JP2016095553A - ストレージシステム、ストレージ装置、及びステージング方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】各種データを読み出す所定要求を送出するホストと、ホストからの各種データを読み出す所定要求に対して、記録されている所定データの読み出しに対応するインターフェイス手段と、各種データを記憶するキャッシュ領域と、所定データを含む各種データを記憶したストレージ領域と、を有するストレージと、を有するストレージシステムに、1ないし複数の所定要求が発生する条件を各々のトリガーとして管理しつつ、それぞれのトリガーに対してキャッシュ領域に予め展開する所定データ群を、トリガーごとに各々のロードデータとして読み出し待機用領域に記録する手段と、各種トリガーの発生時及び/又は直前に、対応したロードデータを待機用領域からキャッシュ領域に展開する手段と、を設ける。
【選択図】図2
Description
多くのコンピュータがネットワークで接続され、ストレージが大容量化し、仮想化技術の普及も進んでいる。例えば、クラウド上のサーバを構築するデータセンターで、仮想化技術を用いてユーザに仮想OS(Operating System)やプログラムを提供したり、ユーザの個人データを管理することも行われている。また、シンクライアントシステムなどで扱う処理演算量やデータ量が飛躍的に増大している。
特許文献1では、多くのユーザを抱えるシステムでの各ユーザのログインに備えて、各ユーザのログイン時刻を入場ゲートを各々のユーザが通過した時刻から予測処理して、各ユーザのログイン時刻よりも前に 該当ユーザのログイン用情報を予めキャッシュにステージングする技術を開示している。
特許文献2には、特定の時間帯にホストコンピュータからアクセスされる所定データを予め設定し、その所定データを磁気ディスク装置からキャッシュメモリに予め移動して、所定データへのアクセス時にキャッシュメモリから呼び出す技術が開示されている。
対策:運用で想定される一時的な負荷に対して事前に十分なスペック(演算リソース、ストレージ量、転送速度確保、など)にサイジングを実行する。
問題:ログインストームのような短時間に発生する負荷への対応のために、高価なメモリやSSD(Solid State Disk)が多量に必要となりコストがかかる。
対策:管理サーバが、入場ゲートを各々のユーザが通過した時刻から各ユーザのログイン時刻を予測処理して、各ユーザのログイン時刻よりも前に 該当ユーザのログイン用情報をキャッシュメモリにステージングする。
問題:同時刻にログインするユーザ数が多い場合、ログイン用情報がステージングされるキャッシュメモリの容量が多量に必要になる。また、ログイン用情報によるキャッシュメモリの占有問題や、多量なログイン用情報ではキャッシュメモリから溢れる問題も生じ得る。
対策:階層化した 高性能であるSSDと低コストであるHDD(Hard Disk Drive)の間で所要データを逐次移動する。
問題:一時的に高負荷状態を発生させる要求に対応したことによって、SSDとHDDとの間でデータ移動が頻繁に実行される。その結果、ストレージ装置内にデータ転送負荷が多量に発生する。
対策:SSDや半導体メモリをストレージ装置の二次キャッシュとして用いる。
問題:ログインなどで1度きりのようなディスクアクセスが多いケースでは、二次キャッシュに格納されたキャッシュデータにヒットする前に上書きされる。
他方で、各手法の機能を適切に発揮するにあたり、様々な要求事項がある。例えば、特許文献1で開示した手法では、ユーザが予め特定のゲートを通過する必要がある。
特許文献2の開示された手法では、予めステージングする時刻と所定データを人為的に設定する必要がある。
ストレージシステム1は、準備工程として、読み出し待機用領域管理部40を用いて、想定される高負荷状態の要因となる要求や、一まとまりの読み出し要求が生じる条件をトリガー群として管理する。個々のトリガーは、ストレージシステム1が自ら高負荷状態を検出した際に、その要因となった要求や条件を抽出処理してもよいし、ホスト装置2などから登録されてもよい。例えば、ホスト装置2が仮想ディスクトップを提供するサーバであった場合、クライアント端末からのログイン要求やログアウト要求がトリガーの条件に設定できる。また、複数のログイン要求をグルーピングして、所定数のログイン要求が発生したことや時間帯などを1つのトリガーの条件に設定することも可能である。このように複数の要求を一まとめにすることで、ステージングを実行する際のデータ粒度や頻度を調整できる。なお、トリガーの条件には、サービス提供環境を設定できる。例えば、仮想ディスクトップを提供するサービス環境がホストに構築されていることや、仮想ディスクトップの提供を受けるクライアント端末がネットワークに接続されていることを条件に加えてもよい。
また、読み出し待機用領域管理部40は、それぞれのトリガーに対してキャッシュデバイス20に展開する所定データ群を、トリガーごとに各々のロードデータとしてストレージデバイス30に準備された読み出し待機用論理領域に記録する。
ストレージシステム1は、ステージング工程として、各種トリガー条件の発生を監視する。
ストレージシステム1は、ステージング工程として、トリガーに設定した条件が生じた際もしくはその直前に、キャッシュ展開管理部50が、対応したロードデータを読み出し待機用論理領域からキャッシュ領域に展開する。
その後、ストレージシステム1は、各種要求によって発生するホスト装置2とストレージ装置3との間でのデータ転送や、ストレージ装置3内でのデータ読み出し処理などを、要求事項に沿って実行する。この際、ストレージシステム1は、あらかじめ、ストレージ装置3のキャッシュ領域に必要となるデータが格納されているため、効率的に要求を処理し終えることになる。
本実施例は、ストレージ装置100と業務ホスト群300と管理ホスト400とでストレージシステムを構成する。
ステージング管理手段200は、運用中に定期的に動作する手段である。動作を開始したステージング管理手段200はステージングトリガテーブル420を逐次参照する(S101)。
ファイル/ブロック管理手段210は、トリガーに該当する条件(I/Oなど)を検出した場合に動作を開始する(S201)。
ステージングボリューム制御手段230は、システムの運用中に定期的に動作する。
キャッシュテーブル変更手段240は、ステージング管理手段200からのステージング要求を受け動作を開始する。
トリガ登録手段410は、運用管理者500がステージングトリガテーブル420を登録/更新するタイミングで動作する。
その理由は、トリガーに従って都度適切にステージングが行われるためである。これは、トリガーを用いずにステージングする方式に比べ、ステージングされたデータの適切度が高くなり、結果ヒット率が向上する。同等の性能を確保する場合に、高価なSSDやメモリの量を低減できる。
図14ないし図18は、各テーブル情報を例示する説明図である。
本実施例は、業務ホスト群300内にイベントを通知する手段を有する。
キャッシュ領域及びストレージ領域は、先の構成例と同様である。
キャッシュタグテーブル260は、キャッシュに展開されたロードデータの配置を示したテーブル情報である。
キャッシュロード用テーブル270は、論理ボリュームに記録されたロードデータの配置を示したテーブル情報である。本構成例では、ユーザごとのログイン用データのデータブロックを管理するテーブルとなる。
ユーザ情報管理テーブル280は、各々のユーザ(仮想マシン)が使用するストレージ領域を管理するためのテーブル情報である。本構成例では、ユーザごとに管理用情報が記録される。
ステージングトリガテーブル420は、各々のトリガーを管理するためのテーブル情報である。
・運用管理者500は、業務ホスト群300に仮想マシンをユーザに提供可能にする環境を形成する。
・運用管理者500は、運用ポリシーを元に、手動もしくは自動で事前ステージング用ディスクプール160と事前ステージング用ボリューム群150を作成する。
・運用管理者500が運用を開始する前に管理ホスト400上でステージングトリガテーブル420に各種ポリシーを設定して、ストレージ装置100にステージングトリガテーブル420を通知する。
・ストレージ装置100は、時刻情報とステージングトリガテーブル420とユーザ情報管理テーブル280を参照して、各々のユーザのログインに間に合うタイミングで、ログイン用情報をキャッシュ領域にステージングする。
このステージング処理過程では、事前ステージング用ボリューム150記録されているデータがシーケンシャルアクセスを考慮して最適化されているため、高速にステージングが可能となる。
その理由は、トリガーに従って都度適切にステージングが行われるためである。これは、トリガーを用いずにステージングする方式に比べ、ステージングされたデータの適切度が高くなり、結果ヒット率が向上する。同等の性能を確保する場合に、高価なSSDやメモリの量を低減できる。
[付記1]
各種データを読み出す所定要求を送出するホストと、
前記ホストからの各種データを読み出す所定要求に対して、記録されている所定データの読み出しに対応するインターフェイス手段と、
各種データを記憶するキャッシュ領域と、
前記所定データを含む各種データを記憶したストレージ領域と、
を有するストレージと、
1ないし複数の所定要求が発生する条件を各々のトリガーとして管理しつつ、それぞれのトリガーに対して前記キャッシュ領域に予め展開する所定データ群を、トリガーごとに各々のロードデータとして読み出し待機用領域に記録する手段と、
各種トリガーの発生時及び/又は直前に、対応したロードデータを前記待機用領域からキャッシュ領域に展開する手段と、
を含むことを特徴とするストレージシステム。
トリガーごとのロードデータの内容を、トリガーに関連付けて収集した管理用情報に基づいて、読み出し待機用領域のロードデータを構築し直す手段を更に含むことを特徴とする上記付記記載のストレージシステム。
前記読み出し待機用領域は、読み出し待機用論理領域と読み出し待機用物理領域の両方が設けられていることを特徴とする上記付記記載のストレージシステム。
前記読み出し待機用論理領域に記録するトリガー毎のロードデータについて、論理ボリュームのブロック単位毎に管理すると共に、前記キャッシュ領域への展開が不要と判断されたガベージデータのブロックを削除する手段を更に含むことを特徴とする上記付記記載のストレージシステム。
前記読み出し待機用論理領域に記録するトリガー毎のロードデータについて、論理ボリュームのブロック単位毎に管理すると共に、前記キャッシュ領域への展開が不要と判断されたガベージデータのブロックを抜き取ってボリューム内でデータブロックを整列する手段を更に含むことを特徴とする上記付記記載のストレージシステム。
前記ストレージ領域の読み出し待機用領域は、ユーザ端末及びホストからアクセス不能に設定されることを特徴とする上記付記記載のストレージシステム。
前記キャッシュ領域は、異なるキャッシュ素子を用いた階層構造を有してなり、
ステージングされるロードデータ及び/又は該当ロードデータ内に含まれるデータに付与されたステージング優先度に基づいた前記キャッシュ領域に同時に存在させるロードデータ間での優先度順位に従って、キャッシュ先となるキャッシュ素子を選定する手段を更に含むことを特徴とする上記付記記載のストレージシステム。
各種データを読み出す所定要求に対して、記録されている所定データの読み出しに対応するインターフェイス手段と、
各種データを記憶するキャッシュ領域と、
前記所定データを含む各種データを記憶したストレージ領域と、
1ないし複数の所定要求が発生する条件を各々のトリガーとして管理しつつ、それぞれのトリガーに対して前記キャッシュ領域に予め展開する所定データ群を、トリガーごとに各々のロードデータとして読み出し待機用領域に記録する手段と、
各種トリガーの発生時及び/又は直前に、対応したロードデータを前記待機用領域からキャッシュ領域に展開する手段と、
を有することを特徴とするストレージ装置。
トリガーごとのロードデータの内容を、トリガーに関連付けて収集した管理用情報に基づいて、読み出し待機用領域のロードデータを構築し直す手段を更に含むことを特徴とする上記付記記載のストレージ装置。
前記読み出し待機用領域は、読み出し待機用論理領域と読み出し待機用物理領域の両方が設けられていることを特徴とする上記付記記載のストレージ装置。
前記読み出し待機用論理領域に記録するトリガー毎のロードデータについて、論理ボリュームのブロック単位毎に管理すると共に、前記キャッシュ領域への展開が不要と判断されたガベージデータのブロックを削除する手段を更に含むことを特徴とする上記付記記載のストレージ装置。
前記読み出し待機用論理領域に記録するトリガー毎のロードデータについて、論理ボリュームのブロック単位毎に管理すると共に、前記キャッシュ領域への展開が不要と判断されたガベージデータのブロックを抜き取ってボリューム内でデータブロックを整列する手段を更に含むことを特徴とする上記付記記載のストレージ装置。
前記ストレージ領域の読み出し待機用領域は、ユーザ端末及びホストからアクセス不能に設定されることを特徴とする上記付記記載のストレージ装置。
前記キャッシュ領域は、異なるキャッシュ素子を用いた階層構造を有してなり、
ステージングされるロードデータ及び/又は該当ロードデータ内に含まれるデータに付与されたステージング優先度に基づいた前記キャッシュ領域に同時に存在させるロードデータ間での優先度順位に従って、キャッシュ先となるキャッシュ素子を選定する手段を更に含むことを特徴とする上記付記記載のストレージ装置。
各種データを読み出す所定要求に対して、記録されている所定データの読み出しに対応するインターフェイス手段と、各種データを記憶するキャッシュ領域と、前記所定データを含む各種データを記憶したストレージ領域と、を有するストレージ装置で、
1ないし複数の所定要求が発生する条件を各々のトリガーとして管理しつつ、それぞれのトリガーに対して前記キャッシュ領域に予め展開する所定データ群を、トリガーごとに各々のロードデータとして読み出し待機用領域に記録する第1の工程と、
各種トリガーの発生時及び/又は直前に、対応したロードデータを前記待機用領域からキャッシュ領域に展開する第2の工程と、
を有することを特徴とするストレージ装置内でのステージング方法。
トリガーごとのロードデータの内容を、トリガーに関連付けて収集した管理用情報に基づいて、読み出し待機用領域のロードデータを構築し直す工程を更に含むことを特徴とする上記付記記載のステージング方法。
前記読み出し待機用領域は、読み出し待機用論理領域と読み出し待機用物理領域の両方が設けられていることを特徴とする上記付記記載のステージング方法。
前記読み出し待機用論理領域に記録するトリガー毎のロードデータについて、論理ボリュームのブロック単位毎に管理すると共に、前記キャッシュ領域への展開が不要と判断されたガベージデータのブロックを削除する工程を更に含むことを特徴とする上記付記記載のステージング方法。
前記読み出し待機用論理領域に記録するトリガー毎のロードデータについて、論理ボリュームのブロック単位毎に管理すると共に、前記キャッシュ領域への展開が不要と判断されたガベージデータのブロックを抜き取ってボリューム内でデータブロックを整列する工程を更に含むことを特徴とする上記付記記載のステージング方法。
前記ストレージ領域の読み出し待機用領域は、ユーザ端末及びホストからアクセス不能に設定されることを特徴とする上記付記記載のステージング方法。
前記キャッシュ領域は、異なるキャッシュ素子を用いた階層構造を有してなり、
ステージングされるロードデータ及び/又は該当ロードデータ内に含まれるデータに付与されたステージング優先度に基づいた前記キャッシュ領域に同時に存在させるロードデータ間での優先度順位に従って、キャッシュ先となるキャッシュ素子を選定する工程を更に含むことを特徴とする上記付記記載のステージング方法。
各種データを読み出す所定要求に対して、記録されている所定データの読み出しに対応するインターフェイス手段と、各種データを記憶するキャッシュ領域と、前記所定データを含む各種データを記憶したストレージ領域と、を有するストレージ装置の制御部を、
1ないし複数の所定要求が発生する条件を各々のトリガーとして管理しつつ、それぞれのトリガーに対して前記キャッシュ領域に予め展開する所定データ群を、トリガーごとに各々のロードデータとして読み出し待機用領域に記録する待機用領域管理部と、
各種トリガーの発生時及び/又は直前に、対応したロードデータを前記待機用領域からキャッシュ領域に展開するキャッシュ展開管理部、
として動作させることを特徴とするプログラム。
前記制御部を、トリガーごとのロードデータの内容を、トリガーに関連付けて収集した管理用情報に基づいて、読み出し待機用領域のロードデータを構築し直す手段として動作させることを特徴とする上記付記記載のプログラム。
前記制御部を、前記読み出し待機用領域として、読み出し待機用論理領域と読み出し待機用物理領域との両方を用いるように動作させることを特徴とする上記付記記載のプログラム。
前記制御部を、前記読み出し待機用論理領域に記録するトリガー毎のロードデータについて、論理ボリュームのブロック単位毎に管理すると共に、前記キャッシュ領域への展開が不要と判断されたガベージデータのブロックを削除する手段として動作させることを特徴とする上記付記記載のプログラム。
前記制御部を、前記読み出し待機用論理領域に記録するトリガー毎のロードデータについて、論理ボリュームのブロック単位毎に管理すると共に、前記キャッシュ領域への展開が不要と判断されたガベージデータのブロックを抜き取ってボリューム内でデータブロックを整列する手段として動作させることを特徴とする上記付記記載のプログラム。
前記制御部を、前記ストレージ領域の読み出し待機用領域について、ユーザ端末及びホストからアクセス不能に設定するように動作させることを特徴とする上記付記記載のプログラム。
前記ストレージ装置は、キャッシュ領域として、異なるキャッシュ素子を用いた階層構造を有してなり、
該ストレージ装置の前記制御部を、ステージングされるロードデータ及び/又は該当ロードデータ内に含まれるデータに付与されたステージング優先度に基づいた前記キャッシュ領域に同時に存在させるロードデータ間での優先度順位に従って、キャッシュ先となるキャッシュ素子を選定する手段として動作させることを特徴とする上記付記記載のプログラム。
2 ホスト装置
3 ストレージ装置
10 インターフェイス部(インターフェイス手段)
20 キャッシュデバイス
30 ストレージデバイス
40 読み出し待機用領域管理部(読み出し待機用領域管理手段)
50 キャッシュ展開管理部(キャッシュ展開管理手段)
100 ストレージ装置
110 キャッシュモジュール
120 L2キャッシュプール
130 SSDディスク群
140 論理ディスク群
150 事前ステージング用ボリューム群
160 事前ステージング用ディスクプール
200 ステージング管理手段
210 ファイル/ブロック管理手段
230 ステージングボリューム制御手段
240 キャッシュテーブル変更手段
250 ログイン/ログアウト管理手段
260 キャッシュタグテーブル
270 キャッシュロード用テーブル
280 ユーザ情報管理テーブル
300 業務ホスト群
310 仮想マシン情報管理手段
400 管理ホスト
410 トリガ登録手段
420 ステージングトリガテーブル
Claims (10)
- 各種データを読み出す所定要求を送出するホストと、
前記ホストからの各種データを読み出す所定要求に対して、記録されている所定データの読み出しに対応するインターフェイス手段と、
各種データを記憶するキャッシュ領域と、
前記所定データを含む各種データを記憶したストレージ領域と、
を有するストレージと、
1ないし複数の所定要求が発生する条件を各々のトリガーとして管理しつつ、それぞれのトリガーに対して前記キャッシュ領域に予め展開する所定データ群を、トリガーごとに各々のロードデータとして読み出し待機用領域に記録する手段と、
各種トリガーの発生時及び/又は直前に、対応したロードデータを前記待機用領域からキャッシュ領域に展開する手段と、
を含むことを特徴とするストレージシステム。 - トリガーごとのロードデータの内容を、トリガーに関連付けて収集した管理用情報に基づいて、読み出し待機用領域のロードデータを構築し直す手段を更に含むことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
- 前記読み出し待機用領域は、読み出し待機用論理領域と読み出し待機用物理領域の両方が設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のストレージシステム。
- 前記読み出し待機用論理領域に記録するトリガー毎のロードデータについて、論理ボリュームのブロック単位毎に管理すると共に、前記キャッシュ領域への展開が不要と判断されたガベージデータのブロックを削除する手段を更に含むことを特徴とする請求項3に記載のストレージシステム。
- 前記読み出し待機用論理領域に記録するトリガー毎のロードデータについて、論理ボリュームのブロック単位毎に管理すると共に、前記キャッシュ領域への展開が不要と判断されたガベージデータのブロックを抜き取ってボリューム内でデータブロックを整列する手段を更に含むことを特徴とする請求項3に記載のストレージシステム。
- 前記ストレージ領域の読み出し待機用領域は、ユーザ端末及びホストからアクセス不能に設定されることを特徴とする請求項1ないし5の何れか一項に記載のストレージシステム。
- 前記キャッシュ領域は、異なるキャッシュ素子を用いた階層構造を有してなり、
ステージングされるロードデータ及び/又は該当ロードデータ内に含まれるデータに付与されたステージング優先度に基づいた前記キャッシュ領域に同時に存在させるロードデータ間での優先度順位に従って、キャッシュ先となるキャッシュ素子を選定する手段を更に含むことを特徴とする請求項1ないし6の何れか一項に記載のストレージシステム。 - 各種データを読み出す所定要求に対して、記録されている所定データの読み出しに対応するインターフェイス手段と、
各種データを記憶するキャッシュ領域と、
前記所定データを含む各種データを記憶したストレージ領域と、
1ないし複数の所定要求が発生する条件を各々のトリガーとして管理しつつ、それぞれのトリガーに対して前記キャッシュ領域に予め展開する所定データ群を、トリガーごとに各々のロードデータとして読み出し待機用領域に記録する手段と、
各種トリガーの発生時及び/又は直前に、対応したロードデータを前記待機用領域からキャッシュ領域に展開する手段と、
を有することを特徴とするストレージ装置。 - 各種データを読み出す所定要求に対して、記録されている所定データの読み出しに対応するインターフェイス手段と、各種データを記憶するキャッシュ領域と、前記所定データを含む各種データを記憶したストレージ領域と、を有するストレージ装置で、
1ないし複数の所定要求が発生する条件を各々のトリガーとして管理しつつ、それぞれのトリガーに対して前記キャッシュ領域に予め展開する所定データ群を、トリガーごとに各々のロードデータとして読み出し待機用領域に記録する工程と、
各種トリガーの発生時及び/又は直前に、対応したロードデータを前記待機用領域からキャッシュ領域に展開する工程と、
を有することを特徴とするストレージ装置内でのステージング方法。 - 各種データを読み出す所定要求に対して、記録されている所定データの読み出しに対応するインターフェイス手段と、各種データを記憶するキャッシュ領域と、前記所定データを含む各種データを記憶したストレージ領域と、を有するストレージ装置の制御部を、
1ないし複数の所定要求が発生する条件を各々のトリガーとして管理しつつ、それぞれのトリガーに対して前記キャッシュ領域に予め展開する所定データ群を、トリガーごとに各々のロードデータとして読み出し待機用領域に記録する待機用領域管理部と、
各種トリガーの発生時及び/又は直前に、対応したロードデータを前記待機用領域からキャッシュ領域に展開するキャッシュ展開管理部、
として動作させることを特徴とするプログラム。
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Publications (2)
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Family Applications (1)
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- 2014-11-12 JP JP2014229522A patent/JP6504337B2/ja active Active
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