JP2016095942A - Terminal block unit, communication device, communication unit and distribution board - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、一般に端子台ユニット、通信装置、通信ユニット、および分電盤に関し、より詳細には、電源からの電力供給を受けて動作する通信装置に用いる端子台ユニット、通信装置、通信ユニット、および分電盤に関する。 The present invention generally relates to a terminal block unit, a communication device, a communication unit, and a distribution board, and more specifically, a terminal block unit, a communication device, a communication unit, used for a communication device that operates by receiving power supply from a power source, And distribution board.
従来、分電盤内部の系統電源線に直接接続され、系統電源線から電力の供給を受けて動作する通信装置が提案されている(たとえば特許文献1参照)。特許文献1に記載の通信装置は、分電盤のキャビネット(筐体)の内部に設けられており、主幹ブレーカの二次側端子(出力側端子)に幹線を介して接続される。
Conventionally, there has been proposed a communication device that is directly connected to a system power line inside a distribution board and operates by receiving power supplied from the system power line (see, for example, Patent Document 1). The communication device described in
また、特許文献1に記載の通信装置は、屋外のスマートメータ(電力メータ)との間で電力線を介して電力線搬送通信にて通信を行う。これにより、通信装置は、スマートメータとの間で有線にて通信を行うので、無線通信に比べて、建物の構造(鉄筋などの配置、壁の材質、厚み)等の影響を受けることなく、良好な通信品質を安定して確保できる。
Moreover, the communication apparatus described in
ところで、特許文献1に記載の通信装置は主幹ブレーカの二次側端子に接続されているため、主幹ブレーカがオフ(遮断)状態にあると、電源(系統電源)から通信装置への電力供給は停止し、通信装置は動作しなくなる。
By the way, since the communication apparatus described in
本発明は上記事由に鑑みてなされており、主幹ブレーカのオン、オフにかかわらず電源から通信装置への電力供給を可能とする端子台ユニット、通信装置、通信ユニット、および分電盤を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above reasons, and provides a terminal block unit, a communication device, a communication unit, and a distribution board that enable power supply from a power source to a communication device regardless of whether the main breaker is on or off. For the purpose.
本発明の端子台ユニットは、電源に電気的に接続される第1端子と、主幹ブレーカに電気的に接続される第2端子と、前記第1端子と前記第2端子との間を電気的に接続する電路部材とを備え、前記第1端子と前記第2端子と前記電路部材との少なくとも1つは、通信機能を有する通信ユニットが電気的に接続される接続部を有することを特徴とする。 The terminal block unit of the present invention includes a first terminal electrically connected to a power source, a second terminal electrically connected to the main breaker, and an electrical connection between the first terminal and the second terminal. And at least one of the first terminal, the second terminal, and the electric circuit member has a connection part to which a communication unit having a communication function is electrically connected. To do.
本発明の通信装置は、電源および主幹ブレーカに電気的に接続され前記電源と前記主幹ブレーカとの間を電気的に接続する端子台ユニットと、通信機能を有する通信ユニットとを備え、前記通信ユニットは、通信回路と、前記通信回路と電気的に接続された第1接続部とを有し、前記端子台ユニットは、前記第1接続部と電気的に接続される第2接続部を有することを特徴とする。 The communication device of the present invention includes a terminal block unit that is electrically connected to a power source and a main breaker and electrically connects the power source and the main breaker, and a communication unit having a communication function, and the communication unit Has a communication circuit and a first connection part electrically connected to the communication circuit, and the terminal block unit has a second connection part electrically connected to the first connection part. It is characterized by.
本発明の通信ユニットは、通信回路と、前記通信回路と電気的に接続された接続部とを備え、前記接続部は、電源および主幹ブレーカに電気的に接続され前記電源と前記主幹ブレーカとの間を電気的に接続する端子台ユニットに対し、電気的に接続されるように構成されていることを特徴とする。 The communication unit of the present invention includes a communication circuit and a connection portion electrically connected to the communication circuit, and the connection portion is electrically connected to a power source and a main breaker, and the power source and the main breaker are connected to each other. It is configured to be electrically connected to a terminal block unit that is electrically connected to each other.
本発明の分電盤は、上記端子台ユニットが取り付けられる前記キャビネットを備え、前記キャビネットには前記主幹ブレーカが取り付けられていることを特徴とする。 The distribution board of the present invention includes the cabinet to which the terminal block unit is attached, and the main breaker is attached to the cabinet.
本発明の分電盤は、上記通信装置が取り付けられる前記キャビネットを備え、前記キャビネットには前記主幹ブレーカが取り付けられていることを特徴とする。 The distribution board of the present invention includes the cabinet to which the communication device is attached, and the main breaker is attached to the cabinet.
本発明は、主幹ブレーカのオン、オフにかかわらず電源から通信装置への電力供給が可能になる、という利点がある。 The present invention has an advantage that power can be supplied from the power source to the communication device regardless of whether the main breaker is on or off.
(実施形態1)
本実施形態の端子台ユニット1は、図1に示すように、第1端子11と、第2端子12と、電路部材13とを備えている。
(Embodiment 1)
The
第1端子11は、電源(図2参照)3に電気的に接続される。第2端子12は、主幹ブレーカ101(図2参照)に電気的に接続される。電路部材13は、第1端子11と第2端子12との間を電気的に接続する。
The
ここで、第1端子11と第2端子12と電路部材13との少なくとも1つは、通信機能を有する通信ユニット2が電気的に接続される接続部14を有している。
Here, at least one of the
この構成によれば、端子台ユニット1の第2端子12は、主幹ブレーカ101の二次側端子ではなく入力側(電源3側)となる一次側端子111(図3参照)に接続されるので、主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3と接続される。さらに、第1端子11と第2端子12とは電路部材13にて電気的に接続されているので、第1端子11と第2端子12と電路部材13とはいずれも主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3に接続されることになる。そして、第1端子11と第2端子12と電路部材13との少なくとも1つに設けられた接続部14には、通信機能を有する通信ユニット2が電気的に接続されるので、通信ユニット2もまた、主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3に接続される。ここにおいて、端子台ユニット1は、通信ユニット2と共に通信装置10を構成する。したがって、本実施形態の端子台ユニット1を用いれば、主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3から通信装置10への電力供給が可能になる、という利点がある。
According to this configuration, the
また、本実施形態の通信装置10は、図1に示すように、端子台ユニット1と、通信ユニット2とを備えている。
Moreover, the
ここでいう端子台ユニット1は、上述したように電源3および主幹ブレーカ101に電気的に接続され、電源3と主幹ブレーカ101との間を電気的に接続する。通信ユニット2は通信機能を有している。
The
ここで、通信ユニット2は、通信回路21(図2参照)と、通信回路21と電気的に接続された第1接続部(単に「接続部」ともいう)22とを有している。端子台ユニット1は、第1接続部22と電気的に接続される第2接続部(単に「接続部」ともいう)14を有している。
Here, the
また、本実施形態の通信ユニット2は、通信回路21(図2参照)と、通信回路21と電気的に接続された接続部22とを備えている。接続部22は、端子台ユニット1に対し、電気的に接続されるように構成されている。
In addition, the
ここでいう端子台ユニット1は、上述したように電源3および主幹ブレーカ101に電気的に接続され、電源3と主幹ブレーカ101との間を電気的に接続する。
The
また、本実施形態の分電盤100は、上記端子台ユニット1が取り付けられるキャビネット103(図3参照)を備えている。キャビネット103には、主幹ブレーカ101が取り付けられる。
Moreover, the
さらにまた、本実施形態の分電盤100は、上記通信装置10が取り付けられるキャビネット103(図3参照)を備えていてもよい。キャビネット103には、主幹ブレーカ101が取り付けられる。
Furthermore, the
以下、本実施形態に係る端子台ユニット1、通信ユニット2、端子台ユニット1と通信ユニット2とで構成される通信装置10、および分電盤100について、詳しく説明する。分電盤100は、端子台ユニット1あるいは通信装置10を備えている。ただし、以下に説明する構成は、本発明の一例に過ぎず、本発明は、下記実施形態に限定されることはなく、この実施形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
Hereinafter, the
なお、本実施形態では、分電盤100が住宅(戸建住宅)に設置される住宅分電盤である場合を例に説明する。ただし、この例に限らず、端子台ユニット1、通信ユニット2、通信装置10、および分電盤100は、たとえば集合住宅の各住戸、事務所、店舗、工場などの建物に用いられてもよい。また、以下では、分電盤100が壁に取り付けられた状態での上下左右(図3の上下左右)を上下左右とし、壁に直交する方向(図3の紙面に直交する方向)を前後方向として説明するが、分電盤100を取り付ける向きを限定する趣旨ではない。
In the present embodiment, a case where the
また、本実施形態では、電源3は電力会社から供給される系統電源である場合を例に説明する。ただし、電源3は系統電源に限らず、たとえば自治体が保有する分散電源などであってもよい。
In the present embodiment, a case where the
<全体構成>
本実施形態に係る通信装置10は、上述したように端子台ユニット1および通信ユニット2の2つのユニットで構成されているが、まずは端子台ユニット1と通信ユニット2とをまとめて1台の通信装置10として説明する。
<Overall configuration>
As described above, the
通信装置10は、図2に示すように電源3と主幹ブレーカ101との間において、スマートメータ4と電気的に直列に接続されている。通信装置10およびスマートメータ4は、電源3側からスマートメータ4、通信装置10の順で接続されている。スマートメータ4は、住宅ごとに設置され、住宅での電力使用量を計測する計測機能を持った電力メータであって、さらに電力会社等の供給事業者の管理サーバとの通信機能を有している。これにより、スマートメータ4は、電力使用量の計測結果を検針情報とし、管理サーバに検針情報を送信することにより遠隔検針を可能とする。
The
さらに、本実施形態では、スマートメータ4は、住宅内に設置される通信装置10との通信機能を有している。これにより、通信装置10は、スマートメータ4で計測された電力使用量(検針情報)を取得することが可能である。また、通信装置10は、スマートメータ4を経由して、たとえば節電要請(DR要請)などの管理サーバから配信される情報を受信したり、住宅内の機器5の情報を管理サーバへ送信したりすることが可能になる。なお、ここでいう節電要請は、住宅での節電を要請する情報であって、少なくとも節電を要請する期間の開始および終了の時刻(日時)を含んでいる。
Furthermore, in this embodiment, the
通信装置10は、本実施形態では分電盤100に設けられている。分電盤100は、主幹ブレーカ101と、複数の分岐ブレーカ102,102…とを備えている。主幹ブレーカ101は、通信装置10およびスマートメータ4を介して電源3に電気的に接続されている。主幹ブレーカ101は、電源3に接続される側を一次側とし、複数の分岐ブレーカ102,102…に接続される側を二次側とし、一次側と二次側との間で電路を遮断可能に構成されている。つまり、主幹ブレーカ101がオフ(遮断)状態にあると、電源3から複数の分岐ブレーカ102,102…への電力供給は停止する。
The
また、通信装置10は、スマートメータ4だけでなく、住宅内の機器5とも通信可能に構成されている。ここでいう機器5は、通信機能を有する電気機器であって、たとえばHEMS(Home Energy Management System)対応機器である。HEMS対応機器は、エアコン、照明器具、給湯装置等のように、電力を消費する電気負荷としての機器だけでなく、発電設備等の機器を含む。さらに、機器5は、これらの機器(電気負荷や発電設備等)を制御するコントローラや表示装置、あるいはスマートフォン、タブレット端末、パソコン(パーソナルコンピュータ)等のネットワークに接続される情報端末を含む。
The
上述したような構成により、通信装置10は、スマートメータ4から取得した検針情報を住宅内の機器5に表示させることにより電力情報を可視化(見える化)したり、あるいは検針情報に基づいて機器5を制御したりすることが可能である。また、通信装置10がコントローラと通信する場合には、コントローラは、通信装置10から送信される検針情報に基づいて機器5を制御することができる。
With the configuration as described above, the
ここにおいて、スマートメータ4と通信装置10とは、第1の電線61により電気的に接続されている。また、通信装置10と主幹ブレーカ101とは、第2の電線62により電気的に接続されている。第1の電線61は通信装置10の第1端子11に電気的に接続され、第2の電線62は通信装置10の第2端子12に電気的に接続されている。第1端子11と第2端子12とは電路部材13によって電気的に短絡(低インピーダンスで導通)されている。したがって、スマートメータ4と主幹ブレーカ101とは、第1の電線61および第2の電線62を介して電気的に接続された状態にある。言い換えれば、電源3と主幹ブレーカ101との間は通信装置10を介して電気的に接続された状態にある。
Here, the
なお、本実施形態においては、電源3が単相三線式である場合を例に説明する。そのため、第1端子11、第2端子12、および電路部材13で構成される充電部は、中性線(N)および一対の電圧線(L1、L2)の各々に対応するように3組設けられる。ただし、以下では、特に断りがない限り、1組の充電部(第1端子11、第2端子12、および電路部材13)についてのみ説明し、残り2組の充電部については同様の構成であることとして説明を適宜省略する。
In the present embodiment, a case where the
ところで、本実施形態では、通信装置10とスマートメータ4との間の通信方式は、第1の電線(電力線)61を伝送媒体に用いて通信を行う電力線搬送通信(PLC:Power Line Communications)であると仮定する。また、通信装置10と機器5との間の通信方式は、たとえば920MHz帯の特定小電力無線、Zigbee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)等の電波を媒体とした無線通信であると仮定する。ただし、通信装置10とスマートメータ4との間の通信方式、並びに通信装置10と機器5との間の通信方式をこれらの方式に限定する趣旨ではなく、たとえば通信装置10と機器5との間の通信方式は有線通信であってもよい。
By the way, in this embodiment, the communication system between the
上述したように構成される通信装置10は、図3に示すように分電盤100のキャビネット103に取り付けられた状態で使用される。キャビネット103は、正面視が横長の長方形状となり前面が開口した箱状に形成されており、住宅の壁等に取り付けて使用される。キャビネット103には、前面の開口を塞ぐ位置と開放する位置との間で開閉可能な外蓋が取り付けられる。さらに、キャビネット103において外蓋の内側には、キャビネット103の前面の開口を塞ぐように内蓋が取り付けられる。この内蓋には、少なくとも主幹ブレーカ101および複数の分岐ブレーカ102,102…の一部(たとえば操作ハンドル)を前方に露出させる窓孔が形成される。なお、通信装置10のうち、後述する通信ユニット2の本体23前面には、表示部や操作部が設けられていてもよく、この場合、これら表示部や操作部は内蓋の窓孔から前方に露出することが好ましい。図3は、外蓋および内蓋が外された状態の分電盤100を示している。なお、キャビネット103に外蓋と内蓋とが取り付けられることは必須の構成ではなく、たとえば外蓋と内蓋とのいずれか一方のみがキャビネット103に取り付けられる構成であってもよい。
The
キャビネット103は、主幹ブレーカ101を取り付けるスペースを左右方向の中央部に備えている。さらに、キャビネット103は、主幹ブレーカ101の右側に、複数の分岐ブレーカ102,102…が取り付けられるスペースを備えている。また、キャビネット103は、主幹ブレーカ101の左側に、通信装置10が取り付けられるスペースを備えている。つまり、通信装置10は、主幹ブレーカ101を挟んで複数の分岐ブレーカ102,102…の反対側に配置される。キャビネット103のうち通信装置10が取り付けられるスペースには、通信装置10を固定するために、たとえば木製の取付板104が設けられている。
The
<通信装置の具体的構成>
本実施形態の通信装置10は、端子台ユニット1と、通信ユニット2とを備え、端子台ユニット1に通信ユニット2が電気的に接続されることにより構成されている。この通信装置10は、上述のように分電盤100のキャビネット103に取り付けられた状態で使用される。そこで、以下では、通信装置10について、キャビネット103に取り付けられた状態での上下左右(図3の上下左右)を上下左右とし、壁に直交する方向(図3の紙面に直交する方向)を前後方向として説明する。ただし、これらの方向は、通信装置(端子台ユニット1および通信ユニット2)10の使用時の向きを限定する趣旨ではない。
<Specific configuration of communication device>
The
まず、本実施形態の端子台ユニット1の具体的な構成について、図1、図4および図5を参照しながら説明する。
First, a specific configuration of the
端子台ユニット1は、第1端子11、第2端子12、および電路部材13に加えて、基台15をさらに備えている。基台15は、たとえば合成樹脂などの絶縁材料にて形成され、第1端子11および第2端子12を保持するように構成されている。本実施形態では、基台15は正面視が上下方向に長い長方形状に形成されている。第1端子11は基台15の上端部に配置されており、第2端子12は基台15の下端部に配置されている。
The
電路部材13は、第1端子11と第2端子12とが並ぶ方向(上下方向)に延びた長尺状の金属板からなる。ここでは、電路部材13は一例として銅バーである。電路部材13は、基台15に埋め込まれる形で基台15に保持されている。そのため、基台15は、電路部材13を埋め込むように、たとえばインサート成形される。電路部材13の長手方向(上下方向)の一端部(ここでは上端部)は第1端子11に接続され、他端部(ここでは下端部)は第2端子12に接続されている。
The
電路部材13は、中性線(N)および一対の電圧線(L1、L2)の各々に対応するように3本設けられている。3本の電路部材13,13,13は、各々の短手方向(左右方向)に等間隔で並んでいる。第1端子11および第2端子12は、3本の電路部材13,13,13に対応するようにそれぞれ3個ずつ設けられている。これにより、異極の充電部(第1端子11、第2端子12、および電路部材13)同士は電気的に絶縁され、同極の第1端子11と第2端子12とは電路部材13を介して電気的に導通する。
Three
本実施形態では、第1端子11および第2端子12はそれぞれねじ式端子である。具体的には、第1端子11は、基台15の上面に開口した導入穴152から導入された電線(第1の電線61)の先端部を、機械的に保持し且つ電路部材13に電気的に接続する。第1端子11は、基台15の前面に開口した操作穴153を通して操作される端子ねじを締め付けることで第1の電線61を保持し、端子ねじを緩めることで第1の電線61の保持を解除する。同様に、第2端子12は、基台15の下面に開口した導入穴152から導入された電線(第2の電線62)の先端部を、機械的に保持し且つ電路部材13に電気的に接続する。第2端子12は、基台15の前面に開口した操作穴153を通して操作される端子ねじを締め付けることで第2の電線62を保持し、端子ねじを緩めることで第2の電線62の保持を解除する。
In the present embodiment, each of the
また、端子台ユニット1の基台15には、前後方向に貫通する一対の固定孔154,154が形成されている。一方の固定孔154は2個の第1端子11,11間に形成され、他方の固定孔154は2個の第2端子12,12間に形成されている。基台15は、一対の固定孔154,154を通して固定用ねじ16を取付板104(図7A参照)に締め付けることにより、キャビネット103に固定される。すなわち、基台15は、分電盤100のキャビネット103に取付可能に構成されている。つまり、端子台ユニット1は、分電盤100のキャビネット103に取付可能に構成されている。
In addition, a pair of fixing
ここで、基台15の前面のうち第1端子11と第2端子12との間の部位は、後方に凹んだ形に形成されている。この凹みは、通信ユニット2が着脱可能に取り付けられる取付部151を構成する。つまり、基台15は、通信ユニット2が取り付けられる取付部151を有している。端子台ユニット1は、基台15の取付部151に通信ユニット2が取り付けられた状態で通信ユニット2を機械的に保持し、これにより、端子台ユニット1と通信ユニット2とは一体的に取り扱うことができる。
Here, the part between the
さらに、基台15の取付部151には、後述する通信ユニット2の栓刃22A(図6参照)が差し込まれる差込口155が形成されている。差込口155は、開口面が上下方向に長い長方形状であって、基台15の前面(取付部151の底面)から基台15を前後方向に貫通するように形成されている。差込口155は、電路部材13に対応する位置に配置されており、3本の電路部材13,13,13に対応するように3個設けられている。
Further, the
また、本実施形態では、端子台ユニット1は、通信ユニット2が電気的に接続される(第2)接続部14として、刃受け部14A(図1参照)を有している。刃受け部14Aは、電路部材13の一部であって、差込口155内に配置されており、差込口155に差し込まれた栓刃22Aが貫通する孔を有している。これにより、差込口155に差し込まれた栓刃22Aは、差込口155内において、電路部材13を貫通する形で刃受け部14Aと電気的に接続されることになる。なお、刃受け部14Aは、たとえば栓刃22Aを厚み方向(左右方向)の両側から挟む構成の刃受ばねを有することが好ましく、これにより栓刃22Aと刃受け部14Aとの間の十分な接圧(接触圧)を確保できる。
In the present embodiment, the
次に、本実施形態の通信ユニット2の具体的な構成について、図1および図6を参照しながら説明する。
Next, a specific configuration of the
通信ユニット2は、通信回路21(図2参照)を含む本体23と、通信回路21と電気的に接続された(第1)接続部22としての栓刃22Aとを有している。通信回路21は、上述したようにスマートメータ4との通信機能、並びに住宅内の機器5との通信機能を有している。
The
本体23は、たとえば合成樹脂製で直方体状に形成された筐体内に、通信回路21を有している。本体23の左右方向の寸法は基台15と略同一に設定され、本体23の上下方向の寸法は取付部151と略同一に設定されている。これにより、本体23は基台15の取付部151に嵌め込まれるようにして、基台15に取り付けられる。ここで、本体23が基台15に取り付けられた状態で、互いに引っ掛かることにより基台15と本体23とを機械的に結合する引掛部が、本体23および基台15に設けられていることが好ましい。引掛部は、爪と爪、あるいは爪と穴など、適宜の構成を採用可能である。なお、引掛部は、解除ボタンが操作されない限り、基台15と本体23との機械的な結合を解除しない構成であってもよい。
The
本体23の前後方向の寸法は、基台15の取付部151の深さ寸法よりも大きく設定されている。そのため、本体23が基台15に取り付けられた状態で、本体23の前面は基台15の前面から前方に出っ張った状態となる。
The longitudinal dimension of the
栓刃22Aは、本体23における端子台ユニット1との対向面231から突出するように構成されている。本実施形態では対向面231は本体23の背面であって、栓刃22Aは、この対向面231から後方に向けて突出する。栓刃22Aは、前後方向に延びた長尺状の金属板からなり、本体23の筐体内において通信回路21と電気的に接続されている。栓刃22Aは、端子台ユニット1の差込口155に対応する位置に配置されており、3本の電路部材13,13,13に対応するように3本設けられている。3本の栓刃22A,22A,22Aは、各々の厚み方向(左右方向)に等間隔で並んでいる。なお、栓刃22Aの長さ寸法は、差込口155に栓刃22Aが差し込まれた状態で刃受け部14Aと栓刃22Aとの電気的な接続が確保でき、且つ差込口155から栓刃22Aが食み出さない寸法に設定されている。
The
以上説明した構成により、通信ユニット2の本体23が端子台ユニット1の基台15に取り付けられた状態で、通信ユニット2の第1接続部22としての栓刃22Aは、端子台ユニット1の第2接続部14としての刃受け部14Aに電気的に接続されることになる。言い換えれば、接続部22および接続部14は互いに電気的に接続され、端子台ユニット1と通信ユニット2との間の電気的な接続が確保されることになる。ここで、通信ユニット2の接続部22は通信回路21に接続され、端子台ユニット1の接続部14は第1端子11と第2端子12と電路部材13との少なくとも1つ(本実施形態では電路部材13)に設けられている。したがって、通信ユニット2の通信回路21は、接続部22および接続部14を介して端子台ユニット1の電路部材13に電気的に接続されることになる。
With the configuration described above, the
ここにおいて、第1端子11が第1の電線61にてスマートメータ4と電気的に接続されることにより、端子台ユニット1の第1端子11と第2端子12と電路部材13とは、いずれも電源3に対して電気的に接続される。そのため、上述のように接続部22および接続部14が互いに接続された状態では、通信ユニット2の通信回路21は、端子台ユニット1および第1の電線61を介して電源3と電気的に接続されることになり、電源3からの電力供給を受けて動作する。
Here, when the
さらに、本実施形態では、上述したように通信装置10とスマートメータ4との間の通信方式は、第1の電線61を伝送媒体に用いて通信を行う電力線搬送通信(PLC)である。そして、上述のように接続部22および接続部14が互いに接続された状態では、通信ユニット2の通信回路21は、スマートメータ4との間に端子台ユニット1および第1の電線61を含む電力供給路が形成されることになる。したがって、通信回路21は、この電力供給路を伝送媒体に用いて、スマートメータ4と通信可能になる。
Further, in the present embodiment, as described above, the communication method between the
なお、本実施形態においては、第1接続部22としての栓刃22A、および第2接続部14としての刃受け部14Aは、それぞれ3個ずつ設けられているが、この例に限る趣旨ではない。つまり、通信回路21は、電源3の中性線(N)といずれかの電圧線(L1あるいはL2)とに接続されてさえいれば、電源3からの電力供給を受けることができる。そのため、第1接続部22としての栓刃22A、および第2接続部14としての刃受け部14Aは、中性線(N)といずれかの電圧線(L1あるいはL2)とに対応して、それぞれ2個ずつ設けられていればよい。
In the present embodiment, three
<キャビネットへの通信装置の取付形態>
以下では、分電盤100のキャビネット103への通信装置10の取付形態について、図7A、図7B、および図7Cを参照しながら説明する。
<Attachment form of communication device to cabinet>
Below, the attachment form of the
通信装置10の端子台ユニット1は、図7Aに示すように、固定用ねじ16を用いてキャビネット103に取り付けられる。すなわち、作業者は、端子台ユニット1を固定用ねじ16にてキャビネット103の取付板104に取り付ける。これにより、端子台ユニット1は、キャビネット103に固定された状態となる。
The
さらに、作業者は、図7Bに示すように、端子台ユニット1の第1端子11に第1の電線61を接続し、第2端子12に第2の電線62を接続する。第1の電線61は、キャビネット103の外側においてスマートメータ4に接続される。第2の電線62は、キャビネット103内において、主幹ブレーカ101の一次側端子111に接続される。これにより、電源3と主幹ブレーカ101との間は通信装置(端子台ユニット1)10を介して電気的に接続された状態となる。
Further, as shown in FIG. 7B, the worker connects the first
ここで、住宅の新築時などで分電盤100が新設される場合には、分電盤100の使用開始前に、端子台ユニット1は予めキャビネット103に取り付けられ且つ配線されていてもよい。また、通信装置100は既設の分電盤100に取り付けられてもよい。この場合、端子台ユニット1の取付スペース(取付板104)に、たとえばサービスブレーカなどの他装置が取り付けられていれば、作業者は、他装置を取り外してから、端子台ユニット1の取り付け、配線を行ってもよい。つまり、端子台ユニット1は、たとえばサービスブレーカなどの他装置の代わりに、キャビネット103に取り付けられる。
Here, when the
さらに、作業者は、図7Cに示すように、端子台ユニット1に通信ユニット2を取り付ける。このとき、通信ユニット2の第1接続部(ここでは栓刃22A)22は、端子台ユニット1の第2接続部(ここでは刃受け部14A)14に電気的に接続される。これにより、通信ユニット2は、端子台ユニット1を介して電源3およびスマートメータ4と電気的に接続されるため、電源3からの電力供給を受けて動作し、スマートメータ4と通信可能な状態になる。
Further, the worker attaches the
<効果>
以上説明した本実施形態の構成によれば、端子台ユニット1は電源3と主幹ブレーカ101との間に接続され、主幹ブレーカ101は端子台ユニット1を介して電源3に接続される。つまり、端子台ユニット1の第2端子12は、主幹ブレーカ101の二次側端子ではなく入力側(電源3側)となる一次側端子111に接続されるので、主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3と接続される。さらに、第1端子11と第2端子12とは電路部材13にて電気的に接続されているので、第1端子11と第2端子12と電路部材13とはいずれも主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3に接続されることになる。そして、第1端子11と第2端子12と電路部材13との少なくとも1つに設けられた接続部14には、通信機能を有する通信ユニット2が電気的に接続されるので、通信ユニット2もまた、主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3に接続される。
<Effect>
According to the configuration of the present embodiment described above, the
ここにおいて、端子台ユニット1は、接続部14に通信ユニット2が電気的に接続された状態で、通信ユニット2と共に通信装置10を構成する。したがって、本実施形態の構成によれば、通信装置10は、主幹ブレーカ101の二次側ではなく一次側に接続されることになる。結果的に、本実施形態の端子台ユニット1を用いれば、主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3から通信装置10への電力供給が可能になる、という利点がある。
Here, the
また、本実施形態の通信装置10は、上記構成の端子台ユニット1と、通信ユニット2とを備えている。したがって、本実施形態の通信装置10によれば、主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3から通信装置10への電力供給が可能になる、という利点がある。
Moreover, the
同様に、本実施形態の通信ユニット2は、上記構成の端子台ユニット1と共に通信装置10を構成する。したがって、本実施形態の通信ユニット2によれば、主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3から通信装置10への電力供給が可能になる、という利点がある。
Similarly, the
また、本実施形態の分電盤100は、上記構成の端子台ユニット1が取り付けられるキャビネット103を備えている。したがって、本実施形態の分電盤100によれば、主幹ブレーカ101のオン、オフにかかわらず電源3から通信装置10への電力供給が可能になる、という利点がある。
Moreover, the
さらにまた、本実施形態の通信装置10は、通信ユニット2が電力線搬送通信(PLC)によりスマートメータ4と通信するように構成されている。そのため、通信装置10は、主幹ブレーカ101の一次側に接続されていることで、主幹ブレーカ101の二次側に接続される場合に比べて、スマートメータ4との間の通信品質の向上を図ることができる。すなわち、通信装置10は、スマートメータ4に近い位置に接続されるためスマートメータ4との間でやり取りされる信号強度を高くでき、且つ複数の分岐ブレーカ102,102…に接続された各種の機器からのノイズの影響を低減できる。
Furthermore, the
ところで、本実施形態の通信装置10は、端子台ユニット1から通信ユニット2が取り外された状態(図7Bに示す状態)であっても、第1の電線61と第2の電線62との間を端子台ユニット1にて電気的に接続している。言い換えれば、端子台ユニット1は、電源3(あるいはスマートメータ4)と主幹ブレーカ101との間で、電力を中継する中継装置として機能する。したがって、たとえば通信ユニット2のメンテナンス時や故障時において、作業者は、電源3から主幹ブレーカ101への電力供給を停止することなく、つまり無停電で、通信ユニット2の取り外しや交換が可能である。
By the way, the
また、分電盤100の使用開始前に端子台ユニット1が予めキャビネット103に取り付けられ且つ配線されている場合には、分電盤100の使用開始後において、無停電で、必要であれば通信ユニット2を追加することができる。つまり、分電盤100の使用開始後において、電源3から主幹ブレーカ101への電力供給を停止することなく、作業者は、通信ユニット2の取り付けが可能である。
In addition, when the
要するに、本実施形態の通信装置10によれば、主幹ブレーカ101の一次側に接続される構成でありながらも、住宅内への電力供給を中断することなく、通信ユニット2の取り外しや交換、取り付けが可能である、という利点がある。
In short, according to the
また、端子台ユニット1において、電路部材13は、本実施形態のように第1端子11と第2端子12とが並ぶ方向に延びた長尺状の金属板からなり、長手方向の一端部が第1端子11に接続され他端部が第2端子12に接続されていることが好ましい。この構成によれば、電路部材13は一般的な電線に比べて電気抵抗の小さな金属板であるから、端子台ユニット1は、第1端子11と第2端子12との間で中継される電力の損失を極力小さく抑えることができる。ただし、この構成は必須の構成ではなく、電路部材13は長尺状の金属板に限らず、第1端子11と第2端子12との間を電気的に接続していればよい。
Further, in the
また、端子台ユニット1は、本実施形態のように第1端子11および第2端子12を保持する基台15をさらに備え、基台15は、通信ユニット2が着脱可能に取り付けられる取付部151を有することが好ましい。この構成によれば、通信ユニット2が端子台ユニット1の基台15に取り付けられた状態で、端子台ユニット1と通信ユニット2とは一体的に取り扱うことができる。したがって、通信装置10は、端子台ユニット1と通信ユニット2とが別々に設置される構成に比べて、設置スペースを小さく抑えることができる。ただし、この構成は必須の構成ではなく、端子台ユニット1は通信ユニット2が取り付けられる取付部151を有しなくてもよい。
Moreover, the
また、端子台ユニット1は、本実施形態のように、基台15が分電盤100のキャビネット103に取付可能に構成されていることが好ましい。つまり、通信装置10は、本実施形態のように、端子台ユニット1が分電盤100のキャビネット103に取付可能に構成されていることが好ましい。この構成によれば、通信装置10は、端子台ユニット1を分電盤100のキャビネット103に取り付けた状態で使用できるので、分電盤100の周囲に通信装置10を設置するためのスペースが必要ない。しかも、この構成では、通信装置10と主幹ブレーカ101とを接続するための配線を、分電盤100のキャビネット103内に収めることができる。
Moreover, it is preferable that the
また、通信装置10において、本実施形態のように、通信ユニット2は、本体23と、第1接続部22としての栓刃22Aとを有しており、第2接続部14は、刃受け部14Aであることが好ましい。ここで、本体23は通信回路21を含み、栓刃22Aは本体23における端子台ユニット1との対向面231から突出する。刃受け部14Aは、栓刃22Aが差し込まれることで栓刃22Aと電気的に接続される。この構成によれば、通信ユニット2は、第1接続部22としての栓刃22Aが、端子台ユニット1の第2接続部14としての刃受け部14Aに差し込まれることにより、端子台ユニット1の電路部材13と電気的に接続される。したがって、通信ユニット2と端子台ユニット1との接続作業が簡単である。ただし、この構成は必須の構成ではなく、通信ユニット2の接続部22は栓刃22Aに限らず、端子台ユニット1の接続部14は刃受け部14Aに限らない。さらに、第1端子11と第2端子12と電路部材13とは電気的に等価であるから、端子台ユニット1の接続部14は電路部材13に限らず、第1端子11と第2端子12と電路部材13との少なくとも1つに設けられていればよい。
In the
(実施形態2)
本実施形態の通信装置10は、通信ユニット2の(第1)接続部22、並びに端子台ユニット1の(第2)接続部14の構成が、実施形態1の通信装置10とは相違する。以下、実施形態1と同様の構成については、共通の符号を付して適宜説明を省略する。本実施形態では、通信ユニット2の(第1)接続部22、並びに端子台ユニット1の(第2)接続部14の構成として、構成例1〜3を例示する。なお、図8〜10は、図1の2点鎖線で囲まれた領域内を表す図である。
(Embodiment 2)
The
<構成例1>
構成例1においては、図8に示すように、通信ユニット2は、通信回路21を含む本体23と、本体23における端子台ユニット1との対向面231に設けられた第1接続部22としての接触端子22Bとを有している。第2接続部14は、接触端子22Bと接触することで接触端子22Bと電気的に接続される接触面14Bである。
<Configuration example 1>
In the configuration example 1, as shown in FIG. 8, the
構成例1では、基台15の取付部151に形成される差込口155は、基台15を前後方向に貫通しておらず、基台15の前面(取付部151の底面)から後方に凹んだ形状に形成されている。電路部材13は、この差込口155の底面に露出するように設けられており、電路部材13のうち差込口155の底面に露出した部分が接触面14Bとなる。
In the configuration example 1, the
接触端子22Bは、本体23の対向面231から斜め下方に突出し、先端部が対向面231側に曲げられた略L字状の金属板からなる。接触端子22Bは、本体23の筐体内において通信回路21と電気的に接続されている。接触端子22Bは、端子台ユニット1の差込口155に対応する位置に配置されており、3本の電路部材13,13,13に対応するように3本設けられている。3本の接触端子22B,22B,22Bは、各々の短手方向(左右方向)に等間隔で並んでいる。
The
以上説明した構成により、通信ユニット2の本体23が端子台ユニット1の基台15に取り付けられた状態で、通信ユニット2の第1接続部22としての接触端子22Bは、端子台ユニット1の第2接続部14としての接触面14Bに電気的に接続される。したがって、通信ユニット2と端子台ユニット1との接続作業が簡単である。なお、接触端子22Bは、ばね性を有していることが好ましく、これにより接触端子22Bと接触面14Bとの間の十分な接圧(接触圧)を確保できる。
With the configuration described above, the
<構成例2>
構成例2においては、図9に示すように、通信ユニット2は、通信回路21を含む本体23と、本体23から引き出された第1接続部22としての接続線22Cとを有している。第2接続部14は、接続線22Cをねじ固定するねじ式端子14Cである。
<Configuration example 2>
In the configuration example 2, as illustrated in FIG. 9, the
構成例2では、基台15の取付部151に形成される差込口155は、基台15を前後方向に貫通しておらず、基台15の前面(取付部151の底面)から後方に凹んだ形状に形成されている。電路部材13は、この差込口155の底面に露出するように設けられており、ねじ式端子14Cは電路部材13のうち差込口155の底面に露出した部分に設けられている。
In the configuration example 2, the
接続線22Cは、本体23の対向面231から引き出されており、先端部がねじ式端子14Cに接続される。接続線22Cは、本体23の筐体内において通信回路21と電気的に接続されている。接続線22Cは、端子台ユニット1の差込口155に対応する位置に配置されており、3本の電路部材13,13,13に対応するように3本設けられている。
The connection line 22C is drawn out from the facing
ねじ式端子14Cは、差込口155から導入された接続線22Cの先端部を、機械的に保持し且つ電路部材13に電気的に接続する。ねじ式端子14Cは、差込口155を通して操作される端子ねじを締め付けることで接続線22Cを保持し、端子ねじを緩めることで接続線22Cの保持を解除する。なお、本体23が基台15に取り付けられる前に接続線22Cをねじ式端子14Cに接続できるように、接続線22Cは、本体23が基台15から分離するのに十分な長さを有している。
The screw-
以上説明した構成により、通信ユニット2の第1接続部22としての接続線22Cは、端子台ユニット1の第2接続部14としてのねじ式端子14Cに電気的に接続される。したがって、通信ユニット2および端子台ユニット1の両方の構成が比較的簡単になり、製造コストを抑えることができる。ただし、この構成は必須の構成ではなく、端子台ユニット1の接続部14はねじ式端子14Cに限らず、たとえば接続線22Cの先端部を差し込むだけで結線可能な速結端子であってもよい。さらに、ねじ式端子14Cは、第1端子11あるいは第2端子12に設けられていてもよい。
With the configuration described above, the
<構成例3>
構成例3においては、図10に示すように、通信ユニット2は、通信回路21を含む本体23と、本体23から露出する第1接続部22としての第1のコネクタ22Dとを有している。第2接続部14は、第1のコネクタ22Dに対応する第2のコネクタ14Dである。
<Configuration example 3>
In Configuration Example 3, as shown in FIG. 10, the
構成例3では、基台15の取付部151に差込口155(図1参照)はなく、取付部151には第2のコネクタ14Dが配置されている。第2のコネクタ14Dは、3本の電路部材13,13,13に対応するように3本のコンタクト(接触子)を有している。
In the configuration example 3, the
本体23は、端子台ユニット1との対向面231のうち第2のコネクタ14Dに対応する位置に、第2のコネクタ14Dを避ける窪み部232を有している。第1のコネクタ22Dは、本体23の窪み部232から引き出されており、第2のコネクタ14Dに接続される。第1のコネクタ22Dは、本体23の筐体内において通信回路21と電気的に接続されている。第1のコネクタ22Dは、第2のコネクタ14Dに対応するように3本のコンタクト(接触子)を有している。
The
そして、第1のコネクタ22Dが第2のコネクタ14Dに接続されることにより、第1のコネクタ22Dのコンタクトと第2のコネクタ14Dのコンタクトとが電気的に接続される。なお、本体23が基台15に取り付けられる前に第1のコネクタ22Dを第2のコネクタ14Dに接続できるように、第1のコネクタ22Dのケーブルは、本体23が基台15から分離するのに十分な長さを有している。
Then, by connecting the
以上説明した構成により、第1のコネクタ22Dが第2のコネクタ14Dに接続されると、第1のコネクタ22Dのコンタクトと第2のコネクタ14Dのコンタクトとが電気的に接続される。したがって、通信ユニット2と端子台ユニット1との接続作業が簡単である。ただし、この構成は必須の構成ではなく、たとえば第2のコネクタ14Dは、第1端子11あるいは第2端子12に設けられていてもよい。
With the configuration described above, when the
1 端子台ユニット
2 通信ユニット
3 電源
10 通信装置
11 第1端子
12 第2端子
13 電路部材
14 (第2)接続部
14A 刃受け部
14B 接触面
14C ねじ式端子
14D 第2のコネクタ
15 基台
21 通信回路
22 (第1)接続部
22A 栓刃
22B 接触端子
22C 接続線
22D 第1のコネクタ
23 本体
100 分電盤
101 主幹ブレーカ
103 キャビネット
151 取付部
231 対向面
DESCRIPTION OF
Claims (13)
主幹ブレーカに電気的に接続される第2端子と、
前記第1端子と前記第2端子との間を電気的に接続する電路部材とを備え、
前記第1端子と前記第2端子と前記電路部材との少なくとも1つは、通信機能を有する通信ユニットが電気的に接続される接続部を有する
ことを特徴とする端子台ユニット。 A first terminal electrically connected to the power source;
A second terminal electrically connected to the main breaker;
An electrical path member that electrically connects the first terminal and the second terminal;
At least one of the first terminal, the second terminal, and the electrical path member has a connection portion to which a communication unit having a communication function is electrically connected.
ことを特徴とする請求項1に記載の端子台ユニット。 The electric circuit member is made of a long metal plate extending in a direction in which the first terminal and the second terminal are arranged, one end in the longitudinal direction is connected to the first terminal, and the other end is the second. The terminal block unit according to claim 1, wherein the terminal block unit is connected to a terminal.
前記基台は、前記通信ユニットが着脱可能に取り付けられる取付部を有する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の端子台ユニット。 A base for holding the first terminal and the second terminal;
The terminal block unit according to claim 1, wherein the base includes an attachment portion to which the communication unit is detachably attached.
ことを特徴とする請求項3に記載の端子台ユニット。 The terminal block unit according to claim 3, wherein the base is configured to be attachable to a cabinet of a distribution board.
通信機能を有する通信ユニットとを備え、
前記通信ユニットは、通信回路と、前記通信回路と電気的に接続された第1接続部とを有し、
前記端子台ユニットは、前記第1接続部と電気的に接続される第2接続部を有する
ことを特徴とする通信装置。 A terminal block unit electrically connected to a power source and a main breaker, and electrically connected between the power source and the main breaker;
A communication unit having a communication function,
The communication unit includes a communication circuit and a first connection unit electrically connected to the communication circuit,
The terminal block unit includes a second connection portion that is electrically connected to the first connection portion.
前記第2接続部は、前記接続線をねじ固定するねじ式端子である
ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 The communication unit has a main body including the communication circuit, and a connection line as the first connection portion drawn out from the main body,
The communication device according to claim 5, wherein the second connection unit is a screw-type terminal that screws the connection line.
前記第2接続部は、前記接触端子と接触することで前記接触端子と電気的に接続される接触面である
ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 The communication unit has a main body including the communication circuit, and a contact terminal as the first connection portion provided on a surface of the main body facing the terminal block unit,
The communication device according to claim 5, wherein the second connection portion is a contact surface that is electrically connected to the contact terminal by being in contact with the contact terminal.
前記第2接続部は、前記栓刃が差し込まれることで前記栓刃と電気的に接続される刃受け部である
ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 The communication unit has a main body including the communication circuit, and a plug blade as the first connection portion protruding from a surface of the main body facing the terminal block unit,
The communication device according to claim 5, wherein the second connection unit is a blade receiving unit that is electrically connected to the plug blade when the plug blade is inserted.
前記第2接続部は、前記第1のコネクタに対応する第2のコネクタである
ことを特徴とする請求項5に記載の通信装置。 The communication unit has a main body including the communication circuit, and a first connector as the first connection portion exposed from the main body,
The communication device according to claim 5, wherein the second connection unit is a second connector corresponding to the first connector.
ことを特徴とする請求項5〜9のいずれか1項に記載の通信装置。 The communication device according to any one of claims 5 to 9, wherein the terminal block unit is configured to be attachable to a cabinet of a distribution board.
前記通信回路と電気的に接続された接続部とを備え、
前記接続部は、電源および主幹ブレーカに電気的に接続され前記電源と前記主幹ブレーカとの間を電気的に接続する端子台ユニットに対し、電気的に接続されるように構成されている
ことを特徴とする通信ユニット。 A communication circuit;
A connection part electrically connected to the communication circuit;
The connecting portion is configured to be electrically connected to a terminal block unit that is electrically connected to a power source and a main breaker and electrically connects the power source and the main breaker. A featured communication unit.
前記キャビネットには前記主幹ブレーカが取り付けられている
ことを特徴とする分電盤。 The cabinet to which the terminal block unit according to claim 4 is attached,
The distribution board characterized in that the main breaker is attached to the cabinet.
前記キャビネットには前記主幹ブレーカが取り付けられている
ことを特徴とする分電盤。 The cabinet to which the communication device according to claim 10 is attached,
The distribution board characterized in that the main breaker is attached to the cabinet.
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