JP2016107289A - 鋳片の溶削装置 - Google Patents

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肇 橋本
Hajime Hashimoto
肇 橋本
範良 牧
Noriyoshi Maki
範良 牧
高博 阿部
Takahiro Abe
高博 阿部
真治 小野
Shinji Ono
真治 小野
龍一郎 本多
Ryuichiro Honda
龍一郎 本多
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Abstract

【課題】溶削作業の機械化を図り、鋳片の長手方向両端部にある端面の溶削も可能な鋳片の溶削装置を提供する。【解決手段】鋳片11の長手方向に沿って水平配置された第1のガイドレール12、13と、鋳片11の幅方向に沿って水平配置され、第1のガイドレール12、13に、第1のガイドレール12、13に沿って走行自在に取り付けられた第2のガイドレール14、15と、第2のガイドレール14、15を走行させる駆動源25、29と、第2のガイドレール14、15に沿って移動する移動架台16と、移動架台16に支持された支持材保持機構17に、昇降自在に取り付けられたノズル支持材18と、ノズル支持材18を昇降させる駆動源39と、ノズル支持材18を鉛直軸を中心に回動させる駆動源36と、ノズル支持材18に、鉛直軸に対して傾動自在に取り付けられ、酸素ガスを噴出する丸型ノズル19と、丸型ノズル19を回動させる駆動源40とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、鋳片を溶削して鋳片表面の割れや疵を取り除く鋳片の溶削装置に関する。
連続鋳造を経たスラブや、ブルーム、あるいはビレット等の鋳片は、その表面に発生した割れや疵を取り除くため、溶削が行われる。
溶削は、燃焼ガス等により、鋳片の表面を予熱した後に、高濃度の酸素ガスを鋳片に吹き付けることによって行われる。具体的には、鋳片の予熱された部分にノズルから酸素ガスを吹き付けると、酸化反応によって鋳片の表面が溶融して吹き飛ばされ、更に、溶融した部分の周囲が、反応熱によって熱せられ、酸素ガスの吹き付けによって酸化反応を起こし溶融して吹き飛ばされる。そして、ノズルを鋳片に対して移動することにより、連続的に溶融が生じて鋳片の表面が溶削される。
従来、この溶削作業は、ノズルを手に持った作業者によって行われていたが、過酷な作業である上、多くの現場においては、作業員の高齢化が進み技能伝承が課題となっている。このため、溶削作業を機械化する技術が求められ、その具体例が、例えば、特許文献1に記載されている。
特許文献1の鋳片の溶削装置は、上部火口ユニット、下部火口ユニット、左部火口ユニット及び右部火口ユニットを備え、各火口ユニットによって、図5に示す、鋳片100の上面101及び底面102と鋳片100の幅方向両端部にある側面103、104の4面を同時に溶削する。なお、各火口ユニットは、ガスの吹き出し口が一方向に長い複数の平型ノズルによって構成されていた。
特開2009−233689号公報
しかしながら、特許文献1の鋳片の溶削装置は、鋳片100の長手方向両端部にある端面105、106を溶削するための機構を備えておらず、端面105、106を溶削することはできなかった。端面105、106は、カッターによって切断され段差が生じる場合がある面で、この段差は溶削によって取り除く必要がある。従って、端面105、106については、別の溶削装置によって溶削を行うか、作業者がノズルを手に持って溶削する必要があった。
また、鋳片は長手方向に沿って反っていることがあるため、ノズルを鋳片の長手方向に移動させる際に、鋳片の反りに合わせてノズルの位置調整を行う必要がある。これに対し、平型ノズルは重量が重く、平型ノズルの位置調整を行うための機構が大掛かりとなって、溶削を行う装置全体の製造コスト上昇を招来させ、経済的ではなかった。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされるもので、平型ノズルを用いることなく、溶削作業の機械化を図り、鋳片の長手方向両端部にある端面の溶削も可能な鋳片の溶削装置を提供することを目的とする。
前記目的に沿う本発明に係る鋳片の溶削装置は、鋳片の長手方向に沿って水平配置された左右の第1のガイドレールと、前記鋳片の幅方向に沿って水平配置され、前記左右の第1のガイドレールに、該左右の第1のガイドレールに沿って走行自在に取り付けられた第2のガイドレールと、前記第2のガイドレールを走行させる駆動源Aと、前記第2のガイドレールに沿って移動する移動架台と、前記移動架台に回動自在に支持された支持材保持機構に、昇降自在に取り付けられたノズル支持材と、前記ノズル支持材を昇降させる駆動源Bと、前記ノズル支持材を前記支持材保持機構と共に鉛直軸を中心に回動させる駆動源Cと、前記ノズル支持材に、前記鉛直軸に対して傾動自在に取り付けられ、前記鋳片に向かって酸素ガスを噴出する丸型ノズルと、前記丸型ノズルを回動させる駆動源Dとを備える。
本発明に係る鋳片の溶削装置において、前記第2のガイドレールは2つあって、前記移動架台は、一方の前記第2のガイドレール上を転動する駆動輪Pと、他方の前記第2のガイドレール上を転動する駆動輪Qとを備えるのが好ましい。
本発明に係る鋳片の溶削装置において、前記支持材保持機構は、鉛直方向に配置された筒材であって、前記ノズル支持材は、該筒材によって昇降自在に支持されて鉛直方向に保たれるのが好ましい。
本発明に係る鋳片の溶削装置によれば、ハンドリング性に優れる丸型ノズルを鋳片に対して移動させながら、鋳片に酸素ガスを吹き付けることができ、鋳片の溶削作業の機械化が可能である。
また、3次元空間内において、丸型ノズルの移動と丸型ノズルの向き調整を自在に行うことができ、鋳片の幅方向両端部にある側面及び鋳片の長手方向両端部にある端面の溶削が可能である。
(A)、(B)はそれぞれ、本発明の一実施の形態に係る鋳片の溶削装置の一部省略平面図及び一部省略正面図である。 同溶削装置の部分正面図である。 同溶削装置の部分平面図である。 同溶削装置の説明図である。 従来例による溶削がなされる鋳片の部位を示す説明図である。
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
図1(A)、(B)に示すように、本発明の一実施の形態に係る鋳片の溶削装置10は、鋳片11の長手方向に沿って水平配置された左右の第1のガイドレール12、13と、鋳片11の幅方向に沿って水平配置され、左右の第1のガイドレール12、13に、左右の第1のガイドレール12、13に沿って走行自在に取り付けられた第2のガイドレール14、15と、第2のガイドレール14、15に沿って移動する移動架台16と、移動架台16に回動自在に支持された支持材保持機構の一例である筒材17に、昇降自在に取り付けられたノズル支持材18と、ノズル支持材18に傾動自在に取り付けられ、酸素ガスを噴出する丸型ノズル19とを備えている。以下、これらについて説明する。
第1のガイドレール12、13は、図1(B)に示すように、水平配置された鋳片11より高い位置で、2つの支持部材20及び2つの支持部材21によって、同一高さで平行かつ水平に保持されている。
鋳片11の長手方向より長い第1のガイドレール12、13は、図1(A)に示すように、平面視して、第1のガイドレール12、13の間に鋳片11が配置される位置で、鋳片11の長手方向に沿って配置されている。
第1のガイドレール12には、図2〜図4に示すように、第1のガイドレール12に当接する車輪22、23をそれぞれ一側及び他側に備え、長手方向を第1のガイドレール12の延設方向に合わせた矩形枠状の台車24が載せられている。車輪22は従動輪であり、車輪23は、台車24が備えるモータ25(駆動源Aの一例)から駆動力を与えられて回転する駆動輪である。
第1のガイドレール13にも、第1のガイドレール12と同様に、第1のガイドレール13に当接する車輪26、27をそれぞれ一側及び他側に備え、長手方向を第1のガイドレール13の延設方向に合わせた矩形枠状の台車28が載せられている。車輪26は、車輪22と同様に従動車輪であり、車輪27は、台車28が備えるモータ29(駆動源Aの一例)から駆動力を与えられて回転する駆動輪である。なお、図4では、モータ25、29の記載を省略している。
図1(A)、図3、図4に示すように、2つの第2のガイドレール14、15は共に、一端部が第1のガイドレール12上を移動する台車24に固定され、他端部が第1のガイドレール13上を移動する台車28に固定されて水平に保たれ、平面視して第1のガイドレール12、13に垂直に配置されている。従って、第2のガイドレール14、15は、モータ25、29が作動することによって、台車24、28と共に第1のガイドレール12、13に沿って走行する。
台車24、28を介して第1のガイドレール12、13に走行自在に取り付けられた第2のガイドレール14、15は、図1(A)、図3に示すように、間隔を空けて平行に配置され、第2のガイドレール14、15に沿って水平移動する移動架台16を支持している。
移動架台16は、図2〜図4に示すように、第2のガイドレール14に上から当接する車輪31、32、第2のガイドレール15に上から当接する車輪33、34及び車輪32、34に駆動力を与えるモータ35を備えている。車輪31、33が従動輪であるのに対し、車輪32、34は、駆動輪(車輪32、34はそれぞれ駆動輪P、Qの一例)であり、それぞれモータ35から駆動力を与えられて第2のガイドレール14、15上を転動する。なお、図2では、モータ35の記載が省略されている。
移動架台16は、モータ36(駆動源Cの一例)が固定された支持部材37を備え、この支持部材37は、鉛直方向に配置された筒材17を回動自在に支持している。
筒材17は、上端部がモータ36の出力軸に連結され、筒材17と同心上に位置する棒状のノズル支持材18を昇降自在に支持している。
筒材17によって鉛直方向に保たれたノズル支持材18は、モータ36の作動によって、ノズル支持材18の軸心(鉛直軸)を中心に、筒材17と共に回動する。
筒材17には、図2に示すように、ノズル支持材18に一側が連結された駆動シリンダ39(駆動源Bの一例)の他側が固定され、ノズル支持材18は、駆動シリンダ39の作動によって昇降する。
ノズル支持材18の下端部には、高濃度の酸素ガスを噴出する筒状の丸型ノズル19が、ノズル支持材18の軸心に対して傾動自在に取り付けられている。丸型ノズル19には、丸型ノズル19を傾動(回動)させる駆動シリンダ40(駆動源Dの一例)の一側が回動自在に連結され、駆動シリンダ40の他側はノズル支持材18に回動自在に連結されている。
丸型ノズル19は、図2、図4に示すように、一端部に、酸素ガスを吹き出す酸素噴出口41を備え、丸型ノズル19に連結された図示しない酸素供給手段から丸型ノズル19に供給された酸素ガスを、酸素噴出口41から鋳片11に向かって吹き出す。
ここで、丸型ノズルは、一般的に平型ノズルに比べて軽量であり、ハンドリング性に優れている。従って、溶削装置10全体をコンパクトにする観点において、丸型ノズル19の採用は有効である。
酸素噴出口41の位置や、酸素噴出口41から吹き出される酸素ガスの向きは、駆動シリンダ39、40及びモータ25、29、35、36を作動することによって調整される。
具体的には、モータ25、29、35の作動によって、酸素噴出口41の水平方向の位置が調整され、駆動シリンダ39の作動によって、酸素噴出口41の高さ位置が調整される。
そして、モータ36及び駆動シリンダ40は、酸素噴出口41からの酸素ガスの吹き出し方向を調整する。
鋳片の溶削装置10は、鋳片11を反転させることなく、図1(A)、(B)に示す、鋳片11の上面42、鋳片11の幅方向両端部にそれぞれ位置する側面43、44及び鋳片11の長手方向両端部にそれぞれ位置する側面45、46を溶削することができる。
鋳片11の底面47は、鋳片11を反転させて底面47が上面42の上位置に配置された状態になることで溶削可能である。
まず、鋳片11の上面42の溶削方法について説明する。
モータ36の作動によって、ノズル支持材18の軸心を中心に丸型ノズル19を回動させ、平面視して、鋳片11の長手方向に対する、酸素噴出口41から吹き出される酸素ガスの吹き出し方向を調整する。
次に、駆動シリンダ40を作動して丸型ノズル19の向きを変え、溶削しようとする鋳片11の上面42に対する酸素ガスの吹き出し方向の角度θが所定の範囲になるように調整し、駆動シリンダ39を作動して、酸素噴出口41と鋳片11の距離Yが所定の範囲になるように調整する。
そして、モータ35の作動により、移動架台16を第2のガイドレール14、15に沿って水平移動させ、平面視して、鋳片11の幅方向における酸素噴出口41の位置を調整する。その後、モータ25、29の作動により、移動架台16を第2のガイドレール14、15と共に第1のガイドレール12、13に沿って水平移動させ、酸素噴出口41から吹き出される酸素ガスが鋳片11の上面42において鋳片11の長手方向一端部に吹き付けられる位置に酸素噴出口41を配置する。これによって、鋳片11の上面42を溶削するための準備が完了する。
次に、鋳片11の上面42において鋳片11の長手方向の一端部を、図示しない予熱手段によって予熱し、その後、酸素噴出口41からの酸素ガスの吹き出しを開始して、鋳片11の上面42の予熱された箇所に酸素ガスを吹き付ける。
予熱された箇所が溶融した後、モータ25、29を作動し、鋳片11の長手方向に酸素噴出口41を特定の速度で移動させ、鋳片11の上面42を、鋳片11の長手方向の一端部から他端部にわたって所定の範囲内の幅で連続的に溶削する。
鋳片11は、側面視して、鋳片11の長手方向に反っていることがあるので、酸素ガスを吹き出している酸素噴出口41が鋳片11の長手方向に沿って移動している間、鋳片11の反りを確認し、必要に応じて駆動シリンダ39を作動させて、酸素噴出口41と鋳片11の距離を所定範囲内に保つ。
鋳片11の上面42が、鋳片11の長手方向の一端部から他端部にわたって所定の幅で溶削された後、酸素の吹き出しを停止した丸型ノズル19は、鋳片11の幅方向で溶削されていない箇所を溶削すべく、鋳片11の幅方向に沿って移動される。
鋳片11の側面43、44を溶削する方法は、鋳片11の上面42を溶削する方法と異なっている。
モータ36及び駆動シリンダ40を作動することによって、(1)側面視して、鋳片11の側面43(溶削しようとするのが側面44の場合は側面44、以下同じ)の鋳片11の長手方向に対する、酸素噴出口41からの酸素ガスの吹き出し方向と、(2)鋳片11の側面43に対する酸素ガスの吹き出し方向の角度とを調整する。
鋳片11の側面43と酸素噴出口41の距離の調整は、モータ35の作動により移動架台16を移動することによって行われる。
これによって、溶削の準備が完了すると、鋳片11の側面43の鋳片11の長手方向一端部を予熱して、その予熱した箇所に向かって酸素噴出口41から酸素を吹き出す。そして、モータ25、29を作動させて、丸型ノズル19を第1のガイドレール12、13に沿って水平移動させ、酸素を吹き出した状態の酸素噴出口41を鋳片11の長手方向に沿って移動させる。これによって、鋳片11の側面43は、鋳片11の長手方向一端部から他端部にわたって溶削される。
鋳片11の側面45、46を溶削する方法も、鋳片11の上面42を溶削する方法と異なっている。
モータ36及び駆動シリンダ40を作動することによって、(1)正面視して、鋳片11の側面45(溶削しようとするのが側面46の場合は側面46、以下同じ)の鋳片11の幅方向に対する、酸素噴出口41からの酸素ガスの吹き出し方向と、(2)鋳片11の側面45に対する酸素ガスの吹き出し方向の角度とを調整する。
鋳片11の側面45と酸素噴出口41間の距離は、モータ25、29の作動によって調整される。
そして、溶削の準備が完了すると、鋳片11の側面45の鋳片11の長手方向一端部を予熱して、その予熱した箇所に酸素噴出口41から酸素を吹き出す。そして、酸素を吹き出しながら、モータ35を作動させて移動架台16を移動させ、酸素噴出口41を鋳片11の幅方向に移動させる。これによって、鋳片11の側面45は、鋳片11の幅方向一端部から他端部まで溶削される。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明は、上記した形態に限定されるものでなく、要旨を逸脱しない条件の変更等は全て本発明の適用範囲である。
例えば、筒材は、移動架台に直接、回動自在に取り付けられていてもよい。
また、第1のガイドレールは、鋳片の長手方向の長さより短くてもよく、その場合、鋳片を鋳片の長手方向に移動することによって、鋳片の長手方向両端部にそれぞれ位置する2つの側面を溶削することができる。
10:鋳片の溶削装置、11:鋳片、12、13:第1のガイドレール、14、15:第2のガイドレール、16:移動架台、17:筒材、18:ノズル支持材、19:丸型ノズル、20、21:支持部材、22、23:車輪、24:台車、25:モータ、26、27:車輪、28:台車、29:モータ、31〜34:車輪、35、36:モータ、37:支持部材、39、40:駆動シリンダ、41:酸素噴出口、42:上面、43〜46:側面、47:底面

Claims (3)

  1. 鋳片の長手方向に沿って水平配置された左右の第1のガイドレールと、
    前記鋳片の幅方向に沿って水平配置され、前記左右の第1のガイドレールに、該左右の第1のガイドレールに沿って走行自在に取り付けられた第2のガイドレールと、
    前記第2のガイドレールを走行させる駆動源Aと、
    前記第2のガイドレールに沿って移動する移動架台と、
    前記移動架台に回動自在に支持された支持材保持機構に、昇降自在に取り付けられたノズル支持材と、
    前記ノズル支持材を昇降させる駆動源Bと、
    前記ノズル支持材を前記支持材保持機構と共に鉛直軸を中心に回動させる駆動源Cと、
    前記ノズル支持材に、前記鉛直軸に対して傾動自在に取り付けられ、前記鋳片に向かって酸素ガスを噴出する丸型ノズルと、
    前記丸型ノズルを回動させる駆動源Dとを備えることを特徴とする鋳片の溶削装置。
  2. 請求項1記載の鋳片の溶削装置において、前記第2のガイドレールは2つあって、前記移動架台は、一方の前記第2のガイドレール上を転動する駆動輪Pと、他方の前記第2のガイドレール上を転動する駆動輪Qとを備えることを特徴とする鋳片の溶削装置。
  3. 請求項1又は2記載の鋳片の溶削装置において、前記支持材保持機構は、鉛直方向に配置された筒材であって、前記ノズル支持材は、該筒材によって昇降自在に支持されて鉛直方向に保たれることを特徴とする鋳片の溶削装置。
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