JP2016108862A - 固形物捕捉装置および固形物捕捉方法 - Google Patents

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【課題】水路を流れる汚染物等の固形物を効率よく捕捉する。【解決手段】水とともに固形物が流れる水路に設置され、固形物を捕捉する固形物捕捉装置100は、シャフト110と、複数の孔が形成されたフィルタ機能部122を有し、シャフト110から径方向に立設するとともに、シャフト110の周方向に、予め定められた角度離隔して複数設けられるフィルタ羽根120と、シャフト110を回転させることでフィルタ羽根120を回動させる回転手段140と、を備え、複数のフィルタ羽根120のうち、少なくともいずれか1のフィルタ羽根120のフィルタ機能部122は、水の流れ方向と対面する位置関係となって固形物を捕捉し、回転手段140は、水路内に位置するフィルタ羽根120を水の上流側に向かうように回動させる。【選択図】図2

Description

本発明は、河川等の水路を流れる固形物を捕捉する固形物捕捉装置および固形物捕捉方法に関する。
近年、放射性物質(例えば、Cs137)によって、山や森等の河川の水源となる箇所の葉、樹皮、枝等(以下、「有機固形物」と称する)が汚染される事態が問題となっている。水源が汚染されると、汚染された有機固形物(以下、「汚染物」と称する)が河川に流れ込み、流れ込んだ汚染物が農地や海へ流出するため、水源のみならず、河川、農地、海も放射性物質で汚染されてしまう。
そこで、粒状の濾過材や繊維状の濾過材が充填された濾過装置やストレーナを用いて、汚染物を水から除去することが考えられる。このような濾過装置としては、例えば、粒状の濾過材として籾殻やゼオライトを容器に充填し、濾過材によって固形物を濾過する装置(例えば、非特許文献1)や、繊維状の濾過材として竹ソダを利用し、竹ソダによって固形物を濾過する装置が開示されている。また、ストレーナとしては、フィルタで固形物を濾過するとともにフィルタを高圧洗浄し、高圧洗浄によってフィルタから取り除かれた固形物を水とともにスラッジ貯留室に移動させることで、フィルタの交換頻度を低減させたストレーナ(例えば、特許文献1、2)や、サイクロンと組み合わせることで、水中の固形物の除去効率を向上させたストレーナ(例えば、特許文献3、4)が開示されている。
特公昭55−30887号公報 実公昭61−43529号公報 実用新案登録第2574452号公報 特開平10−151307号公報
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構、モミガラ等を用いた水田水口における農業用水の除染効果、[平成26年10月検索]、インターネット(URL:http://www.naro.affrc.go.jp/project/results/laboratory/nkk/2012/510a0_02_02.html)
しかし、従来の濾過装置は、一旦目詰まりすると、容器から濾過材を取り出す必要があり、濾過材の交換に多大な労力がかかるため、実用的ではないという問題がある。また、従来のストレーナは、水とともに固形物を排出する構造となっているため、結果として汚染物のみならず水を処分しなければならず、処分する対象の量が水の分だけ増大してしまうという問題がある。
そこで本発明は、このような課題に鑑み、水路を流れる汚染物等の固形物を効率よく捕捉することができる固形物捕捉装置および固形物捕捉方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の固形物捕捉装置は、水とともに固形物が流れる水路に設置され、固形物を捕捉する固形物捕捉装置であって、シャフトと、複数の孔が形成されたフィルタ機能部を有し、シャフトから径方向に立設するとともに、シャフトの周方向に、予め定められた角度離隔して複数設けられるフィルタ羽根と、シャフトを回転させることでフィルタ羽根を回動させる回転手段と、を備え、複数のフィルタ羽根のうち、少なくともいずれか1のフィルタ羽根のフィルタ機能部は、水の流れと対面する位置関係となって固形物を捕捉し、回転手段は、水路内に位置するフィルタ羽根を水の上流側に向かうように回動させることを特徴とする。
また、フィルタ羽根から回動方向前方に立設し、回転手段によってフィルタ羽根が水路の上方に回動された際に、フィルタ機能部から脱落した固形物を受け止める受止部を備えるとしてもよい。
また、フィルタ羽根と、水路を構成する壁部のうち少なくとも一部との間をシールするシール手段を備えるとしてもよい。
また、水の流れによるフィルタ羽根の回転を制限するロック機構を備えるとしてもよい。
また、フィルタ機能部は、水の流れ方向に隆起および陥没する形状であるとしてもよい。
また、フィルタ羽根は、3以上設けられているとしてもよい。
また、フィルタ機能部に形成された孔の孔径は、0.5mm〜2mmであるとしてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の固形物捕捉方法は、シャフトから径方向に立設するとともに、シャフトの周方向に、予め定められた角度離隔して複数設けられる、複数の孔が形成されたフィルタ機能部を有するフィルタ羽根のうち、少なくともいずれか1のフィルタ羽根のフィルタ機能部を、水の流れと対面する位置関係とし、水路内に位置するフィルタ羽根の上流側と下流側との水位との差分が予め定められた値以上となったか否かを判定し、差分が予め定められた値以上となったと判定すると、シャフトを回転させて、水路内に位置するフィルタ羽根を上流側に向かうように回動させ、水路内に位置するフィルタ羽根の回動方向後方に配されるフィルタ羽根を水路内に位置させることを特徴とする。
本発明によれば、水路を流れる汚染物等の固形物を効率よく捕捉することが可能となる。
固形物捕捉装置の使用形態を説明するための図である。 固形物捕捉装置を説明するための第1の図である。 固形物捕捉装置を説明するための第2の図である。 第1の変形例にかかる固形物捕捉装置を説明するための図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、固形物捕捉装置100の使用形態を説明するための図である。なお、図1を始め以下の図では、垂直に交わるX軸(水平方向)、Y軸(水平方向)、Z軸(鉛直上下方向)を図示の通り定義する。また、水の流れを白抜き矢印で示す。
図1に示すように、用水路10を流れる水は、用水路10から分岐された支線水路12を介して農地20に供給されることとなる。用水路10や支線水路12、河川等の水路の水源となる箇所の有機固形物(葉、樹皮、枝等)が放射性物質によって汚染されている場合、汚染された有機固形物(汚染物)が水とともに農地20に流れ込み、農地20が放射性物質で汚染されてしまう。
そこで、用水路10や支線水路12等の水路に固形物捕捉装置100を設置して、水から汚染物を取り除く。なお、ここでは、畦道22に沿って設けられる支線水路12に固形物捕捉装置100が設置される場合を例に挙げて説明する。
(固形物捕捉装置100)
図2および図3は、固形物捕捉装置100を説明するための図であり、図2は固形物捕捉装置100の斜視図を、図3(a)は図2のIIIa矢視図を、図3(b)は図2のIIIb矢視図を示す。なお、図3中、水の流れを白抜き矢印で示し、有機固形物を黒丸で示す。また、図3中、理解を容易にするために、固定台102を省略し、図3(b)中、フィルタ羽根120を120A〜120Dで示す。
固形物捕捉装置100は、シャフト110を含んで構成され、固定台102よって、シャフト110の軸心が水路(支線水路12)の幅方向(図中、X軸方向)に延在するように設置される。シャフト110には、支持棒112を介して、複数の(ここでは、4つ)のフィルタ羽根120が設けられている。
フィルタ羽根120は、シャフト110から径方向に立設するとともに、それぞれが、シャフト110の周方向に、予め定められた角度(ここでは、90°)離隔して設けられる。フィルタ羽根120は、複数の孔が形成されたフィルタ機能部122を備えている。詳しくは後述するが、このフィルタ機能部122によって有機固形物が捕捉されることとなる。
本実施形態において、フィルタ機能部122は、平板形状のフィルタが折り畳まれて構成されており、支線水路12に設置された際、水の流れ方向(図中、Y軸方向)に隆起および陥没する形状である。すなわち、フィルタ機能部122は、波板形状(コルゲート形状、蛇腹形状)であり、隆起部122aおよび陥没部122bが水の流れと対面(水の流れ方向と対向)するように配される。
フィルタ機能部122を上記形状とする構成により、フィルタ機能部122を平板形状とする場合と比較して表面積を大きくすることができる。これにより、フィルタ機能部122の濾過面積を大きくすることができ、フィルタ機能部122の目詰まりを低減することが可能となる。
また、本実施形態において、フィルタ機能部122に形成された孔の孔径は、有機固形物の平均粒径より小さく、例えば、0.5mm〜2mmである。これにより、フィルタ機能部122は、効率よく有機固形物を捕捉することができる。
そして、図3(b)に示すように、4つのフィルタ羽根120のうち、少なくともいずれか1のフィルタ羽根120(例えば、フィルタ羽根120A)のフィルタ機能部122が、水の流れ方向(図中、Y軸方向)と対面する位置関係となるように配される。これにより、有機固形物は、フィルタ機能部122によって捕捉され、水は、フィルタ機能部122を通過して下流に導かれることとなる。
また、フィルタ羽根120の外周面には、可撓性を有するゴム等で構成されたシール手段130が設けられている。シール手段130は、フィルタ羽根120と、支線水路12を構成する壁部(少なくとも一部)との間をシールする。これにより、支線水路12を流れる有機固形物がフィルタ機能部122を迂回して下流に流出する事態を回避することができる。
回転手段140は、シャフト110に接続されたハンドルで構成され、作業者の操作入力を受け付ける。作業者による操作入力に応じて、回転手段140はシャフト110を回転させ、これによりフィルタ羽根120を回動させる。なお、回転手段140は、間欠的にシャフト110を回転させる。具体的に説明すると、フィルタ羽根120が有機固形物を捕捉している間、回転手段140はシャフト110の回転を停止し、支線水路12内に位置するフィルタ羽根120(有機固形物を捕捉しているフィルタ羽根120A)が目詰まりを起こしそうになると、回転手段140は、シャフト110を回転させて当該フィルタ羽根120を水の上流側に向かうように(図3(b)中矢印の方向に)回動させる。
これにより、支線水路12内に位置し、有機固形物を捕捉したフィルタ羽根120Aを支線水路12内から支線水路12外へ移動させることができる。つまり、有機固形物を支線水路12内から取り除くことが可能となる。
また、上述したように、本実施形態にかかる固形物捕捉装置100は、4つのフィルタ羽根120A〜120Dを備えており、また、フィルタ羽根120それぞれが、シャフト110の周方向に90°離隔して設けられている。つまり、面内方向が等しい1対のフィルタ羽根120A、120Cと、当該フィルタ羽根120A、120Cの面内方向と面内方向が直交する1対のフィルタ羽根120B、120Dとが固形物捕捉装置100に設けられている。
したがって、有機固形物を捕捉する間は、1対のフィルタ羽根120(例えば、フィルタ羽根120A、120C)が、面内方向が鉛直方向となるように、他の1対のフィルタ羽根120(例えば、フィルタ羽根120B、120D)が、面内方向が水平方向となるように支線水路12内に配される。
そして、図3(b)に示すように、支線水路12内に配されたフィルタ羽根120Aが目詰まりを起こすときより予め定められた期間前に相当する所定の状態になったと判定されると、回転手段140によってシャフト110が90°回転される。そうすると、フィルタ羽根120Aは、図3(b)に示すフィルタ羽根120Bの位置に配されることとなる。つまり、フィルタ羽根120Aは、面内方向が水平方向となるように回動される。そうすると、支線水路12から取り除かれた有機固形物に同伴された水は、自重で(重力によって)フィルタ羽根120Aから落下することとなる。これにより、図3(b)に示すフィルタ羽根120Bの位置において有機固形物を乾燥させることができ、汚染物の処理量を低減することができる。
こうして、水が除去された有機固形物は、作業者によって取り除かれることとなる。なお、図3(b)に示すフィルタ羽根120Bの位置において、フィルタ機能部122の隆起部122aおよび陥没部122bは、水の流れと直交し、かつ、作業者の位置(畦道22の位置)に向かって延在している。これにより、作業者は、有機固形物をスムーズにフィルタ機能部122から取り除くことができる。
また、固形物捕捉装置100には、水の流れによるフィルタ羽根120の回動を制限するロック機構(不図示)が設けられている。ロック機構は、少なくともいずれか1つのフィルタ羽根120の面内方向が鉛直方向になっている状態(すなわち、いずれか1つのフィルタ羽根120の面内方向が水平方向になっている状態)で、回転手段140がシャフト110の回転を停止する際に機能し、回転手段140がシャフト110を回転させる際には機能が解除される。ロック機構を備える構成により、水の流れによってフィルタ羽根120が不用意に回動して、フィルタ羽根120と支線水路12を構成する壁との間に間隙が形成され、支線水路12を流れる有機固形物がフィルタ機能部122を迂回して下流に流出する事態を回避することができる。
また、固形物捕捉装置100には、フィルタ羽根120における回動方向前方から立設した受止部150が設けられている。受止部150を設けない場合、回転手段140によってフィルタ羽根120が支線水路12の上方に回動された際に(図3(b)中、フィルタ羽根120Cの位置に配された際に)、図3(b)のフィルタ羽根120Bの位置において、十分排除されなかった有機固形物が、再度支線水路12に落下してしまう。そこで、受止部150を備える構成により、回転手段140によってフィルタ羽根120が支線水路12の上方に回動された際に、フィルタ機能部122から脱落した有機固形物を受け止めることができる。これにより、一旦支線水路12から取り除いた有機固形物の再度の落下を抑制することが可能となる。
また、受止部150に受け止められた有機固形物は、作業者によって取り除かれることとなる。したがって、受止部150によって、図3(b)のフィルタ羽根120Bの位置では取り切れなかった有機固形物を重力によって集約することができ、残存した有機固形物を容易にフィルタ機能部122から除去することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態にかかる固形物捕捉装置100によれば、シャフト110を回転させるといった簡易な動作で、支線水路12(水路)を流れる汚染物等の固形物を効率よく捕捉することが可能となる。
(第1の変形例)
上記実施形態では、フィルタ羽根120の外周面にシール手段130が設けられる構成を例に挙げて説明した。しかし、図4に示すように、支線水路12の底面にシール手段230を設けた固形物捕捉装置200としてもよい。この場合、シール手段230は、フィルタ羽根120の回動軌跡に沿う形状とするとよい。
(第2の変形例)
上記実施形態では、回転手段140が作業者の操作入力に応じてシャフト110を回転させる構成を例に挙げて説明した。しかし、回転手段140を内燃機関やモータで構成してもよい。
また、この場合、固形物捕捉装置が、シャフト110、支持棒112、フィルタ羽根120、シール手段130、回転手段140、受止部150に加えて、水位センサと、制御部とを備えるとよい。
この場合、水位センサは、支線水路12内に位置するフィルタ羽根の上流側の水位と下流側の水位を測定する。
制御部は、CPU(中央処理装置)を含む半導体集積回路で構成され、ROMからCPU自体を動作させるためのプログラムやパラメータ等を読み出し、ワークエリアとしてのRAMや他の電子回路と協働して、固形物捕捉装置全体を管理および制御する。第2の変形例において、制御部は、水位センサが測定した上流側の水位と下流側の水位の差分が予め定められた値以上となったか否かを判定する。具体的に説明すると、制御部は、水位センサが測定した上流側の水位が、下流側の水位より予め定められた値以上高くなったか否かを判定する。
そして、制御部は、水位の差分が予め定められた値以上となったと判定すると、シャフト110を回転させて、支線水路12内に位置するフィルタ羽根120(図3(b)のフィルタ羽根120Aに相当)を上流側に向かうように回動させ、支線水路12内に位置するフィルタ羽根120の回動方向後方に配されるフィルタ羽根120(図3(b)のフィルタ羽根120Dに相当)を支線水路12内に位置させる。
これにより、フィルタ羽根120の交換時期(フィルタ羽根120の回動時期)の安定化を図ることが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態において、フィルタ羽根120が4つ設けられる構成を例に挙げて説明した。しかし、フィルタ羽根120は、3以上設けられていればよい。
また、上記実施形態において、固形物捕捉装置100が受止部150を備える構成を例に挙げて説明した。しかし、受止部150は必須の構成ではない。
また、上記実施形態において、固形物捕捉装置100がシール手段130を備える構成を例に挙げて説明した。しかし、シール手段130は、必須の構成ではない。
また、上記実施形態において、固形物捕捉装置100がロック機構を備える構成を例に挙げて説明した。しかし、ロック機構は、必須の構成ではない。
また、上記実施形態において、固形物捕捉装置100のフィルタ機能部122が水の流れ方向に隆起および陥没する形状である場合を例に挙げて説明した。しかし、フィルタ機能部122の形状に限定はなく、例えば、平板形状であってもよい。
本発明は、河川等の水路を流れる固形物を捕捉する固形物捕捉装置および固形物捕捉方法に利用することができる。
12 支線水路(水路)
100 固形物捕捉装置
110 シャフト
120 フィルタ羽根
122 フィルタ機能部
130 シール手段
140 回転手段
150 受止部
200 固形物捕捉装置
230 シール手段

Claims (8)

  1. 水とともに固形物が流れる水路に設置され、該固形物を捕捉する固形物捕捉装置であって、
    シャフトと、
    複数の孔が形成されたフィルタ機能部を有し、前記シャフトから径方向に立設するとともに、該シャフトの周方向に、予め定められた角度離隔して複数設けられるフィルタ羽根と、
    前記シャフトを回転させることで前記フィルタ羽根を回動させる回転手段と、
    を備え、
    複数の前記フィルタ羽根のうち、少なくともいずれか1の該フィルタ羽根の前記フィルタ機能部は、前記水の流れと対面する位置関係となって固形物を捕捉し、
    前記回転手段は、前記水路内に位置する前記フィルタ羽根を前記水の上流側に向かうように回動させることを特徴とする固形物捕捉装置。
  2. 前記フィルタ羽根から回動方向前方に立設し、前記回転手段によって前記フィルタ羽根が前記水路の上方に回動された際に、前記フィルタ機能部から脱落した固形物を受け止める受止部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の固形物捕捉装置。
  3. 前記フィルタ羽根と、前記水路を構成する壁部のうち少なくとも一部との間をシールするシール手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の固形物捕捉装置。
  4. 前記水の流れによる前記フィルタ羽根の回転を制限するロック機構を備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の固形物捕捉装置。
  5. 前記フィルタ機能部は、前記水の流れ方向に隆起および陥没する形状であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の固形物捕捉装置。
  6. 前記フィルタ羽根は、3以上設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の固形物捕捉装置。
  7. 前記フィルタ機能部に形成された孔の孔径は、0.5mm〜2mmであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の固形物捕捉装置。
  8. シャフトから径方向に立設するとともに、該シャフトの周方向に、予め定められた角度離隔して複数設けられる、複数の孔が形成されたフィルタ機能部を有するフィルタ羽根のうち、少なくともいずれか1の該フィルタ羽根の該フィルタ機能部を、水の流れと対面する位置関係とし、
    前記水路内に位置する前記フィルタ羽根の上流側と下流側との水位との差分が予め定められた値以上となったか否かを判定し、
    前記差分が予め定められた値以上となったと判定すると、前記シャフトを回転させて、前記水路内に位置する前記フィルタ羽根を前記上流側に向かうように回動させ、該水路内に位置するフィルタ羽根の回動方向後方に配されるフィルタ羽根を該水路内に位置させることを特徴とする固形物捕捉方法。
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