JP2016109493A - ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラム - Google Patents

ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】走行経路に高速道路を含む場合に、より安心して降車可能なICを含む経路探索を行う。【解決手段】地名を含む目的地が設定され、当該目的地までの走行経路に高速道路が含まれる場合に、当該高速道路のICの中に目的地名称に含まれる地名を含むIC(同地名IC)が存在するか否かを判断し、存在する場合には当該同地名ICが降車ICとなる走行経路を推奨経路として案内する。但し、目的地名を含まない他のIC(違名IC)で降車する走行経路と比べて、同地名ICで降車する場合の方が、所定基準値(所要時間の差、希望到着時間との差、走行距離の差、料金の差、燃費の差、燃料総消費量の差等)よりも大きい場合には、同地名ICがあっても違名ICを降車ICとする走行経路を案内する。【選択図】図3

Description

本発明は、ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラムに係り、目的地までの走行経路探索に関する。
目的地までの走行経路を地図に表示したり、音声で案内をするナビゲーション装置が広く普及している。このナビゲーション装置では、一般の道路や高速道路等の各種道路を対象として、設定された出発地や現在位置から、設定された目的地までの走行経路を探索するようになっている。
例えば、特許文献1記載技術では、表示されている地図上で、出発地、一般道路、高速道路のインターチェンジICを囲むことで、経路探索を行う際に希望する走行経路を指定するようになっている。
操作者が既知の土地を目的地や経由地に設定する場合にくらべ、目的地が知らない地域である場合には、経路に不安がある。このため、知らない地域では、高速道路から一般道路に降りるためのインターチェンジ(以下、単にICという)を指定することができない場合が多いため、一般にはナビゲーション装置が推奨する経路を選択することになる。
このナビゲーション装置が推奨する走行経路は、通常走行距離や走行時間などを考慮して探索されるようになっている。
推奨経路に高速道路が含まれている場合、降車するIC名に設定した目的地名称の一部(特に地名部分や、概念が一致する部分)又は全部が含まれていれば、ICで降車することで目的に向かっていると考えられるため、運転者は、安心して降車することができる。
しかし、降車するIC名に目的地名称の一部又は全部が含まれておらず、且つ、同じ高速道路上の他のIC名に目的地名称の一部又は全部が含まれると、土地に不案内な運転手にとっては、推奨経路によるICではなく、目的地名称を含む他のICで降車すべきではないのか、不安になる。
特に、経路の変更が容易である一般道路の場合に比べて、高速道路では、容易に変更することができないため、降車ICに対する不安は大きなものとなる。
特開2008−32626号公報
本発明は、走行経路に高速道路を含む場合に、より安心して降車可能なICを含む経路探索を行うことを目的とする。
(1)請求項1に記載の発明では、目的地を取得する目的地取得手段と、前記取得した目的地までの走行経路を探索する経路探索手段と、前記探索した走行経路を案内する経路案内手段と、を備え、前記経路探索手段は、高速道路を対象とし、前記取得した目的地に当該目的地に関連した地名が含まれる場合、当該地名を名称に含む同地名ICが降車ICとなる走行経路を優先して探索する、ことを特徴とするナビゲーション装置を提供する。
(2)請求項2に記載の発明では、前記取得した目的地まで走行した場合の到着条件を取得する条件取得手段を備え、前記経路探索手段は、前記同地名ICを優先しない前記目的地までの初期推奨経路と、前記同地名ICを優先した前記目的地までの降車IC考慮推奨経路とを探索し、前記降車IC考慮推奨経路が前記取得した到着条件を満たす場合に前記降車IC考慮推奨経路を走行経路とし、満たさない場合に前記初期推奨経路を走行経路とする、ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置を提供する。
(3)請求項3に記載の発明では、前記条件取得手段は、到着日時、走行時間、料金、合計走行距離、燃費、燃料総消費量のうちの少なくとも1つを到着条件として取得する、ことを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置を提供する。
(4)請求項4に記載の発明では、前記経路探索手段は、前記初期推奨経路に含まれる高速道路に配設された同地名ICを対象として降車IC考慮推奨経路を探索する、ことを特徴とする請求項2、又は、請求項3に記載のナビゲーション装置を提供する。
(5)請求項5に記載の発明では、前記経路探索手段は、前記取得した目的地から所定距離の範囲に存在する同地名ICを対象として降車IC考慮推奨経路を探索する、ことを特徴とする請求項2、請求項3、又は、請求項4に記載のナビゲーション装置を提供する。
(6)請求項6に記載の発明では、前記到着条件取得手段が、走行時間、料金、合計走行距離、燃費、燃料総消費量のうちの少なくとも1つを取得した場合、前記経路探索手段は、前記初期推奨経路を走行した場合の到着条件の値と、前記降車IC考慮推奨経路を走行した場合の到着条件の値との差が、取得した到着条件に対応して規定された所定の閾値以下である場合に、降車IC考慮推奨経路を走行経路とする、ことを特徴とする請求項2から請求項5のうちのいずれか1の請求項に記載のナビゲーション装置を提供する。
(7)請求項7に記載の発明では、前記目的地に関連した地名は、前記取得した目的地に含まれる地名である、ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1の請求項に記載のナビゲーション装置を提供する。
(8)請求項8に記載の発明では、前記目的地に関連した地名は、前記目的地から強くイメージされる地名である、ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1の請求項に記載のナビゲーション装置を提供する。
(9)請求項9に記載の発明では、目的地を取得する目的地取得機能と、前記取得した目的地までの走行経路を探索する経路探索機能と、前記探索した走行経路を案内する経路案内機能と、をコンピュータに実現させるナビゲーションプログラムであって、前記経路探索機能は、高速道路を対象とし、前記取得した目的地に当該目的地に関連した地名が含まれる場合、当該地名を名称に含む同地名ICが降車ICとなる走行経路を優先して探索する、ことを特徴とするナビゲーションプログラムを提供する。
本発明によれば、高速道路を対象とし、目的地に当該目的地に関連した地名が含まれる場合、当該地名を名称に含む同地名ICが降車ICとなる走行経路を優先して探索するので、走行経路に高速道路を含む場合に、降車ICに対する不安を軽減することができる。
ナビゲーション装置の構成図である。 目的地データの概要説明図である。 IC名データの概要説明図である。 初期推奨経路と、同地名ICを含む推奨経路についての説明図である。 経路探索を含むナビゲーション処理の動作の一部を表したフローチャートである。 経路探索を含むナビゲーション処理の残りの動作を表したフローチャートである。
(1)実施形態の概要
本実施形態では、地名を含む目的地が設定され、当該目的地までの走行経路に高速道路が含まれる場合に、当該高速道路のICの中に目的地名称に含まれる地名を含むIC(同地名IC)が存在するか否かを判断し、存在する場合には当該同地名ICが降車ICとなる走行経路を推奨経路として案内する。
但し、目的地名を含まない他のIC(違名IC)で降車する走行経路と比べて、同地名ICで降車する場合の方が、所定基準値(所要時間の差、希望到着時間との差、走行距離の差、料金の差、燃費の差、燃料総消費量の差等)よりも大きい場合には、同地名ICがあっても違名ICを降車ICとする走行経路を案内する。
なお本実施形態における高速道路は、高速自動車国道、自動車専用道路、その他インターチェンジ(ジャンクションを含む)が設けられている道路をいう。
(2)実施形態の詳細
以下、本発明のナビゲーション装置における好適な実施形態について、図1から図6を参照して詳細に説明する。
図1は、本実施形態で用いるナビゲーション装置のシステム構成図である。
ナビゲーション装置1は、車両に搭載される情報提供装置(コンピュータ)であり、現在位置検出部11、データ記憶部12、ナビゲーションECU(Electronic Control Unit)13、操作部14、情報提供部(液晶ディスプレイ15、スピーカ16、ヘッドアップディスプレイ(HUD)17)、通信モジュール18を備えている。
現在位置検出部11は、GPS(Global Positioning System)21、車速センサ22、ステアリングセンサ23、ジャイロセンサ24などから構成されている。
GPS21は、地球を周回する複数のGPS衛星からの信号を受信する。この信号には時刻情報が含まれており、ナビゲーションECU13がこれを処理することにより、ナビゲーション装置1は、自車両の位置情報を検出することができる。
車速センサ22は、例えば、車軸の回転数に比例してパルス信号を発生する。これをナビゲーションECU13が処理することにより、ナビゲーション装置1は、自車量の車速情報を検出することができる。
更に、ナビゲーションECU13は、検出した速度を時間で微分して車両の加速度を計算したり、あるいは時間で積分して車両の移動距離を計算することができる。
ステアリングセンサ23は、例えば、ハンドルの回転部に取り付けた光学的な回転センサや回転型の抵抗ボリュームあるいは車輪部に取り付ける角度センサなどで構成されており、これらの発生する信号をナビゲーションECU13が処理することにより、ナビゲーション装置1は、運転者が操作したステアリング量を検出することができる。
ジャイロセンサ24は、例えば、素子に作用するコリオリの力を用いて角速度を検出するセンサであり、ナビゲーションECU13は、これにより車両の角速度を得ることができる。
更に、ナビゲーションECU13は、検出した角速度を時間で微分して車両の角加速度を計算したり、時間で積分して車両の回転角度を計算することができる。
ナビゲーションECU13は、ナビゲーションECU13のこれらのセンサが検出した値を総合的に判断して、自車量の位置、速度、加速度、進行方向、旋回方向などを計算し、後述の矢印の表示に用いたり、車両の現在位置を地図上に表示したりする。
データ記憶部12は、大容量の記憶媒体31と、これを駆動する駆動装置から構成されている。
記憶媒体31は、例えば、大容量のハードディスクや半導体メモリ、あるいは、光磁気ディスク等の各種記憶手段で構成され、また、これら記憶手段の組み合わせにより構成されている。
記憶媒体31には、ナビゲーションにおける地図表示、経路探索、経路案内に必要な各種データとして、地図データ32、道路データ33、目的地データ34、IC名データ35、その他のデータが記憶されている。
地図データ32としては、全国道路地図、各地域の道路地図または住宅地図等が記憶されている。道路地図は、主要幹線道路、高速道路(高速自動車国道、自動車専用道路等)、細街路等の各道路と地上目標物(施設等)から構成される。住宅地図は、地上建造物等の外形を表す図形及び、道路名称等が表示される市街図である。細街路とは、例えば、国道、県道以下の道幅が所定値以下の比較的狭い道路である。
地図データは、車両現在位置やユーザに指定された地点を含む、所定縮尺による一定範囲の地図が液晶ディスプレイ15に表示される。この地図上には、車両の現在位置や指定された地点が表示される。
道路データ33は、主要幹線道路、高速道路(高速自動車国道と自動車専用道路)、細街路等の各道路を対象として、各道路の位置と種類及び車線数及び各道路間の接続関係等の道路に関するデータで、ノード情報とリンク情報で構成される。道路データ33は、経路探索やマップマッチングに使用されると共に、探索した走行経路を地図データ上に重ねて表示する場合にも使用される。
ノード情報は、地図上において経路探索に利用される各ノードの地理座標データ等を表した情報であり、ノードは交差点や道路がカーブする地点など道路の状態が変化する地点に設定されている。各ノード間を結んだ直線がリンクで表され、各リンクの距離を表した情報がリンク情報である。
目的地データ34は、目的地として設定可能な施設、場所、地点等についてのデータで、目的地番号、目的地名称、目的地名称の読み、地名情報、座標(緯度,軽度)、電話番号、住所、郵便番号から構成されている。
目的地データ34は、ユーザが目的地を選択し易くするために、階層構造の目的地リストによってデータベース化されており、そのための目的地設定に必要な目的地関連情報として、全目的地をジャンル別(食事、店、公共、宿泊等)に分類したジャンルデータ、地域毎に分類した地域データ等も格納されている。
目的地データ34の地名情報は、各目的地名称に含まれる地名や、目的地と概念的に強く結び付いた地名(目的地から強くイメージされる地名)であり、本実施形態における経路探索処理において、目的地までの走行経路に高速道路が含まれる場合に使用される。
図2は、目的地データ34の、目的地名称と地名情報の一例を表したものである。
この図2に示されるように、目的地名称の「弘前城」「岡山地方裁判所」「四日市市立内部中学校」「豊川稲荷」には、それぞれに含まれている地名「弘前」「岡山」「四日市」「豊川」が地名情報として格納される。
一方、目的地名称「清水寺」や「東大寺」には地名が含まれていないが、それぞれ京都や大阪に存在するというイメージが強いため地名情報として「京都」や「奈良」が格納されている。
図2では、地名情報が存在する場合を例に示しているが、地名を含まない目的地や地名をイメージしない目的地には目的地情報が存在しない。また、目的地情報については、例えば、目的地名称「○○千葉柏店」のように、複数の地名情報「千葉」「柏」が格納される場合もある。
図3は、IC名データ35の記憶内容を概念的に表したものである。
図3に示すように、IC名データ35には、各高速道路毎に、その始点から終点までに存在する各ICの名称が格納されている。
このIC名データ35は、目的地までの初期探索(目的地名称と降車ICの名称との関係を考慮しないで行った経路探索)による推奨経路に高速道路が含まれている場合に、目的地名称とIC名称との関係を考慮して降車ICを決定する本実施形態の処理において使用される。具体的には、初期探索で推奨経路となった高速道路のICの中に目的地名称に含まれる地名を含むIC(同地名IC)が存在するか否かを判断する際に使用される。
なお、図3ではICの名称のみが格納される場合について表しているが、ジャンクション名も本実施形態による降車IC(ジャンクション)の対象とし、その名称を格納するようにしてもよい。
図1に戻り、記憶媒体31のその他のデータには、例えば、各種施設や観光地、または主要な交差点等の視覚的表示が要求される場所を写した写真の画像データや、設定した走行経路を音声により案内する場合の音声データ等が記憶されている。
ナビゲーションECU13(図1)は、CPU(Central Processing Unit)41、RAM(Random Access Memory)42、ROM(Read Only Memory)43、フラッシュメモリ44、図示しない入出力インターフェースなどから構成されている。
ナビゲーションECU13は、現在位置検出部11、データ記憶部12、操作部14などから取得した各種情報に基づいて、経路探索や探索した走行経路の経路案内などナビゲーションのための各種演算を行うとともに、液晶ディスプレイ15、スピーカ16、HUD17といった周辺機器を制御することで、経路探索結果や走行経路案内のための出力を行う。
CPU41は、中央処理装置であって、例えば、フラッシュメモリ44に記憶されたナビゲーションプログラムを実行することで、本実施形態における高速道路の降車IC名称を考慮した経路探索処理や、探索結果に基づく走行経路の経路案内処理等の各種ナビゲーションに必要な処理や制御を行う。
RAM42は、CPU41が各種演算や制御を行う際のワーキングメモリを提供する。
ROM43は、読み取り専用の記憶装置であって、ナビゲーションECU13を動作させるための基本的なプログラムやパラメータを記憶している。
フラッシュメモリ44は、読み書き可能な不揮発性のメモリであって、ナビゲーションプログラムやOS(Operating System)などが記憶されている。
ナビゲーションプログラムは、ナビゲーションに必要な各種演算や制御をCPU41に行わせるコンピュータプログラムである。
なお、ナビゲーションプログラムは、データ記憶部12やROM43、あるいは、DVDドライブに装着したDVDディスクなど、他の記憶媒体に記憶しておき、これをCPU41が読み出すように構成してもよい。
図示しない入出力インターフェースは、ナビゲーションECU13を現在位置検出部11、液晶ディスプレイ15等の情報提供部、通信モジュール18といった周辺機器に接続するインターフェースである。
操作部14は、例えば、タッチパネル、タッチスイッチ、ジョイスティック、キースイッチ、音声入力装置などの入力装置で構成されており、例えば、経路探索に必要な目的地の入力を利用者から受け付ける。
液晶ディスプレイ15は、運転席付近に設置した小型のディスプレイであって、入力画面や現在位置画面などの各種画像や映像を表示する。液晶ディスプレイ15は、現在地周辺の地図や、目的地までの走行経路を表示するための案内用の画面や、利用者がデータを入力するための入力画面などの各種画像を表示する。
スピーカ16は、例えば、「次の交差点を右方向です」などと、各種の案内音声を出力する。
HUD17は、例えば、投影機を用いてフロントガラスに画像を投影したり、あるいはフロントガラス上に設置した透明のスクリーンに画像を表示したりすることにより、運転者が実際に視認している情景(実景)に対して、各種情報を重畳して表示する。例えば、経路案内の対象である交差点に重畳させて進行方向を示す矢印を表示する。
即ち、HUD17による表示画面は運転者の視界に対応しており、運転者は、HUD45に表示したオブジェクト(各種情報)を透かして実景を見ることにより、実景にオブジェクトを重畳して視認することができる。
通信モジュール18は、例えば、インターネットなどの通信ネットワークに接続し、サーバ装置と通信して渋滞情報、更には、データ記憶部12に保存した各種情報に対する更新情報を受信するなど、各種の情報を受信したり、あるいは、自車位置などの各種情報をサーバ装置に送信したりする。
本実施の形態では、地図データなどの各種データをデータ記憶部12に格納したが、通信モジュール18を介してサーバ装置から受信するように構成することもできる。
すなわち本実施形態では、ナビゲーション装置が目的地までの経路探索を行う場合について説明するが、ユーザにより入力された目的地を通信モジュール18を介して経路探索を行う所定サーバに送信し、探索された目的地までの案内経路を所定サーバから受信するようにしてもよい。
以上のように構成されたナビゲーション装置による本実施形態の経路探索処理の動作について説明する。
図4は、初期推奨経路と、同地名ICを含む推奨経路について表したものである。
図4は、目的地として「岡山地方裁判所」が入力された場合の経路探索による推奨経路である。
図4(a)に示すように、降車IC名称を考慮しない初期探索では、高速道路Aとして「山陽自動車道」が対象となり、降車ICとして「山陽IC」が選択される。
この初期推奨道路の場合、山陽自動車道Aを走行中に降車ICとして「山陽IC」が案内されることになるが、その先のICに目的地名称に含まれる地名「岡山」を含む同地名IC「岡山IC」が存在し、案内画面にも表示されている。
このため、岡山周辺の地理に詳しくないユーザにとってみると、「岡山IC」の手前で山陽自動車道Aの手前で降車してしまって良いのか不安になる。
そこで、本実施形態では、初期探索で探索した初期推奨経路に高速道路が含まれ、更に目的地名称に地名が含まれている場合には、高速道路の降車ICとして目的地名称に含まれる地名を含む同地名ICを優先して推奨経路(以下、降車IC考慮推奨経路という)とする。目的地名称に地名が含まれているか否かは目的地データ34から判断し、同地名ICについてはIC名データ35を参照する。
その結果、図4(b)に示すように、目的地「岡山地方裁判所」までの走行経路として、目的地名称中の地名「岡山」を含む「岡山IC」を降車ICとする走行経路(降車IC考慮推奨経路)が推奨経路となる。
そして、目的地「岡山地方裁判所」の走行経路案内において、山陽自動車道の降車ICとして同地名ICである「岡山IC」が案内されるので、岡山地方に不案内な運転者であっても不安を感じることなく高速道路から降車することができる。
なお、同地名ICを降車ICとする走行経路を走行した場合の目的地までの所要時間等の各種条件が、初期推奨経路に比べて所定閾値(例えば、所要時間であれば1時間)を超える場合には、推奨に適さない経路となるので、初期推奨経路を推奨経路にする。
図4の例では、目的地「岡山地方裁判所」までの所要時間が、図4(a)の初期推奨経路では5時間であるのに対して、図4(b)に示す同地名IC「岡山IC」経由とした場合の所要時間が5時間25分であるため、岡山ICを経由する降車IC考慮推奨経路が推奨経路となる。
次に、本実施形態による経路探索処理を含むナビゲーション処理の動作についてフローチャートを参照して説明する。
図5は、図6は、本実施形態の経路探索処理を含むナビゲーション処理動作を表したフローチャートである。
ナビゲーションECU13(以下、ECU13という)は、目的地を取得する(ステップ11)。
目的地については、ユーザによる操作部14のタッチパネル操作に従い、目的地名称をカテゴリー毎にリスト表示した目的地設定画面を液晶ディスプレイ15に表示させ、選択された目的地を取得する。
次に、ECU13は希望到着条件Zbを取得する(ステップ12)。
希望到着条件については、目的地の入力後に液晶ディスプレイ15に設定可能な希望到着条件Zbを表示し、ユーザが選択した希望到着条件Zbを取得する。
本実施形態においてユーザが選択可能な希望到着条件Zbは、到着日時T、走行時間S、料金Y、合計走行距離L、燃費Uがあるが、他の条件を加えても良く、これらの内の1以上の組合せから選択するようにしてもよい。ユーザの選択については複数選択することも可能である。
希望到着条件Zbの到着日時Tは、入力した目的地への希望到着日時であり、月、日、時、分が設定される。
走行時間Sは、出発地から目的地まで走行した場合に要した合計走行時間(所要時間)である。
料金Yは、高速道路等の有料道路を走行した場合に必要な合計金額である。
合計走行距離Lは、出発地から目的地までの合計走行距離である。
燃費Uは、燃料(ガソリン、軽油など)の単位容量あたりの走行距離であるが、燃費に代えて燃料総消費量を使用するようにしてもよい。燃費Uの算出については、高速道路や一般道等の各種道路毎に規定された標準燃費を使用することで算出する。
これらの希望到着条件Zbについては、ユーザが選択及び値の設定をするが、ユーザの選択等がされない場合には、予め設定されているデフォルト値が使用される。
本実施形態では、希望到着条件Zbをユーザが選択しない場合のデフォルトとして走行時間Sが設定されている。
各希望到着条件Zbには、初期推奨経路に対する到着予想値Z0と、降車IC考慮推奨経路に対する値(Zn=z)との差分(z−Z0)が所定値以下であるか否かを判断するための閾値CZが規定されている。
すなわち、閾値CZは、希望到着条件Zbである走行時間Sに対応する閾値Cs(例えば、30分)、料金Yに対応する閾値Cy(例えば、5000円)、合計走行距離Lに対応する閾値Cl、燃費に対する閾値Cuが規定されている。
これらの各閾値Cs、Cy、Cl、Cuについては、規定値が使用されるが、初期推奨経路R0による走行時間S0、料金Y0、合計走行距離L0の値に対応して算出するようにしてもよい。すなわち、閾値Cs=f(S0)、Cy=f(Y0)、Cl=f(L0)から算出する。例えば、閾値Cs=S0×0.1、Cy=Y0×0.1、Cl=L0×0.1とする。
なお、希望到着条件Zbの到着日時Tについては、ユーザが入力した希望到着日時そのものが、閾値Ctとなる。
次にECU13は、取得した目的地までの経路探索を行ない、探索結果である走行経路を初期推奨経路R0とする(ステップ13)。
またECU13は、取得した目的地の名称(目的地名称)が地名(例えば、地名Q)を含むか否かを判断する(ステップ14)。すなわち、ECU13は、目的地データ34の該当する目的地名称に対して地名情報が保存されているか否かを判断する。
目的地名称が地名を含まない場合(ステップ14;N)、ユーザが地名による不安を感じることはないので、ECU13は、ステップ15に移行して初期推奨経路R0を推奨経路として走行経路の案内をする。
一方、目的地名称が地名Qを含む場合(ステップ14;Y)、ECU13は、初期推奨経路R0の到着予想値Z0を算出する(ステップ16)。
ここで到着予想値Z0は、ステップ12で取得した希望到着条件Zbに対応して算出される、初期推奨経路R0を目的地まで走行した場合の走行時間S0、料金Y0、合計走行距離L0の値である。
次に、ECU13は、初期推奨経路R0が高速道路を含むか否かを判断する(ステップ17)。
初期推奨経路R0が高速道路を含まない場合(ステップ17;N)、ECU13は、初期推奨経路R0を推奨経路として走行経路の案内を行う(ステップ15)。
一方、初期推奨経路R0が高速道路を含む場合(ステップ17;Y)、ECU13は、当該高速道路からの降車IC0は、目的地名称中の地名Qを含むか否かについて判断する(ステップ18)。すなわち、ECU13は、初期推奨経路R0による降車IC0が
同地名ICであるか否かを判断する。
降車IC0が地名Qを含む同地名ICである場合(ステップ18;Y)、初期推奨経路R0で設定された降車IC0は入力した目的地方向に向かうための降車ICであるとユーザが認識でき、不安を感じることはないので、ECU13は、初期推奨経路R0を推奨経路として走行経路の案内を行う(ステップ15)。
例えば、東京駅付近から「豊川稲荷」を目的地として設定(入力)した場合が該当する。この場合「豊川稲荷」までの初期推奨経路R0として、東名高速道路を利用し、「豊川IC」を降車IC0とする走行経路が探索される。
そして、降車IC0の「豊川IC」は、目的地名称の地名Qを含む同地名ICであることから(ステップ18:Y)、初期推奨経路R0を推奨経路として走行経路の案内が行われる(ステップ15)。
一方、降車IC0が地名Qを含んでいない場合(ステップ18;N)、ECU13は、ステップ19以下の処理において、目的地名称に含まれる地名Qを考慮した名称の降車IC(本実施形態では同地名IC)を経由する推奨経路の経路探索(降車IC考慮推奨経路)を行う。
まずECU13は、初期推奨経路R0に含まれる高速道路上に存在する全てのIC名(ICn=IC1〜ICN)をIC名データ35から読取RAM42に一時保存する(ステップ19)。
またECU13は、RAM42に「n」と「z」の保存領域を確保し、初期値としてn=1、z=∞を設定し(ステップ20)、各ICnに対して以下の処理を行う。
すなわち、ECU13は、RAM42に一時保存したICnを読み出し、ICnは地名Qを含むか否かを判断し(ステップ21)、地名Qを含まない場合(ステップ21;N)次のICを確認すべくステップ26に移行する。
一方、ICnが地名Qを含む場合(ステップ21;Y)、ICnが同地名ICに該当するので、ECU13は、ICnを降車ICとして経由する目的地までの走行経路(仮の降車IC考慮推奨経路Rn)を探索する(ステップ22)と共に、走行経路Rnを目的地まで走行した場合の到着予想値Znを算出する(ステップ23)。
到着予想値Znは、希望到着条件Zbである走行時間Sに対応する予想値Zsn、料金Yに対応する予想値Zyn、合計走行距離Lに対応する予想値Zln、燃費Uに対する予想地Zunのうち、ステップ12で取得した希望到着条件Zbに対応する値が算出される。
ECU13は、降車ICnを経由する走行経路Rnに対して算出した到着予想値Znがz以下か否かを判断する(ステップ24)。
到着予想値Znがzより大きい場合(ステップ24;N)、ECU13はステップ26に移行する。
一方、到着予想値Znがz以下である場合(ステップ24;Y)、ECU13は、z=Zn、Rx=Rnとする(ステップ25)。ここでRnが仮の降車IC考慮推奨経路で、Rxが降車IC考慮推奨経路である。
なお、ステップ20の初期設定ではz=∞に設定されているので、IC1に対応するZ1は常にz以下となり、z=Z1、Rx=R1となる。
以上のICnに対する処理(ステップ21〜25)の後、ECU13は、次のICに対する処理をするためにn=n+1に更新し(ステップ26)、更新後のnがNよりも大きいか否かを判断する(ステップ27)。ここでNはステップ19で読み出したICの数である。
n>Nでない場合(ステップ27;N)、ECU13は、ステップ21に戻り、次のICnについての処理を行う。
一方、n>Nである場合(ステップ27;Y)、初期推奨経路R0に含まれる高速道路の全ICに対する処理が終了しているので、ECU13は、到着予想値Znが最小値zである降車IC考慮推奨経路Rxが、希望到着条件Zbを満たしているか否かを判断する(ステップ28)。
例えば、希望到着条件Zbとして、走行時間S、料金Y、合計走行距離L、燃費Uのいずれかが選択されている場合であれば、初期推奨経路に対する到着予想値Z0(S0、Y0、L0、U0)と、降車IC考慮推奨経路に対する到着予想値Zn(Zsn、Zyn、Zln、Zun)の最小値zとの差分(z−Z0)が閾値CZ(Cs、Cy、Cl、Cu)以下である(z−Z0≦CZ)か否かを判断する。
一方、希望到着条件Zbとして到着日時Tが選択されている場合には、ユーザが入力した希望到着時刻を閾値Ctとして、到着予想値Znの最小値zが希望到着時刻(=Ct)以前の時刻であるか否かを判断する。
なお、希望到着条件Zbとして複数の条件が選択されている場合、ECU13は、ステップ28において全ての条件を満たすか否かを判断する。
降車IC考慮推奨経路Rxが希望到着条件Zbを満たしていない場合(ステップ28;N)、ECU13は、ステップ15に移行して初期推奨経路R0を推奨経路として走行経路の案内をする。
一方、降車IC考慮推奨経路Rxが希望到着条件Zbを満たしている場合(ステップ28;Y)、ECU13は、降車IC考慮推奨経路Rxを推奨経路として走行経路の案内を行う(ステップ29)。
例えば、青森駅付近で「弘前城」を目的地として入力した場合の初期推奨経路R0では、高速道路「東北自動車道」を利用して「黒石IC」で降車する経路が探索されるが、図3のIC名データ35に示されるように、東北自動車道には地名「弘前」を含む同地名IC「大鰐弘前IC」が存在する。
このため、希望到着条件Zbを満たす場合には、同地名ICである「大鰐弘前IC」を降車ICとする降車IC考慮推奨経路Rxを推奨経路として走行経路の案内(ステップ29)が行われる。
また、津市役所付近で「四日市市立内部中学校」を目的地として入力した場合の初期推奨経路R0では、高速道路「東名阪自動車道」を利用して「鈴鹿IC」で降車する経路が探索されるが、図3に示されるように、地名「四日市」を含む同地名IC「四日市IC」が存在する。
このため、希望到着条件Zbを満たす場合には、同地名ICである「四日市IC」を降車ICとする降車IC考慮推奨経路Rxを推奨経路として走行経路の案内が行われる。
なお、走行経路R0やRxの案内については、従来のナビゲーション装置と同様に、現在位置検出部11で検出した車両の現在地周辺の地図と走行経路を液晶ディスプレイ15に表示すると共に、マップマッチング処理により特定される走行経路上の車両位置に車両マークを表示する。
また、必要に応じて進路変更をする交差点の手前で交差点拡大図を表示したり、進路変更方向と距離等を音声で案内することにより行われる。
以上説明したように、本実施形態によれば、経路探索の対象とされた目的地の名称(目的地名称)に地名Qを含み、初期推奨経路R0に高速道路がある場合の降車ICが同地名ICではなく、当該高速道路に同地名ICがある場合には、当該地名Qを含む同地名ICを降車ICとする走行経路(降車IC考慮推奨経路Rx)を推奨走行経路として走行経路の案内を行っている。
これにより、運転者等のユーザは、不案内な土地を目的地として高速道路を利用して走行する場合であっても、高速道路から降車ICで降車する場合に不安を感じることがない。
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、次のように構成することも可能である。
例えば、説明した実施形態では、ステップ19以下の処理において、目的地名称に含まれる地名Qを考慮した名称の降車ICとして、地名Qを含む名称のIC(同地名IC)を降車ICとする場合について説明したが、他の降車ICを選択するようにしてもよい。
すなわち、特定の地名Q2との結び付きが強い目的地である場合には、目的地名称に地名が含まれていない場合であっても、当該結び付いている地名を名称に含む降車ICを選択するようにしてもよい。
例えば、目的地「清水寺」や「東大寺」は京都府や奈良県に存在することが広く知られており、地名との結び付きが強い目的地である。
目的地データ34には、図2に示すように、目的地名称「清水寺」「東大寺」に対応して、各々の地名情報に「京都」「奈良」が格納されている。
なお、地名「奈良」が付くICは現時点では存在しないため、地名情報に「奈良」を含めないようにしてもよいが、後日「奈良」の付くICができた場合のために格納する。
これにより、地名を強くイメージさせる目的地の場合には、当該地名Q2を含む降車ICを選択することで、目的地名称に地名そのものが含まれない場合であっても、降車ICに対する不安をより少なくすることができる。
更に、説明した実施形態では、初期推奨経路R0に含まれる高速道路の全ICの中から同地名ICが含まれるか否かを判断する場合について説明したが、初期推奨経路R0以外に目的地から所定距離Hkm以内を通過する他の高速道路を含めて同地名ICを検索するようにしてもよい。この場合の所定距離Hkmとしては、例えば固定値10kmや、合計走行距離L×0.1等が採用される。
例えば、宇治市内において「清水寺」を目的地として入力した場合の初期推奨経路R0では、高速道路「阪神高速8号京都線」を利用して「鴨川西IC」で降車する経路が探索される。
しかし、目的地「清水寺」から所定距離Hkm以内に存在する名神高速道路には同地名IC「京都東IC」と「京都南IC」が存在する。
そこで、両同地名ICのうち到着予想値Znが小さい「京都東IC」を降車ICとする降車IC考慮推奨経路Rxが探索され、推奨経路として走行経路の案内が行われる。
この場合、所要時間差(z−Z0)が15分であり、走行時間Sに対応する閾値Cs以下の希望到着条件Zbを満たしているものとする。
なお、この場合の降車IC考慮推奨経路Rxには、初期推奨経路R0の高速道路「阪神高速8号京都線」は含まれないが、初期推奨経路R0の高速道路が含まれていても、いなくてもよい。
このように、目的地「清水寺」が京都の代表的観光地として周知されている、一方、「鴨川IC」の存在が周知されていない場合には、京都の地理に不案内なユーザにとって、「京都」というキーワードが入っていない「鴨川西IC」では降車ICとして不安を感じることになる。
これに対して、「京都」というキーワードが入った「京都東IC」を降車ICとすることで、ユーザは「京都の清水寺」として不安を感じることなく降車することができる。
なお、実施形態の目的地データ34では、各目的地名称に含まれる地名や目的地に強く結び付いた地名が存在する場合には、その全てを地名情報として格納する場合について説明したが、当該地名を含むICが存在する場合に限定して地名情報を保存するようにしてもよい。
例えば、目的地名称が「○○千葉柏店」である場合、説明した実施形態では地名情報として「千葉」と「柏」が保存される。これに対して、本変形例では、柏ICは存在するが千葉ICは存在しないので、目的地名称「○○千葉柏店」に対する地名情報としては「柏」だけを格納する。
この場合、地名を含むICが新たにできた場合には目的地データ34を更新する必要がある。これに対して、全ての地名を地名情報の対象として保存する場合には、新たな名称のICができたとしても更新は不要である。
また、説明した実施形態では、目的地名称毎に地名情報を保存した目的地データ34を備える構成としたが、目的地データ34を備えない構成としてもよい。
この場合、入力された目的地の名称(目的地名称)に地名が含まれるか否かの判断(ステップ14)は、地名辞書を使用して、目的地名に含まれる地名を抽出するようにしてもよい。目的地名称と強く結び付いた地名については結び付き辞書を別途作成しておく。または、目的地に結び付いた地名のリストを別途作成しておいてもよい。
本実施形態では、ステップ19において、使用する高速道路上のIC名の全部を取得するが、初期推奨経路R0の降車IC0の前後p箇所(例えば、2カ所、5カ所等)ずつを判断対象として取得するようにしてもよい。
また、初期推奨経路R0又は、目的地から所定距離Wkm(例えば、W=10km)以内に存在するICを対象としてもよい。
1 ナビゲーション装置
11 現在位置検出部
12 データ記憶部
13 ナビゲーションECU
14 操作部
15 液晶ディスプレイ
16 スピーカ
18 通信モジュール
31 記憶媒体
32 地図データ
33 道路データ
34 目的地データ
35 IC名データ

Claims (9)

  1. 目的地を取得する目的地取得手段と、
    前記取得した目的地までの走行経路を探索する経路探索手段と、
    前記探索した走行経路を案内する経路案内手段と、を備え、
    前記経路探索手段は、高速道路を対象とし、前記取得した目的地に当該目的地に関連した地名が含まれる場合、当該地名を名称に含む同地名ICが降車ICとなる走行経路を優先して探索する、
    ことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記取得した目的地まで走行した場合の到着条件を取得する条件取得手段を備え、
    前記経路探索手段は、前記同地名ICを優先しない前記目的地までの初期推奨経路と、前記同地名ICを優先した前記目的地までの降車IC考慮推奨経路とを探索し、前記降車IC考慮推奨経路が前記取得した到着条件を満たす場合に前記降車IC考慮推奨経路を走行経路とし、満たさない場合に前記初期推奨経路を走行経路とする、
    ことを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記条件取得手段は、到着日時、走行時間、料金、合計走行距離、燃費、燃料総消費量のうちの少なくとも1つを到着条件として取得する、
    ことを特徴とする請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記経路探索手段は、前記初期推奨経路に含まれる高速道路に配設された同地名ICを対象として降車IC考慮推奨経路を探索する、
    ことを特徴とする請求項2、又は、請求項3に記載のナビゲーション装置。
  5. 前記経路探索手段は、前記取得した目的地から所定距離の範囲に存在する同地名ICを対象として降車IC考慮推奨経路を探索する、
    ことを特徴とする請求項2、請求項3、又は、請求項4に記載のナビゲーション装置。
  6. 前記条件取得手段が、走行時間、料金、合計走行距離、燃費、燃料総消費量のうちの少なくとも1つを取得した場合、
    前記経路探索手段は、前記初期推奨経路を走行した場合の到着条件の値と、前記降車IC考慮推奨経路を走行した場合の到着条件の値との差が、取得した到着条件に対応して規定された所定の閾値以下である場合に、降車IC考慮推奨経路を走行経路とする、
    ことを特徴とする請求項2から請求項5のうちのいずれか1の請求項に記載のナビゲーション装置。
  7. 前記目的地に関連した地名は、前記取得した目的地に含まれる地名である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のうちのいずれか1の請求項に記載のナビゲーション装置。
  8. 前記目的地に関連した地名は、前記目的地から強くイメージされる地名である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項7のうちのいずれか1の請求項に記載のナビゲーション装置。
  9. 目的地を取得する目的地取得機能と、
    前記取得した目的地までの走行経路を探索する経路探索機能と、
    前記探索した走行経路を案内する経路案内機能と、
    をコンピュータに実現させるナビゲーションプログラムであって、
    前記経路探索機能は、高速道路を対象とし、前記取得した目的地に当該目的地に関連した地名が含まれる場合、当該地名を名称に含む同地名ICが降車ICとなる走行経路を優先して探索する、
    ことを特徴とするナビゲーションプログラム。
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