JP2016111804A - 鉄道車両用の主幹制御器 - Google Patents

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正敏 廣岡
Masatoshi Hirooka
正敏 廣岡
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Abstract

【課題】運転台に設けられる支軸に揺動自在に連結されるハンドルレバーと、ハンドルレバーの先端にこのハンドルレバーの長手方向に直交する方向にのびるように配置されるグリップとを有する主幹制御装置の主ハンドルを、運転者個々に応じて良好な握り感覚が得られて疲労軽減に寄与するように構成する。【解決手段】グリップ2を、ハンドルレバー1に固定のバー本体21とバー本体に外挿されるカバー体22とで構成し、カバー体として材質、形状及び色彩のいずれか少なくとも1つを変えた複数種のものを用意し、これら複数対象のカバー体をバー本体に付け換え自在にする。【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道車両用の主幹制御器に関する。
一般に、鉄道車両には、原動機等を制御する制御装置に対して制御指令信号を出力する主幹制御器(マスターコントローラ)が運転台(操作卓)に設置され、鉄道車両の運行時、運転者が主幹制御器の主ハンドルを操作するようになっている。このような主幹制御器として所謂横軸形のものが例えば特許文献1で知られている。このものは、主ハンドルを備え、主ハンドルが運転台に設けられる支軸に揺動自在に連結されるハンドルレバーと、ハンドルレバーの先端にこのハンドルレバーの長手方向に直交する方向にのびるように配置されるグリップとを有する。そして、グリップを片手または両手で把持し、ハンドルレバーを前後させることで、ハンドルレバーの回転角に応じて制御指令信号が出力される。
ここで、鉄道車両の運行時、主ハンドルは、体格(例えば、ハンドルを把持する手の大きさ)や体質の異なる複数人の運転者により操作されることとなる。このため、グリップが単一の形状、材質で設計されていると、運転者によっては、良好な握り感覚を得られず、疲労が多大になるという問題がある。
特開平11−89013号公報
本発明は、以上の点に鑑み、運転者個々に応じて良好な握り感覚が得られて疲労軽減に寄与するようにした主ハンドルを持つ主幹制御器を提供することをその課題とするものである。
上記の課題を解決するために、本発明は、主ハンドルを備え、主ハンドルが運転台に設けられる支軸に揺動自在に連結されるハンドルレバーと、ハンドルレバーの先端にこのハンドルレバーの長手方向に直交する方向にのびるように配置されるグリップとを有し、グリップは、ハンドルレバーに固定のバー本体とこのバー本体に外挿されるカバー体とを有し、カバー体として材質、形状及び色彩のいずれか少なくとも1つを変えた複数種のものを用意して、これら複数対象のカバー体をバー本体に付け換え自在に構成したことを特徴とする。
本発明によれば、鉄道車両の運行に先立って運転者が複数対象のカバー体の中から良好な握り感覚を得るのに適したものを選択し、この選択したカバー体をバー本体に付け換える。これにより、運転者個々に応じた良好な握り感覚が得られるカバー体を片手または両手で把持して主ハンドルを操作でき、運転者の疲労軽減に寄与することができる。なお、本発明において、「形状」といった場合、カバー体の太さ(カバー体の外径に相当する厚さ)、輪郭(断面視でのカバー体の外形)、運転者が把持するカバー体の表面形状が含まれる。
(a)は本発明の実施形態の鉄道車両用の主幹制御装置の主ハンドルを、一方のグリップを取付状態、他方のグリップを取外状態で示す正面図、(b)はその主ハンドルの側面図。 (a)〜(c)は、カバー体の変形例を示す平面図、正面図及び側面図。 (a)〜(c)は、カバー体の他の変形例を示す平面図、正面図及び側面図。 (a)〜(c)は、カバー体の更に他の変形例を示す平面図、正面図及び側面図。
以下、図面を参照して、本発明の鉄道車両用の主幹制御器の実施形態を説明する。図1(a)及び(b)を参照して、MHは、鉄道車両に設けられる原動機等を制御する制御装置に対して制御指令信号を出力する主幹制御器(マスターコントローラ)の主ハンドルである。主ハンドルMHは、図示省略の運転台(操作卓)に設けた支軸に揺動自在に連結されるハンドルレバー1と、ハンドルレバー1の先端に、このハンドルレバー1の長手方向(図1(a)中、上下方向)に直交する方向(図1(a)中、左右方向)にのびるように配置されるグリップ2とを有する。グリップ2にはデッドマン装置の操作レバー3が出没自在に組み込まれている。そして、運転者が主ハンドルMHを操作する場合、操作レバー3を握り込むようにグリップ2を両手で把持し、この状態でハンドルレバー1を前後させると、ハンドルレバー1の回転角に応じて制御指令信号が出力される。なお、デッドマン装置については公知のものが利用できるため、ここでは詳細な説明は省略する。
ところで、鉄道車両の運行時、主ハンドルMHは、体格(例えば、ハンドルを把持する手の大きさ)や体質の異なる複数人の運転者により操作されることとなる。このため、デッドマン装置の操作レバー3を握り込んで操作される主ハンドルMHを運転者個々に応じて良好な握り感覚が得られ、運転時の疲労感が軽減できるようにする必要がある。
本実施形態では、グリップ2をハンドルレバー1に固定のバー本体21とこのバー本体21に外挿される、運転者が直接把持するカバー体22とで構成し、カバー体22として材質、形状及び色彩のいずれか少なくとも1つを変えた複数種のものを用意して、これら複数対象のカバー体22をバー本体21に付け換え自在に構成することとした。以下に、グリップ2の構成について具体的に説明する。
操作レバー3が組み込まれるバー本体21は、金属等の機械的強度を持つ材質で構成されている。バー本体21の断面形状は適宜選択でき、例えば、運転者がカバー体22を握り込んで主ハンドルMHを操作するとき、バー本体21に対するカバー体22の回り止め(周方向への滑り防止)のため、複数の角部を持つ略卵形の断面形状とすることができる(図1(b)参照)。また、バー本体21の先端部には後述のピン状部材22cが吸着保持するマグネットキャッチ21aが夫々内蔵されている。
カバー体22は略長方形の外形(輪郭)を持つ筒状の部材で構成されている。カバー体22内には、図1(a)に示すように、バー本体21への挿入方向前端から後端近傍まで長手方向にのびる挿入孔22aが形成されている。カバー体22には、挿入孔22aに連通し、バー本体21への挿入方向前端から長手方向にのびるスリット孔22bが形成され、バー本体21にカバー体22を外挿した状態で操作レバー3がスリット孔22bを通して外方に突出するようにしている。バー本体21への挿入方向後端面にはその内方に向けてピン状部材22cが立設されている。
カバー体22をバー本体21に取り付ける場合、操作レバー3とスリット孔22bとを位相決めし、バー本体21にカバー体22をその挿入方向前端側から挿入していく。そして、バー本体21のマグネットキャッチ21aとピン状部材22cとが係合するまで挿入すると、マグネットキャッチ21aにピン状部材22cが吸着保持され、これにより、バー本体21に対してカバー体22が位置決め保持されると共に回り止めされる。なお、バー本体21からカバー体22を取り外す場合、マグネットキャッチ21aの吸着力より大きな引張力でカバー体22を挿入方向反対側に引っ張ればよい。挿入孔22aの径は、バー本体21に対するカバー体22の付け換えや、主ハンドルMH操作時のバー本体21に対するカバー体22の回り止め防止等を考慮して適宜設定される。
カバー体22の材質としては、例えば、布、ゴム、合成樹脂や木材またはこれを組み合わせたものを挙げることができ、カバー体22を把持したときの弾力性や吸湿性の異なる複数種のものを用意することができる。カバー体22の色彩としては、色を変えたものの他、透明、半透明や模様を付したものが挙げられ、例えば、カバー体22の材質が同一の場合でも、運転者が使用しようとするカバー体22を他人のものから簡単に区別できるように、(場合によっては、外表面のみ)色彩の異なる複数種のものを用意することができる。
カバー体22の形状としては、カバー体22の太さ(カバー体22の外径に相当する厚)、輪郭(断面視でのカバー体22の外形)、運転者が把持するカバー体22の表面形状の異なる複数種のものを用意することができる。具体的には、上記実施形態と同一の部材、要素に同一の符号を付した図2(a)〜図2(c)に示すように、変形例に係るカバー体22では、図1に示すカバー体22の厚さr1と比較してその厚さr2を小さくして、比較的に主ハンドルMHを把持する手の小さい運転者にとって良好な握り感覚が得られるようにできる。他方、図3(a)〜(c)に示すように、他の変形例に係るカバー体22では、図1に示すものと比較して、その輪郭(断面視の外形)を半円と台形とを組み合わせた形状にし、主ハンドルMHを把持したとき、運転者の手との接触面積が小さくなるようにできる。更に、図4(a)〜(c)に示すように、更に他の変形例に係るカバー体22では、カバー体22の挿入方向後端に上方に突出する突片220を設けて、主ハンドルMHを把持するときの安定性を向上させるようにできる。
以上の実施形態によれば、鉄道車両の運行に先立って運転者が複数対象のカバー体22(22〜22)の中から良好な握り感覚を得るのに適したものを選択し、この選択したカバー体22(22〜22)をバー本体21に付け換える。これにより、運転者個々に応じた良好な握り感覚が得られるカバー体22(22〜22)を両手で把持して主ハンドルMHを操作でき、運転者の疲労軽減に寄与することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記のものに限定されるものではない。上記実施形態では、所謂横軸形の主ハンドルMHに適用したものを例に説明したが、所謂縦軸形のものにも本発明は適用できる。また、上記実施形態では、マグネットキャッチ21aを用いてカバー体22を吸着保持するものを例に説明したが、簡単な操作(例えば、ワンタッチ操作)でバー本体21に対してカバー体22が位置決め保持されると共に回り止めできるものであれば、特に制限はなく、キャッチクリップ等を用いることができ、カバー体22をバー本体21にねじ止めできるようにしてもよい。
MH…主幹制御器の主ハンドル、1…ハンドルレバー、2…グリップ、21…バー本体、22(22〜22)…カバー体。

Claims (1)

  1. 主ハンドルを備え、主ハンドルが運転台に設けられる支軸に揺動自在に連結されるハンドルレバーと、ハンドルレバーの先端にこのハンドルレバーの長手方向に直交する方向にのびるように配置されるグリップとを有する鉄道車両用の主幹制御器において、
    グリップは、ハンドルレバーに固定のバー本体とこのバー本体に外挿されるカバー体とを有し、カバー体として材質、形状及び色彩のいずれか少なくとも1つを変えた複数種のものを用意して、これら複数対象のカバー体をバー本体に付け換え自在に構成したことを特徴とする鉄道車両用の主幹制御器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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