JP2017106452A - フィレットフィルム孔を有するガスタービンエンジン - Google Patents

フィレットフィルム孔を有するガスタービンエンジン Download PDF

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Abstract

【課題】ガスタービンエンジンの翼形部であって、二枚の壁の交差によって形成される冷却通路のコーナーのフィレットを通ってフィルム孔を形成する翼形部を提供する。
【解決手段】ガスタービンエンジン用の翼形部78は、外壁98、100及び内壁110を有し、各壁は厚さ114、116を有する。壁は交差し、交差部でコーナー112を画成する。冷却通路106、108は、コーナーにおいて又はその近くで壁によって画成され、翼形部の内部と外部との間に流体連通を提供する。フィルム孔122は、壁に設けられ、長さ及び直径を有して長さ対直径比を定める。円弧状のフィレット120がコーナーに設けられ、フィレットに対する有効半径を定める。有効半径は、壁の厚さよりも少なくとも1.5倍大きく、フィルム孔に対して増加した長さ対直径比を提供する。
【選択図】図4

Description

本発明は、フィレットフィルム孔を有するガスタービンエンジンに関する。
タービンエンジン、特にガスまたは燃焼タービンエンジンは、複数の回転タービン動翼へエンジンを通り抜ける燃焼ガスの流れからエネルギーを抽出するロータリエンジンである。ガスタービンエンジンは、陸上および航海上の移動ならびに電力生成に用いられてきたが、例えばヘリコプターを含む航空機等、航空上の応用に通常用いられている。航空機分野では、ガスタービンエンジンは、航空機の推進に用いられる。地球上の応用では、タービンエンジンは動力生成のためにしばしば使用される。
航空機用のガスタービンエンジンは、エンジン効率を最大化するために高温で動作するよう設計されるため、高圧タービンや低圧タービン等の幾つかのエンジン部品を冷却することが有益となる。典型的には、冷却は、高圧および/または低圧圧縮機から冷却を必要とするエンジン部品に冷却用空気をダクトで送ることによって達成される。高圧タービンにおける温度は約1000°C乃至2000°Cであり、圧縮機からの冷却用空気は約500°C乃至700°Cである。圧縮機の空気は高温であるが、タービンの空気と比べると低いため、タービンを冷却するために使用することができる。
現代のタービン動翼、並びに、静翼又はノズルは、一般的に、動翼の異なる部分を冷却するために動翼を通るよう冷却用空気を経路決定するための一つ以上の内部冷却回路を含み、動翼の前縁、後縁、及び、先端等の動翼の異なる部分を冷却するための専用の冷却回路を含み得る。
米国特許第5688104号
一態様では、ガスタービンエンジン用の翼形部は、圧力側及び吸引側を定める外壁であって、前縁から後縁まで翼弦方向に延在し、根元から先端まで翼長方向に延在する、外壁を有する。冷却通路は、翼形部内に位置し、外壁と交差して冷却通路のコーナーを画成する通路壁によって少なくとも部分的に定められ、通路壁はコーナーにおいて第一の厚さを有し、外壁は前記コーナーにおいて第二の厚さを有する。フィレットは、コーナーに位置し、第一及び第二の厚さの大きい方よりも少なくとも1.5倍大きい有効半径を有する。有効長さL及び有効直径Dを有する少なくとも一つのフィルム孔は、フィレットを通って延在し、冷却通路を翼形部の外部に流体結合させる。
別の態様では、ガスタービネンジンの翼形部にフィルム孔を形成する方法であって、二枚の壁の交差によって形成される冷却通路のコーナーのフィレットを通ってフィルム孔を形成することを含み、このときフィレットは、該二枚の壁に対する厚さの大きい方よりも少なくとも1.5倍大きい有効半径を有する。
更なる別の態様では、ガスタービンエンジの構成要素は、コーナーを画成する壁を交差することで少なくとも部分的に形成される内部冷却通路を有し、交差する壁の厚い方の厚さの少なくとも1.5倍の有効半径を有するフィレット、及び、フィレットや交差する壁の少なくとも一方を通って延在する少なくとも一つのフィルム孔を有する。
図面は、以下のとおりである。
図1は、ガスタービンエンジンの概略的な断面図である。 図2は、図1のエンジンの翼形部の概略的な斜視図である。 図3は、内部冷却通路を示す図2の翼形部の断面図である。 図4は、冷却通路のコーナーにフィレットが位置する、図3の断面図である。 図5は、別の内部通路のコーナー内にフィレットが設けられた、図3の断面図である。 図6は、フィレットの有効半径を示す図5のフィレットのクローズアップ図である。 図7は、翼形部の根元を示す図2の翼形部のクローズアップ断面図である。 図8A及び図8Bは、内部及び外部フィレットの両方を示す図7のセクションのクローズアップ図である。
記載される本発明の実施形態は、タービンエンジンにおける空気の流れを経路決定することに関する機器、方法および他の装置を対象にする。説明を目的として、本発明は航空機のガスタービンエンジンに関して記載することとする。しかしながら、この発明は、それに限定されず、例えば他の移動体への応用および非移動体への工業的、商業的かつ居住的応用等、航空機以外の応用での一般的適用性を有しうることは理解されるであろう。
ここで、説明を目的として、本発明がタービンエンジンのタービン動翼用の翼に関して説明されることが更に理解されるであろう。しかしながら、本発明がタービン動翼に制限されず、非制限的な例として、圧縮機の動翼、タービン又は圧縮器の静翼、ファンの動翼、又は、ストラット等の任意の翼形部構造を有し得ることが理解されるであろう。更に、フィレット処理された最適化は、非制限的な例として、バンド、燃焼器組立体、又は、プラットホーム等、フィルム孔又は表面フィルム冷却を利用する追加的なエンジン部品に用いられる。
本願で使用されるように、「前方」又は「上流」といった用語は、エンジン入口、又は、別の構成要素と比べてエンジン入口に比較的近い構成要素に向かう方向に移動することを意味する。「前方」又は「上流」と関連して使用される「後方」又は「下流」といった用語は、エンジン中心線に対してエンジンの後部又は出口に向かう方向を意味する。
更に、本願で使用するように、「半径の」又は「半径方向の」といった用語は、エンジンの中心長手軸とエンジン外周との間の寸法を意味する。
全ての方向の参照(例えば、半径の、軸方向の、近位の、遠位の、上部、下部、上方、下方、左、右、横方向、前、後、頂上、底、上側、下側、垂直方向、水平方向、時計回り、反時計回り、上流、下流、後方等)は、読む側の本発明の理解を補助するよう識別目的のためのみに使用され、特に、位置、配向、又は、本発明の使用に関して制限を設けるものではない。連結参照(例えば、取付、結合、連結、及び、接合)は、広義に解釈されるべきであり、特に記載しない限り、素子群間の中間部材や素子間の相対移動を含み得る。このように、連結参照は、二つの素子が直接的に連結され、互いと固定される関係であることを必ずしも推察させるものではない。模範的な図面は、説明のみを目的として提供され、添付の図面に反映される寸法、位置、順番、及び、相対的なサイズは変えられ得る。
本願で使用されるように、「フィレット」といった用語は、二枚の交差壁の接合部によって形成されるコーナーに「充填」される材料を説明するために使用されることが更に理解されるであろう。更に、交差壁が一体でもよく、別個の交差素子を備える必要がないことも理解されるであろう。同様にして、フィレットは、交差壁と一体でもよい。フィレットが交差壁と一体である場合、フィレットとコーナーとの間には明白な境界がない。このような場合、フィレットは、壁が交差して仮想コーナーを形成するまで壁の厚さを実質的に延ばすことで識別され得る。
図1は、航空機用のガスタービンエンジン10の概略断面図である。エンジン10は、概して長手方向に延びる軸線または前方14から後方16へ延びる中心線12を有する。エンジン10は、下流への直列流れ関係で、ファン20を含むファンセクション18、ブースターまたは低圧(LP)圧縮機24および高圧(HP)圧縮機26を含む圧縮機セクション22、燃焼器30を含む燃焼セクション28、HPタービン34およびLPタービン36を含むタービンセクション32および排気セクション38を含む。
ファンセクション18は、ファン20を包囲するファンケーシング40を含む。ファン20は、中心線12回りに放射状に配置される複数のファンブレード42を含む。HP圧縮機26、燃焼器30およびHPタービン34は、燃焼ガスを生成するエンジン10のコア44を形成する。コア44は、ファンケーシング40と一体となることが可能であるコアケーシング46によって包囲される。
エンジン10の中心線12回りに同軸上に配置されるHPシャフトまたはスプール48は、HPタービン34をHP圧縮機26と駆動的に連結する。大きい直径である環状のHPスプール48内でエンジン10の中心線12回りに同軸上に配置されるLPシャフトまたはスプール50は、LPタービン36をLP圧縮機24およびファン20と駆動的に連結する。スプール48、50のいずれかまたは双方に搭載されて、ともに回転するエンジン10の部分を、個別にまたはまとめて回転子51とも呼ぶ。
LP圧縮機24およびHP圧縮機26は複数の圧縮機段52、54をそれぞれ含み、そこで圧縮機動翼58の集合は、対応する静的な圧縮機静翼60、62(ノズルとも呼ばれる)の集合に対して回転して、上記段を通り抜ける流体の流れを圧縮または加圧する。1つの圧縮機段52、54において、多数の圧縮機動翼56、58は、環内に設けられることが可能であり、動翼プラットホームから動翼先端まで、中心線12に対して半径方向に外側に延びることが可能である一方で、対応する静的な圧縮機静翼60、62が、動翼56、58にその下流に隣接して位置する。図1に示す動翼、静翼および圧縮機段の数は、説明の目的のためだけに選択されたものであり、他の数が可能であることに留意されたい。ある圧縮機段の動翼56、58は、ディスク53に搭載可能であり、それは、その所有のディスクを有する各段を伴うHPおよびLPスプール48、50のうちの対応するひとつに搭載される。静翼60、62は、回転子51回りの円周方向配置のコアケーシング46に搭載される。
HPタービン34およびLPタービン36は複数のタービン段64、66をそれぞれ含み、そこでタービン動翼68、70の集合は、対応する静的なタービン静翼72、74(ノズルとも呼ばれる)の集合に対して回転して、上記段を通り抜ける流体の流れからエネルギーを抽出する。1つのタービン段64、66において、多数のタービン動翼68、70は、環内に設けられることが可能であり、動翼プラットホームから動翼先端まで、中心線12に対して半径方向に外側に延びることが可能である一方で、対応する静的なタービン静翼72、74が、動翼68、70にその上流に隣接して位置する。図1に示す動翼、静翼およびタービン段の数は、説明の目的のためだけに選択されたものであり、他の数が可能であることに留意されたい。
作動において、回転ファン20は、LP圧縮機24へ周辺空気を供給し、その後周辺空気をさらに加圧するHP圧縮機26へ加圧された周辺空気を供給する。HP圧縮機26からの加圧空気は、燃焼器30において燃料と混合して点火され、それによって燃焼ガスを生成する。ある仕事量が、HPタービン34によってこれらのガスから抽出され、HP圧縮機26を駆動する。燃焼ガスは、LP圧縮機24を駆動する追加の仕事量を抽出するLPタービン36へ流れ出て、排気ガスは、最終的に、排気セクション38を経由してエンジン10から排出される。LPタービン36の駆動がLPスプール50を駆動し、ファン20およびLP圧縮機24を回転する。
ファン20によって供給されるいくつかの周辺空気は、エンジンコア44を回避することが可能であり、エンジン10の部分、特に高温部分の冷却に用いること、および/または他の態様の航空機の冷却もしくは動力に用いることが可能である。タービンエンジンの文脈において、エンジンにおける高温部分とは、通常、燃焼器30の下流、特に燃焼セクション28の直下流であるために最高温部分となるHPタービン34を伴う、タービンセクション32である。他の冷却流体の源としては、限定するものではないが、LP圧縮機24またはHP圧縮機26から流れ出る流体がありうる。
図2は、図1のエンジン10のタービン動翼68のうちの一つであるエンジン部品の斜視図である。タービン動翼68は、蟻ほぞ76及び翼形部78を含む。蟻ほぞ76は、エンジン10上のタービンの回転子ディスクに搭載されるよう構成され得る。翼形部78は、先端80から根元82まで延在して翼長方向を定める。蟻ほぞ76は、更に、根元82で翼形部78と一体化されるプラットホーム84を含むことで、タービンの気流を半径方向に含むことが補助される。蟻ほぞ76は、少なくとも一つの入口通路を有し、蟻ほぞ76を通って延在して通路出口94において翼形部78とそれぞれ内部流体連通される第一の入口通路88、第二の入口通路90、及び第三の入口通路92が模範的に示される。図示する入口通路88、90、92は模範例であり、限定的と理解されてはならない。より多くのまたはより少ない入口通路が使用して翼形部78の内部で流体の流れを提供することができる。蟻ほぞ76は、入口通路88、90、92が蟻ほぞ76の本体内に収容されるよう、断面で示されることが分かるであろう。更に、本願記載の実施形態は翼形部78に関連するが、これは、本発明を限定するものとして解釈されてはならず、非制限的な例として、動翼、静翼、ストラット、又は、シュラウド組立体のような追加的なエンジン部品が翼形部と置き換えられ得ることは分かるであろう。
図3を参照するに、断面で示される翼形部78は、凹状の圧力壁98及び凸状の吸引壁100を画成する外壁を有し、これら壁は、一緒に接合されて翼形部形状を画成する。前縁102及び後縁104は、その間を延在する翼弦方向を定める。翼形部78は、圧力壁98が吸引壁100に追従する方向に回転される。そのため、図3に示すように、翼形部78は、頁の上方に上向きに回転される。
翼形部78は、第一の通路106及び第二の冷却通路108として模範的に示される複数の冷却通路を含む内部96を備え、これら通路は通路106、108間に配置される壁110によって離間される。冷却通路106、108は、対称的な断面、或いは、非対称的な断面を有し得る。複数のコーナー112が、通路壁110と圧力壁98及び吸引壁100との間の接合部に画成され得る。コーナー112は、明確な点を有する鋭いコーナーとして示されるが、それに制限されないことは明らかであろう。例えば、コーナー112は、僅かに丸みが付けられか、さもなければ、仮想コーナーが画成され得る。丸みが付けられたコーナーが、本願記載のフィレットに相当しないことは更に理解されるであろう。フィレットは増加した厚みを形成し、僅かに丸みが付けられたコーナーは名目上でもよい。圧力壁98及び吸引壁100は第一の厚さ114を有し、通路壁110は第二の厚さ116を有し、厚さ114、116はコーナー112に隣接して定められる。厚さ114、116は、それぞれの壁の断面幅でもよい。図示する翼形部78内の各冷却通路106、108それぞれの幾何学的形状が模範例であり、図示する幾何学的形状、寸法、又は、位置に翼形部78を限定してはならないことは理解されるであろう。
コーナー角118が各コーナー112で形成されてもよい。コーナー112を定める交差壁は、コーナー112について鋭角、直角、又は、鈍角118を形成するよう交差され得る。追加的には、交差壁のうちの一つ以上の壁は角度が付けられるか円弧状に形成され、それによりコーナー112は二枚の壁間の接合部においてコーナー112から延在する、増加する断面距離を有する。
ここで図4を参照するに、第一の通路106は、破線によって壁98、100、110から境界付けられるフィレット120を有する。フィレット120は、114、116を表す破線から外方に延在する厚さを有する。フィレット120は、壁厚さ114、116に対し、コーナー112において増加した厚みを有する。一つ以上のフィルム孔122は、フィレット120を通って第一の通路106から翼形部78の外表面まで延在する。フィルム孔122は、第一の部分124及び第二の部分126を有する。部分124、126は、フィルム孔122に対する合成角を代表するものである。
フィルム孔の合成角は、エンジンの中心線12に対して軸方向の成分と半径方向の成分の両方を有するとして定められ得る。そのため、フィルム孔122は略軸方向の、即ち、エンジンの中心線12に対して平行な断面で示されているが、フィルム孔122がエンジンの中心線12に対して半径方向に、又は、軸方向と半径方向の組み合わせの方向にも延在し得ることは理解されるであろう。図示する第一及び第二の部分124、126が、翼形部78の内部又は外部のいずれかに隣接する半径方向又は軸方向の成分を検討することは理解されるであろう。更に、フィルム孔122は非線形でもよく、円弧状のプロフィールの少なくとも一部分を定める。図示するフィルム孔122は模範例であり、非制限的で、半径方向の成分及び軸方向の成分の全ての組み合わせを有し得ることは理解されるであろう。
説明目的のためにフィルム孔122が取り除かれたクローズアップ断面IVを特定的にみると、フィレット120が交差壁の接合部においてコーナー112を充填し、増加した厚みを形成する材料であることは理解されるであろう。増加した厚みは、破線で示すように、壁98、110の仮想延長部に対して定められ、フィレット120における壁98、100はそれぞれの壁98、100の厚さ114、116よりも大きい増加した厚みを有する。フィレット120が追加的な材料を有する必要はないが、壁98、100、110の少なくとも一つと一体であり、フィレット120に隣接する壁98、110の仮想延長部に対して厚さを定めてもよいことは理解されるであろう。更に、破線で示される壁98、110の仮想延長部は説明目的のために提供され、壁の厚さ114、116に対するフィレット120の厚さを視覚的に比較する手段を読み手に提供し、フィレット120に隣接するこのような壁の延長部が必要でないことは理解されるであろう。
図5では、図4と比べて、フィレット120が第二の冷却通路108のコーナー112に配置される。フィルム孔122は、第一の冷却通路106から、通路壁110及びフィレット120を通って、圧力壁98及び吸引壁100まで延在される。このバージョンでは、フィルム孔122は、複合されることに限定されない。フィルム孔は、軸方向の、半径方向の、線形の、複合された、又は、円弧状等でもよい。更に、冷却通路106はフィレット120を依然として有してもよいが、フィルム孔122の入口は非フィレット部分に設けられる。
図6では、第二の冷却通路108内に配置されるフィレット120は、円または円弧面の少なくとも一部分を定め得、有効半径152がフィレット120と円150の中心点154との間で定められる。代替的には、フィレット120は、複合フィレットとして定められ得、離散した円弧状の又は線形の表面がフィレット120を定める。フィレット120は、破線で示されるコーナー112と円弧面150との間を延びる厚さを有する。長さLは、フィルム孔122の入口156と出口158との間の長さとして定められ、直径Dは、フィルム孔122の断面幅として定められ得る。長さは、中心線が翼形部の表面と交差するフィルム孔122の中心を通る入口156と出口158との間の距離として決定され得る。このように、フィルム孔122は、長さ対直径比L/Dによって定められる。フィルム孔122は第二の部分126において増加する断面積を有するものとして示されるが、第二の部分126が単にフィルム孔122の合成角の模範例であるとして、フィルム孔122が一貫した直径Dと断面積を有してもよいことは理解されるであろう。同様にして、長さLの複合配置は複合フィルム孔122の模範例であり、長さLがそれぞれの表面において入口156と出口158との間でフィルム孔122の中心線に沿って測定され得ることは理解されるべきである。そのため、フィルム孔122の中心線は、非制限的な例として、直線状、湾曲状、円弧状、継ぎ目のある形状、及び、etc となり得る。
フィレット120は、有効半径152が第一又は第二の厚さ114、116の大きい方よりも少なくとも1.5倍大きく、最大でも厚さ114、116の大きい方よりも10.0倍大きくなるよう成形され得る。代替的には、フィレット120の形状及びサイズは、第二の冷却通路108をさもなければ通過する、フィルム孔122の長さLを増加するよう適応される。フィルム孔122の長さLが増加すると、L/D比の値が大きくなる。更に、コーナー112によって形成される角118により増加した又は減少した有効半径152が得られる。例えば、図示されるように、フィレット処理されたコーナー112は鋭く、厚さ114、116のうちの大きい方よりも約1.5から2.0倍の有効半径152が得られる。角度118が鈍角である別のコーナー112では、例えば、フィレット120は厚さ114、116の約4.0倍以上の有効半径を定め得る。このように、フィレット120に対する有効半径152が、コーナー112の角118によって決定される、コーナー112を画成する壁100、110の厚さ114、116の1.5乃至10.0倍でもよいことが理解されるであろう。
フィレット120によって定められる円150が模範例であることは理解されるであろう。フィレット120は、フィレット120が円150を定めるように成形される必要はない。フィレット120は、半径又は局所半径が有効半径を定めるよう、任意の円弧形状又はそのセグメントを有し得る。フィレット120は、非円形の弧でもよく、弧のセグメントまたはフィレット120の少なくとも一部分は有効半径152を含むよう局所半径を定め得る。追加的には、フィレット120によって定められる合成曲率半径が利用される場合、平均的な全半径が有効半径152を決定するために使用され得る。
図7を参照するに、根元82における翼形部78のセクションは、翼形部78の外部コーナー172を示す。第一及び第二の冷却通路106、108は、翼形部78の内部に示され、このとき吸引壁100に隣接した第二の冷却通路108は通路出口94において第三の内部通路92と流体連通している。外部容積170は、フィルム孔173を通って第二の冷却通路108と流体連通される吸引壁100において翼形部78の外部に定められる。
図8A及び図8Bをここで参照するに、外部コーナー172は外部フィレット182を有する。図8Aでは、外部フィレット182は第二の冷却通路108における内部フィレット120と組み合わせて使用される。フィレット120、182により増加した厚みが得られ、円筒形の構成要素174及び拡散構成要素176の両方を有する複合フィルム孔172の長さLが増加され、フィルム孔173に対してL/Dのより大きい値が定められる。同様にして、図8Bでは、第三の内部通路184は、フィレット120、182を利用して増加した厚み部分を定め、フィルム孔173の線形部分180に結合される円弧部分178が翼形部78の壁内に配置され得る。
内部でも外部でもよいフィレット処理された表面が、孔が貫通する内部及び外部のフィレット半径の双方を局所的に増加することで、複合形状の冷却孔に対するL/D値を増加させることが理解されるであろう。L/Dに対する増加した値により、冷却フィルム孔の有効性が向上される。フィレットは、壁又は表面全体を厚くすることなく全体的なシステム重量を最小限に増加することができる。更に、フィレットにより、構造サポートが増加される。更に、フィレットは、フィルム孔の入口又は出口の成形、並びに、非線形の幾何学的形状に適応される。このように、出口成形は、標準的な丸い入口又は出口以外の任意の形状として理解されるべきである。
フィルム孔は、壁表面またはフィレット表面に設けられ、フィレットの少なくとも一部分を貫通し、それにより、フィレット無しでは実現することが不可能なフィルム孔に対する増加した長さが得られる。更に、フィレットは、より大きいL/D値を実現するために長さを更に増加させるよう、フィレット処理された内部表面又は外部表面及び内部表面の組み合わせ等のように複合されてもよい。
フィレットが、増加した長さを提供し、湾曲されたフィルム孔、「Sカーブ」フィルム孔、並びに、有効性が向上された標準的な線形の又は複合のフィルム孔を超える他の配向といったより広い範囲のフィルム孔の可能性を提供することが更に理解されるであろう。
本願記載の実施形態は翼形部に関するが、フィレット処理されたコーナーがコーナーを画成する交差壁を有する追加的なエンジン部品で利用され、フィルム孔を利用しエンジン部品のこれらコーナー或いはその近傍を冷却し得ることが理解されるであろう。
記載したこの記述は、例を用いて、最良の形態を含むこの発明を開示して、かつ、いかなる当業者に対しても、任意の装置またはシステムを作成し用いることおよび任意の統合された方法を実行することを含んだこの発明の実施をすることができるようにもする。特許を受けることができるこの発明の範囲は、特許請求の範囲によって規定され、当業者が想到する他の実施例を含みうる。そうした他の実施例は、特許請求の範囲の字義どおりの用語と異なるものではない構造的要素を有する場合、または特許請求の範囲の字義どおりの用語と実体のない差異をもつ同等の構造的要素を含む場合、特許請求の範囲の範囲内であることが意図される。
10 エンジン
12 長手軸(中心線)
14 前方
16 後方
18 ファンセクション
20 ファン
22 圧縮機セクション
24 低圧圧縮機
26 高圧圧縮機
28 燃焼セクション
30 燃焼器
32 タービンセクション
34 HPタービン
36 LPタービン
38 排気セクション
40 ファンケーシング
42 ファンブレード
44 コア
46 コアケーシング
48 HPシャフト/HPスプール
50 LPシャフト/LPスプール
52 圧縮機段
54 圧縮機段
56 圧縮機動翼
58 圧縮機動翼
60 圧縮機静翼(ノズル)
62 圧縮機静翼(ノズル)
64 タービン段
66 タービン段
68 タービン動翼
70 タービン動翼
72 タービン静翼
74 タービン静翼
76 蟻ほぞ
78 翼形部
80 先端
82 根元
84 プラットホーム
88 第一の入口通路
90 第二の入口通路
92 第三の入口通路
92a 前側入り口
92b 後側入り口
94 通路出口
96 内部
98 圧力壁
100 吸引壁
102 前縁
104 後縁
106 第一の冷却通路
108 第二の冷却通路
110 通路壁
112 コーナー
114 第一の厚さ
116 第二の厚さ
118 コーナー角
120 フィレット
122 フィルム孔
124 第一の部分
126 第二の部分
L 長さ
D 直径
150 円弧面
152 有効半径
154 中心点
156 入口
158 出口
170 外部容積
172 外部コーナー
173 フィルム孔
174 軸方向成分
176 半径方向成分
178 円弧部分
180 線形部分
182 フィレット

Claims (10)

  1. ガスタービンエンジン(10 )用の翼形部(78 )であって、
    圧力側(98 )及び吸引側(100 )を定める外壁であって、前縁(102 )から後縁(104 )まで翼弦方向に延在し、根元(82 )から先端(80 )まで翼長方向に延在する、外壁と、
    前記翼形部(78 )内に位置する冷却通路(106, 108 )であって、前記外壁と交差して前記冷却通路(106, 108 )のコーナー(112 )を画成する通路壁(110 )によって少なくとも部分的に定められ、前記通路壁(110 )が前記コーナー(112 )において第一の厚さ(116 )を有し、前記外壁が前記コーナー(112 )において第二の厚さ(114 )を有する、冷却通路と、
    前記コーナー(112 )に位置し、前記第一及び第二の厚さ(114, 116 )の大きい方よりも少なくとも1.5倍大きい有効半径(152 )を有するフィレット(120 )と、
    長さL及び直径Dを有し、前記フィレット(120 )を通って延在し、前記冷却通路(106, 108 )を前記翼形部(78 )の外部に流体結合させる、少なくとも一つのフィルム孔(122 )とを備える翼形部(78 )。
  2. 前記フィルム孔(122 )は有効長さL及び有効直径Dを有し、前記フィレット(120 )は2より大きい前記フィルム孔(122 )の長さ対直径比L/Dを定める厚さを有する、請求項1記載の翼形部(78 )。
  3. 前記翼形部(78 )は、動翼又は静翼のいずれかである、請求項1記載の翼形部(78 )。
  4. 前記有効半径(152 )は、前記第一及び第二の厚さ(114, 116 )の大きい方よりも少なくとも2.0倍大きい、請求項1記載の翼形部(78 )。
  5. 前記有効半径(152 )は、前記第一及び第二の厚さ(114, 116 )の大きい方の厚さの4.0倍より大きい、請求項4記載の翼形部(78 )。
  6. 前記有効半径(152 )は、前記第一及び第二の厚さ(114, 116 )の大きい方よりも10.0倍未満大きい、請求項5記載の翼形部(78 )。
  7. 前記コーナー(112 )によって形成される角(118 )を更に有し、前記角(118 )は有効半径(152 )を決定する、請求項6記載の動翼(78 )。
  8. 前記少なくとも一つのフィルム孔(122 )は、前記外壁を通って延在する、請求項7記載の翼形部(78 )。
  9. 前記フィレット(120 )は、翼形部(78 )の内部に位置する、請求項8記載の翼形部(78 )。
  10. 前記冷却通路(106, 108 )は、一つか二つのコーナー(112 )を有する、請求項1記載の翼形部(78 )。
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