JP2016099726A - 仕様生成方法、仕様生成装置、及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1は、本実施形態による仕様生成システム100の一例を示すブロック図である。
この図に示すように、仕様生成システム100は、仕様生成装置1と、ファイルサーバ装置30とを備えている。仕様生成装置1と、ファイルサーバ装置30とは、例えば、ネットワークを介して接続されている。
この図に示す例では、購入金額を計算するプログラムのソースコード(SC1)を示している。ソースコードSC1において、処理の結果を格納する格納変数(第1の変数)が“PRICE”及び“ERR”であり、このプログラムは、購入数(“NUM”)、及び、商品がアルコール(“AFLG”)である場合に年齢が20歳以上であるか否かの入力チェックをコンピュータに実行させる。また、ソースコードSC1において、プログラムは、上述した入力チェックの条件を満たす場合に、合計金額を出力する業務処理をコンピュータに実行させる。このように、ソースコード(SC1)において、入力チェックに対応する入力チェック処理と、業務処理とが混在している。ここで、入力チェック処理とは、例えば、仕様上、入力された値が取り得る範囲に収まっているか否かをチェックする処理のことである。また、業務処理は、例えば、所定の目的(例えば、業務上の目的など)を達成するために、プログラムに実行させる処理のことである。
この図に示す例では、設定ファイル(EV1)を示している。この例では、設定ファイル記憶部32は、エラーコード格納変数“ERR”と、入力チェックの成功を意味する値“00”とを関連付けて、設定ファイル(EV1)として記憶している。
この図に示すように、入力チェック設計書は、例えば、「NO.」と、「入力チェック内容」と、「エラーコード」とを関連付けた情報を含んでいる。ここで、「NO.」は、入力チェック番号を示し、「入力チェック内容」は、入力チェックの内容であるチェック条件(論理式)を示している。また、「エラーコード」は、エラーコード格納変数の値を示している。なお、本実施形態の入力チェック設計書では、入力チェックが成功である場合の「入力チェック内容」及び「エラーコード」を含めないものとする。
図4に示す例では、例えば、「NO.」が“1”の入力チェックの仕様は、「入力チェック内容」が“NUM<1 ||NUM>99”であり、「エラーコード」が“E1”であることを示している。
この図に示すように、業務処理設計書は、例えば、「変数名」と、「更新内容」と、「条件」とを関連付けた情報を含んでいる。ここで、「変数名」は、処理の結果を格納する格納変数名を示し、「更新内容」は、当該変数に値として更新される内容を示している。また、「条件」は、当該変数を更新するための条件を示している。なお、本実施形態の業務処理設計書では、入力チェックが成功したことを前提としており、入力チェックが成功である場合の条件は、記載されないものとする。
図5に示す例では、例えば、「変数名」が“PRICE”の業務仕様は、「更新内容」が“PROD.PRICE*NUM”であり、「条件」が“常に成立”であることを示している。
記憶部10は、仕様生成装置1が利用する各種情報を記憶する。記憶部10は、例えば、中間データ記憶部11と、分割中間データ記憶部12と、簡素化中間データ記憶部13とを備えている。
この図に示す例では、上述した図2に示すソースコード(SC1)に基づいて生成された中間データ(DT1)を示している。この例では、格納変数(第1の変数)が“PRICE”及び“ERR”であり、これらの変数それぞれについて、入力変数で表現された論理式と、格納変数の値とを対応付けている。
この図において、入力中間データ(SDT1)は、上述した図6に示す中間データ(DT1)の入力チェックに対応する処理の部分を分割(分離)したデータである。この図に示すように、エラーコード格納変数(例えば、“ERR”)に対応する論理式及びエラーコード格納変数の値を含んでいる。
この図において、業務中間データ(SDT2)は、上述した図6に示す中間データ(DT1)の業務処理に対応する処理の部分を分割(分離)したデータである。この図に示すように、業務処理の結果を格納する格納変数(例えば、“PRICE”)に対応する論理式及び当該格納変数の値を含んでいる。
この図において、簡素化された入力中間データ(SDT3)は、上述した図7に示す入力中間データ(SDT1)を簡素化したデータである。この図に示すように、簡素化された入力中間データ(SDT3)は、後述する所定のアルゴリズムによって、不要な論理式が削除された入力中間データである。
この図において、簡素化された業務中間データ(SDT4)は、上述した図8に示す業務中間データ(SDT2)を簡素化したデータである。この図に示すように、簡素化された業務中間データ(SDT4)は、後述する所定のアルゴリズムによって、不要な論理式が削除された業務中間データである。
また、中間データ生成部21は、構文解析部211と、記号実行部212とを備えている。
記号実行部212は、構文解析部211が構文解析した解析結果に基づいて、記号実行の技術を利用して、上述した図6に示すような中間データを生成する。記号実行部212は、生成した中間データを中間データ記憶部11に記憶させる。
簡素化処理部23は、入力仕様生成部231と、業務仕様生成部232とを備えている。
入力仕様生成部231は、恒偽条件となる論理式(例えば、“X==1 かつ X==2”など)に基づいて、入力中間データに含まれる冗長な論理式を削除する。例えば、恒偽条件となる論理式“X==1 かつ X==2”に注目した場合、恒偽条件となる論理式のうちの1つの条件が否定(NOT)となる論理式が“X==1 かつ X!=2”において、“X!=2”は冗長の論理式である。この場合、入力仕様生成部231は、冗長な論理式“X!=2”を削除して、“X==1”とする簡素化処理を実行する。
なお、恒偽条件となる論理式は、例えば、上述した記号実行部212が実行する処理の際に抽出されるものとする。入力仕様生成部231は、この記号実行部212によって抽出された恒偽条件となる論理式のうちの1つの条件が否定(NOT)となる論理式を、例えば、入力中間データから抽出する。入力仕様生成部231は、当該論理式における冗長な論理式の部分を削除する。
入力仕様生成部231は、簡素化処理部23は、エラーコード格納変数の値の記載順序に基づいて、既に記載済み論理式を削除する。第2の手法は、記載順序に注目し、既に記載(登場)したチェック条件をチェック済み(記載済み)として削除する手法である。例えば、入力チェックの順序が以下のような場合を考える。
(2)“(X==1 または X==2) かつ P==1”ならば、エラーコード格納変数“ERR”が“E2”
なお、本実施形態では、入力仕様生成部231は、決定木に基づいて、(第2の手法)による簡素化処理を実行する。この本実施形態による簡素化処理の詳細については後述する。
なお、業務仕様生成部232は、業務中間データの簡素化処理において、上述した(第2の手法)のみではなく、(第1の手法)を利用して、業務中間データから不要な論理式を削除してもよい。すなわち、業務仕様生成部232は、業務中間データの簡素化処理において、上述した(第1の手法)及び(第2の手法)のうちのいずれか一方を利用して、業務中間データから不要な論理式を削除してもよいし、(第1の手法)及び(第2の手法)の両方を利用して、業務中間データから不要な論理式を削除してもよい。
なお、簡素化された入力中間データは、分割処理部22によって分割された入力中間データに基づいて生成されたものであるため、入力仕様整形部241は、分割処理部22によって分割された入力中間データに基づいて入力チェック設計書を生成するとしてもよい。
なお、簡素化された業務中間データは、分割処理部22によって分割された業務中間データに基づいて生成されたものであるため、業務仕様整形部242は、分割処理部22によって分割された業務中間データに基づいて業務処理設計書を生成するとしてもよい。
図11は、本実施形態による仕様生成装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
この図において、まず、仕様生成装置1の制御部20は、ソースファイルを取得する(ステップS101)。すなわち、制御部20の中間データ生成部21は、ファイルサーバ装置30のソースファイル記憶部31からソースファイルに記述されているソースコードを取得する。
次に、中間データ生成部21の記号実行部212は、記号実行の技術を利用して中間データを生成する(ステップS103)。すなわち、記号実行部212は、構文解析部211が構文解析した解析結果に基づいて、記号実行の技術を利用して、格納変数と、入力変数で表現された論理式と、格納変数の値とを対応付けた中間データを生成する。記号実行部212は、生成した中間データを中間データ記憶部11に記憶させる。
また、上述した例は、仕様生成装置1が、1つのソースファイルに対して入力チェック設計書及び業務処理設計書を生成する場合の一例を説明したが、複数のソースファイルに対して入力チェック設計書及び業務処理設計書を生成してもよい。この場合には、仕様生成装置1は、上述したステップS101からステップS108までの処理をソースファイルの数に応じて、繰り返し実行する。
図12は、本実施形態における入力中間データの簡素化処理の一例を示す図である。この図を参照して、上述した(第2の手法)による入力中間データの簡素化処理について説明する。
そのため、入力仕様生成部231は、論理式LG1及び論理式LG2を削除して、簡素化された入力中間データ(SDT6)を生成する。
この図において、入力中間データ(SDT1)は、簡素化処理前の入力中間データであり、図7に示す入力中間データと同様の例である。また、評価結果TC1は、「順序1」として、“E1”→“E2”→“0”の順の記述したバイの評価結果を示し、評価結果TC2は、「順序2」として、“E2”→“E1”→“0”の順の記述したバイの評価結果を示している。
なお、入力仕様生成部231は、全ての順序の組み合わせについて、上述のような評価を実行してもよいし、例えば、遺伝的アルゴリズムなどの現実的な組み合わせを生成する最適化手法を利用してもよい。
図14は、本実施形態における決定木を利用した簡素化処理の一例を示す図である。
ここでは、図14(a)に示す「元の論理式」を「チェック済み条件」に基づいて簡素化する場合の例である。この場合、入力仕様生成部231は、まず、図14(b)に示すように、「元の論理式」の決定木を構築する。なお、この図の決定木において、実線が“True”(真)を示し、破線が“False”(偽)を示している。
次に、入力仕様生成部231は、図14(d)に示すように決定木を記号“⊥”から遡って通過したノード(○印の部分)を削除する。ここに示す例では、論理式“P==1”に関するノードが残る。その結果、入力仕様生成部231は、図14(e)に示すように、「P==1ならば“E2”」とする簡素化された入力中間データを生成する。
このように、入力仕様生成部231は、論理式に基づいて構築された決定木に基づいて、記載済み論理式を削除する。
次に、図15〜図18を参照して、本実施形態の変形例について説明する。
本実施形態において、仕様生成装置1が、上述した図5に示すような業務処理設計書を生成する例を説明したが、図15に示す変形例のように、エラー時の仕様を付与するようにしてもよい。
この図に示すように、業務処理設計書は、例えば、「変数名」と、「更新内容」と、「条件」と、「エラー時」とを関連付けた情報を含んでいる。ここで、「エラー時」は、当該変数のエラー時の値を示している。
図15に示す例では、例えば、「変数名」が“PRICE”の業務仕様は、「更新内容」が“PROD.PRICE*NUM”であり、「エラー時」が“0”であることを示している。
図16〜図18は、本実施形態の変形例における決定木を利用した業務中間データの簡素化処理の一例を説明する図である。
業務仕様生成部232は、まず、図16(a)に示す業務中間データ(SDT2)に基づいて、図16(b)の示すように「変数PRICEの決定木」を構築する。また、業務仕様生成部232は、図16(b)に示すように、論理式(LG3)の否定(NOT)となる論理式(LG4)を生成する。
また、業務仕様整形部242は、この簡素化された業務中間データに基づいて、図17(c)に示す業務処理設計書を生成する。
また、業務仕様整形部242は、この簡素化された業務中間データに基づいて、図18(c)に示す業務処理設計書を生成する。
このようにして、仕様生成装置1は、図15に示すエラー時の仕様を付与した業務処理設計書を生成する。
例えば、数M(メガ)ステップを超えるソースコードのように大規模なシステムである場合であっても、本実施形態による仕様生成方法は、理解しやすい設計書を自動的に生成することができるので、大規模なシステムの理解を容易にすることができる。
これにより、入力チェック設計書から不要な論理式が削除されるので、本実施形態による仕様生成方法は、さらに理解しやすい設計書を生成することができる。
これにより、本実施形態による仕様生成方法は、簡易な手法により、設計書から記載不要な論理式を削除することができる。
これにより、本実施形態による仕様生成方法は、簡易な手法により、冗長な論理式を削除することができる。
これにより、既に記載済み論理式を記載しないようにするので、本実施形態による仕様生成方法は、さらに理解しやすい設計書を生成することができる。
これにより、本実施形態による仕様生成方法は、複雑なソースコードから適切に簡素化した設計書を生成することができる。
これにより、中間データ生成部21は、個別の値ではなく変数が取り得る全ての値の範囲を、制約条件(論理式)を通じて一括して取り扱うことができるとともに、中間データにおいて、処理の結果を格納する格納変数以外の中間変数を削除することができる。
これにより、本実施形態による仕様生成方法は、ソースコードから理解しやすい設計書を生成することができる。
これにより、本実施形態による仕様生成装置1は、上述した本実施形態による仕様生成方法と同様の効果を奏し、ソースコードから理解しやすい仕様を回復することができる。
これにより、本実施形態による仕様生成装置1は、上述した本実施形態による仕様生成方法と同様の効果を奏し、ソースコードから理解しやすい仕様を回復することができる。
例えば、上記の実施形態において、ファイルサーバ装置30が、ソースファイル記憶部31と、設定ファイル記憶部32と、設計書記憶部33とを備える例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ソースファイル記憶部31、設定ファイル記憶部32、及び設計書記憶部33の一部又は全てを仕様生成装置1の記憶部10が備えるようにしてもよい。また、例えば、ネットワークに接続された複数のサーバ装置が、ソースファイル記憶部31、設定ファイル記憶部32、及び設計書記憶部33を備えるようにしてもよい。
また、上記の実施形態において、不要な論理式を削除して中間データを簡素化する処理において、決定木を利用する例を説明したが、これに限定されるものではなく、他の手法を利用して簡素化するようにしてもよい。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
10 記憶部
11 中間データ記憶部
12 分割中間データ記憶部
13 簡素化中間データ記憶部
20 制御部
21 中間データ生成部
22 分割処理部
23 簡素化処理部
24 設計書生成部
30 ファイルサーバ装置
31 ソースファイル記憶部
32 設定ファイル記憶部
33 設計書記憶部
100 仕様生成システム
211 構文解析部
212 記号実行部
231 入力仕様生成部
232 業務仕様生成部
241 入力仕様整形部
242 業務仕様整形部
Claims (9)
- 中間データ生成部が、ソースファイルを記憶するソース記憶部から前記ソースファイルに記述されているソースコードを取得し、取得した前記ソースコードを構文解析して、処理の結果を格納する第1の変数と、入力変数で表現された論理式と、前記第1の変数の値とを対応付けた中間データを生成する中間データ生成ステップと、
分割処理部が、予め指定された入力チェックの処理結果を格納する第2の変数に基づいて、前記中間データを、前記入力チェックに対応する処理の部分を示す入力中間データと、当該入力チェックに対応する処理の部分を含まない業務処理の部分を示す業務中間データとに分割する分割処理ステップと、
簡素化処理部が、前記入力中間データに含まれる前記第2の変数の値のうち、前記入力チェックが成功である場合の前記第2の変数の値に対応する前記論理式に基づいて、前記業務中間データから不要な論理式を削除して、簡素化された業務中間データを生成する簡素化処理ステップと、
設計書生成部が、前記入力中間データに基づいて、前記入力チェックに関する設計仕様を記述した入力チェック設計書を生成するとともに、前記簡素化された業務中間データに基づいて、前記業務処理に関する設計仕様を記述した業務処理設計書を生成する設計書生成ステップと
を含むことを特徴とする仕様生成方法。 - 前記簡素化処理ステップにおいて、
予め定められた所定のアルゴリズムに基づいて、前記入力中間データから不要な論理式を削除して、簡素化された前記入力中間データを生成し、
前記設計書生成ステップにおいて、
前記簡素化された入力中間データに基づいて、前記入力チェックに関する設計仕様を記述した入力チェック設計書を生成する
ことを特徴とする請求項1に記載の仕様生成方法。 - 前記簡素化処理ステップにおいて、
前記論理式に基づいて構築された決定木に基づいて、前記業務中間データ及び前記入力中間データのうちの少なくとも一方に含まれる記載不要な論理式を削除する
ことを特徴とする請求項2に記載の仕様生成方法。 - 前記簡素化処理ステップにおいて、
前記第2の変数の値の記載順序により既に記載された論理式に基づいて、記載不要な論理式を削除する
ことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の仕様生成方法。 - 中間データ生成部が、ソースファイルを記憶するソース記憶部から前記ソースファイルに記述されているソースコードを取得し、取得した前記ソースコードを構文解析して、処理の結果を格納する第1の変数と、入力変数で表現された論理式と、前記第1の変数の値とを対応付けた中間データを生成する中間データ生成ステップと、
分割処理部が、予め指定された入力チェックの処理結果を格納する第2の変数に基づいて、前記中間データを、前記入力チェックに対応する処理の部分を示す入力中間データと、当該入力チェックに対応する処理の部分を含まない業務処理の部分を示す業務中間データとに分割する分割処理ステップと、
簡素化処理部が、予め定められた所定のアルゴリズムに基づいて、前記入力中間データから不要な論理式を削除して、簡素化された前記入力中間データを生成する簡素化処理ステップと、
設計書生成部が、前記簡素化された入力中間データに基づいて、前記入力チェックに関する設計仕様を記述した入力チェック設計書を生成するとともに、前記業務中間データに基づいて、前記業務処理に関する設計仕様を記述した業務処理設計書を生成する設計書生成ステップと
を含む仕様生成方法。 - ソースファイルを記憶するソース記憶部から前記ソースファイルに記述されているソースコードを取得し、取得した前記ソースコードを構文解析して、処理の結果を格納する第1の変数と、入力変数で表現された論理式と、前記第1の変数の値とを対応付けた中間データを生成する中間データ生成部と、
予め指定された入力チェックの処理結果を格納する第2の変数に基づいて、前記中間データを、前記入力チェックに対応する処理の部分を示す入力中間データと、当該入力チェックに対応する処理の部分を含まない業務処理の部分を示す業務中間データとに分割する分割処理部と、
前記入力中間データに含まれる前記第2の変数の値のうち、前記入力チェックが成功である場合の前記第2の変数の値に対応する前記論理式に基づいて、前記業務中間データから不要な論理式を削除して、簡素化された業務中間データを生成する簡素化処理部と、
前記入力中間データに基づいて、前記入力チェックに関する設計仕様を記述した入力チェック設計書を生成するとともに、前記簡素化された業務中間データに基づいて、前記業務処理に関する設計仕様を記述した業務処理設計書を生成する設計書生成部と
を備える仕様生成装置。 - ソースファイルを記憶するソース記憶部から前記ソースファイルに記述されているソースコードを取得し、取得した前記ソースコードを構文解析して、処理の結果を格納する第1の変数と、入力変数で表現された論理式と、前記第1の変数の値とを対応付けた中間データを生成する中間データ生成部と、
予め指定された入力チェックの処理結果を格納する第2の変数に基づいて、前記中間データを、前記入力チェックに対応する処理の部分を示す入力中間データと、当該入力チェックに対応する処理の部分を含まない業務処理の部分を示す業務中間データとに分割する分割処理部と、
予め定められた所定のアルゴリズムに基づいて、前記入力中間データから不要な論理式を削除して、簡素化された前記入力中間データを生成する簡素化処理部と、
前記簡素化された入力中間データに基づいて、前記入力チェックに関する設計仕様を記述した入力チェック設計書を生成するとともに、前記業務中間データに基づいて、前記業務処理に関する設計仕様を記述した業務処理設計書を生成する設計書生成部と
を備える仕様生成装置。 - コンピュータに、
ソースファイルを記憶するソース記憶部から前記ソースファイルに記述されているソースコードを取得し、取得した前記ソースコードを構文解析して、処理の結果を格納する第1の変数と、入力変数で表現された論理式と、前記第1の変数の値とを対応付けた中間データを生成する中間データ生成ステップと、
予め指定された入力チェックの処理結果を格納する第2の変数に基づいて、前記中間データを、前記入力チェックに対応する処理の部分を示す入力中間データと、当該入力チェックに対応する処理の部分を含まない業務処理の部分を示す業務中間データとに分割する分割処理ステップと、
前記入力中間データに含まれる前記第2の変数の値のうち、前記入力チェックが成功である場合の前記第2の変数の値に対応する前記論理式に基づいて、前記業務中間データから不要な論理式を削除して、簡素化された業務中間データを生成する簡素化処理ステップと、
前記入力中間データに基づいて、前記入力チェックに関する設計仕様を記述した入力チェック設計書を生成するとともに、前記簡素化された業務中間データに基づいて、前記業務処理に関する設計仕様を記述した業務処理設計書を生成する設計書生成ステップと
を実行させるためのプログラム。 - コンピュータに、
ソースファイルを記憶するソース記憶部から前記ソースファイルに記述されているソースコードを取得し、取得した前記ソースコードを構文解析して、処理の結果を格納する第1の変数と、入力変数で表現された論理式と、前記第1の変数の値とを対応付けた中間データを生成する中間データ生成ステップと、
予め指定された入力チェックの処理結果を格納する第2の変数に基づいて、前記中間データを、前記入力チェックに対応する処理の部分を示す入力中間データと、当該入力チェックに対応する処理の部分を含まない業務処理の部分を示す業務中間データとに分割する分割処理ステップと、
予め定められた所定のアルゴリズムに基づいて、前記入力中間データから不要な論理式を削除して、簡素化された前記入力中間データを生成する簡素化処理ステップと、
前記簡素化された入力中間データに基づいて、前記入力チェックに関する設計仕様を記述した入力チェック設計書を生成するとともに、前記業務中間データに基づいて、前記業務処理に関する設計仕様を記述した業務処理設計書を生成する設計書生成ステップと
を実行させるためのプログラム。
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