JP2016113292A - Boom mounting device and crane - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、ブーム取付装置およびクレーンに関する。 The present invention relates to a boom mounting device and a crane.
走行体と、旋回体と、旋回体に回動可能に支持されたブームとを備えるクレーンが知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術では、ブームに取り付けられた支持ピンを旋回体上のフートブラケットのピン受け座上に載置したとき、フートピンがフートブラケットのボス孔とブームのフート部のボス孔とを貫通できるように構成されている。支持ピンは、ブームのフート部の上面に設けられた突起、あるいは、ブームのフート部の上面に設けられた受け座に取り付けられる。
A crane is known that includes a traveling body, a revolving body, and a boom that is rotatably supported by the revolving body (see Patent Document 1). In the technique described in
上記特許文献1に記載の技術では、支持ピン、ブームのフート部の上面に設けられた突起あるいは受け座、旋回体上のフートブラケットのピン受け座などを精度よく加工する必要があり、ブームや旋回体の製造に手間がかかり、クレーンの製造コストが高くなる。
In the technique described in
請求項1に記載のブーム取付装置は、ブームをクレーンのメインフレームに取り付けるブーム取付装置であって、ブームを吊り下げ支持する左右一対の昇降装置と、一対の昇降装置を支持する支持台とを備え、一対の昇降装置のそれぞれを独立して動作させることで、ブームの左右の傾きが調整される。
The boom mounting device according to
本発明によれば、クレーンの製造コストの低減を図ることができる。 According to the present invention, the manufacturing cost of a crane can be reduced.
以下、図面を参照して、本発明に係るブーム取付装置を備えたクレーンの一実施の形態について説明する。
図1はクレーンの側面図であり、図2はブームが取り外された状態のクレーン10の斜視図である。図3は、ブーム4が積載されたトレーラ90を示す斜視図である。なお、図2では、説明の便宜上、走行体1および運転室(キャブ)の図示を省略し、図3では、トラクターヘッドの図示を省略している。以下では、図示するように、ブーム4を倒伏させた姿勢において、クレーン10の上下および前後、左右方向を規定する。
Hereinafter, an embodiment of a crane including a boom mounting device according to the present invention will be described with reference to the drawings.
FIG. 1 is a side view of the crane, and FIG. 2 is a perspective view of the
図1に示すように、クレーン10は、クレーン本体11と、クレーン本体11に回動可能に取り付けられるブーム4とを備えている。クレーン本体11は、走行体1と、旋回輪を介して走行体1の上部に旋回可能に設けられた旋回体3とを備えている。図2に示すように、旋回体3は、メインフレーム3aを備え、メインフレーム3aに矩形箱状の建屋カバー80が固着されている。メインフレーム3aには、複数のウインチ(不図示)が搭載される。
As shown in FIG. 1, the
メインフレーム3aには、ブーム4を回動可能に軸支する一対のブーム取付部31が設けられている。各ブーム取付部31は、フートピン81を支持する部分であり、各ブーム取付部31には、フートピン81を挿入するためのフートピン挿入孔31aが左右方向に延在するように設けられている。フートピン81は、ブーム4をメインフレーム3aのブーム取付部31で回動可能に軸支するための軸状部材である。メインフレーム3aには、ブーム4を起伏するためのブームシリンダ7が取り付けられている。
The
図3に示すように、ブーム4は、多段式ブーム、すなわち、伸縮可能なテレスコピックブームである。ブーム4は、基端側のブームおよび基端側のブームに対して伸縮可能な先端側のブームの少なくとも2段の多段式ブームである。ブーム4は、多段式ブームの基端側のブームであって最も外側に位置する外筒である基端側のベースブーム41と、ベースブーム41の内周側に長さ方向に伸縮可能(移動可能)に収容された複数段の内筒45とを有する。ベースブーム41の基端には、フートピン81を挿入するためのフートピン挿入孔41aが左右方向に延在するように設けられている。ブーム取付部31のフートピン挿入孔31a(図2参照)およびベースブーム41のフートピン挿入孔41a(図3参照)にフートピン81が挿入されると、図1に示すように、旋回体3のメインフレーム3aに、フートピン81を支点として起伏可能にブーム4が取り付けられる。
As shown in FIG. 3, the
ベースブーム41の腹面、すなわち、倒伏させたベースブーム41における地面と対向する面には、ブームシリンダ7のシリンダロッドの先端部72(図2参照)が取り付けられるシリンダロッド取付部42が設けられている。シリンダロッド取付部42には、シリンダピンを挿入するためのシリンダピン挿入孔42aが設けられている。
A cylinder
図2に示すように、ブームシリンダ7のシリンダロッドの先端部72には、シリンダピンを挿入するためのシリンダピン挿入孔72aが設けられている。シリンダピンは、シリンダロッド取付部42とブームシリンダ7のシリンダロッドの先端部72とを接続するための軸状部材であり、シリンダピン挿入孔42aおよびシリンダピン挿入孔72aに挿入される。
As shown in FIG. 2, a cylinder
図3に示すように、複数段の内筒45のうち、最も先端側に位置する内筒45の先端部分であるブームヘッド46には、不図示の巻き上げロープが巻掛けられるシーブ47,48が設けられている。シーブ47はシャフト83によってブームヘッド46に回動可能に軸支されており、シーブ48はシャフト84によってブームヘッド46に回動可能に軸支されている。ブームヘッド46の腹面側のシーブ47、すなわち、ブーム4を倒伏させた際に地面側に近いシーブ47を軸支するシャフト83は、その両端がブームヘッド46の側面よりも突出している。なお、シャフト83は、ブームヘッド46に対して回動可能に支持されている。
As shown in FIG. 3,
ブーム4の基端部における左右両端部には、一対の吊り具ブラケット141が設けられている。吊り具ブラケット141は、ブーム4の基端部に固着される固着部と、ブーム4の上面(背面)から上方に突出する三角形状の突出部とを備えている。突出部は、平板状であり、頂部近傍に、後述するチェーンブロック50の下フック50dに取り付けられるシャックル59のボルト(図5参照)が挿通されるボルト挿通孔141aが設けられている。
A pair of
図4は、ベースブーム41の基端近傍を示す図である。図4(a)は基端側から見たベースブーム41の基端近傍の断面図であり、図4(b)はベースブーム41の基端近傍を側方から見た図である。図4では、図1の姿勢と同じように、ブーム4の延在方向が水平となるように、ブーム4を倒伏させた状態を示している。
FIG. 4 is a view showing the vicinity of the base end of the
ブーム4には、最も基端側に位置する内筒45をベースブーム41に対して伸縮させるための油圧シリンダ60や、隣接する内筒45同士を互いに伸縮させるための油圧シリンダ61,62が設けられている。各油圧シリンダ60〜62には、ブーム4を伸縮するためにクレーン本体11から油圧ホース(不図示)を介して圧油が供給される。ベースブーム41の基端近傍には、油圧ホース(不図示)の接続部66が設けられており、クレーン作業時には接続部66に接続される油圧ホース(不図示)を介して、クレーン本体11の油圧源から圧油が供給される。
The
本実施の形態のブーム4では、後述するように、クレーン本体11とブーム4との分解時、および組み立て時にベースブーム41を伸縮させる。その際、クレーン本体11の油圧源(不図示)から分解組立専用の油圧ホース(不図示)を介して圧油が油圧シリンダ60に供給される。そのため、ベースブーム41の基端近傍には、上述した接続部66とは異なる、分解組立専用の油圧ホース(不図示)を接続する接続部67が設けられている。接続部67は、油圧シリンダ60を伸長させるための圧油を供給する接続部67aと、油圧シリンダ60を縮退させるための圧油を供給する接続部67bとを有する。
In the
ところで、クレーン10では、輸送上の重量や長さ等の制約から、クレーン本体11とブーム4とに分解されて、それぞれ別々に輸送され、作業現場で組み立てられる。
By the way, the
図1に示すように、トレーラ90には、ブーム輸送用固定装置100が設けられている。ブーム輸送用固定装置100は、前側ブーム輸送用架台101Aと、後側ブーム輸送用架台101Bと、前側ブーム輸送用架台101Aと後側ブーム輸送用架台101Bとを連結する架台連結部材101Cとを備えている。前側ブーム輸送用架台101Aにはブーム固定部110が設けられ、後側ブーム輸送用架台101Bには前側ブームスライド部120Aおよび後側ブームスライド部120Bが設けられている。前側ブーム輸送用架台101Aおよび後側ブーム輸送用架台101Bは、それぞれトレーラ90の荷台91に載置されて、たとえばワイヤロープなどによって荷台91に固定される。
As shown in FIG. 1, the
図3に示すように、ブーム固定部110は、ブームヘッド46を前側ブーム輸送用架台101Aに固定するための固定部であり、左右一対のシャフト支持部111と、左右一対のシャフト支持部111にそれぞれ取り付けられるシャフト固定リンク112とを備えている。左右一対のシャフト支持部111は、ブームヘッド46のシャフト83の延在方向、すなわち、クレーン10の左右方向となるブーム4の幅方向の外側に位置するように配設されている。
As shown in FIG. 3, the
シャフト支持部111の上端には、ブームヘッド46の側方から突出したシャフト83を下方から受けて支持するように、前後方向の中央近傍が低くなっているシャフト受け凹部が形成されている。シャフト支持部111のシャフト受け凹部の前後側面を構成する前後両側の側板には、固定ピン113が挿通される挿通孔が設けられている。この挿通孔に固定ピン113が挿通されると、固定ピン113によりシャフト固定リンク112がシャフト支持部111に固定される。
A shaft receiving recess is formed at the upper end of the
シャフト固定リンク112は、シャフト支持部111の上部に取り付けられて、シャフト支持部111のシャフト受け凹部との間でシャフト83を挟持する板状の部材である。シャフト固定リンク112の下端は、シャフト支持部111のシャフト受け凹部で支持されているシャフト83に上方から当接する構成とされている。シャフト固定リンク112の前後両側端部には、上述した固定ピン113が挿通される挿通孔が設けられている。
The
ブーム固定部110は、シャフト固定リンク112が固定ピン113によってシャフト支持部111の上部に固定されると、シャフト支持部111のシャフト受け凹部とシャフト固定リンク112との間でシャフト83が保持され、ブームヘッド46が固定される。
In the
シャフト83がブームヘッド46に対して回動可能に支持されているので、シャフト支持部111のシャフト受け凹部とシャフト固定リンク112とによってシャフト83が固定されても、ブームヘッド46は、固定されたシャフト83を中心に回動可能である。すなわち、ブームヘッド46のシャフト83がブーム固定部110で固定されていても、シャフト83を中心としたベースブーム41の揺動が許容されている。
Since the
前側ブームスライド部120Aおよび後側ブームスライド部120Bは、後側ブーム輸送用架台101B上において、前後方向に離間して設けられている。
The front
前側ブームスライド部120Aと後側ブームスライド部120Bは、同じ構造とされ、それぞれスライドローラ127を備えている。スライドローラ127は、ベースブーム41の腹面に当接して前後方向に滑動可能にブーム4を支持する。なお、前側ブームスライド部120Aおよび後側ブームスライド部120Bは、それぞれスライドローラ127上でブーム4を伸縮する際に、適宜、ブーム4の構成部材との干渉を避けることができるように、前後方向に延在するように配設されるピン125を回動支点として、スライドローラ側(上側)のフレームが、架台側(下側)のフレームに対して回動し、左右外側に開く構成とされている。
The front
図5〜図9を参照して、ブーム取付装置5について説明する。図5はブーム取付装置5の斜視図である。図6は、図5において、支持台51とチェーンブロック50の図示を省略した図であり、メインフレーム3aにおける支持台51の取付部およびブーム4におけるチェーンブロック50の取付部について説明する図である。図7はブーム取付装置5をクレーン10の右側から見た図であり、図8はブーム取付装置5をクレーン10の前側から見た図である。図9は、ブーム取付装置5を構成する各構成部品を示す分解斜視図である。なお、ブーム取付装置5を構成する各構成部品は、20kg未満となるように形成されている。
The
図5に示すように、メインフレーム3aには、ブーム4をメインフレーム3aに取り付けるブーム取付装置5が取り付けられている。ブーム取付装置5は、ブーム4を吊り下げ支持する左右一対のチェーンブロック50L,50Rと、一対のチェーンブロック50L,50Rを支持する支持台51とを備えている。一対のチェーンブロック50L,50Rは、それぞれ独立して動作させることのできる構成とされている。以下、ブーム取付装置5について詳細に説明する。
As shown in FIG. 5, a
チェーンブロック50Lおよびチェーンブロック50Rは同様の構成とされ、以下、総称してチェーンブロック50と記す。チェーンブロック50は、支持台51への取付用の上フック50aと、本体50bと、ロードチェーン(不図示)と、下フック50dと、手鎖(不図示)とを備えた、周知の懸垂形のチェーンブロックである。本体50bには、ロードシーブ(ロードホイルともいう)と手鎖車(ハンドホイルともいう)とが同軸上に設けられている。
The
支持台51は、左右両側のそれぞれにおいて、逆V字状に開いた二本の支柱152を備えている。逆V字状に開いた二本の支柱152は、上端部において、支持ブラケット151によって連結されている。
The
図9に示すように、支持ブラケット151は、側面視で三角形状の平板状部材である。支持ブラケット151は、前後方向中央部において、U字状の凹部151cが形成されている。支持ブラケット151には、凹部151cの前後両側に所定の間隔X1をおいて、連結ピン155が挿通されるピン挿通孔151hが設けられている。
As shown in FIG. 9, the
図5に示すように、一の支持ブラケット151によって固定される二本の支柱152の下端部は、支持台ブラケット135に固定されている。図6に示すように、支持台ブラケット135は、側面視で逆U字状の平板状部材であって、前後水平方向に延在する水平部135aと、水平部135aの前後両端部のそれぞれから下方に延在する取付部135bとを有している。支持台ブラケット135は、取付部135bがメインフレーム3aのブーム取付部31の上端面に溶接されている。水平部135aには、前後両側に所定の間隔X2をおいて、連結ピン156(図5および図9参照)が挿通されるピン挿通孔135hが設けられている。
As shown in FIG. 5, the lower ends of the two
図5に示すように、四本の支柱152のうち、後側に配置される左右一対の支柱152は、2本のサポートパイプ153と、斜材154とによって連結されている。図9に示すように、2本のサポートパイプ153のうちの一方は、左右一対の支柱152のそれぞれにおける上端部近傍に溶接され、2本のサポートパイプ153のうちの他方は、左右一対の支柱152のそれぞれにおける下端部近傍に溶接されている。2本のサポートパイプ153は、フートピン81の中心軸方向、すなわちブーム4の幅方向に対して平行に配置されている。
As shown in FIG. 5, the pair of left and
斜材154は、一端が右側に配置される支柱152の上端部近傍に溶接され、他端が左側に配置される支柱152の下端部近傍に溶接されている。サポートパイプ153と斜材154とによって後側の左右一対の支柱152が連結されると、各部品が一体とされた溶接構造物が形成される。この溶接構造物は、ブーム取付装置5を構成する一構成部品であり、上述したように、質量が20kg未満とされている。
One end of the
図9に示すように、支柱152の両端部には、二股形状の接続板を有する二股接続部が設けられている。支柱152の上端部に設けられる二股接続部(以下、上側二股接続部152Uと記す)には、支持ブラケット151が挿入される。支柱152の下端部に設けられる二股接続部(以下、下側二股接続部152Lと記す)には、支持台ブラケット135(図5および図6参照)が挿入される。
As shown in FIG. 9, a bifurcated connecting portion having a bifurcated connecting plate is provided at both ends of the
上側二股接続部152Uには、連結ピン155が挿通される円形状のピン挿通孔152hが設けられている。下側二股接続部152Lには、連結ピン156が挿通される円形状のピン挿通孔152hが設けられている。
The upper bifurcated connecting
連結ピン155を上側二股接続部152Uのピン挿通孔152hおよび支持ブラケット151のピン挿通孔151hに挿通することで、上側二股接続部152Uと支持ブラケット151とが連結される。なお、連結ピン155は、一端にピン挿通孔151h,152hよりも径が大きい端板が設けられ、他端に松葉ピンなどの止めピンが挿通される貫通孔が設けられている。
By inserting the connecting
連結ピン156を下側二股接続部152Lのピン挿通孔152hおよび支持台ブラケット135のピン挿通孔135hに挿通することで、下側二股接続部152Lと支持台ブラケット135とが連結される。なお、連結ピン156は、一端にピン挿通孔135h,152hよりも径が大きい端板が設けられ、他端に松葉ピンなどの止めピンが挿通される貫通孔が設けられている。
By inserting the connecting
バー150は、円柱状の棒状部材である。バー150の円柱部150aの両端部には、凹部151cの前後幅寸法よりも長い直径を有する円環形状の脱落防止板150cが配置されている。脱落防止板150cから内側に所定距離離れた位置に、バー150の円柱部150aよりも径が大きい円環形状の位置決め板150dが設けられている。図8に示すように、左側の位置決め板150dの左側側面と、右側の位置決め板150dの右側側面との間の寸法Y1は、ブーム4の基端部の左右幅寸法Y2とほぼ同じになるように設定されている(Y1≒Y2)。
The
図5に示すように、バー150は左右両側の支持ブラケット151の凹部151c(図9参照)に載置されると、左右一対の支持ブラケット151によりバー150が水平に懸架される。バー150は、フートピン81の中心軸方向に対して平行となるように配置されている。
As shown in FIG. 5, when the
図7に示すように、連結ピン156のピン間距離である間隔X2は、連結ピン155のピン間距離である間隔X1に比べて大きく設定されており、四本の支柱152によって台形柱形状の配置空間が画成されている。間隔X1および間隔X2は、この配置空間に一対のチェーンブロック50R,50Lを配置したときに、サポートパイプ153や斜材154が一対のチェーンブロック50R,50Lの本体50bの後面に干渉するのを防止するために設定されている。
As shown in FIG. 7, the interval X2 that is the inter-pin distance of the connecting
図8に示すように、右側のチェーンブロック50Rは、上フック50aが右側の位置決め板150dの右側面に接触するように配置される。左側のチェーンブロック50Lは、上フック50aが左側の位置決め板150dの左側面に接触するように配置される。これにより、バー150におけるチェーンブロック50の上フック50aを支持する点P1と、チェーンブロック50に取り付けられるシャックル59が吊り具ブラケット141を支持する点P2とを鉛直線上に位置させることができる。これにより、点P1と点P2とを鉛直線上に位置させることができない場合に比べて、チェーンブロック50に作用する負荷を低減することができるので、チェーンブロック50や支持台51を簡素な構造とすることができる。その結果、ブーム取付装置5の製造コストを低減することができる。
As shown in FIG. 8, the
作業現場まで別々に輸送されたクレーン本体11とブーム4とは、以下のようにして組み立てられる。以下の説明では、クレーン10の組み立て作業のうち、クレーン本体11へブーム4を取り付ける作業について説明する。図10および図11は、クレーン本体11とブーム4との組み立て作業を説明する図である。なお、図10および図11では、説明の便宜上、走行体1および運転室、トラクターヘッドの図示を省略している。
The
予め、ブーム取付装置5をメインフレーム3aに取り付けておく。なお、ブーム取付装置5を構成する各構成部品は、20kg未満の質量であるので、作業者は各構成部品を旋回体3の上に容易に持って上ることができ、作業者は治具を使うことなく組立作業を行うことができる。
The
図10に示すように、クレーン本体11の前部と、ブーム4を積載したトレーラ90の後部とを向かい合わせて、クレーン本体11とブーム4とを一直線上に配置する。クレーン本体11とトレーラ90とを上述したように配置した後、クレーン本体11に設けられた油圧源(不図示)と、ベースブーム41内の油圧シリンダ60の接続部67(図4参照)とを分解組立専用の油圧ホース(不図示)で接続する。
As shown in FIG. 10, the
図10および図11に示すように、ベースブーム41は、前側ブームスライド部120Aまたは後側ブームスライド部120Bで支持されている。クレーン本体11の油圧源(不図示)からの圧油をブーム4内に搭載される油圧シリンダ60に供給すると、ベースブーム41が前側ブームスライド部120Aまたは後側ブームスライド部120Bのスライドローラ127によって案内されながらクレーン本体11へ向かって伸長する。
As shown in FIGS. 10 and 11, the
図11に示すように、ブーム4を所定量伸長させ、ベースブーム41のフートピン挿入孔41a(図2参照)とブーム取付部31のフートピン挿入孔31a(図3参照)とを接近させる。ベースブーム41のフートピン挿入孔41aとブーム取付部31のフートピン挿入孔31aとの位置合わせは、以下の手順(1)〜(手順3)にしたがって行う。
As shown in FIG. 11, the
(手順1)図5に示すように、ベースブーム41の吊り具ブラケット141にシャックル59を取付ける。
(手順2)チェーンブロック50の下フック50dにシャックル59を取付け、手鎖(チェーン)を引くことによってブーム4をチェーンブロック50によって吊る。
(手順3)左側のチェーンブロック50Lおよび右側のチェーンブロック50Rを個別に動作させ、ブーム4の左右の高さを調整する。すなわち、ブーム4の左右の傾きを調整して、フートピン挿入孔41a(図3参照)とフートピン挿入孔31a(図2参照)との位置を合わせる。
(Procedure 1) As shown in FIG. 5, the
(Procedure 2) The
(Procedure 3) The left and right chain blocks 50L and 50R are individually operated to adjust the left and right heights of the
フートピン挿入孔41aとフートピン挿入孔31aとの位置合わせが完了したら、フートピン81を治具(不図示)により、フートピン挿入孔41aとフートピン挿入孔31aに挿入する。これにより、ブーム4が旋回体3に回動可能に軸支される。
When the alignment between the foot
図11に示すように、ブームシリンダ7をジャッキ(不図示)により揺動させ、ブームシリンダ7のシリンダロッドの伸縮を行うことで、シリンダロッド取付部42のシリンダピン挿入孔42aと、ブームシリンダ7のシリンダロッドの先端部72のシリンダピン挿入孔72aとの位置合わせを行う。シリンダピン挿入孔42aとシリンダピン挿入孔72aとの位置合わせが完了したら、シリンダピン(不図示)を挿入し、ブームシリンダ7をブーム4に取り付ける。
As shown in FIG. 11, the
分解組立専用の油圧ホース(不図示)を、ベースブーム41内の油圧シリンダ60の接続部67から取り外す。クレーン作業時にブーム4を伸長させるために、油圧ホース(不図示)を、クレーン本体11の油圧源(不図示)とベースブーム41内の油圧シリンダ60〜62の接続部66(図4参照)に接続する。
A hydraulic hose (not shown) dedicated for disassembly and assembly is removed from the connecting
図5に示すチェーンブロック50の下フック50dをシャックル59から取り外し、シャックル59をベースブーム41の吊り具ブラケット141から取り外す。ブーム取付装置5を分解し、メインフレーム3aからブーム取付装置5を取り外す。なお、ブーム取付装置5を構成する各構成部品は、20kg未満の質量であるので、作業者は治具を使うことなく分解作業を行うことができ、作業者は分解した各構成部品を旋回体3の上から地面へ容易に持って下りることができる。
The
図11に示すブーム固定部110によるブームヘッド46の拘束を解き、クレーン本体11へのブーム4の取り付けが完了する。
The restraint of the
なお、クレーン本体11からブーム4を取り外す場合、その作業手順は、上述した、クレーン本体11へのブーム4の取り付けにおける作業手順の逆の手順となる。そのため、クレーン本体11からのブーム4の取り外し作業の手順については、詳細な説明を省略する。
In addition, when removing the
上述した実施の形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)本実施の形態では、ブーム4をクレーン10のメインフレーム3aに取り付けるブーム取付装置5が、ブーム4を吊り下げ支持する左右一対のチェーンブロック50R,50Lと、一対のチェーンブロック50R,50Lを支持する支持台51とを備えており、一対のチェーンブロック50R,50Lのそれぞれを独立して動作させることで、ブーム4の左右の傾きが調整される。これにより、クレーン10が平坦な地面に載置されていない場合であっても、ブーム4をメインフレーム3aに容易に取り付けることができる。
According to the embodiment described above, the following operational effects can be obtained.
(1) In the present embodiment, the
ブーム4を補助クレーンで四点吊りして、作業者がブーム4の基端側の位置合わせを行う場合、作業者がブーム4を左右に傾かせて、位置を調整することは困難である。これに対して、本実施形態によれば、ブーム4の左右の傾きの調整を容易に行うことができるので、補助クレーンを用いる場合に比べて容易にブーム4をメインフレーム3aに取り付けることができる。
When the
(2)特許文献1に記載の技術では、ブームに取り付けられた支持ピンを、旋回体上のフートブラケットのピン受け座上に載置したとき、フートピンがフートブラケットのボス孔とブームのフート部のボス孔とを貫通できるように構成されている。支持ピンは、ブームのフート部の上面に設けられた突起、あるいは、ブームのフート部の上面に設けられた受け座に取り付けられる。このため、支持ピン、ブームのフート部の上面に設けられた突起あるいは受け座、旋回体上のフートブラケットのピン受け座などを精度よく加工する必要があり、ブームや旋回体の製造に手間がかかり、クレーンの製造コストが高くなる。
(2) In the technique described in
これに対して、本実施の形態では、チェーンブロック50R,50Lを個別に操作して、吊り下げ支持されるブーム4を左右へ傾けることにより、フートピン挿入孔の位置合わせを行う。このため、特許文献1に記載されている、フートブラケットのボス孔(フートピン挿入孔)とブームのフート部のボス孔(フートピン挿入孔)との位置を合わせるための精度の高い構造(支持ピンや、支持ピンを受ける受け座、支持ピンとブームとの取付部など)を必要としない。その結果、本実施の形態では、クレーン10の製造コストの低減を図ることができる。
On the other hand, in the present embodiment, the foot block insertion holes are aligned by individually operating the chain blocks 50R and 50L and tilting the
(3)作業者は、クレーン本体11上で、フートピン挿入孔41aとフートピン挿入孔31aとの位置合わせ作業を行うことができる。これに対して、クレーン本体11をジャッキアップして、フートピン挿入孔41aとフートピン挿入孔31aとの位置合わせを行う場合、安全上、ジャッキを動作させる度に、クレーン本体11から作業者が降りる必要があり、手間がかかっていた。本実施の形態によれば、ジャッキを用いる場合に比べて容易にブーム4をメインフレーム3aに取り付けることができる。
(3) The operator can perform the positioning operation of the foot
(4)支持台51は、チェーンブロック50が取り付けられるバー150と、バー150の左右端部を支持する左右一対の支持ブラケット151と、左右一対の支持ブラケット151のそれぞれの前後を支持する四本の支柱152と、左右の支柱152同士を連結するサポートパイプ153および斜材154とを備えている。支持ブラケット151は、バー150が載置される凹部151cの前後両側に所定の間隔X1をおいて支柱152が取り付けられている。所定の間隔X1は、四本の支柱152で画成される台形柱形状の配置空間内に一対のチェーンブロック50R,50Lを配置したときに、サポートパイプ153や斜材154がチェーンブロック50に干渉するのを防止するために設定されている。これにより、チェーンブロック50による、ブーム4の位置合わせ作業性が向上する。
(4) The
次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
(変形例1)
上述した実施の形態では、昇降装置としてチェーンブロック50を採用した例について説明したが、本発明はこれに限定されない。チェーンブロック50に代えて、レバーブロック(登録商標)を採用してもよい。手動式のチェーンブロック50に代えて、電気モータを駆動源とする電気チェーンブロックを昇降装置として採用してもよい。チェーンブロック50に代えて、油圧シリンダなどの直線作動可能なアクチュエータを用いた昇降装置や、ウインチでワイヤロープを巻き上げるホイストなどの昇降装置を採用してもよい。なお、油圧シリンダを用いる場合、油圧シリンダのロッド端部を球面ブッシュを介してバー150に取り付ける。
The following modifications are also within the scope of the present invention, and one or a plurality of modifications can be combined with the above-described embodiment.
(Modification 1)
In the above-described embodiment, the example in which the
(変形例2)
上述した実施の形態では、支持台51として、左右に二本の支柱を逆V字状に配設し、逆V字状の二本の支柱152を連結する支持ブラケット151上に載置されるバー150によってチェーンブロック50を吊り下げ支持する構成としたが、本発明はこれに限定されない。ブーム4が吊り下げ支持されたチェーンブロック50を動作させたときに、ブーム4を保持できる構成であればよい。
(Modification 2)
In the embodiment described above, as the
(変形例3)
上述した実施の形態では、ブームヘッド46を固定し、ブーム4を伸長させて、ベースブーム41を移動し、ブーム4をメインフレーム3aに取り付ける例について説明したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、補助クレーンを用いてブーム4を吊り上げ、ブーム4の基端側をブーム取付装置5で吊り下げ支持し、ベースブーム41のフートピン挿入孔41aとブーム取付部31のフートピン挿入孔31aとの位置合わせを行ってもよい。
(Modification 3)
In the above-described embodiment, the
本発明の特徴を損なわない限り、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で考えられるその他の形態についても、本発明の範囲内に含まれる。 As long as the characteristics of the present invention are not impaired, the present invention is not limited to the above-described embodiments, and other forms conceivable within the scope of the technical idea of the present invention are also included in the scope of the present invention. .
1 走行体、3 旋回体、3a メインフレーム、4 ブーム、5 ブーム取付装置、10 クレーン、31 ブーム取付部(ピン支持部)、31a フートピン挿入孔、41 ベースブーム、41a フートピン挿入孔、50 チェーンブロック(昇降装置)、50a 上フック、50b 本体、50d 下フック、51 支持台、81 フートピン、135 支持台ブラケット、135a 水平部、135b 取付部、135h ピン挿通孔、141 吊り具ブラケット、141a ボルト挿通孔、150 バー、150c 脱落防止板、150d 位置決め板、151 支持ブラケット、151c 凹部、151h ピン挿通孔、152 支柱、152L 下側二股接続部、152U 上側二股接続部、152h ピン挿通孔、153 サポートパイプ(連結部材)、154 斜材(連結部材)、155 連結ピン、156 連結ピン
1 traveling body, 3 revolving body, 3a main frame, 4 boom, 5 boom mounting device, 10 crane, 31 boom mounting section (pin support section), 31a foot pin insertion hole, 41 base boom, 41a foot pin insertion hole, 50 chain block (Elevating device), 50a upper hook, 50b main body, 50d lower hook, 51 support base, 81 foot pin, 135 support base bracket, 135a horizontal part, 135b mounting part, 135h pin insertion hole, 141 suspension bracket, 141a bolt insertion hole , 150 bar, 150c drop-off prevention plate, 150d positioning plate, 151 support bracket, 151c recess, 151h pin insertion hole, 152 column, 152L lower bifurcated connection portion, 152U upper bifurcated connection portion, 152h pin insertion hole, 153 support pipe ( Linking Materials), 154 diagonal members (connecting members) 155 connecting
Claims (4)
ブームを吊り下げ支持する左右一対の昇降装置と、
前記一対の昇降装置を支持する支持台とを備え、
前記一対の昇降装置のそれぞれを独立して動作させることで、前記ブームの左右の傾きが調整されるブーム取付装置。 A boom attachment device for attaching a boom to a main frame of a crane,
A pair of left and right lifting devices that suspend and support the boom;
A support base for supporting the pair of lifting devices,
A boom mounting device in which the left and right inclinations of the boom are adjusted by operating each of the pair of lifting devices independently.
前記一対の昇降装置は、一対のチェーンブロックであるブーム取付装置。 The boom mounting device according to claim 1,
The pair of lifting devices is a boom mounting device that is a pair of chain blocks.
前記支持台は、前記昇降装置が取り付けられるバーと、前記バーの左右端部を支持する左右一対の支持ブラケットと、前記左右一対の支持ブラケットのそれぞれの前後を支持する四本の支柱と、左右の前記支柱同士を連結する連結部材とを備え、
前記支持ブラケットは、前記バーが載置される凹部の前後両側に所定の間隔をおいて前記支柱が取り付けられ、
前記所定の間隔は、前記四本の支柱で画成される台形柱形状の配置空間内に前記一対の昇降装置を配置したときに、前記連結部材が前記昇降装置に干渉するのを防止するために設定されているブーム取付装置。 The boom mounting device according to claim 1 or 2,
The support base includes a bar to which the lifting device is attached, a pair of left and right support brackets that support left and right ends of the bar, four struts that support the front and rear of the pair of left and right support brackets, and left and right A connecting member for connecting the columns of the
The support bracket is attached to the support columns at a predetermined interval on both front and rear sides of the recess where the bar is placed,
The predetermined interval is to prevent the connecting member from interfering with the lifting device when the pair of lifting devices are disposed in a trapezoidal columnar space defined by the four columns. Boom mounting device set to.
走行体と、
前記走行体の上部に旋回可能に設けられた前記メインフレームと、
前記メインフレームにフートピンを支点として、起伏可能に取り付けられた前記ブームとを備え、
前記メインフレームには、前記フートピンを支持する一対のピン支持部と、前記支持台を固定する一対の支持台ブラケットとが設けられ、
前記支持台ブラケットは、前記ピン支持部の上部に設けられ、
前記ブームの基端部における左右両側端部のそれぞれに、前記昇降装置の吊り具が取り付けられる吊り具ブラケットが設けられているクレーン。 The boom mounting device according to any one of claims 1 to 3,
A traveling body,
The main frame provided to be turnable on an upper portion of the traveling body;
The boom is attached to the main frame so that it can be raised and lowered with a foot pin as a fulcrum.
The main frame is provided with a pair of pin support portions for supporting the foot pins and a pair of support base brackets for fixing the support base,
The support base bracket is provided on an upper portion of the pin support portion,
A crane in which a lifting bracket to which a lifting device of the lifting device is attached is provided at each of both left and right end portions of the base end portion of the boom.
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