JP2016109185A - 差動歯車変速機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】動力損失が少なく、回転精度の悪化を招かないコンパクトな差動歯車変速機構を提供する。
【解決手段】差動歯車変速機構1は、固定クラウンギア7と、固定クラウンギア7の歯数数と歯数が異なる歯列が形成された可動クラウンギア8と、入力軸5と、出力軸6とから成り、入力軸5が回転することにより可動クラウンギア8が固定クラウンギア7に対して傾斜して歳差運動状態で噛合い、可動クラウンギア8と連結した出力軸6が減速して回転する。差動歯車変速機構1は、可動クラウンギア8の背面を固定クラウンギア7側に押し付ける軸受10と、軸受10の内輪の側面を固定クラウンギア7側に押しつけるように該内輪を保持する鍔付きリング形状で、入力軸5に傾斜しながら入力軸5の回転を介して回転する軸受ホルダ9とによって、前記傾斜状態の可動クラウンギア8が固定クラウンギア7に押し付けられながら噛合う。
【選択図】図1

Description

本発明は、大きな減速比或いは増速比が得られる差動歯車変速機構に関する。
従来、差動歯車変速機構、特に差動歯車減速機構は、高い減速比が実現できることと機構全体がコンパクト性或いは軽量性を有することから、ロボットハンドに内蔵する指関節等に使用されている。
このような差動歯車減速機構は、固定クラウンギアと、該固定クラウンギアと歯数差が1または2の可動クラウンギアと、入力軸と、出力軸とから成り、入力軸が回転することによって押し付け力が付与される押し付け機構を介して可動クラウンギアが回転を与えられ、互いに傾斜して配置された可動クラウンギアと固定クラウンギアが歳差運動状態で噛合って、可動クラウンギアと連結した出力軸が減速されるものが周知となっている(特許文献1、非特許文献1)。
特許第4511635号公報(図1)
佐々木裕之、「低バックラッシュ特性を有するクラウン減速機に関する研究」、福島大学、平成25年3月、p1−110
前記特許文献1によれば、変形クラウンギア減速機構(差動歯車減速機構)を、固定クラウンギアと、該固定クラウンギアと歯数差が1の可動クラウンギアが、入力軸により回転駆動される押し付け軸と該押し付け軸から径方向に延設されたアームと該アームの先端部に設けた回転押圧体等からなる押し付け機構によって、互いに傾斜して歳差運動(章動運動とも称する)状態で噛合うことにより、前記可動クラウンギアが減速して回転され、前記可動クラウンギアと可撓的に連結した出力軸が減速される構成としている。
前記特許文献1の押し付け機構は、入力軸の回転により可動クラウンギアを良好に歳差運動させることができるが、回転押圧体と可動クラウンギアの接触面積が限定されるため、特に大きな力を伝達する際に困難性を生じる。
本発明は、より大きな力の伝達を可能とする押し付け機構を提供することを課題とする。
前記の課題に対し、本発明は以下の手段により解決を図る。
本発明の第一の態様によれば、差動歯車変速機構は、固定クラウンギアと、該固定クラウンギアの歯数と歯数が異なる歯列が形成された可動クラウンギアと、入力軸と、出力軸とから成り、前記入力軸が回転することにより前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアに対して傾斜して歳差運動状態で噛合い、前記可動クラウンギアと連結した前記出力軸が減速して回転する差動歯車変速機構において、その外輪の側面が前記可動クラウンギアの背面を前記固定クラウンギア側に押し付ける軸受と、該軸受の内輪の前記固定クラウンギア側と反対側の側面を前記固定クラウンギア側に押し付けるように該内輪を保持する鍔付きリング形状で、前記入力軸に傾斜しながら前記入力軸の回転を介して回転する軸受ホルダによって、傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアに押し付けられながら噛合うように構成する。
本発明の第二の態様によれば、前記第一の態様に係る差動歯車変速機構において、前記可動クラウンギアに、前記形成の前記固定クラウンギアとの噛合い歯列に加えて、前記出力軸と一体の出力軸ギアと同じ歯数或いは歯数が異なる噛合い歯列が形成されて、傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギアに押し付けられながら噛合うように構成する。
本発明の第三の態様によれば、差動歯車変速機構は、固定クラウンギアと可動クラウンギアと入力軸と出力軸とから成り、前記可動クラウンギアに、前記固定クラウンギアと同じ歯数で噛合う第1の噛合い歯列が形成され、それに加えて、該可動クラウンギアと異なる歯数で前記出力軸と一体の出力軸ギアと噛合う第2の噛合い歯列が形成されて、前記入力軸が回転することにより前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギアに対して傾斜して歳差運動状態で噛合い、前記出力軸ギアを介して前記出力軸が減速して回転する差動歯車変速機構において、その外輪の側面が前記可動クラウンギアの背面を前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギア側に押し付ける軸受と、該軸受の内輪の前記出力軸ギア側と反対側の側面を前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギア側に押し付けるように該内輪を保持する鍔付きリング形状で、前記入力軸に傾斜しながら前記入力軸の回転を介して回転する軸受ホルダによって、傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギアに押し付けられながら噛合うように構成する。
本発明の第四の態様によれば、前記第一から第三のいずれか一つの態様に係る差動歯車変速機構において、前記軸受ホルダの内径側に円周等分で軸心方向に設けた2個の溝と、前記入力軸に円周等分で前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致する位置で該入力軸の半径方向に向けて設けた2個の孔と、該2個の孔に嵌合してその一部が前記2個の溝に係合する2個のピンと、前記2個のピンに対して前記入力軸の半径方向に出没するように位置調整可能な2個の調整体と、該2個の調整体の先端部で前記軸受ホルダの溝と係合する2個の球状体とを有し、前記2個の調整体の前記位置調整によって前記2個のそれぞれの球状体の前記2個の溝への押し付け量を変えることにより、傾斜した前記軸受ホルダの軸心が前記入力軸の軸心と交差する点を前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致するように調整する構成とする。
本発明の第五の態様によれば、前記第四の態様に係る差動歯車変速機構において、前記ピンの中空孔に雌ねじを設け、前記調整体を前記雌ねじ孔と螺合する雄ねじピンとして、該雄ねじピンの回転による位置調整によって前記軸受ホルダに設けた溝と係合する前記球状体を前記入力軸の半径方向に出没させて、傾斜した前記軸受ホルダの軸心が前記入力軸の軸心と交差する点を前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致するように調整する構成とする。
本発明の第六の態様によれば、差動歯車変速機構は、固定クラウンギアと、該固定クラウンギアの歯数と歯数が異なる歯列が形成された可動クラウンギアと、入力軸と、出力軸とから成り、前記可動クラウンギアと連結した前記入力軸が回転することにより前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアに対して傾斜して歳差運動状態で噛合い、前記出力軸が増速して回転する差動歯車変速機構において、その外輪の側面が前記可動クラウンギアの背面を前記固定クラウンギア側に押し付ける軸受と、該軸受の内輪の前記固定クラウンギア側と反対側の側面を前記固定クラウンギア側に押し付けるように該内輪を保持する鍔付きリング形状で、前記出力軸に傾斜しながら前記出力軸の回転を介して回転する軸受ホルダによって、傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアに押し付けられながら噛合うように構成する。
本発明の第七の態様によれば、前記第六の態様に係る差動歯車変速機構において、前記可動クラウンギアに、前記形成の前記固定クラウンギアとの噛合い歯列に加えて、前記入力軸と一体の入力軸ギアと同じ歯数或いは歯数が異なる噛合い歯列が形成されて、傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記入力軸ギアに押し付けられながら噛合うように構成する。
本発明の第八の態様によれば、差動歯車変速機構は、固定クラウンギアと可動クラウンギアと入力軸と出力軸とから成り、前記可動クラウンギアに、前記固定クラウンギアと同じ歯数で噛合う第1の噛合い歯列が形成され、それに加えて、該可動クラウンギアと異なる歯数で前記入力軸と一体の入力軸ギアと噛合う第2の噛合い歯列が形成されて、前記入力軸が回転することにより前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記入力軸ギアに対して傾斜して歳差運動状態で噛合い、前記出力軸が増速して回転する差動歯車変速機構において、その外輪の側面が前記可動クラウンギアの背面を前記固定クラウンギアおよび前記入力軸ギア側に押し付ける軸受と、該軸受の内輪の前記入力軸ギア側と反対側の側面を前記固定クラウンギアおよび前記入力軸ギア側に押し付けるように該内輪を保持する鍔付きリング形状で、前記出力軸に傾斜しながら前記出力軸の回転を介して回転する軸受ホルダによって、傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記入力軸ギアに押し付けられながら噛合うように構成する。
本発明の第九の態様によれば、前記第六から第八のいずれか一つの態様に係る差動歯車変速機構において、前記軸受ホルダの内径側に円周等分で軸心方向に設けた2個の溝と、前記出力軸に円周等分で前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致する位置で該出力軸の半径方向に向けて設けた2個の孔と、該2個の孔に嵌合してその一部が前記2個の溝に係合する2個のピンと、前記2個のピンに対して前記出力軸の半径方向に出没するように位置調整可能な2個の調整体と、該2個の調整体の先端部で前記軸受ホルダの溝と係合する2個の球状体とを有し、前記2個の調整体の前記位置調整によって前記2個のそれぞれの球状体の前記2個の溝への押し付け量を変えることにより、傾斜した前記軸受ホルダの軸心が前記出力軸の軸心と交差する点を前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致するように調整する構成とする。
本発明の第十の態様によれば、前記第九の態様に係る差動歯車変速機構において、前記ピンの中空孔に雌ねじを設け、前記調整体を前記雌ねじ孔と螺合する雄ねじピンとして、該雄ねじピンの回転による位置調整によって前記軸受ホルダに設けた溝と係合する前記球状体を前記出力軸の半径方向に出没させて、傾斜した前記軸受ホルダの軸心が前記出力軸の軸心と交差する点を前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致するように調整する構成とする。
上記本発明の態様に係る差動歯車変速機構は、差動歯車減速機構とした場合、その外輪の側面が可動クラウンギアの背面を固定クラウンギア側に押し付ける軸受と、前記軸受の内輪の側面を固定クラウンギア側に押しつけるように該内輪を保持する鍔付きリング形状で、前記入力軸に傾斜しながら前記入力軸とともに回転する軸受ホルダによって、前記傾斜状態の可動クラウンギアが前記固定クラウンギアに押し付けられながら噛合うように構成することで、大きな力を伝達することが可能となる。さらに、固定クラウンギアと可動クラウンギアの歳差運動状態での噛合いの反力を大径の前記軸受で受けることができ、軸受の寿命が向上するとともに、該差動歯車減速機構の入力側の動力損失が減少し、回転精度が向上する。
また、前記軸受ホルダの内径側に円周等分で軸心方向に設けた2個の溝と、前記入力軸に円周等分で前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致する位置で該入力軸の半径方向に向けて設けた2個の孔と、該2個の孔に嵌合してその一部が前記2個の溝に係合する2個のピンと、前記2個のピンに対して前記入力軸の半径方向に出没するように位置調整可能な2個の調整体と、該2個の調整体の先端部で前記軸受ホルダの溝と係合する2個の球状体とから成り、前記2個の調整体の前記位置調整によって前記2個のそれぞれの球状体の前記2個の溝への押し付け量を変えることにより、傾斜した前記軸受ホルダの軸心が前記入力軸の軸心と交差する点を前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致するように調整する構成とするので、詳しくは、前記ピンの中空孔に雌ねじを設け、前記調整体を前記雌ねじ孔と螺合する雄ねじピンとして、該雄ねじピンの回転による位置調整によって前記軸受ホルダに設けた溝と係合する前記球状体を前記入力軸の半径方向に出没させて、傾斜した前記軸受ホルダの軸心が前記入力軸の軸心と交差する点を前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致するように調整するので、前記軸受の外輪の側面が前記可動クラウンギアの背面を押し付ける接触部が前記可動クラウンギアの半径方向で均等な同心円状になって、前記軸受の外輪の側面と前記可動クラウンギアの背面との間で回転時にすべりを生ずることなく、前記歳差運動がスムーズにかつ確実に行われる。
さらに、前記可動クラウンギアに、前記形成の前記固定クラウンギアとの噛合い歯列に加えて、前記出力軸と一体の出力軸ギアと同じ歯数或いは歯数が異なる歯列が形成されて、傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギアに押し付けられながら噛合うように構成した場合においては、前記軸受ホルダを介しての軸受の外輪側の側面による可動クラウンギアの固定クラウンギアへの押し付けが、前記可動クラウンギアの前記出力軸ギアへの押し付けにも作用して、この場合の歳差運動状態の噛合いもスムーズに行われる。
また、前記説明の差動歯車変速機構の前記入力軸を出力軸に、前記出力軸を入力軸に置き換えた差動歯車増速機構、即ち、固定クラウンギアと可動クラウンギアと入力軸と出力軸から成り、前記可動クラウンギアに、前記固定クラウンギアと歯数が異なる第1の噛合い歯列を形成して、或いは、それに加えて、該可動クラウンギアと同じ歯数或いは異なる歯数で前記入力軸と一体の入力軸ギアと噛合う第2の噛合い歯列を形成して、前記入力軸が回転することにより前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギア或いは前記入力軸ギアに対して傾斜して歳差運動状態で噛合い、前記出力軸が増速して回転する構成とした場合においても、前記差動歯車減速機構の場合と同様の効果を有するが、重複する詳細説明は省略する。
本発明の実施の形態に係わる差動歯車変速機構の正面断面図である。 図1の断面II−II図である。 図2のIII部拡大図である。
以下、この発明の実施の形態につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施の形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
(発明の実施の形態)
本発明の実施の形態を図1から図3に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係わる差動歯車変速機構の正面断面図である。
図2は、図1の断面II−II図である
図3は、図2のIII部拡大図である。
図1および図2において、差動歯車変速機構1は、差動歯車減速機構として説明すると、固定フレーム15に取付けられた固定クラウンギア7と、該固定クラウンギア7と歯数差が1の可動クラウンギア8と、中空の入力軸5と、出力軸6とから成り、入力軸5が回転することにより、可動クラウンギア8の固定クラウンギア7に対する図示C部での傾斜した歳差運動(章動運動とも称する)状態のギア噛合いによって、可動クラウンギア8が入力軸5に対して減速されて回転する。
また、図示C部のギア噛合いに加えて、該図示C部の噛合いギアの内径側にもう一つの図示D部の歳差運動状態のギア噛合いが設けられて、可動クラウンギア8の回転が出力軸ギア6Gと一体の出力軸6に伝達されるように構成されている。即ち、可動クラウンギア8の回転は図示D部の歳差運動状態のギア噛合いによって出力軸6と連結されている。
なお、前記出力軸ギア6Gは前記出力軸6に取付け具6Sによって一体に取付けられている。
ここで、前記図示C部では、可動クラウンギア8の歯数がN、固定クラウンギア7の歯数がN−1として、可動クラウンギア8が入力軸5の回転方向と同じ方向で入力軸5の回転数の1/Nの回転数に減速され、また、前記図示C部より内径側の前記図示D部は、可動クラウンギア8側の歯数がMのギア(A)と出力軸ギア6G側の歯数がMのギア(B)が歳差運動状態で噛合って、出力軸ギア6Gの回転数が可動クラウンギア8の回転数と同じとなり、出力軸6が入力軸5の回転方向と同じ方向で入力軸5の回転数の1/Nの回転数に減速されて回転伝達される。
前記差動歯車変速機構1は、その外輪の側面が可動クラウンギア8の背面を固定クラウンギア7側に押し付ける軸受10と、該軸受10の内輪の固定クラウンギア7側と反対側の側面を固定クラウンギア7側に押しつけるように該内輪を保持する鍔9E付きリング形状で、前記入力軸5に傾斜しながら前記入力軸5の回転を介して回転する軸受ホルダ9によって、前記傾斜状態の可動クラウンギア8が前記固定クラウンギア7に押し付けられながら噛合うように構成されている。
その構造を図3に基づいて説明すると、前記軸受ホルダ9の内径側に円周等分で軸心方向に設けた2個の溝9Hと、前記入力軸5に円周等分で前記可動クラウンギア8の歳差運動の中心と一致する位置で該入力軸5の半径方向に向けて設けた2個の孔5Hと、該2個の孔5Hに嵌合してその一部が前記2個の溝9Hに係合する2個のピン11と、前記2個のピン11に対して前記入力軸5の半径方向に出没するように位置調整可能な2個の調整体12と、該2個の調整体12の先端部で前記軸受ホルダ9の溝9Hと係合する2個の球状体13とから成り、前記2個の調整体12の前記位置調整によって前記2個のそれぞれの球状体13の前記2個の溝9Hへの押し付け量を変えることにより、傾斜した前記軸受ホルダ9の軸心が前記入力軸5の軸心5Cと交差する点を前記可動クラウンギア8の歳差運動の中心Pと一致するように調整する構成となっている。
ここで、前記軸受ホルダ9の軸心が前記入力軸5の軸心5Cに対して傾斜できるように、前記軸受ホルダ9の内径と前記入力軸5の外径の間には、適宜の隙間が設けられている。
図3に基づいてさらに詳細に説明すると、前記ピン11の中空孔に雌ねじ11Sを設け、前記調整体12を前記雌ねじ11Sと螺合する雄ねじ12Sを有する雄ねじピン12として、該雄ねじピン12の回転による位置調整によって前記軸受ホルダ9に設けた溝9Hと係合する前記球状体13のそれぞれを前記入力軸5の半径方向に適宜出没させて、傾斜した前記軸受ホルダ9の軸心が前記入力軸5の軸心5Cと交差する点を前記可動クラウンギア8の歳差運動の中心Pと一致するように調整する構成となっている。
ここで、傾斜した前記軸受ホルダ9の軸心が前記入力軸5の軸心5Cと交差する点を入力軸5の軸心5C上で前記可動クラウンギア8の歳差運動の中心Pと一致するように行う位置合わせ調整は、関連する前記各部品の加工誤差或いは組立誤差がある場合には、図1に矢印X部で示す固定フレーム16と軸受17の外輪側面との間、または、図1に矢印Y部で示す軸受ホルダ9の鍔9Eと軸受10の内輪側面との間に、適宜シムを入れることによっても行われる。
なお、前記入力軸5は固定フレーム16に軸受17によって軸支され、オイルシール21によって内部の潤滑油が外部に漏れ出さないようにシールされている。
また、前記出力軸ギア6Gは前記固定クラウンギア7に軸受18によって軸支されるとともに、前記入力軸5に軸受19によって軸支され、オイルシール22によって内部の潤滑油が外部に漏れ出さないようにシールされている。
次に、本発明の実施の形態に係わる差動歯車変速機構1の作用を説明する。
前記雄ねじピン12の回転位置調整により2個のそれぞれの球状体13が前記ピン12の中心線12Cの方向(入力軸5の半径方向)に適宜出没することによって、2個のそれぞれの球体13が前記2個の溝9Hへの押し付け量を適宜変えることによって、また、図1に矢印X部で示す固定フレーム16と軸受17の外輪側面との間、または、図1に矢印Y部で示す軸受ホルダ9の鍔9Eと軸受10の内輪側面との間に、適宜シムを入れることによって、傾斜した前記軸受ホルダ9の軸心が前記入力軸5の軸心5Cと交差する点を前記可動クラウンギア8の歳差運動の中心Pと一致するように調整される。
これにより、前記軸受10の外輪の側面が前記可動クラウンギア8の背面を押し付ける接触部が前記可動クラウンギア8の半径方向で均等な同心円状になって、前記軸受10の外輪の側面と前記可動クラウンギア8の背面との間で回転時にすべりを生じることがなく、したがって、入力軸5側の動力損失がなく、回転精度が良好で、前記歳差運動がスムーズにかつ確実に行われる。
また、前記ピン11と軸受ホルダ9に設けられた2個の溝9Hの係合によって入力軸5の回転を介して前記傾斜した状態で回転する軸受ホルダ9が、鍔9Eを介して軸受10の内輪の側面を固定クラウンギア7側に押し付け、それに伴って軸受10の外輪の側面が可動クラウンギア8の背面を固定クラウンギア7側に押し付けることにより、図示C部の歳差運動状態の噛合いに際して可動クラウンギア8と固定クラウンギア7が隙間なくスムーズに噛合う。
これにより、大径の軸受10の回転数が入力軸5と同じ回転数となっているので、軸受10の寿命に好都合となる。
なお、前記説明では、図示C部の可動クラウンギア8の歯数をN、固定クラウンギア7の歯数をN−1とした場合を説明したが、可動クラウンギア8の歯数をN−1、固定クラウンギア7の歯数をNとしてもよく、この場合には可動クラウンギア8は入力軸5の回転方向と逆方向に1/Nの減速比で減速される。また、可動クラウンギア8と固定クラウンギア7の歯数差は1に限定するものではなく、歯数差を2としてもよいが、歯数差についは本発明の限定条件ではないので、詳細説明は省略する。
さらに、前記説明では、図示D部の可動クラウンギア8側のギア(A)の歯数をM、出力軸ギア6G側のギア(B)の歯数をMとして、両者が同じ歯数の場合について説明したが、これは限定条件ではなく、図示D部の前記ギア(A)の歯数と前記ギア(B)の歯数に歯数差(1或いは2)を設けてもよく、この場合には出力軸6は可動クラウンギア8の回転数に対して1/M(歯数差1の場合)に減速される(出力軸6の回転数が入力軸の回転数の1/Nと1/Mの積に減速される)が、図示D部の前記ギア(A)の歯数と前記ギア(B)の歯数については本発明の限定条件ではないので、詳細説明は省略する。
なお、図示C部と図示D部の2箇所にギア噛合いを設けた場合は、本発明による軸受ホルダ9と軸受10による可動クラウンギア8の固定クラウンギア7側への押し付けは、図示C部の歳差運動状態のギア噛合わせと図示D部の歳差運動状態のギア噛合わせの両者に作用して、前記2箇所の噛合いギアがスムーズに噛合う。
また、前記説明では、歳差運動のギア噛合い部を外径側の図示C部と内径側の図示D部の2箇所に設けた場合を説明したが、これに限定するものではなく、歳差運動のギア噛合い部を、図示D部を設けなくて、図示C部のみの1箇所に設ける場合としてもよく、この場合の可動クラウンギアの回転と出力軸の回転の連結機構については、特許文献1に示されている歳差運動を阻害することなく可動クラウンギアと出力軸が可撓的に連結された機構等が公知となっているので、詳細説明は省略する。
さらに、前記説明では、図示C部の可動クラウンギア8の歯数をN、固定クラウンギア7の歯数をN−1とした場合を説明したが、可動クラウンギア8の歯数と固定クラウンギア7の歯数を同じ歯数とし、図示D部の可動クラウンギア8側のギア(A)の歯数をM、出力軸ギア6G側のギア(B)の歯数をM−1としてもよく、この場合には出力軸6は可動クラウンギア8の回転数に対して1/M(歯数差1の場合)に減速されるが、図示D部の前記ギア(A)の歯数と前記ギア(B)の歯数については本発明の限定条件ではないので、詳細説明は省略する。
さらに、前記説明では、差動歯車変速機構1を入力軸5の回転を減速して出力軸6に回転を伝達する差動歯車減速機構とした場合を説明したが、図1および図2において、出力軸6を入力軸、入力軸5を出力軸、出力軸ギア6Gを入力軸ギアとして、差動歯車変速機構1を差動歯車増速機構とした場合においても、軸受10と鍔9E付きの軸受けホルダ9によって、傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギア或いは入力軸ギアに押し付けられながら噛合うように差動歯車増速機構を構成するということもある。
この場合の詳細説明は、前記差動歯車減速機構の場合と類似した重複説明となるので、省略する。
1 差動歯車変速機構
5 入力軸
5H (入力軸の)孔
6 出力軸
7 固定クラウンギア
8 可動クラウンギア
9 軸受ホルダ
9E (軸受ホルダ9の)鍔
9H (軸受ホルダ9の)溝
10 軸受
11 (雌ねじ)ピン
12 調整体(雄ねじピン)
13 球状体

Claims (10)

  1. 固定クラウンギアと、該固定クラウンギアの歯数と歯数が異なる歯列が形成された可動クラウンギアと、入力軸と、出力軸とから成り、前記入力軸が回転することにより前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアに対して傾斜して歳差運動状態で噛合い、前記可動クラウンギアと連結した前記出力軸が減速して回転する差動歯車変速機構において、
    その外輪の側面が前記可動クラウンギアの背面を前記固定クラウンギア側に押し付ける軸受と、
    該軸受の内輪の前記固定クラウンギア側と反対側の側面を前記固定クラウンギア側に押し付けるように該内輪を保持する鍔付きリング形状で、前記入力軸に傾斜しながら前記入力軸の回転を介して回転する軸受ホルダによって、
    傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアに押し付けられながら噛合うように構成する差動歯車変速機構。
  2. 請求項1に記載する差動歯車変速機構において、
    前記可動クラウンギアに、前記形成の前記固定クラウンギアとの噛合い歯列に加えて、前記出力軸と一体の出力軸ギアと同じ歯数或いは歯数が異なる噛合い歯列が形成されて、傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギアに押し付けられながら噛合うように構成する差動歯車変速機構。
  3. 固定クラウンギアと可動クラウンギアと入力軸と出力軸とから成り、前記可動クラウンギアに、前記固定クラウンギアと同じ歯数で噛合う第1の噛合い歯列が形成され、それに加えて、該可動クラウンギアと異なる歯数で前記出力軸と一体の出力軸ギアと噛合う第2の噛合い歯列が形成されて、前記入力軸が回転することにより前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギアに対して傾斜して歳差運動状態で噛合い、前記出力軸ギアを介して前記出力軸が減速して回転する差動歯車変速機構において、
    その外輪の側面が前記可動クラウンギアの背面を前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギア側に押し付ける軸受と、
    該軸受の内輪の前記出力軸ギア側と反対側の側面を前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギア側に押し付けるように該内輪を保持する鍔付きリング形状で、前記入力軸に傾斜しながら前記入力軸の回転を介して回転する軸受ホルダによって、
    傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記出力軸ギアに押し付けられながら噛合うように構成する差動歯車変速機構。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載する差動歯車変速機構において、
    前記軸受ホルダの内径側に円周等分で軸心方向に設けた2個の溝と、
    前記入力軸に円周等分で前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致する位置で該入力軸の半径方向に向けて設けた2個の孔と、
    該2個の孔に嵌合してその一部が前記2個の溝に係合する2個のピンと、
    前記2個のピンに対して前記入力軸の半径方向に出没するように位置調整可能な2個の調整体と、
    該2個の調整体の先端部で前記軸受ホルダの溝と係合する2個の球状体とを有し、
    前記2個の調整体の前記位置調整によって前記2個のそれぞれの球状体の前記2個の溝への押し付け量を変えることにより、傾斜した前記軸受ホルダの軸心が前記入力軸の軸心と交差する点を前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致するように調整する構成とする差動歯車変速機構。
  5. 請求項4に記載する差動歯車変速機構において、
    前記ピンの中空孔に雌ねじを設け、前記調整体を前記雌ねじ孔と螺合する雄ねじピンとして、該雄ねじピンの回転による位置調整によって前記軸受ホルダに設けた溝と係合する前記球状体を前記入力軸の半径方向に出没させて、傾斜した前記軸受ホルダの軸心が前記入力軸の軸心と交差する点を前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致するように調整する構成とする差動歯車変速機構。
  6. 固定クラウンギアと、該固定クラウンギアの歯数と歯数が異なる歯列が形成された可動クラウンギアと、入力軸と、出力軸とから成り、前記可動クラウンギアと連結した前記入力軸が回転することにより前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアに対して傾斜して歳差運動状態で噛合い、前記出力軸が増速して回転する差動歯車変速機構において、
    その外輪の側面が前記可動クラウンギアの背面を前記固定クラウンギア側に押し付ける軸受と、
    該軸受の内輪の前記固定クラウンギア側と反対側の側面を前記固定クラウンギア側に押し付けるように該内輪を保持する鍔付きリング形状で、前記出力軸に傾斜しながら前記出力軸の回転を介して回転する軸受ホルダによって、
    傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアに押し付けられながら噛合うように構成する差動歯車変速機構。
  7. 請求項6に記載する差動歯車変速機構において、
    前記可動クラウンギアに、前記形成の前記固定クラウンギアとの噛合い歯列に加えて、前記入力軸と一体の入力軸ギアと同じ歯数或いは歯数が異なる噛合い歯列が形成されて、傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記入力軸ギアに押し付けられながら噛合うように構成する差動歯車変速機構。
  8. 固定クラウンギアと可動クラウンギアと入力軸と出力軸とから成り、前記可動クラウンギアに、前記固定クラウンギアと同じ歯数で噛合う第1の噛合い歯列が形成され、それに加えて、該可動クラウンギアと異なる歯数で前記入力軸と一体の入力軸ギアと噛合う第2の噛合い歯列が形成されて、前記入力軸が回転することにより前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記入力軸ギアに対して傾斜して歳差運動状態で噛合い、前記出力軸が増速して回転する差動歯車変速機構において、
    その外輪の側面が前記可動クラウンギアの背面を前記固定クラウンギアおよび前記入力軸ギア側に押し付ける軸受と、
    該軸受の内輪の前記入力軸ギア側と反対側の側面を前記固定クラウンギアおよび前記入力軸ギア側に押し付けるように該内輪を保持する鍔付きリング形状で、前記出力軸に傾斜しながら前記出力軸の回転を介して回転する軸受ホルダによって、
    傾斜状態の前記可動クラウンギアが前記固定クラウンギアおよび前記入力軸ギアに押し付けられながら噛合うように構成する差動歯車変速機構。
  9. 請求項6から8のいずれか一項に記載する差動歯車変速機構において、
    前記軸受ホルダの内径側に円周等分で軸心方向に設けた2個の溝と、
    前記出力軸に円周等分で前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致する位置で該出力軸の半径方向に向けて設けた2個の孔と、
    該2個の孔に嵌合してその一部が前記2個の溝に係合する2個のピンと、
    前記2個のピンに対して前記出力軸の半径方向に出没するように位置調整可能な2個の調整体と、
    該2個の調整体の先端部で前記軸受ホルダの溝と係合する2個の球状体とを有し、
    前記2個の調整体の前記位置調整によって前記2個のそれぞれの球状体の前記2個の溝への押し付け量を変えることにより、傾斜した前記軸受ホルダの軸心が前記出力軸の軸心と交差する点を前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致するように調整する構成とする差動歯車変速機構。
  10. 請求項9に記載する差動歯車変速機構において、
    前記ピンの中空孔に雌ねじを設け、前記調整体を前記雌ねじ孔と螺合する雄ねじピンとして、該雄ねじピンの回転による位置調整によって前記軸受ホルダに設けた溝と係合する前記球状体を前記出力軸の半径方向に出没させて、傾斜した前記軸受ホルダの軸心が前記出力軸の軸心と交差する点を前記可動クラウンギアの歳差運動の中心と一致するように調整する構成とする差動歯車変速機構。
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