JP2016097490A - トルクドライバー - Google Patents

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靖 柁原
Yasushi Kajihara
靖 柁原
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Abstract

【課題】 コイルバネのバネ定数にバラツキがあっても、トルク発生部の形状を調整加工することなく、簡単、迅速に、バネ定数を一定化できるようにする。
【解決手段】 筒状の握り1の軸心位置にドライバー軸2を回転自在に配設し、このドライバー軸2の回転を規制するコイルバネ3をドライバー軸2に外装する。このコイルバネ3を受け止めるバネ受け4をドライバー軸2と同心状に握り1の側に設け、このバネ受け4を介してコイルバネ3の弾発力を伝える鋼球保持盤5をドライバー軸2と同心状に設ける。この鋼球保持盤5を、鋼球5aを受ける凹み6aを備えたクラッチ盤6にコイルバネ3で圧接する。コイルバネ3の圧縮度を外部調節自在に形成する。そして、バネ受け4と鋼球保持盤5との間に、コイルバネ3のバネ定数を変更する部材7を設ける。この部材7によってバネ受け4を握り1の軸心に沿って進退動作可能に形成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、トルクドライバーに関し、更に詳しくはドライバー軸の回転を規制するコイルバネのバネ定数のバラツキを、簡単、迅速に一定化できるよう形成したトルクドライバーに関するものである。
従来、トルクドライバーとしては、例えば特許文献1に記載されているものが知られている。
この従来品は、筒状の握りの軸心位置にドライバー軸が回転自在に配設され、このドライバー軸の回転を規制するコイルバネがドライバー軸に外装されている。また、このコイルバネを受け止めるバネ受けが、ドライバー軸と同心状に握りの側に設けられ、このバネ受けを介してコイルバネの弾発力が伝えられる鋼球保持盤がドライバー軸と同心状に設けられている。そして、この鋼球保持盤が、鋼球を受ける凹みを備えたクラッチ盤に上記のコイルバネで圧接され、コイルバネの圧縮度が外部調節自在に形成されている。
ところで、この種のトルクドライバーの場合、ドライバー軸の回転を規制するコイルバネは、全ての品物においてバネ定数が完全に一致するものではなく、多少のバラツキを有しているのが実情である。
その為、従来は、クラッチ盤の凹みなど、トルク発生部の形状を微妙に調整加工する必要があった。
その結果、従来品によると、この種の調整加工作業に手間暇やコストがかかる、という問題点があった。
特開2000−190246号公報
本発明は、このような従来品の問題点に鑑み、提案されたものである。
従って本発明の解決しようとする技術的課題は、コイルバネのバネ定数にバラツキがあっても、トルク発生部の形状を調整加工することなく、簡単、迅速に、バネ定数を一定化できるよう形成したトルクドライバーを提供することにある。
本発明は、上記の課題を解決するため、次のような技術的手段を採る。
即ち、本発明は、筒状の握り1の軸心位置にドライバー軸2が回転自在に配設され、このドライバー軸2の回転を規制するコイルバネ3がドライバー軸2に外装され、このコイルバネ3を受け止めるバネ受け4がドライバー軸2と同心状に握り1の側に設けられ、このバネ受け4を介してコイルバネ3の弾発力が伝えられる鋼球保持盤5がドライバー軸2と同心状に設けられ、この鋼球保持盤5が鋼球5aを受ける凹み6aを備えたクラッチ盤6に上記のコイルバネ3で圧接され、コイルバネ3の圧縮度が外部調節自在に形成されているトルクドライバーであって、上記のバネ受け4と鋼球保持盤5との間に、上記のコイルバネ3のバネ定数を変更する部材7が設けられ、この部材7によってバネ受け4が握り1の軸心に沿って進退動作可能に形成されていることを特徴とする(請求項1)。
而して、本発明のトルクドライバーは、コイルバネ3のバネ定数を変更する部材7が、楕円形に形成されている共に、楕円状の周面7bをバネ受け4と鋼球保持盤5に対向させて握り1の軸心周りに等間隔をあけて複数配置され、鋼球保持盤5とクラッチ盤6を収納するよう握り1内に握り1と軸心を同一にして設けられている収納筒9の直径線に沿ったピン10で、各部材7が、ピン10を中心に同じ状態で回動可能に設けられているのが好ましい(請求項2)。
なぜならこれによると、コイルバネ3のバネ定数の変更を、簡単な構造で実現できるからである。 本発明の場合、コイルバネ3のバネ定数を変更する部材7は、完全な楕円形には限られず、本発明の課題を達成できる範囲であれば、一部が欠けた形態でも良い。この部材7は、通常、厚板状や、楕円体状に形成されることで実現される。
而して、本発明の場合、コイルバネ3のバネ定数を変更する部材7は、握り1の軸心周りに120度づつあけて計3個設けられているのが好ましい(請求項3)。
なぜならこれによると、コイルバネ3の弾発力を最小の個数でバランス良く、安定的に支持できるからである。
本発明は、このようにトルクドライバーにおいて、バネ受けと鋼球保持盤との間に、コイルバネのバネ定数を変更する部材が設けられ、この部材によってバネ受けが握りの軸心に沿って進退動作可能に形成されている。
従って、本発明の場合は、コイルバネのバネ定数にバラツキがあっても、トルク発生部の形状を調整加工することなく、簡単、迅速にバネ定数を一定化できる。
本発明のトルクドライバーの好適な一実施形態を示す要部断面図である。 図1のII−II線における拡大断面図である。 コイルバネのバネ定数を変更する部材の斜視図である。 コイルバネのバネ定数を変更する部材の正面図である。 コイルバネのバネ定数を変更する部材の平面図である。 同上トルクドライバーの作用を説明するための要部正面図である。 同上トルクドライバーの作用を説明するための要部断面図である。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面に従って説明する。
本発明は、図1等に示されるように、筒状の握り1の軸心位置にドライバー軸2が回転自在に配設されている。また本発明のトルクドライバーは、ドライバー軸2の回転を規制するコイルバネ3が、ドライバー軸2に外装されている。
そして本発明は、上記のコイルバネ3を受け止めるバネ受け4が、ドライバー軸2と同心状に握り1の側に設けられ、このバネ受け4を介してコイルバネ3の弾発力が伝えられる鋼球保持盤5がドライバー軸2と同心状に設けられている。鋼球保持盤5は、この実施形態では軸心を中心にして周方向に60度づつあけて計6個の鋼球5aを保持している。
また鋼球保持盤5は、鋼球5aを受ける凹み6aを備えたクラッチ盤6に、上記のコイルバネ3で圧接されている。そして本発明は、コイルバネ3の圧縮度が、外部調節自在に形成されている。
また本発明のトルクドライバーは、バネ受け4と鋼球保持盤5との間に、上記のコイルバネ3のバネ定数を変更する部材7が設けられている。そして本発明は、この部材7によって握り1の軸心に沿ってバネ受け4が、進退動作可能に形成されている。
上記の部材7は、図3、図4に示されるように、この実施形態では楕円形に形成されている。具体的には、前後の両面7aが平面状に形成され、この両面7aの先端側は内側に向かって傾斜され、テーパー状に形成されている。そして、この部材7は、楕円状の周面7bをバネ受け4と鋼球保持盤5に対向させて握り1の軸心周りに、この実施形態では120度づつあけて計3個設けられている。
またこの実施形態の場合、上記の部材7は、図1等に示されるように、受け板8を介して鋼球保持盤5に押し付けられている。受け板8は、円環状に形成され、握り1と軸心を同一にしてドライバー軸2に外装されている。なお、部材7は、受け板8が省略されて鋼球保持盤5に直に接触されているのでも良い。
また9は、鋼球保持盤5とクラッチ盤6を収納するよう握り1内に、握り1と軸心を同一にして設けられている収納筒である。各部材7は、この収納筒9の直径線に沿ったピン10で、このピン10を中心に同じ状態で回動可能に設けられている。具体的には、ピン10は、部材7の楕円面の長軸上の一方側に通されている。7c(図3等参照)は、ピン10の挿通孔である。
また11は、握り1の軸心に外部操作自在に配置されているネジである。上記の鋼球保持盤5、クラッチ盤6、及び受け板8は、このネジ11を、作業者が握り1の基端側からドライバー等の工具でコイルバネ3の弾発力に抗して回すことで、軸心に沿って進退動作するよう形成されている。
次に、本発明の作用を、図1、図6等に従って説明する。
先ず、コイルバネ3のバネ定数を変更したいときは、作業者は、握り1の基端側から、ネジ11をドライバー等の工具で、コイルバネ3の弾発力に抗して、例えば締める。
すると、クラッチ盤6と鋼球保持盤5と受け板8が押圧され、握り1の軸心に沿って、図6に矢印で示されるように、図面上、上方向に移動する。この場合、部材7は、上記の通り、楕円の長軸上において一方の端にピン10が通され、このピン10を中心に回動可能に形成されている。
従って、部材7は、図6に鎖線で示されるように、ピン10を中心に上方に回動し、ピン10を支点にバネ受け4を押圧する。そして、このバネ受け4を介してコイルバネ3を圧縮する。それ故、作業者は、コイルバネ3の圧縮度を表示する目盛を見ながら、ネジ11の締め付け具合を加減し、コイルバネ3のバネ定数を変更する。
また作業者がネジ11を緩めると、コイルバネ3の弾発力がバネ受け4を介して部材7に伝わり、部材7は、ピン10を中心に、図6において、時計方向に回動する。これにより、受け板8が押圧され、受け板8、鋼球保持盤5、クラッチ盤6が一体になって、図面上、下降し、握り1の基端側に移動する。これにより、コイルバネ3が僅かに伸び、バネ定数が変更される。
以上の処において、本発明の場合、部材7は、外部操作で上下動し、バネ受け4を進退動作させる構造であれば良く、上例には限られない。他の構造としては、例えば握り1に調整リングを外装し、この調整リングを回すことで、部材7を動作させ、バネ受け4を握り1の軸心に沿って進退動作可能に形成することで実現される。
また上例では、コイルバネ3の弾発力をバランス良く、安定的に、且つ最小の個数で支持できることから、部材7が握り1の軸心周りに等間隔で計3個設けられているが、本発明は、これには限られず、例えば90度おきに計4個設けられているのでも良い。
1 握り
2 ドライバー軸
3 コイルバネ
4 バネ受け
5 鋼球保持盤
5a 鋼球
6 クラッチ盤
6a 凹み
7 コイルバネのバネ定数を変更する部材

Claims (3)

  1. 筒状の握りの軸心位置にドライバー軸が回転自在に配設され、このドライバー軸の回転を規制するコイルバネがドライバー軸に外装され、このコイルバネを受け止めるバネ受けがドライバー軸と同心状に握りの側に設けられ、このバネ受けを介してコイルバネの弾発力が伝えられる鋼球保持盤がドライバー軸と同心状に設けられ、この鋼球保持盤が鋼球を受ける凹みを備えたクラッチ盤に上記のコイルバネで圧接され、コイルバネの圧縮度が外部調節自在に形成されているトルクドライバーであって、上記のバネ受けと鋼球保持盤との間に、上記のコイルバネのバネ定数を変更する部材が設けられ、この部材によってバネ受けが握りの軸心に沿って進退動作可能に形成されていることを特徴とするトルクドライバー。
  2. 請求項1記載のトルクドライバーであって、コイルバネのバネ定数を変更する部材が、楕円形に形成されている共に、楕円状の周面をバネ受けと鋼球保持盤に対向させて握りの軸心周りに等間隔をあけて複数配置され、鋼球保持盤とクラッチ盤を収納するよう握り内に握りと軸心を同一にして設けられている収納筒の直径線に沿ったピンで、各部材が、ピンを中心に同じ状態で回動可能に設けられていることを特徴とするトルクドライバー。
  3. 請求項2記載のトルクドライバーであって、コイルバネのバネ定数を変更する部材が、握りの軸心周りに120度づつあけて計3個設けられていることを特徴とするトルクドライバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4842120B1 (ja) * 1970-12-16 1973-12-11

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JPS4842120B1 (ja) * 1970-12-16 1973-12-11

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