JP2016111710A - 無線ネットワークの計画方法及び計画装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明の実施例は無線ネットワークの計画方法及び装置を提供する。【解決手段】該方法は、予め取得された第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算し、各計画スキームはアクセスポイントの数及び位置情報を含み、算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成し、所定条件が満たされた場合、第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定し、所定条件が満たされていない場合、最終的な計画スキーム集合を決定するまで、取得された第i+1世代の計画スキーム集合に対して対応の処理を行う。本発明の実施例の上記方法及び装置によれば、複数の計画目標の要求を満たすことができ、無線ネットワークの計画スキームを最適化でき、構築コストを節約できる。【選択図】図7

Description

本発明は、通信技術分野に関し、特に無線ネットワークの計画方法及び装置に関する。
無線通信技術の発展はユーザがいつでもどこでもネットワークにアクセスすることに繋がり、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)は電気電子技術者協会(Institute of Electrical and Electronics Engineers、IEEE)802.11シリーズ標準の無線通信技術である。IEEE802.11シリーズ標準は3つのネットワークモデルを提供している。そのうち、アクセスポイント(Access Point)により組織されたネットワークのモデルは最も広く使われ、その基礎のインフラストラクチャモデル(infrastructure model)はAPを中心に組織されたシングルホップ(single hop)ネットワークである。該ネットワークモデルでは、ユーザ(User)がAPに直接に接続し、APが該ユーザにサービスを提供する。構成されたAPの数、位置、使用されるチャネル及び送信電力はネットワークの性能を決定する。
通常、ネットワークが構成された場合、APの数、位置、送信電力、使用されるチャネル等は固定され、変化しなくなるため、ネットワーク構成及びネットワーク構築前の計画への要求が高く求められている。計画が適切である場合、計画結果に基づいて現場でAPを取り付けて手直しをした後のネットワークはユーザの需要を満足でき、構築のコストを大幅に節約できる。一方、計画が不適切である場合、オペレータの経験により現場で調整する必要がある。大きい面積のネットワークを構成する場合、経験にのみに基づいて調整することは難しい。また、調整されたものは他のAPに新しい影響を与えるため、構築コストが高くなる。
なお、背景技術に関する上記の説明は、単なる本発明の技術案をより明確、完全に説明するためのものであり、当業者を理解させるために説明するものであり。これら技術案が本発明の背景技術の部分に説明されているから当業者にとって周知の技術であると解釈してはならない。
従来の無線ネットワークの計画方法は単一の計画目標のみを考慮し、計画される無線ネットワークに既に他のネットワーク情報が存在していることを考慮していないため、不適切なネットワーク計画を齎しやすく、後続の構築コストが増加してしまう。
本発明の実施例は、無線ネットワークを計画する時に、複数の計画目標を考慮し、ネットワークを適切に計画することで、ユーザの要求を満足でき、構築コストを節約できる無線ネットワークの計画方法及び装置を提供する。
本発明の実施例の上記の目的は、以下の実施形態により実現される。
本発明の実施例の第1の態様では、無線ネットワークの計画装置であって、予め取得された第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算する第1の計算手段であって、前記第i世代の計画スキーム集合には第1の所定数の計画スキームが含まれ、各計画スキームはアクセスポイントの数及び位置情報を含む、第1の計算手段と、算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成する第1の処理手段であって、前記第i+1世代の計画スキーム集合における計画スキームの数は第1の所定数と同じである、第1の処理手段と、所定条件を満たすか否かを判断する第1の判断手段と、前記所定条件が満たされた場合、前記第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定する第1の決定手段と、を含み、前記第1の判断手段の判断結果が所定条件を満たしていない場合、最終的な計画スキーム集合を決定するまで、前記第1の計算手段、第1の処理手段、第1の判断手段及び第1の決定手段は、前記第i+1世代の計画スキーム集合に対して対応の処理を行う、装置を提供する。
本発明の実施例の第2の態様では、無線ネットワークの計画方法であって、予め取得された第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算するステップであって、前記第i世代の計画スキーム集合には第1の所定数の計画スキームが含まれ、各計画スキームはアクセスポイントの数及び位置情報を含む、ステップと、算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成するステップであって、前記第i+1世代の計画スキーム集合における計画スキームの数は第1の所定数と同じである、ステップと、所定条件が満たされた場合、前記第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定するステップと、所定条件が満たされていない場合、最終的な計画スキーム集合を取得するまで、取得された前記第i+1世代の計画スキーム集合を処理するステップと、を含む、方法を提供する。
本発明の実施例の有益な効果としては、本発明の実施例の無線ネットワークの計画方法及び装置によれば、複数の計画目標の要求を満たすことができ、無線ネットワークの計画スキームを最適化でき、構築コストを節約できる。
下記の説明及び図面に示すように、本発明の特定の実施形態が詳細に開示され、本発明の原理を採用できる方式が示される。なお、本発明の実施形態の範囲はこれらに限定されない。本発明の実施形態は、添付される特許請求の範囲の要旨及び項目の範囲内において、変更されたもの、修正されたもの及び均等的なものを含む。
1つの実施形態に記載された特徴及び/又は示された特徴は、同一又は類似の方式で1つ又はさらに多くの他の実施形態で用いられてもよいし、他の実施形態における特徴と組み合わせてもよいし、他の実施形態における特徴に代わってもよい。
なお、本文では、用語「包括/含む」は、特徴、部材、ステップ又はコンポーネントが存在することを指し、一つ又は複数の他の特徴、部材、ステップ又はコンポーネントの存在又は付加を排除しない。
本発明の多くの態様は、以下の図面を参照しながら理解できる。図面における素子は比例に応じて記載されたものではなく、本発明の原理を示すためのものである。本発明の一部分を示す又は記載するため、図面における対応部分は拡大或いは縮小される可能性がある。本発明の1つの図面及び1つの実施形態に記載された要素及び特徴は、1つ又はさらに多くの図面又は実施形態に示された要素及び特徴と組み合わせてもよい。また、図面において、類似の符号は複数の図面における対応する素子を示し、1つ以上の実施形態に用いられる対応素子を示してもよい。
本発明の実施例1の無線ネットワークの計画方法のフローチャートである。 本発明の実施例1の計画される無線ネットワークの領域を示す図である。 本発明の実施例1におけるステップ102の1つの態様のフローチャートである。 本発明の実施例1におけるステップ301の1つの態様のフローチャートである。 本発明の実施例1におけるステップ301のもう1つの態様のフローチャートである。 本発明の実施例2の無線ネットワークの計画方法のフローチャートである。 本発明の実施例3の無線ネットワークの計画装置の1つの態様の構成を示す図である。 本発明の実施例3の無線ネットワークの計画装置のもう1つの態様の構成を示す図である。 本発明の実施例3の第1の設定部8021の1つの態様の構成を示す図である。
図面及び下記の明細書を参照しながら、本発明の実施例の上記及び他の特徴を説明する。これらの実施形態は単なる例示的なものであり、本発明を限定するものではない。当業者に本発明の原理及び実施形態を簡単に理解させるため、本発明の実施例ではWLANネットワークを一例として説明するが、本発明の実施例はWLANネットワークに限定されず、例えば、本発明の実施例に係る方法及び装置は他の無線ネットワークに適用されてもよい。
本実施例では、遺伝的アルゴリズムを用いてネットワークを計画することで、複数の計画目標の要求を達成でき、無線ネットワークの計画スキームを最適化でき、構築コストを節約できる。以下は、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明する。
<実施例1>
図1は本発明の実施例1の無線ネットワークの計画方法のフローチャートである。図1に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ101:予め取得された第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算する。
ステップ102:算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成する。
ステップ103:所定条件が満たされた場合、第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定し、所定条件が満たされていない場合、最終的な計画スキーム集合を取得するまで、第i+1世代の計画スキーム集合を処理する。
本実施例では、第i世代の計画スキーム集合は初期の計画スキーム集合であってもよく、iの値が0の場合、該第i世代の計画スキームは第0世代の群又は第0世代の計画スキームである。ここで、第0世代の計画スキームはランダムで生成されてもよく、例えば二進コード化の方法を用いる場合、n個の二進ストリングをランダムで生成し、該二進ストリングの長さは、APを構成可能な候補位置の数に等しく、具体的な構成方法は以下の図2を参照しながら説明される。
初期の計画スキーム集合が取得された後に、遺伝的アルゴリズムに基づいて第0世代の計画スキーム集合を処理し、新しい群、即ち第i+1世代(第1世代)の群又は計画スキーム集合を取得してもよい。遺伝的アルゴリズムに基づいて第0世代の計画スキーム集合を処理することは、主に、第0世代の計画スキーム集合に対して、選択、交換、変更を含む処理を行い、具体的な処理プロセスは以下の実施例で説明される。所定の条件が満たされた場合、第1世代の群又は第1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合とし、そうでない場合、第1世代の群又は第1世代の計画スキーム集合に対して、遺伝的アルゴリズムを用いて第1世代の計画スキームを処理し、即ちi=1であることに相当し、最終的な計画スキームを取得するまで、ステップ101〜103を繰り返す。
本実施例では、第i世代の計画スキーム集合には、第1の所定数の計画スキームが含まれ、各計画スキームはアクセスポイントの数及び位置情報を含む。第i+1世代の計画スキーム集合における計画スキームの数は、第1の所定数と同じである。
上記の実施例によれば、計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて新しい計画スキームを生成することで、複数の計画目標の要求を満たすことができ、無線ネットワークの計画スキームを最適化でき、構築コストを節約できる。
本実施例では、ステップ101において、複数の方法を用いて計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延を計算してもよく、より正確な計算結果を取得するために、各計画スキームのカバレッジを計算する際に、予め設定された構成領域の情報、減衰モデル、APの構成情報及び既に存在しているネットワークなどの要素を考慮してもよく、ネットワークのスループット及び遅延を計算する際に、生成される計画スキームをより最適化するように、ネットワークにおけるユーザの分布についてネットワークシミュレーションを行ってもよい。以下は、例を挙げて上記のカバレッジ、遅延、スループット及び計画コストの計算方法を説明するが、以下の計算方法に限定されない。例えば、カバレッジは、計画される無線ネットワークの領域に対する、カバー要求を満たす領域の比率であり、スループットは、最後のデータパケットの到達時間と最初のデータパケットの送信時間との時間差に対する、全てのアクセスポイントにより受信されたデータパケットの総ビット数の比率であり、遅延は、アクセスポイントにより受信されたデータパケットの総数に対する、アクセスポイントにより受信された各データパケットの伝送遅延の総和の比率であり、計画コストは、計画スキームにおける全てのアクセスポイントのコストの総和である。
本実施例では、各計画スキームはアクセスポイントの数及び位置情報を含み、ステップ103における遺伝的アルゴリズムの処理プロセスを実現するために、各世代の計画スキーム集合における計画スキームは二進コードを用いてもよい。この場合は、該方法は、計画される無線ネットワークの領域を離散化し、離散化された領域における各候補位置について二進コードを用いるステップをさらに含む。以下は、図2を参照しながら説明する。
図2は、本実施例における計画される無線ネットワークの領域の離散化を示す図である。各APの通信半径に基づいて、計画される領域を離散化してもよい。図2に示すように、例えば各APの通信半径がRであり、計画される無線ネットワークの領域の長さが
(外1)
Figure 2016111710
であり、幅が3Rである場合、計画される無線ネットワークの領域を15の点に離散化してもよく、各点は1つの候補位置を表し、合計3行5列があり、各候補位置に順次に番号を付ける。
候補位置を決定した後に、各候補位置について二進コードを用い、番号の順にコードを順次に付けてもよいし、所定の他の順序に従ってコードを付けてもよい。「1」でアクセスポイントが構成された候補位置を表し、「0」でアクセスポイントが構成されていない候補位置を表してもよいし、逆にしてもよい。例えば、計画スキームに用いられた二進コードが10010 00110 01000である場合、1、4、8、9、12番目の候補位置にAPが構成されていることを表し、ここで、具体的な候補位置の数と離散化の行列数はAPの属性及び実際の要求に基づいて決定され、本実施例はこの例に限定されず、上記の例は単なる本発明の実施例である。
以上は、0及び1の二進コードを用いる計画スキームを例として、本実施例に係る無線ネットワークの計画方法を説明しているが、本実施例はこれに限定されず、例えば「1」及び「−1」を用いて計画スキームにコードを付けてもよく、ここで、「1」は候補位置にAPが構成されたことを表し、「−1」は候補位置にAPが構成されていないことを表す。
本実施例では、ステップ102において、遺伝的アルゴリズムを用いて第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成する。以下は、図3を参照しながら説明する。
本実施例では、ステップ103では、該所定条件は、i+1が所定の第1の閾値に等しいこと、又はi+1世代の計画スキーム集合における、連続したm世代の計画スキーム集合における各計画スキームが共に同じであることであってもよい。ここで、mは所定の第2の閾値である。i+1が所定の第1の閾値に等しいこと、又はi+1世代の計画スキーム集合における、連続したm世代の計画スキーム集合における各計画スキームが共に同じであることが満たされた場合、第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定する。
例えば、第1の閾値が100である場合、i+1=100のとき、取得された第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定する。或いは、第2の閾値が5である場合、連続した5世代の計画スキーム集合における各計画スキームが共に同じであり、即ち第i−3、i−2、i−1、i、i+1世代の計画スキーム集合における各計画スキームが共に同じであるとき、取得された第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定する。
図3は本実施例におけるステップ102のフローチャートである。図3に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ301:算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、パレート(Pareto)並び替え方法を用いて第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定する。
本実施例では、以下の方式を用いて、計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定する。
算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキームから、非支配の計画スキームを取得し、選択された非支配の計画スキームのランクを、ランク設定の回数と同じように設定し、或いはランクが設定された計画スキームの数に所定数を加えて得られた値に設定する。
以下は、図4及び図5を参照しながら、ランクの設定方法を説明する。
ステップ302:所定のランクと並び替え確率との対応関係に基づいて、設定されたランクに対応する並び替え確率を選択する。
本実施例では、ランクと並び替え確率との対応関係を予め設定してもよい。ここで、ランクと並び替え確率との対応関係は、一対一の対応関係、即ち1つのランクが1つの並び替え確率に対応することであってもよい。表1に示すように、対応関係は、各ランクが1つの並び替え確率に対応する。或いは、ランクと並び替え確率との対応関係は、多対一の関係、即ち複数のランクが1つの並び替え確率に対応することであるであってもよい。表2に示すように、対応関係は、複数のランクが1つの並び替え確率に対応する。例えば、Kは各計画スキームのランクを表し、pkはK番目のランクについて予め設定された並び替え確率を表し、ここで、0≦pk≦1。
Figure 2016111710

Figure 2016111710
ステップ303:選択された並び替え確率に基づいて、各計画スキームの選択確率を計算する。
本実施例では、正規化方法を用いて各計画スキームの選択確率を計算してもよく、例えば、以下の式(1)を用いてk番目の計画スキームの選択確率を計算してもよい。
Figure 2016111710
ここで、Pselect(k)はk番目の計画スキームの選択確率を表し、Psort(k)はk番目の計画スキームの並び替え確率を表し、Psort(j)はj番目の確率の並び替え確率を表す。
ステップ304:算出された各計画スキームの選択確率に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から第1の所定数の計画スキームを選択し、第1の計画スキーム集合を取得する。
本実施例では、多種の方式を用いて計画スキームを選択してもよく、例えば、「ルーレット」の方式を用いて選択してもよい。P=0、
Figure 2016111710
と仮定する場合、(0,1)の範囲内に乱数Rを生成し、Pk−1≦R≦Pの場合、k番目の計画スキームを選択する。
ステップ305:第1の計画スキーム集合から、第2の所定数の、2つの計画スキームを含む計画スキームグループを選択し、各計画スキームグループにおける2つの計画スキームの所定位置のアクセスポイント計画スキームを互いに交換する。
ここで、各計画スキームグループにおける2つの計画スキームの所定位置は同じであってもよいし、異なってもよい。二進コードを例として説明すると、例えば、第1の計画スキーム集合から1つの計画スキームグループを選択し、該計画スキームグループは第1の計画スキーム及び第2の計画スキームを含み、二進コード00001 11000 11000と10011 11001 00011で表し、第1の計画スキームにおける第3〜6桁と第2の計画スキームにおける第8〜11桁を00001 01000 11000と10011 11001 10011に互い交換する。
ステップ306:交換処理後の第1の計画スキーム集合から第3の所定数の計画スキームを選択し、第3の所定数の計画スキームにおける各計画スキームにおける所定位置のアクセスポイント計画スキームを現在の計画スキームと異なる計画スキームに変更し、第i+1世代の計画スキーム集合を取得する。
ここで、所定位置のアクセスポイントにAPが構成された場合、AP未構成に変更し、所定位置のアクセスポイントにAPが構成されていない場合、AP構成済みに変更する。二進コードを例として説明すると、例えば、第1の計画スキーム集合から、二進コードが00001 11000 11000の計画スキームを選択し、該計画スキームにおける第3〜6桁を、その現在の計画スキームと異なる計画スキーム、即ち00110 01000 11000に変更する。
本実施例では、第2の所定数、第3の所定数は実際の要求に応じて決定されてもよく、本実施例はこれに限定されない。例えば、各世代の計画スキーム集合の安定性を確保するために、第2の所定数及び第3の所定数は比較的に小さい値であってもよい。
本実施例では、生成された第i+1世代の計画スキーム集合に優れた計画スキームを保留するために、ステップ304において、ランクが最高の計画スキームを第1の計画スキーム集合に直接に選択し、ステップ305及び306において、第1の計画スキーム集合における、ランクが最高の計画スキーム以外の計画スキームのみに対して交換などの処理を行ってもよい。
ステップ301〜306において第i世代の計画スキーム集合を処理することで、第i世代の無線ネットワークの計画スキーム集合が最適化された。
図4は本実施例におけるステップ301のランク設定方法のフローチャートである。本実施例では、算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から第1の非支配の計画スキームを取得し、第1の非支配の計画スキームのランクを1に設定し、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキームから第2の非支配の計画スキームを取得し、第2の非支配の計画スキームのランクを2に設定し、第i世代の計画スキーム集合における全ての計画スキームについてランクが設定されるまで、このプロセスを繰り返す。図4に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ401:現在のj=1と設定する。
ステップ402:算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキームから、非支配の計画スキームを取得する。
ステップ403:選択された非支配の計画スキームのランクをjに設定する。
ステップ404:第i世代の計画スキーム集合に、ランクが設定されていない計画スキームがまだ存在するか否かを判断し、判断結果がYESの場合、ステップ405を実行し、そうでない場合、処理を終了する。
ステップ405:j=j+1にし、ステップ402に戻る。
表3に示すように、初めて計画スキーム集合における計画スキームについてランクを設定する場合、第1世代の計画スキーム集合における全ての計画スキームについてランクが設定されていない。ステップ402において、算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から第1の非支配の計画スキーム1を取得し、ステップ403において、計画スキーム1のランクを1に設定し、第i世代の計画スキーム集合にはランクが設定されていない計画スキーム2〜Kがまだ存在するため、jを1+1=2に設定し、ステップ402に戻る。2回目で、計画スキーム集合における計画スキームについてランクを設定する場合、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキーム2〜Kから第2の非支配の計画スキーム2及び3を取得し、ステップ403において、計画スキーム2及び3のランクを1+1=2に設定し、第i世代の計画スキーム集合にはランクが設定されていない計画スキーム4〜Kがまだ存在するため、ステップ402に戻る。第i世代の計画スキーム集合における計画スキーム1〜Kの全てについてランクを設定するまで、上記のプロセスを繰り返す。
Figure 2016111710
図5は本実施例におけるステップ301のランク設定方法のフローチャートである。本実施例では、算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から第1の非支配の計画スキームを取得し、第1の非支配の計画スキームのランクを所定数(以下は所定数を1に設定する)に設定し、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキームから第2の非支配の計画スキームを取得し、第2の非支配の計画スキームのランクを1+第1の非支配解の数に設定し、第i世代の計画スキーム集合における全ての計画スキームについてランクが設定されるまで、このプロセスを繰り返す。図5に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ501:現在のj=1と設定する。
ステップ502:算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキームから、非支配の計画スキームを取得する。
ステップ503:選択された非支配の計画スキームのランクをjに設定する。
ステップ504:第i世代の計画スキーム集合に、ランクが設定されていない計画スキームがまだ存在するか否かを判断し、判断結果がYESの場合、ステップ505を実行し、そうでない場合、処理を終了する。
ステップ505:j=j+ランクが設定された計画スキームの数にし、ステップ502に戻る。
表4に示すように、初めて計画スキーム集合における計画スキームについてランクを設定する場合、第1世代の計画スキーム集合における全ての計画スキームについてランクが設定されていない。ステップ502において、算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から第1の非支配の計画スキーム1及び2を取得し、ステップ503において、計画スキーム1及び2のランクを1に設定し、第i世代の計画スキーム集合にはランクが設定されていない計画スキーム3〜Kがまだ存在するため、jを1+2(ランクが設定された計画スキーム1及び2の数)に設定し、ステップ502に戻る。2回目で、計画スキーム集合における計画スキームについてランクを設定する場合、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキーム3〜Kから第2の非支配の計画スキーム3を取得し、ステップ503において、計画スキーム3のランクを1+2=3に設定し、第i世代の計画スキーム集合にはランクが設定されていない計画スキーム4〜Kがまだ存在するため、ステップ502に戻る。第i世代の計画スキーム集合における計画スキーム1〜Kの全てについてランクを設定するまで、上記のプロセスを繰り返す。
Figure 2016111710
本実施例では、計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延を目的関数と見なし、パレート並び替え方法を用いて第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定する際に、目的関数の組み合わせが異なる場合、得られた非支配の計画スキームも異なるため、各計画スキームについて設定されたランクも異なる。ここで、パレート並び替え方法は従来技術を参照してもよく、ここでその説明が省略される。
本実施例に係る無線ネットワークの計画方法によれば、計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて新しい計画スキームを生成することで、複数の計画目標の要求を満たすことができ、無線ネットワークの計画スキームを最適化でき、構築コストを節約できる。
<実施例2>
本発明の実施例2は無線ネットワークの計画方法をさらに提供する。図6は本発明の実施例2の無線ネットワークの計画方法のフローチャートであり、図6に示すように、該方法は以下のステップを含む。
ステップ601:計画される無線ネットワークの領域を離散化し、APを構成する候補位置を生成する。
本実施例では、図2に示される計画される無線ネットワークの領域を例として説明し、具体的な離散化及び候補位置の生成方法は実施例1を参照してもよく、以下は、APの位置及び数が二進コードを用いることを例として本実施例の無線ネットワークの計画スキームを説明する。
ステップ602:初期群、即ち初期の計画スキーム集合を生成し、現在の初期計画スキームを第i世代に設定し、ここで、i=0。
本実施例では、初期の計画スキーム集合をランダムで生成し、初期の計画スキーム集合は第1の所定数の計画スキームを含み、初期の計画スキーム集合の具体的な生成方法は実施例1を参照してもよい。
以下は、説明の便宜上、第1の所定数が5であることを例として説明し、例えば、初期の計画スキーム集合は以下の通りである。
第1の計画スキーム:10010 00110 01000。これは、第1、4、8、9、12の候補位置にAPを構成し、即ち合計5個のAPを構成していることを表す。
第2の計画スキーム:00001 01000 11000。これは、第5、7、11、12の候補位置にAPを構成し、即ち合計4個のAPを構成していることを表す。
第3の計画スキーム:01000 10001 01001。これは、第2、6、10、12、15の候補位置にAPを構成し、即ち合計5個のAPを構成していることを表す。
第4の計画スキーム:10011 11001 00011。これは、第1、4、5、6、7、10、14、15の候補位置にAPを構成し、即ち合計8個のAPを構成していることを表す。
第5の計画スキーム:10010 00000 00001。これは、第1、4、15の候補位置にAPを構成し、即ち合計3個のAPを構成していることを表す。
ステップ603:計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算し、その具体的な計算方法は実施例1を参照し、ここでその説明が省略される。
ステップ604:計算された計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、パレート(Pareto)並び替え方法を用いて第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定する。
ステップ605:所定のランクと並び替え確率との対応関係に基づいて、設定されたランクに対応する並び替え確率を選択する。
ステップ606:選択された並び替え確率に基づいて、各計画スキームの選択確率を計算する。
ここで、ステップ604〜606の具体的な実施形態は実施例1におけるステップ301〜304を参照してもよく、ここでその説明が省略される。
ステップ604〜606において、実施例1のステップ401〜405の実施形態を用いて各計画スキームについてランクを設定する場合、計画コスト及びカバレッジの2つの要素のみを考慮するとき、各計画スキームについて設定されたランク、対応する並び替え確率、算出された選択確率は以下の表5に示されている(上記5個の計画スキームを例とする)。
Figure 2016111710
例えば、計画コスト、カバレッジ及びスループットの3つの要素のみを考慮して各計画スキームについてランクを設定する場合、各計画スキームについて設定されたランク、対応する並び替え確率、算出された選択確率は表6に示されている。
Figure 2016111710
例えば、計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延の4つの要素を考慮して各計画スキームについてランクを設定する場合、各計画スキームについて設定されたランク、対応する並び替え確率、算出された選択確率は表7に示されている。
Figure 2016111710
実施例1のステップ501〜505における実施形態を用いて各計画スキームについてランクを設定する場合、例えば計画コスト及びカバレッジの2つの要素のみを考慮する場合、各計画スキームについて設定されたランク、対応する並び替え確率、算出された選択確率は表8に示されている。
Figure 2016111710
例えば、計画コスト、カバレッジ及びスループットの3つの要素のみを考慮して各計画スキームについてランクを設定する場合、各計画スキームについて設定されたランク、対応する並び替え確率、算出された選択確率は表9に示されている。
Figure 2016111710
例えば、計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延の4つの要素のみを考慮して各計画スキームについてランクを設定する場合、各計画スキームについて設定されたランク、対応する並び替え確率、算出された選択確率は表10に示されている。
Figure 2016111710
ステップ607:算出された各計画スキームの選択確率に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から5個の計画スキームを選択し、第1の計画スキーム集合を取得する。
例えば、表5に示すように、5つの乱数R、例えば0.2、0.4、0.7、0.9、0.8を生成し、実施例1におけるステップ305の実施形態を用いて、表11に示すように、対応する第1、2、4、5、4の計画スキームを選択し、第1の計画スキーム集合を取得する。
Figure 2016111710
ステップ608:第1の計画スキーム集合から、第2の所定数の、2つの計画スキームを含む計画スキームグループを選択し、各計画スキームグループにおける2つの計画スキームの所定位置のアクセスポイント計画スキームを互いに交換する。
例えば、第1の計画スキーム集合から、第1の計画スキーム及び第2の計画スキームを含む計画スキームグループを選択し、第1の計画スキームの第3〜6桁と第2の計画スキームの第8〜11桁とを交換し、交換後の結果は表12に示されている。
Figure 2016111710
ステップ609:ステップ608で処理された第1の計画スキーム集合から第3の所定数の計画スキームを選択し、第3の所定数の計画スキームにおける各計画スキームにおける所定位置のアクセスポイント計画スキームを現在の計画スキームと異なる計画スキームに変更し、第i+1世代の計画スキーム集合を取得する。
例えば、表12に示される第1の計画スキーム集合から、1つの計画スキーム、即ち第3の計画スキームを選択し、第5〜8桁を現在と異なるように変更する。表12に示すように、現在の第3の計画スキームの第5〜8桁が1110であり、第5、6、7桁にAPが構成され、第8桁にAPが構成されていないことを表し、第5〜8桁を、現在の計画スキームと異なる計画スキームに変更し、即ち第5、6、7桁にAPを構成せず、第8桁にAPを構成し、変更後の結果は表13に示され、即ち表13に示される計画スキーム集合は第1世代の計画スキーム集合となる。
Figure 2016111710
ステップ610:所定条件が満たされているか否かを判断し、判断結果がYESの場合、ステップ612を実行し、そうでない場合、ステップ611を実行する。
ここで、所定条件は実施例1のステップ103の実施形態を参照してもよく、ここでその説明が省略される。
ステップ611:i=i+1にし、ステップ603に戻る。
ステップ612:第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定する。
本実施例に係る無線ネットワークの計画方法によれば、計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて新しい計画スキームを生成することで、複数の計画目標の要求を満たすことができ、無線ネットワークの計画スキームを最適化でき、構築コストを節約できる。
<実施例3>
本発明の実施例3は無線ネットワークの計画装置をさらに提供し、該装置の問題解決の原理は実施例1〜2の方法と同様であるため、その具体的な実施は実施例1〜2の方法の実施を参照してもよく、重複する部分について説明が省略される。
図7は無線ネットワークの計画装置の構成を示す図であり、該装置は、第1の計算部701、第1の処理部702、第1の判断部703、及び第1の決定部704を含む。
第1の計算部701は、予め取得された第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算する。第i世代の計画スキーム集合には第1の所定数の計画スキームが含まれ、各計画スキームはアクセスポイントの数及び位置情報を含む。
第1の処理部702は、算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成する。ここで、第i+1世代の計画スキーム集合における計画スキームの数は第1の所定数と同じである。
第1の判断部703は、所定条件を満たすか否かを判断する。
第1の決定部704は、所定条件が満たされた場合、第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定する。
第1の判断部703の判断結果が所定条件を満たしていない場合、最終的な計画スキーム集合を決定するまで、第1の計算部701、第1の処理部702、第1の判断部703及び第1の決定部704は、第i+1世代の計画スキーム集合に対して対応の処理を行う。
本発明の実施例に係る無線ネットワークの計画装置によれば、計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて新しい計画スキームを生成することで、複数の計画目標の要求を満たすことができ、無線ネットワークの計画スキームを最適化でき、構築コストを節約できる。
本実施例では、該所定条件は、i+1が所定の第1の閾値に等しいこと、又はi+1世代の計画スキーム集合における、連続したm世代の計画スキーム集合における各計画スキームが共に同じであることである。ここで、mは所定の第2の閾値である。
本実施例では、該計画スキームは二進コードを用い、該装置は、計画される無線ネットワークの領域を離散化し、離散化された領域における各候補位置について二進コードを用いる第2の処理部705(図示せず、オプションのもの)、をさらに含む。
1つの態様では、第2の処理部705は、候補位置にアクセスポイントが構成された場合、該候補位置にコード1を付け、候補位置にアクセスポイントが構成されていない場合、該候補位置にコード0を付ける。その具体的な態様は実施例1を参照してもよく、ここでその説明が省略される。
1つの態様では、第1の計算部701は、カバレッジ計算部7011(図示せず)、スループット計算部7012(図示せず)、遅延計算部7013(図示せず)及び計画コスト計算部7014(図示せず)のうち2つ又は2つ以上を含む。
カバレッジ計算部7011は、計画される無線ネットワークの領域に対する、カバー要求を満たす領域の比率を計算し、カバレッジを取得する。
スループット計算部7012は、最後のデータパケットの到達時間と最初のデータパケットの送信時間との時間差に対する、全てのアクセスポイントにより受信されたデータパケットの総ビット数の比率を計算し、スループットを取得する。
遅延計算部7013は、アクセスポイントにより受信されたデータパケットの総数に対する、アクセスポイントにより受信された各データパケットの伝送遅延の総和の比率を計算し、遅延を取得する。
計画コスト計算部7014は、計画スキームにおける全てのアクセスポイントのコストの総和を計算し、計画コストを取得する。
その具体的な計算方法は従来技術を参照してもよく、ここでその説明が省略される。
図8は本発明の実施例の無線ネットワークの計画装置のもう1つの態様の構成を示す図である。図8に示すように、該ノードは、第1の計算部801、第1の処理部802、第1の判断部803、第1の決定部804、及び第2の処理部805(図示せず)を含み、その具体的な実施形態は第1の計算部701、第1の処理部702、第1の判断部703、第1の決定部704、第2の処理部705と同じであり、ここでその説明が省略される。
本実施例では、無線ネットワークの計画スキーム集合を最適化するため、第1の処理部802は、第1の設定部8021、第1の選択部8022、第2の計算部8023、第2の選択部8024、第3の処理部8025、及び第4の処理部8026をさらに含んでもよい。
第1の設定部8021は、算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、パレート(Pareto)並び替え方法を用いて第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定する。
第1の選択部8022は、所定のランクと並び替え確率との対応関係に基づいて、設定されたランクに対応する並び替え確率を選択する。
第2の計算部8023は、選択された並び替え確率に基づいて、各計画スキームの選択確率を計算する。
第2の選択部8024は、算出された各計画スキームの選択確率に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から第1の所定数の計画スキームを選択し、第1の計画スキーム集合を取得する。
第3の処理部8025は、第1の計画スキーム集合から第2の所定数の、2つの計画スキームを含む計画スキームグループを選択し、各計画スキームグループにおける2つの計画スキームの所定位置のアクセスポイント計画スキームを互いに交換する。
第4の処理部8026は、第3の処理部8025により処理された第1の計画スキーム集合から第3の所定数の計画スキームを選択し、第3の所定数の計画スキームにおける各計画スキームにおける所定位置のアクセスポイント計画スキームを現在の計画スキームと異なる計画スキームに変更し、第i+1世代の計画スキーム集合を取得する。
本実施例では、ランクと並び替え確率との対応関係は、1つのランクが1つの並び替え確率に対応すること、又は複数のランクが1つの並び替え確率に対応することである。
図9は本実施例の第1の設定部8021の構成を示す図である。計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定する場合、第1の設定部8021は、第3の選択部901及び第2の設定部902を含む。
第3の選択部901は、算出された計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキームから、非支配の計画スキームを取得する。
第2の設定部902は、第3の選択部901により選択された非支配の計画スキームのランクを、ランク設定の回数と同じように設定し、或いはランクが設定された計画スキームの数に所定数を加えて得られた値に設定する。
ここで、第1の設定部8021、第1の選択部8022、第2の計算部8023、第2の選択部8024、第3の処理部8025、第4の処理部8026の具体的な実施形態は実施例1におけるステップ301〜306を参照してもよく、第3の選択部901及び第2の設定部902の具体的な実施形態は実施例1におけるステップ401〜405又はステップ501〜505を参照してもよく、ここでその説明が省略される。
本発明の実施例に係る無線ネットワークの計画装置によれば、計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて新しい計画スキームを生成することで、複数の計画目標の要求を満たすことができ、無線ネットワークの計画スキームを最適化でき、構築コストを節約できる。
本発明の実施例は、無線ネットワークの計画装置においてプログラムを実行する際に、コンピュータに、実施例1及び2に記載のネットワークの計画方法をノードにおいて実行させる、コンピュータ読み取り可能なプログラムをさらに提供する。
本発明の実施例は、コンピュータに、実施例1及び2に記載のネットワークの計画方法を無線ネットワークの計画装置において実行させるためのコンピュータ読み取り可能なプログラムを記憶する、記憶媒体をさらに提供する。
以上、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明している。これらの実施形態の特徴及び利点は該詳細な明細書に基づいて明確にされたものであるため、添付された特許請求の範囲はこれらの実施形態に入る真実の要旨及び範囲内の全ての特徴及び利点を含む。また、本発明の趣旨及び原理を離脱しない限り、本発明に対して各種の変形及び修正を行ってもよく、これらの変形及び修正も本発明の範囲に属する。
なお、本発明の各部はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。上記の実施形態では、複数のステップ又は方法は、記憶装置に記憶され、且つ適切な命令を介してシステムが実行可能なソフトウェア又はファームウェアを実行することで実現されてもよい。例えば、ハードウェアで実現される場合、他の実施形態と同様に、本分野の周知技術、例えばデジタル信号に対する論理機能を機能する論理ゲート回路を有する離散論理回路、適切な組み合わせ論理ゲート回路を有する専用集積回路、プログラマブル・ゲート・アレイ(PGA)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)などのいずれか1つ又はその組み合わせで実現されてもよい。
また、上述した実施例を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
無線ネットワークの計画装置であって、
予め取得された第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算する第1の計算手段であって、前記第i世代の計画スキーム集合には第1の所定数の計画スキームが含まれ、各計画スキームはアクセスポイントの数及び位置情報を含む、第1の計算手段と、
算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成する第1の処理手段であって、前記第i+1世代の計画スキーム集合における計画スキームの数は第1の所定数と同じである、第1の処理手段と、
所定条件を満たすか否かを判断する第1の判断手段と、
前記所定条件が満たされた場合、前記第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定する第1の決定手段と、を含み、
第1の処理手段は、所定条件が満たされていない場合、前記第i+1世代の計画スキーム集合における各計画スキームに対して処理し、第i+2世代の計画スキーム集合を生成する、装置。
(付記2)
前記所定条件は、i+1が所定の第1の閾値に等しいこと、又はi+1世代の計画スキーム集合における、連続したm世代の計画スキーム集合における各計画スキームが共に同じであることであり、mは所定の第2の閾値である、付記1に記載の装置。
(付記3)
前記計画スキームは二進コードを用い、
前記装置は、計画される無線ネットワークの領域を離散化し、離散化された領域における各候補位置について二進コードを用いる第2の処理手段、をさらに含む、付記1に記載の装置。
(付記4)
前記第2の処理手段は、候補位置にアクセスポイントが構成された場合、前記候補位置にコード1を付け、候補位置にアクセスポイントが構成されていない場合、前記候補位置にコード0を付ける、付記3に記載の装置。
(付記5)
前記第1の処理手段は、
算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、パレート(Pareto)並び替え方法を用いて前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定する第1の設定手段と、
所定のランクと並び替え確率との対応関係に基づいて、設定されたランクに対応する並び替え確率を選択する第1の選択手段と、
選択された前記並び替え確率に基づいて、各計画スキームの選択確率を計算する第2の計算手段と、
算出された各計画スキームの選択確率に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から第1の所定数の計画スキームを選択し、第1の計画スキーム集合を取得する第2の選択手段と、
前記第1の計画スキーム集合から第2の所定数の、2つの計画スキームを含む計画スキームグループを選択し、各計画スキームグループにおける2つの計画スキームの所定位置のアクセスポイント計画スキームを互いに交換する第3の処理手段と、
前記第3の処理手段により処理された第1の計画スキーム集合から第3の所定数の計画スキームを選択し、前記第3の所定数の計画スキームにおける各計画スキームにおける所定位置のアクセスポイント計画スキームを現在の計画スキームと異なる計画スキームに変更し、前記第i+1世代の計画スキーム集合を取得する第4の処理手段と、を含む、付記1に記載の装置。
(付記6)
前記ランクと並び替え確率との対応関係は、1つのランクが1つの並び替え確率に対応すること、又は複数のランクが1つの並び替え確率に対応することである、付記5に記載の装置。
(付記7)
前記計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定する場合、前記第1の設定手段は、
算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキームから、非支配の計画スキームを取得する第3の選択手段と、
前記第3の選択手段により選択された前記非支配の計画スキームのランクを、ランク設定の回数と同じように設定し、或いはランクが設定された計画スキームの数に所定数を加えて得られた値に設定する第2の設定手段と、を含む、付記5に記載の装置。
(付記8)
前記第1の計算手段は、
計画される無線ネットワークの領域に対する、カバー要求を満たす領域の比率を計算し、前記カバレッジを取得するカバレッジ計算手段、
最後のデータパケットの到達時間と最初のデータパケットの送信時間との時間差に対する、全てのアクセスポイントにより受信されたデータパケットの総ビット数の比率を計算し、前記スループットを取得するスループット計算手段、
アクセスポイントにより受信されたデータパケットの総数に対する、アクセスポイントにより受信された各データパケットの伝送遅延の総和の比率を計算し、前記遅延を取得する遅延計算手段、及び
計画スキームにおける全てのアクセスポイントのコストの総和を計算し、前記計画コストを取得する計画コスト計算手段のうち2つ又は2つ以上を含む、付記1に記載の装置。
(付記9)
無線ネットワークの計画方法であって、
予め取得された第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算するステップであって、前記第i世代の計画スキーム集合には第1の所定数の計画スキームが含まれ、各計画スキームはアクセスポイントの数及び位置情報を含む、ステップと、
算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成するステップであって、前記第i+1世代の計画スキーム集合における計画スキームの数は第1の所定数と同じである、ステップと、
所定条件が満たされた場合、前記第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定するステップと、
所定条件が満たされていない場合、最終的な計画スキーム集合を取得するまで、取得された前記第i+1世代の計画スキーム集合を処理するステップと、を含む、方法。
(付記10)
前記所定条件は、i+1が所定の第1の閾値に等しいこと、又はi+1世代の計画スキーム集合における、連続したm世代の計画スキーム集合における各計画スキームが共に同じであることであり、mは所定の第2の閾値である、付記10に記載の方法。
(付記11)
前記計画スキームは二進コードを用い、
前記方法は、計画される無線ネットワークの領域を離散化し、離散化された領域における各候補位置について二進コードを用いるステップ、をさらに含む、付記9に記載の方法。
(付記12)
候補位置にアクセスポイントが構成された場合、前記候補位置にコード1を付け、候補位置にアクセスポイントが構成されていない場合、前記候補位置にコード0を付ける、付記11に記載の方法。
(付記13)
算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成するステップは、
算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、パレート(Pareto)並び替え方法を用いて前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定するステップと、
所定のランクと並び替え確率との対応関係に基づいて、設定されたランクに対応する並び替え確率を選択するステップと、
選択された前記並び替え確率に基づいて、各計画スキームの選択確率を計算するステップと、
算出された各計画スキームの選択確率に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から第1の所定数の計画スキームを選択し、第1の計画スキーム集合を取得するステップと、
前記第1の計画スキーム集合から第2の所定数の、2つの計画スキームを含む計画スキームグループを選択し、各計画スキームグループにおける2つの計画スキームの所定位置のアクセスポイント計画スキームを互いに交換するステップと、
交換処理後の第1の計画スキーム集合から第3の所定数の計画スキームを選択し、前記第3の所定数の計画スキームにおける各計画スキームにおける所定位置のアクセスポイント計画スキームを現在の計画スキームと異なる計画スキームに変更し、前記第i+1世代の計画スキーム集合を取得するステップと、を含む、付記9に記載の方法。
(付記14)
前記ランクと並び替え確率との対応関係は、1つのランクが1つの並び替え確率に対応すること、又は複数のランクが1つの並び替え確率に対応することである、付記13に記載の方法。
(付記15)
算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、パレート並び替え方法を用いて前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定するステップは、
算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキームから、非支配の計画スキームを取得するステップと、
前記第3の選択手段により選択された前記非支配の計画スキームのランクを、ランク設定の回数と同じように設定し、或いはランクが設定された計画スキームの数に所定数を加えて得られた値に設定するステップと、を含む、付記13に記載の方法。
(付記16)
予め取得された第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算するステップは、
計画される無線ネットワークの領域に対する、カバー要求を満たす領域の比率を計算し、前記カバレッジを取得するステップ、
最後のデータパケットの到達時間と最初のデータパケットの送信時間との時間差に対する、全てのアクセスポイントにより受信されたデータパケットの総ビット数の比率を計算し、前記スループットを取得するステップ、
アクセスポイントにより受信されたデータパケットの総数に対する、アクセスポイントにより受信された各データパケットの伝送遅延の総和の比率を計算し、前記遅延を取得するステップ、及び
計画スキームにおける全てのアクセスポイントのコストの総和を計算し、前記計画コストを取得するステップのうち2つ又は2つ以上を含む、付記9に記載の方法。

Claims (10)

  1. 無線ネットワークの計画装置であって、
    予め取得された第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算する第1の計算手段であって、前記第i世代の計画スキーム集合には第1の所定数の計画スキームが含まれ、各計画スキームはアクセスポイントの数及び位置情報を含む、第1の計算手段と、
    算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成する第1の処理手段であって、前記第i+1世代の計画スキーム集合における計画スキームの数は第1の所定数と同じである、第1の処理手段と、
    所定条件を満たすか否かを判断する第1の判断手段と、
    前記所定条件が満たされた場合、前記第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定する第1の決定手段と、を含み、
    前記第1の判断手段の判断結果が所定条件を満たしていない場合、最終的な計画スキーム集合を決定するまで、前記第1の計算手段、第1の処理手段、第1の判断手段及び第1の決定手段は、前記第i+1世代の計画スキーム集合に対して対応の処理を行う、装置。
  2. 前記所定条件は、i+1が所定の第1の閾値に等しいこと、又はi+1世代の計画スキーム集合における、連続したm世代の計画スキーム集合における各計画スキームが共に同じであることであり、mは所定の第2の閾値である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記計画スキームは二進コードを用い、
    前記装置は、計画される無線ネットワークの領域を離散化し、離散化された領域における各候補位置について二進コードを用いる第2の処理手段、をさらに含む、請求項1に記載の装置。
  4. 前記第2の処理手段は、候補位置にアクセスポイントが構成された場合、前記候補位置にコード1を付け、候補位置にアクセスポイントが構成されていない場合、前記候補位置にコード0を付ける、請求項3に記載の装置。
  5. 前記第1の処理手段は、
    算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、パレート(Pareto)並び替え方法を用いて前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定する第1の設定手段と、
    所定のランクと並び替え確率との対応関係に基づいて、設定されたランクに対応する並び替え確率を選択する第1の選択手段と、
    選択された前記並び替え確率に基づいて、各計画スキームの選択確率を計算する第2の計算手段と、
    算出された各計画スキームの選択確率に基づいて、第i世代の計画スキーム集合から第1の所定数の計画スキームを選択し、第1の計画スキーム集合を取得する第2の選択手段と、
    前記第1の計画スキーム集合から第2の所定数の、2つの計画スキームを含む計画スキームグループを選択し、各計画スキームグループにおける2つの計画スキームの所定位置のアクセスポイント計画スキームを互いに交換する第3の処理手段と、
    前記第3の処理手段により処理された第1の計画スキーム集合から第3の所定数の計画スキームを選択し、前記第3の所定数の計画スキームにおける各計画スキームにおける所定位置のアクセスポイント計画スキームを現在の計画スキームと異なる計画スキームに変更し、前記第i+1世代の計画スキーム集合を取得する第4の処理手段と、を含む、請求項1に記載の装置。
  6. 前記ランクと並び替え確率との対応関係は、1つのランクが1つの並び替え確率に対応すること、又は複数のランクが1つの並び替え確率に対応することである、請求項5に記載の装置。
  7. 前記計画スキーム集合における各計画スキームについてランクを設定する場合、前記第1の設定手段は、
    算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、第i世代の計画スキーム集合におけるランクが設定されていない計画スキームから、非支配の計画スキームを取得する第3の選択手段と、
    前記第3の選択手段により選択された前記非支配の計画スキームのランクを、ランク設定の回数と同じように設定し、或いはランクが設定された計画スキームの数に所定数を加えて得られた値に設定する第2の設定手段と、を含む、請求項5に記載の装置。
  8. 前記第1の計算手段は、
    計画される無線ネットワークの領域に対する、カバー要求を満たす領域の比率を計算し、前記カバレッジを取得するカバレッジ計算手段、
    最後のデータパケットの到達時間と最初のデータパケットの送信時間との時間差に対する、全てのアクセスポイントにより受信されたデータパケットの総ビット数の比率を計算し、前記スループットを取得するスループット計算手段、
    アクセスポイントにより受信されたデータパケットの総数に対する、アクセスポイントにより受信された各データパケットの伝送遅延の総和の比率を計算し、前記遅延を取得する遅延計算手段、及び
    計画スキームにおける全てのアクセスポイントのコストの総和を計算し、前記計画コストを取得する計画コスト計算手段のうち2つ又は2つ以上を含む、請求項1に記載の装置。
  9. 無線ネットワークの計画方法であって、
    予め取得された第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームの計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上を計算するステップであって、前記第i世代の計画スキーム集合には第1の所定数の計画スキームが含まれ、各計画スキームはアクセスポイントの数及び位置情報を含む、ステップと、
    算出された前記計画コスト、カバレッジ、スループット及び遅延のうち2つ又は2つ以上に基づいて、前記第i世代の計画スキーム集合における各計画スキームを処理し、第i+1世代の計画スキーム集合を生成するステップであって、前記第i+1世代の計画スキーム集合における計画スキームの数は第1の所定数と同じである、ステップと、
    所定条件が満たされた場合、前記第i+1世代の計画スキーム集合を最終的な計画スキーム集合として決定するステップと、
    所定条件が満たされていない場合、最終的な計画スキーム集合を取得するまで、取得された前記第i+1世代の計画スキーム集合を処理するステップと、を含む、方法。
  10. 前記計画スキームは二進コードを用い、
    前記方法は、計画される無線ネットワークの領域を離散化し、離散化された領域における各候補位置について二進コードを用いるステップ、をさらに含む、請求項9に記載の方法。
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