JP2016091487A - 表示装置および表示制御方法 - Google Patents

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JP2016091487A JP2014228653A JP2014228653A JP2016091487A JP 2016091487 A JP2016091487 A JP 2016091487A JP 2014228653 A JP2014228653 A JP 2014228653A JP 2014228653 A JP2014228653 A JP 2014228653A JP 2016091487 A JP2016091487 A JP 2016091487A
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富田 憲一郎
Kenichiro Tomita
憲一郎 富田
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】音声から得られた情報を、画像の表示中に利用しやすい形態で提供する。【解決手段】表示装置は、映像信号および当該映像信号に関連した音声信号の入力を受け付ける受け付け手段と、映像信号に応じた第1画像を表示する表示手段と、音声信号から音声認識処理によりキーワードを抽出する抽出手段と、抽出手段により抽出されたキーワードを蓄積する蓄積手段と、蓄積手段に蓄積された複数のキーワードを含み、当該複数のキーワードのうち登場頻度が高いものを低いものより強調表示した第2画像を生成する生成手段と、第1画像が表示されているときに、表示手段に第2画像を表示させる制御手段とを有する。【選択図】図2

Description

本発明は、音声信号から抽出されたキーワードを表示する技術に関する。
会議の場にプロジェクターが用いられる機会が増えている。プロジェクターを用いると
、動画の再生や話題の展開に合わせた追加資料の提示ができ、紙の資料を用いる場合と比
較して豊かな表現を行うことができる。その一方で、会議の主催者にとっては議事録の作
成が大きな負担となっている。これに対し、特許文献1は、会議の音声データを音声認識
処理したデータを保存する技術を開示している。
特開2006−245876号公報
特許文献1に記載の技術においては、音声認識したデータをそのまま保存するため結果
としてかなり冗長なデータとなり、議事録の作成等においてこのデータを再利用するが困
難であるだけでなく、会議中にこのデータを利用することも困難であった。
これに対し本発明は、音声から得られた情報を、画像の表示中に利用しやすい形態で提
供する。
本発明は、映像信号および当該映像信号に関連した音声信号の入力を受け付ける受け付
け手段と、前記映像信号に応じた第1画像を表示する表示手段と、前記音声信号から音声
認識処理によりキーワードを抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出されたキーワ
ードを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積手段に蓄積された複数のキーワードを含み、当該複
数のキーワードのうち登場頻度が高いものを低いものより強調表示した第2画像を生成す
る生成手段と、前記第1画像が表示されているときに、前記表示手段に前記第2画像を表
示させる制御手段とを有する表示装置を提供する。
この表示装置によれば、音声から得られた情報であるキーワードを、画像の表示中に利
用しやすい形態で提供することができる。
前記表示手段は、単一の画面を第1領域および第2領域を含む複数の領域に分割し、当
該第1領域に前記第1画像を、当該第2領域に前記第2画像を表示してもよい。
この表示装置によれば、単一の画面に、映像信号に応じた画像およびキーワードの画像
を表示することができる。
前記表示手段は、前記表示装置に前記第1画像を、当該表示装置と別の表示装置に前記
第2画像を表示してもよい。
この表示装置によれば、映像信号に応じた画像の表示を損なうことなく、キーワードの
画像を表示することができる。
この表示装置は、前記蓄積手段に蓄積されたキーワードの少なくとも一部を示すデータ
を外部装置に出力する出力手段を有してもよい。
この表示装置によれば、映像信号に応じた画像の表示と独立して、キーワードのデータ
の再利用をすることができる。
前記抽出手段における音声認識処理は、前記蓄積手段に蓄積されているキーワードを学
習データとして用いる処理を含んでもよい。
この表示装置によれば、音声認識の精度を高めることができる。
前記第2画像は、第3画像および第4画像を含み、前記第3画像は、前記複数のキーワ
ードのうち登場頻度が高いものを低いものより強調表示した画像であり、前記第4画像は
、前記複数のキーワードを時系列に沿って配置した画像であってもよい。
この表示装置によれば、キーワードの登場頻度および時系列を容易に確認することがで
きる。
前記音声信号は、第1マイクロフォンにより取得された第1音声および第2マイクロフ
ォンにより取得された第2音声を含み、前記生成手段は、前記第1音声から抽出されたキ
ーワードと前記第2音声から抽出されたキーワードとを異なる表示属性で表示した画像を
前記第2画像として生成してもよい。
この表示装置によれば、キーワードを発した話者を区別することができる。
また、本発明は、映像信号および当該映像信号に伴う音声信号の入力を受け付けるステ
ップと、前記映像信号に応じた第1画像を表示するステップと、前記音声信号から音声認
識処理によりキーワードを抽出するステップと、前記抽出されたキーワードを蓄積手段に
蓄積するステップと、前記蓄積手段に蓄積された複数のキーワードを含み、当該複数のキ
ーワードのうち登場頻度が高いものを低いものより強調表示した第2画像を生成するステ
ップと、前記第1画像が表示されているときに、前記第2画像を表示するステップとを有
する表示制御方法を提供する。
この表示制御方法によれば、音声から得られた情報であるキーワードを、画像の表示中
に利用しやすい形態で提供することができる。
一実施形態に係る情報処理システム1の概要を示す図。 プロジェクター10の機能構成を示す図。 プロジェクター10のハードウェア構成を示す図。 一実施形態に係る情報処理システム1の動作を示すフローチャート。 履歴情報を例示する図。 副画像を例示する図。 会議の進行に伴う副画像の変化を例示する図。 主画像および副画像の表示例を示す図。 変形例2に係る副画像を例示する図。
1.構成
図1は、一実施形態に係る情報処理システム1の概要を示す図である。情報処理システ
ム1は、プロジェクター10、映像供給装置20、プロジェクター30、および複数のマ
イクロフォン40を有する。情報処理システム1は、例えば会議に用いられる。プロジェ
クター10は、映像供給装置20から供給される映像をスクリーン50に投写しつつ、マ
イクロフォン40から取得された音声を解析してキーワードを抽出する。プロジェクター
10は、抽出された複数のキーワードを、プロジェクター30を介してスクリーン60に
投写する。
図2は、プロジェクター10の機能構成を示す図である。プロジェクター10は、受け
付け手段11、表示手段12、抽出手段13、蓄積手段14、生成手段15、および制御
手段16を有する表示装置である。受け付け手段11は、映像信号およびこの映像信号に
関連した音声信号(この例では、映像信号と一緒に供給される音声信号)の入力を受け付
ける。この例で、受け付け手段11は、映像供給装置20から映像信号を、マイクロフォ
ン40から音声信号を、それぞれ受け付ける。表示手段12は、映像信号に応じた第1画
像を表示する。この例で、表示手段12は、第1画像をスクリーン50に投写する。抽出
手段13は、音声信号から音声認識処理によりキーワードを抽出する。蓄積手段14は、
抽出手段13により抽出されたキーワードを蓄積する。生成手段15は、蓄積手段14に
蓄積された複数のキーワードを含み、これらのキーワードのうち登場頻度が高いものを低
いものより強調表示した第2画像を生成する。ここで、あるキーワードの「登場頻度」と
は蓄積手段14においてそのキーワードが記憶されている回数をいう。例えば、一連の会
議において「特許」というキーワードが10回、「商標」というキーワードが3回、それ
ぞれ抽出されて蓄積手段14に蓄積(記憶)されている場合、キーワード「特許」はキー
ワード「商標」よりも登場頻度が高い。制御手段16は、第1画像が表示されているとき
に、表示手段12に第2画像を表示させる。この例で、表示手段12は、第1画像を自分
自身で投写し、第2画像をプロジェクター30に投写させる。
この例で、プロジェクター10はさらに、出力手段17を有する。出力手段17は、蓄
積手段14に蓄積されたキーワードの少なくとも一部を示すデータを外部装置(例えば、
パーソナルコンピューター)に出力する。
図3は、プロジェクター10のハードウェア構成を示す図である。プロジェクター10
は、CPU(Central Processing Unit)100、ROM(Read Only Memory)101、
RAM(Random Access Memory)102、記憶部103、IF部104、画像処理回路1
05、投写ユニット106、および操作パネル107を有する。
CPU100は、プロジェクター10の各部を制御する制御装置である。ROM101
は、各種プログラムおよびデータを記憶した不揮発性の記憶装置である。RAM102は
、データを記憶する揮発性の記憶装置であり、CPU100が処理を実行する際のワーク
エリアとして機能する。記憶部103は、データやプログラムなどを記憶する不揮発性の
記憶装置であり、例えば、フラッシュROM、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD
(Solid State Drive)を含む。なお、記憶部103は、ROM101に含まれていても
よい。あるいは、記憶部103は、ネットワーク上の記憶装置であってもよい。
IF部104は、外部装置(例えば映像供給装置20およびプロジェクター30)と信
号またはデータのやりとりを仲介するインターフェースである。IF部104は、外部装
置と信号またはデータのやりとりをするための端子(例えば、VGA端子、USB端子、
有線LANインターフェース、S端子、RCA端子、HDMI(High-Definition Multim
edia Interface:登録商標)端子、マイクロフォン端子など)および無線LANインター
フェースを含む。これらの端子は、映像入力端子に加え、映像出力端子も含む。この無線
LANインタフェースは、プロジェクター10を無線LANを経由してネットワークに参
加させるだけでなく、プロジェクター10を無線LANのアクセスポイントとして機能さ
せることができる。この例で、プロジェクター30およびマイクロフォン40は有線でI
F部104に接続されており、映像供給装置20は無線でIF部104に接続されている
画像処理回路105は、入力された映像信号(以下「入力映像信号」という)に所定の
画像処理(例えば台形補正)を施す。投写ユニット106は、画像処理が施された映像信
号に従って、スクリーン50に画像を投写する。投写ユニット106は、光源、光変調器
、および光学系(いずれも図示略)を有する。光源は、高圧水銀ランプ、ハロゲンランプ
、若しくはメタルハライドランプなどのランプ、またはLED(Light Emitting Diode)
若しくはレーザーダイオードなどの固体光源、およびこれらの駆動回路を含む。光変調器
は、光源から照射された光を映像信号に応じて変調する装置であり、例えば液晶パネルま
たはDMD(Digital Mirror Device)、およびこれらの駆動回路を有する。なお、液晶
パネルは、透過型および反射型のいずれの方式であってもよい。光学系は、光変調器によ
り変調された光をスクリーンに投写する素子などで構成されており、例えばミラー、レン
ズ、およびプリズムを有する。光源および光変調器は色成分毎に設けられていてもよい。
操作パネル107は、ユーザーがプロジェクター10に対し指示を入力するための入力
装置であり、例えば、キーパッド、ボタン、またはタッチパネルを含む。
IF部104は、受け付け手段11の一例である。CPU100および投写ユニット1
06は、表示手段12の一例である。CPU100は、抽出手段13、生成手段15、制
御手段16、および出力手段17の一例である。記憶部103は、蓄積手段14の一例で
ある。
再び図1を参照する。映像供給装置20は、プロジェクター10に映像信号を供給する
装置、例えば、パーソナルコンピューター、タブレット端末、スマートフォン、または光
ディスクプレーヤーである。プロジェクター30は、スクリーン60に画像を投写する表
示装置である。マイクロフォン40は、集音した音声に応じて音声信号を出力する装置(
すなわち音声供給装置)である。
2.動作
図4は、一実施形態に係る情報処理システム1の動作を示すフローチャートである。図
4のフローは、例えば、プロジェクター10の電源が投入されたことを契機として開始さ
れる。
ステップS100において、CPU100は、記憶部103に記憶されている履歴情報
をリセットする。履歴情報は、音声信号から抽出されたキーワードの履歴を示す情報であ
る。履歴情報の詳細は後述する。
ステップS110において、IF部104は、映像信号および音声信号の入力を受け付
ける。以下、映像信号に応じて投写される画像(映像信号により示される画像)を、「主
画像」という。主画像は、第1画像の一例である。なお、主画像は動画であっても静止画
であってもよい。
ステップS120において、投写ユニット106は、主画像をスクリーン50に表示す
る。
ステップS130において、CPU100は、IF部104が入力を受け付けた音声信
号からキーワードを抽出する。キーワードの抽出には、音声認識処理が用いられる。音声
認識処理は、例えば、以下のように行われる。
記憶部103は、見本となる音声信号の見本パターン(音響モデル)を記憶している。
見本パターンとは、キーワードの候補をモデル話者が発音した音声信号をいう。例えば、
モデル話者が「特許」、「意匠」、「商標」と発音した音声信号の波形データが、その単
語の文字列と対応付けて記憶部103に記憶されている。
CPU100はIF部104を介して入力された音声信号の波形から所定の時間長の部
分を切り出し、切り出した波形を、記憶部103に記憶されている見本パターンと照合す
る。見本パターンの中に波形と一致または類似するものがあった場合、CPU100は、
その見本パターンに対応する文字列をキーワードとして抽出する。見本パターンの中に波
形と一致または類似するものがなかった場合、CPU100は、音声信号からの波形から
次の部分を切り出し、見本パターンと照合する。
ステップS140において、CPU100は、キーワードを蓄積する。すなわち、CP
U100は、新たに抽出されたキーワードに基づいて、記憶部103に記憶されている履
歴情報を更新する。
図5は、履歴情報を例示する図である。この例で、履歴情報は、キーワードの文字列(
すなわち識別子)、およびそのキーワードの登場頻度を含む。あるキーワードの登場頻度
とは、履歴情報がリセットされてから現在までにそのキーワードが抽出された回数を示す
。この例では、「特許」というキーワードが10回、「意匠」というキーワードが1回、
抽出されている。例えば、この状態から新たに「特許」というキーワードが抽出された場
合、CPU100は、履歴情報においてキーワード「特許」の登場頻度を11回に更新す
る。あるいは、履歴情報に含まれていない新たなキーワード「プロジェクター」が抽出さ
れた場合、CPU100は、キーワード「プロジェクター」を、登場頻度「1」という情
報とともに、履歴情報に追加する。
再び図4を参照する。ステップS150において、CPU100は、副画像を生成する
。副画像は、履歴情報に含まれている少なくとも1つのキーワードの表示を含む画像であ
り、第2画像の一例である。CPU100は、記憶部103に記憶されている履歴情報を
用いて副画像を生成する。履歴情報が複数のキーワードを含む場合すなわち副画像が複数
のキーワードを含む場合、これら複数のキーワードのうち登場頻度が高いものは、低いも
のより強調表示されている。強調表示とは、より強い視覚的印象を与える表示をいい、例
えば、文字を大きくすること、文字の色を他と異ならせること、文字の書体を他と異なら
せること、装飾(下線、太字、斜体、マーカー等)を付与することのうち少なくとも1つ
を含む。
図6は、副画像を例示する図である。この例において、副画像は、「特許」、「意匠」
、「商標」、「審査請求」、「競合他社」、「新製品」、「市場」、「独占」、「プロジ
ェクター」、「インタラクティブ」、および「電子黒板」という11個のキーワードを含
む。強調表示としては、文字を大きくすることが行われている。これら11個のキーワー
ドのうち、「特許」が最も登場頻度が高く、最も大きく表示されている。
副画像において、キーワードは、例えば登場順(抽出された順番)に従って並べられる
。あるいは、キーワードは、登場頻度等、他の指標に従って並べられてもよい。
再び図4を参照する。ステップS160において、副画像が表示される。この例で、副
画像はプロジェクター30により投写される。CPU100は、生成した副画像のデータ
を、IF部104を介してプロジェクター30に出力する。プロジェクター30は、プロ
ジェクター10から供給されるデータに従って、スクリーン60に副画像を投写する。
図4のフローのうち、ステップS110〜S160の処理は、所定の周期で繰り返し実
行される。すなわち、ステップS100の時点(会議の開始時点)では履歴情報は空であ
るが、会議が進むにつれて記憶部103に記憶されている履歴情報の量は増えていく。し
たがって、ステップS160において表示される副画像は、会議の進行に伴って時々刻々
と変化する。
図7は、会議の進行に伴う副画像の変化を例示する図である。時刻t1は会議の開始直
後であり、抽出されたキーワードは「特許」の1語のみである。時刻t2は会議の中盤で
あり、この時点で「特許」、「意匠」、「商標」、「審査請求」、「競合他社」、および
「新製品」という6個のキーワードが抽出されている。会議が始まってからこの時点まで
で「特許」というキーワードの登場頻度が高く、他のキーワードよりも大きく表示されて
いる。時刻t3は会議の終盤であり、図6で示した11個のキーワードが出揃っている。
会議の中盤から終盤にかけて「新製品」および「電子黒板」というキーワードが頻繁に登
場して総合的に出現頻度が高くなったため、これらのキーワードが大きく表示されている
副画像により、会議の参加者は、現在の議論において頻出しているキーワードを一見し
て把握することができる。例えば、図6の例では、「特許」、「新製品」、および「電子
黒板」といったキーワードが頻出であり、これらのキーワードに関連する話題が議論の中
心であることを、会議の参加者は容易に理解することができる。
また、プロジェクター10において抽出されるのはキーワードであり、完全な文章を認
識するわけではない。文章を認識するには言語モデルに基づく構文解析や形態素解析の処
理が必要であるが、キーワードを認識するだけであればこれらの処理を省略することがで
き、処理の負荷を低減することができる。
なお、図4のフローには記載していないが、プロジェクター10は、外部装置(例えば
プロジェクター10と有線LANあるいは無線LAN接続しているパーソナルコンピュー
ター)からの要求に応じて履歴情報のデータ(テキストデータまたはバイナリデータ)を
、そのパーソナルコンピューターに出力することができる。ユーザーは、パーソナルコン
ピューター上で履歴情報を参照または利用することができる。
3.変形例
本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。以
下、変形例をいくつか説明する。以下の変形例のうち2つ以上のものが組み合わせて用い
られてもよい。
3−1.変形例1
副画像を表示する表示装置は、主画像を表示する表示装置と同じであってもよい。すな
わち、プロジェクター10が、主画像および副画像を表示してもよい。
図8は、主画像および副画像の表示例を示す図である。この例で、表示領域(スクリー
ン)は、横方向に2つに分割されている。このうち左側の面積が大きい領域に主画像が、
右側の面積が小さい領域に副画像が、それぞれ表示される。この例によれば、他の表示装
置(プロジェクター30)が無い場合でも、副画像を表示することができる。
別の例で、副画像は、主画像に重ねて(オーバーラップして)表示されてもよい。この
場合、副画像のうち文字以外の部分すなわち背景は透明で、主画像が視認できるようにな
っている。
3−2.変形例2
図9は、変形例2に係る副画像を例示する図である。この例で、副画像は、抽出された
キーワードがリアルタイムで時系列に表示された、いわゆるタイムラインの画像である。
抽出された時刻が新しいものから順に、「特許」、「新製品」、「競合他社」、「新製品
」、および「プロジェクター」というキーワードが表示されている。変形例2においては
、新たなキーワードが抽出される度に、そのキーワードがタイムラインの最上流に表示さ
れるように副画像が更新される。したがって、単一の副画像に同じキーワードが複数回登
場する場合がある。また、タイムラインに表示できるキーワードの数には限りがあり、古
いキーワードは副画像から消えていく。この場合でも、登場頻度の高いキーワードは強調
表示される。したがって、会議の参加者は、直近の議論で話題になっているキーワード、
およびその登場頻度が高いか低いかを容易に確認することができる。
別の例で、副画像は、第1副画像および第2副画像を含んでいてもよい。第1副画像は
、図6で説明したような、複数のキーワードが各々1つずつ、登場頻度に応じた強調表示
された画像である。第2副画像は、変形例2で説明したようなタイムラインの画像である
。この例によれば、会議開始から現在まで登場したキーワードを表示しつつ、直近の議論
で登場したキーワードを時系列で表示することができる。
3−3.変形例3
抽出されたキーワードのデータは、音声認識処理における学習データとして用いられて
もよい。例えば、音声信号の波形のうち、キーワードに対応する部分波形を新たな見本デ
ータとして記憶部103に記憶してもよい。この例によれば、会議で頻出するキーワード
の抽出精度を向上させることができる。
3−4.変形例4
複数のマイクロフォン40が用いられる場合、抽出されたキーワードは、マイクロフォ
ン40毎に異なる表示属性で表示されてもよい。表示属性とは表示に関するパラメーター
であり、例えば、文字の色や表示位置をいう。この場合、複数のマイクロフォン40は個
別にプロジェクター10と接続され、プロジェクター10には複数の音声信号が入力され
る。音声認識処理は、音声信号毎すなわちマイクロフォン40毎に行われる。履歴情報は
、マイクロフォン40毎に生成される。あるいは、単一の履歴情報において、キーワード
とマイクロフォン40の識別子とを対応付けて記録してもよい。例えば、あるマイクロフ
ォン40から出力された音声信号から抽出されたキーワードは赤い文字で表示され、別の
マイクロフォン40から出力されたキーワードは青い文字で表示される。この例によれば
、どの参加者がどのキーワードを頻繁に口にしたかを容易に確認することができる。なお
、色による区別に代えて、または加えて、「(赤)」、「(青)」など、マイクロフォン
を識別する文字列をキーワードに付加することによって、マイクロフォン(ユーザー)を
区別してもよい。表示色の情報はテキストデータ化したときに消滅する可能性があるので
、データの再利用の際には、文字列が付加されていた方が便利である。
3−5.他の変形例
プロジェクター10の動作の詳細は、図4のフローに限定されない。例えば、履歴情報
をリセットするタイミングは、プロジェクター10の電源が投入されたときに限定されな
い。プロジェクター10の電源が投入されたときに加えて、または代えて、ユーザーによ
り指示されたときなど別のタイミングで履歴情報がリセットされてもよい。プロジェクタ
ー10の電源投入時に履歴情報がリセットされない場合、例えば、ある会議で蓄積された
履歴情報を、別の会議で利用することができる。
副画像の生成に用いられるキーワードは、履歴情報に記録されているものすべてでなく
てもよい。例えば、履歴情報に記録されているキーワードのうち所定の条件(例えば、登
場頻度がしきい値を超えているもの)を満たしているキーワードだけを用いて副画像が生
成されてもよい。
音声認識処理において同音異義語の判断が難しい場合には、同音異義語を並列的に1語
として扱ってもよい。例えば、「意匠」と「衣装」とを区別することが難しい場合や、「
保証」、「補償」、および「保障」を区別することが難しい場合、「意匠・衣装」、「補
償・保証・保障」のように列挙して一語に扱ってもよい。データを再利用する際に、同音
異義語が列挙されていてもそれほど不便ではないためである。
図4では主画像の表示と副画像の表示とが一連のフローで行われる例を説明したが、主
画像および副画像は、それぞれ独立したフローに従って表示されてもよい。
プロジェクター10の機能構成は、実施形態で説明したものに限定されない。図2で説
明した機能の一部が省略されてもよい。また、これらの機能を実現するためのハードウェ
ア構成は図3で例示したものに限定されない。例えば、CPU100とは別の回路が副画
像を生成してもよい。別の例で、プロジェクター10の機能の一部を、ネットワーク上の
サーバ装置に実行させてもよい。例えば、抽出手段13および蓄積手段14に相当する機
能を、ネットワーク上のサーバに実行させてもよい。
主画像および副画像を表示する表示装置は、プロジェクターに限定されない。プロジェ
クター10および30の少なくとも一方に代えて、直視の表示装置やHMD(Head Mount
Display)が用いられてもよい。
映像信号および音声信号は、同一の装置から供給されてもよい。例えば、DVDプレー
ヤーが、映像信号および音声信号をプロジェクター10に供給してもよい。
1…情報処理システム、10…プロジェクター、20…映像供給装置、30…プロジェク
ター、40…マイクロフォン、50…スクリーン、60…スクリーン、11…受け付け手
段、12…表示手段、13…抽出手段、14…蓄積手段、15…生成手段、16…制御手
段、17…出力手段、100…CPU、101…ROM、102…RAM、103…記憶
部、104…IF部、105…画像処理回路、106…投写ユニット、107…操作パネ

Claims (8)

  1. 映像信号および当該映像信号に関連した音声信号の入力を受け付ける受け付け手段と、
    前記映像信号に応じた第1画像を表示する表示手段と、
    前記音声信号から音声認識処理によりキーワードを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出されたキーワードを蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された複数のキーワードを含み、当該複数のキーワードのうち登場
    頻度が高いものを低いものより強調表示した第2画像を生成する生成手段と、
    前記第1画像が表示されているときに、前記表示手段に前記第2画像を表示させる制御
    手段と
    を有する表示装置。
  2. 前記表示手段は、単一の画面を第1領域および第2領域を含む複数の領域に分割し、当
    該第1領域に前記第1画像を、当該第2領域に前記第2画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示手段は、前記表示装置に前記第1画像を、当該表示装置と別の表示装置に前記
    第2画像を表示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  4. 前記蓄積手段に蓄積されたキーワードの少なくとも一部を示すデータを外部装置に出力
    する出力手段を有する
    ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記抽出手段における音声認識処理は、前記蓄積手段に蓄積されているキーワードを学
    習データとして用いる処理を含む
    ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の表示装置。
  6. 前記第2画像は、第3画像および第4画像を含み、
    前記第3画像は、前記複数のキーワードのうち登場頻度が高いものを低いものより強調
    表示した画像であり、
    前記第4画像は、前記複数のキーワードを時系列に沿って配置した画像である
    ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の表示装置。
  7. 前記音声信号は、第1マイクロフォンにより取得された第1音声および第2マイクロフ
    ォンにより取得された第2音声を含み、
    前記生成手段は、前記第1音声から抽出されたキーワードと前記第2音声から抽出され
    たキーワードとを異なる表示属性で表示した画像を前記第2画像として生成する
    ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 映像信号および当該映像信号に伴う音声信号の入力を受け付けるステップと、
    前記映像信号に応じた第1画像を表示するステップと、
    前記音声信号から音声認識処理によりキーワードを抽出するステップと、
    前記抽出されたキーワードを蓄積手段に蓄積するステップと、
    前記蓄積手段に蓄積された複数のキーワードを含み、当該複数のキーワードのうち登場
    頻度が高いものを低いものより強調表示した第2画像を生成するステップと、
    前記第1画像が表示されているときに、前記第2画像を表示するステップと
    を有する表示制御方法。
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