な電気通信規格において採用されてきた。台頭してきた電気通信規格の例は、ロングタームエボリューション(LTE)である。LTEは、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)によって公表されたユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)のモバイル規格を向上させたもののセットである。それは、スペクトル効率を改善することによってモバイルブロードバンドインターネット接続をより快適にサポートし、コストを下げ、サービスを向上させ、新しいスペクトルを利用し、および、下りリンク(DL)にOFDMAを、上りリンク(UL)にSC−FDMAを使用し、多入力多出力(MIMO)アンテナ技術を使用して、より適切に他のオープン規格に組み込まれるように設計されている。しかしながら、モバイルブロードバンド接続の需要が増大し続けるにつれて、LTE技術における更なる改良の必要性が存在する。望ましくは、これらの改良は、これらの技術を用いる他の多元接続技術および電気通信規格に適用可能であるべきである。
モバイルブロードバンド接続への需要が増加し続けるにつれ、干渉および輻輳したネットワークの可能性は、より多くのUEが長距離無線通信ネットワークにアクセスし、より多くの短距離無線システムがコミュニティにおいて採用されるともに、増加する。研究開発が、モバイルブロードバンド接続に対する高まる需要に応じるだけでなく、モバイル通信のユーザ経験を進歩させ向上させるために、ユニバーサルモバイル電気通信システム(UMTS)技術を発展させ続けている。
本開示の一態様において、改善されたスペクトル共有のためのセル除去方法が説明される。セル除去方法は、セルからの干渉を検出することを含む。方法はまた、セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、セルからの信号を除去することを含む。
本開示の一態様によると、セル除去のための装置が説明される。装置は、メモリおよびメモリに結合されたプロセッサ(単数または複数)を含む。プロセッサ(単数または複数)は、セルからの干渉を検出するように構成される。プロセッサ(単数または複数)はさらに、セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、セルからの信号を除去するように構成される。
本開示の一態様に係る、セル除去システムのためのコンピュータプログラム製品が説明される。コンピュータプログラム製品は、非一時的なプログラムコードが記録されたコンピュータ読取可能な媒体を含む。プログラムコードは、セルからの干渉を検出するためのプログラムコードを含む。プログラムコードはまた、セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、セルからの信号を除去するためのプログラムコードを含む。
本開示の別の態様に係る、セル除去システムの装置が説明される。装置は、セルからの干渉を検出する手段を含む。装置はまた、セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、セルからの信号を除去する手段を含む。
本開示の別の態様において、改善されたスペクトル共有のための適応可能な無線リンク失敗(RLF)トリガ方法が説明される。RLFトリガ方法は、セルからの干渉を検出することを含む。RLFトリガ方法はまた、セルに関連する干渉物(interferer)のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節することを含む。
本開示の一態様に係る、適応可能な無線リンク失敗(RLF)トリガのための装置が説明される。装置は、メモリおよびメモリに結合されるプロセッサ(単数または複数)を含む。プロセッサ(単数または複数)は、セルからの干渉を検出するように構成される。プロセッサ(単数または複数)はさらに、セルに関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節するように構成される。
本開示の一態様に係る、適応可能な無線リンク失敗(RLF)トリガのためのコンピュータプログラム製品が説明される。コンピュータプログラム製品は、非一時的なプログラムコードを記録したコンピュータ読取可能な媒体を含む。プログラムコードは、セルからの干渉を検出するためのプログラムコードを含む。プログラムコードはまた、セルに関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節するためのプログラムコードを含む。
本開示の別の態様に係る、適応可能な無線リンク失敗(RLF)トリガのための装置が説明される。装置は、セルからの干渉を検出する手段を含む。装置はまた、セルに関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節する手段を含む。
これは、以下の詳細な説明がより良く理解されうるように、本開示の特徴および技術的利点をどちらかといえば幅広く概説している。本開示のさらなる特徴および利点が以下に説明される。この開示が、本開示と同じ目的を実行するための他の構造を変更または設計するための基礎として容易に利用されうることは、当業者によって理解されるべきである。また、そのような等価の構成が、添付された特許請求の範囲に記載の本開示の教示から逸脱しないことも、当業者によって理解されるべきである。さらなる目的および利点とともに、本開示の構成および動作の方法の両方について、本開示の特徴であると考えられる新規な特徴は、添付図面と関連して考慮されるとき、以下の説明からより良く理解されるであろう。しかしながら、各々の図は、例示および説明のみの目的で提供され、本開示の限定の定義として意図されるものではないことが、明確に理解されるべきである。
本開示の特徴、性質および利点は、同様の参照文字が全体を通して対応するものを特定する図面とともに考慮されるとき、以下の詳細な説明から、より明らかになるだろう。
図1は、ネットワークアーキテクチャの例を示す図である。 図2は、アクセスネットワークの例を示す図である。 図3は、LTEにおける下りリンクフレーム構造の例を示す図である。 図4は、LTEにおける上りリンクフレーム構造の例を示す図である。 図5は、ユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を示す図である。 図6は、アクセスネットワークにおける発展型ノードBおよびユーザ機器の例を示す図である。 図7は、本開示の態様に係る、同一の地理的な領域の異なるオペレータ間のスペクトル共有を示す図である。 図8は、本開示の態様に係る、改善されたスペクトル共有を提供するためのセル除去のための方法を示すブロック図である。 図9は、セル除去システムを用いる装置のためのハードウェア実現の例を示す図である。 図10は、本開示の態様に係る、改善されたスペクトル共有のための適応可能な無線リンク失敗トリガのための方法を示すブロック図である。 図11は、適応可能な無線リンク失敗システムを用いる装置のためのハードウェア実現の例を示す図である。
詳細な説明
添付の図面に関連して以下で述べられる詳細な説明は、さまざまな構成の説明として意図されており、ここで説明される概念が実行され得る構成のみを表すようには意図されていない。詳細な説明は、様々な概念の完全な理解を提供することを目的とした特定の詳細を含む。しかしながら、これらの概念がこれらの特定の詳細なしに実現され得るということは、当業者にとって明らかであろう。いくつかの例では、既知の構造およびコンポーネントは、このような概念を不明瞭にしないようにブロック図の形態で示される。本明細書において説明されるように、「および/または」という用語の使用は、「包含的論理和(inclusive OR)」を表すことが意図され、「または」という用語の使用は、「排他的論理和(exclusive OR)」を表すことが意図される。
電気通信システムの態様が、様々な装置および方法を参照して示される。これらの装置および方法は、さまざまなブロック、モジュール、コンポーネント、回路、ステップ、処理、アルゴリズム、等(まとめて「エレメント」と呼ばれる)によって、以下の詳細な説明において説明され、添付の図面で示される。これらのエレメントは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、またはそれらの任意の組み合わせを使用して実現されることができる。そのようなエレメントがハードウェアとして実現されるかソフトウェアとして実現されるかは、システム全体に課された特定の用途および設計の制約に依存する。
例として、エレメントまたはエレメントの任意の一部、あるいはエレメントの任意の組み合わせが、1つまたは複数のプロセッサを含む「処理システム」を用いて実現されうる。プロセッサの例には、本開示を通して説明されるさまざまな機能を実行するように構成された、マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、ステートマシン、ゲートロジック、離散ハードウェア回路、および他の適切なハードウェアが含まれる。処理システムにおける1つ以上のプロセッサは、ソフトウェアを実行することができる。ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれる場合も、それ以外の名称で呼ばれる場合も、命令、命令のセット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プロシージャ、関数、等を意味するものと広く解釈されるべきである。
したがって、1つまたは複数の典型的な実施形態では、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらの任意の組み合わせで実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これらの機能は、コンピュータ読取可能な媒体上に、1つまたは複数の命令またはコードとして記憶されるか、あるいは1つまたは複数の命令またはコードとして符号化されうる。コンピュータ読取可能な媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセス可能な任意の入手可能な媒体であることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM(登録商標)、CD−ROMもしくは他の光学ディスク記憶媒体、磁気ディスク記憶媒体もしくは他の磁気記憶デバイス、もしくは命令あるいはデータ構造の形態で望ましいプログラムコードを搬送もしくは格納するために使用され得、コンピュータによってアクセスされ得る任意の他の媒体を備え得る。ディスク(disk)およびディスク(disc)は、本明細書において使用される場合、コンパクトディスク(disc)(CD)、レーザディスク(登録商標)(disc)、光ディスク(disc)、デジタル多用途ディスク(disc)(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)、およびブルーレイ(登録商標)ディスク(disc)を含み、ディスク(disk)は普通、磁気的にデータを再生するが、ディスク(disc)は、レーザを用いて光学的にデータを再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
図1は、LTEネットワークアーキテクチャ100を示す図であり、セル除去および適応可能な無線リンク失敗トリガは、本開示の態様に係る、改善されたスペクトル共有を提供するために実現されることができる。LTEネットワークアーキテクチャ100は、発展型パケットシステム(EPS:Evolved Packet System)100と呼ばれることができる。EPS100は、1つ以上のユーザ機器(UE)102、発展型UMTS地上無線アクセスネットワーク(E−UTRAN)104、発展型パケットコア(EPC)110、ホームサブスクライバサーバ(HSS)120、およびオペレータのIPサービス122を含むことができる。EPSは、他のアクセスネットワークと相互接続することができるが、簡潔化のために、それらのエンティティ/インターフェースは図示しない。図示されているように、EPSはパケット交換サービスを提供するが、当業者が容易に理解するように、本開示全体を通して提示されるさまざまな概念は、回路交換サービスを提供するネットワークに拡張されることができる。
E−UTRANは、発展型ノードB(eノードB)106および他のeノードB108を含む。eノードB106は、UE102に対してユーザおよび制御プレーンプロトコル終端を提供する。eノードB106は、バックホール(例えば、X2インターフェース)を介して他のeノードB108に接続されることができる。eノードB106はまた、基地局、基地トランシーバ局、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、ベーシックサービスセット(BSS:basic service set)、拡張サービスセット(ESS:extended service set)、または何らかの他の適切な専門用語で呼ばれることができる。eノードB106は、UE102のためのEPC110へのアクセスポイントを提供する。UE102の例は、セルラー電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(SIP)電話、ラップトップ、携帯情報端末(PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディアデバイス、映像デバイス、デジタルオーディオプレイヤ(たとえば、MP3プレイヤ)、カメラ、ゲーム機器、または任意の他の同様の機能を有するデバイスを含む。UE102は、当業者によって、モバイル局、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、無線ユニット、遠隔ユニット、モバイルデバイス、無線デバイス、無線通信デバイス、遠隔デバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、無線端末、遠隔端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、あるいはその他適切な用語でも称されうる。
eノードB106は、例えばS1インターフェースを介して、EPC110に接続される。EPC110は、モビリティ管理エンティティ(MME)112、他のMME114、サービングゲートウェイ116、パケットデータネットワーク(PDN)ゲートウェイ118を含む。MME112は、UE102とEPC110との間のシグナリングを処理する制御ノードである。一般的に、MME112はベアラおよび接続管理を提供する。全てのユーザIPパケットは、自身がPDNゲートウェイ118に接続された、サービングゲートウェイ116を通って転送される。PDNゲートウェイ118は、UEのIPアドレスの割り当てならびに他の機能を提供する。PDNゲートウェイ118は、オペレータのIPサービス122に接続される。オペレータのIPサービス122は、インターネット、イントラネット、IPマルチメディアサブシステム(IMS)、およびPSストリーミングサービス(PSS)を含むことができる。
図2は、LTEネットワークアーキテクチャにおけるアクセスネットワーク200の例を示す図である。この例では、アクセスネットワーク200が、多数のセルラー領域(セル)202に分割されている。1つ以上のより低い電力クラスのeノードB208は、セル202のうちの1つ以上と重複するセルラー領域210を有することができる。より低い電力クラスのeノードB208は、リモート無線ヘッド(RRH:remote radio head)、フェムトセル(例えば、ホームeノードB(HeNodeB))、ピコセル、またはマイクロセルであることができる。マクロeノードB204が各々、セル202のそれぞれ1つに割り当てられ、セル202におけるすべてのUE206のために、EPC110へのアクセスポイントを提供するように構成される。アクセスネットワーク200のこの例には集中制御装置が存在しないが、代替の構成では、集中制御装置が使用されることができる。eノードB204は、無線ベアラ制御、アドミッション制御、モビリティ制御、スケジューリング、セキュリティ、およびサービングゲートウェイ116への接続性を含む、無線関連のすべての機能を担当する。
アクセスネットワーク200によって用いられる変調および複数のアクセススキームは、展開されている特定の電気通信規格に依存して、変わり得る。LTEの応用例では、OFDMが下りリンクに使用され、SC−FDMAが上りリンクに使用され、周波数分割複信(FDD)および時分割複信(TDD)の両方をサポートする。以下の詳細な説明から当業者が容易に理解するように、本明細書に提示されるさまざまな概念は、LTEの応用例によく適している。しかしながら、これらの概念は、他の変調および多元接続技術を用いる他の電気通信規格に容易に拡張されることができる。例として、これらの概念は、エボリューションデータオプティマイズド(EV−DO:Evolution-Data Optimized)またはウルトラモバイルブロードバンド(UMB:Ultra Mobile Broadband)に拡張されることができる。EV−DOおよびUMBは、CDMA2000の一群の規格の一部として第3世代パートナーシッププロジェクト2(3GPP2)により発表されたエアインターフェース規格であり、モバイル局にブロードバンドインターネットアクセスを提供するためにCDMAを用いる。これらの概念はまた、広帯域CDMA(W−CDMA(登録商標))、およびTD−SCDMAのようなCDMAの他の変形例を用いるユニバーサル地上無線アクセス(UTRA)、TDMAを用いる移動体通信のための全世界システム(GSM(登録商標))、OFDMAを用いる、発展型UTRA(E−UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、IEEE802.11(Wi−Fi)、IEEE802.16(WiMAX)、IEEE802.20、およびフラッシュOFDMに拡張されることもできる。UTRA、E−UTRA、UMTS、LTE、およびGSMは、3GPPの組織からの文書において説明されている。CDMA2000およびUMBは、3GPP2の組織からの文書において説明されている。用いられる実際の無線通信規格および多元接続技術は、システムに課された特定の用途および全体的な設計の制約に依存するだろう。
eノードB204は、MIMO技術をサポートする複数のアンテナを有し得る。MIMO技術の使用は、eノードB204に、空間ドメインを利用して、空間多重、ビームフォーミング、および送信ダイバーシティをサポートすることを可能にさせる。空間多重は、異なるデータストリームを同一の周波数で同時に送信するために使用されることができる。それらのデータストリームは、データレートを増すために単一のUE206に、または、全システム容量を増加させるために複数のUE206に、送信されることができる。これは、各データストリームを、空間的にプリコーディング(すなわち、振幅および位相のスケーリングを適用)することと、空間的にプリコーディングされた各ストリームを、下りリンクで複数の送信アンテナによって送信することとによって達成される。空間的にプリコーディングされたデータストリームは、異なる空間シグネチャとともに(単数または複数の)UE206へと到達し、それは、(単数または複数の)UE206の各々に、そのUE206に宛てられた1つ以上のデータストリームを回復することを可能にさせる。上りリンクでは、各UE206は、空間的にプリコーディングされたデータストリームを送信し、それは、eノードB204に、空間的にプリコーティングされた各データストリームのソースを識別することを可能にさせる。
空間多重は一般的に、チャネル状況が良好な場合に使用される。チャネル状況がさほど良好でない場合には、ビームフォーミングが使用され、1つ以上の方向に送信エネルギーを集中させることができる。これは、複数のアンテナによる送信のためにデータを空間的にプリコーディングすることによって、達成されることができる。セル端での良好なカバレッジを達成するために、単一のストリームのビームフォーミング送信が、送信ダイバーシティとの組み合わせで使用されることができる。
以下の詳細な説明では、アクセスネットワークのさまざまな態様が、下りリンクにおいてOFDMをサポートするMIMOシステムに関連して説明される。OFDMは、OFDMシンボル内の多くのサブキャリアに渡るデータを変調する広域スペクトル技法である。これらのサブキャリアは、精確な周波数間隔があけられている。この間隔は、これらのサブキャリアからのデータの回復を受信機に可能にさせる、「直交性」を提供する。時間領域では、OFDMシンボル間干渉を抑制するために、各OFDMシンボルにガード・インターバル(たとえば、サイクリックプリフィクス)が追加されることができる。上りリンクは、高いピーク対平均電力比(PAPR:peak-to-average power ratio)を補償するために、DFT拡散OFDM信号の形態でSC−FDMAを使用することができる。
図3は、LTEにおける下りリンクフレーム構造の例を示す図300である。フレーム(10ms)が、10個の等しいサイズのサブフレームに分割され得る。各サブフレームは、2個の連続するタイムスロットを含み得る。リソースグリッドが、2個のタイムスロットを表すために使用されることができ、各タイムスロットは、リソースブロックを含む。リソースグリッドは、複数のリソースエレメントに分割される。LTEでは、1つのリソースブロックは、周波数領域における12個の連続するサブキャリアと、各OFDMシンボルに1つのノーマルなサイクリックプリフィクスの場合、時間領域における7個の連続するOFDMシンボルとを含み、すなわち、84個のリソースエレメントを含む。拡張されたサイクリックプリフィックスでは、リソースブロックは、時間領域における6個の連続するOFDMシンボルを含み、72個のリソースエレメントを有する。リソースエレメントのうちのいくつかは、R302、304として示されているように、下りリンク基準信号(DL−RS)を含む。DL−RSは、セル固有のRS(CRS:Cell-specific RS)(共通RSと呼ばれることもある)302と、UE固有のRS(UE−RS:UE-specific RS)304とを含む。UE−RS304は、対応する物理下りリンク共有チャネル(PDSCH:physical downlink shared channel)がマッピングされたリソースブロックのみで送信される。各リソースエレメントによって搬送されるビット数は、変調スキームに依存する。ゆえに、UEが受信するリソースブロックが多いほど、また、変調スキームが高度であるほど、そのUEのためのデータレートは高くなる。
図4は、LTEにおける上りリンクフレーム構造の例を示す図400である。上りリンクのために利用可能なリソースブロックは、データセクションおよび制御セクションに分割され得る。制御セクションは、システム帯域幅の両端に形成されることができ、設定可能なサイズを有することができる。制御セクション内のリソースブロックは、制御情報の送信のためにUEに割り当てられることができる。データセクションは、制御セクションに含まれないすべてのリソースブロックを含むことができる。上りリンクフレーム構造は、連続するサブキャリアを含むデータセクションを結果としてもたらし、それは、単一のUEにデータセクション内の連続するサブキャリアのすべてが割り当てられることを可能にし得る。
UEは、eノードBに制御情報を送信するために、制御セクションにおけるリソースブロック410a、410bを割り当てられ得る。このUEはまた、eノードBにデータを送信するために、データセクション内のリソースブロック420a、420bを割り当てられることができる。このUEは、制御セクションにおいて割り当てられたリソースブロックにおける、物理上りリンク制御チャネル(PUCCH:physical uplink control channel)で、制御情報を送信することができる。このUEは、データセクションにおいて割り当てられたリソースブロックにおける、物理上りリンク共有チャネル(PUSCH: physical uplink shared channel)で、データのみ、またはデータと制御情報の両方を送信することができる。上りリンク送信は、1サブフレーム中の両スロットにわたることができ、周波数にわたってホッピングすることができる。
リソースブロックのセットが、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH:physical random access channel)430における初期システムアクセスを実行し、上りリンクの同期を達成するために使用されることができる。PRACH430は、ランダムシーケンスを搬送するが、任意の上りリンクデータ/シグナリングを搬送することはできない。各ランダムアクセスプリアンブルは、6個の連続するリソースブロックに対応する帯域幅を占有する。開始周波数は、ネットワークによって指定される。すなわち、ランダムアクセスプリアンブルの送信は、ある特定の時間周波数リソースに限られる。PRACHには周波数ホッピングは存在しない。PRACHの試みは、1つのサブフレーム(1ms)、または少しの隣接するサブフレームのシーケンスにおいて搬送され、UEは、1フレーム(10ms)につき1つのみのPRACHの試みを行い得る。
図5は、LTEにおけるユーザプレーンおよび制御プレーンのための無線プロトコルアーキテクチャの例を示す図500である。UEおよびeノードBのための無線プロトコルアーキテクチャは、レイヤ1、レイヤ2、およびレイヤ3の3つの層で示される。レイヤ1(L1レイヤ)は、最下位のレイヤであり、物理レイヤのさまざまな信号処理機能を実現する。L1レイヤは、本明細書において物理レイヤ506と呼ばれる。レイヤ2(L2レイヤ)508は、物理レイヤ506よりも上位にあり、物理レイヤ506を介したUEとeノードBとの間のリンクを担当する。
ユーザプレーンでは、L2レイヤ508は、媒体アクセス制御(MAC:media access control)サブレイヤ510、無線リンク制御(RLC:radio link control)サブレイヤ512、パケットデータコンバージェンスプロトコル(PDCP:packet data convergence protocol)514サブレイヤを含み、それらは、ネットワーク側のeノードBで終端する。示されていないが、UEは、ネットワーク側のPDNゲートウェイ118で終端するネットワークレイヤ(たとえば、IPレイヤ)や、接続の他端(たとえば、遠端のUE、サーバ、等)で終端するアプリケーションレイヤを含む、L2レイヤ508よりも上の、いくつかの上位レイヤを有することができる。
PDCPサブレイヤ514は、異なる無線ベアラと論理チャネルとの間の多重化を提供する。PDCPサブレイヤ514はまた、無線送信のオーバーヘッドを減じるために上位レイヤのデータパケットのヘッダの圧縮を提供し、それらのデータパケットを暗号化することによってセキュリティを提供し、eノードB間でのUEのハンドオーバーのサポートを提供する。RLCサブレイヤ512は、上位レイヤのデータパケットのセグメンテーションおよびリアセンブリと、損失データパケットの再送と、ハイブリッド自動再送要求(HARQ)による、順序が乱れた受信を補償するためのデータパケットの並び替えと、を提供する。MACサブレイヤ510は、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間の多重化を提供する。MACサブレイヤ510はまた、1つのセルにおけるさまざまな無線リソース(たとえば、リソースブロック)の複数のUE間での割り当てを担当する。MACサブレイヤ510はまた、HARQ演算を担当する。
制御プレーンにおいて、UEおよびeノードBのための無線プロトコルアーキテクチャは、制御プレーンではヘッダ圧縮機能がないという点を除き、物理レイヤ506およびL2レイヤ508の場合と実質的に同一である。制御プレーンはまた、レイヤ3(L3レイヤ)における無線リソース制御(RRC:radio resource control)サブレイヤ516を含む。RRCサブレイヤ516は、無線リソース(すなわち、無線ベアラ)を取得することと、eノードBとUEとの間でRRCシグナリングを使用して下位レイヤを構成することとを担当する。
図6は、アクセスネットワークにおいてUE650と通信するeノードB610のブロック図である。下りリンクにおいて、コアネットワークからの上位レイヤのパケットが、eノードB610のコントローラ/プロセッサに提供される。コントローラ/プロセッサ630は、L2レイヤの機能性を実現する。下りリンクにおいて、コントローラ/プロセッサ630は、ヘッダの圧縮、暗号化、パケットのセグメンテーションおよび並び替え、論理チャネルとトランスポートチャネルとの間での多重化、さまざまな優先順位メトリックに基づいたUE650に対する無線リソースの割り当てを提供する。コントローラ/プロセッサ630はまた、HARQ演算、損失パケットの再送、UE650へのシグナリングを担当する。
eノードB610の送信プロセッサ616は、L1レイヤ(すなわち、物理レイヤ)のためのさまざまな信号処理機能を実現する。信号処理機能は、UE650における前方誤り訂正(FEC:forward error correction)を容易にするように符号化およびインターリーブすることと、さまざまな変調スキーム(たとえば、2相位相変調(BPSK)、4相位相変調(QPSK)、M相位相変調(M−PSK)、M値直交振幅変調(M−QAM))に基づいて信号コンステレーションにマッピングすることとを含む。コード化された、ならびに変調されたシンボルはその後並行なストリームに分けられる。そして、各ストリームは、OFDMサブキャリアにマッピングされ、時間領域および/または周波数領域において基準信号(たとえば、パイロット)とともに多重化され、そして、逆高速フーリエ変換(IFFT)を使用してともに合成され、時間領域のOFDMシンボルストリームを搬送する物理チャネルが生成される。OFDMストリームは、複数の空間ストリームを生成するために空間的にプリコーディングされる。チャネル推定器642からのチャネル推定値が、符号化および変調スキームの決定、ならびに空間処理のために、使用され得る。チャネル推定値は、UE650によって送信された基準信号および/またはチャネル状況のフィードバックから導出され得る。そして、各空間ストリームは、別個の送信機618TXを介して異なるアンテナ620に提供される。各送信機618TXは、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
UE650において、受信機654RXの各々は、そのそれぞれのアンテナ652によって、信号を受信する。受信機654RXの各々は、RFキャリア上に変調された情報を回復し、受信機(RX)プロセッサ656にその情報を提供する。受信プロセッサ656は、L1レイヤのさまざまな信号処理機能を実現する。受信プロセッサ656は、UE650に宛てられた任意の空間ストリームを回復するために、その情報に対し空間処理を実行する。複数の空間ストリームがUE650に宛てられている場合、それらは、受信プロセッサ656により単一のOFDMシンボルストリームに合成されることができる。そして、受信プロセッサ656は、高速フーリエ変換(FFT)を使用して、OFDMシンボルストリームを時間領域から周波数領域へと変換する。周波数領域の信号は、OFDM信号の各サブキャリアに対する別個のOFDMシンボルストリームを備える。各サブキャリアにおけるシンボル、および基準信号は、eノードB610によって送信された最も確からしい信号コンステレーションポイントを決定することによって、回復および復調される。これらの軟判定は、チャネル推定器672によって計算されたチャネル推定値に基づくことができる。ついで、これらの軟判定は、物理チャネルにおいてeノードB610により元々送信されたデータおよび制御信号を回復するために、復号およびデインターリーブされる。そして、データおよび制御信号が、UE650のコントローラ/プロセッサ660に提供される。
コントローラ/プロセッサ660は、L2レイヤを実現する。コントローラ/プロセッサ660は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ662に関連付けられることができる。メモリ662は、コンピュータ読取可能な媒体と称され得る。上りリンクにおいて、コントローラ/プロセッサ660は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間でのデマルチプレクシング、パケットのリアセンブリ、暗号解読、ヘッダの圧縮解除、制御信号処理を提供して、コアネットワークからの上位レイヤパケットを回復する。ついで、上位レイヤパケットは、データシンク658に提供されるが、それは、L2レイヤより上位のすべてのプロトコルレイヤを表す。さまざまな制御信号もまた、L3処理のために、データシンク658に提供されることができる。コントローラ/プロセッサ660はまた、HARQ演算をサポートするために、肯定応答(ACK)および/または否定応答(NACK)プロトコルを使用した誤り検出を担当する。
上りリンクにおいて、データソース664は上部レイヤパケットをコントローラ/プロセッサ660に提供するために使用される。データソース664は、L2レイヤより上位のすべてのプロトコルレイヤを表す。eノードB610による下りリンク送信に関連して説明された機能と同様に、コントローラ/プロセッサ660は、ヘッダの圧縮、暗号化、パケットのセグメンテーションと並び替え、およびeノードB610による無線リソースの割り当てに基づいた論理チャネルとトランスポートチャネルとの間での多重化を提供することにより、ユーザプレーンおよび制御プレーンのためのL2レイヤを実現する。コントローラ/プロセッサ660はまた、HARQ演算、損失パケットの再送、eノードB610へのシグナリングを担当する。
eノードB610によって送信された基準信号またはフィードバックからチャネル推定器672によって導出されたチャネル推定値は、適切な符号化および変調スキームを選択し、空間処理を容易にするために、送信プロセッサ670によって使用されることができる。送信プロセッサ670によって生成された空間ストリームは、別個の送信機654TXを介して異なるアンテナ652に提供される。送信機654TXの各々は、送信のためにそれぞれの空間ストリームを用いてRFキャリアを変調する。
上りリンク送信は、UE650での受信機機能と関係して説明されたものと類似の方式でeノードB610で処理される。各受信機618RXは、そのそれぞれのアンテナ620によって、信号を受信する。各受信機618RXは、RFキャリア上に変調された情報を回復し、受信プロセッサ640にその情報を提供する。eノードBの受信プロセッサ640は、L1レイヤを実現することができる。
コントローラ/プロセッサ630は、L2レイヤを実現する。コントローラ/プロセッサ630は、プログラムコードおよびデータを記憶するメモリ632に関連付けられることができる。メモリ632は、コンピュータ読取可能な媒体と称され得る。上りリンクにおいて、コントローラ/プロセッサ630は、トランスポートチャネルと論理チャネルとの間でのデマルチプレクシング、パケットのリアセンブリ、暗号解読、ヘッダの圧縮解除、制御信号処理を提供して、UE650からの上位レイヤパケットを回復する。コントローラ/プロセッサ630からの上位レイヤパケットは、コアネットワークに提供されることができる。コントローラ/プロセッサ630はまた、HARQ演算をサポートするために、ACKおよび/またはNACKプロトコルを使用して誤り検出を担当する。
コントローラ/プロセッサ630およびコントローラ/プロセッサ660は、それぞれ、eノードB610およびUE650における動作を指示し得る。コントローラ/プロセッサ630および/またはeノードB610における他のプロセッサおよびモジュールは、本明細書において説明される技法のためのさまざまな処理の実行を遂行または指示し得る。コントローラ/プロセッサ660および/またはUE650における他のプロセッサおよびモジュールはまた、方法のフローチャート図8および10を用いて示した機能ブロック、および/または本明細書において説明される技法のための他の処理の実行を遂行または指示し得る。メモリ632および662は、それぞれ、eノードB610およびUE650のためのデータおよびプログラムコードを記憶し得る。
拡張されたセル間干渉協調(eICIC)は、ユーザ機器(UE)とサービス提供発展型ノードB(eノードB)との間の制御およびデータ送信を可能にするためのいくつかのリソースを産出するために、基地局が互いに通信し合う処理である。ネットワークがeICICをサポートする場合、eノードBは、干渉するセル(interfering cell)がそのリソースのいくつかを放棄することによって干渉を低減させるおよび/または除去するために、リソースを協調するために互いに交渉し合う。つまり、UEが、干渉するセルにより産出されるリソースを使用することによって、過酷な干渉を有する場合でも、サービス提供セルにアクセスすることができる。
eICICをサポートするUEのために、無線リンク失敗(RLF)条件を分析するための存在する基準は、協調セルの条件に満足に対処し得ない。例えば、UEは、過酷な干渉を有する領域に位置することができる。しかしながら、干渉は、そのリソースの一部を放棄する干渉するセルによって基地局間で協調される。このシナリオにおいて、PDCCHの信号対雑音比(SNR)のUE測定値(例えば、復号されたエラー率に基づいた)は、リソースが干渉するセルによって産出されたかに依存して、著しく異なり得る。UEが、干渉するセルによって産出されないリソースのためのPDCCHの信号対雑音比を測定する場合、UEは、高干渉によって、無線リンク失敗(RLF:radio link failure)を誤って宣言し得る。つまり、UEは、干渉するセルによって産出されるリソースを使用するサービス提供セルにアクセスすることができるが、RLFがUEによって誤って宣言されたので、UEは、サービス提供セルにアクセスすることに失敗する。
図7は、本開示の態様に係る、スペクトル共有を示す図700である。ここに説明されるように、スペクトル共有は、例えば、スペクトルの権利(spectrum rights)の個々の権限付与モデル(authorization model)に基づいたコグニティブ無線技術(cognitive wireless technologies)にしたがって、スペクトルの共有された使用を許可する、権限付与された共有アクセス(ASA:authorized shared access)に言及し得る。共有スペクトルは、ライセンスを受けたスペクトル(licensed spectrum)およびライセンスを受けていないスペクトル(unlicensed spectrum)を含み得る。使用されていないTVチャネルを含み得るライセンスを受けていないスペクトルは、一般的に、「ホワイトスペース」と呼ばれる。
ASAは、公平なスペクトル共有(fair spectrum sharing)を意図する。例えば、別のオペレータのユーザが提示されていない場合、UEは、全帯域幅(B)にわたるサービスを受信する。公平なスペクトル共有が、両方のオペレータのユーザが存在するエリアで、実行される(例えば、各オペレータのためにB/2およびB/2)。ASAはまた、例えば、図7に示されるように、ユーザが別のオペレータのeノードBにより近い場合でも、1つのオペレータの顧客が対応するeノードBからサービスを受信することを許可する。
図7は、異なるオペレータ間の同一の地理的エリア、隣接するエリア、または部分的に重なるエリア内のスペクトルの一部の共有を図示する。典型的に、第1のオペレータ(「オペレータA」)のUE750−Aは、オペレータAのeノードB710−Aへの接続770−Aを含む。同様に、第2のオペレータ(「オペレータB」)のUE750−Bは、オペレータBのeノードB710−Bへの接続770−Bを含む。残念なことに、図7のスペクトル共有シナリオにおいて、UE750−AおよびUE750−Bは、各々別のオペレータであるeノードB710−A/710−Bにより近いが、より遠い、それ自体のオペレータであるeノードB710−A/710−Bからサービスを受信する。
図7に示されるように、オペレータAのUE750−Aは、UE750−AがeノードB710−AよりもeノードB710−Bに近いので、オペレータBのノードB710−Bから干渉774を受信する。同様に、オペレータBのUE750−Bは、UE750−BがeノードB710−Bよりも、eノードB710−Aに近いので、オペレータAのeノードB710−Aから干渉772を受信する。拡張されたセル間干渉協調(eICIC)は、図7に示されるシナリオ内でスペクトル共有を達成するための一般的な枠組みを提供する。
eICIC技法は、特定のエリアにおけるオペレータ間の(時間領域における)帯域幅の適切な一部に達するためのバックホールメッセージの交換を含み得る。加えて、UE750−A/750−Bにおける干渉除去は、UE750−A/750−Bが、サービスを許可されていないeノードB710−A/710−Bにより近い場合でも、動作を許可し得る。残念なことに、eICIC技法は、同一の帯域における、異なるオペレータまたは異なる無線アクセス技術(RATs)間のスペクトル共有を完全にイネーブルし得ない。RATは、無線ローカルエリアネットワーク(WLAN(登録商標))、Bluetooth(登録商標)ネットワーク、または他の同様の無線技術を含むが、それらに限られない。例えば、オペレータAのUE750−Aは、オペレータBのeノードB710−Bからの信号を除去することを所望し得る。さらに、別のオペレータのeノードBからの信号を除去することは、十分なパフォーマンスを提供し得ない。
本開示の一態様によると、eノードB710−A/710−Bは、対応する信号が除去されるであろう物理セル識別子(PCIs)のリストをシグナリングし得る。例えば、eノードB710−Aは、オペレータBのeノードB710−Bに対応するPCIを含むリストをシグナリングし得る。それに応じて、UE750−Aは、異なるオペレータに属するものとしてeノードB710−Bを識別することができ、eノードB710−Bからの信号を除去することができる。同様に、eノードB710−Bは、オペレータAのeノードB710−Aに対応する物理セル識別子(PCI)を含むリストをシグナリングし得る。それに応じて、UE750−Bは、eノードB710−Aを異なるオペレータに属するものとして識別することができ、eノードB710−Aからの信号を除去する。
1つの構成において、物理セル識別子(PCIs)のリストは、ブラックリストを使用して提供され得る。存在する規格の一部であるブラックリストは、セル除去機能に関連しない。ブラックリストは一般的に、UEがセルからのサービスを得ようとすること、またはUEがブラックリストに示されるセルのための測定を報告することを防止する。本開示によると、規格のブラックリスト(standard blacklist)は、信号除去のためのPCIのリストを提供するために改訂されおよび/または適用され得る。代わりに、除去リストが、おそらく規格のブラックリストに基づいて、生成され得る。この構成において、UEは、除去リストからの物理セル識別子が、基地局のオペレータがUEのオペレータと異なることを示す場合、基地局からの信号を除去する。
図8は、開示の一態様に係る、改善されたスペクトル共有を提供するためのセル除去のための方法800を示す。ブロック810において、UEは、セルからの干渉を検出する。本開示の一態様において、セルの干渉する基地局が、拡張された干渉協調および除去(eICIC:enhanced interference coordination and cancellation)をサポートするネットワークに存在する。ブロック812において、UEは、セルに対応する物理セル識別子が受信された除去リストに示される場合、セルからの信号を除去する。本開示の一態様において、物理セル識別子に対応するセルのオペレータは、UEのオペレータと異なる。本開示のこの態様において、上述した様に、除去リストはブラックリストであり得る。
図9は、セル除去システム914を用いる装置900のためのハードウェア実現の例を示す図である。セル除去システム914は、バス924によって一般的に表される、バスアーキテクチャを用いて実現されることができる。バス924は、セル除去システム914の特定の用途と全体的な設計の制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含むことができる。バス924は、プロセッサ922、検出モジュール902、除去モジュール904、およびコンピュータ読取可能な媒体926によって表された、1つ以上のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含むさまざまな回路をともにリンクさせる。バス924はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路といったさまざまな他の回路をリンクさせることもできるが、これらは、当該技術でよく知られているので、これ以上説明しない。
装置は、トランシーバ930に結合されたセル除去システム914を含む。トランシーバ930は、1つ以上のアンテナ920に結合される。トランシーバ930は、伝送媒体を介してさまざまな他の装置と通信することを可能にする。セル除去システム914は、コンピュータ読取可能な媒体926に結合されたプロセッサ922を含む。プロセッサ922は、コンピュータ読取可能な媒体926に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。このソフトウェアは、プロセッサ922によって実行されると、セル除去システム914に、任意の特定の装置に関して説明されるさまざまな機能を実行させる。コンピュータ読取可能な媒体926はまた、ソフトウェアを実行する場合にプロセッサ922によって操作されるデータを記憶するために使用されることもできる。
セル除去システム914は、セルからの干渉を検出するための検出モジュール902を含む。セル除去システム914はまた、セルに対応する物理セル識別子が除去リストにおいて示される場合にセルからの信号を除去するための、除去モジュール904を含む。モジュールは、プロセッサ922において実行中の、コンピュータ読取可能な媒体926に存在し/記憶されたソフトウェアモジュール、プロセッサ922に結合された1つ以上のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組み合わせであることができる。セル除去システム914は、UE650のコンポーネントであることができ、メモリ662および/またはコントローラ/プロセッサ660を含むことができる。
1つの構成では、UE650は、セルからの干渉を検出する手段を含む無線通信のために構成される。一態様において、検出する手段は、検出する手段によって記載された機能を実行するように構成された、コントローラ/プロセッサ660、およびメモリ662、受信プロセッサ656、アンテナ652、および/または受信機654RXであることができる。UE650はまた、セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、セルからの信号を除去する手段を含むように構成される。一態様において、除去する手段は、除去する手段によって記載された機能を実行するように構成された、コントローラ/プロセッサ660、および/またはメモリ662であることができる。別の態様において、上述された手段は、上述された手段によって記載された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置であり得る。
本開示のさらなる態様において、改善されたスペクトル共有を提供するための、適応可能な無線リンク失敗(RLF)トリガが説明される。1つの構成において、RLFトリガは、干渉が別のオペレータから検出される場合、速められる。特に、十分な信号条件を検出するRLFタイマおよび/またはしきい値は、干渉が、別のオペレータのeノードBからであるか、または同一の帯域における無線アクセス技術(RAT)からであるかに依存し得る。本開示の一態様において、RLFタイマの値は、干渉物(たとえば、干渉のソースのPCI)のセル識別子にしたがって、選択されることができる。本開示のさらなる態様において、十分な信号条件を検出するためのしきい値は、無線リンク失敗(RLF)の検出および/または宣言を速めるために増加されることができる。
1つの構成において、RLFトリガ(例えば、タイマ)は、干渉が、受信された除去リストにしたがって、別のオペレータのeノードBから検出される場合、速められる。この構成において、無線リンク失敗は、干渉が別のオペレータ(たとえば、別の無線アクセス技術(RAT))のeノードBからである場合、より早く宣言される。本開示のこの態様において、低減されたRLFタイマ、または無線リンク失敗を検出するためのより高いしきい値が可能である。1つの構成において、RLFタイマは、無線リンク失敗がトリガされる前、チャネル状況が低品質のままである持続時間に言及する。この構成において、増加されたしきい値が、受け入れ可能な信号強度条件(acceptable signal strength conditions)を決定するために使用される。受け入れ可能な信号強度条件は、信号対雑音比(SNR:signal to noise ratio)、フレームエラー率、等から決定され得る。この構成において、低減されたRLFタイマまたは増加されたしきい値が、受け入れ可能な信号強度条件の検出を可能にするかどうかにかかわらず、無線リンク失敗の宣言が、速められる。
別のオペレータ(例えば、別のRAT)からのスペクトル共有干渉は、UEが干渉のソースの非常に近くに動いた場合、現在のサービス提供セルにおいて継続されるサービスの低減された機会をもたらし得る。特に、干渉のソースが、異なるオペレータまたは異なる無線アクセス技術である場合、eICICといった干渉除去は、異なるオペレータからのUEからの抑圧(mitigation)が制限されるため、十分でない。反対に、干渉のソースが同一のオペレータからである場合、UEのeノードBは、干渉(例えば、別のセルへのハンドオーバ)を抑圧するために、eノードB干渉ソースとともに動作することができる。干渉の実質的な部分は、同一の地理的エリア内のスペクトル共有中、除去され得るが、干渉除去は、制限され得る。特に、UEが別のオペレータのUEに非常に近い場合、干渉が失敗を引き起こし得る。チャネル状況を決定するためのRLFタイマおよび/またはしきい値を調節することによって、同一の地理的領域内のスペクトル共有が改善される。
図10は、開示の一つの態様にしたがって、改善されたスペクトル共有を提供するための、適応可能な無線リンク失敗(RLF)トリガのための方法1000を示す。ブロック1010において、UEは、セルからの干渉を検出する。本開示の一態様において、セルの干渉する基地局が、拡張された干渉協調および除去(eICIC)をサポートするネットワークに存在する。ブロック1012において、UEは、セルに関連する干渉物(例えば、干渉のソース)のセル識別にしたがって、無線リンク失敗(RLF)トリガを調節する。本開示の一態様において、RLFトリガは、セルのオペレータがユーザ機器のオペレータと異なる場合、低減される。本開示のこの態様において、除去リストは、干渉のセル識別を提供するために、同一の地理的領域内で他のオペレータからのセルの物理セル識別子を含むことができる。1つの構成において、除去リストは、上述したようにブラックリストから適応され得る。この構成において、RLFトリガは、ブラックリストからの物理セル識別子が基地局のオペレータがUEのオペレータと異なることを示す場合、速められる。
図11は、適応可能な無線リンク失敗システム1114を用いる装置1100のためのハードウェア実現の例を示す図である。適応可能な無線リンク失敗システム1114は、バス1124によって一般的に表されたバスアーキテクチャを用いて実現されることができる。バス1124は、適応可能な無線リンク失敗システム1114の特定の用途と全体的な設計の制約に依存して、任意の数の相互接続バスおよびブリッジを含むことができる。バス1124は、プロセッサ1122、検出モジュール1102、調節モジュール1104、およびコンピュータ読取可能な媒体1126によって表された、1つ以上のプロセッサおよび/またはハードウェアモジュールを含むさまざまな回路をともにリンクさせる。バス1124はまた、タイミングソース、周辺機器、電圧レギュレータ、電力管理回路といったさまざまな他の回路をリンクさせることもできるが、これらは、当該技術でよく知られているので、これ以上説明しない。
装置は、トランシーバ1130に結合される適応可能な無線リンク失敗システム1114を含む。トランシーバ1130は、1つ以上のアンテナ1120に結合される。トランシーバ1130は、伝送媒体を介してさまざまな他の装置と通信することを可能にする。適応可能な無線リンク失敗システム1114は、コンピュータ読取可能な媒体1126に結合されたプロセッサ1122を含む。プロセッサ1122は、コンピュータ読取可能な媒体1126に記憶されたソフトウェアの実行を含む、一般的な処理を担う。このソフトウェアは、プロセッサ1122によって実行されると、適応可能な無線リンク失敗システム1114に、任意の特定の装置に関して説明されるさまざまな機能を実行させる。コンピュータ読取可能な媒体1126はまた、ソフトウェアを実行する場合にプロセッサ1122によって操作されるデータを記憶するために使用されることもできる。
適応可能な無線リンク失敗システム1114は、セルからの干渉を検出するための検出モジュール1102を含む。適応可能な無線リンク失敗システム1114はまた、干渉物のセル識別にしたがって、無線リンク失敗トリガを調節するための、調節モジュール1104を含む。モジュールは、プロセッサ1122において実行中の、コンピュータ読取可能な媒体1126に存在し/記憶されたソフトウェアモジュール、プロセッサ1122に結合された1つ以上のハードウェアモジュール、またはそれらの何らかの組み合わせであることができる。適応可能な無線リンク失敗1114は、UE650のコンポーネントであることができ、メモリ662、および/またはコントローラ/プロセッサ660を含むことができる。
1つの構成では、UE650は、セルからの干渉を検出する手段を含む無線通信のために構成される。一態様において、検出する手段は、検出する手段により記載された機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ660、およびメモリ662、受信プロセッサ656、受信機654RX、および/またはアンテナ652であり得る。UE650はまた、干渉物(例えば、干渉のソース)のセル識別にしたがって、無線リンク失敗トリガを調節するための手段を含むように構成される。一態様において、調整する手段は、調整する手段により記載された機能を実行するように構成されたコントローラ/プロセッサ660および/またはメモリ662であることができる。別の態様において、上述された手段は、上述された手段によって記載された機能を実行するように構成されたモジュールまたは任意の装置であり得る。
当業者はさらに、本明細書における開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、または両者の組み合わせとして実現され得る、ということを理解するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアのこの互換性を明確に例示するために、多様な例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、一般にそれらの機能の観点から上記で説明されている。そのような機能がハードウェアとして実現されるかソフトウェアとして実現されるかは、システム全体に課された特定の用途および設計の制約に依存する。当業者は、説明された機能を、各特定の用途ごとに異なる手法で実現することができるが、そのような実現の決定は、本開示の範囲からの逸脱を生じるものとして解釈されるべきではない。
ここでの開示に関連して説明された様々な例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、あるいは他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートあるいはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここに説明された機能を実行するように設計されたそれらのいずれの組み合わせ、で実装または実行されうる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサであることができるが、その代わりに、プロセッサは、任意の従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであることができる。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせ、たとえば、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと結合された1つ以上のマイクロプロセッサ、または任意の他のそのような構成として、実現されることもできる。
本明細書における開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールで、または両者の組み合わせで、具現化されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または当該技術で周知の任意の他の形態の記憶媒体の中に存在することができる。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるように、プロセッサに結合される。代替において、記憶媒体は、プロセッサと一体化されうる。プロセッサおよび記憶媒体は、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内の離散コンポーネントとして存在することができる。
1つ以上の例示的な設計において、説明された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの任意の組み合わせで実現されることができる。ソフトウェアで実現される場合、機能は、コンピュータ読取可能な媒体において、1つ以上の命令またはコードとして、記憶または伝送されることができる。コンピュータ読取可能な媒体は、ある場所から別の場所へのコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む通信媒体とコンピュータ記憶媒体との両方を含む。記憶媒体は、汎用または専用コンピュータによってアクセスされることができる任意の入手可能な媒体であることができる。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、または他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置、または他の磁気記憶デバイス、または、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコード手段を搬送または記憶するために使用されることができ、かつ、汎用または専用コンピュータ、または汎用または専用プロセッサによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備え得る。また、任意の接続は、コンピュータ読取可能な媒体と適切に称される。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL)、または赤外線、電波、およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、または他の遠隔ソースから送信される場合には、この同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、または赤外線、電波、およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれる。本明細書で使用したディスク(disk)およびディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル汎用ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルーレイ(登録商標)ディスクを含むが、一般的に、ディスク(disk)は、データを磁気的に再生する一方で、ディスク(disc)はデータをレーザによって光学的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
本開示の先の説明は、当業者が本開示を行なうまたは使用することを可能にするために提供される。本開示に対するさまざまな変更は、当業者に容易に理解され、本明細書において定義された一般的な原理は、本開示の精神または範囲から逸脱せずに、他の変形例に適用されることができる。したがって、本開示は、本明細書において説明された例および設計に限定されることは意図せず、本明細書に開示された原理および新規な特徴と一致する最も広い範囲が付与されるべきである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
セルからの干渉を検出することと、
前記セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、前記セルからの信号を除去することと、
を含む、無線通信の方法。
[C2]
前記検出することは、ユーザ機器によって、前記セルと関連する基地局からの干渉を検出することを含み、
前記除去することは、前記除去リストからの前記物理セル識別子が、前記基地局のオペレータが前記ユーザ機器のオペレータと異なることを示す場合、前記基地局からの信号を除去することを含む、
C1に記載の方法。
[C3]
前記除去リストとしてブラックリストを受信することをさらに含み、
前記除去することは、基地局に対応する前記物理セル識別子が前記ブラックリストから識別される場合、前記セルと関連する前記基地局からの前記信号を除去することを含む、
C1に記載の方法。
[C4]
前記検出することは、ユーザ機器によって実行され、前記物理セル識別子に対応する前記セルのオペレータは、前記ユーザ機器のオペレータと異なる、C1に記載の方法。
[C5]
ユーザ機器内の無線通信の方法であって、
セルからの干渉を検出することと、
前記セルに関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節することと、
を含む、方法。
[C6]
前記検出することは、前記セルと関連する基地局からの干渉を検出することを含む、C5に記載の方法。
[C7]
前記調節することは、除去リストからの物理セル識別子が、基地局のオペレータが前記ユーザ機器のオペレータと異なることを示す場合、前記無線リンク失敗トリガを速めることを含む、C5に記載の方法。
[C8]
前記除去リストとしてブラックリストを受信することをさらに含む、C7に記載の方法。
[C9]
前記調節することは、前記干渉物が別の無線アクセス技術である場合、前記無線リンク失敗トリガを速めることを含む、C5に記載の方法。
[C10]
除去リストにしたがって、少なくとも1つの物理セル識別子に対応する信号を除去すること、
をさらに含み、前記少なくとも1つの物理セル識別子に対応する前記セルのオペレータは、前記ユーザ機器のオペレータとは異なり、
前記調節することは、前記セルからの干渉があらかじめ定められたレベルよりも大きい場合、前記無線リンク失敗トリガを速めることを含む、
C5に記載の方法。
[C11]
前記干渉物にしたがって、無線リンク失敗タイマのための値を選択することをさらに含む、C5に記載の方法。
[C12]
前記干渉物は、
前記ユーザ機器のオペレータと異なるオペレータに関連する基地局と、
前記ユーザ機器の無線アクセス技術と異なる無線アクセス技術と、
のうちの1つを含む、C5に記載の方法。
[C13]
前記調節することは、信号強度しきい値にしたがって前記無線リンク失敗トリガを速めることを含む、C5に記載の方法。
[C14]無線通信のための装置であって、
メモリと、
前記メモリと結合された少なくとも1つのプロセッサであって、
セルからの干渉を検出し、
前記セルと対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、前記セルからの信号を除去するように構成されるプロセッサと、を含む、装置。
[C15]
前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記除去リストとしてブラックリストを受信するように構成され、
前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記基地局に対応する前記物理セル識別子が前記ブラックリストから識別される場合、前記セルと関連する基地局からの前記信号を除去することによって、前記信号を除去するように構成される、
C14に記載の装置。
[C16]
無線通信のために構成されたコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、
プログラムコードを記録した非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含み、前記非一時的なプログラムコードは、
セルからの干渉を検出するためのプログラムコードと、
前記セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、前記セルからの信号を除去するためのプログラムコードと、
を含む、コンピュータプログラム製品。
[C17]
無線通信のために動作可能な装置であって、前記装置は、
セルからの干渉を検出する手段と、
前記セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、前記セルからの信号を除去するための手段と、
を含む、装置。
[C18]
無線通信のための装置であって、
メモリと、
前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサであって、
セルからの干渉を検出し、
前記セルと関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節するように構成されるプロッサと、を含む、装置。
[C19]
前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、除去リストからの物理セル識別子が、基地局のオペレータが前記ユーザ機器のオペレータと異なることを示す場合、前記無線リンク失敗トリガを速めることによって前記無線リンク失敗トリガを調節するように構成される、C18に記載の装置。
[C20]
無線通信のために構成されたコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、
プログラムコードを記録した非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含み、前記非一時的なプログラムコードは、
セルからの干渉を検出するためのプログラムコードと、
前記セルに関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節するためのプログラムコードと、
を含む、コンピュータプログラム製品。
[C21]
無線通信のために動作可能な装置であって、
セルからの干渉を検出するための手段と、
前記セルに関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節するための手段と、
を含む、装置。

Claims (21)

  1. セルからの干渉を検出することと、
    前記セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、前記セルからの信号を除去することと、
    を含む、無線通信の方法。
  2. 前記検出することは、ユーザ機器によって、前記セルと関連する基地局からの干渉を検出することを含み、
    前記除去することは、前記除去リストからの前記物理セル識別子が、前記基地局のオペレータが前記ユーザ機器のオペレータと異なることを示す場合、前記基地局からの信号を除去することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記除去リストとしてブラックリストを受信することをさらに含み、
    前記除去することは、基地局に対応する前記物理セル識別子が前記ブラックリストから識別される場合、前記セルと関連する前記基地局からの前記信号を除去することを含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記検出することは、ユーザ機器によって実行され、前記物理セル識別子に対応する前記セルのオペレータは、前記ユーザ機器のオペレータと異なる、請求項1に記載の方法。
  5. ユーザ機器内の無線通信の方法であって、
    セルからの干渉を検出することと、
    前記セルに関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節することと、
    を含む、方法。
  6. 前記検出することは、前記セルと関連する基地局からの干渉を検出することを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記調節することは、除去リストからの物理セル識別子が、基地局のオペレータが前記ユーザ機器のオペレータと異なることを示す場合、前記無線リンク失敗トリガを速めることを含む、請求項5に記載の方法。
  8. 前記除去リストとしてブラックリストを受信することをさらに含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記調節することは、前記干渉物が別の無線アクセス技術である場合、前記無線リンク失敗トリガを速めることを含む、請求項5に記載の方法。
  10. 除去リストにしたがって、少なくとも1つの物理セル識別子に対応する信号を除去すること、
    をさらに含み、前記少なくとも1つの物理セル識別子に対応する前記セルのオペレータは、前記ユーザ機器のオペレータとは異なり、
    前記調節することは、前記セルからの干渉があらかじめ定められたレベルよりも大きい場合、前記無線リンク失敗トリガを速めることを含む、
    請求項5に記載の方法。
  11. 前記干渉物にしたがって、無線リンク失敗タイマのための値を選択することをさらに含む、請求項5に記載の方法。
  12. 前記干渉物は、
    前記ユーザ機器のオペレータと異なるオペレータに関連する基地局と、
    前記ユーザ機器の無線アクセス技術と異なる無線アクセス技術と、
    のうちの1つを含む、請求項5に記載の方法。
  13. 前記調節することは、信号強度しきい値にしたがって前記無線リンク失敗トリガを速めることを含む、請求項5に記載の方法。
  14. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリと結合された少なくとも1つのプロセッサであって、
    セルからの干渉を検出し、
    前記セルと対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、前記セルからの信号を除去するように構成されるプロセッサと、を含む、装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記除去リストとしてブラックリストを受信するように構成され、
    前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、前記基地局に対応する前記物理セル識別子が前記ブラックリストから識別される場合、前記セルと関連する基地局からの前記信号を除去することによって、前記信号を除去するように構成される、
    請求項14に記載の装置。
  16. 無線通信のために構成されたコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、
    プログラムコードを記録した非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含み、前記非一時的なプログラムコードは、
    セルからの干渉を検出するためのプログラムコードと、
    前記セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、前記セルからの信号を除去するためのプログラムコードと、
    を含む、コンピュータプログラム製品。
  17. 無線通信のために動作可能な装置であって、前記装置は、
    セルからの干渉を検出する手段と、
    前記セルに対応する物理セル識別子が除去リストに示される場合、前記セルからの信号を除去するための手段と、
    を含む、装置。
  18. 無線通信のための装置であって、
    メモリと、
    前記メモリに結合された少なくとも1つのプロセッサであって、
    セルからの干渉を検出し、
    前記セルと関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節するように構成されるプロッサと、を含む、装置。
  19. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、除去リストからの物理セル識別子が、基地局のオペレータが前記ユーザ機器のオペレータと異なることを示す場合、前記無線リンク失敗トリガを速めることによって前記無線リンク失敗トリガを調節するように構成される、請求項18に記載の装置。
  20. 無線通信のために構成されたコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、
    プログラムコードを記録した非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を含み、前記非一時的なプログラムコードは、
    セルからの干渉を検出するためのプログラムコードと、
    前記セルに関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節するためのプログラムコードと、
    を含む、コンピュータプログラム製品。
  21. 無線通信のために動作可能な装置であって、
    セルからの干渉を検出するための手段と、
    前記セルに関連する干渉物のセル識別にしたがって無線リンク失敗トリガを調節するための手段と、
    を含む、装置。
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