JP2016101628A - 携帯用切断機 - Google Patents

携帯用切断機 Download PDF

Info

Publication number
JP2016101628A
JP2016101628A JP2014241547A JP2014241547A JP2016101628A JP 2016101628 A JP2016101628 A JP 2016101628A JP 2014241547 A JP2014241547 A JP 2014241547A JP 2014241547 A JP2014241547 A JP 2014241547A JP 2016101628 A JP2016101628 A JP 2016101628A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
stopper
wheel
spindle
wheel guard
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014241547A
Other languages
English (en)
Inventor
貴大 平井
Takahiro Hirai
貴大 平井
大塚 和弘
Kazuhiro Otsuka
和弘 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Koki Co Ltd filed Critical Hitachi Koki Co Ltd
Priority to JP2014241547A priority Critical patent/JP2016101628A/ja
Publication of JP2016101628A publication Critical patent/JP2016101628A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】大きな力が加わった場合においてもホイールガードの不意の回動を制限することができ、かつ軽量な携帯用切断機を得る。【解決手段】図2の状態においては、ホイールガード44において紙面手前側に突出するように設けられたストッパ441と、アームカバー固定具22においてアーム20よりも紙面奥側に突出した部分を用いて構成されたストッパ係止部221とが当接している。このため、ホイールガード44を、図2の状態から更に時計回りに回動させることはできない。機械的強度の高いボルトを用いて構成されたストッパ441、ストッパ係止部221は、高い耐性をもつ。【選択図】図2

Description

本発明は、回転するホイールによって切断作業を行う携帯用切断機に関する。
回転するホイールによって切断作業を行う携帯用切断機として、エンジンによって回転駆動された円板状のホイールが用いられるエンジンカッターが知られている。こうした構成のエンジンカッターの構成は、例えば特許文献1に記載されている。
エンジンカッターにおいては、動力源となるエンジン等が本体に設けられ、このエンジンによる回転運動が、本体から前方に延伸したアームの中に配された駆動機構を介して、アームの前端付近に設けられたスピンドルに伝達される。切断作業に用いられるホイールは、このスピンドルに固定される。これにより、ホイールが高速で回転駆動され、アームの後方に位置した作業者は、切断される対象に回転するホイールを当接させ、切断作業や研削作業を行うことができる。この際、ホイールの大部分はホイールガードで覆われ、ホイールガードからホイールが露出した箇所によって切断作業が行われるため、安全に作業を行うことができる。
ここで、ホイールにおいて切断に用いられる箇所が調整可能なように、このホイールガードはアームに対して回動が可能とされる。ただし、ホイールにおいて切断に用いられる箇所が作業中に不意に移動することは好ましくない。このため、作業時にはホイールガードは回動しないことが望ましく、ホイールガードを回動させるためには大きな力を要するように設計されている。更に、安全のために、ホイールガードからホイールが露出する領域は少なくとも後方(作業者側)には向かないように設定される。このため、特許文献1に記載の技術においては、ホイールガードが一定の角度範囲(ホイールガードからホイールが露出する領域が後方となるような角度範囲)となることを規制するストッパが、ホイールガードに設けられている。特許文献1に記載の技術においては、ホイールガードからホイールが露出する領域が後方となるようなホイールガードの回動は、ストッパがアームに係止されることで抑制される。
ただし、ホイールとホイールガードとの間に、例えばホイールが破損した際の破片や、被切断物の破片が挟まる場合がありうる。特に動力源として高出力のエンジンが用いられる場合には、ホイールは大きなトルクで駆動されるため、こうした場合には、ホイールガードがホイールによって大きなトルクで回転駆動される場合がある。前記のストッパは、こうした場合においても、ホイールガードの回転を制限するように構成される。
特開2012−232379号公報
アームは本来は大きな力が加わる部分ではなく、エンジンカッター全体の軽量化のために、アームは、軽量な金属、例えばマグネシウムやアルミニウム等で薄く構成される。このため、ホイールガードが大きなトルクで駆動された場合に、ストッパをアームで係止する際には、アーム側の強度が不足し、ストッパが機能しない場合があった。
アームを高強度の材料で構成する、あるいはアームに装着された高強度の部品でストッパを係止することも可能であるが、この場合には、エンジンカッター全体の重量が増加した。
すなわち、大きな力が加わった場合においてもホイールガードの不意の回動を制限することができ、かつ軽量な携帯用切断機が望まれた。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、上記の問題点を解決する発明を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決すべく、以下に掲げる構成とした。
本発明の携帯用切断機は、動力源が設けられた本体と、前記動力源によって回転駆動されるスピンドルと、前記本体から前記スピンドルと交差する方向に沿って一方の側に延伸し、前記スピンドルと、前記動力源から前記スピンドルまで回転運動を伝達する動力伝達部とが装着されたアームと、前記動力伝達部を覆うように前記アームにアームカバー固定具によって固定されたアームカバーと、前記スピンドルに固定されたホイールと、前記ホイールにおける特定の外周領域以外を覆い前記アームに対して回動可能に装着されたホイールガードと、を具備する携帯用切断機であって、前記アーム又は前記アームカバーと対向する前記ホイールガードの表面には、前記アーム又は前記アームカバーに向かって突出するストッパが形成され、前記アームカバー固定具における、前記アーム又は前記アームカバーから前記ホイールガードにおける前記ストッパが形成された表面に向かって突出する部分は、前記ホイールガードの回動の角度が予め定められた値となった場合に前記ストッパと当接することにより、前記ホイールガードの回動を制限するストッパ係止部として用いられたことを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、前記スピンドルの延伸方向から見て、前記ストッパ、前記ストッパ係止部のうちの一方は、多角形形状とされたことを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、多角形形状とされた前記ストッパ、前記ストッパ係止部のうちの一方は、ボルト又はナットを用いて構成されたことを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、前記ストッパ、前記ストッパ係止部のうちの他方は、前記スピンドルの延伸方向から見て、円形状とされたことを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、前記動力伝達部は、前記スピンドルに装着された円板状のプーリに掛け渡されたベルトであることを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、前記スピンドルの延伸方向から見て、前記アームカバー固定具は、前記ベルトで囲まれた内部に設けられたことを特徴とする。
本発明の携帯用切断機において、前記動力源はエンジンであることを特徴とする。
本発明は以上のように構成されているので、大きな力が加わった場合においてもホイールガードの不意の回動を制限することができ、かつ軽量な携帯用切断機を得ることができる。
本発明の実施の形態となるこのエンジンカッターの構成を通常作業時の状態において示す側面図(一部透視図)である。 本発明の実施の形態となるこのエンジンカッターの構成をホイールガードが回動した状態において示す側面図(一部透視図)である。 本発明の実施の形態となるエンジンカッターにおける、ストッパとストッパ係止部とが当接した箇所の断面図(その1)である。 本発明の実施の形態となるエンジンカッターにおける、ストッパとストッパ係止部とが当接した箇所の断面図(その2)である。
本発明の実施の形態となるエンジンカッター(携帯用切断機)の構成について説明する。図1は、このエンジンカッター1の構成を示す側面図(一部透視図)であり、通常作業時における状態を示している。このエンジンカッター1においては、動力源となるエンジン11が本体10に設けられている。
また、このエンジンカッター1においては、エンジン11は本体10に対して例えばスプリングによる防振機構を介して複数個所で接続されている。エンジン11には、本体10から前方(一方の側)に向かって延伸するアーム20、本体10には、エンジン11を上側からまたぐ環状とされ作業者の一方の手で把持されるフロントハンドル31が固定されている。本体10の後方には、作業者の他方の手で把持される環状のリアハンドル32が設けられている。リアハンドル32における本体10との上側の連結部付近の下側には、エンジン11の出力を制御するためのスロットルレバー33が設けられている。また、リアハンドル32の上側には、ロックレバー34が設けられており、作業者は、ロックレバー34を押し下げた状態においてのみスロットルレバー33を操作することができる。
エンジン11のクランク軸(図示せず)は図1における紙面と垂直とされ、アーム20には、クランク軸の回転運動を、アーム20の前端側において紙面と垂直方向に延伸する軸の周りで回転可能に設けられたスピンドル41に伝達するための動力伝達部が装着されている。このため、アーム20における本体10との連結部付近には、クランク軸と遠心クラッチ(図示せず)等を介して接続された円板状のエンジン側プーリ(図示せず)が設けられている。エンジン側プーリの回転軸も、図1における紙面と垂直とされる。一方、スピンドル41には、円板状のホイール側プーリ(プーリ)42が固定されている。エンジン側プーリとホイール側プーリ42との間には、動力伝達部となるベルト43が掛け渡され、エンジン側プーリによってスピンドル41が回転駆動される。
また、図1においては、アーム20に装着されたホイール側プーリ42やベルト43等(動力伝達部)を紙面手前側から覆うように、アーム20に対してアームカバー21が装着される。図1においては、アームカバー21の下半分を透視した状態が示されている。ホイール40は、図1においてアーム20よりも紙面奥側においてスピンドル41に装着され、ホイール側プーリ42は、ホイール40よりも紙面手前側においてスピンドル41に固定されている。
図1に示されるように、アーム20は前後方向で長い形状とされ、エンジンカッター1の軽量化のために、アーム20の外殻部、アームカバー21は軽量な金属材料、例えばマグネシウムやアルミニウム等を主成分とした材料で構成される。アームカバー21とアーム20とは、これらが組み合わされた状態で、アームカバー固定具22によって固定されている。後述するように、アームカバー固定具22は、アームカバー21及びアーム20を貫通するボルト等を用いて構成される。
大きな円板状のホイール40は、切断砥石であり、スピンドル41に固定されている。このため、回転するホイール40によって、切断、研削加工を行うことができる。図1において、ホイール40の回転方向は時計回りであるものとする。
また、作業時においては、ホイール40と加工対象物との接触によって生じた切削粉が飛散する。作業者側への切削粉の飛散を抑制する、あるいは誤って作業中に回転するホイール40に触れることを抑制するために、図1において、ホイール40の後半分は、ホイールガード44で覆われる。一方、ホイール40の前方と加工対象物とを接触させる必要があるために、ホイール40の前方付近はホイールガード44から露出する。このように、ホイールガード44は、部分的にホイール40を露出させるようにアーム20に装着されているが、ホイール40において切断、研削加工に用いる部分を適宜設定できる構成が好ましいため、ホイールガード44は、アームに対して回動可能とされ、この回動軸はスピンドル41の中心軸と等しくされる。ただし、作業中にホイールガード44が回動することは好ましくないため、ホイールガード44は、強い力を加えた場合においてのみアーム20に対して回動できる構成とされる。また、ホイールガード44は、図1においてアーム20よりも紙面奥側に位置するホイール40を覆うように、アーム20よりも紙面奥側に装着される。
ホイールガード44の外周付近には、ホイールガード44を回動させる際に作業者が操作する角度調整レバー45が装着されている。ホイールガード44をアーム20に対して装着するための機構は、特許文献1に記載の構造と同様である。
ここで、ホイールガード44からホイール40が露出する領域は、ホイール40における特定の外周領域以外の領域とされる。この特定の外周領域は通常は図1に示されたように前方とされ、図1の状態から、時計回り、反時計回りに例えば10〜20°の角度でその回動角度が設定される。少なくとも、ホイールガード44からホイール40が露出する領域が後方(作業者側)を向く状態は、切断、研削加工を行うことができず、かつ、作業者の安全のためには好ましくない。このため、上記のエンジンカッター1は、ホイールガード44がこうした角度範囲となることが抑制される構成とされる。
前記の通り、ホイールガード44は、強い力を加えた場合においてのみ回動するため、図1の状態での作業時において、ホイールガード44が回動することは通常はない。しかしながら、例えばホイール40が作業時に破損しその破片がホイール40とホイールガード44の内面との間に挟まった場合には、ホイールガード44は、図1の状態から、ホイール40と同様に時計回りに大きな力で駆動される。図2においては、このようにホイールガード44が回動した状態が図1に対応して示されている。この場合、ホイールガード44はホイール40と同じ方向に回動するため、図1の状態から時計回りに回動する。
図2の状態においては、ホイールガード44において紙面手前側に突出するように設けられたストッパ441と、アームカバー固定具22においてアーム20よりも紙面奥に突出した部分を用いて構成されたストッパ係止部221とが当接している。このため、ホイールガード44を、図2の状態から更に時計回りに回動させることは抑止される。なお、図2においては、実際にはアーム20の紙面奥に位置するストッパ係止部221及びストッパ441が示されている。
以下に、ストッパ441と、ストッパ係止部221の具体的な構造について説明する。図3は、ストッパ441とストッパ係止部221(アームカバー固定具22)が当接した状態における構造を示す断面図であり、図2においてこれらが当接した部分の紙面と垂直な方向の断面図である。図3においては、アームカバー21、図2におけるアーム20の紙面奥側の面、ホイールガード44における紙面手前側の面の関係が示されている。このため、図3に示された範囲外において、ベルト43は、アームカバー21とアーム20の間に設けられている。また、図3に示された範囲の右側にホイール40、図2におけるホイールガード44における紙面奥側の面、がそれぞれ位置する。
図3において、ホイールガード44においては、ホイールガード44を図中左側から貫通するストッパボルト46が、その右端部側からナット47が締結されることによって固定されている。このストッパボルト46の頭の部分が、ストッパ441となっている。
一方、図3に示されるように、アームカバー21には、右側(アーム20側)に向かって突出したアームカバーボス部21Aが設けられ、アーム20におけるアームカバーボス部21Aと対応した位置には、右側(ホイールガード44側)に向かって吐出した円筒形状のアームボス部20Aが設けられている。アームカバー固定具22は、図3においてアームカバーボス部21Aを図中左から貫通するアームカバー固定用ボルトである。アームボス部20Aにも貫通孔が形成され、この貫通孔の内面にはアームカバー固定具(アームカバー固定用ボルト)22のネジ部と螺合するねじ切り加工が施されている。このため、アームカバー固定具(アームカバー固定用ボルト)22を用いて、アームカバー21をアーム20に固定することができる。このように、アームカバー固定具22が固定された状態のアームボス部21Aが、ストッパ係止部221となっている。
なお、図1、2に示されるように、アームカバー21は、ストッパ係止部221の前方においても、同様にアームカバーボス部21A、アームボス部20A、アームカバー固定具(アームカバー固定用ボルト)22によって固定されている。ただし、この箇所におけるアームボス部20Aには、ストッパ441は当接しない。すなわち、この箇所におけるアームボス部20A等は、ストッパ係止部とはなっていない。ただし、この箇所においてもアームカバー固定具22を用いることによって、アームカバー21をアーム20に対してより強固に固定することができる。
前記の通り、アーム20やアームカバー21は、マグネシウムやアルミニウムを主成分とする軽量な金属材料で構成されるため、その機械的強度は低い。一方、ストッパ441を構成するストッパボルト46や、ストッパ係止部221を内側から支持するアームカバー固定具22として、規格品の鋼材で構成され機械的強度の高いボルトを用いることができる。実際には、図1の状態から図2の状態となる場合には、ホイールガード44に対して時計回りに急激に大きなトルクが加わるために、ストッパ441がストッパ係止部221に大きな衝撃力をもって衝突して図4の状態となる。上記のように、機械的強度の高いボルトを用いて構成されたストッパ441、ストッパ係止部221は、こうした場合においても、高い耐性をもつ。
また、特許文献1等に記載の従来の構造のエンジンカッターにおいても、動力伝達部が設けられたアームに、アームカバーが固定されている。このため、アームカバー固定具は、従来の構造のエンジンカッターにおいても使用されている。このため、上記のエンジンカッター1においては、従来のエンジンカッターにおいて部品を追加することなくストッパ係止部221を設けている。このため、エンジンカッター1の構造は単純であり、軽量かつ安価となる。
図4は、図3におけるA−A方向の断面図であり、ストッパ441とストッパ係止部221とが当接した際の、これらの平面形状を示す。前記の通り、ストッパ係止部221を構成するアームボス部20Aは円筒形状であるため、ストッパ係止部221の平面形状は、円形となる。一方、ストッパ441の平面形状は、ストッパボルト46の頭の部分であるため、正六角形となる。このため、図4の構成においては、ストッパ441の表面の一部を構成する平面46Aと、ストッパ係止部221の表面の一部を構成する曲面とが当接している。
この際、例えば、ストッパ係止部としてもボルトの頭を用い、図4におけるストッパ係止部221の形状も正六角形とすることもできる。しかしながら、この場合には、衝突に際して、ストッパ441の表面の一部を構成する平面と、ストッパ係止部の表面の一部を構成する平面とが当接する。この場合には、これらの平面が正確に平行とされていない限り、衝突の瞬間においてはこれらは図4の形態において点接触の状態となるため、ストッパ係止部がストッパ441を係止することが困難となる。このため、更に力が加わると、ストッパ441は、ストッパ係止部を図4において右又は左に避けるように図中上側に移動しやすい。この点については、図4におけるストッパ441が円形状とされた場合においても同様であり、この場合においても、ストッパは、ストッパ係止部221を図4において避けるように図中上側に移動しやすい。すなわち、ストッパとストッパ係止部とが衝突する際に、平面同士、あるいは曲面同士が衝突する構成とされた場合には、強い衝撃力が働いた場合に、ストッパ係止部がストッパを係止できなくなる可能性が比較的高い。
図4の構成においては、ストッパ441の表面の一部を構成する平面46Aと、ストッパ係止部221の表面の一部を構成する曲面(円周面)とが当接する。この場合においては、衝突に際して、ストッパ係止部221の表面の一部を構成する曲面(円周面)が潰れ、ストッパ441の表面の一部を構成する平面46Aに沿った(平行な)平面に変形しやく、変形後のストッパ係止部221は、強い衝撃力が働いた場合でも、ストッパ441を係止することができる。このため、図4に示されたような、ストッパ係止部221の平面形状を円形、ストッパ441の平面形状を多角形とした形状が特に好ましい。ここで、ストッパ441の平面形状を正六角形とする場合には、規格品のボルトの頭をストッパ441とすることができる。また、逆にストッパ係止部の平面形状を多角形、ストッパの平面形状を円形としても、同様の効果を奏することは明らかである。
上記の構成においては、アームカバー21、アーム20、ホイールガード44が、図1の構成においては紙面手前側から、図3においては左側から順に配置されたが、例えば、アームとアームカバーとの位置関係が逆転していても、同様の構成とすることができる。すなわち、アーム又はアームカバーにおいてホイールガードと近接して対向する面においてストッパ係止部が設けられ、この面と対向するホイールガードの面にストッパが設けられていれば、同様の効果を奏する。
なお、上記の携帯用切断機においてはエンジンが動力源とされたが、他の動力源、例えばモータを用いた場合であっても、モータが本体に設けられ、アームにホイール及びホイールガードが装着される限りにおいて、同様の効果を奏することは明らかである。更に、アーム、ホイール及びホイールガードを同様に具備する携帯用切断機であれば、上記の構成によって同様の効果を奏することは明らかである。
1 エンジンカッター(携帯用切断機)
10 本体
11 エンジン
20 アーム
20A アームボス部
21 アームカバー
21A アームカバーボス部
22 アームカバー固定具(アームカバー固定用ボルト)
31 フロントハンドル
32 リアハンドル
33 スロットルレバー
34 ロックレバー
40 ホイール
41 スピンドル
42 ホイール側プーリ(プーリ)
43 ベルト(動力伝達部)
44 ホイールガード
45 角度調整レバー
46 ストッパボルト
46A 平面
47 ナット
221 ストッパ係止部
441 ストッパ

Claims (7)

  1. 動力源が設けられた本体と、
    前記動力源によって回転駆動されるスピンドルと、
    前記本体から前記スピンドルと交差する方向に沿って一方の側に延伸し、前記スピンドルと、前記動力源から前記スピンドルまで回転運動を伝達する動力伝達部とが装着されたアームと、
    前記動力伝達部を覆うように前記アームにアームカバー固定具によって固定されたアームカバーと、
    前記スピンドルに固定されたホイールと、
    前記ホイールにおける特定の外周領域以外を覆い前記アームに対して回動可能に装着されたホイールガードと、
    を具備する携帯用切断機であって、
    前記アーム又は前記アームカバーと対向する前記ホイールガードの表面には、前記アーム又は前記アームカバーに向かって突出するストッパが形成され、
    前記アームカバー固定具における、前記アーム又は前記アームカバーから前記ホイールガードにおける前記ストッパが形成された表面に向かって突出する部分は、前記ホイールガードの回動の角度が予め定められた値となった場合に前記ストッパと当接することにより、前記ホイールガードの回動を制限するストッパ係止部として用いられたことを特徴とする携帯用切断機。
  2. 前記スピンドルの延伸方向から見て、前記ストッパ、前記ストッパ係止部のうちの一方は、多角形形状とされたことを特徴とする請求項1に記載の携帯用切断機。
  3. 多角形形状とされた前記ストッパ、前記ストッパ係止部のうちの一方は、ボルト又はナットを用いて構成されたことを特徴とする請求項2に記載の携帯用切断機。
  4. 前記ストッパ、前記ストッパ係止部のうちの他方は、前記スピンドルの延伸方向から見て、円形状とされたことを特徴とする請求項2又は3に記載の携帯用切断機。
  5. 前記動力伝達部は、前記スピンドルに装着された円板状のプーリに掛け渡されたベルトであることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の携帯用切断機。
  6. 前記スピンドルの延伸方向から見て、前記アームカバー固定具は、前記ベルトで囲まれた内部に設けられたことを特徴とする請求項5に記載の携帯用切断機。
  7. 前記動力源はエンジンであることを特徴とする請求項1から請求項6までのいずれか1項に記載の携帯用切断機。
JP2014241547A 2014-11-28 2014-11-28 携帯用切断機 Pending JP2016101628A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014241547A JP2016101628A (ja) 2014-11-28 2014-11-28 携帯用切断機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014241547A JP2016101628A (ja) 2014-11-28 2014-11-28 携帯用切断機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2016101628A true JP2016101628A (ja) 2016-06-02

Family

ID=56088056

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014241547A Pending JP2016101628A (ja) 2014-11-28 2014-11-28 携帯用切断機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2016101628A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3670079A1 (de) * 2018-12-21 2020-06-24 Hilti Aktiengesellschaft Handgeführter trennschleifer
EP3670077A1 (de) * 2018-12-21 2020-06-24 Hilti Aktiengesellschaft Handgeführter trennschleifer
EP3670078A1 (de) * 2018-12-21 2020-06-24 Hilti Aktiengesellschaft Handgeführter trennschleifer
EP3670080A1 (de) * 2018-12-21 2020-06-24 Hilti Aktiengesellschaft Handgeführter trennschleifer
WO2021044488A1 (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 ヤマハ発動機株式会社 アーム旋回型ロボット

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3670079A1 (de) * 2018-12-21 2020-06-24 Hilti Aktiengesellschaft Handgeführter trennschleifer
EP3670077A1 (de) * 2018-12-21 2020-06-24 Hilti Aktiengesellschaft Handgeführter trennschleifer
EP3670078A1 (de) * 2018-12-21 2020-06-24 Hilti Aktiengesellschaft Handgeführter trennschleifer
EP3670080A1 (de) * 2018-12-21 2020-06-24 Hilti Aktiengesellschaft Handgeführter trennschleifer
WO2021044488A1 (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 ヤマハ発動機株式会社 アーム旋回型ロボット
JPWO2021044488A1 (ja) * 2019-09-02 2021-03-11
CN114286741A (zh) * 2019-09-02 2022-04-05 雅马哈发动机株式会社 转臂式机器人
US20220281101A1 (en) * 2019-09-02 2022-09-08 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Arm revolving-type robot
JP7182013B2 (ja) 2019-09-02 2022-12-01 ヤマハ発動機株式会社 アーム旋回型ロボット

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2016101628A (ja) 携帯用切断機
US9085063B2 (en) Machine tool having a protective cover
JP5852509B2 (ja) 電動工具
US9555532B2 (en) Rotary impact tool
EP3050677B1 (en) Power tool
US9393681B2 (en) Transmission device
JP7021674B2 (ja) 電動工具
US11260502B2 (en) Hand-held power tool having at least one machine-side contact element
US8888602B2 (en) Electric tools
US10449648B2 (en) Transferring rotation torque through isolator for table saw
JP6248705B2 (ja) 携帯用切断機
US8876578B2 (en) Portable working machine
JP6429120B2 (ja) インパクト回転工具
JP6163967B2 (ja) 動力工具および先端工具の固定構造
CN104295620B (zh) 离合器系统和手持式电动工具
JP2016007665A (ja) グラインダ
US11014260B2 (en) Holder assembly for a circular saw tool
JP6792627B2 (ja) 電動工具
JP6032041B2 (ja) インパクト工具
CN111085968A (zh) 动力工具
JP7185472B2 (ja) 電動工具
JP2015104772A (ja) 動力工具
JP6319661B2 (ja) インパクトドライバ
JP2013146204A (ja) 刈払機
JP2004245274A (ja) 動力伝達装置