JP2016099464A - Aedトレーニング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】AEDの使用、操作感を実感できるトレーニング装置を提供する。【解決手段】AED本体とみなす適宜平面形状を有する本体部1と、本体部に対して開閉自在に設けた蓋部と、本体部に内装された電源電池を電源とする電子回路と電子回路に接続されて作動する少なくともスイッチ55,61,62,LED53,スピーカ54を備えた電子作動部と本体部から離隔して位置付けられるようにケーブルを介して電子回路に接続された電極パッド3,4とを少なくとも備えて形成した模擬AEDと、電極パッドが貼付される部位に導電材料を含んで形成した電極貼付位置が設けられた人体模型又は人体イラストMiと、付属の模擬心臓体によって形成したAEDトレーニング装置であって、蓋部を開けるとスイッチが入ってLEDが一瞬点灯し電子作動部が作動状態になり、電子回路に記録された電極パッド貼付の仕方などの音声ガイドをスピーカから再生する。【選択図】図2

Description

本発明は、疑似心臓体を用いた胸骨圧迫のトレーニングと併せて行われるAEDの使用の仕方を練習するAEDトレーニング装置に関する。
近時、心肺停止状態になった傷病者を救命するために、自動体外式除細動器(Automated External Defibrillator;以下AEDという)が、駅のホームや学校等の公共施設に設置されている。
上記のように広く世間一般に設置されるようになったAEDに鑑み、AEDを使用した心肺蘇生法を教授する講習会等が開催される機会が多くなったが、従来のAED使用のトレーニング方法には問題がある。
すなわち、従来のAED使用のトレーニング法は、上半身の人体模型やシートや用紙に印刷された人体の上半身イラストと、心臓に電気ショックを与えるために人体胸部に貼着されるAEDの電極シールの模型電極と、AEDの使用手順をイラスト(絵)と短文等で示した説明パネルから成るトレーニング装置を用いて、講師や指導者の説明に従って人体模型又はイラストの所定の部位(この部位は印刷等で明示されている)に前記の模型電極を貼着又は配置(貼着されない)する形態であった。換言すれば、前記模型電極を人体のどこに貼り付けるかは、実体験を伴ってトレーニングできるが、模型電極を貼付ける前や貼付け後におけるAEDの操作やそのAEDからどのような指示音声が出るかなどは講師等の説明があるだけで、実際のAEDの操作やAEDの反応や応答あるいはAEDから音声で発される指示については、リアリティを伴うトレーニングはできていないのが現状である。
従来の心肺蘇生トレーニングがリアリティに欠ける理由は、実際のAEDでは、使用時に電源をオンにすると、そのAEDが備えたスピーカから操作の内容や操作手順等が音声でガイドされるが、上記トレーニング装置ではそのようなスピーカから再生される音声ガイドがないこと、並びに、トレーニング者が人体模型や人体イラストに模型電極を貼付乃至配置する動作をしても、その動作や貼付に応答乃至リンクした音声ガイドがないこと、にあると思われる。
また、従来の心肺蘇生トレーニングは疑似心臓体を用いて胸骨圧迫を習得することに重きが置かれた面があるため、AEDの使用方法の習得に力が注がれているとはいい難い面があった。因みに、従来、心肺蘇生のトレーニング器具として提案されている特許文献1や同2の発明では、AED使用のトレーニングは人体イラストと模型電極パッドを用いているだけで、疑似心臓体を用いた胸骨圧迫のトレーニングが主体になっている。
W02010/147129 パンフレット 特開2013−50710 公報
本発明は、上記のような心肺蘇生トレーニングの現状に鑑み、実際のAEDの使用感、操作感を実感体得できるAED使用方法、胸骨圧迫のトレーニング装置を提供することを、課題とする。
上に課題を解決することを目的としてなされた本発明のAEDトレーニング装置の構成は、AED本体とみなす適宜平面形状を有する本体部と、該本体部に対して開閉自在に設けた蓋部と、前記本体部に内装された電源電池と該電池を電源とする電子回路と該電子回路に接続されて作動する少なくともスイッチ,LED,スピーカを備えた電子作動部と、前記本体部から離隔して位置付けられるようにケーブルを介して前記電子回路に接続された電極パッドとを少なくとも備えて形成した模擬AED、および前記電極パッドが貼付される部位に、導電材料を備えて形成した電極貼付位置が設けられた人体模型又は人体イラスト、並びに疑似心臓体によって形成したAEDトレーニング装置であって、前記蓋部が開けられて前記スイッチが入るとLEDを一瞬点灯し前記電子作動部を作動状態にして、前記電子回路に記録された前記電極パッド貼付の仕方などAEDの使用方法を音声ガイドで前記スピーカから再生するようにしたことを特徴とするものである。本発明において前記スイッチのオン、オフは蓋部の開閉に連動した自動動作タイプと手動動作タイプがあり、いずれを用いるかは任意である。また、LEDの動作も一瞬点灯して消えるパターン以外の点灯パターンや点灯・滅灯パターンを設定できる。
本発明では、上記電子作動部に代えて多機能携帯電話機(スマートフォン、以下、スマホという)やスマホに近い機能を備えた携帯情報端末を用いた形態のAEDトレーニング装置とすることができる。
その一例としては、閉じた蓋部の下にQRコード(登録商標)等の視認コードを設けておき、蓋部を開けて露出した前記コードをスマホに読み取らせることにより、このスマホを前記電子回路のICの記録内容と同じ内容を保持しているサーバにインターネットを介して接続し、前記サーバから電極パッドの貼り方を始めとするAEDの使用方法などの音声ガイド等のデータを当該スマホに供給させ、そのデータにより前記音声ガイドをスマホのスピーカから再生させたりスマホの表示部を発光駆動させるようにするものがある。
本発明トレーニング装置は、上記構成において、再生される前記音声ガイドに従って前記電極パッドを人体模型又は人体イラストの電極貼付位置に貼付すると、前記電子回路が音声ガイドを切換えて次の音声ガイドを前記スピーカから再生するようにしたことを第二の特徴とする。このとき、前記電子回路により一瞬点灯して滅灯した前記LEDを点滅等の動作にすることが好ましい。前記の作動状態は、前記蓋部を閉じて上記スイッチがオフされることによって終了する。本発明トレーニング装置では、前記蓋部又は本体部がポケットを設け、該ポケットに電極パッド等を収容する。また、前記人体イラストは適宜大きさのシートや用紙等に印刷等によって形成してもよく、また前記模擬AEDと疑似心臓体とシート状の人体イラストを収容できるように形成した袋状や箱状等の適宜形態の格納容器の表面に印刷等によって形成することもできる。
実際のAEDの使用では、AEDによる心室細動が除去されて心肺蘇生すれば胸骨圧迫は行われていない。しかし、AEDの適用によっても心肺蘇生しない場合には、胸骨圧迫が施される。そこで、本発明のAEDトレーニング装置にも胸骨圧迫トレーニング用の疑似心臓体が付属しているので、以下に述べる。
すなわち、本発明トレーニング装置に付属した疑似心臓体は、一例として直径が15cm〜20cm程度、厚さが5cm〜10cm程度の外形を呈する疑似心臓本体を合成樹脂発泡体によって形成すると共に、該本体の内部に、本体外部から押圧力を受けると変形して破裂音を生じる発音体を収容した構造体である。前記疑似心臓の構造体の寸法は一例であって本発明の疑似心臓体の外形寸法は他の任意の大きさであってもよい。
前記疑似心臓の構造体は、後述する図示した例では、前記発泡体を三層構造とし、中間層の発泡体に、発音体の収容空間部を形成し、該空間部に発音体を収設した構造である。本発明では、疑似心臓体の発泡体は三層構造に限られず一層や二層の発泡体で構成してもよい。いずれの層構造においても発泡体の内部に発音体を収設する空間が外部に通じて設けられていれば足りる。
前記発音体の一例は、断面が浅い円弧状で長さ10cm程度の鋼帯の外面を柔軟プラスチック層で被覆した発音板材の2枚を、両板材の凹面を対面させて両端部を枕部材に載せ、該枕部材部分の全体を外面から被覆する固定カバーとから形成されている。
前記発音体の別例は、左右の枕部材を梁状連結部で一体に繋いだ形の横長略H状をなすベース体と、該ベース体の左右の枕部材に凹面を対向させて載架した鋼帯であって柔軟プラスチック層で被覆された鋼帯による発音板材と、前記鋼帯が載架された枕部材部分の全体を覆った固定カバーとから成る。
上記2つの発音体は、いずれも発音板材を形成する断面が浅い円弧状の鋼帯が上から押圧力を受けたとき、その鋼帯が自身の断面形状の保持限界を超えた瞬間に折れ曲がるように変形し、この瞬間折れ曲がり変形とその変形の瞬間復元が破裂音を発する発音機構を備えたものである。本発明の発音体は上記例のものに限られない。例えば押圧力やその力による部材の変形を機械―電気的に検出し、この検出に基づいて発音機構を発音作動させるものでもよい。
三層構造の発泡体は、前記中間層を挟む第一層と第三層の厚さに差を付けた構成を付与している。すなわち、中間層の収容空間に収めた発音体の網帯には、第一層の薄い発泡体を通して押圧力が加わるか、又は、第三層の厚い発泡体を通して押圧力が加わることにより、前記発音板材の網帯が変形して破裂音を発する。このとき、層の厚みが大きい方が前記発音板材の網帯を変形させるために要する押圧力が、厚みが小さい層の側からの押圧力よりも大きくなるから、本発明の疑似心臓体では、厚みが小さい第一層側を上面にしての圧迫を小児(未就学児)の心臓の圧迫に見立て、厚みが大きい第三層を上面にした圧迫を成人の心臓の圧迫に見立てることにしている。本発明疑似心臓体は、上記3層の発泡体を、ネオプレンゴム層を有する布地を外皮として被覆したり、或は3層の発泡体を接着等で積層一体化して塗装するなどして外観を整える。発泡体が単層又は2層の場合も略同様であるが、発音体の厚さ方向での埋設位置は前記3層の場合と同様に偏倚させる。なお、発音体の平面から見た位置は、発泡体の層構造に関係なく発泡体のほぼ中心である。
本発明では、AED本体とみなす適宜平面形状を有する本体部と、該本体部に対して開閉自在に設けた蓋部と、前記本体部に内装された電源電池と該電池を電源とする電子回路と該電子回路に接続されて作動する少なくともスイッチ、LED、スピーカを備えた電子作動部と、前記本体部から離隔して位置付けられるようにケーブルを介して前記電子回路に接続された電極パッドとを少なくとも備えて形成した模擬AEDと、前記電極パッドが貼付される部位に、導電材を含有した材料で形成した電極貼付位置が設けられた人体模型又は人体イラストと疑似心臓体によって形成したAEDトレーニング装置であって、前記蓋部を開けると前記スイッチが入ってLEDが一瞬点灯し前記電子作動部が作動状態になり、前記電子回路に記録された前記電極パッドの貼付の仕方などAED使用方法等を音声ガイドでスピーカから再生するようにしてAEDトレーニング装置としたから、実際のAEDと同じ音声ガイドとそれに従う操作によってAEDの使用トレーニングをすることができる。
また、本発明トレーニング装置に付属する胸骨圧迫トレーニング用の疑似心臓体は、その疑似心臓本体を発泡体によって形成すると共に、該本体の内部に、本体外部から押圧力を受けて破裂音を生じる発音体を収装した構造体としたから、疑似心臓体を両手を重ねて強く押圧する胸骨圧迫トレーニングにおいて必要な押圧力が加わる都度に発音があり、胸骨圧迫トレーニングをリアリティを以て体感することができる。なお、発音体は押圧力が足りないと発音しない。
本発明AEDトレーニング装置の一例において、蓋部を開ける途中の斜視図。 図1のトレーニング装置の使用態様を説明するための斜視図。 図1、図2の本発明トレーニング装置動作例を説明するための動作フロー図。 本発明トレーニング装置に付属した疑似心臓体を形成する三層発泡体の斜視図。 図4の発泡体の中間層に収装する発音体の一例の正断面図。 図5のVI‐VI矢視断面図。 図4の発泡体と図5の発音体によって形成した疑似心臓体の一例の斜視図。
次に本発明の実施の形態例について、図を参照して説明する。図1、図2において、1は、実際のAEDの外形に倣って形成した本発明トレーニング装置における本体部で、図の例では合成樹脂発泡体などの適宜材料で略パネル状に形成されている。本体部1をパネル状にするか、又は内部中空の略箱状などにするかは任意である。
2は、上記本体部1の下辺において蝶着2aされることにより本体部1に対して開閉自在に配置した蓋部であり、図の例ではこの蓋部2の表面にポケット2bが設けられている。ポケット2bは後述する電極パッド3,4などの収容部である。
図示した前記蓋部2は、本体部1に対して蝶着2aの部位で開閉自在であるが、本体部1が箱状や書類ケース状(図示せず)等であれば、その開口部に対して蓋部2を蝶着部材で開閉自在としたり、開口部に対して着脱自在の構成とすることができる。
上記の本体部1と蓋部2には、実際のAEDと同様の着色や「模擬AED」や「AEDトレーニング器」などの表示をすることは任意である。また、本体部1にハンドルや提げ手1aを設けることもある。
3、4は、本体部1に設けた後述する電子作動部5の電子回路51にケーブル3a、4aを経由して接続された電極パッドであり、該パッド3,4は、図1の分解構造図に一例として示すように、貼付位置のイラストが描かれた台紙aと粘着シートbと適宜の電極パターンが導電性インクで印刷された電極フィルムcと保護フィルムdとを積層して形成されている。前記電極フィルムcの2つの電極パターンはリード線部を介してケーブル3a(4a)に接続されている。前記電極パターンは、後述する電子作動部5の適宜の回路を遮断する形で形成されており、この遮断電極は、後に述べる電極貼付位置を形成した導電印刷部に当接(又は近接)して遮断が閉じる(導通する)ようになっている。
本発明では前記導電性印刷に代えて金属箔やテープを含む金属板又は金属線を用いてもよい。また前記電極パッド3,4における電極パターンの遮断部(開いた端子)と導電性印刷部の電気的関係(接触・離反による回路の開閉)と同じように、前記遮断部を介した電子回路の開閉形態の例として前記電極パターンの遮断部(開いた端子)に光電反応スイッチ(光スイッチ)や機械的スイッチ等のスイッチを接続して設ける構成にできるこの構成では電極パッド3,4の電極貼付位置への貼着操作によって前記スイッチがオンし、剥離によってオフすることになる。なお、上記電極パッド3,4は台紙aを用いず粘着シートbの上面に貼着位置のイラストを表示したものでもよい。
図2において、5は本体部1の内部に設け電子作動部で、該電子作動部5は、一例として、ICを備えたプリント基板による電子回路51と該回路51に接続された電源電池52,LED53,スピーカ54,ボタンスイッチ55などを備えている。
61と62は、前記電子作動部5をトレーニング作動可能の状態にするスイッチで、図示した2つのスイッチ61,62はいずれか一つあれば足りる。図の例では、蓋部2を開けると蓋部2の開き動作に連動してスイッチ61がオンし、前記電子作動部5がトレーニング作動可能の状態となる。前記スイッチ62は蓋部2の開閉に連動せずに手動操作でオン、オフされるタイプである。また、前記スイッチ61、62に代え、光センサの反応でオン、オフするタイプのスイッチを用いることができる。
なお、本発明では図示しないが例えば本体部1の裏面に電子作動部5の電源スイッチを設けて電子作動部5のスタンバイ状態、或はその解除をするようにしてもよい。そうすると電源スイッチがオンされない状態ではスイッチ61又は62がオン、オフ操作されても電子作動部5は作動できないから、前記スイッチ61等の誤作動や電池の消耗等を防ぐことができる。なお、前記電源スイッチの設置場所は本体部1の裏面に限られるものではない。
前記作動部5がスタンバイ状態にあると、蓋部2を開けてスイッチ61がオンされて一例としてLED53を一瞬点灯し、トレーニング者に装置がトレーニング作動可能の状態にあることを視認させてから、AEDの操作方法やパッドの貼り方などについて記録(録音)されているガイド音声をスピーカ54から再生する。
図2において、7は人の上半身イラストMiを適宜のシート又は用紙などに印刷等によって形成した人体イラストシートで、当該イラストMiの胸部においてAEDの電極を貼付すべき所定部位を電極貼付位置8,9として、導電材含有塗料などによって当該導電性電極8a,9aが形成されている。なお、上記人体イラストシート7に代えて、模擬AEDや後述する疑似心臓体10を収容する袋状、箱状など適宜形態の収容容器の表面に人体イラストMiを表示したものを使用でき、また、前記イラストシート7に代え膨脹型の上半身の人体模型を用いてもよい。
上記電極貼付位置8と9に対して、それぞれ電子回路51に接続された電極パッド3,4の保護フィルムdを剥がし、両パッド3,4を図2に例示するように、夫々の貼付位置8,9に貼付けると、前記パッド3とパッド4の夫々において、遮断(分離)して形成されている2つの電極端が貼付位置8,9の導電性電極8a,9aによって導通することになる。
前記パッド3,4の電極端が夫々に導通されると、電子回路51において、次のガイド音声がスピーカ54から再生される。トレーニング者は、その再生される音声に従って必要な動作や操作を行う。
因みに、この段階で再生される音声ガイドは例えば「体に触らないでください」、「(AEDで)心電図を調べています」等である。
実際のAEDでは、心電図の自動解析で電気ショックの必要がなければその旨のガイド音声(次の胸骨圧迫について等のガイド)がスピーカから出力される。
本発明装置はトレーニング装置であるから、心電図解析で電気ショックが必要と判断された前提で電気ショック付与に関するガイド音声がスピーカ54から出力される。そこでトレーニング者は電気ショック付与用のスイッチに見立てたボタンスイッチ55を押す。このスイッチ55の操作により、実際には電極パッド3,4を通して人体に電気ショックが付与されることを、人体イラストMi用いたトレーニングで習得できる。電気ショック付与のあと直ちに胸骨圧迫と人工呼吸を始めるべき旨のガイド音声がスピーカ54から出力されるから、トレーニング者はそのガイド音声に従って疑似心臓体10による胸骨圧迫のトレーニングを行う。なお胸骨圧迫のトレーニングについては後述する。
以上のようにして、ひと通りのAEDの使用,操作のトレーニング、並びに疑似心臓体10を用いた胸部圧迫のトレーニングが終了したら、蓋部2を閉じてスイッチ61を自動的にオフにするか又はスイッチ62を手動でオフにして電子作動部5のトレーニング可能状態をオフにする。なお、光センサタイプのスイッチでは蓋部2を閉じることによりオフになる。
本発明AEDトレーニング装置の上述の使用態様は、図3に示した動作フローにより確認することができる。すなわち、電子回路部5の電源スイッチがオン状態にあるとき、蓋部2を開くと(ステップS1)、この動作に連動してスイッチ61がオンされて電子作動部5がトレーニング作動可能の状態になり(ステップS2)、LED53が一瞬点灯して消えスピーカ54から最初の指示音声(ガイド音声)が再生される(ステップS3)。なお、スイッチ61に代えスイッチ62を設けるとそのオン、オフは手動操作になる。先にも述べたようにスイッチ61,62に代わる光センサタイプのスイッチでは蓋部2の開閉で当該スイッチがオン、オフする。
使用者(トレーニング者)は、前記ガイド音声に従って、電極パッド3,4を、その保護フィルムdを剥がし人体イラスト7の電極貼付位置8,9に貼りつける(ステップS4)。
上記パッド3,4の貼付位置8,9への貼付によって電子回路51が前記パッド3と4の導電を検知すると(ステップS5)、次の指示音声がスピーカ54から再生される(ステップS6)。使用者(トレーニング者)は前記指示音声に従って所定の動作をする。その状態は電子回路51で計時されタイムアウトすると前記LED53が点滅し始め同時に次のガイド音声がスピーカ54で再生される(ステップS7)。使用者(トレーニング者)は、前記ガイド音声に従ってボタンスイッチ55を押して電気ショックの付与トレーニングを行う(ステップS8)。
ボタンスイッチ55を押して電気ショック付与のトレーニングが終了する(ステップS8)と、点滅していたLED53が消灯し、次のトレーニングである胸骨圧迫のガイド音声がスピーカ54から再生されるから(ステップS9)、使用者(トレーニング者)はそれに従って疑似心臓体10を用いた胸骨圧迫のトレーニングをおこなう(ステップS10)。このトレーニングについてはこの後に説明する。
実際のAEDの使用においては、心肺停止の人体(傷病者)に電極バッドを貼ってAEDによって心電図を調べ、該AEDによって電気ショックが必要と判断されたら、前記電極パッド経由で当該人体の心臓に電気ショックが付加される。しかる後に、実際の胸骨圧迫と人工呼吸とが行われる。
本発明トレーニング装置では、後述する疑似心臓体10による胸骨圧迫のトレーニングが終了したら、電極パッド3と4を人体イラストMiから外し(ステップS11)、蓋部2を閉じて(ステップS12)スイッチ61又は62をオフにする(ステップS13、スイッチ62のオフは蓋部2を閉じる前である)。このオフは電源スイッチが設けられていない場合には電源もオフする。このとき外した前記パッド3,4は蓋部2のポケット2bに収容するなどして本発明トレーニング装置の格納をする。
上述したように本発明トレーニング装置の使用においても、上記の電気ショック付与に当るボタンスイッチ55の操作(ステップS8)の後は、図4〜図7に例示した疑似心臓体10によって胸骨圧迫のトレーニングを行うので、以下に本発明の疑似心臓体10について説明する。
図7は本発明疑似心臓体10の全体像を示しているが、該心臓体10は、図4〜図6に示すように、3層の発泡体11,12,13による本体と、この本体の中で中間層となる発泡体12の中央部に形成した空間部12aに収装される図5,図6に例示した発音体14とから形成されている。なお、中間層の発泡体12の厚さは、発音体14の厚さ(高さ、図5,6の上下方向)とほぼ同等に形成されている。本発明において、本体となる発泡体は単層又は二層(部分二層を含む)など発泡体を適宜の層構造に形成できる。ここで部分二層は、単層発泡体の上面又は下面から空間部12aを穿鑿(せんさく)形成して発音体14を収容し当該空間部12aを発泡体で塞いだものをいう。
図5,図6に例示した発音体14は、左右に置かれた2つの枕部材15a,15bと、凹面を対向させた状態で前記左右の枕部材15a,15bの上下面に架設形態で配置された、断面が浅い凹円弧状の2本の鋼帯16(一般名称はコンベックスや凹面テープと称されている)であって当該鋼帯16の外面を軟質プラスチック系等の被覆層16aで被覆した発音板材と、前記左右の枕部材15a,15bを被覆層16aを含む鋼帯16をその端部の外面から被覆する左右の固定カバー17a,17bから成る。本発明の発音体14の別例として、図示しないが、左右の枕部材15aと15bの対向面をビーム(梁)状部材で結合一体化した結合型の枕部材を用いるものがある。また、図示した例では、一方の枕部材15aと固定カバー17a、他方の枕部材15bと固定カバー17bは、それぞれ別部材で形成していたが、本発明では枕部材15aと固定カバー17aを、及び枕部材15bと固定カバー17bを、予め一体成型した部材を用いることができる。一体化した部材には前記発音板材を嵌め込む溝が形成されている。
上記構成の発音体14を、前記中間層の発泡体12に形成した空間部12aの内部に収め、この状態で当該発泡体12の上,下面に、上位と下位の発泡体11,13を積層して三層の発泡体を一体化する。一体化の手法には、接着剤により各発泡体11〜13の上下面を接合する接着法や、三層の発泡体11〜13を接着しないで積層にしたまま積層状態の3つの発泡体11〜13の外形にぴったり合った外皮10aで被覆する方法、或は袋やケースに密に収納して一体化するケース収納法などがあり、本発明では適宜の一体化手法を採ることができる。
上記のように形成された疑似心臓体10は、発泡体11の側を上面にするか、又は、発泡体13の側を上面にして図2の人体イラストMiの胸部の中央に置き、この心臓体10の上にトレーニング者の両手の掌をそのかかと部分を重ねて置き、肘を伸ばしたまま真上から強く押し、押した後瞬時にその力を抜くという動作を繰り返す。この押し/解放の繰返し動作は、100回/分以上の速さで行う胸骨圧迫のトレーニングに使用する。
実際の胸骨圧迫は、人の胸の略中央部分を真上から強く(成人の場合、胸の表面が5cm以上沈み込むまで)押して瞬時にその押している力を抜く、の圧迫動作を繰り返すのであるから、上記疑似心臓体10を真上から強く押したとき、発泡体11〜13の全体が押されて発音体14が発音(破裂音)する沈み込む量は、上記の5cm以上乃至その近傍のストローク量に設定している。
本発明の疑似心臓体10は、上記ストローク量の押下げ動作によって発泡体11〜13が圧縮変形するとき、発泡体12の空間部12aに収容抱持された発音体14のコンベックス状の網帯16がその断面形状の保持限界を超えた瞬間に瞬間的に変形し、押下げ力を抜くと瞬時に前記変形が戻り、その変形時と戻り時に「パコッ」という破裂音を発するから、トレーニング者の胸骨(疑似心臓体10)の押下げと解放の動作(圧迫動作)が胸骨圧迫の動作要件を満たしたことを前記破裂音によって知得することができる。
以上に説明したように、本発明ではAEDトレーニング装置によって恰も実際のAEDの使用状態のような内容でAEDの使用方法についてトレーニングすることができ、しかも実際においてもAED使用の前後に施術される胸骨圧迫も本発明の疑似心臓体を用いてトレーニングできるから、心肺蘇生のトレーニングをAEDの使用と胸骨圧迫について総合的に行うことができる。
上述した本発明AEDトレーニング装置と付属の疑似心臓体10は、例えば、人体のイラストMiが描かれた人体イラストシート7を備えた袋状の格納容器やその他の形態の格納容器に収容されていて保管、運搬される。
以上のように本発明の疑似心臓体を付属するAEDトレーニング装置は、学校等の公共施設や事業所等に広く設置されるようになったAEDの使用方法を、実際の使用態様に則した高いリアリティを以てトレーニングすることができ、また、AEDの適用に連続して施術される胸骨圧迫のトレーニングもすることができるから、心肺蘇生のトレーニング装置としてきわめて実用的であって有用である。
1 本体部
2 蓋部
3,4 電極パッド
5 電子作動部
61,62 起動スイッチ
7 人体イラストシート
Mi 人体イラスト
8,9 電極貼付位置
10 疑似心臓体
11〜13 発泡体
14 発音体

Claims (7)

  1. AED本体とみなす適宜平面形状を有する本体部と、該本体部に対して開閉自在に設けた蓋部と、前記本体部に内装された電源電池と該電池を電源とする電子回路と該電子回路に接続されて作動する少なくともスイッチ,LED,スピーカを備えた電子作動部と前記本体部から離隔して位置付けられるようにケーブルを介して前記電子回路に接続された開いた端子を備える電極パッドとを少なくとも備えて形成した模擬AEDと、前記電極パッドが貼付される部位に、導電材料を含んで形成した電極貼付位置が設けられた人体模型又は人体イラストと、模擬心臓体によって形成したAEDトレーニング装置であって、前記蓋部を開けて前記スイッチが入るとLEDが作動し前記電子作動部が作動可能状態になり、前記電子回路に記録された前記電極パッド貼付の仕方や模擬心臓体による胸骨圧迫の仕方、或は電気ショックの付与の仕方などの音声ガイドをスピーカから再生するようにしたことを特徴とするAEDトレーニング装置。
  2. 音声ガイドは、先に再生された音声ガイドに従って前記電極パッドを人体模型又は人体イラストの電極貼付位置に貼付すると、前記電極パッドの開いた端子が閉じられて前記電子回路が音声ガイドを切換え、次の音声ガイドをスピーカで再生するようにした請求項1のAEDトレーニング装置。
  3. 音声ガイドの再生に同期してLEDが作動するようにした請求項2のAEDトレーニング装置。
  4. 請求項1〜3のいずれかのAEDトレーニング装置に付属する疑似心臓体は、発泡体によって形成した本体の内部に、外部から付与される押圧力を受けて破裂音を生じる発音体を収容した構造を備えるAEDトレーニング装置。
  5. 疑似心臓体は、本体を発泡体の単層又は複層構造とし、前記発泡体の内部に発音体の収容空間を形成し該空間に発音体を収設した請求項4に記載のAEDトレーニング装置。
  6. 発音体は、左右両端に配置されたブロック状の枕状部と、前記枕状部の上下面に凹状面を対面させて載架した断面が浅い円弧状で外面がゴム系又は合成樹脂系材料で被覆された鋼帯と、該鋼帯が載架された枕状部を覆った固定カバーとから成り、前記円弧状の鋼帯が、発泡体を介して作用する押圧力によってその断面形状の保持限界を超えた瞬間に折れ曲がり変形して破裂音を発するように形成された請求項4又は5に記載のAEDトレーニング装置。
  7. 発音体は、押圧力による瞬間変形と前記押圧力を除くことによる瞬間復元による破裂音を発する請求項6に記載のAEDトレーニング装置。
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