JP2016097279A

JP2016097279A - 折りたたみ長靴と収納ケース

Info

Publication number: JP2016097279A
Application number: JP2014247378A
Authority: JP
Inventors: 一弘矢口; Kazuhiro Yaguchi
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2014-11-19
Filing date: 2014-11-19
Publication date: 2016-05-30

Abstract

【課題】本発明は突然雨が降り始めたり、雨が止んでも濡れたままの靴をはいていなければならず、梅雨の時期には靴の中が蒸し暑くなるのを改良するための長靴を提供する。【解決手段】長靴のすねに当たる部分は、柔らかい素材を用い、足底の部分は、薄いゴムを使用し、携帯に便利なように、コンパクトに折りたたみ可能で、足首辺りから上端の足挿入口まで脚のすねに沿う形のチヤック開閉式で長靴の内層において縁沿いに２センチ相当の立ち上がり部を周回させ、立ち上がり部のつま先辺は足指のつけ根辺りまでかぶさるように延長して折り返す形で足抜け防止つま先片を成し、立ち上がり部のかかと辺は上方に数センチ立ち上がって足抜け防止かかと片を成し、足の挿入口の縁沿いに、ひも通しトンネルを設けて結びひもで締めるか、又は平ゴム様の伸縮式に形成することを特徴とする折りたたみ長靴と収納ケース。【選択図】図１

Description

本発明は、突然雨が降り出した時に使用する長靴に関するものである。

従来、突然の雨の時は、屋内に退去するか濡れた状態で我慢するかでであった。

登録実用新案第３１２５７８２号公報

そのために次のような問題点があった。
（イ）雨天の天気予報で、長靴をはいて出かけても、降らない時がある。
（ロ）雨が止んでも、ぬれたままの靴をはいていなければならない。
（ハ）梅雨の時期に長靴を履いて出かけた後晴天になり靴の中が蒸し暑くなる。
本発明は、以上の問題点を解決するためになされたものである。

問題を解決するための手段

長靴のすねに当たる部分は、ポリエステル１００％のような、柔らかい素材を用い、足底の部分は、お祭り用の地下足袋のような薄いゴムを使用し、携帯に便利なように小さく簡単に折りたたみ可能な形とする。
足首辺りから上端の足挿入口まで脚のすねに沿う形のチヤック式で開閉できる構造になっており、長靴の内底において、縁沿いに約２センチ相当の立ち上がり部を周回させ、立ち上がり部のつま先辺は足指のつけ根辺りまでかぶさるように延長して折り返す形で、足抜け防止つま先片を成し、立ち上がり部のかかと辺は上方に数センチ立ち上がって、足ぬけ防止かかと片を成す。足の挿入口の縁沿いに、ひも通しトンネルを設け、そこに結びひもを通し設ける。内底面からつま先片の折り返した裏側面への連続的な全面に吸湿性の生地を貼り設ける。
なお、ひも通しトンネル及び結びひもの代わりに、足挿入口の縁辺りを約１〜２センチ幅で周回して平ゴム様の伸縮式に形成しても同じ効果が得られる。
収納ケースは薄いポリエステル等の素材を用い、折りたたみ長靴を収納している時はペチャンコ状態になるが、折りたたみ長靴を取り出して、通常の靴と履き替えたときは、通常の靴を収納するケースとなるのであり、収納ケース内の広さが通常のかさばる靴を収容できる形でなければならない。その場合の全体のモデル形状は、縦約３０ｃｍ×横約２５ｃｍ×奥行約２５ｃｍ程の略直方体形状に形成され、縦方向の一方端に手提げ部を設け、二つの縦横面の一方側中央部にポケットを設ける。
以上を特徴とする折りたたみ長靴と収納ケースである。

発明の効果

外出先で、突然の雨にふられたときに、収納袋に収められている折りたたみ長靴を取り出し浅靴を脱いで、履き替える事によって、靴はもちろんズボンの裾などが濡れる心配がない。雨が止んでも、また靴に履き替えれば問題なく、蒸し暑くなったり、湿っぽくなったりすることをやわらげる。梅雨の時期の不安定な気候の時に、最初から長靴を履いて行かなくてもよい。

本発明を透明にして、内部構造を見えるようにして示した斜視図本発明の外観斜視図本発明の一部である収納ケースの外観斜視図本発明の一部である折りたたみ長靴における結びひもの替わりに平ゴムを設けた場合の実施例を示す斜視図

長靴のすねに当たる部分は、ポリエステル１００％のような、柔らかい素材を用い、足底の部分は、お祭り用の地下足袋のような薄いゴムを使用し、携帯に便利なように小さく簡単に折りたたみ可能な形とする。
足首辺りから上端の足挿入口（１）まで、脚のすねに沿う形のチャック（２）式で開閉できる構造になっており、長靴の内層において、縁沿いに約２センチ相当の立ち上がり部（３）を周回させ、立ち上がり部（３）のつま先辺は、足指のつけ根辺りまでかぶさるように延長して折り返す形で足ぬけ防止つま先片（４）を成し、立ち上がり部（３）のかかと辺は上方に数センチ立ち上がって、足抜け防止かかと片（５）を成す。足の挿入口（１）の縁沿いに、ひも通しトンネル（６）を設け、そこに結びひも（７）を通し設ける。内底面から足抜け防止つま先片（４）の折り返した裏側面への連続的な全面に吸湿性の生地を貼り設ける。
なお、ひも通しトンネル（６）及び結びひも（７）の代わりに、足挿入口（１）のふち辺りを約１〜２センチ幅で周回して、平ゴム（１３）様の伸縮式に形成しても、同じ効果が得られる。
収納ケース（８）は薄いポリエステル等の素材を用い、折りたたみ長靴を収納している時はペシャンコ状態になるが、折りたたみ長靴を取り出して、通常の靴と履き替えた時は通常の靴を収納するケースとなるのであり、収納ケース（８）内の広さが通常のかさばる靴を収容できる形でなければならず、その場合の全体のモデル形状は縦約３０ｃｍ×横約２５ｃｍ×奥行約２５ｃｍ程の略直方体形状に形成され、縦方向の一方端に手提げ部（９）を設け、二つの縦横面の一方側の中央部にポケット（１０）を設ける。
収納ケース（８）に収めている本発明をケースファスナー（１１）を開け、取り出して、履いていた靴を入れ替えるだけの便利なものである。
ポケット（１０）には、ポケットぐちファスナー（１２）が付いており、汚れや濡れをふき取る布等を入れておける。
雨天の天気予報の時でも、長靴ででかける必要がなく、雨が降り出した時に使用すればよい。
従来の長靴は雨が止んでも我慢しては履いていなければならなかったので梅雨の時期や夏場の時は靴の中は汗をかいたり、蒸れたりすることを我慢しなければならなかったけれど本発明で解消できる。

１足挿入口
２チャック
３立ち上がり部
４足抜け防止つま先片
５足抜け防止かかと片
６ひも通しトンネル
７結びひも
８収納ケース
９手提げ部
１０ポケット
１１ケースファスナー
１２ポケットぐちファスナー
１３平ゴム

Claims

長靴のすねに当たる部分は、ポリエステル１００％のような、柔らかい素材を用い、足底の部分は、お祭り用の地下足袋のような薄いゴムを使用し、携帯に便利なように、小さく簡単に折りたたみ可能な形とし、足首辺りから上端の足挿入口まで脚のすねに沿う形のチヤック式で開閉できる構造になっており、長靴の内底において、縁沿いに２センチ相当の立ち上がり部を周回させ、立ち上がり部のつま先辺は足指のつけ根辺りまでかぶるように延長して折り返す形で、足抜け防止つま先片を成し、足の挿入口の縁沿いに、ひも通しトンネルを設け、そこに結びひもを通し設け、内底面からつま先片の折り返した裏側面への連続的な全面に吸湿性の生地を貼りつけるが、なお、ひも通しトンネル及び結びひもの代わりに、足挿入口の縁辺りを約１〜２センチ幅で周回して平ゴム様の伸縮式に形成しても同じ効果がえられるものであり、収納ケースは薄いポリエステル等の素材を用い、折りたたみ長靴を収納している時はペシャンコ状態になるが、ケースファスナーを開けて、折りたたみ長靴を取り出して、通常の靴と履き替えたときは、通常の靴を収納するケースとなるのであり、収納ケース内の広さが、通常のかさばる靴を収容できる形でなければならず、その場合の全体のモデル形状は、縦約３０ｃｍ×横約２５ｃｍ×奥行約２５ｃｍ程の略直方体形状に形成され、縦方向の一方端に手提げ部を設け、二つの縦横面の一方側の中央部にポケットを設けたことを特徴とする折りたたみ長靴と収納ケース。