JP2016123019A - 受信装置、放送システム、受信方法及び受信プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本実施形態に係る放送システム1の構成を示すブロック図である。放送システム1は、送信装置11と、サーバー装置21と、受信装置41とを含んで構成される。送信装置11及びサーバー装置21は、放送事業者が管理する放送設備を構成する。受信装置41は、受信処理設備31を介して送信装置11から放送された放送番組を受信する。受信装置41は、受信した放送番組の映像を表示し、当該放送番組の音声を再生する。受信装置41は、各家庭や事業所等に設置されるテレビジョン受像装置である。
なお、放送伝送路12の一部には、通信回線、例えば、送信装置11から電波を送信するための送信設備までの通信回線が含まれてもよい。以下の説明では、放送伝送路12を介して各種のデータを送信(または、受信)することを、「放送で送信(または、受信もしくはダウンロード)する」と呼ぶことがある。
また、受信装置41の前段にブースターや分配器、テレビコンセントが配置されていた場合、それらの特性として、IF信号を伝送できない周波数帯域がある(例えば、所定の周波数よりも高い周波数帯域)。受信装置41は、右旋円偏波成分が受信でき、かつ、左旋円偏波成分としてその周波数帯域でのソフトウェアダウンロードが実施されると判定することがある。このとき、受信装置41は、告知情報が示すソフトウェアを受信できないことを通知し、ソフトウェアの受信経路を通信と判定してもよい。
次に、本実施形態に係る送信装置11の構成について説明する。
図2は、本実施形態に係る送信装置11の構成を示すブロック図である。送信装置11は、配信データ取得部111、番組データ取得部112、告知情報取得部113、制御情報取得部114、多重化部115、暗号化部116−1、116−2及び変調部117−1、117−2を含んで構成される。送信装置11には、アンテナ118−1、118−2が接続されている。
多重化部115は、配信データ取得部111から入力された配信データを所定の形式の第2多重化データに変換する。多重化部115は、生成した第1多重化データを暗号化部116−1に出力し、変換した第2多重化データを暗号化部116−2に出力する。
暗号化部116−2は、多重化部115から入力された第2多重化データを所定の暗号化方式を用いて暗号化する。暗号化部116−2は、暗号化した第2多重化データを変調部117−2に出力する。
変調部117−2は、暗号化部116−2から入力された第2多重化データを所定の搬送周波数でアップコンバートして第2上り伝送チャネルの送信信号を生成する。変調部117−2は、生成した送信信号をアンテナ118−2に出力する。
次に、各種の情報の配信に係るネットワーク情報の例について説明する。
図3は、ネットワーク情報の例を示す図である。図3に示す例では、ネットワーク情報はTLV用ネットワーク情報テーブルで表される。TLV用ネットワーク情報テーブルは、TLVストリーム識別(tlv_stream_id)のそれぞれについて記述子領域(descriptor())を含むことができる。ここで、第1上り伝送チャネル及び第2上り伝送チャネルは、TLVストリーム識別により識別される。第1上り伝送チャネル、第2上り伝送チャネルは、それぞれ第1下り伝送チャネル、第2下り伝送チャネルに対応しているため、受信装置41は、TLVストリーム識別により第1下り伝送チャネルと第2下り伝送チャネルを識別することができる。 記述子領域(descriptor())には、衛星分配システム記述子(Satellite_Delivery_System_Descriptor())が記述される。
次に、衛星分配システム記述子のデータ構造について説明する。
図4は、衛星分配システム記述子の例を示す図である。図4に示す例では、衛星分配システム記述子は、周波数(frequency)及び偏波(polarisation)を含む。周波数(frequency)には、それぞれの下り伝送チャネルの中心周波数が記述される。偏波(polarisation)には、偏波特性を示す値が記述される。例えば、「10」、「11」は、それぞれ左旋円偏波、右旋円偏波を示す値である。
次に、ソフトウェアの送信に用いられるDAMの例について説明する。
図5は、DAMの例を示す図である。DAMは、記述子領域(descriptor())を有し、当該領域にはコンパティビリティ記述子(CompatibilityDescriptor())が含まれる。
次に、コンパティビリティ記述子のデータ構造について説明する。コンパティビリティ記述子(compatibilityDescriptor())には、DAMやMH−SDTTのテーブル識別(table_id)やグループ領域(group)では表しきれない詳細な情報が記述される。
図6は、コンパティビリティ記述子の例を示す図である。図6に示す例では、コンパティビリティ記述子は、モデル(model)及びバージョン(version)を含む。モデル(model)の上位8ビット、下位8ビットに、それぞれソフトウェアの製作者を示すメーカ識別(maker_id)、対象モデル(機種)を示すモデル識別(model_id)が記述される。バージョン(version)には、ソフトウェアのバージョンを示すバージョン識別(version_id)が記述される。
次に、告知情報取得部113が生成する告知情報を表すMH−SDTTのデータ構造について説明する。図7は、MH−SDTTの例を示す図である。図7に示す例では、MH−SDTTは、テーブル識別拡張(table_id_extention)、ターゲットバージョン(target_version)、新バージョン(new_version)、ダウンロードレベル(download_level)、バージョン指示(version_indicator)バージョン番号(version_number)、開始時刻(start_time)、配信継続時間(duration)及び記述子領域(descriptors())を含む。
ターゲットバージョン(target_version)には、アップデート対象となるソフトウェアのバージョン識別が記述される。新バージョン(new_version)には、送信装置11が送信するソフトウェアのバージョン識別が記述される。
ダウンロードレベル(download_level)には、ダウンロードの態様を示す値が格納される。例えば、‘01’は強制ダウンロードを示し、‘00’は、任意ダウンロードを示す。
バージョン指示(version_indicator)は、アップデート対象のバージョンの範囲を示す。‘00’は、全バージョンを示し、‘03’は、指定されたバージョンのみを示す。
配信継続時間(duration)は、送信装置11がソフトウェアの送信を継続する時間を示す。1個のMH−SDTTにおいて、開始時刻(start_time)及び配信継続時間(duration)が、複数通り設定可能である。
記述子領域(descriptors())には、MPUダウンロードコンテンツ記述子とMH−ネットワークダウンロードコンテンツ記述子が記述される。
次に、MPUダウンロードコンテンツ記述子のデータ構造について説明する。
図8は、MPUダウンロードコンテンツ記述子の例を示す図である。MPUダウンロードコンテンツ記述子は、コンパティビリティフラグ(compatibility_flag)、コンパティビリティ記述子(compatibilityDescriptor())、アイテム数(num_of_items)、アイテム識別(item_id)、アイテムサイズ(item_size)及びプライベートデータ領域(private_data_byte)を含む。
コンパティビリティ記述子(compatibilityDescriptor())には、上述したコンパティビリティ記述子(図6)と同一の内容が含まれる。ここに、メーカ識別(maker_id)、モデル識別(model_id)、及びバージョン識別(version_id)が記述される。なお、アイテムとは、ダウンロードにおいて伝送されるデータ、本実施形態ではソフトウェアを意味する。
次に、MH−ネットワークダウンロードコンテンツ記述子のデータ構造について説明する。図9は、MH−ネットワークダウンロードコンテンツ記述子の例を示す図である。MH−ネットワークダウンロードコンテンツ記述子は、コンパティビリティフラグ(compatibility_flag)、コンパティビリティ記述子(compatibilityDescriptor())、セッションプロトコル番号(session_protocol_number)、再接続回数(retry)、アドレス種別(address_type)、アドレス種別(address_type)、及びポート番号(port_number)を含む。
コンパティビリティフラグ(compatibility_flag)には、図8に示す例と同様に、コンパティビリティ記述子(compatibilityDescriptor())があることを示す値(1)が設定されている。コンパティビリティ記述子(compatibilityDescriptor())には、上述したコンパティビリティ記述子(図6)と同一の内容が含まれる。
次に、サーバー装置21の構成について説明する。図10は、本実施形態に係るサーバー装置21の構成を示すブロック図である。サーバー装置21は、制御部210、通信部213及び記憶部214を含んで構成される。制御部210は、記憶部214に記憶されている制御プログラムを実行することにより、配信データ取得部211及び配信データ配信部212の機能を実現する。制御部210は、例えば、CPUである。
記憶部214は、各種のデータを記憶する。記憶部214は、記憶媒体、例えば、HDD(Hard−disk Drive)、フラッシュメモリ、ROM(Read−only Memory)、RAM(Random Access Memory)又はそれらの任意の組み合わせを含んで構成される。
次に、受信装置41の構成について説明する。図11は、本実施形態に係る受信装置41の構成を示すブロック図である。受信装置41は、チューナー411(検出部)、復号部412、分離部413、音声復号部414、再生部415、映像復号部416、画面合成部417、表示部418、通信部421、制御部431及び記憶部441を含んで構成される。
チューナー411は、当該IF周波数帯域の成分を当該中心周波数でベースバンド信号である第1多重化データに復調し、復調した第1多重化データを復号部412に出力する。また、チューナー411は、当該IF周波数帯域の成分のレベルを示す受信レベル情報を制御部431に出力する。
分離部413は、復号部412から入力された第1多重化データから番組データ、告知情報及び制御情報に分離する。分離部413は、告知情報及び制御情報を制御部431に出力する。また、分離部413は、番組データから音声データと映像データを抽出する。分離部413は、抽出した音声データを音声復号部414に出力し、映像データを映像復号部416に出力する。分離部413は、復号部412から入力された第2多重化データから配信データを抽出し、抽出した配信データを制御部431に出力する。
再生部415は、音声復号部414から入力された音声データに基づく音声を再生する。再生部415は、例えば、スピーカを含んで構成される。
表示部418は、画面合成部417から入力された表示データが示す合成映像を再生する。表示部418は、例えば、ディスプレイを含んで構成される。
制御部431は、受信装置41の種々の動作を制御する。例えば、制御部431は、分離部413から入力された告知情報を解析し、左旋円偏波成分で受信される自装置の動作に係るソフトウェアと当該ソフトウェアの配信条件を特定する。また、制御部431は、チューナー411から入力された受信レベル情報に基づいて左旋円偏波成分と右旋円偏波成分のうち所定の偏波成分の受信状態を判定する。制御部431は、右旋円偏波成分を受信でき、かつ、左旋円偏波成分を受信できないと判定するとき、第1通知情報を示す第1画面データを画面合成部417に出力する。第1通知情報は、左旋円偏波の受信設備の未接続によるソフトウェアの受信不能を示す情報である。制御部431は、右旋円偏波成分と左旋円偏波成分を受信できないと判定するとき、第2通知情報を示す第2画面データを画面合成部417に出力する。第2通知情報は、受信障害によるソフトウェアの受信不能を示す情報である。制御部431の機能構成については後述する。
次に、本実施形態に係る制御部431の構成について説明する。図12は、本実施形態に係る制御部431の構成を示すブロック図である。制御部431は、制御情報解析部432、告知情報解析部433、受信状態判定部434、通知部435、受信経路判定部436及びソフトウェア取得部437を含んで構成される。
なお、告知情報に受信対象のソフトウェアの起動を指示する記述子が含まれている場合には、制御部431は、取得したソフトウェアを起動し、その機能を実行してもよい。
次に、受信装置41の動作について説明する。図15は、本実施形態に係る受信装置41の動作を示すフローチャートである。
(ステップS101)分離部413は、チューナー411で検出された右旋円偏波成分を復調して得られる第1多重化データから告知情報(MH−SDTT)を取得する。その後、ステップS102に進む。
(ステップS102)告知情報解析部443は、告知情報(MH−SDTT)を解析してソフトウェアの取得条件として、取得対象のソフトウェア、配信時間を特定する。その後、ステップS103に進む。
(ステップS104)受信状態判定部434は、右旋円偏波成分の受信状態を判定する。受信可能と判定された場合(ステップS104 YES)、ステップS105に進む。受信不能と判定された場合(ステップS104 NO)、ステップS106に進む。
(ステップS106)通知部435は、記憶部441から読み取った第2画面データを画面合成部417に出力する。通知部435は、この出力により受信障害(例えば、降雨減衰)によるソフトウェアの受信不能を表示部418に表示させる。その後、図15に示す処理を終了する。
(ステップS107)ソフトウェア取得部437は、左旋円偏波成分で搬送された配信データが示すソフトウェアを取得し、取得した配信データを記憶部441に記憶する。その後、図15に示す処理を終了する。
この構成により、ユーザーに所定の偏波成分で搬送されたソフトウェアの受信状態を通知することができる。そのため、ユーザーは当該ソフトウェアを搬送する所定の偏波成分を受信するための措置、例えば、当該偏波成分の受信設備の設置、検査、等が促される。
この構成により、受信した告知情報が示す配信条件で配信される当該ソフトウェアが受信できない事由として、第2の偏波成分を受信可能な受信設備を有していないことを特定し、他の事由、例えば、降雨減衰等による受信障害と区別することができる。また、当該告知情報が大多数の受信設備で受信可能な第1の偏波成分で配信されることにより、当該ソフトウェアの更新ならびにその配信条件が通知される。
本発明の第2の実施形態について、図面を参照しながら説明する。上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る受信装置41において、受信状態判定部434は、判定した受信状態を示す受信状態情報を記憶部441に記憶する。記憶部441には、各偏波成分の受信状態の履歴が形成される。受信状態判定部434は、記憶部441から過去に記憶された受信状態情報を読み取り、読み取った受信状態情報に基づいて第2周波数情報に対応するIF周波数帯域の成分(左旋円偏波成分)の受信に成功した履歴の有無を判定する。当該受信状態情報がないことは、左旋円偏波成分を受信できたことがないことを示す。受信状態判定部434は、左旋円偏波成分の受信に成功した履歴がない場合、その時点において左旋円偏波成分を受信できるか否かを判定せずに、右旋円偏波成分を受信できるか否かを判定する。受信状態判定部434は、左旋円偏波成分を受信に成功した履歴がある場合、上述した手法を用いて左旋円偏波成分、右旋円偏波成分それぞれについて受信できるか否かを判定する。
左旋円偏波成分の受信に成功した履歴がなく、かつ、右旋円偏波成分を受信できない判定された場合、通知部435は、通知部435は、上述した第2画面データを読み取り、読み取った第2画面データを画面合成部417に出力する。よって、受信障害によるソフトウェアの受信不能を示す第2通知情報が表示部418に表示される。
次に、受信装置41の動作について説明する。図16は、本実施形態に係る受信装置41の動作を示すフローチャートである。図16に示す処理は、ステップS101〜S107とステップS113を有する。ステップS101〜S107に示す処理については、上述した説明を援用する。但し、ステップS102の処理が終了した後、ステップS113に進む。
ステップS103において、受信状態判定部434は、左旋円偏波成分の受信状態を示す受信状態情報を記憶部441に記憶する。ステップS104において、受信状態判定部434は、右旋円偏波成分の受信状態を示す受信状態情報を記憶部441に記憶する。
なお、図16に示す処理は、図15に示す処理が所定回数以上もしくは所定期間以上実行された後に実行されてもよい。また、例えば、受信処理設備31を更新もしくは検査した後に、ユーザーの操作による操作信号の入力に応じて受信状態判定部434は、記憶部441に記憶した受信状態情報を消去(リセット)してもよい。
第2の偏波成分の受信に成功した履歴がない場合には、当該偏波成分を受信するための受信設備に接続されていないことが推定されるため、この構成により、逐次に第2の偏波成分の受信の可否を判定する処理を省略することができる。
本発明の第3の実施形態について、図面を参照しながら説明する。上述した実施形態と同一の構成については、同一の符号を付して説明を援用する。
本実施形態に係る受信装置41において受信経路判定部436は、受信状態判定部434から入力された受信状態情報が、左旋円偏波成分を受信できないことを示す場合、受信経路を通信と判定する。その場合には、ソフトウェア取得部437は、通信、即ちネットワーク経由でソフトウェアを取得する。
次に、受信装置41の動作について説明する。図17は、本実施形態に係る受信装置41の動作を示すフローチャートである。図17に示す処理は、ステップS101〜S107とステップS128を有する。ステップS101〜S107に示す処理は、上述した説明を援用する。但し、ステップS105、S106に示す処理の終了後、ステップS128に進む。
なお、図17に示す処理は、図15に示す処理の後に、ステップS128の処理を有する場合を例にするが、これには限られない。図16に示す処理の後に、ステップS128の処理が実行されてもよい。
この構成により、ソフトウェア取得部437は、通信により当該ソフトウェアを取得するので、受信装置41において確実に当該ソフトウェアを更新することができる。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれるものである。
受信装置41の再生部415と表示部418のいずれか又は両者は、受信装置41のその他の部分と別体であってもよい。また、通知情報は、再生部415から音声で通知されてもよい。
(1)受信した放送波に含まれる複数の偏波成分を検出する検出部と、前記複数の偏波成分のうち自装置の動作に係るソフトウェアを搬送する所定の偏波成分の受信状態を判定する受信状態判定部と、前記所定の偏波成分の受信状態に関する通知情報を出力する通知部と、を備える受信装置。
Claims (8)
- 受信した放送波に含まれる複数の偏波成分を検出する検出部と、
前記複数の偏波成分のうち自装置の動作に係るソフトウェアを搬送する所定の偏波成分の受信状態を判定する受信状態判定部と、
前記所定の偏波成分の受信状態に関する通知情報を出力する通知部と、
を備える受信装置。 - 前記複数の偏波成分のうち前記所定の偏波成分とは異なる第1の偏波成分で搬送される告知情報であって、前記ソフトウェアの配信条件を示す告知情報を解析する告知情報解析部をさらに備え、
前記第1の偏波成分が受信でき、前記所定の偏波成分である第2の偏波成分が受信できないと判定されたとき、前記通知部は、前記通知情報として前記ソフトウェアを受信できないことを通知する
請求項1に記載の受信装置。 - 前記第2の偏波成分が受信できないと判定されたとき、前記ソフトウェアの受信経路を通信と判定する受信経路判定部、
を備える
請求項2に記載の受信装置。 - 前記第1の偏波成分は右旋円偏波成分であり、前記第2の偏波成分は左旋円偏波成分である
請求項2または請求項3に記載の受信装置。 - 前記受信状態判定部が前記第2の偏波成分の受信に成功した履歴がなく、前記第1の偏波成分を受信できると判定する場合、前記通知部は前記通知情報を出力する
請求項2から請求項4のいずれか一項に記載の受信装置。 - 送信装置と受信装置とを備える放送システムであって、
前記送信装置は、
複数種類のデータの一部である前記受信装置の動作に係るソフトウェアと他の一部をそれぞれ搬送する偏波成分であって、互いに偏波特性が異なる偏波成分を含む放送波を送信し、
前記受信装置は、
受信した放送波に含まれる複数の偏波成分を検出する検出部と、
前記検出部が検出した偏波成分のうち前記データの一部を搬送する所定の偏波成分の受信状態を判定する受信状態判定部と、
前記所定の偏波成分の受信状態に関する通知情報を出力する通知部と、
を備える放送システム。 - 受信装置における受信方法であって、
受信した放送波に含まれる複数の偏波成分を検出する検出過程と、
前記複数の偏波成分のうち自装置の動作に係るソフトウェアを搬送する所定の偏波成分の受信状態を判定する受信状態判定過程と、
前記所定の偏波成分の受信状態に関する通知情報を出力する通知過程と、
を有する受信方法。 - 受信装置のコンピュータに、
受信した放送波に含まれる複数の偏波成分を検出する検出手順、
前記複数の偏波成分のうち自装置の動作に係るソフトウェアを搬送する所定の偏波成分の受信状態を判定する受信状態判定手順、
前記所定の偏波成分の受信状態に関する通知情報を出力する通知手順、
を実行させるための受信プログラム。
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