JP2016100715A - チェックインシステム、及びチェックインプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】所定空間を利用しようとするユーザの該所定空間へのチェックインと、該所定空間に配置されたネットワークへの無線接続とを容易に管理するシステムを提供する。
【解決手段】ユーザの所定空間へのチェックインを管理するとともに該所定空間に配置された所定のネットワークへの無線接続を管理するチェックインシステムであって、処理装置と、所定のネットワークへの無線接続を管理する接続管理制御装置と、ユーザが所定空間へチェックインするためのチェックイン情報と関連付けられた、ユーザの所定の第1端末が接続管理制御装置との無線通信を可能とする第1無線設定情報を、該所定の第1端末に付与する情報付与装置と、を備える。そして、処理装置により、所定の第1端末とは異なる所定の第2端末は、所定のネットワークへの無線接続を行っている該所定の第1端末から第2端末用の第2無線設定情報を提供される。
【選択図】図2

Description

本発明は、ユーザの所定空間へのチェックインとともに、そこに配置されたネットワークへの無線接続を管理するチェックインシステムに関する。
所定の通信装置がLANやインターネットなどのネットワークに対して無線接続する場合、当該ネットワークへの接続を管理する無線LANアクセスポイントやルーター等の接続管理制御装置に対して無線通信を行い、そこで装置間の認証等所定の処理が要求される。このネットワークへの無線接続のための処理を簡易なものにするために、AOSS(Airstation One-touch Secure System)や、WPS(WiFi Protected Setup)等の技術がある。これらの技術を用いると、ルーター等の所定のボタンと、無線通信装置のボタンを押すだけで無線LANの設定が完了する。
また、ネットワークに無線接続するにあたって、その無線接続のための識別情報やパスワード等の、無線通信のための情報(無線設定情報)の入力が求められる場合がある。このような場合、通信装置のユーザがそれらの情報を入力し、接続管理制御装置がそれらの情報に基づいてネットワークへの無線接続の可否を判断する。ここで、ユーザによる無線設定情報の入力に要する手間を省くために、予め通信装置側に無線設定情報が記録されている場合がある。しかし、ユーザがこの無線設定情報を視認できる状態であれば、当該情報の不正利用が懸念されるため、通信装置において当該情報を視認できないようにする技術が開発されている(例えば、特許文献1を参照)。
特許第4296217号公報
ホテルや駅等の所定の空間については、基本的に自由な出入りは許されておらず、ホテルでの宿泊や駅の使用等の当該空間のユーザに対してのみ、その空間への出入りが許される。このような所定空間においてもユーザ向けに整備された無線接続可能なネットワークが配置されている場合があるが、ユーザが自己の端末を所定の空間に持ち込んで利用しようとしても、ネットワークの管理の都合上、無線接続するためには一定の手続きが求められ、ユーザの利便性に欠ける。
ここで、従来技術のように、無線通信の機能を有する端末等の通信装置にネットワークへの無線接続のための無線設定情報が予め記録されている場合、ユーザは、その通信装置を容易に、当該無線設定情報に対応するネットワークに対して無線接続することはできる。しかし、その容易さは、予め記録されている無線設定情報に対応するネットワークに対してのみ発揮されるのであって、上記ホテルや駅等のようにユーザが一時的に利用しようとする空間や初めて利用する空間に配置されたネットワークに対しては、当該ネットワークに対応した無線設定情報を有していないことから、従来技術の利益を享受することは難しい。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、所定空間を利用しようとするユーザの該所定空間へのチェックインと、該所定空間に配置されたネットワークへの無線接続とを容易に管理するシステムを提供することを目的とする。
本発明においては、上記課題を解決するために、チェックインのための情報と、無線接続のための情報とを関連付けてユーザの第1の端末に付与するとともに、その第1の端末が、別のユーザの端末に管理された無線設定情報を提供する構成を採用した。これにより、チェックイン情報から無線設定情報を利用したネットワークへの無線接続を把握することが可能となり、好適なネットワーク管理が実行できる。
詳細には、本発明は、ユーザの所定空間へのチェックインを管理するとともに該所定空間に配置された所定のネットワークへの無線接続を管理するチェックインシステムであって、処理装置と、前記所定のネットワークの外部から該所定のネットワークへの無線接続を管理する接続管理制御装置と、ユーザが前記所定空間へチェックインするためのチェックイン情報と関連付けられた、ユーザの所定の第1端末が前記接続管理制御装置との無線通信を可能とする第1無線設定情報を、該所定の第1端末に付与する情報付与装置と、を備える。そして、当該チェックインシステムでは、前記接続管理制御装置は、前記第1無線設定情報が付与された前記所定の第1端末の、前記所定のネットワークへの無線接続を許可し、前記処理装置は、前記所定の第1端末とは異なる所定の第2端末が、該所定の第2端末と前記接続管理制御装置との無線通信を可能とするための第2無線設定情報を、前記所定のネットワークへの無線接続を行っている該所定の第1端末に要求したときに、該所定の第1端末が前記第1無線設定情報と関連付けられた無線設定情報を該第2無線設定情報として準備し該所定の第2端末に提供するように、該所定の第1端末を機能させる。
上記のチェックインシステムでは、所定空間を利用するためにユーザに割り当てられたチェックイン情報と、その所定空間に配置された所定のネットワークへの無線接続のための第1無線設定情報とが関連付けられている。ここでいうチェックイン情報とは、所定空間の利用に関してユーザを識別するための情報(ユーザの名前や住所等)や所定空間に出入りするための鍵情報等である。また、第1無線設定情報とは、所定のネットワークを管理している接続管理制御装置によって、ユーザの所定の第1端末の無線接続が認められるための無線設定情報である。ここで無線設定情報の一例としては、所定のネットワークで識別されるための識別情報や、当該識別情報に対応するパスワード等が挙げられる。
そして、情報付与装置からユーザの所定の第1端末に少なくとも第1無線設定情報が付与されることで、所定の第1端末は付与された第1無線設定情報を使用して接続管理制御装置を介して所定のネットワークに無線接続が許されることになる。この状態において、所定の第1端末は、チェックイン情報を介して所定空間のユーザと関連付けられた状態で、無線接続が許可された状態となる。
ここで、本発明に係るチェックインシステムは、上記のように所定のネットワークに無線接続した所定の第1の端末を、ユーザの別の端末である所定の第2端末のための無線設定情報(第2無線設定情報)を提供する装置として機能させる。すなわち、所定の第2端末は所定のネットワークへの無線接続に際して、接続管理制御装置に対してではなく、所定の第1端末に対して無線設定情報の交換を要求する。そして、その要求が所定の第1端末に届くと、所定の第1端末は、所定の第2端末のための第2無線設定情報を準備する。この第2無線設定情報の準備に関し、所定の第1端末は、第2無線設定情報を第1無線設定情報と同一としてもよく、異なるものとしてもよい。いずれにせよ所定の第1端末で準備された第2無線設定情報は、所定の第2端末側へ送られ、所定の第2端末による無線接続に使用され、その結果、所定の第2端末は、接続管理制御装置を介した所定のネットワークへの無線接続が可能となる。
このようにして所定の第2端末が無線接続した場合、その第2無線設定情報は、チェッ
クイン情報と関連付けられた第1無線設定情報に、更に関連付けられている。そのため、所定の第2端末による無線接続も、所定空間のユーザと関連付けられた状態で許可された状態となっている。したがって、ユーザとしては、自己の端末間での処理で、所定空間に配置された所定のネットワークへの、所定の第2端末の無線接続が容易に実現でき、その
利便性が高まるとともに、ユーザの各端末の無線接続は、接続管理制御装置が管理可能な状態で実行されるため、無線接続の管理の面からも好適な管理が行われている。
ここで、上記のチェックインシステムにおける、第2無線設定情報と第1無線設定情報との関連付けについて、前記第1無線設定情報は、前記所定空間にチェックインするユーザに割り当てられたユーザ識別情報と、前記所定の第1端末専用に対応する第1端末識別情報とを含み、前記第2無線設定情報は、前記ユーザ識別情報と、前記所定の第2端末専用に対応する第2端末識別情報を含むようにしてもよい。また、別法として、前記第2無線設定情報は、前記第1無線設定情報と同一の情報としてもよい。前者の場合、接続管理制御装置は、所定空間にチェックインするユーザと、所定の第1端末及び所定の第2端末とを関連付けた上で、所定の第1端末による無線接続と所定の第2端末による無線接続とをそれぞれ区別することができる。また、後者は、少なくとも所定の第1端末及び所定の第2端末による無線接続を、所定空間にチェックインするユーザと関連付けることができる。
また、上述までのチェックインシステムにおいて、前記情報付与装置は、前記第1無線設定情報に加えて、前記チェックイン情報も前記所定の第1端末に付与してもよい。これにより所定の第1端末は、所定の第2端末のための無線設定情報を提供する機能に加えて、ユーザが所定空間に出入りするための鍵機能を有することになる。この場合、前記情報付与装置は、前記所定の第1端末との無線通信を介して前記チェックイン情報及び前記第1無線設定情報を、該所定の第1端末に付与してもよい。無線通信を介して当該付与が行われることで、ユーザの利便性は高まる。そして、その付与の一例として、前記情報付与装置は、前記チェックイン情報と前記第1無線設定情報を同時に前記所定の第1端末に付与してもよい。
また、上述までのチェックインシステムにおいて、前記所定のネットワーク以外のネットワークであってユーザが接続可能な第2ネットワークに接続され、且つ、前記ユーザが前記所定空間にチェックインする時期である所定のチェックイン時期の処理を含む、該所定空間の使用に関する予約処理を行う予約装置を、更に備えてもよい。その場合、前記情報付与装置も、前記第2ネットワークに接続され、また、ユーザの前記予約装置による予約処理時に、前記情報付与装置は、前記所定の第1端末に、少なくとも前記チェックイン情報及び前記第1無線設定情報を、前記所定のチェックイン時期の到達まで該チェックイン情報と該第1無線設定情報が無効とされた状態で付与する。このようにユーザの予約処理時に、チェックイン情報と第1無線設定情報を所定の第1端末に付与しておくことで、その所定のチェックイン時期が到達すると、ユーザは直ちに所定空間に出入りができるとともに、所定のネットワークへの無線接続を開始することができる。なお、このように予めチェックイン情報と第1無線設定情報が所定の第1端末に付与されていても、所定のチェックイン時期の到達までこれらの情報は無効化されているため、所定空間や所定ネットワークの不正な使用には至らない。
また、本願発明を、ユーザの所定空間へのチェックインを管理するとともに、ユーザの、所定の第1端末を含む複数の端末を、該所定空間に配置された所定のネットワークに無線接続させるためのチェックインプログラムの側面から捉えることもできる。この場合、前記所定のネットワークの外部から該所定のネットワークへの無線接続は、接続管理制御装置によって管理されている。そして、前記チェックインプログラムは、前記所定の第1端末に、ユーザが前記所定空間へチェックインするためのチェックイン情報と関連付けら
れた、前記所定の第1端末が前記接続管理制御装置との無線通信を可能とする第1無線設定情報を、情報付与装置から受信するステップと、前記受信した第1無線設定情報に従い、前記接続管理制御装置を介して前記所定のネットワークへ無線接続するステップと、前記所定の第1端末とは異なる所定の第2端末が、該所定の第2端末と前記接続管理制御装置との無線通信を可能とするための第2無線設定情報を、前記所定のネットワークへの無線接続を行っている該所定の第1端末に要求したときに、該所定の第1端末が前記第1無線設定情報と関連付けられた無線設定情報を該第2無線設定情報として準備し該所定の第2端末に提供するステップと、を実行させる。なお、当該チェックインプログラムの発明には、上記チェックインシステムの発明に関し開示した技術思想を、技術的な齟齬が生じない限りで適用することが可能である。
所定空間を利用しようとするユーザの該所定空間へのチェックインと、該所定空間に配置されたネットワークへの無線接続とを容易に管理するシステムを提供することを可能とする。
本発明に係るチェックインシステムの概略構成を示す図である。 図2に示すチェックインシステムに対して無線接続する無線端末を中心とした情報の送受信の様子を示すシーケンス図である。 図1に示すチェックインシステムに対して無線接続する無線端末1の機能ブロック図である。 図1に示すチェックインシステムに対して無線接続する無線端末2の機能ブロック図である。 図1に示すチェックインシステムに含まれるアクセスポイントの機能ブロック図である。 無線端末2で実行される無線接続処理のフローチャートである。 無線端末1で実行される設定情報提供処理のフローチャートである。 図5及び図6に示す各処理において無線設定情報の取得のために無線端末間で送受信される要求コマンド及び無線設定情報のデータ構造を概略的に示す図である。 アクセスポイントが備える管理用の無線設定情報の概略的な構成を示す図である。
図面を参照して本発明に係るチェックインシステムについて説明する。なお、以下の実施形態の構成は例示であり、本発明はこの実施の形態の構成に限定されるものではない。
図1は、宿泊客(ユーザ)が宿泊するホテルにチェックインするためのチェックインシステムCSの概略構成を示す図である。ユーザがチェックインする(宿泊する)部屋R1には、ホテル内に敷設されたLAN9への無線接続を管理する装置であるアクセスポイント3が配置されており、当該アクセスポイント3もチェックインシステム1の一部を構成する。そして、図1に示す無線端末1、2は、ユーザが所有する無線通信装置であり、内蔵するアンテナ等を利用してアクセスポイント3への無線通信や互いの無線通信を可能とするハードウェアが搭載されている。しかし、ユーザの宿泊当初は、無線端末1、2はアクセスポイント3に対して無線通信するための無線設定情報を保持していないため、アクセスポイント3を介したLAN9への無線接続はできない。なお、無線設定情報は、LAN9に無線接続するために必要とされる情報であり、例えば、LAN9での識別情報と、識別情報に対応したパスワード等で形成される。
ここで、チェックインシステムCSについて説明する。先ず、ホテル側においてユーザを管理するための宿泊管理装置5が設置されている。この宿泊管理装置5は、宿泊者や宿泊予定者の識別情報(宿泊者の個人を特定するための姓名や年齢等の情報)の管理を行う。そして、ユーザがホテルのフロントでチェックインする際に、ホテルスタッフは、この宿泊管理装置5を用いて、ユーザが宿泊部屋R1に入出するためのカードキー6に、ユーザに与えられた宿泊部屋R1への入出許可情報(鍵情報)であるチェックイン情報を付与する。このチェックイン情報は、当該ユーザの識別情報に紐付けられているものである。そして、ユーザは、指定された部屋R1に行き、その扉に設けられたセンシング部にかざすと、カードキー6内に保持されている入室許可情報が非接触式に読み取られ、扉が解錠される。
また、宿泊管理装置5は、ホテルの各部屋に設けられたアクセスポイント(部屋R1のアクセスポイント3も含む)にも接続されており、アクセスポイントで管理しているLAN9への無線接続に関する情報が宿泊管理装置5側に渡され、ホテル全体でのLAN9への無線接続の状況が把握可能となる。アクセスポイント3は、上記の通りアクセスポイント3を介してLAN9に無線接続する無線端末の当該無線接続を管理制御する装置であり、その無線接続の管理制御のための情報として管理用無線設定情報を有しており、アクセスポイント3のメモリ内に記憶している。当該管理用無線設定情報は、図1において参照番号3aが付されており、また、後述する図8にその具体的な構成が開示されている。
更に、チェックインシステムCSにはサーバ4が含まれる。サーバ4は、LAN9に接続されており、チェックインシステムCSにおける様々な処理を司る。その処理の一例として、後述する図5に示す無線接続処理を実行するためのプログラムや図6に示す設定情報提供処理を実行するためのプログラムを提供する処理を行う。
ここで、チェックインシステムCSによりユーザのカードキー6内に付与されるのは、上記の入室許可情報だけではなく、ユーザが自己の無線端末を、アクセスポイント3を介してLAN9に無線接続するために必要な無線設定情報も含まれる。なお、カードキー6に付与される無線設定情報は、ユーザの1台の無線端末用の無線設定情報であり、図1に示す実施例では無線端末1用の無線設定情報である。この無線端末1用の無線設定情報を第1無線設定情報という。この第1無線設定情報は、ユーザのチェックイン情報と関連付けられており、宿泊管理装置5側では、当該チェックイン情報を利用して部屋R1に宿泊したユーザと、当該第1無線設定情報を利用してLAN9に無線接続したユーザを紐付けて管理することが可能となる。
ここで、図2に基づいて、ユーザが2つの無線端末1、2の、アクセスポイント3を介したLAN9への無線接続を実現するための処理の流れを説明する。カードキー6を使用して部屋R1に入室したユーザは、無線端末1が有するNFC(Near Field Communication)機能を利用して、カードキー6内に記録されている、無線端末1専用の制御プログラム(以降、「第1制御プログラム」という)が格納されているサーバ4内の所定領域を指定するURL情報を取得する。この第1制御プログラムが、図6に示す設定情報提供処理を無線端末1に実行させることになる。
そして、上記URL情報を取得すると、タイミングT1で、当該URL情報に従って無線端末1は、アクセスポイント3を経由してサーバ4に第1制御プログラムの要求を行う。ここで、アクセスポイント3は、宿泊管理装置5からユーザのカードキー6にチェックイン情報及び第1無線設定情報が付与された際に、同じく宿泊管理装置5から、ユーザが、第1制御プログラムの取得ために当該URL情報で指定される領域にアクセスすることを許可する指示が予め伝えられている。したがって、上記第1制御プログラムの要求は、アクセスポイント3を介してサーバ4に届けられる。そして、その要求に従い、サーバ4
から第1制御プログラムがアクセスポイント3を経由して無線端末1に送信される。
そして、タイミングT2で第1制御プログラムを受信した無線端末1は、そのインストールを実行する。その後、無線端末1は、カードキー6内に記録されている第1無線設定情報を、上記のNFC機能によりカードキー6から取得する。したがって、本実施例では、カードキー6が本発明の情報付与装置に相当する。なお、この第1無線設定情報の取得は、上記URL情報の取得と同時に行ってしまってもよい。そして、無線端末1は、取得した第1無線設定情報に従ってアクセスポイント3と無線通信を行い(タイミングT3)、そこを介してLAN9に無線接続ができるようになる。この無線端末1による無線接続は、チェックイン情報に関連付けられた第1無線設定情報が使用されるため、アクセスポイント3及び宿泊管理装置5は、宿泊者であるユーザ、すなわち部屋R1への入室が許可された者による無線接続が行われていることを把握することができる。
そして、第1制御プログラムが無線端末1にインストールされることで、図3Aに示す機能部の一部が無線端末1内に形成される。図3Aは、無線端末1の有する機能の一部をイメージ化した機能ブロック図である。この機能ブロック図で示される機能は、無線端末1が有する演算装置、メモリ等による第1制御プログラム等の実行により実現される。
無線端末1は、機能部として、制御部10、通信部11、無線設定情報記憶部12を有している。制御部10は、無線端末1における様々な制御を司る機能部であるが、特に、通信制御部101、探知応答部102、設定情報受信部103、設定情報準備部104を有している。この通信制御部101は、上記の第1無線設定情報の取得のために必要なカードキー6との情報の送受信や、後述する無線端末2との間の無線通信や、アクセスポイント3を介したLAN9への無線接続が確立された後における情報の送受信等、様々な情報の送受信を行う機能部である。次に探知応答部102は、後述するように他の無線端末(本実施例の場合は無線端末2)がその他の無線端末のための無線設定情報を提供する無線端末(本実施例の場合は無線端末1)を探知するための探知信号に応答する機能部である。
また、設定情報受信部103は、カードキー6から送信された第1無線設定情報を受信する機能部である。この第1無線設定情報の受信も、通信制御部101の制御の下で行われる。そして、設定情報準備部104は、上記探知信号を送信してきた他の無線端末からその他の無線端末のための無線設定情報に関する要求信号を受信した際に、その要求された無線設定情報を要求元に送信するための準備に関する処理を行う機能部である。この無線設定情報の準備については、様々な準備態様があり、その詳細については、後述する。
次に、通信部11は、無線端末1に搭載されたアンテナを通し外部との情報の送受信を司るものであり、具体的には、通信制御部101からの制御に従って、無線端末1と外部の装置(無線端末2やアクセスポイント3等)との情報の送受信を行う。なお、本実施例では、外部の装置との情報の送受信は、全て無線通信で行われるものとする。また、無線設定情報記憶部12は、設定情報受信部103によって受信された無線設定情報等を記憶する機能部である。この記憶された無線設定情報に従うことで、無線端末1は、アクセスポイント3を介したLAN9への無線接続が可能となる。
ここで、再び図2に戻る。無線端末1は、アクセスポイント3を介してLAN9に無線接続した状態となっている。ここで、部屋R1内にある無線端末2が、タイミングT4で、無線端末2専用の制御プログラム(以降、「第2制御プログラム」という)が格納されているサーバ4内の所定領域を指定するURL情報に従って、アクセスポイント3を経由してサーバ4に第1制御プログラムの要求を行う。なお、アクセスポイント3は、第2制御プログラム取得用のURL情報で指定される領域にアクセスすることについて、任意の
無線端末に許可するように設定されている。したがって、上記第2制御プログラムの要求は、アクセスポイント3を介してサーバ4に届けられる。この第2制御プログラムが、図5に示す無線接続処理を無線端末2に実行させることになる。そして、その要求に従い、サーバ4から第2制御プログラムがアクセスポイント3を経由して無線端末2に送信される。
そして、タイミングT5で第2制御プログラムを受信した無線端末2は、そのインストールを実行する。そして、第2制御プログラムが無線端末2にインストールされることで、図3Bに示す機能部の一部が無線端末2内に形成される。図3Bは、無線端末2の有する機能の一部をイメージ化した機能ブロック図である。この機能ブロック図で示される機能は、無線端末2が有する演算装置、メモリ等による第2制御プログラム等の実行により実現される。
無線端末2は、機能部として、制御部20、通信部21、無線設定情報記憶部22を有している。そして、制御部20は、無線端末2における様々な制御を司る機能部であるが、特に、通信制御部201、設定情報要求部202、設定情報受信部203、探知部204を有している。ここで、通信部21、無線設定情報記憶部22は、無線端末1の通信部11、無線設定情報記憶部12と実質的に同じであり、また、制御部20が有する通信制御部201、設定情報受信部203は、無線端末1の制御部10が有する通信制御部101、設定情報受信部103と実質的に同じであるから、これらの制御部の詳細についてはその説明は割愛する。
設定情報要求部202は、無線端末2がアクセスポイント3を介してLAN9への無線接続を確立するために、既に無線接続を確立している無線端末1に対して、自己(無線端末2)が使用する第2無線設定情報を送信するように要求信号を送信する機能部である。設定情報要求部202で生成された要求信号は、通信制御部101の制御の下、無線端末1に対して送信される。また、探知部204は、自己の無線端末(本実施例の場合は無線端末2)のための無線設定情報を提供する無線端末(本実施例の場合は無線端末1)を探知するための機能部であり、探知部204によって出された探知信号に上記の探知応答部102が応答することになる。
また、図4には、参考としてアクセスポイント3が有する機能の一部をイメージ化した機能ブロック図を示す。アクセスポイント3は、通信部31、管理用無線設定情報記憶部32、接続管理部33を有している。通信部31は、LAN9に無線接続する無線端末と通信を行うための機能部である。そして、管理用無線設定情報記憶部32は、通信部31を介して無線通信が行われる無線端末を管理するための管理用無線設定情報を記憶する機能部である。管理用無線設定情報には、管理対象となる無線端末の識別情報や当該無線端末に付与された無線接続のための権限等の情報が含まれている(詳細は、後述の図8を参照)。そして、これらの管理用無線設定情報に基づいて、LAN9への無線接続を接続管理部33が管理制御する。
無線端末2で第2制御プログラムのインストールが終了すると、第2制御プログラムにより図5に示す無線接続処理が開始されるとともに、第1制御プログラムによる図6に示す設定情報提供処理が協働して開始される。両処理により無線端末2のための第2無線設定情報の取得が試みられることになる。そこで、この無線端末2による第2無線設定情報の取得のための処理について、図2に示すシーケンスとともに図5、図6に示すフローチャートに基づいて詳細に説明する。
また、図7には、無線設定情報の取得のために無線端末1と無線端末2との間で送受信される情報(無線設定情報の要求のためのメッセージ情報(以下、「要求メッセージ情報
」という)と、当該要求に対応する回答のメッセージ情報(以下、「回答メッセージ情報」という))のデータ構造を示す。図7(a)には、無線端末2から無線端末1に送られる情報と、無線端末1から無線端末2に送られる情報に共通するデータ構造が開示されている。当該情報は、概略的に8つの領域に区分される。本実施例では、8つの領域のうち、特に重要な5つの領域a1〜a5について説明する。領域a1(Start Symbol)は、メッセージ情報の始まりを示す特定のバイト列である。領域a2(Destination Address)は、
メッセージ情報が最終的に伝送される宛先(要求メッセージ情報の場合は無線端末1が宛先となり、回答メッセージ情報の場合は無線端末2が宛先となる)のアドレスを表す。領域a3(Source Address)は、メッセージ情報の送信元(要求メッセージ情報の場合は無線端末2が送信元となり、回答メッセージ情報の場合は無線端末1が送信元となる)のアドレスを表す。
次に、領域a4(Data)は、各メッセージ情報に対応したデータが格納され、具体的には、図7(b)に示すように、領域a4は、3つの領域a41、a42、a43に区分されている。領域a41は、メッセージ情報の識別情報が格納され、当該識別情報により要求メッセージ情報のデータであるのか回答メッセージ情報のデータであるかを識別することができる。そして、領域a42には、各メッセージ情報に対応した具体的なデータが格納され、詳細には、要求メッセージ情報の場合は無線端末2の第2無線設定情報を要求するコマンドが格納され、回答メッセージ情報の場合は当該要求への回答として無線端末2の第2無線設定情報のデータが格納される。そして、領域a43には、チェックサムに関する情報が可能される。そして、領域a5(Terminator Symbol for Data)は、送信情報の終わりを示す特定のバイト列である。
そして、図7(c)には、無線端末2から無線端末1に送信される要求メッセージ情報の具体的なデータ内容が開示されており、図7(d)には、無線端末1から無線端末2に送信される回答メッセージ情報の具体的なデータ内容が開示されている。図7(c)、(d)における参照番号a1〜a5、a41〜a43は、図7(a)、(b)に示すデータ領域の参照番号に対応するものである。これらの具体的なデータ内容から分かるように、無線端末1の識別情報は“1001”、無線端末2の識別情報は“2001”である。そして、領域a41の識別情報がFFのとき、当該メッセージ情報は要求メッセージ情報であり、領域a41の識別情報がFEのとき、当該メッセージ情報は回答メッセージ情報である。なお、要求メッセージ情報の場合(図7(c))、領域a42に格納されるデータは、LAN9に無線接続するための情報(少なくとも当該ネットワークでの識別情報と当該識別情報に対応するパスワード等)を問い合わせるコマンドである。また、回答メッセージ情報の場合(図7(d))、領域a42に格納されるデータは、要求コマンドに対応した回答内容(すなわち、上記ネットワークでの識別情報やパスワード等)である。
ここで、図5、図6に戻り、無線端末1と無線端末2との間で行われる第2無線設定情報の取得に関する処理について説明する。先ず、無線端末2で行われる無線接続処理について説明する。S101では、探知部204により、無線端末2のための無線設定情報である第2無線設定情報を提供してくれる無線端末の探知が行われる。具体的には、第1制御プログラムがインストールされた無線端末(本実施例の場合は無線端末1)の探知が行われ、第1制御プログラムが実行されている無線端末1では、その探知信号が届くと第1制御プログラムによって形成される探知応答部102によって応答信号が返信されることになる。したがって、S101では、無線端末1からの応答信号の受信をもって、無線端末1の探知が実行されたことになる。S101の処理が終了すると、S102へ進む。
S102では、無線端末2に対応する無線設定情報である第2無線設定情報が、S101で探知された無線端末1に対して要求される。S102の処理は、設定情報要求部202によって行われる。具体的には、図7(c)に示した要求メッセージ情報が通信部21
を経由して無線端末1に送信される。なお、S201で要求メッセージ情報が送信されたタイミングは、図2に示すシーケンスではタイミングT6となる。S102の処理が終了すると、S103へ進む。
S103では、S101での要求メッセージ情報の送信を受けて、無線端末1から第2無線設定情報を受信したか否かが判定される。なお、無線端末1から第2無線設定情報が送信されるためには、無線端末1で図6に示す設定情報提供処理が行われることになるが、当該処理については後述する。S103の処理は、設定情報受信部203による第2無線設定情報の受信を受けて通信制御部201が判定する。S103で肯定判定されると、設定情報受信部203によって受信された第2無線設定情報を無線設定情報記憶部22に記憶し、S106へ進む。一方でS103で否定判定されると、S104の処理へ進む。なお、S102で肯定判定されたタイミングは、図2に示すシーケンスではタイミングT8となる。
次にS104では、S102で要求した第2無線設定情報の受信不良が生じているか否かが判定される。当該受信不良は、要求先の無線端末1から第2無線設定情報を受信できない状態を表すものである。例えば、S102による第2無線設定情報の要求が行われてから所定時間内に無線端末1から第2無線設定情報を受信できなかった場合には、「受信不良」が生じることとなる。その他、第2無線設定情報を要求した無線端末2が第2無線設定情報の受信をいたずらに長期にわたって待つ状態とならないように、所定の判断基準に従ってS104における判定処理が行われてもよい。S104で肯定判定されるとS105へ進み、無線端末2のディスプレイに、第2無線設定情報の要求に関するエラーが表示され、ユーザに第2無線設定情報を取得することができなかったことが報知される。なお、S104で否定判定されると、再びS103以降の処理が行われる。
また、S103で肯定判定され、受信された第2無線設定情報が無線設定情報記憶部22に記憶されると、S106で、その第2無線設定情報を用いてアクセスポイント3に対して無線通信が実行される。このS106の処理は、通信制御部201によって実行される。なお、S106でアクセスポイント3に対して無線通信を実行したタイミングは、図2に示すシーケンスではタイミングT9となる。この結果、無線端末2は、無線端末1から無線設定情報を取得した後は、アクセスポイント3を介したLAN9への無線接続が可能となる。
ここで、無線端末1において、上記無線接続処理と協働して実行される設定情報提供処理について、図6に基づいて説明する。S201では、上記のように無線端末2側での探知部204からの探知信号を受け取ったか否かが判定される。なお、当該判定は、探知応答部102によって行われる。S201で肯定判定されると、探知信号の発信元である無線端末2に対して探知信号への回答を送信するとともにS202へ進む。なお、この探知信号への回答には、後の第2無線設定情報の要求先が無線端末1であることを知らしめるべく、当該要求先としての無線端末1のアドレス情報が含まれる。また、S201で否定判定されると、本処理を終了する。
次にS202では、無線端末2から第2無線設定情報の要求信号、すなわち図7(c)に例示した要求メッセージ情報を受信したか否かが判定される。当該判定処理は、通信制御部101によって行われる。S202で肯定判定されると、無線端末1において無線端末2のための第2無線設定情報を準備するために、S203以降の処理が行われる。一方で、S202で否定判定されると再びS202の処理が繰り返される。
次にS203では、設定情報準備部104によって、要求元の無線端末2に提供される第2無線設定情報の準備が行われる。第2無線設定情報の準備については、幾つかの準備
態様が例示できる。第1には、無線端末1が現在LAN9に無線接続を行っている際に使用している第1無線設定情報を、そのまま要求元の無線端末2が使用する第2無線設定情報として準備する。そのため、この第1の準備態様では、無線端末1は第2無線設定情報を容易に準備することができる。その一方で、仮に無線端末2がこのように準備された第2無線設定情報を提供され、それを使用してアクセスポイント3にアクセスすると、アクセスポイント3に対しては、同一の無線設定情報で無線端末1と無線端末2がアクセスする状態となるため、アクセスポイント3が無線設定情報を利用して無線端末を区別することが困難となる。しかし、第2無線設定情報が第1無線設定情報と同一であることは、両情報同士は関連付けられていることになり、換言すれば、アクセスポイント3は、少なくとも無線端末2については、無線端末1と同じユーザ(すなわち、部屋R1への入出が許可されたユーザ)によって無線通信が行われていると把握することが可能である。
また、第2の準備態様では、無線端末1が現在LAN9に無線接続を行っている際に使用している無線設定情報とは異なる無線設定情報を、要求元の無線端末2が使用する第2無線設定情報として準備する。具体的には、第1無線設定情報と第2無線設定情報のそれぞれに含まれる、LAN9用の識別情報が、ユーザに割り当てられた共通のユーザ識別情報と、各無線端末に対応する端末識別情報とで形成される。このような識別情報の構成によっても、第2無線設定情報は第1無線設定情報と関連付けられていることになり、以て、アクセスポイント3は、無線端末1、2による無線通信は同じユーザによって行われていると把握でき、且つ、各端末による無線通信を区別して把握できる。
そして、S203で第2無線設定情報の準備が終了するとS204へ進み、S204ではその準備された第2無線設定情報が要求元の無線端末2に送信される。この送信される情報が、図7(d)に示す回答メッセージ情報である。この第2無線設定情報の準備が終了してその送信を行うタイミングが、図2に示すシーケンスではタイミングT7となる。S204の処理後、設定情報提供処理は終了する。
上述までの無線接続処理及び設定情報提供処理を経て、図2に示すシーケンスが完了した結果、無線端末2は、無線端末1から第2無線設定情報を取得し、それを使用してアクセスポイント3を介してLAN9に無線接続することが可能となる。この結果、ユーザは自己の複数の無線端末のLAN9への無線接続を容易に行うことができるとともに、アクセスポイント3及び宿泊管理装置5は、LAN9へ無線接続する無線端末と、ユーザとを関連付けて把握できるため、LAN9への無線接続の管理を容易なものとすることができる。
ここで、図8にアクセスポイント3が有している管理用無線設定情報3aのデータ構造を概略的に示す。この管理用無線設定情報は、現在アクセスポイント3を介してLAN9に無線接続している各無線端末の、無線接続を管理制御するための情報である。具体的には、管理用無線設定情報は、無線接続している無線端末の識別情報(ID)と、無線端末による無線接続が許可される通信許可期間をフィールドとして構成される。この通信許可期間については、ユーザが部屋R1に宿泊する期間に応じた期間が設定される。なお、この通信許可期間は、各無線端末がアクセスポイント3を介して初めてLAN9に無線接続した時点を起点として適用される相対的な期間(例えば、無線接続時から宿泊する2日間等)とすることができる。また、通信許可期間の設定の別法として、特定の日時をアクセスの最終期限として設定することで、通信許可期間を表現してもよい。例えば、チェックアウト予定日が、通信許可期間の最終日として管理用無線設定情報3aの通信許可期間に入力されてもよい。
部屋R1における無線端末1、2の無線接続は、この通信許可期間に従って許可されることになる。したがって、ユーザが部屋R1をチェックアウトし通信許可期間が過ぎると
、アクセスポイント3は、無線端末1、2からの無線通信を拒否することで、LAN9への無線接続が管理される。
<変形例1>
第2無線設定情報の準備態様の変形例について説明する。上述までの実施例では、無線端末1自身が直接、第1無線設定情報と関連付けられた第2無線設定情報を準備している。その態様に代えて、本変形例に係る準備態様では、無線端末1は、無線端末2から要求があると、アクセスポイント3に対して要求元の無線端末2のための第2無線設定情報を発行するように要求する。すなわち、本変形例に係る準備態様では、第2無線設定情報は無線端末1が直接に準備するのではなく、無線端末1はアクセスポイント3から当該第2無線設定情報を取得し、それを無線端末2へ提供するものである。
このように無線端末2の第2無線設定情報をアクセスポイント3に発行させる利点は、LAN9への無線接続を管理制御するアクセスポイント3が無線端末2の存在を認識したうえで、その第2無線設定情報が無線端末1を介して無線端末2に提供されるため、アクセスポイント3による無線接続の管理制御が好適に行われ得る。そのため、アクセスポイント3による第2無線設定情報の発行のために、無線端末1は、自己のアドレスとともに、要求メッセージ情報に含まれている無線端末2のアドレスをアクセスポイント3に引き渡す。これにより、アクセスポイント3は、第2無線設定情報の発行に当たって、無線端末1と無線端末2は、関連性を有する端末同士であることを把握できる。そこで、アクセスポイント3は、無線端末1に関連付けられた形で、無線端末2専用の第2無線設定情報を発行する。これにより、無線端末2が当該第2無線設定情報を使用してアクセスポイント3にアクセスした場合、当該アクセスを無線端末2によるものであることをアクセスポイント3は識別するとともに、アクセスポイント3は、無線端末2が無線端末1を介して第2無線設定情報を取得したという経緯も把握することが可能となる。これはアクセスポイント3による無線接続の管理制御をより好適なものとする。
<変形例2>
上記の実施例では、ホテル側から渡されるカードキー6に、部屋R1へのチェックイン情報と第1無線設定情報が記録され、その第1無線設定情報が無線端末1のNFC機能により読み取られることで、無線端末1がLAN9へ無線接続することが可能となる。一方でチェックイン情報は、カードキー6内に記録された状態でユーザはそのカードキー6を使用して部屋R1への入室が可能となる。この態様に代えて、無線端末1のNFC機能により、ホテル側に設けられたNFC方式に従ったリーダライタ装置から無線端末1に、チェックイン情報と第1無線設定情報を付与してもよい。これにより、ユーザは無線端末1を、部屋R1に入室するためのキーとして使用するとともに、部屋R1に入室後直ちにLAN9への無線接続を試みることができる。本変形例においては、リーダライタ装置が本発明の情報付与装置に相当する。
<変形例3>
上記の実施例では、サーバ4はLAN9に接続され、各端末による第1制御プログラムや第2制御プログラムの入手は、アクセスポイント3を経由して行われた。その態様に代えて、サーバ4がLAN9の外部のインターネット上に配置され、各制御プログラムの入手そのものは、アクセスポイント3を介することなく各無線端末の無線通信機能を利用してインターネット接続し、そのサーバ4から各制御プログラムをダウンロードできるようにしてもよい。
<変形例4>
ユーザによる宿泊の予約処理を行う予約専用サーバを、LAN9の外部のインターネット上に配置してもよい。ユーザが無線端末1から予約専用サーバにアクセスしてホテルの
予約処理を完了すると、予約専用サーバからユーザの無線端末1に、ユーザが部屋R1に宿泊するためのチェックイン情報と第1無線設定情報が送信され、無線端末1内に格納される。なお、この送信の時点では、ユーザの宿泊時期は到来していないため、ユーザが宿泊するためにチェックインする時期まで、送信されたチェックイン情報と第1無線設定情報は無効化され、そのチェックイン時期に到達すると自動的に有効化される。したがって、ユーザによる部屋R1やLAN9の不正使用は生じない。なお、本変形例においては、予約専用サーバからの第1無線設定情報等の送信が本発明の情報付与装置による第1無線設定情報等の付与に相当することになる。また、予約専用サーバによる予約処理については、サーバ4をLAN9の外部のインターネット上に配置して、サーバ4に当該予約処理を行わせてもよい。
<本発明が適用されるチェックインシステムの他の例>
上述までの実施例ではホテルの部屋使用のためのチェックインに適用できるシステムを開示した。その他に、複数のユーザに入室が許可された所定空間に設けられたネットワークの使用に関しても、本発明を適用できる。例えば、駅の構内や空港のラウンジ等の、電車や飛行機の利用者に対して利用が認められる空間において、乗車のためのNFC機能を有するカードやボーディングチケットに、利用者のチェックイン情報と第1無線設定情報を付与するように構成すればよい。その他、会社の訪問客に対して会社の設備である会議室やそこで利用可能なLAN等への使用許可に関し、本発明を適用することも可能である。この場合も、訪問客に配布される入館証等にチェックイン情報と第1無線設定情報を付与するように構成すればよい。
1、2・・・・無線端末
3・・・・アクセスポイント
4・・・・サーバ
5・・・・宿泊管理装置
6・・・・カードキー
9・・・・LAN
R1・・・・部屋

Claims (8)

  1. ユーザの所定空間へのチェックインを管理するとともに該所定空間に配置された所定のネットワークへの無線接続を管理するチェックインシステムであって、
    処理装置と、
    前記所定のネットワークの外部から該所定のネットワークへの無線接続を管理する接続管理制御装置と、
    ユーザが前記所定空間へチェックインするためのチェックイン情報と関連付けられた、ユーザの所定の第1端末が前記接続管理制御装置との無線通信を可能とする第1無線設定情報を、該所定の第1端末に付与する情報付与装置と、
    を備え、
    前記接続管理制御装置は、前記第1無線設定情報が付与された前記所定の第1端末の、前記所定のネットワークへの無線接続を許可し、
    前記処理装置は、前記所定の第1端末とは異なる所定の第2端末が、該所定の第2端末と前記接続管理制御装置との無線通信を可能とするための第2無線設定情報を、前記所定のネットワークへの無線接続を行っている該所定の第1端末に要求したときに、該所定の第1端末が前記第1無線設定情報と関連付けられた無線設定情報を該第2無線設定情報として準備し該所定の第2端末に提供するように、該所定の第1端末を機能させる、
    チェックインシステム。
  2. 前記第1無線設定情報は、前記所定空間にチェックインするユーザに割り当てられたユーザ識別情報と、前記所定の第1端末専用に対応する第1端末識別情報とを含み、
    前記第2無線設定情報は、前記ユーザ識別情報と、前記所定の第2端末専用に対応する第2端末識別情報を含む、
    請求項1に記載のチェックインシステム。
  3. 前記第2無線設定情報は、前記第1無線設定情報と同一の情報である、
    請求項1に記載のチェックインシステム。
  4. 前記情報付与装置は、前記第1無線設定情報に加えて、前記チェックイン情報も前記所定の第1端末に付与する、
    請求項1から請求項3の何れか1項に記載のチェックインシステム。
  5. 前記情報付与装置は、前記所定の第1端末との無線通信を介して前記チェックイン情報及び前記第1無線設定情報を、該所定の第1端末に付与する、
    請求項4に記載のチェックインシステム。
  6. 前記情報付与装置は、前記チェックイン情報と前記第1無線設定情報を同時に前記所定の第1端末に付与する、
    請求項5に記載のチェックインシステム。
  7. 前記所定のネットワーク以外のネットワークであってユーザが接続可能な第2ネットワークに接続され、且つ、前記ユーザが前記所定空間にチェックインする時期である所定のチェックイン時期の処理を含む、該所定空間の使用に関する予約処理を行う予約装置を、更に備え、
    前記情報付与装置も、前記第2ネットワークに接続され、
    ユーザの前記予約装置による予約処理時に、前記情報付与装置は、前記所定の第1端末に、少なくとも前記チェックイン情報及び前記第1無線設定情報を、前記所定のチェックイン時期の到達まで該チェックイン情報と該第1無線設定情報が無効とされた状態で付与する、
    請求項4から請求項6の何れか1項に記載のチェックインシステム。
  8. ユーザの所定空間へのチェックインを管理するとともに、ユーザの、所定の第1端末を含む複数の端末を、該所定空間に配置された所定のネットワークに無線接続させるためのチェックインプログラムであって、
    前記所定のネットワークの外部から該所定のネットワークへの無線接続は、接続管理制御装置によって管理され、
    前記チェックインプログラムは、
    前記所定の第1端末に、
    ユーザが前記所定空間へチェックインするためのチェックイン情報と関連付けられた、前記所定の第1端末が前記接続管理制御装置との無線通信を可能とする第1無線設定情報を、情報付与装置から受信するステップと、
    前記受信した第1無線設定情報に従い、前記接続管理制御装置を介して前記所定のネットワークへ無線接続するステップと、
    前記所定の第1端末とは異なる所定の第2端末が、該所定の第2端末と前記接続管理制御装置との無線通信を可能とするための第2無線設定情報を、前記所定のネットワークへの無線接続を行っている該所定の第1端末に要求したときに、該所定の第1端末が前記第1無線設定情報と関連付けられた無線設定情報を該第2無線設定情報として準備し該所定の第2端末に提供するステップと、
    を実行させるチェックインプログラム。
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