JP2016098823A - ロータリムを衝突冷却するためのシステム及び方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】タービンバケットにおける冷却通路を用いたロータリムの冷却を提供すること。【解決手段】タービンホイールのロータホイールポストの半径方向外面並びにタービンバケットとロータホイールポストとの間のロータホイールスペースを冷却するシステム及び方法であって、タービンバケットが、タービンバケットの内側冷却チャンネルと、ロータホイールポストの半径方向上面に直面するタービンバケットのシャンク部の外面との間に延びる少なくとも1つの冷却通路を有し、該冷却通路を用いて、ロータホイールポストの半径方向上面に向けて冷却流を配向するようにする。【選択図】 図1
Description
本発明は、ガスタービン内部のロータリムを冷却するためのシステム及び方法に関し、詳細には、タービンバケットにおける冷却通路を用いたロータリムの冷却に関する。
ガスタービンは、入口セクション、圧縮機セクション、タービンセクション、燃焼セクション、及び排気セクションを含む。動作中、ガスタービンは、例えば、入口セクションを通って周囲空気を吸い込み、空気が圧縮機セクションによって圧縮されて、燃焼セクションに供給されて、高温の排気ガスを発生する。高温の排気ガスは、タービンセクションに向けて下流側に送給され、該タービンセクションは、排気ガスからエネルギーを引き出して、圧縮機セクションを機械的に駆動し、また、例えば、電力として提供できる出力を生成する。
タービンセクションは、円周方向に離間され且つロータホイール上のスロット内に係合された複数のタービンブレードを備えた少なくとも1つのロータ組立体を含み、該スロットは、複数のロータホイールポストによって形成される。タービンブレードは、翼形部セクション、プラットフォームセクション、シャンクセクション、及び根元セクションを有し、また、シャンクセクションから軸方向外向きに延びる複数のエンジェルウィング又はシールを備えることができる。高温の排気ガスは、翼形部部分及び上側プラットフォーム部分にわたって流れ、タービンブレードとロータホイールとの間のロータホイールスペース、並びに総称してタービンの固定構造に流入することができる。ホイールスペース内に流れる高温ガスは、バケットシャンク及びタービンの他の近隣の構成部品を加熱する。
最近のガスタービン設計において、排気ガス温度が上昇すると、高温排気ガスのロータホイールスペースへの可能性のある漏洩に起因して、ホイールスペースの空気温度もまた上昇する。ロータホイールは、多くの場合、ホイールスペースにおいて空気の温度の影響を受け易いので、ロータホイールを形成するのに用いることができる材料は、ホイールスペースにおける空気の温度によって決まる。最近のタービン設計は、ロータホイールを形成するのに従来使用されている材料の最大許容可能温度を押し進めており、或いは、ホイールスペースの空気温度の上昇に起因して動作中のロータホイール温度の上昇に対応するためより高価な材料を用いている。
従来、パッシブ冷却方式を利用して、例えば、ロータホイールスペースをプラットフォーム及びエンジェルウィングでシールすることによりホイールリムを冷却している。別の従来の方式は、ホイールスペースキャビティのパージ及び/又はタービンブレードシャンクキャビティの加圧である。しかしながら、高温の排気空気が依然としてホイールスペース内に漏洩して、ホイールスペースの空気温度の上昇を引き起こし、ロータホイールの温度が、ロータホイール材料の最大許容可能温度を上回る可能性がある。
ロータホイールスペースにおいてロータリムを冷却するアクティブホイールリム冷却システム及び方法が考案され、本明細書で開示される。アクティブホイールリム冷却システム及び方法は、タービンバケットの内部の冷却ポケット及び/又は通路からの冷却空気を配向し、該冷却空気をロータホイールのデッドリム部分上に衝突させて該デッドリムを冷却する。
翼形部部分、翼形部部分の半径方向内向きにあるプラットフォーム部、プラットフォーム部の半径方向内向きにあるシャンク部、及びシャンク部の半径方向内向きにある根元部を含むタービンバケットが本明細書で開示される。シャンク部は、タービンバケットの内部の内側冷却チャンネルと、シャンク部の外面との間に延びる少なくとも1つの内部冷却通路を含み、外面がシャンク部と根元部との間の接合部に隣接している。
タービンバケットとロータホイールポストとの間のホイールリムギャップを冷却する方法が本明細書で開示され、本方法は、タービンバケットのシャンク部の長さに沿って、タービンバケットの内部にある少なくとも1つの内側冷却ポケット又はチャンネルと、タービンバケットの根元部に半径方向に直近のシャンク部の外面とを流体接続する複数の冷却通路を形成するステップと、冷却通路に接続されたタービンバケットの内部上で内側冷却チャンネルに冷却ガス流を供給するステップと、冷却通路に直接当接したタービンホイール上のロータホイールポストの半径方向外面上で冷却通路を通過させるよう冷却ガス流を再配向するステップと、冷却通路により再配向された冷却ガス流を用いてロータホイールポストの半径方向外面を冷却するステップと、を含む。
タービンホイールが及びバケット組立体が開示され、タービンホイールの半径方向外側リム上にロータホイールスロットを形成する複数のロータホイールポストを含むタービンホイールと、ロータホイールの外側リムから半径方向外向きに延び、各々が翼形部、シャンクセクション及び根元を含み、該根元がロータホイールスロットのうちの1つに嵌装されるタービンバケットと、タービンバケットの各々のシャンクにおける冷却通路と、を備え、冷却通路が、タービンバケットにおける内側冷却チャンネルと、ロータホイールポストの半径方向外面に当接するシャンクの領域においてタービンバケットのシャンクの外面との間に延びており、タービンホイール及びバケット組立体が更に、タービンバケットとロータホイールポストとの間にホイールリムギャップを含む。冷却通路は、ロータホイールポストの半径方向外面上に及びホイールリムギャップ内に冷却流を配向するよう適合されている。
従来知られているように、タービンバケットはまた、タービンブレード又はロータブレードとも呼ばれ、ロータホイールはまた、タービンホイールとも呼ばれ、タービンバケットのシャンク部は、ネック部とも呼ばれ、タービンバケットの根元部は、タービンバケットのダブテールとも呼ばれ、ホイールリムギャップは、リムポストギャップとも呼ばれる。これらの説明の文脈において、用語「約」は、記載される数値の上下10%を含む。
図1は、タービンホイール200上でロータホイールポスト190と係合したタービンバケット100の断面を示している。タービンバケット100は、翼形部102、プラットフォーム104、シャンク部106、及び根元部108を有する。シャンク部106は、シャンク部106上に位置する軸方向に延びたエンジェルウィング112又は何らかの好適なタイプのシールを含むことができる。タービンバケット100は、バケット100の内部に位置する少なくとも1つの内側冷却チャンネル110を含み、該内側冷却チャンネル110が、根元部108の半径方向内側部分上に位置する開口120を通じてタービンバケット100に冷却流122を供給するようにする。タービンバケット100は、タービンホイール200上に位置するロータホイールポスト190と係合される。
高温の排気ガスがタービンホイール200上のタービンバケット100を通過すると、排気ガスは、タービンバケット100とロータホイールポスト190との間のホイールリムギャップ130内に漏洩する可能性がある。高温排気ガスは、ホイールリムギャップ130内の空気、ロータホイールポスト190及びタービンバケット100の根元部108を加熱する。この加熱により、ロータホイールポスト及び根元部108における材料温度は、ロータホイール200及びロータホイールポスト190を形成するのに使用される従来の材料の最大許容可能温度を超える可能性がある。ホイールリムギャップ130にアクティブ冷却を送給するシステム及び方法は、内側冷却チャンネル110と、タービンバケット100上の根元部108に直近し且つロータホイールポスト190の上面であるデッドリム116に直面し又は直接当接したシャンクキャビティ105におけるシャンク部106の表面との間、或いは、デッドリム116に隣接した他の表面との間に延びる少なくとも1つの冷却通路114を使用する。冷却流122は、根元部108の半径方向内側部分にて開口120を通って内側冷却チャンネル110に流入して、冷却通路114に配向され、冷却流122をホイールリムギャップ130に提供する。シャンクキャビティ105は、冷却流122の一部が配向されて一連の冷却通路114を通って流れるように、冷却流122により加圧することができる。
ホイールリムギャップ130内の冷却流122は、デッドリム116と呼ばれるロータホイールポスト190の半径方向外面を含むロータホイールポスト190と、タービンバケット100の根元部108の半径方向内側部分に最も近いロータホイールポスト190の半径方向内面とを冷却する。冷却流122はまた、デッドリム116上又はデッドリム116の半径方向内向きの表面上に衝突することができる。
ロータホイールポスト190の半径方向内面は、タービンホイールのライブリム118と呼ぶことができる。デッドリム116の冷却によりまた、冷却流122がタービンバケット100の根元部108とロータホイールポスト190との間のホイールリムギャップ130を通って移動するときにライブリム118が冷却される。
冷却流122は、ガスタービンの圧縮機セクションの後方段からタービンバケット100に再配向され、或いは、外部冷却流供給源から送給することができる。冷却流122をロータホイール200に流入させることを可能にする少なくとも1つの開口が存在することができ、これにより冷却流122をタービンバケット100の根元部108の半径方向内側部分にて開口120内に配向する。
内側冷却チャンネル110は、矩形、円形、三角形、長円、不規則な形状、或いはこれらの組み合わせの断面形状を有することができる。内側冷却チャンネル110はまた、該内側冷却チャンネル110の全半径方向長さにわたって実質的に同様の直径を有する直線状チャンネル又は蛇行チャンネルとすることができ、或いは、内側冷却チャンネル110は、半径方向長さにわたって異なる直径を有することができる。
別の実施形態において、タービンバケット100の内部には複数の内側冷却チャンネル110が存在することができる。このような実施形態において、複数の内側冷却チャンネル110の各々は、冷却流122を少なくとも1つの冷却通路114に供給することができ、或いは、複数の内側冷却チャンネル110の一部だけが冷却流122を少なくとも1つの冷却通路114に供給することができる。
図2及び3は、内側冷却チャンネル110と冷却通路114の可視化を含むタービンバケット100の斜視図を示している。冷却通路114は、タービンバケット100のシャンクキャビティ105の軸方向内側部分に配置される。
冷却通路114のアプローチ角は、内側冷却チャンネル110状の冷却通路114の入口から、デッドリム116の表面に面した冷却通路114の出口まで測定される。冷却通路114のアプローチ角は、好ましくは、デッドリム116の表面に垂直である。具体的には、アプローチ角は、約30度〜約90度、好ましくは約45度〜約90度、より好ましくは約70度〜約90度である。
デッドリム116からの熱伝達を最適にするため、及び高温排気ガスからロータホイールをシールドするために、冷却通路114のサイズは、「Z/D」の比にすることができ、「Z」は冷却通路114の出口からデッドリム116に面するシャンク部106の表面までの距離、「D」は冷却通路114の直径である。好ましい比は、約1〜約9、より好ましくは約2〜約8、更に好ましくは約2から約6の間である。
1つの実施形態において、冷却通路114は、軸方向に傾斜することなく設けることができ、シャンクキャビティ105の長さに沿って均一に分布することができる。別の実施形態において、冷却通路114は、シャンクキャビティ105の長さに沿って不均一に分布することができる。
図4は、シャンクキャビティ105の側方から見たタービンバケット100の図を示している。冷却通路115は、軸方向に傾斜することができる。冷却通路115の傾斜により、内側冷却チャンネル110の様々な形状に対応する融通性が可能となり、また、デッドリム116上の所望の位置に向けて冷却空気を配向する能力が可能となる。
1つの実施形態において、冷却通路115の各々は、軸方向に異なる傾斜角を有して、冷却通路115が、図1に示されるようなロータホイールポスト190のデッドリム116上の何れかの所望の領域に冷却流を配向することができるようになる。別の実施形態において、単一のタービンバケット100上の冷却通路115は、異なる長さ及び直径を有することができ、軸方向で異なるアプローチ角及び傾斜角度を有することができる。
タービンバケット100の外側本体の図が図5に示される。冷却通路114は、シャンクキャビティ105におけるタービンバケット100の外面と交差するそれぞれの出口孔の各々としてのみ見える。タービンバケット100に形成できる冷却通路114の最大数は、タービンバケットが構造性能を維持するように孔形成後のタービンバケットの全体強度によって決まる。決定された最大数を上限として、あらゆる数の冷却通路114をタービンバケット100上に形成することができる。
本発明の実施形態は、高温排気ガスが材料の最大許容温度に向けてロータホイールを加熱しないように、ロータホイールポストのタービンバケット間のデッドリムに沿ったホイールスペースにおいて空気の衝突冷却をもたらすシステム及び方法を提供する。
現時点で最も実用的且つ好ましい実施形態であると考えられるものに関して本発明を説明してきたが、本発明は、開示した実施形態に限定されるものではなく、逆に添付の請求項の技術的思想及び範囲内に含まれる様々な修正形態及び均等な構成を保護するものであることを理解されたい。
100 タービンバケット
102 翼形部
104 プラットフォーム
105 シャンクキャビティ
106 シャンク部
108 根元部
110 内側冷却チャンネル
112 エンジェルウィング
114 冷却通路
115 冷却通路
116 デッドリム
118 ライブリム
120 開口
122 冷却流
130 ホイールリムギャップ
190 ロータホイールポスト
200 タービンホイール
102 翼形部
104 プラットフォーム
105 シャンクキャビティ
106 シャンク部
108 根元部
110 内側冷却チャンネル
112 エンジェルウィング
114 冷却通路
115 冷却通路
116 デッドリム
118 ライブリム
120 開口
122 冷却流
130 ホイールリムギャップ
190 ロータホイールポスト
200 タービンホイール
Claims (20)
- タービンバケット(100)であって、
翼形部部分(102)と、
前記翼形部部分の半径方向内向きにあるプラットフォーム部(104)と、
前記プラットフォーム部の半径方向内向きにあるシャンク部(106)と、
前記シャンク部の半径方向内向きにある根元部(108)と、
を備え、前記シャンク部が、前記タービンバケットの内部の内側冷却ポケット又はチャンネル(110)と前記シャンク部の外面との間に延びる少なくとも1つの内部冷却通路(114)を含み、前記外面が前記シャンク部と前記根元部との間の接合部に隣接している、タービンバケット(100)。 - 前記タービンバケットの根元部が、タービンホイール(200)上でロータホイールポスト(190)を係合するよう構成されている、請求項1に記載のタービンバケット(100)。
- 前記冷却通路が、前記ロータホイールポストの上面及び/又は隣接する面に向かって冷却流を配向するよう適合されている、請求項1に記載のタービンバケット(10)。
- 前記冷却通路があるサイズの比Z/Dを有し、Zが前記冷却通路の出口から前記シャンク部の表面までの距離、Dが前記冷却通路の直径である、請求項1に記載のタービンバケット(10)。
- 前記冷却通路の比が約1〜約9である、請求項4に記載のタービンバケット(10)。
- 前記冷却通路が、約30度〜約90度の間のアプローチ角を有する、請求項1に記載のタービンバケット(10)。
- 前記冷却通路が軸方向に傾斜している、請求項1に記載のタービンバケット(10)。
- 前記シャンク部の長さに沿って均一に又は不均一に分布された複数の冷却通路(114,115)を更に備える、請求項1に記載のタービンバケット(10)。
- 前記シャンク部の長さに沿って不均一な長さ及び不均一な軸方向傾斜を有する複数の冷却通路(114,115)を更に備える、請求項1に記載のタービンバケット(10)。
- タービンバケット(100)とロータホイールポスト(190)との間のホイールリムギャップ(130)を冷却する方法であって、
タービンバケット(100)のシャンク部(106)の長さに沿って、前記タービンバケットの内部にある少なくとも1つの内側冷却ポケット又はチャンネル(110)と、前記タービンバケットの根元部(108)の直近の半径方向外向きのシャンク部の外面とを流体接続する複数の冷却通路(114,115)を形成するステップと、
前記冷却通路に接続されたタービンバケットの内部上で前記内側冷却チャンネルに冷却ガス流を供給するステップと、
前記冷却通路に直接当接したタービンホイール上のロータホイールポストの半径方向外面上で前記冷却通路を通過させるよう前記冷却ガス流を再配向するステップと、
前記冷却通路により再配向された前記冷却ガス流を用いてロータホイールポストの半径方向外面を冷却するステップと、
を含む、方法。 - 前記ロータホイールポストの半径方向外面が、前記タービンホイールのデッドリム(116)である、請求項10に記載の方法。
- 前記冷却通路が、あるサイズの比Z/Dを有し、Zが前記冷却通路の出口から前記シャンク部の表面までの距離、Dが前記冷却通路の直径である、請求項10に記載の方法。
- 前記冷却通路の比が約1〜約9である、請求項10に記載の方法。
- 前記冷却通路が、約30度〜約90度の間のアプローチ角を有する、請求項10に記載の方法。
- タービンホイール及びバケット組立体であって、
前記タービンホイールの半径方向外側リム上にロータホイールスロットを形成する複数のロータホイールポストを含むタービンホイールと、
前記ロータホイールの外側リムから半径方向外向きに延び、各々が翼形部、シャンクセクション及び根元を含み、該根元が前記ロータホイールスロットのうちの1つに嵌装されるタービンバケットと、
前記タービンバケットの各々のシャンクにおける冷却通路と、
を備え、
前記冷却通路が、前記タービンバケットにおける内側冷却チャンネルと、前記ロータホイールポストの半径方向外面に当接する前記シャンクの領域において前記タービンバケットのシャンクの外面との間に延び、
前記タービンホイール及びバケット組立体が更に、
前記タービンバケットと前記ロータホイールポストとの間にホイールリムギャップを備え、前記冷却通路が、前記ロータホイールポストの半径方向外面上に及び前記ホイールリムギャップ内に冷却流を配向するよう適合されている、タービンホイール及びバケット組立体。 - 前記ロータホイールポストの半径方向外面が、前記タービンホイールのデッドリム(116)である、請求項15に記載のタービンホイール及びバケット組立体。
- 前記冷却通路が、あるサイズの比Z/Dを有し、Zが前記冷却通路の出口から前記シャンク部の表面までの距離、Dが前記冷却通路の直径である、請求項15に記載のタービンホイール及びバケット組立体。
- 前記冷却通路の比が約1〜約9である、請求項15に記載のタービンホイール及びバケット組立体。
- 前記冷却通路が、約30度〜約90度の間のアプローチ角を有する、請求項15に記載のタービンホイール及びバケット組立体。
- 前記タービンホイールの内側部分から前記タービンバケットの内側冷却チャンネル内に吸い込まれる冷却流の供給源を更に備える、請求項15に記載のタービンホイール及びバケット組立体。
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