JP2016092198A - インプリント装置および方法、ならびに物品製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 インプリント雰囲気の維持に有利なインプリント装置を提供する。【解決手段】 インプリント装置は、インプリント処理を行う雰囲気を形成するように第1気体を供給する第1気体供給部と、前記雰囲気を封止するように第2気体を供給する第2気体供給部と、前記インプリント処理を行う基板上の領域に基づいて前記第2気体供給部による前記第2気体の供給流量を制御する制御部と、を備える。【選択図】 図3

Description

本発明は、インプリント装置および方法、ならびに物品製造方法に関する。
半導体デバイスの微細化の要求が進み、従来のフォトリソグラフィ技術に加え、基板上の未硬化樹脂を型(モールド)で成形し、樹脂のパターンを基板上に形成する微細加工技術が注目を集めている。この技術は、インプリント技術とも呼ばれ、基板上に数ナノメートルオーダーの微細な構造体を形成することができる。例えば、インプリント技術の一つとして、光硬化法がある。この光硬化法を採用したインプリント装置では、まず、基板(ウエハ)上の1または複数のショット領域(インプリント領域)にインプリント材(紫外線硬化性の樹脂等)を塗布する。次に、塗布された樹脂を型(押型)により成形する。そして、紫外線を照射して樹脂を硬化させたうえで離型することにより、樹脂のパターンが基板上に形成される。
インプリント装置内の雰囲気は通常大気であるため、型と樹脂とを互いに押し付ける(押型する)とその間に大気が残留し、残留ガスとなって樹脂に気泡が混入するなど転写されるパターンに不具合が生じ、正確なパターン形成ができない場合がある。これに対して、残留ガスが樹脂や型に溶解、拡散、または透過して消滅するまで待機する方法もあるが、インプリント処理に多大な時間を要する。
そこで、例えば、特許文献1は、インプリント雰囲気気体において溶解性が高いガス、拡散性が高いガス等のプロセスガスの濃度を上げることで、残留ガスを素早く減少させるインプリント装置を開示している。一方、特許文献2は、プロセスガスによるインプリント装置内の他の要素への影響を抑制するために、インプリント雰囲気の周囲にバリア機構を設けている。さらに、バリア機構の下面と基板の間に加圧ガスを供給することで、バリア機構の外側に漏れ出すプロセスガスを削減するインプリント装置を開示している。
特表2007−509769号公報 特表2013−519228号公報
しかし、特許文献1のインプリント装置は、正確なパターン形成を阻害する気体がインプリント雰囲気に混合しうる。また、特許文献2のインプリント装置は、基板を保持するステージの位置(インプリント領域)によっては、バリア機構(および加圧ガス)によるインプリント雰囲気の遮蔽(封止)が不十分になりうる。
そこで、本発明は、インプリント雰囲気の維持に有利なインプリント装置を提供することを例示的目的とする。
本発明の1つの側面は、基板上のインプリント材を型で成形して前記基板上にパターンを形成するインプリント処理を行うインプリント装置であって、前記インプリント処理を行う雰囲気を形成するように第1気体を供給する第1気体供給部と、前記雰囲気を
本発明によれば、例えば、インプリント雰囲気の維持に有利なインプリント装置を提供することができる。
第1実施形態のインプリント装置を示した図である。 本発明に係るインプリント方法のフローチャートである。 本発明に係る気体供給方法の一例を示した図である。 第2実施形態のインプリント装置を示した図である。 第3実施形態のインプリント装置を示した図である。 第4実施形態のインプリント装置を示した図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は第1実施形態のインプリント装置を示す。インプリント装置は、半導体デバイス製造工程に使用される、基板上の樹脂と型とを接触して基板上にパターンを形成するインプリント処理を行う装置である。本実施形態のインプリント装置は、パターンを形成する際に樹脂を光によって硬化する手法を採用した装置である。図1に示すように、型(モールド)10に対して紫外線を照射する方向に平行な軸をZ軸とし、Z軸に対して直交する方向にX軸及びY軸を定める。
インプリント装置は、基板(ウエハ)2、型10、基板ステージ3、型10を保持する保持部11、制御部20、ディスペンサ(塗布部)12、第1気体40を供給する第1気体供給部30、第2気体41を供給する第2気体供給部31を含む。基板2は、インプリント処理が施される基板であり、例えば、単結晶シリコンウエハやSOI(Silicon on Insulator)ウエハなどが用いられる。基板2の被処理面には、成形部となる樹脂(インプリント材)がディスペンサ12により塗布(吐出)される。第2気体供給部31の気体供給口(第2気体供給口)は、第1気体供給部30の気体供給口(第1気体供給口)を取り囲むように、第1気体供給部30および第2気体供給部31は配置されている。型10は、外周部が矩形で基板2に対する対向面に、基板2上へ塗布された樹脂に転写されるパターンが3次元形状に形成された型である。型10の材質には石英などの紫外線を透過させる素材が用いられる。
保持部11は、型10を保持及び固定し、基板2に型10のパターンをインプリントする。保持部11は、不図示の型保持機構、型10の形状補正機構、型ステージを含む。型保持機構は、モールド10を不図示の真空吸着パットによって機械的に保持及び固定する。また、型保持機構は、型ステージに機械的に保持される。型ステージは、型10のパターンを基板2に転写する際に基板2と型10の間隔を位置決めするための駆動系であり、Z軸方向に駆動する。また、パターンの転写時には高精度な位置決めが要求されるため、型ステージは、粗動駆動系と微動駆動系など複数の駆動系から構成されていても良い。さらに、型ステージは、Z方向だけでなく、X方向、Y方向、またはθ(Z軸周りの回転)方向の位置調整機能、型10の傾きを補正するためのチルト機能を有していても良い。型保持機構には、型10の形状を補正するための形状補正機構が配置されており、型10の側面に力もしくは変位を与えることによって型10の形状を補正することができる。
基板ステージ3は、基板2と型10の並進シフトの補正(位置合わせ)をするためのX方向及びY方向に駆動する駆動系である。基板ステージ3のX方向とY方向の駆動系は、粗動駆動系と微動駆動系など複数の駆動系から構成されていても良い。基板ステージ3は、さらに、Z方向の位置調整のための駆動系や、基板2のθ(Z軸周りの回転)方向の位置調整機能、基板2の傾きを補正するためのチルト機能を有していても良い。基板ステージ3は、基板2を真空吸着パッドによって機械的に保持する。ディスペンサ12は、基板2に樹脂を塗布(吐出)する。ディスペンサ12は、樹脂吐出ノズル(不図示)を有しており、樹脂吐出ノズルから基板2のインプリント領域(領域)に樹脂を吐出する。
第1気体供給部30は、型10もしくは樹脂を透過しうる透過性の、または、パターンの形成中に液化しうる凝縮性の第1気体40を型10と基板2の間に供給する。第1気体供給部30は、流量調整部(不図示)を有しており、供給する第1気体40を任意の流量に変更できる。流量調整部には、マスフローコントローラが使用できる。第1気体40は、ヘリウム、水素などの透過性の気体や、ハイドロフルオロカーボン、ハイドロフルオロエーテルなどの押型による圧力上昇で凝縮(液化)する凝縮性の気体を使用できる。第1気体供給部30は、図1ではX方向に型10を挟んで図示しているが、Y方向にも型10を挟むように配置される。第1気体供給部30は、1方向以上の方向から第1気体40を供給しても良い。第1気体40は、型10と基板2の間において高濃度とすることができる。第1気体40の濃度が低下すると、インプリント処理にかかる時間が長くなりインプリント装置の生産性を低下させてしまう。第1気体40の濃度が低下する際に、型10と基板2の間に酸素を含んだ大気などの気体が侵入すると、酸素が樹脂の硬化を阻害し、正確なパターン形成ができなくなる。
第2気体供給部31は、樹脂に対して不活性な第2気体41を第1気体40の周囲に局所的に供給する。第2気体41は、インプリント処理を行う雰囲気を封止する気体であり、例えば、窒素や、ヘリウム、ネオン等の希ガスである。第2気体供給部31は、流量調整部(不図示)を有しており、供給する第2気体41の流量を任意の値に変更できる。流量調整部には、マスフローコントローラが使用できる。第2気体供給部31は、圧力調整部(不図示)を有しており、供給する第2気体41の圧力を任意の値に変更できる。圧力調整部には、レギュレータが使用できる。第2気体供給部31は、図1ではX方向に型10を挟んで第1気体供給部30の外側に図示しているが、型10を挟んでY方向にも配置される。あるいは、第2気体供給部31は、1方向以上の方向から第2気体41を供給しても良い。
制御部20は、インプリント装置の各構成要素の動作、及び調整等を制御する。特に、本実施形態では、制御部20は、基板ステージ3の駆動制御、第2気体供給部31の供給流量制御を行う。インプリント装置は、クリーンチャンバ7に収められる。クリーンチャンバ7は、送風機(不図示)、ケミカルフィルタ(不図示)やパーティクルフィルタ(不図示)を含む。送風機によりクリーンチャンバ7が設置される雰囲気の大気を取り込み、取り込んだ大気に僅かに含まれる化学物質や塵をケミカルフィルタやパーティクルフィルタで取り除き、送風口(不図示)からクリーンチャンバ7内部の空間へ清浄な大気を供給する。インプリント装置は、さらに、基板2を基板ステージ3へ搬送するための基板搬送部(不図示)、型10を保持部11へ搬送するための型搬送部(不図示)、インプリント処理の際に型10に対して紫外線を照射する照射系(不図示)を有する。また、インプリント装置は、基板ステージ3を保持するためのベース定盤4、保持部11を保持するためのブリッジ定盤6、ブリッジ定盤6を支えるための支柱5を有する。
つぎに、図2および図3を用いて本発明に係るインプリント方法について説明する。図2は、図1に示したインプリント装置において、第2気体41の供給流量を制御することを含むフロー図である。図3は、図2のS5の様子を図示したものである。図1と共通部分の説明は省略する。制御部20は、S1で、基板搬送部により基板2を基板ステージ3へ搬入し、S2〜S7のインプリント処理をインプリント領域ごとに繰り返す。制御部20は、S2で、基板2上のインプリント処理の対象領域が型10の真下に位置するように基板ステージ3を移動させる。
対象領域が有効領域の外縁により一部が制限された欠けショット領域である場合、基板ステージ3と第1気体供給部30の位置関係は図3に示すようになり、図中左側の第1気体供給部30の下側に基板ステージ3が存在しない空間が発生する。なお、有効領域は、基板上で素子を形成可能な領域である。その結果、第1気体40により満たされる空間が周囲の大気雰囲気の空間と接する面積が大きくなる。すなわち、周囲の大気雰囲気の空間から空気等他の気体が型10の直下の空間に侵入し易く、また、第1気体40が型10の直下から流出しやすくなって、型10と基板2の間の第1気体40の濃度が低下してしまう。特に、酸素を含む気体が型10と基板2の間に侵入すると、酸素が樹脂の硬化を阻害するので正確なパターン形成ができなくなる原因となる。これを防止、抑制するために、制御部20は、S3で、対象領域が欠けショット領域か否かを判断する。
S3で対象領域が欠けショット領域であると判断された場合、制御部20は、S5で、第2気体供給部31により第2気体41の供給流量(第1供給流量)を基準流量(第2供給流量)より増大させる。基準流量は、対象領域が基板上の中央の領域である場合の第2気体41の供給流量である。制御部20は、基板ステージ3の駆動と第2気体供給部31による供給流量とを制御する。第2気体41の供給流量は、インプリント処理で形成されたパターンの正確性を基に適宜調整されうる。対象領域が欠けショット領域である場合、第2気体41の供給流量が増大されるので、第1の気体40の周囲は第2気体41により取り囲まれ、外部から大気などの他の気体が型10と基板2の間に侵入することを抑制することができる。第2気体供給部31が第1気体供給部30を取り囲む複数の気体供給口を有する場合、すべての気体供給口からの第2気体41の供給流量を増大させてよい。また、吹き出し先に基板2が存在しない気体供給口からの第2気体41の供給流量のみを増大させてもよい。
反対に、対象領域が欠けショット領域ではない基板上の中央のショット領域である場合、型10と基板2の間の空間が第1気体40により満たされ、第1気体40が大気雰囲気の周囲の空間と接する面積は小さい。すなわち、この場合には、周囲の空間から他の気体が侵入しづらい。したがって、S3で対象領域が欠けショット領域以外のショット領域であると判断された場合、制御部20は、S4で、第2気体供給部31による第2気体41の供給流量を基準流量に維持する。制御部20は、S6で、対象領域にインプリント処理を行う。制御部20は、S7で、基板2上の全てのインプリント領域に対してインプリント処理が完了したか否かを確認する。全てのインプリント領域に対してインプリント処理が完了していたら、制御部20は、S8で、基板ステージ3から基板2を搬出する。
本実施形態では、インプリント処理の対象領域が欠けショット領域か否かで第2気体41の供給流量を第1供給流量および第2供給流量のいずれかに設定する。しかし、インプリント処理の対象領域が基板上の中心から所定の距離を超えて離れて配置されたショット領域である場合、欠けショット領域でなくても図3に示すような状態となることがある。したがって、対象領域の基板上の中心からの距離に基づいて第2気体41の供給流量を第1供給流量および第2供給流量のいずれかに設定してもよい。この場合、対象領域が基板上の中心から所定の距離以内の第1距離離れて配置されたショット領域の場合には、第2気体41の供給流量を第1供給流量とする。一方、対象領域が基板上の中心から所定の距離を超えた第2距離離れて配置されたショット領域の場合には、第2気体41の供給流量は、第1供給量より多い第2供給流量に増大される。
〔第2実施形態〕
図4を用いて第2実施形態のインプリント装置について説明する。図1と共通部分の説明は省略する。圧力P1は、第1気体40により形成されるインプリント処理を行う雰囲気の空間の圧力である。圧力P2は、インプリント処理を行う雰囲気に隣接する、第2気体41により形成される空間の圧力である。型10と基板2の間の第1気体40が存在する空間に第2気体41が侵入しないように、制御部20は、圧力P2が圧力P1よりも低くなるように調整する。圧力P2の調整は、第2気体供給部31の圧力調整部(不図示)によって第2気体41の流速を変化させることで調整される。圧力調整部として、レギュレータを使用できる。また、第2気体供給部31の気体供給口の開口面積を変更することによって圧力P2を調整しても良い。
〔第3実施形態〕
図5を用いて第3実施形態のインプリント装置について説明する。図1と共通部分の説明は省略する。第1気体供給部30は、第1気体40を基板2の周辺領域の側から中央領域の側に向かう内向きの方向50に吹き出す。一方、第2気体供給部31は、第2気体41を鉛直下方向または基板2の中央領域の側から周辺領域の側に向かう外向きの方向51に吹き出す。図5では第2気体41の吹き出し方向51は、基板2の表面に対して垂直な鉛直下方向とされている。第3実施形態によれば、第2気体41の吹き出し方向51を第1気体40の吹き出し方向50と背中合わせになるようにしているので、型10と基板2の間の第1気体40が存在する空間に第2気体41は侵入しない。
〔第4実施形態〕
図6を用いて第4実施形態のインプリント装置について説明する。図1と共通部分の説明は省略する。温度センサ(検出器)60は、基板2の温度を検出する。温度センサ60として、熱電対や白金抵抗体を使用できる。温度制御部61は、温度センサ60の出力に基づいて第2気体41を基板2と同じ温度にする温度制御を行う。温度制御部61として、温度調節器などを使用できる。温度調節部62は、第2気体41の温度を変化させるための機構である。温度調節部62として、第2気体41を加熱するためのヒータまたは冷却するためのクーリングコイル、あるいは両方を使用できる。基板2の温度が変化して基板2が膨張または収縮するとインプリントする位置がずれてしまい正確なパターン形成が阻害されてしまう。そのため、基板2の温度を一定とすることができる。第4実施形態によれば、第2気体41の温度を基板2の温度に合わせるように制御した。しかし、第2気体41に換えて、又は、第2気体41に加えて、第1気体40に対して温度制御を行っても良い。
[物品製造方法]
物品としてのデバイス(半導体集積回路デバイス、液晶表示デバイス、MEMS等)の製造方法は、前述したインプリント装置を用いて基板(ウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板等)にパターンを転写(形成)するステップを含む。さらに、該製造方法は、パターンを転写された前記基板をエッチングするステップを含みうる。なお、パターンドメディア(記録媒体)や光学素子などの他の物品を製造する場合には、該製造方法は、エッチングステップの代わりに、パターンを転写された前記基板を加工する他の加工ステップを含みうる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
2:基板。10:型。11:保持部。20:制御部。30:第1気体供給部。31:第2気体供給部。40:第1気体。41:第2気体。

Claims (13)

  1. 基板上のインプリント材を型で成形して前記基板上にパターンを形成するインプリント処理を行うインプリント装置であって、
    前記インプリント処理を行う雰囲気を形成するように第1気体を供給する第1気体供給部と、
    前記雰囲気を封止するように第2気体を供給する第2気体供給部と、
    前記インプリント処理を行う前記基板上の領域に基づいて前記第2気体供給部による前記第2気体の供給流量を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とするインプリント装置。
  2. 前記制御部は、前記基板の外縁により制限された領域に前記インプリント処理を行う場合には、前記外縁により制限されていない領域に前記インプリント処理を行う場合より、前記供給流量が増大するように前記供給流量を制御することを特徴とする請求項1に記載のインプリント装置。
  3. 前記制御部は、前記基板上の中心から前記インプリント処理を行う前記基板上の領域までの距離に基づいて前記供給流量を制御することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のインプリント装置。
  4. 前記型を保持する保持部を備え、
    前記第1気体供給部は、前記保持部を囲むように配置された第1気体供給口を有し、前記第2気体供給部は、前記第1気体供給口を囲むように配置された第2気体供給口を有することを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  5. 前記第2気体供給口は、複数の気体供給口を含み、前記制御部は、前記複数の気体供給口のうち前記基板が下に存在しない気体供給口からの前記第2気体の供給流量を、前記複数の気体供給口のうち前記基板が下に存在する気体供給口からの前記第2気体の供給流量より大きくすることを特徴とする請求項4に記載のインプリント装置。
  6. 前記第2気体は、窒素および希ガスのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1ないし5のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  7. 前記第1気体は、ヘリウム、水素、ハイドロフルオロカーボンおよびハイドロフルオロエーテルのうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1ないし6のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  8. 前記制御部は、前記雰囲気の圧力が前記雰囲気に隣接する空間における気体の圧力より高くなるように前記第1気体供給部および前記第2気体供給部を制御することを特徴とする請求項1ないし7のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  9. 前記型を保持する保持部を備え、
    前記第1気体供給部は、前記保持部の下の空間にその外側から向かう方向に前記第1気体を供給することを特徴とする請求項1ないし8のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  10. 前記型を保持する保持部を備え、
    前記第2気体供給部は、前記保持部の下の空間から遠ざかる方向に前記第2気体を供給することを特徴とする請求項1ないし9のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  11. 前記基板の温度を検出する検出器を備え、
    前記制御部は、前記検出器の出力に基づいて前記第1気体および前記第2気体のうち少なくとも一方の温度を制御することを特徴とする請求項1ないし10のうちいずれか1項に記載のインプリント装置。
  12. 請求項1ないし11のうちいずれか1項に記載のインプリント装置を用いて基板上にパターンを形成する工程と、
    前記工程で前記パターンを形成された前記基板を加工する工程と、
    を含むことを特徴とする物品製造方法。
  13. 基板上のインプリント材を型で成形して前記基板上にパターンを形成するインプリント処理を行うインプリント方法であって、
    前記インプリント処理を行う雰囲気を形成するように第1気体を供給し、かつ前記雰囲気を封止するように第2気体を供給している状態で、前記インプリント処理を行い、
    前記第2気体の供給流量は、前記インプリント処理を行う前記基板上の領域に基づいて制御する、
    ことを特徴とするインプリント方法。
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