JP2016105167A - 表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】表示装置の製造時又はリワーク時において、上フレームを下フレームから容易に取り外すことができる表示装置を提供することを目的とする。【解決手段】画像を表示する表示面を備えた表示パネルと、表示パネルの下方に設けられたバックライトと、表示パネルの上方において表示面を囲む第1の縁部と、第1の縁部に設けられ、表示面と直交する方向に延びる第1の側板部とを備える第1のフレームと、バックライトの透光面を囲む第2の縁部と、第2の縁部に設けられ第1の側板部の内面と対面する第2の側板部とを備える第2のフレームとを有し、第1の側板部は、第2の側板部に向かって突出する第1の突出部を有し、第2の側板部は、第1の突出部と対向する位置に、第2の側板部の下方に向かって開放する切り欠き部を有し、切り欠き部の内周面の下面と第1の突出部の上面とが対向する。【選択図】図4

Description

本発明は、第1のフレームが第2のフレームに固定される表示装置に関する。
下記特許文献1には、液晶表示パネルと、バックライトと、バックライトを収納する下フレームと、液晶表示パネル及び下フレームを覆うように配置された上フレームとを有する液晶表示装置が記載されている。特許文献1の液晶表示装置は、上フレームと下フレームとが嵌合して固定されており、上フレームと下フレームとの内部に、液晶表示装置及びバックライトが組み込まれる。
上フレームと下フレームは、それぞれ4辺の周囲に側壁を有しており、上フレームの側壁の内面と、下フレームの側壁の外面とが対面する。上フレームの4辺のそれぞれの側壁には、2個のツメ部が設けられており、各ツメ部は下フレームの側壁側に折り曲げられている。また、下フレームの側壁には、各ツメ部と向かい合う位置に開口部が形成されている。上フレームのツメ部が下フレームの開口部に係止されることにより、上フレームが下フレームに固定される。
特開2011−2748号公報
しかしながら、特許文献1の液晶表示装置は、下フレームの開口部の下部において、上フレームの側壁と下フレームの側壁とが対面しており、上フレームの側壁と下フレームの側壁との隙間が小さくなっている。そのため、製造時又はリワーク時において、一旦上フレームと下フレームとを嵌合して固定した後に、上フレームを下フレームから取り外す場合に、上フレームの側壁と下フレームの側壁との間に取り外し工具等を差し込むための十分な隙間がない。したがって、上フレームを下フレームから取り外すことが困難となる可能性がある。
本発明は、表示装置の製造時又はリワーク時において、上フレームを下フレームから容易に取り外すことができる表示装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の表示装置は、画像を表示する表示面を備えた表示パネルと、前記表示パネルの下方に設けられたバックライトと、前記表示パネルの上方において前記表示面を囲む第1の縁部と、前記第1の縁部に設けられ、前記表示面と直交する方向に延びる第1の側板部とを備える第1のフレームと、前記バックライトの透光面を囲む第2の縁部と、前記第2の縁部に設けられ前記第1の側板部の内面と対面する第2の側板部とを備える第2のフレームとを有し、前記第1の側板部は、前記第2の側板部に向かって突出する第1の突出部を有し、前記第2の側板部は、前記第1の突出部と対向する位置に、前記第2の側板部の下方に向かって開放する切り欠き部を有し、前記切り欠き部の内周面の下面と前記第1の突出部の上面とが対向する。
図1は、実施形態に係る表示装置の斜視図である。 図2は、実施形態に係る表示装置の分解斜視図である。 図3は、図1の点線で囲む領域Aの部分拡大斜視図である。 図4は、図3に示す第1のフレームと第2のフレームとの固定部分の部分拡大断面図である。 図5は、図2の点線で囲む領域Bを拡大して示す、第1のフレームの部分拡大斜視図である。 図6は、第1のフレームの第1の突出部が設けられた箇所の部分拡大断面図である。 図7は、図2の点線で囲む領域Cを拡大して示す、第2のフレームの部分拡大斜視図である。 図8は、第2のフレームの第2の突出部が設けられた箇所の部分拡大断面図である。
本発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本発明が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
図1は、実施形態に係る表示装置の斜視図である。図2は、実施形態に係る表示装置の分解斜視図である。本実施形態の表示装置1は、画像を表示する表示面2aを備えた表示パネル2と、表示パネル2の下方に設けられたバックライトユニット3と、表示パネル2の表示面2aを保護する第1のフレーム(上フレーム)22とを有する。
表示パネル2は、液晶パネルである。表示パネル2は、画素基板と、画素基板の表面に垂直な方向に対向して配置された対向基板と、画素基板と対向基板との間に挿設された液晶層とを備えている。画素基板は、画素に対応して配置され、マトリクス状に配置された複数の画素電極と、共通電極とが設けられている。また、画素基板と対向基板とのいずれか一方に、カラーフィルタが設けられている。カラーフィルタは、例えば赤(R)、緑(G)、青(B)の3色に着色されたフィルタが周期的に配列されて、各画素にR、G、Bの3色が1組として対応付けられている。
表示パネル2は、画素信号に基づいて液晶層を駆動させて、各画素での光の透過と遮蔽とを切り換えることで、表示面2aに画像を表示させる。本実施形態の表示パネル2は、例えば、IPS(In−Plane Switching)等の横電界モードの表示パネルであり、液晶層に用いられる液晶も当該表示パネルに適した液晶である。なお、表示パネル2は、横電界モードの表示パネルに限られず、縦電界モードの表示パネルでもよい。液晶層を構成する液晶も、表示パネルに応じて適宜変更してよい。例えば、液晶層に用いられる液晶は、TN(Twisted Nematic:ツイステッドネマティック)、VA(Vertical Alignment:垂直配向)、ECB(Electrically Controlled Birefringence:電界制御複屈折)等の各種モードの液晶でもよい。
図2に示すように、第1のフレーム22は、表示パネル2の上方において表示面2aを囲む第1の縁部22cと、第1の縁部22cに設けられ、表示面2aと直交する方向に延びる第1の側板部22dとを備える。第1の縁部22cは、平面視で矩形状であり、第1の側板部22dは、第1の縁部22cの各辺に設けられている。なお、第1の側板部22dは、少なくとも第1の縁部22cの対向する2辺に設けることも可能である。第1のフレーム22の第1の側板部22dがバックライトユニット3と固定されて、第1の側板部22dの内側に、表示パネル2とバックライトユニット3とが組み込まれる。第1のフレーム22とバックライトユニット3との固定部分の形状については、後述する。
バックライトユニット3は、表示パネル2に光を照射するバックライト4と、バックライト4を収納するケース31と、ケース31を覆って設けられる第2のフレーム(下フレーム)32を有する。バックライト4は、例えば、光を出力する光源と、光源からの光を表示パネル2に向けて照射させる導光板と、導光板に積層された光学シートを有する。バックライト4は、特に限定されるものではなく、周知のものが用いられる。
ケース31は、底面と、底面の外周に設けられた側壁とを備え、上方が開口された矩形状の箱型のケースである。ケース31の底面にバックライト4が固定される。ここで、ケース31は、バックライト4から照射される光が外部に漏れないように遮光する遮光部材となる。ケース31は金属製のケースや樹脂製のケースである。
第2のフレーム32は、ケース31を覆って設けられ、第2のフレーム32の上に表示パネル2が積層される。図2に示すように、第2のフレーム32は、バックライト4の透光面を囲む第2の縁部32cと、第2の縁部32cに設けられバックライト4の透光面と直交する方向に延びる第2の側板部32dとを有する。第2の縁部32cは平面視で矩形状であり、第2の側板部32dは、第2の縁部32cの各辺に設けられている。なお、第2の側板部32dは、少なくとも第2の縁部32cの対向する2辺に設けることも可能である。第2の側板部32dの内側にケース31が配置されて、第2の縁部32cの下面にケース31の側壁の上部が接着される。
第2のフレーム32は、第1のフレーム22の内側に固定されて、図1に示すように、表示パネル2、及びバックライトユニット3が一体に固定されている。
以下、第1のフレーム22と第2のフレーム32とが固定される部分の構造について説明する。図3は、図1の点線で囲む領域Aの部分拡大斜視図であり、図4は、図3に示す第1のフレームと第2のフレームとの固定部分の部分拡大断面図である。図5は、図2の点線で囲む領域Bを拡大して示す、第1のフレームの部分拡大斜視図であり、図6は、図5に示す第1のフレームの第1の突出部が設けられた箇所の部分拡大断面図である。図7は、図2の点線で囲む領域Cを拡大して示す、第2のフレームの部分拡大斜視図であり、図8は、図7に示す第2のフレームの第2の突出部が設けられた箇所の部分拡大断面図である。
図4及び図6に示すように、第1のフレーム22の第1の側板部22dは、第2の側板部32d側に向かって突出する第1の突出部22aを有する。また、第1の側板部22dは開口部22bを有しており、開口部22bの内周面22jは、第1の突出部22aの上面22kと連続している。
本実施形態において、第1のフレーム22は金属製であり、第1の突出部22aは、平坦な第1の側板部22dに外面側から押圧を加えて、第1の側板部22dを凹状に変形させることにより形成される。すなわち、図5に示すように、第1の突出部22aに対応する箇所において、第1の側板部22dの外面に第1の凹部22eが形成される。第1の突出部22aは、第1の側板部22dの内面から第1のフレーム22の内側に向かって+X方向に突出する。第1の凹部22eは、第1の側板部22dの外面から+X方向に凹む。図5に示すように、第1の突出部22aの上面22kは、第1の側板部22dと略平行な方向に延びる第1の主面22fと、第1の主面22fと第1の側板部22dとを繋いでいる第1の接続面22gとを有する。第1の接続面22gは、第1の主面22fの両側に2つ設けられており、それぞれ第1の主面22fの延出方向と傾いて設けられている。図5に示すように、第1の主面22f及び第1の接続面22gは、開口部22bの内周面22jと連続している。
また、開口部22bの幅は、第1の突出部22aの幅よりも大きい。これにより、平坦な第1の側板部22dに押圧を加えた場合に開口部22bの近傍で第1の側板部22dが変形しやすくなり、第1の突出部22aを容易に、かつ精度良く形成することが可能である。
図4及び図8に示すように、第2のフレーム32の第2の側板部32dは、第1の側板部22dに向かって突出する第2の突出部32aを有する。また、図4及び図7に示すように、第2の側板部32dは、第1の突出部22aと対向する位置に、切り欠き部32bを有する。切り欠き部32bは、第2の側板部32dの下方に向かって開放されており、第2の突出部32aの下面32kは、切り欠き部32bの内周面32jと連続している。
第2の突出部32aは、第1の突出部22aと同様に、平坦な第2の側板部32dに内面側から押圧を加えて、第2の側板部32dを変形させることにより形成される。したがって、第2の突出部32aに対応する箇所において、第2の側板部32dの内面に第2の凹部32eが形成される。第2の突出部32aは、第2の側板部32dの外面から第2のフレーム32の外側に向かって−X方向に突出する。第2の凹部32eは、第2の側板部32dの内面から−X方向に凹む。第2の突出部32aの下面32kは、第2の側板部32dと略平行な方向に延びる第2の主面32fと、第2の主面32fと第2の側板部32dとを繋いでいる第2の接続面32gとを有する。第2の接続面32gは、第2の主面32fの両側に2つ設けられており、それぞれ第2の主面32fの延出方向と傾いて設けられる。
図7に示すように、切り欠き部32bの内周面32jは、第2の突出部32aの下面32kと連続しており、第2の突出部32aの第2の主面32f及び第2の接続面32gは切り欠き部32bの内周面32jの下面と同一面である。また、切り欠き部32bの幅は第2の突出部32aの幅よりも大きい。これにより、平坦な第2の側板部32dが変形しやすくなり、第2の突出部32aを容易に、かつ精度良く形成することが可能である。
図4及び図8に示すように、ケース31は、底部31aと、底部31aの外周に設けられた側壁31bとを備える。側壁31bは、底部31aから上方に延在し、第2の側板部32dの内面と対向する。側壁31bは、少なくとも第2の突出部32aと重なる部分において平坦な板状であり、突出部又は開口が設けられていない。側壁31bの上端部31cは、第2の突出部32aと第2の側板部32dとの境界32hよりも上方に位置する。第2のフレーム32の第2の縁部32cは、側壁31bの上端部31cと固定される。第2の側板部32dの下面32iは、底部31aの上面31dの高さ位置よりも上方に位置する。ここで、第2の突出部32aと第2の側板部32dとの境界32hとは、第2の側板部32dと第2の突出部32aの上側の傾斜面とが接続する箇所である。
次に、第1のフレーム22と第2のフレーム32との嵌合の態様について説明する。まず、図8に示すように、バックライト4を内部に収納したケース31と、第2のフレーム32とが接着して固定されたバックライトユニット3を用意する。そして、図4に示すように、第2のフレーム32の上部に表示パネル2を積層する。次に、第1の側板部22dの内面と、第2の側板部32dの外面とが対面するように、第1のフレーム22を第2のフレーム32に嵌め込む。
この際、第1の突出部22aの下側の傾斜面と、第2の突出部32aの上側の傾斜面とが当接して、互いに逆方向に押圧される。第1の突出部22aは第1の側板部22dの方向に弾性変形し、同時に第2の突出部32aは第2の側板部32dの方向に弾性変形しながら、第1のフレーム22が第2のフレーム32に嵌め込まれる。そして、第1の突出部22aが、第2の側板部32dの切り欠き部32bと対向する位置まで嵌め込まれると、弾性変形していた第1の突出部22aが元の状態に戻る。同時に、第2の突出部32aは、第1の側板部22dの開口部22bに臨んで配置され、弾性変形していた第2の突出部32aが元の状態に戻る。図4及び図5に示すように、第2の突出部32aの一部が、第1の側板部22dの開口部22bと重なる位置に配置される。これにより、第1の突出部22aの第1の主面22fと、第2の突出部32aの第2の主面32fとが当接し、第1のフレーム22と第2のフレーム32とが嵌合して固定される。以上のように、第1フレーム22の内側に、表示パネル2とバックライトユニット3とが一体に組み込まれ、図1に示す表示装置1が形成される。なお、本実施形態において、図4に示すように、第1の突出部22aの第1の主面22fと、第2の突出部32aの第2の主面32fとが当接しているが、これに限定されず、対向する第1の突出部22aと第2の突出部32aとの間に、クリアランスが設けられていてもよい。
本実施形態の表示装置1において、第1の側板部22dは、第2の側板部32dに向かって突出する第1の突出部22aを有する。第1の突出部22aの上面22kは、第1の側板部22dと平行な方向に延びる第1の主面22fと、第1の主面22fと第1の側板部22dとを繋ぎ、第1の主面22fの延出方向と傾いて設けられた第1の接続面22gとを有する。同様に、第2の突出部32aの下面32kは、第2の側板部32dと平行な方向に延びる第2の主面32fと、第2の主面32fと第2の側板部32dとを繋ぎ、第2の主面32fの延出方向と傾いて設けられた第2の接続面32gとを有する。
これにより、例えば、第2のフレーム32が薄い金属で形成されている場合であっても、第1の突出部22aの第1の接続面22gと、第2の突出部32aの第2の接続面32gとが当接される。したがって、第2の突出部32aの下面32kと第1の突出部22aの上面22kとの当接する面積が大きくなり、第1のフレーム22と第2のフレーム32との嵌合強度が確保される。また、第1の側板部22dと第2の側板部32dとの間隔がずれた場合であっても、第1の突出部22aの第1の接続面22gと第2の突出部32aの第2の接続面32gとが確実に当接するため、第1のフレーム22と第2のフレーム32との嵌合強度が確保される。
図4に示すように、表示パネル2は、バックライト4の上方において、第1のフレーム22と第2のフレーム32との間に配置される。表示パネル2にはフレキシブル基板8が接続されており、フレキシブル基板8を介して表示パネル2と外部回路(例えばIC等、図4には省略して示す)とが接続される。フレキシブル基板8は、第1の突出部22a及び第2の突出部32aが設けられていない箇所において、第1の側板部22dと第2の側板部32dとの間を通って外部に引き出される。このため、第1の側板部22dと第2の側板部32dとは所定の間隔を設けて固定される。本実施形態の表示装置1によれば、第1の突出部22aと第2の突出部32aとが互いに向かい合う方向に突出して設けられている。よって、第1の側板部22dと第2の側板部32dとの間隔が設けられた場合であっても、第1の突出部22aと第2の突出部32aとの当接する面積が確保されるため、第1のフレーム22と第2のフレーム32との嵌合強度が確保される。
次に、第1のフレーム22と第2のフレーム32との取り外しの態様について説明する。表示装置1の製造工程において、第1のフレーム22と第2のフレーム32と嵌合した後に、第1のフレーム22を第2のフレーム32から取り外す場合がある。この際、図4に示す、第1の突出部22aとケース31の側壁との隙間に取り外し用の工具が挿入される。本実施形態において、第2の側板部32dは、第1の突出部22aと対向する位置に切り欠き部32bを有し、取り外し用の工具は、切り欠き部32bに挿入される。そして、取り外し用の工具により、第1の突出部22aが、第2の突出部32aよりも外側まで弾性変形する。なお、この際、第1の突出部22aとともに第1の側板部22dも外側に弾性変形する。第1の突出部22aを弾性変形させた状態で、第1のフレーム22が上方に移動され、第2のフレーム32から取り外される。第1のフレーム22が第2のフレーム32から取り外された後、第1の突出部22aは元の状態に戻る。
本実施形態の表示装置1において、第2の側板部32dは、第1の突出部22aと対向する位置に切り欠き部32bを有し、切り欠き部32bは、第2の側板部32dの下方に向かって解放されている。このため、第1の突出部22aとケース31との間隔を大きくすることができる。よって、第1のフレーム22を第2のフレーム32から取り外す場合に、取り外し用の工具を挿入するスペースが確保され、容易に第1の突出部22aが変形される。このため、第1のフレーム22を第2のフレーム32から容易に取り外すことができる。また、本実施形態によれば、切り欠き部32bが設けられていない場合に比べ、取り外し用の工具を挿入する際に、第1の突出部22a以外の箇所(ケース31、第2の側板部32d等)に応力が加えられることを抑制できる。このため、第1のフレーム22の取り外しの際に、第1の突出部22a以外の箇所の変形や、傷が付着することが抑制される。
図1に示すように、第1のフレーム22は、平面視で対向する2つの長辺部と、対向する2つの短辺部とを有する矩形状であり、第1の突出部22a及び第2の突出部32aは、長辺部の少なくとも1方に設けられていることが好ましい。第1のフレーム22の短辺部に比べて長辺部において変形が生じやすいため、長辺部に第1の突出部22a及び第2の突出部32aを設けることにより、第1のフレーム22と第2のフレーム32との嵌合強度が確保される。また、本実施形態において、図1の点線で囲む領域Aについて説明したが、第1の突出部22a及び第2の突出部32aは、適宜、複数の個所に設けてもよい。
なお、本実施形態の表示装置1は、第1の突出部22a及び第2の突出部32aの両方を設けた場合について説明したが、これに限定されない。例えば、第1の側板部22dに第1の突出部22aが設けられ、第2の側板部32dは、第2の突出部32aを設けず、第1の突出部22aと対向する位置に切り欠き部32bが形成されていてもよい。この場合、切り欠き部32bの上面と第1の突出部22aの上面22kとが当接して第1のフレーム22と第2のフレーム32とが嵌合して固定される。このような態様であっても、第1の突出部22aの上面22kは、第1の主面22fと、第1の主面22fから傾いて設けられた第1の接続面22gとを有するため、第1の突出部22aと切り欠き部32bとの嵌合強度が確保される。また、第1のフレーム22を取り外す際においても、切り欠き部32bが第2の側板部32dの下方側に開放しているため、第1の突出部22aの下側の傾斜面とケース31との間のスペースが確保させる。よって、取り外し工具が切り欠き部32bのスペースに挿入され、容易に第1の突出部22aが変形される。
以上のように、本実施形態の表示装置1は、画像を表示する表示面2aを備えた表示パネル2と、表示パネル2の下方に設けられたバックライト4と、表示パネル2の上方において表示面2aを囲む第1の縁部22cと、第1の縁部22cに設けられ、表示面2aと直交する方向に延びる第1の側板部22dとを備える第1のフレーム22と、バックライト4の透光面を囲む第2の縁部32cと、第2の縁部32cに設けられ第1の側板部22dの内面と対面する第2の側板部32dとを備える第2のフレーム32とを有する。第1の側板部22dは、第2の側板部32dに向かって突出する第1の突出部22aを有する。また、第2の側板部32dは、第1の突出部22aと対向する位置に、第2の側板部32dの下方に向かって開放する切り欠き部32bを有する。切り欠き部32bの内周面32jの下面と第1の突出部22aの上面22kとが対向する。
本実施形態の表示装置1によれば、第2の側板部32dが切り欠き部32bを有するので、第1の突出部22aとケース31との間隔を大きくすることができる。よって、第1のフレーム22を第2のフレーム32から取り外す場合に、取り外し用の工具を挿入するスペースが確保され、容易に第1の突出部22aが変形される。したがって、第1のフレーム22を第2のフレーム32から容易に取り外すことができる。
また、本実施形態の表示装置1において、第1の突出部22aの上面22kは、第1の側板部22dと略平行な方向に延びる第1の主面22fと、第1の主面22fと第1の側板部22dとを繋いでいる第1の接続面22gとを有する。これにより、例えば、第2のフレーム32が薄い金属で形成されている場合であっても、第1の突出部22aの第1の接続面22gと、切り欠き部32bの下面とが当接される。したがって、第1の突出部22aと切り欠き部32bの下面とが当接する面積が大きくなり、第1のフレーム22と第2のフレーム32との嵌合強度が確保される。
本実施形態の表示装置1において、第2の側板部32dは、第1の側板部22dに向かって突出する第2の突出部32aを備え、第2の突出部32aの下面32kは切り欠き部32bの内周面32jと連続している。これによれば、第1の突出部22aと第2の突出部32aとが当接し、第1のフレーム22と第2のフレーム32との嵌合強度が確保される。また、第1の突出部22aとケース31との間隔をより大きくすることができる。よって、第1のフレーム22を第2のフレーム32から取り外す場合に、取り外し用の工具を挿入するスペースが確保されるため、第1のフレーム22を第2のフレーム32から容易に取り外すことができる。
第2の突出部32aの下面32kは、第2の側板部32dと略平行な方向に延びる第2の主面32fと、第2の主面32fと第2の側板部32dとを繋いでいる第2の接続面32gとを有する。これによれば、第1の突出部22aの第1の接続面22gと第2の突出部32aの第2の接続面32gとが確実に当接するため、第1のフレーム22と第2のフレーム32との嵌合強度が確保される。
本実施形態において、切り欠き部32bの幅は、第2の突出部32aの幅よりも大きく形成されている。これにより、第2の突出部32aを形成する際に、切り欠き部32bの近傍の第2の側板部32dが変形しやすくなり、第2の突出部32aを容易に形成することができる。
本実施形態において、第1の側板部22dに開口部22bが形成されており、開口部22bの内周面22jは、第1の突出部22aの上面22kと連続している。これによれば、第2の突出部32aが、開口部22bと一部重なる位置で第1の突出部22aと嵌合することが可能であり、第1のフレーム22と第2のフレーム32との嵌合強度が向上する。
本実施形態において、開口部22bの幅は、第1の突出部22aの幅よりも大きく形成されている。これにより、第1の突出部22aを形成する際に、開口部22bの近傍の第1の側板部22dが変形しやすくなり、第1の突出部22aを容易に形成することができる。
本実施形態において、第1のフレーム22は、平面視で対向する2つの長辺部と、対向する2つの短辺部とを有する矩形状であり、第1の突出部22aは、長辺部の少なくとも1方に設けられている。第1のフレーム22の短辺部に比べて長辺部において変形が生じやすいため、長辺部に第1の突出部22a及び第2の突出部32aを設けることにより、第1のフレーム22と第2のフレーム32との嵌合強度が確保される。
以上、本発明の好適な実施の形態を説明したが、本発明はこのような実施の形態に限定されるものではない。実施の形態で開示された内容はあくまで一例にすぎず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で行われた適宜の変更についても、当然に本発明の技術的範囲に属する。
例えば、本実施形態において、表示装置1の表示部として表示パネル2を示したが、これに限定されず、例えば、有機エレクトロルミネッセンス(Organic Electro−Luminescence:OEL)ディスプレイ、MEMS(Micro Electro Mechanical System)などがある。
1 表示装置
2 表示パネル
2a 表示面
3 バックライトユニット
4 バックライト
8 フレキシブル基板
22 第1のフレーム
22a 第1の突出部
22b 開口部
22c 第1の縁部
22d 第1の側板部
22e 第1の凹部
22f 第1の主面
22g 第1の接続面
22j 内周面
22k 第1の突出部の上面
31 ケース
31a 底部
31b 側壁
31c 上端部
31d 上面
32 第2のフレーム
32a 第2の突出部
32b 切り欠き部
32c 第2の縁部
32d 第2の側板部
32e 第2の凹部
32f 第2の主面
32g 第2の接続面
32h 境界
32i 第2の側板部の下面
32j 内周面
32k 第2の突出部の下面

Claims (11)

  1. 画像を表示する表示面を備えた表示パネルと、
    前記表示パネルの下方に設けられたバックライトと、
    前記表示パネルの上方において前記表示面を囲む第1の縁部と、前記第1の縁部に設けられ、前記表示面と直交する方向に延びる第1の側板部とを備える第1のフレームと、
    前記バックライトの透光面を囲む第2の縁部と、前記第2の縁部に設けられ前記第1の側板部の内面と対面する第2の側板部とを備える第2のフレームとを有し、
    前記第1の側板部は、前記第2の側板部に向かって突出する第1の突出部を有し、前記第2の側板部は、前記第1の突出部と対向する位置に、前記第2の側板部の下方に向かって開放する切り欠き部を有し、
    前記切り欠き部の内周面の下面と前記第1の突出部の上面とが対向する表示装置。
  2. 前記第1の突出部の上面は、前記第1の側板部と略平行な方向に延びる第1の主面と、前記第1の主面と前記第1の側板部とを繋いでいる第1の接続面とを有する請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第2の側板部は、前記第1の側板部に向かって突出する第2の突出部を備え、
    前記切り欠き部は前記第2の突出部の下に設けられて、前記切り欠き部の内周面は、前記第2の突出部の下面と連続し、かつ、前記第2の側板部の下面と連続している請求項1又は請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記第2の突出部の下面は、前記第2の側板部と略平行な方向に延びる第2の主面と、前記第2の主面と前記第2の側板部とを繋いでいる第2の接続面とを有する請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記切り欠き部の幅は、前記第2の突出部の幅よりも大きい請求項3又は請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記バックライトを収納するケースを備え、
    前記ケースは、底部と、前記底部から上方に延出し、前記第2の側板部の内面と対向する平坦な板状の側壁と、を有する請求項3に記載の表示装置。
  7. 前記側壁の上端部は、前記第2の突出部と前記第2の側板部との境界よりも上方に位置する請求項6に記載の表示装置。
  8. 前記第2の側板部の下面は、前記底部の上面の高さ位置よりも上方に位置する請求項6又は請求項7に記載の表示装置。
  9. 前記第1の側板部は開口部を有し、前記開口部の内周面は、前記第1の突出部の上面と連続している請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の表示装置。
  10. 前記開口部の幅は、前記第1の突出部の幅よりも大きい請求項9に記載の表示装置。
  11. 前記第1のフレームは、平面視で対向する2つの長辺部と、対向する2つの短辺部とを有する矩形状であり、前記第1の突出部は、前記長辺部の少なくとも1方に設けられている請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の表示装置。
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