JP2016119285A - イオン及びオゾン風発生装置及びその製造方法 - Google Patents

イオン及びオゾン風発生装置及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】高効率又は低コストなイオン及びオゾン風の発生装置を提供する。
【解決手段】例えば、第1の金属層M1を、第1の空洞パターンで形成し、第2の金属層M2を、第1の空洞パターンと異なる第2の空洞パターンで形成し、第1の空洞パターンで形成された第1の金属層と、第2の空洞パターンで形成された第2の金属層とを、積層し、電極E1を、第1及び第2の空洞パターンの中心軸に配置する。
【選択図】図14

Description

本発明は、イオン及びオゾン風を発生する装置及びその製造方法に関する。
イオン・オゾン風を発生させる装置として、例えば特許文献1に開示された構成(図2)がある。特許文献1に開示されている対向電極は、平面状(平板状)且つ環状又は渦状を成す電導部材に貫通孔が設けられ、針状電極10との間に電位差(12)を発生させ、コロナ放電によりイオン、オゾンおよびイオン風を発生させる構造になっている。対向電極として主電極対(11A)と、その同一平面上の外周に副電極対(11B)を設け、針状電極(10)と副電極対までの距離(L2)を、針状電極と主電極対までの距離(L1)より長くする構造により、主電極対にて発生する強く少量のイオン風(第1のイオン風)と、副電極対にて発生する第1のイオン風に比較して弱く大量のイオン風(第2のイオン風)とを組み合わせて、イオン風を針状電極から対向電極に向けて発生させる。つまり、対向電極は、一枚の平板で実現される平面構造である。
次に、特許文献2に開示された構造(図1)では、ターゲット電極が立体構造を構成する点で、特許文献1と異なる。ターゲット電極21A,21Bを挟んでコロナ電極20とは反対側に反射電極(不図示)を設ける立体構造を構成し、コロナ電極と反射電極に、ターゲット電極とは逆極性の電位差を与える。イオンは、コロナ電極とターゲット電極間でのコロナ放電により発生される。そのイオンは、コロナ電極からターゲット電極の方向に流れる。反射電極は、ターゲット電極と反射電極に挟まれた空間に平行になるようにイオン風の向きを変えることで、イオン風を拡散する。特許文献2に開示された立体構造は、シートをパンチングして得られた夫々半径が異なる複数リング状の蛇腹を、タブによって互いに接続して得られる。
特許第5461736号 国際公開第WO92/05875号
例えば、装置の小型化を目指すために、単位面積(または単位容量)当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧、及び製造コスト減少の少なくともいずれか一つを、更に高める必要がある。
例えば、特許文献1に開示された構成においては、対向電極が、一枚の平板で実現される平面構造であるので、イオン風量を増加させるには針状電極と主電極対のセット数を同一平面上で増やすか、コロナ放電のための電位差を大きくする必要がある。よって、装置の更なる小型化が難しい。更に、針状電極と主電極対の間の電位差を大きくすると、感電の危険性が増加すると共に、高電圧発生装置が大型化し、装置の更なる小型化が難しい。つまり、実用上の利便性が犠牲になる。このため強いイオン風量が必要な用途には不向きな構造となっている。
例えば、特許文献2に開示された構成においては、立体構造であるので、特許文献1よりも単位容量当たりのイオン風の量を高める可能性があるものの、複数リング状の蛇腹をタブによって互いに接続して得られる複雑な構造故に、製造コストが高い。
本発明のイオン及びオゾンの風を発生する装置は、第1線分及び第1の線分と交差する第2の線分を有する第1の面、第1の面と反対側である第2の面、並びに第2の厚さを有し、第1の電圧が供給される多角形の第1の導電体と、第3線分及び第3の線分と交差する第4の線分を有する第3の面、第3の面と反対側である第4の面、並びに第3の厚さを有し、第2の電圧が供給される多角形の第2の導電体と、第5線分及び第5の線分と交差する第6の線分を有する第5の面、第5の面と反対側である第6の面、並びに第1の厚さを有し、第1及び第2の電圧と異なる第3の電圧が供給される多角形の第3の導電体と、を備え、第1及び第2の導電体は、第1及び第3の面が180度未満である第1の角度で向き合うように配置され、第1及び第3の導電体は、第1及び第5の面が90度未満である第2の角度で向き合うように配置され、第2及び第3の導電体は、第3及び第6の面が90度未満である第3の角度で向き合うように配置され、第1及び第3の導電体の間、並びに第2及び第3の導電体の間でそれぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生することを特徴とする。
本発明のイオン及びオゾンの風を発生する装置は、半径と交差する第1の方向に平行な第1の線分を曲面として有し、第1の電圧が供給される円筒の第1の導電体と、円筒の中心を第1の方向に通過し、第1の電圧と異なる第2の電圧が供給される第2の導電体と、を備え、曲面は、第1の線分の方向に空洞領域、並びに空洞領域を挟むように第1の線分の方向に第1及び第2の導電領域を有し、第2の導電体は、第1の導電領域に対応して互いに異なる曲面の方向に第1及び第2の電極、並びに第2の導電領域に対応して互いに異なる曲面の方向に第3及び第4の電極を有し、第1、第2の電極及び第1の導電領域のそれぞれの間、並びに第3、第4の電極及び第2の導電領域のそれぞれの間で、コロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。
本発明のイオン及びオゾンの風を発生する装置は、内径である第1の半径と交差する第1の方向に平行な第1の線分を曲面として有し、第1の電圧が供給される円筒の第1の導電体と、第1の半径よりも小さい内径である第2の半径と交差する第1の方向に平行な第2の線分を曲面として有し、第2の電圧が供給され、第1の導電体に積層される円筒の第2の導電体と、第1及び第2の導電体の円筒の中心軸に配置され、第1及び第2の電圧と異なる第3の電圧が供給される電極と、を備え、第1の導電体及び電極の間、並びに第2の導電体及び電極の間で、それぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。
本発明のイオン及びオゾンの風を発生する装置は、第1の半径の第1の空洞パターンを有し、第1の電圧が供給される第1の金属層と、第1の半径よりも小さい第2の半径の第2の空洞パターンを有し、第2の電圧が供給され、第1の金属層に積層される第2の金属層と、第1及び第2の電圧と異なる第3の電圧が供給され、第1及び第2の空洞パターンの中心軸に配置する電極と、を備え、第1の金属層及び電極の間、並びに第2の金属層及び電極の間で、それぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。
本発明のイオン及びオゾンの風を発生する装置は、多角形な第1の金属体であり、第1の空洞パターンを有し、第1の電圧が供給される第1の金属層と、多角形な第2の金属体であり、第1の空洞パターンと異なる第2の空洞パターンを有し、第2の電圧が供給され、第1の金属層と積層する第2の金属層と、第3の金属体であり、前記第1及び第2の金属層の間に挟まれる第3の金属層と、第1及び第2の電圧と異なる第3の電圧が供給され、第1及び第2の空洞パターンの中心軸に配置する電極と、を備え、第1及び第2の金属層は、前記第3の金属層によってエアギャップを介して積層され、第1の金属層及び電極間、並びに第2の金属層及び電極間で、それぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。また、本発明のイオン及びオゾンの風を発生する装置は、多角形な第1の金属体であり、第1の空洞パターンを有し、第1の電圧が供給される第1の金属層と、多角形な第2の金属体であり、第1の空洞パターンと異なる第2の空洞パターンを有し、第2の電圧が供給され、第1の金属層と積層する第2の金属層と、絶縁体であり、第1及び第2の金属層の間に挟まれる絶縁層と、第1及び第2の電圧と異なる第3の電圧が供給され、第1及び第2の空洞パターンの中心軸に配置する電極と、を備え、第1の金属層及び電極間、並びに第2の金属層及び電極間で、それぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。更に、また、本発明のイオン及びオゾンの風を発生する装置は、多角形な第1の金属体であり、第1の空洞パターンを有し、第1の電圧が供給される第1の金属層と、多角形な第2の金属体であり、第1の空洞パターンと異なる第2の空洞パターンを有し、第2の電圧が供給され、第1の金属層と積層する第2の金属層と、第1及び第2の電圧と異なる第3の電圧が供給され、第1及び第2の空洞パターンの中心軸に配置する電極とを備え、第1の空洞パターンは、中心軸を基準に第1及び第2の空洞領域を含み、第1の金属層は、第1及び第2の空洞領域の間の第1の金属領域を含み、第2の空洞パターンは、中心軸を基準に第3及び第4の空洞領域を含み、第2の金属層は、第3及び第4の空洞領域の間の第2の金属領域を含み、第1の金属層及び電極間、並びに第2の金属層及び電極間で、それぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。
本発明のイオン及びオゾンの風を発生する装置の製造方法は、第1の金属層を、第1の空洞パターンで形成し、第2の金属層を、第1の空洞パターンと異なる第2の空洞パターンで形成し、第1の空洞パターンで形成された第1の金属層と、第2の空洞パターンで形成された第2の金属層とを、積層し、電極を、第1及び第2の空洞パターンの中心軸に配置する。
特許文献1(従来技術)を説明するための図。 特許文献2(従来技術)を説明するための図。 第1の実施例を説明するための図。 第1の実施例の展開例を説明するための図。 第2の実施例を説明するための図。 第2の実施例を説明するための図。 第2の実施例の展開例を説明するための図。 第3の実施例を説明するための図。 第3の実施例を説明するための図。 第3の実施例の展開例を説明するための図。 第4の実施例を説明するための図。 第4の実施例を説明するための図。 第5の実施例を説明するための図。 第6の実施例を説明するための図。 第7の実施例を説明するための図。 第8の実施例を説明するための図。 第9の実施例である第1の製造方法を説明するためのフローチャート図。 第10の実施例である第2の製造方法を説明するためのフローチャート図。 第11の実施例である第3の製造方法を説明するためのフローチャート図。 第12の実施例を説明するための図。 第12の実施例を説明するための図。 第13の実施例を説明するための図。 第13の実施例を説明するための図。 第14の実施例である第4の製造方法を説明するためのフローチャート図。
図3は、第1の実施例を説明するための図である。図3(A)は、立体的構造を示す斜視図である。図3(B)は、第1の方向(X方向)から見た図であり、イオン及びオゾンの風が放出される側から見た正面図である。図3(C)は、第2の方向(Y方向)から見た構造図及び電圧関係を示す回路図である。
図3(A)において、多角形(例えば長方形)の3つの電極30、31A、31Bが開示され、それらは導電体である。第1の導電体31Aは、面積が広い2つの面(第1の面、第2の面)を有する。第1の面は、第1線分及び第1の線分と交差する第2の線分を有する。第2の面は、第1の面と反対側である。第2の導電体31Bは、面積が広い2つの面(第3の面、第4の面)を有する。第3の面は、第3線分及び第3の線分と交差する第4の線分を有する。第4の面は、第3の面と反対側である。第3の導電体30は、面積が広い2つの面(第5の面、第6の面)を有する。第5の面は、第5線分及び第5の線分と交差する第6の線分を有する。第6の面は、第5の面と反対側である。第3の導電体30は、ブレード(Blade)であり、横長な楔形(一端が広く他端に至るにしたがってしだいに狭くなる形)を示す。つまり、楔形の第3の導電体30は、第1の厚さの第1の領域及び第1の厚さよりも薄い第2の領域を有する。3つの導電体30、31A、31Bは、それぞれ対応する厚さ(第1の厚さ、第2の厚さ、第3の厚さ)を有する。
図3(B)及び図3(C)において、第1の導電体31A及び第2の導電体31Bは、電源32の第1のノードに接続する。第3の導電体30は、電源32の第2のノードに接続する。第1のノードは負電圧であり、第2のノードは第1のノードに対して正電圧である。第1の導電体31A及び第3の導電体30の間、並びに第2の導電体31B及び第3の導電体30の間でそれぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。
第1の導電体31A及び第2の導電体31Bは、第1及び第3の面が180度未満である第1の角度で向き合うように配置される。第1の導電体31A及び第3の導電体30は、第1及び第5の面が90度未満である第2の角度で向き合うように配置される。第2の導電体31B及び第3の導電体30は、第3及び第6の面が90度未満である第3の角度で向き合うように配置される。よって、図3(C)において、第3の導電体30及び第1の導電体31Aまでの第1の面までの距離は、複数の距離(L1からL3)が存在する。距離L1、L2、L3の関係は、L3>L2>L1である。従って、最も短い距離(L1)に対応する、強く発生されたイオン及びオゾンと、最も長い距離(L3)に対応する、L1と比較して弱く発生されたイオン及びオゾンとの組み合わせにより、イオン及びオゾン風を、第3の導電体30から第1の導電体31A及び第2の導電体31Bの間に向けて発生させる。第3の導電体30及び第2の導電体31Bまでの第3の面までの距離も、複数の距離(L1からL3)が存在する。その作用は、前述の通りである。
3つの電極(導電体)30、31A、31Bが多角形(長方形)であり、それらの特徴的な角度によって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
3つの電極(導電体)30、31A、31Bの夫々の形状は、適宜変更できる。例えば、第1の電極(導電体)31Aを第3の導電体30の様に楔形にしても良い。第1の電極(導電体)31AのL1、L3側を楔形にしても良い。多角形は、長方形に限られないことは言うまでもない。
2つの電極(導電体)31A、31Bのそれぞれの電圧は、電極(導電体)30に対して、適宜変更できる。例えば、2つの電極(導電体)31A、31Bにそれぞれ印加する電圧を、正電圧が印加される電極(導電体)30に対して互いに異なる負電圧としても良い。
2つの電極(導電体)31A、31Bの電極(導電体)30に対しての角度は、適宜変更できる。例えば、距離L1、L2、L3を、同一(L1=L2=L3)としても良い。例えば、距離L1、L2、L3を、L1>L2>L3としても良い。
これら特徴的な変更並びに組み合わせによって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
図4は、第1の実施例の展開例である。一つのセット(第1の実施例の3つの電極(導電体)30、31A、31B)を、横方向(第1の方向(X方向)、長方形の長い線分の方向(第2の線分よりも長い第1の線分の方向))に複数配置した例である。複数のセットにおいて、イオン及びオゾン風の方向の志向性を合わせることで、イオン及びオゾン風の方向の志向性を制御できる。その制御目的によって、複数の設置位置は、三次元の任意の位置に適切な個数を並べてもよい。
図5は、第2の実施例を説明するための図である。図5−1(A)は、立体的構造を示す斜視図である。図5−1(B)は、第2の方向(X方向)から見た図であり、イオン及びオゾンの風が放出される側から見た正面図である。図5−2(C)は、第1の方向(Y方向)から見た構造図及び電圧関係を示す回路図である。
図5−1(A)において、2つの電極41、40Aが開示され、それらは導電体である。電極41は、円筒の第1の導電体であり、その半径と交差する第1の方向に平行な第1の線分を曲面として有している。その曲面は、第1の線分の方向に空洞領域を有している。その空洞領域を挟むように第1の線分の方向に第1及び第2の導電領域を有している。円筒の第1の導電体は、第2の方向(X方向)に両底面が開放されており、イオン及びオゾン風の方向を示す。
電極40Aは、その円筒の中心を第1の方向(Y方向)に通過する第2の導電体である。電極40Aは、第1の導電領域に対応して互いに異なる曲面の方向に第1の電極40B及び第2の電極40Bを有する。電極40Aは、更に、第2の導電領域に対応して互いに異なる曲面の方向に第3の電極40B及び第4の電極40Bを有する。
図5−1(B)及び図5−2(C)において、第1の導電体41は、電源42の第1のノードに接続する。第2の導電体40Aは、電源42の第2のノードに接続する。第1のノードは負電圧であり、第2のノードは第1のノードに対して正電圧である。第1の導電体41及び第2の導電体40Aの間でコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。詳細には、第1の導電体41と、それぞれ対応する第1の電極40B、第2の電極40B、第3の電極40B及び第4の電極40Bの間でそれぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。それらのイオン及びオゾンの風は、イオン及びオゾン風の方向として同一の志向性を示す。それぞれの空洞領域は、対応する電極40Bに風を供給する。空洞領域がない単なる円筒では、風が供給される場所は一方の底面(第2の方向(X方向))のみであり、イオン及びオゾン風を排出する場所は他方の底面である。イオン及びオゾン風が排出される側の電極40Bのイオン及びオゾン化の効率は、イオン及びオゾン風が供給される側の電極40Bのイオン及びオゾン化よりも低い。これに対して、それぞれの空洞領域は、対応する電極40Bに風を供給するので、イオン及びオゾン化の効率は向上する。
第2の導電体40Aは、第1の電極40B、第2の電極40B、第3の電極40B及び第4の電極40Bを除いて、導電線の部分が絶縁被膜される。それは、導電線の部分でコロナ放電を防止する。
第1の電極40B、第2の電極40B、第3の電極40B及び第4の電極40Bは、第1の方向(導電線40A)に対して鋭角を含む形状である。イオン及びオゾン化の効率を向上するために、第1の電極40B、第2の電極40B、第3の電極40B及び第4の電極40Bは、それぞれ対応する空洞領域に配置される。よって、図5−2(C)において、第1の電極40B、第2の電極40B、第3の電極40B及び第4の電極40Bからそれぞれ対応する第1の導電体41までの距離は、複数の距離(L1からL3)が存在する。距離L1、L2、L3の関係は、L3>L2>L1である。従って、最も短い距離(L1)に対応する、強く発生されたイオン及びオゾンと、最も長い距離(L3)に対応する、L1と比較して弱く発生されたイオン及びオゾンとの組み合わせにより、イオン及びオゾン風を、円筒の底面に向けて発生させる。
複数の電極40Bの特徴的な角度によって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
複数の電極40Bの数、夫々の位置、並びに夫々の形状は、適宜変更できる。例えば、一つの導電領領域(第1の導電領域)に対応して電極40Bの数を4つとして、互いに90度の関係としても良い。イオン及びオゾン風の量を増加できる。例えば、複数の電極40Bを、導電線40Aに対してそれぞれ異なる位置から分岐させても良い。例えば、複数の電極40Bの鋭角を、適宜変更しても良い。例えば、距離L1、L2、L3を、同一(L1=L2=L3)としても良い。例えば、距離L1、L2、L3を、L1>L2>L3としても良い。これら特徴的な変更並びに組み合わせによって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。例えば、複数の導電領領域(第1、2の導電領域)にそれぞれ対応する複数の電極40Bの数、角度、空洞領域の面積または形状、等の条件を適宜変更しても良い。これらによって、イオン及びオゾン化の効率、円筒の底面へのイオン及びオゾン風の量を最適化できる。
図6は第2の実施例の展開例である。一つのセット(第2の実施例の2つの電極41、40A)を、横方向(第2の方向(X方向)、円筒の半径方向)に複数配置した例である。複数のセットにおいて、イオン及びオゾン風の方向の志向性を合わせることで、イオン及びオゾン風の方向の志向性を制御できる。その制御目的によって、複数の設置位置は三次元の任意の位置に適切な個数を並べてもよい。
図7は、第3の実施例を説明するための図である。図7−1(A)及び図7−2(B)は、立体的構造を示す斜視図である。図7−2(C)は、第1の方向(X方向)から見た構造図及び電圧関係を示す回路図である。
図7−1(A)において、2つの電極51A、51Bが開示され、それらは導電体である。電極51Aは、円筒の第1の導電体であり、内径である第1の半径を有する。第1の半径と交差する第1の方向に平行な第1の線分を曲面として有する。電極51Bは、円筒の第2の導電体であり、第1の半径よりも小さい内径である第2の半径を有する。第2の半径と交差する第1の方向に平行な第2の線分を曲面として有する。円筒の第1の導電体51A及び第2の導電体51Bのそれぞれは、円筒の両底面が開放されており、イオン及びオゾン風の方向を示す。
図7−2(B)において、第1の導電体51A及び第2の導電体51Bは、互いの円筒の中心軸を合わせて第1の方向(X方向)に積層する。
図7−2(C)において、導電体である電極50が更に開示される。電極50は、針状電極(Needle)の形状を有する。電極50は、第1及び第2の導電体51A、51Bの円筒の中心軸上に配置される。更に、電極50は、第1の導電体51A側に配置される。
図7−2(B)及び図7−2(C)において、第1の導電体51A及び第2の導電体51Bは、電源52の第1のノードに接続する。電極50は、電源52の第2のノードに接続する。第1のノードは負電圧であり、第2のノードは第1のノードに対して正電圧である。第1の導電体51A及び電極50の間、並びに第2の導電体51B及び電極50の間でそれぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。
図7−2(C)において、電極50から第1の導電体51A及び第2の導電体51Bまでの距離は、複数の距離(L1からL3)が存在する。距離L1、L2、L3の関係は、L3>L2>L1である。従って、最も短い距離(L1)に対応して強く発生されたイオン及びオゾンと、最も長い距離(L3)に対応してL1と比較して弱く発生されたイオン及びオゾンとの組み合わせにより、イオン及びオゾン風を、電極50から第1の導電体51A及び第2の導電体51Bの円筒の中に向けて発生させる。2つの第1の導電体51A及び第2の導電体51B互いに異なる半径(内径)の円筒であり、それらの特徴的な寸法差によって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
2つの電極(導電体)第1の導電体51A及び第2の導電体51B、並びに電極50の夫々の形状は、適宜変更できる。また、第1の導電体51A及び第2の導電体51Bの間に絶縁層(円筒形状の絶縁体)を配置しても良い。更に、第1の導電体51A及び第2の導電体51B、並びに円筒形状の絶縁体のそれぞれの厚さ、それぞれの内径の寸法を適宜変更しても良い。更に、内径の曲面(内側の曲側面)の角度は、適宜変更できる。これらの変更によって、距離L1、L2、L3の関係を調整できる。例えば、距離L1、L2、L3を、同一(L1=L2=L3)としても良い。例えば、距離L1、L2、L3を、L1>L2>L3としても良い。これら特徴的な変更並びに組み合わせによって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
第1の導電体51A及び第2の導電体51Bの間に絶縁層を挟む場合、第1の導電体51A及び第2の導電体51Bのそれぞれの電圧は、電極50に対して、適宜変更できる。例えば、2つの第1の導電体51A及び第2の導電体51Bにそれぞれ印加する電圧を、正電圧が印加される電極50に対して互いに異なる負電圧としても良い。この特徴的な変更並びに前述との組み合わせによっても、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
図8は第3の実施例の展開例である。一つのセット(第3の実施例の3つの電極(導電体)である第1の導電体51A、第2の導電体51B、並びに電極50)を、横方向(第2の方向(Y方向)、円筒の半径方向)に複数配置した例である。複数のセットにおいて、イオン及びオゾン風の方向の志向性を合わせることで、イオン及びオゾン風の方向の志向性を制御できる。その制御目的によって、複数の設置位置は三次元の任意の位置に適切な個数を並べてもよい。
図9は、第4の実施例を説明するための図である。図9−1(A)及び図9−2(B)は、立体的構造を示す斜視図である。図9−2(C)は、第1の方向(X方向)から見た構造図及び電圧関係を示す回路図である。
図9−1(A)において、2つの電極61A、61Bが開示され、それらは導電体である。電極61Aは、第1の金属層の第1の導電体であり、第1の半径の第1の空洞パターン610A(貫通孔)を有する。電極61Bは、第2の金属層の第2の導電体であり、第1の半径よりも小さい第2の半径の第2の空洞パターン610B(貫通孔)を有する。
図9−2(B)において、第1の金属層61A及び第2の金属層61Bは、互いの空洞パターンの中心軸を合わせて第1の方向(X方向)に積層する。
図9−2(C)において、導電体である電極60が更に開示される。電極60は、針状電極(Needle)の形状を有する。電極60は、第1及び第2の金属層61A、61Bの空洞パターンの中心軸上に配置される。更に、電極60は、第1の金属層61A側に配置される。
図9−2(B)及び図9−2(C)において、第1の金属層61A及び第2の金属層61Bは、電源62の第1のノードに接続する。電極60は、電源62の第2のノードに接続する。第1のノードは負電圧であり、第2のノードは第1のノードに対して正電圧である。第1の金属層61A及び電極60の間、並びに第2の金属層61B及び電極60の間でそれぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。
図9−2(C)において、電極60から第1の金属層61A及び第2の金属層61Bまでの距離は、複数の距離(L1からL3)が存在する。距離L1、L2、L3の関係は、L3>L2>L1である。従って、最も短い距離(L1)に対応して強く発生されたイオン及びオゾンと、最も長い距離(L3)に対応してL1と比較して弱く発生されたイオン及びオゾンとの組み合わせにより、イオン及びオゾン風を、電極60から第1の金属層61A及び第2の金属層61Bの空洞パターンの中に向けて発生させる。2つの第1の金属層61A及び第2の金属層61Bが互いに異なる半径の空洞パターンであり、それらの特徴的な寸法差によって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
2つの電極(導電体)である第1の金属層61A及び第2の金属層61B、並びに電極60の夫々の形状は、適宜変更できる。また、第1の金属層61A及び第2の金属層61Bの間に絶縁層(空洞パターンを有する絶縁体)を配置しても良い。更に、第1の金属層61A及び第2の金属層61B、並びに空洞パターンを有する絶縁体のそれぞれの厚さ、それぞれの内径の寸法を適宜変更しても良い。更に、内径の曲面(空洞パターンの曲側面)の角度は、適宜変更できる。これらの変更によって、距離L1、L2、L3の関係を調整できる。例えば、距離L1、L2、L3を、同一(L1=L2=L3)としても良い。例えば、距離L1、L2、L3を、L1>L2>L3としても良い。これら特徴的な変更並びに組み合わせによって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
第1の金属層61A及び第2の金属層61Bの間に絶縁層を挟む場合、第1の金属層61A及び第2の金属層61Bのそれぞれの電圧は、電極60に対して、適宜変更できる。例えば、2つの第1の金属層61A及び第2の金属層61Bにそれぞれ印加する電圧を、正電圧が印加される電極60に対して互いに異なる負電圧としても良い。この特徴的な変更並びに前述との組み合わせによっても、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
第1の金属層61A及び第2の金属層61Bには、それぞれ2つの空洞パターン、及びそれらに対応する2つの電極60を有する。1つの空洞パターン及びそれに対応する電極60を一つのセットとすると、第1の金属層61A及び第2の金属層61Bは、2つのセットを有する。言い換えれば、第1及び第2の金属層、並びに電極をセットとして、複数のセットを有する。前述の適宜変更の手段により、複数のセットにおいて、イオン及びオゾン風の方向の志向性を制御できる。
第4の実施例の展開例(不図示)として、2つのセット(第4の実施例の2つの電極(導電体)である第1の金属層61A及び第2の金属層61B、並びに2つの電極50)を、更に横方向(第2の方向(Y方向)、金属層の表面方向)に複数配置できる。2つのセットを複数配置することによって、イオン及びオゾン風の方向の志向性を合わせることで、イオン及びオゾン風の方向の志向性を制御できる。その制御目的によって、複数の設置位置は三次元の任意の位置に適切な個数を並べてもよい。
図10は、第5の実施例を説明するための図である。図10(A)は上面図(平面図)、図10(B)はXAからXBの断面図(第1の方向(X方向))、図10(C)はYAからYBの断面図(第2の方向(Y方向))である。
図10(A)、(B)、(C)において、2つの電極M1、M2並びに1つの電極E1が開示され、それらは導電体である。電極M1は、第1の厚さZ1を有する第1の金属層(第1の導電層)である。電極M2は、第2の厚さZ2を有する第2の金属層(第2の導電層)である。第1の金属層M1は、第1の空洞パターン(貫通孔)を有する。第1の空洞パターンは、第1及び第2の空洞領域(X1、X2)を含む。第1の金属層M1は、第1及び第2の空洞領域の間の第1の金属領域を含む。第2の金属層M2は、第2の空洞パターン(貫通孔)を有する。第2の空洞パターンは、第3及び第4の空洞領域(X4、X3)を含む。第2の金属層M2は、第3及び第4の空洞領域の間の第2の金属領域を含む。第2の空洞領域は、第3の空洞領域の一部及び第4の空洞領域並びに第2の金属領域とオーバラップする。第3の空洞領域は、第1の空洞領域及び第4の空洞領域の一部並びに第1の金属領域とオーバラップする。第1及び第2の空洞パターンは、中心軸を共通にする。よって、電極E1側からみて第1の金属領域は、第2の金属領域よりも小さい領域である。第1の金属層M1及び第2の金属層M2は、電極E1側からみて第2の金属層M2、前記第1の金属層M1の順に積層する。
電極E1は、第1及び第2の金属層M1、M2の空洞パターンの中心軸上に配置される。更に、電極E1は、第2の金属層M2側に配置される。電極E1は、針状電極(Needle)とは異なる形状を有する。電極E1は、上面(第1の領域)と下面(第2の領域)を有する円柱である。電極E1は、第2の金属層M2側に対応する電極E1の第1のノードの第1の領域(上面)は、第1のノードに反対側の第2のノードの第2の領域(下面)よりも大きい。
第3及び第4の実施例と同様に、第1及び第2の金属層M1、M2は、電源の第1のノードに接続する。電極E1は、電源の第2のノードに接続する。第1のノードは負電圧であり、第2のノードは第1のノードに対して正電圧である。第1の金属層M1及び電極E1の間、並びに第2の金属層M2及び電極E1の間でそれぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する。
図10(B)において、電極E1から第1の金属層M1及び第2の金属層M2までの距離は、複数の距離(L1、L2)が存在する。距離L1、L2の関係は、L1≒L2(実質的に同一)である。第1及び第2の金属領域が、電極E1を基準に同心円上に配置されるからである。距離L1≒L2は、第1の金属層M1の第1の厚さZ1及び第2の金属層M2の第2の厚さZ2、並びに第1の金属層M1の第1の空洞領域及びに第2の金属層M2の第3の空洞領域、並びに電極E1の円柱を、適宜調整することによって実現できる。従って、距離(L1)に対応して強く発生されたイオン及びオゾンと、距離(L2)に対応して強く発生されたイオン及びオゾンとの組み合わせにより、イオン及びオゾン風を、電極E1から第1の金属層M1及び第2の金属層M2のそれぞれの空洞パターンの中に向けて発生させる。2つの第1の空洞パターン及び第2の空洞パターンが互いに重なる、並びに第1の金属領域が第2の空洞パターン(第3の空洞領域)と重なる、及び、第2の金属領域が第1の空洞パターン(第2の空洞領域)と重なる、というそれらの特徴的な積層構造によって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。更に、第1の金属層M1及び第2の金属層M2が積層するので、強度が高められる。
10(C)において、第1及び第2の金属領域のそれぞれの導電体を支持する第1及び第2の支持金属領域が示される。第1及び第2の支持金属領域が積層するので、強度が高められる。
2つの電極(導電体)である第1の金属層M1及び第2の金属層M2、並びに電極E1の夫々の形状は、適宜変更できる。例えば、第1の空洞パターン(第1及び第2の空洞領域(X1、X2))、並びに第2の空洞パターン(第3及び第4の空洞領域(X4、X3)のそれぞれの寸法を適宜変更しても良い。言い換えれば、第1及び第2の金属領域のそれぞれの寸法を適宜変更しても良い。また、第1の金属層M1及び第2の金属層M2のそれぞれの寸法(厚さ)を適宜変更しても良い。また、第1及び第2の金属領域のそれぞれの導電体の形状(側面)を適宜変更しても良い。これらの変更によって、距離L1、L2の関係を調整できる。例えば、距離L1、L2を、L1<L2としても良い。例えば、距離L1、L2を、L1>L2としても良い。これら特徴的な変更並びに組み合わせによって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
第3及び第4の実施例のそれぞれの展開例と同様に、複数のセットとすることができる。
図11は、第6の実施例を説明するための図である。図11(A)は上面図、図11(B)はXAからXBの断面図(第1の方向(X方向))、図11(C)はYAからYBの断面図(第2の方向(Y方向))である。
第6の実施例の説明において、第5の実施例と異なる点を中心に説明する。
図11(A)、(B)、(C)において、第1及び第2の金属層M1、M2の間に挟まれる絶縁層I1が開示される。絶縁層I1は、第3の厚さZ3を有する絶縁体である。絶縁層I1は、第2の金属層M2と同じ形状である。電極E2は、針状電極(Needle)及び円柱とは異なる形状を有する。電極E2は、導電線、及び第2の金属層M2側に対応する球面(第1の領域)を有する。距離L1≒L2は、第1の金属層M1の第1の厚さZ1及び第2の金属層M2の第2の厚さZ2+絶縁層I1の第3の厚さZ3の合計厚さ、並びに第1の金属層M1の第1の空洞領域及びに第2の金属層M2の第3の空洞領域、並びに球面(第1の領域)を有する電極E2を、適宜調整することによって実現できる。つまり、第2の金属層M2の第2の厚さZ2と絶縁層I1の第3の厚さZ3の合計厚さは、第5実施例(図10(B))の第2の金属層M2の第2の厚さZ2に相当する。
第1の金属層M1及び第2の金属層M2のそれぞれの電圧は、互いに異なる電圧に適宜変更できる。例えば、2つの第1の金属層M1及び第2の金属層M2にそれぞれ印加する電圧を、正電圧が印加される電極E2に対して互いに異なる負電圧としても良い。これら特徴的な変更並びに組み合わせによって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
図12は、第7の実施例を説明するための図である。図12(A)は上面図、図12(B)はXAからXBの断面図(第1の方向(X方向))である。
第7の実施例の説明において、第5及び第6の実施例と異なる点を中心に説明する。
図12(A)、(B)において、第1の金属層M1は、第1の空洞パターン(貫通孔)の中心軸を基準に隆起(Bump)する第1の領域を含む。第2の金属層M2は、第2の空洞パターン(貫通孔)の中心軸を基準に隆起する第2の領域を含む。絶縁層I1は、第2の空洞パターンの中心軸を基準に隆起する第3の領域を含む。電極E1を基準とする第1の金属層M1の隆起の度合いは、第2の金属層M2の隆起度合いよりも高い。絶縁層I1の隆起の度合いは、第1の金属層M1の隆起度合いとほぼ同じである。それは、第6の実施例(図11)を半円球状(ドーム)の窪み(深さ)を有する金型でプレスするからである。
この形状により、図12(B)において、電極E1から第1の金属層M1及び第2の金属層M2までのそれぞれの距離L1、L2の関係は、L1>L2である。第1の金属層M1の第1の厚さZ1及び第2の金属層M2の第2の厚さZ2が同じ厚さとすれば、絶縁層I1の第3の厚さZ3が関連するからである。従って、短い距離(L2)に対応して強く発生されたイオン及びオゾンと、長い距離(L1)に対応してL2と比較して弱く発生されたイオン及びオゾンとの組み合わせにより、イオン及びオゾン風を、電極E1から第1の金属層M1及び第2の金属層M2の空洞パターンの中に向けて発生させる。尚、距離L2に関連する第2の金属層M2と絶縁層I1の間に隙間が見られるが、これは図面描画の問題である。
第1の金属領域(それは、第1の金属層M1が有する第1及び第2の空洞領域の間)の電極E1側の面、及び第2の金属領域(それは、第2の金属層M2が有する第3及び第4の空洞領域の間)の電極E1側の面が、それぞれ電極E1に対して垂線に近づくので、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
2つの電極(導電体)である第1の金属層M1及び第2の金属層M2、並びに絶縁層I1の夫々の形状及び厚さは、適宜変更できる。これらの変更によって、距離L1、L2の関係を調整できる。例えば、距離L1、L2を、同一(L1=L2)としても良い。第1の金属層M1の第1の厚さZ1を、第2の金属層M2の第2の厚さZ2及び絶縁層I1の第3の厚さZ3の合計厚さよりも大きくすれば実現できる。例えば、距離L1、L2を、L2>L1としても良い。これら特徴的な変更並びに組み合わせによって、単位容量当たりのイオン及びオゾン風の量、イオン及びオゾン風の方向の志向性、イオン及びオゾン風圧が高められる。
図13は、第8の実施例を説明するための図である。図13(A)は上面図、図13(B)はXAからXBの断面図(第1の方向(X方向))、図13(C)はYAからYBの断面図(第2の方向(Y方向))である。
第8の実施例の説明において、第5から第7の実施例と異なる点を中心に説明する。
図13(A)、(B)、(C)において、第1の金属層M1は、第1の空洞パターン(貫通孔)の中心軸を基準に隆起する第1の領域を含む。第2の金属層M2は、第2の空洞パターン(貫通孔)の中心軸を基準に隆起する第2の領域を含む。電極E1を基準とする第1の金属層M1の隆起の度合いは、第2の金属層M2の隆起度合いよりも高い。それは、第6の実施例(図11)を階段状の窪み(深さ)を有する金型でプレスするからである。
図14は、第1の製造方法を説明するためのフローチャート図である。第3(図7)、第4(図9)及び第5(図10)の実施例に適用できる。
第1の金属層(導電体、金属体)を第1のパターンで形成(ステップ10)する。第2の金属層(導電体、金属体)を第2のパターンで形成(ステップ20)する。第1及び第2の金属層を張り合わせる(ステップ30)。固相接合、圧接(熱間、常温、冷間)、拡散接合(高温、常温、液相)、摩擦圧接、超音波接合、等の技術を適用する。導電性の材料(接着材)を用いても良い。尚、ステップ30において、第1及び第2の金属層の位置合わせ(アライメント)は、例えば図10(B)で示される2つの位置合わせポイントP1、P2(X方向のP1 to P2)を利用できる。第1及び第2に空洞パターンのそれぞれの最も外形が、それぞれの金属層の側壁がマッチングしており、且つP1 to P2の線分長が比較的長く誤差が少な点で有利だからである。尚、X方向に加えてY方向も設置することが望ましい。第1及び第2の金属層の中心部(第1及び第2のパターンの中心線上)に電極を配置(ステップ40)する。少なくとも第1及び第2の金属層の一つ、並びに電極に電源をそれぞれ接続する。ステップ40において、第1及び第2の金属層並び電極の位置合わせは、第1の金属層が有する第1の金属領域(第1及び第2の空洞領域の間)を基準とすることが望ましい。簡易な製造プロセスで立体構造が実現でき、製造コストを減少できる。尚、第1及び第2のパターンは、第1及び第2の空洞パターン(貫通孔)を意味する。
図15は、第2の製造方法を説明するためのフローチャート図である。第6(図11)及び第7(図12)の実施例に適用できる。第2の製造方法の説明において、第1の製造方法と異なる点を中心に説明する。
第1の金属層(導電体、金属体)及び絶縁層(絶縁体)を張り合わせる(ステップ50)。第1の金属層及び絶縁層を第1のパターンで形成(ステップ60)する。第1及び第2の金属層を、絶縁層を介して張り合わせる(ステップ80)。絶縁材(絶縁剤)を接着、塗布、蒸着、等の技術を適用する。第1及び第2の金属層、並びに電極に電源をそれぞれ接続する。簡易な製造プロセスで立体構造が実現でき、製造コストを減少できる。
図16は、第3の製造方法を説明するためのフローチャート図である。第7(図12)の実施例に適用できる。第3の製造方法の説明において、第1及び第2の製造方法と異なる点を中心に説明する。
第1及び第2の金属層(導電体、金属体)及び絶縁層(絶縁体)を張り合わせる(ステップ80)。第1及び第2の金属層及び絶縁層(絶縁体)を、半円球状(ドーム)の窪み(深さ)を有する金型でプレス(ステップ100)する。簡易な製造プロセスで立体構造が実現でき、製造コストを減少できる。
金型は適宜変更できる。例えば、半円球状(ドーム)の傾斜を、第4の空洞領域(X3)と、第2の空洞領域(X2)及び第3の空洞領域(X4)がオーバラップする領域において、それぞれ異なる傾斜とすることにより、電極E1から第1の金属層M1及び第2の金属層M2までのそれぞれの距離L1、L2の関係を適宜変更できる。例えば、金型を階段状の窪み(深さ)とすれば、第8(図13)の実施例に適用できる。階段状の窪みの傾斜を、第4の空洞領域(X3)と、第2の空洞領域(X2)及び第3の空洞領域(X4)がオーバラップする領域において、それぞれ異なる傾斜とすることにより、電極E1から第1の金属層M1及び第2の金属層M2までのそれぞれの距離L1、L2の関係を適宜変更できる。
図17は、第12の実施例を説明するための図である。図17−1(A)は上面図、図17−1(B)はXAからXBの断面図(第1の方向(X方向))、図17−1(C)はYAからYBの断面図(第2の方向(Y方向))、図17−1(D)は第3の金属層、図17−2(E)は棒である。第12の実施例の説明において、第5(図10)及び第6(図11)の実施例と異なる点を中心に説明する。
図17−1(A)から−1(D)において、第1及び第2の金属層M1、M2の間に挟まれる金属層M3が開示される。金属層M3は、第3の厚さZ3を有する導電体(金属体)である。金属層M3は、直径X5を有する円形であり、直径X6を有する第3の空洞パターンH1(貫通孔)を有する。金属層M3及び/又は第3の空洞パターンは、円形が好ましい。第1及び第2の金属層M1、M2を密着(例えば圧接(熱間、常温、冷間)、摩擦圧接、等)させるときに力(モーメント)が均等に作用するからである。例えば、金属ワッシャーを想定しても良い。金属層M3の形状及びサイズは、第1及び第2の金属層M1、M2の形状及びサイズとそれぞれ異なる。よって、金属層M3は、第1及び第2の金属層M1、M2の間に挟まれると共に、第1及び第2の金属層M1、M2の間にエアギャップAG1を形成する。言い換えれば、第1及び第2の金属層M1、M2の間には、金属層M3の厚さZ3によりエアギャップAG1が形成される。第1及び第2の金属層M1、M2は、直径X6の円形を有する第3の空洞パターンH1(貫通孔)をそれぞれ有する。第1、第2及び第3の金属層M1、M2、M3がそれぞれ有する第3の空洞パターンH1には、図17−2(E)が示す棒S1(Stick,Rod,Pole)が設定される。言い換えれば、棒S1が、それぞれ対応する第1、第2及び第3の金属層M1、M2、M3の第3の空洞パターンH1を貫通する。好ましくは、棒S1は円柱であり、その直径(断面の視点)は、金属層M3が有する直径X6(第3の空洞パターンH1(貫通孔))と実質的に同じである。第3の空洞パターンH1は、棒S1によって最終的に封じされる。つまり、対応する金属層の表面と裏面はエアが通過しない。これによって、第1及び第2の金属層M1、M2は、金属層M3の厚さZ3に対応するエアギャップAG1を有して、互いに支持(固定)される。電極E3は、針状電極(Needle)である。よって、金属層M3の厚さZ3に対応するエアギャップAG1は、電極E3からのそれぞれの距離L1、L2を設定する重要な一つのファクターである。言い換えれば、金属層M3の厚さZ3は、第6の実施例(図11)が示す絶縁層I1の第3の厚さZ3と同様に、電極E3からのそれぞれの距離L1、L2を設定する重要な一つのファクターである。
金属体M3は、円形に限られない。更に、金属体M3は、絶縁体の絶縁層に置換できる。この場合、絶縁体は、直径X5を有する円形であり、直径X6を有する第3の空洞パターンH1(貫通孔)を有する。又、棒S1は、円柱に限られない。例えば、円錐(又は、底面積と上面積が異なる円柱)でもよい。その場合、金属体M3を用いなくとも第1及び第2の金属層M1、M2の間にエアギャップAG1を形成できる。つまり製造コストを低減できる。尚、この場合、第1の金属層M1が有する第3の空洞パターンH1(貫通孔)の直径と、第2の金属層M2が有する第3の空洞パターンH1(貫通孔)の直径は、互いに異なる。更に、棒S1は、その断面が円形に限られず、例えば方形柱(多角柱又は、底面積と上面積が異なる多角柱)又は多角錐であってもよい。更に、棒S1は、金属体に代えて絶縁体でもよい。第1及び第2の金属層、並びに金属層M3又は金属層M3に代わる絶縁体がそれぞれ有する第3の空洞パターンH1には、棒S1(金属体又は絶縁体)が設定される。更に、棒S1が金属体である時、電源が棒S1を介して第1及び第2の金属層へ電圧を供給することができる。
図18は、第13の実施例を説明するための図である。図18−1(A)は第1の金属層M1の上面図、図18−2(B)は第2の金属層M2の上面図である。
第13の実施例の説明において、第12(図17)の実施例と異なる点を中心に説明する。
図18−1(A)において、X方向及びY方向にX7の長辺を有する一つの金属体(一つの金属層M1)が開示され、それぞれが方形である9つ(3X3)の区画領域が開示される。各区画領域は、7つの第1の空洞パターンが開示される。各区画領域は、そのセンターに一つの第1の空洞パターン、その円形周辺領域に6つの第1の空洞パターンが開示される。互いに隣接する区画領域のそれぞれのセンターのピッチ(X方向及びY方向)は、X8のサイズである。更に、各区画領域の四隅には、4つの第3の空洞パターンH1が開示される。一つの区画領域におけるX方向及びY方向に展開する第3の空洞パターンH1のピッチは、それぞれX9のサイズである。9つ(3X3)の区画領域は、一つの金属体(一つの金属層M1)で形成される。9つ(3X3)の区画領域は、X方向及びY方向に溝(Groove)G1でそれぞれ区画される。溝G1は、第1の金属層M1を貫通せず、第1の金属層M1の厚さを所定の深さで形成される。尚、7つの第1の空洞パターン、及び4つの第3の空洞パターンH1に関連して、実線で示される直線、並びに6つの第1の空洞パターンに関連して破線で示される円形線は、それぞれのセンター及び互いの位置関係を示す情報であって、形状を示す情報ではない。その意味は、当該事業者であれば、容易に理解できる。
X方向及びY方向に展開する溝G1は、それを適宜カッティングすることにより、イオン及びオゾンの風を発生する様々な装置の形状に対応できる。つまり、製造コストが削減できる。
図18−2(B)において、図18−1(A)と異なる点を中心に説明する。X方向及びY方向にX7の長辺を有する一つの金属体(一つの金属層M2)が開示され、それぞれが方形である9つ(3X3)の区画領域が開示される。各区画領域は、7つの第2の空洞パターンが開示される。各区画領域は、そのセンターに一つの第2の空洞パターン、その円形周辺領域に6つの第2の空洞パターンが開示される。9つ(3X3)の区画領域は、一つの金属体(一つの金属層M2)で形成される。
図19は、第4の製造方法を説明するためのフローチャート図である。第12(図17)及び第13(図18)の実施例に適用できる。
第1の金属層(導電体、金属体)を第1及び第3のパターンで形成(ステップ110)する。第1及び第3のパターンは、同時に形成することが望ましい。第2の金属層(導電体、金属体)を第2及び第3のパターンで形成(ステップ120)する。第2及び第3のパターンは、同時に形成することが望ましい。第3の金属層(導電体、金属体)を第3のパターンで形成(ステップ130)する。第1、第2及び第3の金属層を位置合わせる(アライメント)(ステップ140)。尚、ステップ140において、第1及び第2の金属層の位置合わせは、例えば図17−1(B)で示される2つの位置合わせポイントP1(X方向のP1 to P2)を利用できる。第1及び第2に空洞パターンのそれぞれの最も外形が、それぞれの金属層の側壁がマッチングしており、且つP1 to P2の線分長が比較的長く誤差が少な点で有利だからである。尚、X方向に加えてY方向も設置することが望ましい。第1、第2及び第3の金属層がそれぞれ有する第3のパターンに棒を設定し、第1、第2及び第3の金属層を支持する(ステップ150)。固相接合、圧接(熱間、常温、冷間)、拡散接合(高温、常温、液相)、摩擦圧接、超音波接合、等の技術を適用する。導電性の材料(接着材)を用いても良い。よって、第3の空洞パターンH1は、棒S1によって最終的に封じされる。つまり、対応する金属層の表面と裏面はエアが通過しない。第1及び第2の金属層の中心部(第1及び第2のパターンの中心線上)に電極を配置(ステップ160)する。ステップ160において、第1及び第2の金属層並び電極の位置合わせは、第1の金属層が有する第1の金属領域(第1及び第2の空洞領域の間)を基準とすることが望ましい。少なくとも第1及び第2の金属層並びに棒の一つ、並びに電極に電源をそれぞれ接続する。(ステップ170)少なくとも第3の金属層及び棒の一つが導電体(金属体)である場合、棒及び電極に電源をそれぞれ接続することができる。簡易な製造プロセスで立体構造が実現でき、製造コストを減少できる。尚、第1及び第2のパターンは、第1及び第2の空洞パターン(貫通孔)を意味する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に限定されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で他の様々な形態で実施可能である。例えば、第1の実施例から第8の実施例及び第11の実施例から第13の実施例を、本明細書において明記または明示されていないに係わらず適宜組み合わせることができる。第1の製造方法から第4の製造方法を、適宜組み合わせることができる。本発明の技術的範囲は、上述した複数の実施例またはそれらの組み合わせに限定されず、特許請求の範囲に記載された事項とその均等物または変形物まで及ぶ。
以下、本発明に関する説明を補足的に追記する。
(付記A1)
第1の金属層を、第1の空洞パターンで形成し、
第2の金属層を、前記第1の空洞パターンと異なる第2の空洞パターンで形成し、
前記第1の空洞パターンで形成された第1の金属層と、前記第2の空洞パターンで形成された第2の金属層とを、積層し、
電極を、前記第1及び第2の空洞パターンの中心軸に配置する、
前記第1及び第2の金属層、並びに前記電極間でコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する装置の製造方法。
(付記A2)
更に、絶縁層を、前記第1の空洞パターンで形成し、
前記第1の空洞パターンで形成された絶縁層を、前記第1の空洞パターンで形成された第1の金属層と、前記第2の空洞パターンで形成された第2の金属層との間に挟む、付記A1に記載の装置の製造方法。
(付記A3)
更に絶縁層と、前記第1の空洞パターンで形成される前の前記第1の金属層とを積層し、
積層された前記絶縁層と前記第1の金属層を、前記第1の空洞パターンで形成する、付記A1に記載の装置の製造方法。
(付記A4)
前記第1の空洞パターンで形成された絶縁層及び記第1の金属層と、前記第2の空洞パターンで形成された第2の金属層とを、前記絶縁層を挟むように積層する、付記A3に記載の装置の製造方法
(付記A5)
積層された前記第1の金属層及び前記第2の金属層を、前記第1及び第2の空洞パターンの中心軸を基準に隆起するようにプレスする、付記A1からA4のいずれか一項に記載の装置の製造方法
(付記A6)
更に、前記第1の金属層を、第3の空洞パターンで形成し、
前記第2の金属層を、前記第3の空洞パターンで形成し、
前記第1及び第2の金属層を、第3の金属層を挟むように前記積層するとともに、前記第1、第2及び第3の金属層がそれぞれ有する前記第3の空洞パターンに棒を設定する、付記A1に記載の装置の製造方法。
(付記A7)
更に、前記第1及び第3の空洞パターンは、同時に形成し、
前記第2及び第3の空洞パターンは、同時に形成する、付記A6に記載の装置の製造方法。
(付記A8)
更に、前記第1及び第2の金属層を、それぞれ対応する前記第1及び第2の空洞パターンが共通に有する側壁で位置合わせする、付記A1に記載の装置の製造方法。
(付記A9)
更に、前記電極の配置は、前記第1の空洞パターンで位置合わせする、付記A8に記載の装置の製造方法。
(付記B1)
第1線分及び前記第1の線分と交差する第2の線分を有する第1の面、前記第1の面と反対側である第2の面、並びに第2の厚さを有し、第1の電圧が供給される多角形の第1の導電体と、
第3線分及び前記第3の線分と交差する第4の線分を有する第3の面、前記第3の面と反対側である第4の面、並びに第3の厚さを有し、第2の電圧が供給される多角形の第2の導電体と、
第5線分及び前記第5の線分と交差する第6の線分を有する第5の面、前記第5の面と反対側である第6の面、並びに第1の厚さを有し、前記第1及び第2の電圧と異なる第3の電圧が供給される多角形の第3の導電体と、を備え、
前記第1及び第2の導電体は、前記第1及び第3の面が180度未満である第1の角度で向き合うように配置され、
前記第1及び第3の導電体は、前記第1及び第5の面が90度未満である第2の角度で向き合うように配置され、
前記第2及び第3の導電体は、前記第3及び第6の面が90度未満である第3の角度で向き合うように配置され、
前記第1及び第3の導電体の間、並びに前記第2及び第3の導電体の間でそれぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生することを特徴とする、装置。
(付記B2)
前記第3の導電体は、前記第1の厚さの第1の領域及び前記第1の厚さよりも薄い第2の領域を含み、
前記第1の導電体の第1の面及び前記第3の導電体の第2の領域の間、並びに前記第2の導電体の第3の面及び前記第3の導電体の第2の領域の間でそれぞれコロナ放電を発生する、付記B1に記載の装置。
(付記B3)
前記第3の導電体は、前記第2の領域としてブレード(Blade)の形状である、付記B2に記載の装置。
(付記B4)
前記第1の導電体は、前記第2の厚さの第3の領域及び前記第2の厚さよりも薄い第4の領域を含み、
前記第1の導電体は、前記第4の領域としてブレード(Blade)の形状である、付記B1からB3のいずれか一項に記載の装置。
(付記B5)
前記第2の導電体は、前記第3の厚さの第5の領域及び前記第3の厚さよりも薄い第6の領域を含み、
前記第2の導電体は、前記第6の領域としてブレード(Blade)の形状である、付記B1からB4のいずれか一項に記載の装置。
(付記B6)
前記イオン及びオゾンの風は、前記第3の導電体から前記第1及び第2の導電体の間の方向に流れる、付記B1からB5のいずれか一項に記載の装置。
(付記B7)
前記第1から第3の導電体をセットとして、複数の前記セットを有する、付記B1からB6のいずれか一項に記載の装置。
(付記B8)
前記複数のセットが、前記第2の線分よりも長い前記第1の線分の方向に配置され、前記イオン及びオゾンの風は、前記第3の導電体から前記第1及び第2の導電体の間の方向に流れる、付記B7に記載の装置。
(付記C1)
半径と交差する第1の方向に平行な第1の線分を曲面として有し、第1の電圧が供給される円筒の第1の導電体と、
前記円筒の中心を前記第1の方向に通過し、前記第1の電圧と異なる第2の電圧が供給される第2の導電体と、を備え、
前記曲面は、前記第1の線分の方向に空洞領域、並びに前記空洞領域を挟むように前記第1の線分の方向に第1及び第2の導電領域を有し、
前記第2の導電体は、前記第1の導電領域に対応して互いに異なる前記曲面の方向に第1及び第2の電極、並びに前記第2の導電領域に対応して互いに異なる前記曲面の方向に第3及び第4の電極を有し、
前記第1、第2の電極及び前記第1の導電領域のそれぞれの間、並びに前記第3、第4の電極及び前記第2の導電領域のそれぞれの間で、コロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生することを特徴とする、装置。
(付記C2)
前記第1から第4の電極は、前記第1の方向に対して鋭角を含む形状である、付記C1に記載の装置。
(付記C3)
前記第1から第4の電極は、前記空洞領域に対応する、付記C1又はC2に記載の装置。
(付記C4)
前記第2の導電体は、前記第1から第4の電極を除いて絶縁被膜される、付記C1からC3のいずれか一項に記載の装置。
(付記C5)
前記第1及び第2の導電体をセットとして、複数の前記セットを有する、付記C1からC4のいずれか一項に記載の装置。
(付記C6)
前記複数のセットが、前記第1の方向と交差する方向に配置され、前記イオン及びオゾンの風は、前記第1の方向に流れる、付記C5に記載の装置。
(付記D1)
内径である第1の半径と交差する第1の方向に平行な第1の線分を曲面として有し、第1の電圧が供給される円筒の第1の導電体と、
前記第1の半径よりも小さい内径である第2の半径と交差する前記第1の方向に平行な第2の線分を曲面として有し、第2の電圧が供給され、前記第1の導電体に積層される円筒の第2の導電体と、
前記第1及び第2の導電体の円筒の中心軸に配置され、前記第1及び第2の電圧と異なる第3の電圧が供給される電極と、を備え、
前記第1の導電体及び前記電極の間、並びに前記第2の導電体及び前記電極の間で、それぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生することを特徴とする、装置。
(付記D2)
前記第1及び第2の導電体の積層の順は、前記電極の側から前記第1の導電体、前記第2の導電体の順である、付記D1に記載の装置。
(付記D3)
更に、前記第1及び第2の導電体の間に挟まれる絶縁層を備える、付記D1又はD2に記載の装置。
(付記D4)
前記電極から前記電極に最も近い前記第1の導電体までの距離は、前記電極から前記電極に最も近い前記第2の導電体までの距離と同じか又は短い、付記D1からD3のいずれか一項に記載の装置。
(付記D5)
前記第1及び第2の導電体、並びに前記電極をセットとして、複数の前記セットを有する、付記D1からD4のいずれか一項に記載の装置。
(付記D6)
前記複数のセットが、前記第1の方向と交差する方向に配置され、前記イオン及びオゾンの風は、前記第1の方向且つ前記電極から前記第2の導電体の内径に流れる、付記D6に記載の装置。
(付記E1)
第1の半径の第1の空洞パターンを有し、第1の電圧が供給される第1の金属層と、
前記第1の半径よりも小さい第2の半径の第2の空洞パターンを有し、第2の電圧が供給され、前記第1の金属層に積層される第2の金属層と、
前記第1及び第2の電圧と異なる第3の電圧が供給され、前記第1及び第2の空洞パターンの中心軸に配置する電極と、を備え、
前記第1の金属層及び前記電極の間、並びに前記第2の金属層及び前記電極の間で、それぞれコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生することを特徴とする、装置。
(付記E2)
前記第1及び第2の導電層の積層の順は、前記電極の側から前記第1の導電層、前記第2の導電層の順である、付記E1に記載の装置。
(付記E3)
更に、前記第1及び第2の導電層の間に挟まれる絶縁層を備える、付記E1又はE2に記載の装置。
(付記E4)
前記電極から前記電極に最も近い前記第1の導電層までの距離は、前記電極から前記電極に最も近い前記第2の導電層までの距離と同じか又は短い、付記E1からE3のいずれか一項に記載の装置。
(付記E5)
前記第1及び第2の導電層、並びに前記電極をセットとして、複数の前記セットを有する、付記E1からE4のいずれか一項に記載の装置。
(付記E6)
前記複数のセットがそれぞれ有する前記第1及び第2の金属層が、互いに一つの金属層として形成する、付記E5に記載の装置。
(付記E7)
更に、前記複数のセットがそれぞれ前記第1及び第2の金属層の間に挟まれる絶縁層を備え、前記複数のセットがそれぞれ有する前記絶縁層が、互いに一つの絶縁層として形成する、付記E6に記載の装置。
(付記E8)
前記イオン及びオゾンの風は、それぞれ対応する前記中心軸の方向且つそれぞれ対応する前記電極からそれぞれ対応する前記第1の導電層の第1の空洞パターンを介してそれぞれ対応する前記第2の導電層の第2の空洞パターンに流れる、付記E5からE7のいずれか一項に記載の装置。
1、2 、3 4、5、6 電極対
10、11A、11B、20、21A、21B、30、31A、31B、40A、40B、41、50、51A、51B、60、61A、61B、M1、M2、E1、E2、E3 電極
12 22、32、42、52、62 電源
610A、610B 空洞(貫通孔、空洞パターン)
I1 絶縁体
H1 第3の空洞パターン(貫通孔)
G1 溝(Groove)
M1、M2、M3 第1、第2、第3の金属層
AG1 エアギャップ
S1 棒(Stick、Rod、Pole)

Claims (23)

  1. 第1の金属層を、第1の空洞パターンで形成し、
    第2の金属層を、前記第1の空洞パターンと異なる第2の空洞パターンで形成し、
    前記第1の空洞パターンで形成された第1の金属層と、前記第2の空洞パターンで形成された第2の金属層とを、積層し、
    電極を、前記第1及び第2の空洞パターンの中心軸に配置する、
    前記第1及び第2の金属層、並びに前記電極間でコロナ放電を発生し、イオン及びオゾンの風を発生する装置の製造方法。
  2. 更に、棒を用意し、
    前記棒を、前記第1及び第2の金属層を支持するように設置する、請求項1に記載の装置の製造方法。
  3. 更に、第3の金属層を用意し、
    前記第3の金属層を、前記第1及び第2の金属層の間に挟むように設置する、請求項2に記載の装置の製造方法。
  4. 前記第3の金属層を、前記第1及び第2の金属層にエアギャップを与えるように設置する、請求項3に記載の装置の製造方法。
  5. 前記棒を、前記第3の金属層が有する第3の空洞パターンに貫通させる、請求項4に記載の装置の製造方法。
  6. 前記第1の金属層を、前記第3の空洞パターンで形成し、
    前記第2の金属層を、前記第3の空洞パターンで形成し、
    前記第1、第2及び前記第3の金属層がそれぞれ有する前記第3の空洞パターンに前記棒を設定する、請求項5に記載の装置の製造方法。
  7. 前記第1及び第3の空洞パターンは、同時に形成され、
    前記第2及び第3の空洞パターンは、同時に形成される、請求項6に記載の装置の製造方法。
  8. 更に、第3の金属層を用意し、
    前記第3の金属層を、前記第1及び第2の金属層の間に挟むように設置する、請求項1に記載の装置の製造方法。
  9. 前記第3の金属層を、前記第1及び第2の金属層にエアギャップを与えるように設置する、請求項8に記載の装置の製造方法。
  10. 更に、棒を用意し、
    前記棒を、前記第3の金属層が有する第3の空洞パターンに貫通させる、請求項8または9に記載の装置の製造方法。
  11. 前記第1の金属層を、前記第3の空洞パターンで形成し、
    前記第2の金属層を、前記第3の空洞パターンで形成し、
    前記第1、第2及び前記第3の金属層がそれぞれ有する前記第3の空洞パターンに前記棒を設定する、請求項10に記載の装置の製造方法。
  12. 前記第1及び第3の空洞パターンは、同時に形成され、
    前記第2及び第3の空洞パターンは、同時に形成される、請求項11に記載の装置の製造方法。
  13. 更に、絶縁層を用意し、
    前記絶縁層を、前記第1及び第2の金属層の間に挟むように設置する、請求項1に記載の装置の製造方法。
  14. 前記絶縁層を、前記第1及び第2の金属層にエアギャップを与えるように設置する、請求項13に記載の装置の製造方法。
  15. 前記絶縁層を、前記第2の空洞パターンで形成する、請求項13または14に記載の装置の製造方法。
  16. 更に絶縁層及び前記第2の金属層のそれぞれが有する前記第2の空洞パターンは、同時に形成される、請求項15に記載の装置の製造方法。
  17. 前記第1の金属層及び前記第2の金属層を、前記第1及び第2の空洞パターンの中心軸を基準に隆起するようにプレスする、請求項1から16のいずれか一項に記載の装置の製造方法
  18. 前記第1の空洞パターンは、前記中心軸を基準に第1及び第2の空洞領域を含み、
    前記第1の金属層は、前記第1及び第2の空洞領域の間の第1の金属領域を含み、
    前記第2の空洞パターンは、前記中心軸を基準に第3及び第4の空洞領域を含み、
    前記第2の金属層は、前記第3及び第4の空洞領域の間の第2の金属領域を含む、請求項1から17いずれか一項に記載の装置。
  19. 前記第1及び第2の金属層の積層の順は、前記電極の側から前記第2の金属層、前記第1の金属層の順であり、
    前記第1の金属領域は、前記第2の金属領域よりも小さい、請求項18に記載の装置。
  20. 前記第1及び第2の金属層の積層の順は、前記電極の側から前記第2の金属層、前記第1の金属層の順であり、
    前記第1の金属領域の径は、前記第2の金属領域の径よりも小さい、請求項18又は19に記載の装置。
  21. 前記第2の空洞領域の一部は、前記第3の空洞領域の一部及び前記第2の金属領域とオーバラップする、請求項18から20いずれか一項に記載の装置。
  22. 前記第2の空洞領域の一部は、前記第4の空洞領域とオーバラップし、
    前記第3の空洞領域は、前記第1の空洞領域及び前記第1の金属領域とオーバラップする、請求項21に記載の装置。
  23. 前記第1及び第2の金属層の積層の順は、前記電極の側から前記第2の金属層、前記第1の金属層の順であり、
    前記電極から前記電極に最も近い前記第1の金属領域までの距離は、前記電極から前記電極に最も近い前記第2の金属領域までの距離と同じか又は長い、請求項18から22いずれか一項に記載の装置。



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