JP2016101472A - 履物 - Google Patents
履物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2016101472A JP2016101472A JP2015102300A JP2015102300A JP2016101472A JP 2016101472 A JP2016101472 A JP 2016101472A JP 2015102300 A JP2015102300 A JP 2015102300A JP 2015102300 A JP2015102300 A JP 2015102300A JP 2016101472 A JP2016101472 A JP 2016101472A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- locking
- hole
- insertion piece
- outsole
- footwear
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims abstract description 347
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims abstract description 347
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims abstract description 7
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims abstract description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 49
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 13
- 239000000463 material Substances 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 12
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 6
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 5
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 5
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 2
- 235000002597 Solanum melongena Nutrition 0.000 description 1
- 244000061458 Solanum melongena Species 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000009194 climbing Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000007373 indentation Methods 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 description 1
- 238000004078 waterproofing Methods 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
Abstract
【解決手段】アウトソール部3にアッパー部5を着脱するために、アッパー部5の周囲に複数の弾性を有する材料から成る挿入片15が形成され、各挿入片15には係止孔19が開けられる。アッパー部5の装着が行われた状態における各挿入片15の位置で、前記アウトソール部3には、挿入片15が挿入され貫通する挿入孔21が形成される。この貫通した状態において、拡径した係止孔19を係止できる位置で、アウトソール部3に係止突起31が形成される。挿入孔21の寸法は、挿入時に挿入片15が挿入孔21に接し左右から押されて係止孔19が潰れることにより左右幅が潰れ小さくなることで、はじめて挿入可能になる寸法とする。
【選択図】図1
Description
すなわち、挿入片の挿入のためのスペースは大きい程、アッパー部とアウトソール部の接続部分を広く取れるため、アッパー部のアウトソール部への装着を強固にできることから、挿入片を下方ではなく内側に向かわせることにより、大きく必要なスペースを略水平にとることで、アッパー部の抜けが十分に防止できる上、アウトソールの上下方向のスペースを小さくでき、よって、履物の薄型化を図ることができる。
そして、アウトソール部からアッパー部を外す際には、各係止突起から各係止孔を外す。その後に、挿入片を引っ張ると、挿入片が挿入孔から抜け、アッパー部を外すことができる。
これらの構造により、着脱可能に装着される履物のアッパー部の抜けを十分に防止できる上、薄型化を図ることができる。
すなわち、挿入片が挿入孔へ挿入され、中央凹みに貫通後、インソール部、または、裏蓋に形成された嵌合突起によって、アッパー部の各挿入片に開けられた係止孔とアウトソール部に形成された嵌合孔に同時に貫通と嵌合が行われる。この貫通と嵌合により、第一発明同様、挿入片は挿入孔から抜けにくくなり、着脱可能に装着される履物のアッパー部の抜けを十分に防止できる上、薄型化を図ることができる。
すなわち、挿入片が挿入孔へ挿入され、中央の凹みに貫通後、凹み底に配置された係止受け部によって、挿入片に形成された係止爪、または、係止くびれが係止される。この係止により、第一発明同様、挿入片は挿入孔から抜けにくくなり、着脱可能に装着される履物のアッパー部の抜けを十分に防止できる上、薄型化を図ることができる。
すなわち、挿入片が挿入孔へ挿入され、中央の凹みに貫通後、インソール部または裏蓋が装着されることで、インソール部または裏蓋に形成された係止受け部によって、挿入片に形成された係止爪または係止くびれが係止される。この係止により、第一発明同様、挿入片は挿入孔から抜けにくくなり、着脱可能に装着される履物のアッパー部の抜けを十分に防止できる上、薄型化を図ることができる。
すなわち、挿入片が挿入孔へ挿入され、中央の凹みに貫通後、インソール部または裏蓋がアウトソール部に装着されることで、形成される係止受け部によって、挿入片に形成された係止爪、または、係止くびれが係止される。この係止により、第一発明同様、挿入片は挿入孔から抜けにくくなり、着脱可能に装着される履物のアッパー部の抜けを十分に防止できる上、薄型化を図ることができる。
すなわち、挿入片が挿入孔へ挿入され、中央の凹みに貫通することで挿入片に形成された係止爪、または、係止くびれによって挿入片が係止される。この係止により、第一発明同様、挿入片は挿入孔から抜けにくくなり、着脱可能に装着される履物のアッパー部の抜けを十分に防止できる上、薄型化を図ることができる。
すなわち、挿入片が挿入時に挿入孔に接し左右から押され、よって係止孔が潰れることにより、左右幅が小さくなることで、はじめて挿入可能になる挿入孔の大きさにする。このことから、次に挿入され貫通し、弾性により元の大きさに拡径するか、次に、挿入片の係止孔に、それぞれアウトソール部の係止突起を嵌め込み、または、インナー部、もしくは、裏蓋の嵌合突起を貫通させることにより、この係止孔はふくらみ、よって挿入片の左右幅は元のように大きくなる。そして、挿入片を挿入孔から抜く方向へ力が加わっても、係止突起、または、嵌合突起がじゃまになり、挿入片の左右幅は小さくならないので、挿入片の抜けを防止できる。
しかも、挿入片を購入孔から引き抜く方向へ力が加わると、挿入片は再び、挿入孔に接し左右から押され、よって係止孔が潰れる方向に力が働くので、係止孔は係止突起、または、嵌合突起を強くつかむことになって、摩擦が大きくなり、係止はより強固になり、挿入片の抜けをより強く防止できる。
そして、アウトソール部からアッパー部を外す際には、それぞれ各係止突起から各係止孔を外す、または、各嵌合孔及び各係止孔から各嵌合突起を外す。その後に挿入片を引っ張ると、挿入片が挿入孔によって左右から押され、係止孔または嵌合孔が潰れることにより、左右幅が小さくなり、挿入片が挿入孔から抜け、アッパー部を外すことが出来る。
また、係止孔は、挿入方向に向かって前後に長く、或いは、先端または/および後端が、尖った形状を有するので、挿入片を挿入する際、または抜く際に、係止孔は潰れやすいので、アッパー部の着脱が容易になる。
すなわち、挿入片が挿入孔へ挿入され貫通する際に、係止突起、または、係止受け部にぶつかることなく、挿入片が係止突起、または、係止受け部手前側の傾斜に沿って係止突起先端、または、係止受け部先端へ自然に滑り上がるため、 挿入片の挿入孔への挿入が容易になる。
図1及び図2に示すように、この第一実施形態に係わる履物1はサンダルであり、アウトソール部3にアッパー部5を着脱可能に装着し、着脱機構7をインソール部9で覆うことで、アッパー部5の交換が可能になっている。
図1(C)に示すように、アウトソール部3は、履物1の下部を構成し、地面に接する部位11を有する。
これらの挿入片15はアッパー部5と同一素材で、一体的に成形されシリコン樹脂などの強度が有り、尚且つ弾性を有する材料から成る。また、各挿入片15の先端部、ほぼ中央に係止孔19が開けられ、アッパー部5の周囲、枠部17に沿って揃えられ、内側に向かってほぼ水平に配置される。もっとも、挿入の際には、図1(B’)に示すように、各挿入片15は、弾性により、一時的に下外側へ向けられる。
すなわち、挿入片15の挿入のためのスペースは大きい程、アッパー部5とアウトソール部3の接続部分を広く取れるため、アッパー部5のアウトソール部3への装着を強固にできることから、挿入片15を下方ではなく内側に向かわせることにより、大きく必要なスペースを略水平にとることで、アウトソールの上下方向のスペースを小さくでき、よって、履物の薄型化を図ることができる。
また、(C)、(C’)に示すように、アウトソール部3は、履物1の下部を構成し、地面に接する部位11を有する。
さらに、(B)、(B’)に示すように、アッパー部5は、このアウトソール部3に着脱可能で、足の甲を跨ぐ部位13を有する。この着脱のために、アッパー部5の全周囲には、挿入片15が複数形成される。
これらの挿入片15はアッパー部5と同一素材で、一体的に成形されシリコン樹脂などの強度が有り尚且つ弾性を有する材料から成る。各挿入片15はアッパー部5の周囲、枠部17に沿って揃えられ、内側に向かってほぼ水平に配置される。
アッパー部5の装着が行われた状態における各挿入片15の位置で、アウトソール部3には、挿入片15が挿入され貫通する挿入孔21が形成される。なお、この挿入孔21はアウトソール部3の周囲側面の上部縁部に、全周囲にわたって複数設けられ、入口23が開口する。
アウトソール部3の上面中央には浅い凹み25が形成される。この凹み25はインソール部9が嵌合されて、完全に覆われる形状と広さを有する。(C)、(C’)などに示すように、挿入孔21は 凹み25の内周壁27に出口29が開口する。これにより、挿入片15が挿入孔21へ挿入される方向は、アッパー部5の周囲から内側へ向かう。
すなわち挿入片15を挿入孔21に貫通させたのち、インソール部9に形成された嵌合突起39を係止孔19に貫通させ、嵌合孔37に嵌めることによって、係止孔19が嵌合突起39を介してアウトソール部3に装着される。また、この嵌合突起35の先端は係止形状を備えることでアウトソール部3によりしっかりと装着され、係止孔19から嵌合突起35が外れにくくなり、すなわち、挿入片15は挿入孔21から抜けにくくなり、アッパー部5の抜けが十分に防止できる。
そして、挿入片の装着方法以外の機能及び効果に付いては、第一、第七、第八、第九発明の第一実施形態と同様である。
この第一実施形態に係わる履物1はサンダルであり、アウトソール部3にアッパー部5を着脱可能に装着し、インソール部9で覆うことで、アッパー部5の交換が可能になっている。
また、(C)、(C’)に示すように、アウトソール部3は、履物1の下部を構成し、地面に接する部位11を有する。
さらに、(B)、(B’)に示すように、アッパー部5は、このアウトソール部3に着脱可能で、足の甲を跨ぐ部位13を有する。この着脱のために、アッパー部5の全周囲には、挿入片15が複数形成される。
これらの挿入片15はアッパー部5と同一素材で、一体的に成形されシリコン樹脂などの強度が有り尚且つ弾性を有する材料から成る。各挿入片15はアッパー部5の周囲、枠部17に沿って揃えられ、内側に向かってほぼ水平に配置される。
アッパー部5の装着が行われた状態における各挿入片15の位置で、アウトソール部3には、挿入片15が挿入され貫通する挿入孔21が形成される。なお、この挿入孔21はアウトソール部3の周囲側面の上部縁部に、全周囲にわたって複数設けられ、入口23が開口する。
アウトソール部3の上面中央には浅い凹み25が形成される。この凹み25はインソール部9が嵌合されて、完全に覆われる形状と広さを有する。(C)、(C’)などに示すように、挿入孔21は 凹み25の内周壁27に出口29が開口する。これにより、挿入片15が挿入孔21へ挿入される方向は、アッパー部5の周囲から内側へ向かう。
よって、この係止により、第一発明同様、挿入片は挿入孔から抜けにくくなり、アッパー部の抜けが十分に防止できる上、履物の薄型化を図ることができる。すなわち、挿入片の装着方法以外の機能及び効果に付いては、第一、第七、第八、第九発明の第一実施形態と同様である。
図7に示すように、この第一実施形態に係わる履物1はサンダルであり、アウトソール部3にアッパー部5を着脱可能に装着し、インソール部9で覆うことで、アッパー部5の交換が可能になっている。
また、(C)、(C’)に示すように、アウトソール部3は、履物1の下部を構成し、地面に接する部位11を有する。
さらに、(B)、(B’)に示すように、アッパー部5は、このアウトソール部3に着脱可能で、足の甲を跨ぐ部位13を有する。この着脱のために、アッパー部5の全周囲には、挿入片15が複数形成される。
これらの挿入片15はアッパー部5と同一素材で、一体的に成形されシリコン樹脂などの強度が有り尚且つ弾性を有する材料から成る。各挿入片15はアッパー部5の周囲、枠部17に沿って揃えられ、内側に向かってほぼ水平に配置される。
アッパー部5の装着が行われた状態における各挿入片15の位置で、アウトソール部3には、挿入片15が挿入され貫通する挿入孔21が形成される。なお、この挿入孔21はアウトソール部3の周囲側面の上部縁部に、全周囲にわたって複数設けられ、入口23が開口する。
アウトソール部3の上面中央には浅い凹み25が形成される。この凹み25はインソール部9が嵌合されて、完全に覆われる形状と広さを有する。(C)、(C’)などに示すように、挿入孔21は 凹み25の内周壁27に出口29が開口する。これにより、挿入片15が挿入孔21へ挿入される方向は、アッパー部5の周囲から内側へ向かう。
よって、この係止により、第一発明同様、挿入片15は21から抜けにくくなり、アッパー部5の抜けが十分に防止できる上、履物の薄型化を図ることができる。
すなわち、挿入片の装着方法以外の機能及び効果に付いては、第一、第七、第八、第九発明の第一実施形態と同様である。
この第一実施形態に係わる履物は、その機能、効果、及び構成部分に付いて、挿入片15のアウトソール部3への係止方法が異なる以外は、第一、第七、第八、第九発明と同じである為、異なる部分以外は説明を省略する。
この実施形態の場合は、インソール部9に、挿入片15先端部と凹凸が対になっている係止受け部45が形成されている。そして、このインソール部9が、アウトソール部3に装着されることで、挿入片15に形成された係止爪41が係止受け部45に係止される。そしてこの場合は、インソール部9の装着によって、挿入片15が係止されることから、インソール部9がアウトソール部3に強固に装着される必要があるため、アウトソール部3とインソール部9の、それぞれの隣り合った各挿入片15の間に係止形状47の凹凸を設けることで、インソール部9の装着を強固にさせている。
以上によって、第一発明同様、挿入片は挿入孔から抜けにくくなり、アッパー部5の抜けが十分に防止できる上、履物の薄型化を図ることができる。
この第一実施形態に係わる履物は、その機能、効果、及び構成部分に付いて、挿入片15のアウトソール部3への係止方法が異なる以外は、第一、第七、第八、第九発明と同じである為、異なる部分以外は説明を省略する。
この実施形態の場合は、インソール部9がアウトソール部3に装着されることで、挿入片15先端部と凹凸が対になっている係止受け部45が形成される。そして、このインソール部9が、アウトソール部3に装着されることで、挿入片15に形成された係止爪41がインソール部9とアウトソール部3の双方によって形成された、係止受け部45によって係止される。そしてこの場合は、インソールの装着によって、挿入片15が係止されることから、インソール部9がアウトソール部3に強固に装着される必要があるため、アウトソール部3とインソール部9の、それぞれの隣り合った各挿入片15の間に係止形状の凹凸を設けることで、インソール9の装着を強固にさせている。
以上によって、第一発明同様、挿入片は挿入孔から抜けにくくなり、アッパー部の抜けが十分に防止できる上、履物の薄型化を図ることができる。
この第一実施形態に係わる履物1はサンダルであり、アウトソール部3にアッパー部5を着脱可能に装着し、インソール部9で覆うことで、アッパー部5の交換が可能になっている。
また、(C)に示すように、アウトソール部3は、履物1の下部を構成し、地面に接する部位11を有する。
さらに、(B)に示すように、アッパー部5は、このアウトソール部3に着脱可能で、足の甲を跨ぐ部位13を有する。この着脱のために、アッパー部5の全周囲には、挿入片15が複数形成される。
これらの挿入片15はアッパー部5と同一素材で、一体的に成形されシリコン樹脂などの強度が有り尚且つ弾性を有する材料から成る。各挿入片15はアッパー部5周囲、枠部17に沿って揃えられ、内側に向かってほぼ水平に配置される。
アッパー部5の装着が行われた状態における各挿入片15の位置で、アウトソール部3には、挿入片15が挿入され貫通する挿入孔21が形成される。なお、この挿入孔21はアウトソール部3の周囲側面の上部縁部に、全周囲にわたって複数設けられ、入口23が開口する。
アウトソール部3の上面中央には浅い凹み25が形成される。この凹み25はインソール部9が嵌合されて、完全に覆われる形状と広さを有する。(C)などに示すように、挿入孔21は 凹み25の内周壁27に出口29が開口する。これにより、挿入片15が挿入孔21へ挿入される方向は、アッパー部5の周囲から内側へ向かう。
(1)以上の実施形態では挿入孔21は、アウトソール部3の周囲側面に入口23が開口し、全路にわたってほぼ水平であったが、図4に示す第二実施形態に示すように、アウトソール部3の周囲上面に入口23を開口し(図4(1a)(1b)(1c)(1e))、略L字状に屈曲した後ほぼ水平になるものでもよい。(第一発明に限らず、第二〜第十発明においても可能である。)
(2)また、(図4(2a)(2b)(2c)(2e))に示すようにアウトソール部3の周囲の側面と上面の合わさる角部に入口23を開口し、略L字状に屈曲した後ほぼ水平にとなるものでもよい。(第一発明に限らず、第二〜第十発明においても可能である。)
(5)この場合に、(図4(3a)(3b)(3c)(3e))に示すように、アッパー部5はインソール部9を一体的に有する形状にすることも可能である。インソール部9を一体にし、取り外しできない構造にすることで、防水がより可能になる。また、この場合も、裏蓋35の下方への脱落を防止するために、裏蓋35とアウトソールの底面裏蓋35とを凹凸の係止形状47で係止する。(第一発明に限らず、第二〜第十発明においても可能である。)
(7)さらに、裏蓋35の脱落防止の為だけでなく、インソール部9に付いても、外れを防止するため、(図)6(D‘)、図7(D‘)、図9(G)、(G’)、(G“)、図10(D‘))にあるように隙間箇所に係止形状の突起を設けることもできるほか、インソール部9、または、裏蓋35全体をアウトソール部の凹み25と凹凸の係止形状47にすることで、係止させることも出来る。
(9)また、以上の実施形態では、挿入片先端がそれぞれ係止爪に付いては↑状、係止くびれについては○形状のものを図示しているが、係止受け部45によって係止できる形状で、爪等の張出し、または、くびれを備えていれば、星形、もしくは、ハート形などの特定の形状でも、または、左右非対称のものでも係止は可能である。
また、この場合も、その突起については、挿入方向手前側がスロープ状に傾斜させることによって、挿入片挿入の妨げにならず、スムーズな着脱が可能になると同時に、係止受け部45の嵌めこみ口を係止爪41、または係止くびれ43の対応箇所の寸法より狭くすることや、係止受け部45の先端部が挿入方向に張り出た形状にすることで、係止爪41または係止くびれ43が係止受け部から外れることを防止できる。
(12)
また、第三発明の係止保持部45に付いて、図8の上面図(F1)〜(F4),断面図(D1)〜(D4)にあるように、挿入片15が凹み25に貫通し、のちにループ状に形成された係止受け部45にさらに、挿入し貫通することで、第六発明の係止爪41同様、係止される形状のものでもよい。
以上の実施形態では、アッパー部5、アウトソール部3について、全周にわたり、挿入片15及び挿入孔21が形成されたものになっているが、アッパーの取り換えに付き、サンダル等の特定の箇所のみ足を跨ぐ形状のもので、形状を限定して取り替える使い方をする場合は、その箇所に限定して挿入片15及び挿入孔21を形成したものでもよい。
(15)以上の実施形態では、挿入片15はアッパー部5と同一素材で、一体的に成形するものであったが、他の実施形態では、別素材とすることも、もちろん可能である。例えば、挿入片15はシリコンゴム製とし、アッパー部5は革製とし、両者をつなぎ合わせて一体化することも可能である。
Claims (10)
- 履物を構成し地面に接する部位を有するアウトソール部と、このアウトソール部に着脱可能で足の甲を跨ぐ部位を有するアッパー部と、前記着脱のために、前記アッパー部の周囲に複数形成され、弾性を有する材料から成る挿入片と、これら各挿入片に開けられた係止孔と、前記アッパー部の装着が行われた状態における前記各挿入片の位置で、前記アウトソール部に形成され、前記挿入片が挿入され貫通する挿入孔と、前記アウトソール部上面、または、裏面の中央に形成された凹みと、前記挿入片が前記挿入孔を貫通した状態における前記係止孔を係止できる位置で、前記アウトソール部に形成された係止突起と、を有し、前記挿入片が挿入される方向は、前記アウトソール部の周囲から内側へ向かい、前記凹みに貫通後、前記凹み底に配置された前記係止突起によって、前記係止孔が係止されることを特徴とする履物。
- 請求項1記載の履物において、さらに前記アウトソール部上面に装着されるインソール部、または、前記アウトソール部裏面に装着される裏蓋と、前記係止突起に代えて、アッパー部の装着が行われた状態における前記係止孔と重なる位置でアウトソール部に形成された嵌合孔と、前記係止孔を貫通し、前記嵌合孔に嵌合できる位置で前記インソール部、または、前記裏蓋に形成された嵌合突起と、を有し、前記挿入片が前記凹みに貫通後、前記嵌合突起により、前記係止孔と前記嵌合孔に上下方向に貫通と嵌合が同時に行われることを特徴とする履物。
- 請求項1記載の履物において、前記係止孔に代えて、前記挿入片先端部に形成された係止爪、または、係止くびれと、前記係止突起に代えて、前記挿入片が前記挿入孔を貫通した状態における前記係止爪、または、前記係止くびれを係止できる位置で、前記アウトソール部に形成された係止受け部と、を有し、前記挿入片が前記凹みに貫通後、前記凹み底に形成された前記係止受け部によって、前記係止爪、または、前記係止くびれが係止されることを特徴とする履物。
- 請求項1記載の履物において、さらに前記インソール部、または、前記裏蓋と、前記係止孔に代えて、前記係止爪、または、前記係止くびれと、前記係止突起に代えて、前記挿入片が前記挿入孔を貫通した状態における前記係止爪、または、前記係止くびれを係止できる位置で、前記インソール部、または、前記裏蓋に形成された係止受け部と、を有し、前記挿入片が前記凹みに貫通後、前記インソール部、または、前記裏蓋に形成された前記係止受け部によって、前記係止爪、または、前記係止くびれが係止されることを特徴とする履物。
- 請求項1記載の履物において、さらに前記インソール部、または、前記裏蓋と、前記係止孔に代えて、前記係止爪、または、前記係止くびれと、前記係止突起に代えて、前記挿入片が前記挿入孔を貫通した状態における前記係止爪、または、係止くびれを係止できる位置で、前記インソール部、または、前記裏蓋が前記アウトソール部に装着されることで、形成される係止受け部と、を有し、前記挿入片が前記凹みに貫通後、前記インソール部、または、前記裏蓋が前記アウトソール部に装着されることで、形成される係止受け部によって、前記係止爪、または、前記係止くびれが係止されることを特徴とする履物。
- 請求項1記載の履物において、前記係止孔に代えて、前記係止爪、または、前記係止くびれを有し、前記係止突起は設けず、前記挿入孔そのものが係止受け部となり、前記係止爪、または、前記係止くびれが、前記凹みに貫通すると同時に係止されることを特徴とする履物。
- 前記挿入孔の寸法が、前記挿入時に前記挿入片が前記挿入孔に接し左右から押されて前記係止孔が潰れることにより左右幅が小さくなることで、はじめて挿入可能になる寸法であることを特徴とする請求項1または2記載の履物。
- 前記挿入片が、舌状で、先が尖った形状を有し、前記係止孔は前記挿入方向に向かって前後に長く、或いは、先端または/および後端が、尖った形状を有することを特徴とする請求項1、2または7に記載の履物。
- 前記係止突起について、または、前記係止受け部について、前記挿入方向手前側に向かってスロープ状に傾斜していることを特徴とする請求項1、3,7、または8記載の履物。
- 前記嵌合突起と前記嵌合孔が、係止形状になっていることを特徴とする請求項2、7または8記載の履物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015102300A JP6706773B2 (ja) | 2015-05-19 | 2015-05-19 | 履物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015102300A JP6706773B2 (ja) | 2015-05-19 | 2015-05-19 | 履物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014239401A Division JP5904262B1 (ja) | 2014-02-01 | 2014-11-27 | 履物 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016101472A true JP2016101472A (ja) | 2016-06-02 |
JP2016101472A5 JP2016101472A5 (ja) | 2018-01-25 |
JP6706773B2 JP6706773B2 (ja) | 2020-06-10 |
Family
ID=56088282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015102300A Active JP6706773B2 (ja) | 2015-05-19 | 2015-05-19 | 履物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6706773B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6325734B1 (ja) * | 2017-10-25 | 2018-05-16 | 株式会社ベル・コモンズ | 履物及びその部品 |
JP2023513094A (ja) * | 2018-01-24 | 2023-03-30 | ハイ-ロー ヒール,エルエルシー | ハイヒールとローヒールとの変換を有する靴 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52171428U (ja) * | 1976-06-16 | 1977-12-27 | ||
JPS565921Y2 (ja) * | 1978-01-11 | 1981-02-09 | ||
JPH0483001U (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-20 | ||
JPH0633502U (ja) * | 1992-10-07 | 1994-05-06 | 先 ▲そう▼ 呉 | サンダルにおけるバンプ取付構造 |
WO2011051984A1 (en) * | 2009-10-30 | 2011-05-05 | IDEASLAB SNC di MACERATA BENITO, MANDOZZI CRISTIANA E DIN MAHAMED SAYED MUSLIM MlRZA | Shoe |
-
2015
- 2015-05-19 JP JP2015102300A patent/JP6706773B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS52171428U (ja) * | 1976-06-16 | 1977-12-27 | ||
JPS565921Y2 (ja) * | 1978-01-11 | 1981-02-09 | ||
JPH0483001U (ja) * | 1990-11-29 | 1992-07-20 | ||
JPH0633502U (ja) * | 1992-10-07 | 1994-05-06 | 先 ▲そう▼ 呉 | サンダルにおけるバンプ取付構造 |
WO2011051984A1 (en) * | 2009-10-30 | 2011-05-05 | IDEASLAB SNC di MACERATA BENITO, MANDOZZI CRISTIANA E DIN MAHAMED SAYED MUSLIM MlRZA | Shoe |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6325734B1 (ja) * | 2017-10-25 | 2018-05-16 | 株式会社ベル・コモンズ | 履物及びその部品 |
WO2019082496A1 (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-02 | 株式会社ベル・コモンズ | 履物及びその部品 |
JP2019076417A (ja) * | 2017-10-25 | 2019-05-23 | 株式会社ベル・コモンズ | 履物及びその部品 |
JP2023513094A (ja) * | 2018-01-24 | 2023-03-30 | ハイ-ロー ヒール,エルエルシー | ハイヒールとローヒールとの変換を有する靴 |
JP7496153B2 (ja) | 2018-01-24 | 2024-06-06 | ハイ-ロー ヒール,エルエルシー | ハイヒールとローヒールとの変換を有する靴 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6706773B2 (ja) | 2020-06-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2015115576A1 (ja) | 履物 | |
US6418643B1 (en) | Shoe structure provided with means to fasten interchangeably various insoles, pads, or instep straps | |
EP3120723A1 (en) | Shoelace binding device | |
US20140196307A1 (en) | Device and related methods for coupling a shoe upper and shoe sole | |
JP2013022467A (ja) | 靴紐の締め装置(apparatusforfasteningshoelace) | |
US10212992B2 (en) | Slider for slide fastener | |
JP2016101472A (ja) | 履物 | |
JP5688577B1 (ja) | 履物 | |
WO2011081176A1 (ja) | 履物 | |
JP5904262B1 (ja) | 履物 | |
JP5049399B1 (ja) | ロック機構付きバックル | |
KR101939250B1 (ko) | 뒷굽의 교체가 용이한 신발 | |
JP2016101472A5 (ja) | ||
KR101659936B1 (ko) | 사용이 편리한 신발끈 결속장치 | |
WO2013164888A1 (ja) | フロントリリースバックル | |
KR200474492Y1 (ko) | 신발끈 체결고정구 | |
JP3134321U (ja) | 取り替えやすい組立式の靴底 | |
JP3176578U (ja) | 靴紐ストッパー | |
JP3223394U (ja) | 靴紐係止具解除用のストラップ | |
KR200483028Y1 (ko) | 페달커버 | |
JP2010148818A (ja) | 靴 | |
JP3045031U (ja) | 組立て式サンダル | |
KR101501879B1 (ko) | 밑창 교체형 신발 및 교체형 밑창 부품 | |
KR100937531B1 (ko) | 영상표시기기의 장식커버 고정구조 | |
JP4772101B2 (ja) | ベルト状締結具 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171126 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20171125 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20171126 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20190122 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20190314 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20191001 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191125 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20191202 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20191220 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200324 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200421 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6706773 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |