JP2016112861A - 一体構造のマーキング装置 - Google Patents
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Abstract
Description
対象材には、厚みのあるシートも含まれる。
突起を有するローラ3を待機時に回転させることができるようになっている。
マーキング装置を4連設置した場合であり、この場合には耐熱ゴムロール4を耐熱ゴムロール受け15により設置するようにする。
マーキング装置は単体での使用のみならず、2個以上連設置することができる。
金属箔又はフィルム5に凹凸マーク12が施されて、マーキング又はナーリングがなされる。マーキングの長さは、ローラ昇降用シリンダ2の下降時間をデジスイッチ又はタッチパネルにて選択することができ、連続的なマーキング、ナーリングにおいても同様にできる。
U字形又は切り欠け円形の誘導加熱コイル6の形状を示した。その他の形状であっても、誘導加熱コイルとして用いることができるものであればよい。
フィルム5の走行速度(m/min)、突起を有するローラの突起面の温度(℃)をそれぞれ変化させた場合に、フィルム5にできる凹凸マークの高さ(μm)を計測した。
試験条件として、突起を有するローラ3の表面温度を、135℃、172℃、191℃、222℃、245℃に変化させ、フィルム5の走行速度を10m/min, 20m/min, 50m/min, 80m/min, 100m/minに変化させた。
それぞれの場合における凹凸マークの高さをマイクロメーターにて各5回測定し、平均値を出した。
・軟化点:180℃
・耐熱性:210℃
・溶融点:258℃
・耐熱性温度以下及び50m/min以下・・・・凹凸マークの高さSロール>Wロール
(刃面での面圧がSロール>Wロールの為と推測)
・耐熱性温度以下及び50m/min以上・・・凹凸マークの高さSロール<Wロール
・溶融点温度近く及び50m/min以下ではWロールが2倍近くの凹凸マークの高さとなる。
・溶融点温度近く及び50m/min以上ではWロールが1.2〜1.5倍近く凹凸マークの高さとなる。
2 ローラ昇降用シリンダ
3 突起を有するローラ
4 耐熱ゴムロール
5 金属箔又はフィルム
6 U字形又は切り欠け円形の誘導加熱コイル
7 放射温度計
8 ローラ回転用モータ
9 ローラ回転用歯車
10 調節機構
11 レギュレーター
12 凹凸マーク
13 汚れ又はキズ等の欠陥箇所
14 スリット用カッター
15 耐熱ゴムロール受け
対象材には、厚みのあるシートも含まれる。
突起を有するローラ3を待機時に回転させることができるようになっている。
マーキング装置を4連設置した場合であり、この場合には耐熱ゴムロール4を耐熱ゴムロール受け15により設置するようにする。
マーキング装置は単体での使用のみならず、2個以上連設置することができる。
金属箔又はフィルム5に凹凸マーク12が施されて、マーキング又はナーリングがなされる。マーキングの長さは、ローラ昇降用シリンダ2の下降時間をデジスイッチ又はタッチパネルにて選択することができ、連続的なマーキング、ナーリングにおいても同様にできる。
U字形又は切り欠け円形の誘導加熱コイル6の形状を示した。その他の形状であっても、誘導加熱コイルとして用いることができるものであればよい。
フィルム5の走行速度(m/min)、突起を有するローラの突起面の温度(℃)をそれぞれ変化させた場合に、フィルム5にできる凹凸マークの高さ(μm)を計測した。
試験条件として、突起を有するローラ3の表面温度を、135℃、172℃、191℃、222℃、245℃に変化させ、フィルム5の走行速度を10m/min, 20m/min, 50m/min, 80m/min, 100m/minに変化させた。
それぞれの場合における凹凸マークの高さをマイクロメーターにて各5回測定し、平均値を出した。
・軟化点:180℃
・耐熱性:210℃
・溶融点:258℃
・耐熱性温度以下及び50m/min以下・・・・凹凸マークの高さSロール>Wロール
(刃面での面圧がSロール>Wロールの為と推測)
・耐熱性温度以下及び50m/min以上・・・凹凸マークの高さSロール<Wロール
・溶融点温度近く及び50m/min以下ではWロールが2倍近くの凹凸マークの高さとなる。
・溶融点温度近く及び50m/min以上ではWロールが1.2〜1.5倍近く凹凸マークの高さとなる。
2 ローラ昇降用シリンダ
3 突起を有するローラ
4 耐熱ゴムロール
5 金属箔又はフィルム
6 U字形又は切り欠け円形の誘導加熱コイル
7 放射温度計
8 ローラ回転用モータ
9 ローラ回転用歯車
10 調節機構
11 レギュレーター
12 凹凸マーク
13 汚れ又はキズ等の欠陥箇所
14 スリット用カッター
15 耐熱ゴムロール受け
Claims (7)
- ベース板と、このベース板に設けたローラ昇降用シリンダと、このローラ昇降用シリンダにより昇降可能な突起を有するローラとからなるマーキング装置において、前記突起を有するローラと2個の耐熱ゴムロールにより金属箔を挟持しナーリングを施すことを特徴とする一体構造のマーキング装置。
- ベース板と、このベース板に設けたローラ昇降用シリンダと、このローラ昇降用シリンダにより昇降可能な突起を有するローラとからなるマーキング装置において、前記突起を有するローラの突起面を加熱するためのU字形又は切り欠け円形の誘導加熱コイルを設け、前記突起を有するローラと2個の耐熱ゴムロールによりフィルムを挟持しナーリングを施すことを特徴とする一体構造のマーキング装置。
- 前記突起を有するローラを前記ローラ昇降用シリンダにて連続的に又は間欠的に上げ下ろしできるようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の一体構造のマーキング装置。
- 前記突起を有するローラの突起面の表面温度を計測する放射温度計を設けたことを特徴とする請求項2又は請求項3記載の一体構造のマーキング装置。
- 前記突起を有するローラをローラ昇降用シリンダにて上げた状態において、前記突起を有するローラを回転用モータにより回転させ前記突起を有するローラの突起面を前記U字形又は切り欠け円形の誘導加熱コイルにより均一に加熱することができることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の一体構造のマーキング装置。
- 前記2個の耐熱ゴムロールを移動させることにより、前記突起を有するローラによる面接触圧を調整することができる調整機構を設けたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の一体構造のマーキング装置。
- 前記昇降用シリンダのエアー圧をレギュレーターにより調節し前記突起を有するローラによるナーリングの高さを調節することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の一体構造のマーキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014255716A JP5950475B2 (ja) | 2014-12-18 | 2014-12-18 | 一体構造のマーキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014255716A JP5950475B2 (ja) | 2014-12-18 | 2014-12-18 | 一体構造のマーキング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016112861A true JP2016112861A (ja) | 2016-06-23 |
JP5950475B2 JP5950475B2 (ja) | 2016-07-13 |
Family
ID=56140524
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014255716A Active JP5950475B2 (ja) | 2014-12-18 | 2014-12-18 | 一体構造のマーキング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5950475B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09226005A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-09-02 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | カレンダ設備 |
JPH10217314A (ja) * | 1997-02-12 | 1998-08-18 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 接圧ロール |
JP2010190642A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Kobe Steel Ltd | 欠陥マーキング装置、欠陥マーキング処理ライン、欠陥マーキング方法及び欠陥マーキングされたコイルの製造方法 |
JP2014218016A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | 富士フイルム株式会社 | ナーリング装置及び方法並びにフィルムロール製造方法 |
-
2014
- 2014-12-18 JP JP2014255716A patent/JP5950475B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09226005A (ja) * | 1996-02-22 | 1997-09-02 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | カレンダ設備 |
JPH10217314A (ja) * | 1997-02-12 | 1998-08-18 | Idemitsu Petrochem Co Ltd | 接圧ロール |
JP2010190642A (ja) * | 2009-02-17 | 2010-09-02 | Kobe Steel Ltd | 欠陥マーキング装置、欠陥マーキング処理ライン、欠陥マーキング方法及び欠陥マーキングされたコイルの製造方法 |
JP2014218016A (ja) * | 2013-05-08 | 2014-11-20 | 富士フイルム株式会社 | ナーリング装置及び方法並びにフィルムロール製造方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP5950475B2 (ja) | 2016-07-13 |
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